牧場物語のエロパロスレ2
1 名無しさん@ピンキー :2005/11/06(日) 23:22:27 ID:vPFaIIKb
牧場物語のエロSSを書く
もしくは、エロ画像を貼るスレです。
初代、2、HM、ミネなか、3、WL、しあ詩、コロステ、新作等牧場物語ならば何でもOK

専用うpろだ
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi
保管庫 (更新停止)
http://members.lycos.co.uk/bokumono/

前スレ
牧場物語のエロパロスレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1075100472/

過去ログ(離散)
牧場物語のエロ画像inエロパロ板
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10253/1025336859.html
牧場物語エロ萌えスレッド2
http://vip.bbspink.com/ascii2d/kako/1020/10205/1020524574.html

関連リンク
公式ホームページ
ttp://www.vis.co.jp/bokumono/
牧物キャラの絵師、まつやまいぐさ氏のHP
ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~marucome/top/top.html

2  :2005/11/06(日) 23:37:06 ID:vPFaIIKb
基本ルール
・普段は可能な限りsage進行とするが、人があまりにいない時はageてよし。
・荒らしに反応しない
・作品を投下する職人様はトリップをお付け下さい。

※連絡
前スレが512KBを超えてしまった為前スレからの誘導が不可能となりました。
前スレの住民の移動を助ける為>>50に達するまでage進行でお願いします。

3 名無しさん@ピンキー :2005/11/06(日) 23:53:39 ID:vPFaIIKb
皆様、即死回避のため保守をお願い致します。

ついでに、このスレを発見して前スレからの移動してきた香具師は挙手汁。

4 通りすがりの字書きs :2005/11/07(月) 00:05:29 ID:SkRAhxGi
( ゜ロ゜)ノシ
多分最後にアンケ残した俺。

5 名無しさん@ピンキー :2005/11/07(月) 00:13:20 ID:eAf2pEmd
あ〜
ナミは牧場物語史上最高のキャラだね

6 名無しさん@ピンキー :2005/11/07(月) 00:52:50 ID:kKmD/VXO
現在更新停止中の保管庫に代わる新たな保管庫がいずれ必要になるのは間違いないと思われるが
「管理できます」っていう奇特にして有難い方が果たしていらっしゃるか否か・・・。

>>4
前スレの回答
保管庫内を見る限り、ssはハーベストムーンが多く、1、2,3、しあ詩は無い故
トーイ(3主)×ディア(3) が宜しいかと。

7 名無しさん@ピンキー :2005/11/07(月) 00:57:43 ID:/XRWuWH9
できればマーク(WL主)×ナミ(WL)キボン

8 名無しさん@ピンキー :2005/11/07(月) 01:28:15 ID:3z0RRiGb
即死回避できるかな?

9 名無しさん@ピンキー :2005/11/08(火) 01:47:38 ID:nMyKloex
又1レスネタで急場をしのぐとするか。 最悪叩きで30まで行けばokだからな。

つーわけで絶対に絶対にやってはいけないの禁断のネタを投下


今日は冬の感謝祭、
妻からのプレゼントがに期待を膨らませていた僕は朝からソワソワと歩き回っていた、
でも、妻は・・・エリィはいつもどおり動いている。まるで、それを忘れているかのようだ
少し不安になった僕は診療所にまで顔を出してみたり、気づかせようと月見団子・・・・エリィの大好物を
差し入れたりしてみた。それでもエリィはぜんぜん気がつかない様子だった。
夜になってしまった。
僕は、ここまで気づかないフリって事はきっと内緒にしてるんだろう、という希望的観測をもって
時間つぶしにシャワーを浴びながら口笛を吹いていた。でも、てんで反応が無い。

・・・ちょっとそれはないんじゃないのエリィちゃん・・・

もう憤りとやるせなさが限界に達した僕は来ないならこっちからと思い、妻に掴みかかった
今思えば妻は感謝祭のことなど頭に無かったのだろう、朝から続く僕の行動は理解出来るはずも無い。
掴んで押し倒そうかと言う時、エリィは僕に小さな途切れ途切れのかすれた声を発した







「・・・いったい・・・・どうしたの?
 ・・かし・・・わよ・・・・んす・・・くん・・・」

僕の手が、動かなくなった。
ワケが分からなくなった僕の脳裏は「もう死ぬか 」と言う感覚が支配していた。頭を強打して死のうとした。
死のうとする僕にエリィはその言葉をもう一度言う、今度ははっきりと。
「・・・・・・・・・・・・!」
冷静になって、僕は自分のしてきたことを呪った・・・・自分の晒すべきではない内心を晒してしまった事・・・・
しかも、恋人だった時が気に入って同じように接することを要求していたこと・・・僕は崩れ落ちた。沈黙が続いた。

40秒ほど経った時、地面に崩れ落ちていた僕に、エリィがもう一度声をかける、あきれにも似た安堵した声で。

「いったいどうしたの?おかしいわy

僕はそこまで聞いて眠ってしまったらしく、後はもう覚えていない。

(元ネタ:ミネなかスレのコピペ 現スレ(9日目の>>645))

10 名無しさん@ピンキー :2005/11/08(火) 18:48:40 ID:u0/ig4x0
>>9
馬鹿野郎!見えない、聞こえない部分じゃスゴいんだよ!(ノД`)

>>4
マーク×ナミに一票

11 名無しさん@ピンキー :2005/11/08(火) 19:22:52 ID:BsdlkKNk
おれもマーク×ナミに一票

12 名無しさん@ピンキー :2005/11/09(水) 12:40:39 ID:NUcmFalD
マーク×ナミキボンヌ!

13 名無しさん@ピンキー :2005/11/09(水) 19:57:46 ID:7uDAzmqd
ナミを生み出した
まつやまいぐさ先生はゴッドです。

14 名無しさん@ピンキー :2005/11/10(木) 10:13:45 ID:cSecOtBA
>>1乙!
前スレからの住人ノシ


15 名無しさん@ピンキー :2005/11/10(木) 20:22:29 ID:9Hy4oxTe
SS投下こないかな?

16 通りすがりの字書きs :2005/11/10(木) 20:50:36 ID:96KrHUvy
ナミ多いな…いや、俺も好きなんだけどさ。
着々とナミ票が増えてる所でもう一度アンケ貼ってみる。

クリフ×クレア(ミネなか)
トーイ(3主)×ディア(3)
マーク(WL主)×ナミ(WL)
ティート×リオン(ワールド)
ハヤト×ティナ(しあ詩)
ピート×ラン(2?)

近いうちに集計しようと思ってる。
この分だと十中八九マーク×ナミになりそうだけど。

17 名無しさん@ピンキー :2005/11/10(木) 21:25:14 ID:9Hy4oxTe
マーク×ナミに一票

18 名無しさん@ピンキー :2005/11/10(木) 21:30:14 ID:qzosNGBX
ナミさんに一票。

19 名無しさん@ピンキー :2005/11/10(木) 21:33:53 ID:e3ZmluUo
それでもナミさん

20 名無しさん@ピンキー :2005/11/10(木) 23:30:54 ID:WJAaFSTW
>>16
文面から予定外の三文字が浮かび上がっているがそれでもナミで

ところで、童貞が濃密かつ適切なエロ描写をするのは物理的に不可能だろうか
もし出来るならにわか職人にでもなってみたいものだが・・・   教えてエロい人

21 名無しさん@ピンキー :2005/11/11(金) 06:54:09 ID:GF8Z6Wom
ナミさんだね。
いや、WLはこれ逃したら機会ないかもしれないし。

22 名無しさん@ピンキー :2005/11/11(金) 07:52:50 ID:H209BjDs
前からナミ希望言ってた者としてはこの流れが嬉しい!
そしてナミさんに一票。

23 名無しさん@ピンキー :2005/11/11(金) 19:04:02 ID:7FjH2ZN9
やはりナミさんに一票。

24 通りすがりの字書きs :2005/11/11(金) 20:20:42 ID:luqA3qCL
>20
いや、個人的にお嬢が来るかなー?と思ってたからさ。
あまりのナミ人気に、貼った俺が驚いてるよ。
濃密かつ適切は難しいかもしれないが、エロ描写だけなら童貞でも書けるだろ。

スレが35越したら集計する予定。もうほぼ間違いなくナミだなw

所で(25歳にも関わらず)ナミは処女説を推したいんだが。
どう思うよエロい人々。

25 名無しさん@ピンキー :2005/11/11(金) 20:24:57 ID:7FjH2ZN9
ツンデレ=処女

26 名無しさん@ピンキー :2005/11/11(金) 20:41:29 ID:H209BjDs
処女説賛成ー!マンセー!
期待して待ってます!

27 名無しさん@ピンキー :2005/11/12(土) 12:22:20 ID:x18kEk7K
あの性格ですから、処女でしょう。
というかほとんどの牧場ヒロインは処女だと思うんだが。

28 名無しさん@ピンキー :2005/11/12(土) 12:38:11 ID:cXVHd+u+
ムームーは、ちがうと思う


29 名無しさん@ピンキー :2005/11/13(日) 00:04:26 ID:JK93ysJ9
とりあえずアゲ

30 名無しさん@ピンキー :2005/11/13(日) 01:38:59 ID:XG2Paxcl
>>27
牧物みたいな環境で村内に痕跡を残さずに非処女になるには一度村外に出るぐらいしかないもんな・・・。
確実に非処女と判明したのはイヴ。HM以降のカレン、ライラ、ムームー、HMのクレア(主)あたりも可能性十分
サラ、ケティ、WLのティナも可能性は否定できない。

・・・豊かな自然・・・住民の互助精神・・・極めて閉鎖的な村落社会・・・そして農耕と結びついた祭り・・・
・・・表面的な文化は西洋でもそこにある精神はまぎれもなく古き良き日本の農村の原風景・・・・






・・・だった場合、一転して全員非処女確定w

31 名無しさん@ピンキー :2005/11/13(日) 02:42:08 ID:mxevZkBm
>>30
そうなると…セピリアとムームーの露骨なエロトークに赤面するナミという素晴らしい構図が…
 み な ぎ っ て き た

32 名無しさん@ピンキー :2005/11/13(日) 03:00:39 ID:tRvzyOBV
どっちにしろナミは、処女キボン

33 名無しさん@ピンキー :2005/11/13(日) 08:15:45 ID:DIELe1Ry
>>30
だよな。あういう閉鎖された環境だと昔外にいたっていうのじゃないとな。
ナミも旅人だったからそういう意味では可能性があるが、あの性格だからな・・・。
>>31
セピリアは微妙だと思う。


34 名無しさん@ピンキー :2005/11/13(日) 15:40:00 ID:gOfnLMMT
主人公×サラって無いですか?(牧物3?)

35 名無しさん@ピンキー :2005/11/13(日) 19:56:00 ID:tRvzyOBV
>>34残念だが、いまの流れだとむりだろうな。


36 名無しさん@ピンキー :2005/11/13(日) 22:31:36 ID:JK93ysJ9
今なら言える…!
主人公×エリィが読みたいッッ!!

37 名無しさん@ピンキー :2005/11/14(月) 00:01:28 ID:xTx+QBLB
25歳。
去年までニート童貞だったけど、わすれ谷に引っ越してきて
二年で嫁と息子できた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、死んだ親父の知り合いについて行けば親父の残した牧場(家付き)もらえる。
1年くらい暮らしてみて合わなかったら元の生活に戻ることもできるし、女の子と仲良くなって
思い切って定住してしまえば人生の楽しさ50パーセント増しどころか二倍になる。
金なきゃ果実育てて種売ればいいだけ。百万長者になれる。
怪奇植物とか雪男モドキとか色々いるのでマジでワンダフル。


38 通りすがりの字書きs :2005/11/14(月) 20:01:29 ID:hnmInwCm
集計。
まぁ大方の希望通り、圧倒的大多数でマーク(WL主)×ナミ(WL)にケテーイ。
んでちと聞きたいんだけどさ。

エロまでちょっと時間かかっても、一から話進めるか
書いた話の中からエロの部分だけ抜くか。

これは少数の意見で良いから教えてくれ。
まぁ長々とナミを見たいか、さっさとエロを見たいかのどっちかって事で。
五人くらい意見出たら書き始めるから、任せたぞエロい人々。

39 名無しさん@ピンキー :2005/11/14(月) 20:04:18 ID:BrGqR0k2
エロじゃないナミさんも見て悶え狂いたい

40 名無しさん@ピンキー :2005/11/14(月) 20:10:16 ID:r++I0zgV
ナガナァ〜ガと見たい心境

41 名無しさん@ピンキー :2005/11/14(月) 20:30:18 ID:r7Iylglm
やっぱり前戯は大事ですようん

42 名無しさん@ピンキー :2005/11/14(月) 20:41:00 ID:DyWxbmdt
長々と見たい。WLは長々だからな。
そんな俺はいまだにめぐみの章の1年目で止まってる。

43 名無しさん@ピンキー :2005/11/14(月) 21:56:45 ID:oMqoDaEk
長々とゆっくり、書いてやって下さい。
楽しみに待ってます。

44 通りすがりの字書きs :2005/11/14(月) 22:08:48 ID:hnmInwCm
(このスレにしては)偉く早いレスに素で驚いた。
…所で、出来る限り住人の要望聞いて書きたいんだが…。
ひょっとして皆、主人公とナミの出会いから初セクースまでの描写を求めてる?
な、長…ッ!!季節を三つ跨ぐ羽目になるぞ!?
いや、それが良いって言うなら善処するけどな俺も…orz
長々案が採用されたら

(ナミの主人公へのハートMAX状態)
みてみテイで主人公ぶっ倒れ(風邪

テイ辺りに自宅に運ばれ、ナミだけ看病のために残る

主人公、看病されてるうちにムラムラ

結果、送られ狼ウマー

…的な展開を考えてたんだが、要望あったら変えようと思う。
どんな話が読みたいんだ、ここの住人は!!

45 名無しさん@ピンキー :2005/11/14(月) 22:12:50 ID:0XXFpxE1
書き手さんの書きたいようにどうぞー
すぐエロでも、それまでの過程をじっくり書いてもどちらでもいいと思う

46 名無しさん@ピンキー :2005/11/14(月) 22:30:27 ID:BrGqR0k2
希望としては長々だけど、職人さんの書きたいようにしてくれれば
あまり無理言ってモチベーション無くなられても困るし

47 名無しさん@ピンキー :2005/11/14(月) 23:50:58 ID:zyTkc62/
最も職人様の力が引き出せる長さでヤッていただくのが一番かと。
然るに、当初の予定通りの展開でよろしいかと。

48 名無しさん@ピンキー :2005/11/14(月) 23:56:19 ID:YYUszamU
>>45-47と同意見で職人さんの思うがままにやってもらいたい。
強いて言うなら純愛度高めがいいかな。ぼくものに陵辱は合わん・・・。

49 名無しさん@ピンキー :2005/11/14(月) 23:58:40 ID:oMqoDaEk
ラブラブなら、なんでもOK!

50 名無しさん@ピンキー :2005/11/15(火) 00:10:01 ID:wSct0PqW
>>44
反応が早くて驚いたとあるが、上手くすればこのスレ自体の人口が増えている可能性もある希ガス。
あなた様のように何か描こうという職人様も続々流入している期待も大いに高いかと。

51 名無しさん@ピンキー :2005/11/15(火) 00:16:30 ID:1Xd7zYAn
なんて住人の息がピッタリなスレだ…

52 通りすがりの字書きs :2005/11/15(火) 00:41:00 ID:7weyI5lK
>51
今全く同じことを考えたw

取りあえず、何か偉く暖かく見守られてる感さえ出てきたので、好きなように書くかな。
ここの住民みんな優しいのな…。
ま、甘くてラブくてエチーなのでも書いてこようかと。
期待せずに待っといてくれw

53 名無しさん@ピンキー :2005/11/15(火) 01:17:42 ID:Ja9caK39
期待しちまうのが人の性

54 名無しさん@ピンキー :2005/11/15(火) 02:08:24 ID:hjZCkU9B
それが人の性ならば

55 名無しさん@ピンキー :2005/11/15(火) 06:58:22 ID:XQraYJoV
とりあえず畑でも耕そうぜ。

56 名無しさん@ピンキー :2005/11/16(水) 01:46:43 ID:z4Ruc3RD
まずはカブの種でも蒔くか

57 名無しさん@ピンキー :2005/11/16(水) 01:51:37 ID:B8XUrspr
蒔いたら水をあげなきゃ

58 名無しさん@ピンキー :2005/11/16(水) 02:05:54 ID:g68JqgD7
水を汲もうか賢者の如雨露に

59 名無しさん@ピンキー :2005/11/16(水) 03:44:15 ID:Jpye7uvB
汲んだらスパっとふりかけます

60 名無しさん@ピンキー :2005/11/16(水) 07:19:54 ID:52ltjgLm
できたカブは、

61 名無しさん@ピンキー :2005/11/16(水) 10:55:51 ID:fkPIEs0+
冷蔵庫に大切に保管しておきます

62 名無しさん@ピンキー :2005/11/16(水) 20:00:18 ID:EyUUuHES
そして職人の光臨と共に酢漬け大量生産。

63 名無しさん@ピンキー :2005/11/17(木) 00:35:45 ID:I5t5eULl
光臨するまでの間に、Lv2になったカブをシードメーカで種にして道具箱に保管し、次にそなえます。

独断ながらこの時点でカブに対してすることが無くなったと判断し、この流れを一旦休止します。



64 名無しさん@ピンキー :2005/11/17(木) 00:37:51 ID:uyJustaa
そうだ家畜に愛情を注がなきゃ

65 名無しさん@ピンキー :2005/11/17(木) 01:29:21 ID:Ew0M1xKU
まずはニワトリかね
放牧用の柵を作ったら買いに行こう

66 名無しさん@ピンキー :2005/11/17(木) 06:48:41 ID:DE/Ep6Y0
えさもまとめ買いしましょう。

67 名無しさん@ピンキー :2005/11/17(木) 19:02:05 ID:aU24pD/b
雌馬も飼いましょう

68 名無しさん@ピンキー :2005/11/17(木) 21:46:57 ID:Hpj4YQcZ
その間に俺はナミさんが好きなブドウBを植えるか。

69 名無しさん@ピンキー :2005/11/18(金) 00:04:35 ID:I5t5eULl
保守だけではつまらんからハンマーで石材を作成

・・・まさか通りすがり氏の作品が完成するまでこの流れは続くのか・・・?

70 名無しさん@ピンキー :2005/11/18(金) 00:26:18 ID:YXjIrZG4
じゃあ私は、オノを持って資材を作ってくるよ

>69
まあ、保守ついでだし
職人さんはいつでもカマン!

71 名無しさん@ピンキー :2005/11/18(金) 00:33:39 ID:XA6EP0LP
雑草も抜いてしまうか

いらはいいらはい文字書きはん

72 名無しさん@ピンキー :2005/11/18(金) 01:16:47 ID:P9MrQkrR
その間に漏れは養魚池に入れる魚釣ってこようクマー

73 名無しさん@ピンキー :2005/11/18(金) 01:55:59 ID:Tog7HvuC
漏れは山へきのこ取りいくか。

74 名無しさん@ピンキー :2005/11/18(金) 19:46:01 ID:rdoFyZbI
俺は投下後の通りすがり氏に注ぐワイン買ってくるわ。

75 名無しさん@ピンキー :2005/11/18(金) 22:16:24 ID:TLJGmU8U
ついでに、そろそろクリフが広場で行き倒れる季節なんで
見かけたら病院に連れてってやってね

76 名無しさん@ピンキー :2005/11/19(土) 00:15:05 ID:FsZ0DoEm
クリフ入院中に主人公が疲労で倒れるとエライことになるよな。

77 名無しさん@ピンキー :2005/11/19(土) 16:02:24 ID:+7UV4mC+
町の人との友好関係を築こう
とりあえずエリィとドクターの間に割って入る

78 名無しさん@ピンキー :2005/11/19(土) 20:25:50 ID:PZfsuf1d
んっでもって寝取る

79 名無しさん@ピンキー :2005/11/19(土) 20:50:57 ID:Yd6sLc7n
なんかナミさんが待ちきれなくてこのままだと何しでかすか分からないから鉱石場潜ってくる。

80 名無しさん@ピンキー :2005/11/19(土) 21:57:53 ID:0BeA11In
>>79
これ使えよ。
つ[エリ草]

81 名無しさん@ピンキー :2005/11/20(日) 01:10:47 ID:kS/Jev3n
>>79
100年後の現代にはこういう便利なモノもある
つ「女神の帽子 中」
ついでに何しでかすか分からないんなら上級255階には行くなよ。


82 名無しさん@ピンキー :2005/11/20(日) 13:14:47 ID:uQTs7yGl
ここみてたらずっとやってなかったoh!WLとMT
やりたくなった。
待っててナミさーん。
待っててカレンねえさーん。

83 名無しさん@ピンキー :2005/11/20(日) 16:44:51 ID:zLyM0L2L
ナミさんはツンデレ?それともスクール?

84 名無しさん@ピンキー :2005/11/20(日) 17:37:14 ID:MjuDdwm9
そのどちらでもない。ナミはナミとしか言いようがない。
むしろナミを基点に新属性爆誕の心構えで。

85 名無しさん@ピンキー :2005/11/21(月) 01:08:09 ID:6JSyZOaV
公式でツンデレなのはディアとリオン。 2カレン、ハヤトもそうだと云われている。

牧物のヒロインは大体の場合
奉仕者精神、元気、色気、無邪気、清楚のうち何れかに該当するんだが
ナミだけはどれでもないんだよな・・・。

86 名無しさん@ピンキー :2005/11/21(月) 12:43:47 ID:K3w/qfWH
公式で「ツン○レ」という単語が出てくるのも凄いけどなw

87 名無しさん@ピンキー :2005/11/22(火) 17:34:39 ID:+vXpTivC
保守

88 名無しさん@ピンキー :2005/11/22(火) 19:12:19 ID:zdWTtXf7
通りすがりの字書き様は、まだかな?

89 名無しさん@ピンキー :2005/11/23(水) 00:50:12 ID:OhIjiC2I
気長に待とうよ。
そう、ナミさんの恋愛イベント2の機会を待つが如く・・・。

90 名無しさん@ピンキー :2005/11/24(木) 03:16:44 ID:Vcrr0aE7
上げてみるか…

91 名無しさん@ピンキー :2005/11/25(金) 18:59:19 ID:cuMhv9nJ
蘇れこのスレ

92 名無しさん@ピンキー :2005/11/25(金) 19:01:15 ID:z17WMHaL
蘇るには、神の降臨しかない。

93 名無しさん@ピンキー :2005/11/25(金) 20:16:02 ID:n25xBv1s
ナミさん、マダー?

94 名無しさん@ピンキー :2005/11/26(土) 01:10:24 ID:99vhCboa
>>92
前スレの後半に比べるとこれだけの人がいるだけ死んでない。職人様が比例して増えたかは別として。
特に、絵師様がもう一名いらっしゃれば極めて有り難いのだが・・・

95 名無しさん@ピンキー :2005/11/26(土) 19:22:07 ID:CPXA9yFT
ええい、まだか!

96 名無しさん@ピンキー :2005/11/26(土) 19:28:58 ID:wRG0xvMC
二三年は待たなきゃ。
そうだろ?

97 名無しさん@ピンキー :2005/11/27(日) 01:26:34 ID:Qd+mRc8o
>>96 街杉

ナミさんが来るまでに手の空いた人が一レスネタ若しくは落書きを投下したら少しは対処療法に
なるかもしれん。・・・ネタ考えてくる。

98 名無しさん@ピンキー :2005/11/27(日) 09:52:15 ID:XQEbyl5Z
まつやま漫画ピートが女性キャラを次々と襲(ry

99 名無しさん@ピンキー :2005/11/27(日) 14:08:06 ID:152QLoNo
つhttp://www7.big.or.jp/~parachat/oekaki/30.png

100 名無しさん@ピンキー :2005/11/27(日) 15:09:38 ID:E6ycRTu6
100?

101 名無しさん@ピンキー :2005/11/28(月) 00:08:37 ID:MhjMjXFV
>>99
取りあいずGJ

折角専用うpろたあるからそれ使っときなされ。

102 名無しさん@ピンキー :2005/11/28(月) 18:21:10 ID:MY6ldt2n
みれないぞ

103 名無しさん@ピンキー :2005/11/29(火) 21:29:26 ID:c+cXmQ2f
マダァ?

104 名無しさん@ピンキー :2005/11/29(火) 23:01:45 ID:cmAoCegd
妄想力充填してる
ハーベストムーンだが
今度書くよ

105 名無しさん@ピンキー :2005/11/30(水) 00:17:03 ID:CBu2Cms8
>>104
この世の誰が君を疑おうとも、俺だけは君を信じている。
それを忘れないでくれ。

106 名無しさん@ピンキー :2005/11/30(水) 14:32:04 ID:cYFLvOS4
今ネタ帳を漁ってみた
ピート
吹雪
行き倒れ
ラン
裸で暖めあうんだ

Ok、自分でも何を纏めてるのかわからねぇ

107 名無しさん@ピンキー :2005/11/30(水) 23:08:21 ID:0WiOERlO
>>99少し肥えた。


108 名無しさん@ピンキー :2005/12/01(木) 01:17:37 ID:JUiyeZxq
>>106
ランは、衣服は断熱体であるからそれの遮蔽を解くことで効率よく自身の体温を相手に供給できると言う
知識を保持していると言うことだけは理解できた。・・・アンの部屋から爆薬持ってきた方が速そうだがw

109 名無しさん@ピンキー :2005/12/01(木) 02:40:33 ID:Tp21LLFW
このスレは基本sage進行なの。
普段はageないでくれたら嬉しいの。

110 名無しさん@ピンキー :2005/12/02(金) 19:15:27 ID:0NS9AExb
お邪魔しますね。

http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051202191358.jpg

イラストレーター手放しちゃったのでファイヤワークスでだけど。

111 名無しさん@ピンキー :2005/12/02(金) 19:20:56 ID:on+Je0sO
GGGGGJ!
エロいッ!

112 名無しさん@ピンキー :2005/12/02(金) 19:25:10 ID:OgCMNhrR
>>110
ありがとうありがとう。
正座して待ってたかいがありました。
リオンかわいいよエロいよ。

洞窟内の時間経過で激しくやる気の失せたforワールドだったけど
リオンを嫁にもらうまでは頑張る。

目標達成したらティート×リオンSSひっそり投下させてください…。

113 名無しさん@ピンキー :2005/12/02(金) 20:14:51 ID:OAkMa8d+
>>112
期待して待ってます。ニ年ぐらい。

114 名無しさん@ピンキー :2005/12/02(金) 20:53:28 ID:XoVq+tO0
ナミさんとリオン待ちながら・・・。
しあわせの詩持ってないんだけど、鉱石場時間経過ってやる気無くなるほど痛いのか?
最初から経過するものって考えれば耐えられるかな?

115 名無しさん@ピンキー :2005/12/02(金) 22:12:03 ID:pQHttUR4
無印を持ってなくて、ワールドだけ持ってる俺から言わせてもらえば
なんでこんなことで文句言っているのか分からない。
だからそんな程度のことなんだと思う。

116 名無しさん@ピンキー :2005/12/03(土) 01:47:03 ID:FBggzdSB
>>110
嗚呼、ありがたし。余りにもGJ!!

・・・まさか111氏が本当に絵師で、しかもここまで赴いて絵を投下していかれると本気で想像した者
がはたしてどれほど存在したとこか・・・・・・・・気が向いたら又御投下下さい。猛烈に歓迎しまつ。

117 名無しさん@ピンキー :2005/12/03(土) 01:48:17 ID:FBggzdSB
・・・すまぬ、専ブラの設定忘れてまたageてしもうた。

118 名無しさん@ピンキー :2005/12/03(土) 02:35:37 ID:xNZ7ZddQ
ウィーッス   ∧_∧∩
       (´∀`*//
    ⊂二     / もう一枚投下。 http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051203023034.jpg
     |  )  /
    口口/    ̄)
      ( <⌒<.<
      >/

ぶっちゃけると描く気は最初なかったけど正座でツンデレ心が動かされたというわけですヨ。

119 名無しさん@ピンキー :2005/12/03(土) 08:21:04 ID:m44gL/Ld
あんたの絵、最高だよ!
マジでGJ!

120 名無しさん@ピンキー :2005/12/03(土) 11:02:50 ID:8HRZ2E57
GJだフォォォーーー!!

121 名無しさん@ピンキー :2005/12/03(土) 20:47:35 ID:zyrhPUBg
あんた本当にGJだよ。かっぱと呼ばせてください。

122 名無しさん@ピンキー :2005/12/03(土) 20:48:03 ID:FOqXeVxG
>>110
ありがとうございます!嬉しくて目からよだれが…。
>>112
ティート×リオン心から楽しみにお待ちしております(´人`)

応援の意味と流れにのって自分も落書きを投下してみます。
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051203203417.png

123 名無しさん@ピンキー :2005/12/03(土) 22:03:16 ID:8HRZ2E57
落書きのレベルじゃないよ。
あんたすげーよ

124 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2005/12/04(日) 00:59:36 ID:9HNT6/b2
ウィーッス   ∧_∧∩
       (´∀`*//
    ⊂二     / 投下。 http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051204005354.jpg
     |  )  /
    口口/    ̄)
      ( <⌒<.<
      >/

どもども。おばんどす。
鳥推奨みたいんなんで・・・ んー かっぱでいいやw

>>122
ってumaaaaじゃないですか! えぇい!落書きでこれとは… いつか是非再投下を!

125 名無しさん@ピンキー :2005/12/04(日) 01:25:20 ID:kU7GCo+/
>>124氏 そのにツンデレな振る舞いをもってツンデレの絵を描きたる一連の流れもまたGJ。
>>122氏 121の言葉を借りるならば「あんたほんとにGJだよ。女神様と呼ばせてください。」

126 名無しさん@ピンキー :2005/12/04(日) 16:02:34 ID:TumM1fvq
しあわせの詩、リオンと結婚するとエンディングって聞いたんだが本当か?
GB3みたいに主人公が女なら終了とか、そういうのであってくれ・・・。

127 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 00:34:32 ID:m5EhKNH6
今女神様に御供えしてきた
神様の降臨を祈りながら

128 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 02:59:36 ID:5nbIMunr
欲情物語

129 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 06:57:36 ID:6rxKVtBJ
ナミさんまだかな?

130 遭難と策謀と :2005/12/05(月) 11:23:49 ID:G1IBX+p9
 冬……ミネラルタウンは時折猛吹雪に覆われる。
そんな日は誰もが家の中で吹雪が終わるのを待ち続ける、それが、この環境で生きてきた人々の知恵だから。
「う……うごけな……さ……むい………」
そして、何故かピートはこの猛吹雪の日に外を歩いていた。
「ら……ランの誕生日なんだから……渡さないと……」
この猛吹雪では宿屋の娘の誕生日パーティーなどお流れになっているとは当然知るよしもない、なぜなら、彼はここに来たばかりなのだから。
すっかり寒さに萎縮し、震える以外の行動を拒否する身体を叱咤し、足を一歩踏み出す。
横殴りの風がピートの身体を吹き飛ばそうとし、凄まじい寒さが体力と体温を情け容赦なく奪っていく。
「……ら……ん………」
宿屋まで後数メートル、ようやく窓の明かりが見えてきた所で、ピートは意識を刈り取られ雪の中に倒れ込んだ。

131 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 11:24:22 ID:G1IBX+p9
「……あれ?」
「どうした?ラン」
普段ならば酒でも飲みに来る人々で賑わう時間、流石に今日は誰も居ないので掃除を早めに切り上げたランはまったりと窓の外を眺めていたのだが、不意にただ眺めるのではなく、凝視し始める。
「誰か、倒れてない?」
「いや今日みたいな天気で外出るヤツは居ないだろ、クリフみたいに街から来たばかりってなら兎も角……」
父と娘、二人同時に動きが止まる。
「………街から来たばかりでここらの事良く判ってない……」
「クリフは泊まってるけど……もう一人………」
次の瞬間
「ピートさんっ!!!」
ランは速攻でドアから飛び出していた。

132 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 11:24:56 ID:G1IBX+p9
それからきっかり120秒後。
「ぜぇ……ぜぇ……」
「いやまぁ……ラン、頑張ったな」
思いっきり体温を奪われ、凍死一歩手前……というのは言い過ぎだがランが気付かなければ翌日には宿の前僅か数メートルの所に凍死体が1つ出来上がっていただろうという状態でピートは無事に確保された。
「身体暖めないと……」
すぐさまベッドに運び込み、濡れた服を前部脱がせるとありったけの毛布でピートの身体を包む。
ダッドが風呂は沸かしてあるものの、血流が悪くなっているところでいきなり高温のお湯に叩き込んで良い物かどうか、ランは一瞬考えてしまった。
「ドクターに……は連絡も取れないよねぇ……」
兎に角唇まで真っ青にしてる今の状況をどうにかしないことにはどうしようもない、しかしどうしたら……。
そこでふと、彼女の脳裏に手持ちの小説の1シーンが浮かんだ。
『このままでは二人とも凍死してしまう……裸で抱き合って暖め合うんだ』
ばふっ!!と湯気が頭から噴出するほど真っ赤になるラン、それでも彼女は、その憧れのシチュエーションという一見甘美な言葉に抗うことは出来なかった。
肩ひもを外すと、オーバーオールのズボンはばさっと床に落ちた。
シャツのボタンを外し、脱ぎ捨てる。
薄い緑のチェック柄に彩られたブラのホックを外し、胸をむき出しにする、
ショーツも、少し悩んだがここまで来たら、と脱いでしまった。
割と着やせするのか、意外に豊満な胸を隠すように、すぐさまピートをくるんでいる毛布の中に潜り込み、冷え切ったピートの身体を抱きしめる。
「つ……冷たい……」
体温を全て失ってしまったのではないかと思ってしまうほど冷たくなったピートの身体を、ランはしっかりと抱きしめる。
「ピートさん……」
先ほどピートを自分で全裸に剥いた事など忘れてしまったかのように、ランはピートの身体に自分の身体を密着させる。
こういう方法で身体を暖め合う時は、どれだけ隙間を少なく出来るかが重要なのだ。



133 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 11:25:30 ID:G1IBX+p9
 暖かい。
ピートの意識の中に飛び込んできた最初の認識はそれだった。
人肌程度に暖かく、安らぎを感じる「何か」。
それがピートをくるんでいるのが判った。
ほぼ本能で、ピートはそれに顔を埋める。
「ーひゃんっ!?」
それはぴくっと震え、やけに高い声を上げた。
ふにふにと柔らかい、いい匂いのする暖かいもの……くっついていると安らいでくるもの……。
何度か擦り付けるように顔を動かす。
そのたびに「ひぁっ!?」だの「ぁんっ」だのと声が聞こえるような気がする。
唇の端に当たった何か硬いもの……反射的に、ピートはそれを口に含んだ。
「ひぁうっ!!?」
今度こそ、ピートの耳にはっきりと喘ぎ声が響いた。
「……ゑ?」
凍死しかかっていた脳味噌がいきなり活性化する。
目の前には、真っ赤になった全裸のラン。
しかも何がどうなっているのか、抱き合っている。
それでピートはランの胸を……正確には乳頭をくわえ込んで居るわけで……。
「や……ピートさん……はずかしいよぉ……」
ちょっとだけ息を乱し、潤んだ瞳でピートを見詰めながら、ランは呟いた。
どうやら恥ずかしがっては居ても嫌がっては居ないようだ。



134 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 11:26:08 ID:G1IBX+p9
「……ラン?……あれ、雪の中でぶっ倒れて……それから……?」
「ピートさん……」
頭上に疑問符を浮かべ続けるピートを逢えて無視するかのように、ランは潤んだ瞳でじっとピートを見詰める。
ヤらないか?、とピートの本能が全力全開で叫ぶ。
逃げろ、と理性が悲鳴を上げる。
うはwwWwwおkwwwwwっうぇwwwwww、と感情はそっぽを向いた
ランの手がピートの陰茎をそっとさする。
意識が戻り、すっかり臨戦態勢を整えていた其処は、ランの手コキに応ずるようにピクピクと動いていた。
「あ、ぴくぴくしてる……」
「ラン……えっと、その……」
どうやら冒険したいお年頃の娘さんはもう止まってはくれないようだ。
ピートもここは大人しく状況を楽しむ……もとい諦める事にした。


135 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 11:26:40 ID:G1IBX+p9
股間の割れ目に沿って指を這わせるたびに、ランは甘い吐息を漏らす。
少しだけ指を埋めると、「ひゃっ」と可愛らしい悲鳴を漏らす。
それと一緒に、そこは濡れてくる。
両足を大きく開かせると、ピートはランの股間に顔を寄せる。
「やっ……ピートさん……そんなトコ、汚いよぉ」
ランの懇願に近い、但しどちらかと言えば誘っているに近い色合いを持つ声に従うように、ピートは股間を丹念になぶり始めた。
「ひゃっ……ぴ……ぴーとさ……だめ……あぁんっ」
ダメと言いながら、ランの手はピートの頭を軽くではあるが動かないように押さえている。
この時点で、どちらが本心かはばれているようなものだ。
丹念に股間を舐め上げながら、陰核を軽く指で摘み上げる。
「ひぁぁぁぁっ!?」
突然、ランは身体を大きく仰け反らせて果てた。

136 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 11:27:15 ID:G1IBX+p9
「はぁ……はぁ……んぅ……」
息を整える暇も与えず、再びディープキスを求める。
その求めに応じながら、ランはピートを強く抱きしめた。
「ピートさん……わたし……もう……」
じれったそうに、もじもじと、股間をピートの陰茎に擦り付けるように動かす。
「うん……」
言わんとすることは直ぐに理解したのか、ピートはランのそこに陰茎を添えると、一気に奥まで差し貫いた。
「あうっ!!?」
処女を奪われる痛みにランは顔を顰めるが、そのまま放さないとばかりにピートを強く強く抱きしめる。
ピートの方でも、ランをしっかりと抱きしめ、繋がったまま、二人は暫く動かなかった。
やがて、ランは動きやすい様に少しだけ身体の位置をずらした。
「……もう、大丈夫……ね、動いて……?」
それを聞いて、ピートはゆっくりと腰を動かし始めた。
「んぅ……んっ………」
初めは痛みに耐える声だったが、程なく、ランの声は喘ぎに変わっていく。
「あっ………ん……いい……いいよぉ………」
「あっ……ああっ……ピートさんのが、わたしの奥まで入って……あんっ」
突き上げられるたびに、形良い胸が大きく波打つ。
股間からは、彼女の純潔の証が、少しだけ零れている。
「ぴ……ピートさん……何か来る……きちゃうよぉ……!!」
甘い声をあげ、ピートにしっかりと抱きつくようにしてランは悲鳴に近い喘ぎをあげる。
ピートの腰に足を絡め、必死になって自分の腰も動かす。
「大丈夫だから……中に……ああんっ」
にちゅにちゅと水音がする中で、ランは……
「あっ……あああああああああああっ!!!」
大きく背を逸らして、絶頂を迎えた。
それと同時に、ピートの精がランの胎内に放たれる。
「あっ……んんっ…………あったかぁぃ……」
ランはピートを抱き寄せると、耳元で呟いた
「今夜はこのままで……いいかな?」

137 遭難と策謀と ここまで :2005/12/05(月) 11:27:50 ID:G1IBX+p9
そして一夜明けて……
朝、ピートよりも早く目覚めたランは、窓の外の猛吹雪が続いていることを確認してにっこりと微笑んだ。
「さ〜てと、どうやって起こそうかな?」
自身、一糸纏わぬ状態でもう一度ベッドに目を遣ると朝だけに元気良く突っ立っているそこが目に入る。
「そーだ♪」
にっこりというかニヤリと笑みを浮かべると、ランは布団の中にごそごそ潜り込む。
そして程なく……
「ん♪」
だの
「んむ……んっ…………………けほっ」
だのと声と音が聞こえてきた。
因みに、先日が排卵日、いわいる危険日だったというのは、ピートには絶対内緒である。
確かに大丈夫、とは言った。
しかし安全日だから大丈夫という意味では無かったというわけだ。


げに恐るべきは……

138 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 11:29:43 ID:G1IBX+p9
とまぁこんなんでどうだろう
むしゃくしゃしてやった、エロSSならエリィでもよかった、今は反芻している

139 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2005/12/05(月) 13:09:28 ID:f/uPY5Jd
>>130-137
リアルに大雪で早々帰ってきた自分には、ええむしゃくしゃ具合で温まりましたよ。一部が。

140 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 18:59:11 ID:TNfSy+q/
GJ!!
かなり肥えたよ。

141 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 22:25:57 ID:mle7l43p
果てしなくGJ!
それにしても、ここいいスレだよな〜。
ナミさんとリオンが投下予告されてるし、絵師さんもいるし・・・。

142 名無しさん@ピンキー :2005/12/05(月) 22:45:15 ID:m5EhKNH6
おお…神が…!

143 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2005/12/05(月) 22:57:24 ID:f/uPY5Jd
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051205225404.jpg

ティート「○ンデレ!ツ○デレ!」
ティナ はい?
ティート あ、ディアさんを描いた奴のコメントです。
ティナ ………。

144 通りすがりの字書きs :2005/12/06(火) 00:00:32 ID:ndqj6Vw8
つ【ツンデレにおけるデレ部分の描写inナミ】

を目標に掲げ、ボロPCの故障と言う災難に合いながらも、少しずつ書き進めてきた主ナミ。
一応前戯まで書き終わったのだが、本気で長くなりそうな悪寒。
救いようないくらい長文になった場合、ここに投下しても良いものか軽く不安なのだが…orz


「ナミさぁ。牧場の仕事手伝うようになってから、筋肉付いたよねー…」
「…何だよ、急に」
「いや、絞まりの良さが前より格段に上がったからしみじみ実感…」
「言ってろ馬鹿ッ!!!」(空のジョウロ顔面に投げ付け)

…その日一日、ナミの顔はその髪と見分けがつかなかったくらい、真っ赤だったと言う話。


こ、こんな二人だぞ俺の主ナミ…。
一ヶ月ぶりにここの板来れたから、小ネタ落として書きに戻るけど。
「こんな主ナミは嫌だ」と思ったら正直に貶してくれ。
否定派が過半数超したら、俺はこっそりこの板を去る…と、言ってみるテスト。

145 名無しさん@ピンキー :2005/12/06(火) 00:18:04 ID:WDkmAK5B
むしろ読んでみたい。
じっくりゆっくり書いてくれ。

146 名無しさん@ピンキー :2005/12/06(火) 00:39:19 ID:7BX3hvBf
>>144
ああ、待つさ!いつまでも待つさ!
さ〜あ、バッチ来い!

147 名無しさん@ピンキー :2005/12/06(火) 01:12:40 ID:OOcAih2o
>>143
引き続きツンデレGJ!!
>>144
スレも作品投下に使われてこそ本望と言うもの。たっぷり時間をかけていただき、作品を投下頂ければ幸いかと。

148 名無しさん@ピンキー :2005/12/06(火) 01:26:19 ID:7VqovQZD
いつまでだって待ってやる。
催促はまぁ、音沙汰が無いから不安になったんだろう。

149 名無しさん@ピンキー :2005/12/06(火) 03:16:30 ID:PWLIT8ly
新しいSSにカッパ様のディアお嬢!!(*´Д`*)ハァハァハァ
堪能させて頂きました。

需要はあまり無いかもですがお姉さまズを投下します。
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051206030756.png
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051206030906.png

150 名無しさん@ピンキー :2005/12/06(火) 14:44:52 ID:sI1YYvyZ
神作品続々投下…!

>149
お姉さまズ大好きだから嬉しい(*´Д`)
GJ!!!!!

151 名無しさん@ピンキー :2005/12/06(火) 20:12:45 ID:Z3cKSs6J
神々の降臨だ!
>>144
あなた様の書きやすいように頼みます。期待してます。


152 名無しさん@ピンキー :2005/12/07(水) 01:00:04 ID:mnZBfk/0
お姉さまズGJ!! あんたやっぱり女神様だ・・・。

153 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2005/12/07(水) 02:47:59 ID:/pNXsPj5
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051207024457.jpg

お姉さま支援かな?

154 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2005/12/07(水) 02:50:35 ID:/pNXsPj5
あっ 書き文字間違えた・・・

155 名無しさん@ピンキー :2005/12/07(水) 22:07:16 ID:vWYXwiYl
ドキュメンタリー・アワーの時間がやってまいりました。
今日はここエロパロ板から、恐怖のお姉さん祭りをお送りします。

156 名無しさん@ピンキー :2005/12/07(水) 23:17:44 ID:mnZBfk/0
GJ
・・・ところであの子とは誰なのであろうか・・・155の言うとおり恐怖が募る・・・

続柄上エリィ、ぎりぎりでカレン、リリア、魔女さま、ティナ第4章・・・あといたっけか?お姉さん?
後にアンとニーナが同時同刻にお姉さんになる原因をキボンしてみる。

157 名無しさん@ピンキー :2005/12/07(水) 23:50:32 ID:kN5artgO
女神様もお姉さん系か?

158 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2005/12/07(水) 23:55:56 ID:/pNXsPj5
あの子=ニーナのつもりでした。
それはそうと、ここに投稿してから以前の画力が回復してきたので感謝の意味も込めてロリ。
サイズが馬鹿でかくなっちゃいましたが・・・ 圧縮したほうがよかったなぁ・・・ごめん。

http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051207235139.jp


159 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2005/12/08(木) 00:01:02 ID:/pNXsPj5
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051207235139.jpg

あっ jpに・・・ jpgね。 ドジっこなのかひょっとして。

160 名無しさん@ピンキー :2005/12/08(木) 00:15:30 ID:iu519QzB
ロリGJ!!

>>153 >>158 自分の娘をさも他人の子のように呼ぶ母親ヒドスw

161 名無しさん@ピンキー :2005/12/08(木) 07:00:35 ID:yaRDJPlO
レポーターのスズキ君が鼻血噴いて倒れました。

162 名無しさん@ピンキー :2005/12/08(木) 18:18:18 ID:JOngfekk
鈴木ィィィイィィィ!!!!!

163 名無しさん@ピンキー :2005/12/09(金) 00:28:54 ID:xXrqf3EJ
ドジっ子で思い出したが・・・

何でアンは「ここまで爆発するなら爆薬を発明しよう」と思わなかったんだろうなw

164 名無しさん@ピンキー :2005/12/09(金) 22:07:06 ID:B9RHIG5j
それが科学者というものです。例え素晴らしいものができても、自分が望んだものじゃなけりゃ意味は無い。



まぁ漏れは牧場物語のエロなら何でもOKだけどな。

165 名無しさん@ピンキー :2005/12/09(金) 22:15:37 ID:BcHBwDoj
なんかもう マーク×娘 でよくなってきた

166 名無しさん@ピンキー :2005/12/09(金) 23:56:57 ID:xXrqf3EJ
>>146 
貼ってはがせるメモ用紙も、世界初の人工染料も、光触媒も、あのカミオカンデも、本来とは異なる実験をしていた
最中に偶然発見さし、それに興味を持って研究した結果世に出たものだ。アンならきっとダイナマイトをはるかに超える
爆薬を発明するだろう。(個人的にはアンが発明したのは「温室」だったと思うが。)

167 名無しさん@ピンキー :2005/12/10(土) 01:10:24 ID:ZvpJW6C4
でも本人は満足しないだろうな。カミオカンデモ早く陽子崩壊観察してくれよ。
アンも高性能火薬作ってないで主人公の役に立つエロパロ書いてくれ。

168 名無しさん@ピンキー :2005/12/10(土) 04:44:56 ID:XtKaeT2B
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051210043732.jpg

ディア修正、それに伴い旧ディア削除。 一から描き直したほうが早そうな気がしなかったでもないなぁ。
しかしアンはリックの発明品を見てる限りじゃ大したもん作r・・・

169 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2005/12/10(土) 04:49:32 ID:XtKaeT2B
_| ̄|○ こてわすれてる・・・ ドジっ子なんかじゃ・・・

170 名無しさん@ピンキー :2005/12/10(土) 09:47:48 ID:dq/uFBNn
相変わらずかっぱさんはエロいのう・・・。

171 名無しさん@ピンキー :2005/12/11(日) 01:08:23 ID:OPC7hWN6
まったくだ、エロいのう・・・

・・・失敗に常に爆発が伴うアンに比べればそのぐらいのドジなら大いに無害。と言うわけで餡かけ・・・
・・・じゃなくて次が有ればアンでもお描きになられたらいかがだろうか。

172 名無しさん@ピンキー :2005/12/11(日) 02:57:12 ID:YMKb3eM2
珍しい種があるとそそのかされてホアンに子種を蒔かれるクレアきぼんぬ

173 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2005/12/11(日) 12:17:56 ID:z/uA8AX4
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051211121453.jpg

餡かけ。
クレアってパツキンの女主人公だたけ?

174 名無しさん@ピンキー :2005/12/11(日) 12:23:01 ID:C8ODomTa
>>173
まつやまいぐさ氏がコミックでそう書いたので、
デフォルトとされている。

175 名無しさん@ピンキー :2005/12/11(日) 21:38:53 ID:S0rocW5N
あんかけじゃ!あんかけの仕業じゃ!
あとクレアたんはHMとかの女主人公ですよ。


176 名無しさん@ピンキー :2005/12/12(月) 01:55:28 ID:pOwkHVQL
>>173
嘘・・・本当にアンと餡をかけてアンに餡をかけるなんて・・・・・・発生しうる合理的な理由が・・・
せっかくだからあまりにも稚拙ではあるが考えてみた。

(オイラは感謝してる。オイラの童顔はホルモンの分泌異常が原因だと、そのせいで異常性欲持ちなのを隠していたと
バレてしまった時、『私にもその苦しみを半分わけて欲しい』って言ってくれたこと。
突き放すつもりでやった畜生以下としか言いようがないすべてのことを喜んで受け入れてくれたこと。
オイラの渇望のためにオイラと同じ世界に引きずりこまれた事を後悔していないって言ってくれたこと・・・。)

端的非情に身もふたも無く要約すると、エレンはカールのために望んで調教されたわけである。

カフェキャラウエイは昨夜の突然の大雪で休業、ケティの代わりに前日から手伝っていたエレンはカールと一緒に
店内にカンツメ状態になってしまったので、仕方なくケーキを作り、お茶を飲んでいた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「最近ね、アンから『なにやっても無反応なブルーを思いっきりびっくりさせるか喜ばせるかする方法、ない?』
みたいなこと聞かれたんだけど・・・どうしたらいいと思う?」
「三段のデコレーションケーキも真っ青なぐらい思いっきりデコレーションするってのはどうかな?
実際、相当味のいいスポンジでもしっかり飾り付けしないと味まで地味に感じることって多いもんね。」
「うーん、でもアンってどう考えてもスポンジケーキって雰囲気じゃないわよね」
「アンだけにあんかけにでもしちゃえばw」
・・・・
日中は他に何もできなかったので、二人はしょうもない話をして日中を潰した。

日没後、己の精神を落ち着けてカールがベッドルームに入ると、既に半裸になったいたエレンは期待と不安に満ちた
焦点定まってない―――言うなればふわふわ夢心地な―――目でカールを見上げた。
カールは紐を取り出すと、跡がつかないぎりぎりの強さでエレンの手首を縛り、玩具をとりに一旦部屋を出ていった。

・・・・・・・・・・今思えば、そのときにイチゴとチョコと生クリームが大量に余っていたのが運のつきだった。

数日後
閉店間近のキャラウェイにケーキの材料を持ってブルーがきた。そして、ぼそっと
「ここ数日エレンが妙に中華料理ばっかり作るんだが、なんか知らないか?」とたずねた。
カールには特に思い当たる節はないので「ただの凝り性だとおもうよ。」と答えておいた
ブルーはどうも合点がいかなそうな顔で「なんか今日の深夜、俺に特別旨いもん食わせるって言うんだが・・・」
等といいながら帰っていった。

ブルーが還った後、カールは片付けと明日の準備を終え、床について今日有ったことを思い出していた。
(特別旨い中華料理ねぇ・・・何つくるんだろう・・・とろみとかつけるのが難しいんだよね・・・・)
そこまで考えたカールはハッとして・・・・そして青くなった。
「・・・多分、エレンは男ってのは程度の差だけでみんなオイラとみたいなド変態だと思ってるんだ・・・・
・・・それとも、一昨日オイラにケーキにされたのが本気で嬉しかった・・・????」
カールはベッドを飛び出し、青空牧場に向かったが・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・時既に遅し。
カールが青空牧場で見たのものは、本当に餡をかけられて愕然とするアンと、ショックの受けように首を捻るエレンと
目に飛び込んだその状況が理解できずにただ立ち尽くしているブルーだった。

177 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2005/12/13(火) 06:05:55 ID:Ie71Bng5
>>176
乙! 原因なんか全然考えてないことだったのに、なんて自然な理由をw


あとクレア。性格よく分からないしツンツンにしてみた。アホだな、俺w
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051213060316.jpg

178 名無しさん@ピンキー :2005/12/13(火) 17:55:13 ID:uuS88U38
いやいや、こんな性格でもいいんじゃなんですか?

179 名無しさん@ピンキー :2005/12/14(水) 01:32:53 ID:TjfenXYg
GJ!!主人公の性格はプレイヤー次第といって良い。
やたらおどおどてたり、ツンデレだったり、めっさ淫乱だったり、ぶっちゃけ漢だったりというのを過去にみた。

180 172 :2005/12/14(水) 01:43:07 ID:elSahvzU
>>177
まさか本当に描いてくれるとは思わなかった
今は感動している。

181 名無しさん@ピンキー :2005/12/14(水) 20:07:24 ID:jmazwDl7
この流れなら言える。
リオンたんは胸があんま無いことを気にしてるに違いない!

182 176 :2005/12/14(水) 23:33:24 ID:TjfenXYg
>>177
カールは異常性欲を抑えていて絶対満たされないから逆にお気楽っつー前提があったもんで、
夜半になると昼間から想像できないようなドロドロな性行為に浸ってる二人が想像できたり
>>181
で、気にしているリオンは実は男だったってオチはいやですか。そうですか。

183 名無しさん@ピンキー :2005/12/15(木) 00:55:49 ID:/acw8NhO
>182
男リオンだったらむしろ別の場所の…

いや、なんでもない

184 名無しさん@ピンキー :2005/12/15(木) 03:49:10 ID:+OA9am0V
胸があんまり無い事を気にしている女の子がイイ!>リオン
そこで乳を揉んで大きくするというお約束パターンに

あと人間の女とあそこが同じなのか気にしてたり
コロボックル達に無理やり調べられたり
なんかもういろいろ悪戯されるリオン(♀)希望!

185 名無しさん@ピンキー :2005/12/15(木) 07:00:33 ID:6PfSq8QB
コロボックルかよw

186 名無しさん@ピンキー :2005/12/15(木) 22:02:11 ID:ZDEnSBPP
ティート「でも貧乳の方が感度は・・・。」
リオン「帰れ」

187 名無しさん@ピンキー :2005/12/15(木) 22:59:04 ID:wtAeDotr
ティート「いい加減女だって認めるんだ!!」
リオン「さっきからしつこいぞ。ボクは男だ、帰れ」

ティナ「・・・どう見ても男だよね」
リオン「さっきからしつこいぞ。ボクは女だ、帰れ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・

リオン「・・・お前ら何脱がしてるんだ!だからボクは・・・!!」
ティートとティナ「どうせ3人でやるから性別どっちでもいいしw」
リオン「・・・・・・・・・・・・・・!」

188 名無しさん@ピンキー :2005/12/15(木) 23:03:46 ID:3zR2f2NT
リオン半陰半陽説浮上。

189 名無しさん@ピンキー :2005/12/16(金) 17:07:39 ID:SvEQGDyM
【牧場経営】牛攵土昜牛勿言吾同人【恋愛】
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1134719876/

宣伝カキコすみません。前スレで話が出ていたのですが、スレないようなので
同人板に立てました。年齢制限ないカプ話もどうぞ。


190 名無しさん@ピンキー :2005/12/16(金) 20:28:08 ID:NAPSZZYb
ティート「貧乳でもいいじゃないか。このほどよい形と柔らかさが・・・。」
リオン「や、やめろっ!こんな昼間から・・・。」

191 名無しさん@ピンキー :2005/12/16(金) 22:35:32 ID:CvfZHLD/
コロボforガールで女性とでも子供が作れる点について。

192 名無しさん@ピンキー :2005/12/17(土) 00:15:22 ID:HnqRPUiU
>>191
イギリスでは認められているが日本では未だかつでただの一度も認められたことがない話だな・・・。
・・・今思えば「マダーーーーー? (・∀・) 」が全部現実になった・・・。

193 名無しさん@ピンキー :2005/12/17(土) 19:04:26 ID:vaiypTL1
ではクレア×ナミという夢が現実のものに…
くっはー俺を萌え殺す気カヨ!

194 名無しさん@ピンキー :2005/12/18(日) 00:50:21 ID:KXlQGWfZ
>>193
残念ながら同性で結婚できるのは女神さま、魔女さま、レタス、キララのみだろうだ
即ち、人間の女とは結婚できない

195 名無しさん@ピンキー :2005/12/18(日) 05:19:04 ID:ZRqJJgb6
>193
がっかりだったな

つ『妄想』

196 名無しさん@ピンキー :2005/12/18(日) 12:15:49 ID:Ny5UElXv
人間の女とは結婚できない(´・ω・`)
『妄想』(`・ω・´)シャキーン

197 名無しさん@ピンキー :2005/12/19(月) 00:32:42 ID:y/KGJfA2
しあわせの詩は未プレイですが、女神様が段々ロリ化しているような……

198 名無しさん@ピンキー :2005/12/19(月) 01:03:26 ID:M/O9Ewtk
>>197 コロステの方はちゃんとネェちゃんしてるから大丈夫だ。

自然なサラの次に来たのが異質なクレアで有ったように女主の急激なロリ化はWLの反動であろうか・・・

199 名無しさん@ピンキー :2005/12/19(月) 22:59:58 ID:LmAi31cr
あの妙齢とも言える、大人の女性の容姿が、好きなんだけどな…w

200 名無しさん@ピンキー :2005/12/22(木) 17:37:13 ID:2v2dmuMF
200取っとくか・・・

201 名無しさん@ピンキー :2005/12/22(木) 22:45:03 ID:WaZlKEOu
女神様は初代が一番。
聖母マリア像のように清楚な外見でありながら
気さくな喋り方のギャップがたまらん。

202 名無しさん@ピンキー :2005/12/23(金) 01:40:09 ID:Ka/EkeBi
>>201
マリアと被るからマリア像と言う例えばはやめておけw

203 名無しさん@ピンキー :2005/12/23(金) 02:26:41 ID:rWAB8Bzl
リオンを女であると仮定して、作品作るのはOK?

204 名無しさん@ピンキー :2005/12/23(金) 07:02:52 ID:YDTGCIEo
てか、女だよ。主人公が男だったらだけど。
そして作品は大歓迎。

205 名無しさん@ピンキー :2005/12/24(土) 00:52:27 ID:oUZxrtN9
>>203
>>204の通り。(半陰半陽説あり、それで主人公二人と3Pってのも個人的にはアリな気もするが)
寧ろ、断ってさえおけば「もし、○○が男(女)だったら・・・」みたいなとこまで大丈夫な希ガス。

206 名無しさん@ピンキー :2005/12/26(月) 00:57:25 ID:aotnnUdv
保守

207 名無しさん@ピンキー :2005/12/26(月) 13:59:49 ID:JKhpgeUP
>>194
いつか女同士結婚ができるようになるといいなぁ…

できればミネ仲で

208 過去462 :2005/12/26(月) 23:50:43 ID:skGWVPt+
帰りました。おみやげ込み。
つttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi 394-397

>>69
無事発見できてます。お気遣いありがとう。

そしてかっぱ氏と>>122氏。GJ。VeeeeRyyyyyyGoodJob。
すべて保存しました。

209 実は69 :2005/12/27(火) 02:02:32 ID:V2qXteim
>>208
GJ!!お久しぶり!

直接関係ありませんが前スレで言っていたモザイクは無事に外せましたので以前同様にご使用下さい。

210 過去462 :2005/12/28(水) 00:59:42 ID:kRcFHA7S
もいっちょ。
ろだ399-401。HM(ミネ仲)キャラ中心に。

>>209
外すときにワクワクを感じていただけたならば
なお幸いです。



211 名無しさん@ピンキー :2005/12/28(水) 16:19:23 ID:z1gLOahZ
ナミさんマダァ?

212 名無しさん@ピンキー :2005/12/28(水) 17:36:28 ID:FYKuQrJc
チンチン(AA略)

213 名無しさん@ピンキー :2005/12/28(水) 22:34:54 ID:4VHo0psb
今年中には何とか上げてもらえる・・・だろうか?

>>210
GJではございますが(少なくとも私には)img20051228005451.jpgが何らかの理由で見えませぬ

214 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2005/12/29(木) 23:30:07 ID:zevypZp/
>リオン半陰半陽
>女性とでも子供が作れる点
『なんだそれは』とでも言いたげな顔をしてるな… これが俺たちフタナリの斬魄刀の開放だよ、兄弟。
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20051229232100.jpg

ミネ仲を始めて、ランのわきを舐めたいやら、ポプリちゃんのキャミ?がエロイやら
上杉謙信の女説を聞いて塩を送るツンデレっぷりやら、そんな邪なこと考えてたら随分空いてた…
けどそんなどうでもいいことよりも、過去462さん、復帰おめでとうございます。

215 名無しさん@ピンキー :2005/12/31(土) 12:25:49 ID:HuinFNh7
新作きぼんぬ

216 過去462 :2006/01/02(月) 00:17:14 ID:eJoEoP+O
あけましておめでとうございます。お年玉めいたものろだ405-410。

>>213
画像差し替えてみましたが、表示されませんでした。
またいろいろ試してみますが、駄目だったときはあきらめてください。スマソ

217 名無しさん@ピンキー :2006/01/02(月) 07:17:44 ID:EUomjPNA
かっぱぁぁぁぁぁぁ!!!!!

218 名無しさん@ピンキー :2006/01/02(月) 08:15:33 ID:xEpzz+Pr
ナミィィィィィィ!!!!!

219 名無しさん@ピンキー :2006/01/04(水) 16:57:00 ID:U2FgOvu3
かぁそ

220 名無しさん@ピンキー :2006/01/04(水) 18:07:08 ID:vrK5mwAT
ここは欲望と痴情が渦巻くカオスな牧場ですね

221 名無しさん@ピンキー :2006/01/04(水) 18:16:56 ID:U2FgOvu3
欲情物語

222 名無しさん@ピンキー :2006/01/04(水) 18:37:41 ID:pqhRaFtw
カオスな牧場…欲情物語

その牧場主がわすれ谷にやって来てから、牧場は男と女の解放区となっていた…
4人の嫁をめとり、一日の半分、夜の間中自宅に篭ってハーレム状態の牧場主。
女神様を連れ込んでやりまくりのタカクラ、女神様のおなかの中にはすでにあたらしい命が…
皆の目を盗み、物置で密会を重ねるヒューとケイト。
カーターとダリルどちらかを選べずに、二股をかけたことがばれて二人に犯されるフローラ。
しかしそれがやみつきになってしまい、鶏小屋の影で毎晩3Pを…
マンネリ打開のために試した夫婦交換にはまりこんで、
家畜小屋で獣のように交わるサン・グラート・スアリー・クリスの4人…
収穫祭の夜には若い男女全員が集まってなんでもありの乱交パーティーが…

こうですか!?わかりません。。。

223 名無しさん@ピンキー :2006/01/04(水) 18:49:01 ID:uxLZAGRJ
なんてひどいんだ
初心に還る為ワンダフルライフでもやるか

224 名無しさん@ピンキー :2006/01/04(水) 20:04:37 ID:d1Agu566
そろそろ予告されてた作品が投下されるとかってに予想。

225 名無しさん@ピンキー :2006/01/04(水) 21:53:24 ID:U2FgOvu3
>>222
ワロタwww

226 過去462 :2006/01/07(土) 03:33:02 ID:izHltw4w
ろだに新作投下。
今期はこれで最後だとおもいます。

227 名無しさん@ピンキー :2006/01/08(日) 01:11:40 ID:VGSwYrQm
>>226 乙彼

228 名無しさん@ピンキー :2006/01/08(日) 17:13:05 ID:9dw3BGAh
ミネタウ主人公クレアでかいていい?

229 名無しさん@ピンキー :2006/01/08(日) 18:24:20 ID:H53RPLDH
おk てか大歓迎。
さて、リオンとかナミさんとかまだかな?

230 名無しさん@ピンキー :2006/01/08(日) 23:28:09 ID:VGSwYrQm
大いに歓迎する。

最近妙に活気有るなこのスレ

231 名無しさん@ピンキー :2006/01/09(月) 01:58:12 ID:tvY+2tNU
だれか欲情物語を書いてくれないか・・・


232 名無しさん@ピンキー :2006/01/09(月) 03:35:34 ID:Ruly0L5n
キャラグラフィックと顔グラフィックがあれば同人ゲームのノリでツクールで作れない事も無いんだがな

233 名無しさん@ピンキー :2006/01/09(月) 19:22:53 ID:tvY+2tNU
>>232面白そうだwwwww

234 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2006/01/11(水) 11:47:15 ID:pZUAVSMW
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060111114228.jpg

もうちょい柔らかく塗れたら楽だし早いしのにな。というか色分けすぎか。
ここで言ってもしょうがないけど(´・ω・`)

235 名無しさん@ピンキー :2006/01/13(金) 23:14:27 ID:5B6DMQ0q
( ゜ロ゜)

236 名無しさん@ピンキー :2006/01/15(日) 00:06:08 ID:Lc+ud9SU
>>234
GJの他になんと反応しろと。

237 名無しさん@ピンキー :2006/01/17(火) 03:54:21 ID:4WXLraSy
クレアかわいいよクレア

238 名無しさん@ピンキー :2006/01/22(日) 00:15:01 ID:qfbbJT2s
保守
・・・ネタのひとつも投下できればいいのだが書く腕がないw

239 名無しさん@ピンキー :2006/01/22(日) 06:06:22 ID:6d4BUGp7
さすがにナミさんそろそろ振り逃げに思えてきた

240 名無しさん@ピンキー :2006/01/22(日) 12:25:24 ID:O/8cgjk8
所で本当のヒロインって誰なんだ?

241 名無しさん@ピンキー :2006/01/22(日) 12:42:25 ID:slzmPZfJ
女神さま

242 名無しさん@ピンキー :2006/01/22(日) 23:42:31 ID:qfbbJT2s
サラ(GB3)とミスト(RF)の二名は確定、英語本来の定義なら+女主人公全員 後は己が結婚した香具師

243 名無しさん@ピンキー :2006/01/23(月) 09:43:45 ID:OLlar/zn
自分の下であられもなく心地よさを告げる女性。いや、少女にちかい身体。
つい一ヶ月ほど前までは、この細い肢体は男を身体に受け入れることすら知らなかった。

「随分仕込んでしまったな」

絶頂間際の朦朧とした意識のなか漂う少女に、深く己の剛直を突き入れ、エラでこそぎとるように
引き抜く。
「っき…もひぃい!」
「うんうん、で?どうする?」
「もっと、もっとしよ?」

性交渉、いや、自慰行為すらしていなかった少女を調教していくのは楽しかった。



農場の世話を終え、此方を見つめながら互いの好物を織り込んだ夕食の支度を整える。
今のベッドの上の嬌態を微塵も感じさせぬおだやかな夫婦の生活。

キッチンで鼻歌をかすかに響かせる彼女の背後にそっと忍び寄り、抱き寄せる。
シャツをたくし上げ、下着に包まれた乳房を撫でるように両手で揉み、首筋に顔を埋めた。
「ああん、もー。危ないよ?」
既に慣れたことになりつつある行為に、包丁を下ろし此方の手をぺちぺち叩いてくるだけ。

グミより少々硬い感触なった乳首をつまみ、こりこりと弄る。
彼女はそっと此方の手首に手を添えると、心地良さそうに吐息を漏らし、寄りかかってくる。

「…キモチ良さそうな顔」
「だって、気持ちいいんだもん…あっ…」
片手を下ろし、下腹部の下着の中へと差し込む。もう既に割れ目は熱くぬめりの強い体液が滲んでいた。
ぬめるそこに人差し指をもぐりこませ、しこりはじめた突起を第二関節で捕らえる。
 ずるり そのまま指で包皮をめくり上げるように引き上げる。
「ひ、ぅあや ぁん!」
ぬるぬるの体液を指にまとわりつかせ、つるつるとさわり心地の良いクリトリスを思う存分弄り倒す。
「そ、そんなにしたら!そんなにしたらぁ!!」
「イっちゃう?大丈夫。イっちゃう顔見てあげるから。ほらほら、エッチなことされてイっちゃえ」
「んはぁぅああ!!      きもちいいよぉ!」

……かわいいなぁ。 

244 名無しさん@ピンキー :2006/01/23(月) 10:03:03 ID:OLlar/zn
ふっと意識を戻せば、ベッドの上。身体を震わせて絶頂の余韻に浸る彼女が居た。

ああ、なんて可愛いんだろう。
女の子をちょっとでも目線で追えば膨れるし、そのあと嫉妬してる自分自身に自己嫌悪してへこんでるのもまた可愛い。
収穫物を誤って大量にカゴからぶちまけても許してくれたし。(三度目からはゲチョゲチョに叱られるようになったけど)
ちょっと逸脱したプレイしても受け入れてくれるし。(次の日の牧場の仕事は全部こちらがやった。凄く疲れた)

正直言って、自分が彼女を手に入れるだなんて思いもしていなかった。
料理コンテンストでは毎回優勝、動物たちもよく懐いて、女の子や村の人々との関係もとても良好。
…風の噂だが、なにやら魔物をハンマーでぶち殺してもいるらしい。
本人に言及したら、サワヤカな笑顔でファンタジーな剣を取り出してにじりよられた。それ以降は聞いてない。
所謂完璧超人。

ちょっとムカっと来たので、まだうっとりとしている彼女の腰を撫で、ゆっくりと膣を抉る。
「ふぁぁぁん」
まあ、彼女が甘えてくれるのは自分だけだからいいか。と自分自身を納得させ、再び彼女を攻め立てていく。
「やっ ちょ 激し…あっ!」
「激しいの大好きでしょ?」
少し意地悪をして攻め立てる。とりあえず今夜は「もうだめ」って言うくらい虐めてあげよう。



(゚∀゚)最後だれ気味でした!

245 名無しさん@ピンキー :2006/01/23(月) 23:53:43 ID:5MH6Km6W
なかなか・・・なのだが名前がないため誰×誰だか分からないのがなんとも。

料理コンテストで毎回優勝する完璧超人で魔物を撲殺し尚且つシャツを捲り上げ割れ目に手を突っ込める
服装をしている・・・っつうことはコロステのWL型の女主×誰か だよね?

246 名無しさん@ピンキー :2006/01/24(火) 07:14:18 ID:ExregUGL
>>245
誰もまだ落としてないので どうしようかなー と思い名前もなにも入れませんでした。
誰か落としたらまた投下しに着ます。

247 名無しさん@ピンキー :2006/01/25(水) 07:58:29 ID:c2m5PW7h
>>246
いや、もうちょっと分かりやすい文章書けるようになってから
投下しに来てくれないか。なんか適当なエロ小説抜き出した
プロットみたいだぞ。

248 名無しさん@ピンキー :2006/01/28(土) 20:40:14 ID:YkUo1T1D
落ちる!

249 名無しさん@ピンキー :2006/01/29(日) 17:59:06 ID:GtjBxHAF
クレアかわいいよクレア

250 名無しさん@ピンキー :2006/01/30(月) 00:26:00 ID:CD9pL1V+
落ちないように無駄話すべしと思うのだが、いかがだろうか?

例えば、職人小屋で二組四名(兄弟、ケティ、ディア)が同居生活しだしたらどうなり、いつまで持つかとか。

251 名無しさん@ピンキー :2006/01/30(月) 00:55:34 ID:I8XBkTl0
それよりブロディとタカクラが同居したらってうわなにする

252 名無しさん@ピンキー :2006/01/30(月) 02:11:23 ID:K4QEll/K
ちょwwwwwkwskwwwwww

253 名無しさん@ピンキー :2006/01/30(月) 14:36:21 ID:AWGyrNNa
>>250
んでは無駄話をば。
forワールドのリオンとのED後、職人弟はディアとの新居を構える話があったので弟は職人小屋から出ると思われ
それをいいことに兄がケティを連れ込む予感。

254 名無しさん@ピンキー :2006/01/30(月) 23:58:41 ID:CD9pL1V+
兄は建設業者として都会へ繰り出し、弟は現住所からさらに山奥に引っこみ職人小屋には誰も残らないと予想。

そして、ディアはケティ家の喧騒に満ち気が休まらぬ様を、ケティはディア家の会話が少なく暗い様を無駄に心配し
兄弟は何で兄(弟)は何でそんな女を娶ったのかお互いに一生理解できずに終わる希ガス。

255 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2006/01/31(火) 06:16:30 ID:U4fu+Oy7
>>236
いやぁ、全くですね。愚痴言ってもしょうがない。

しかし、しばらくこなかったら、709あるログの中で707番目になってる・・・ 
いよいよになったら、住人一人につき一ネタキャンペーンでもw
それはそうと、なんだかんだいってケティは世話焼きな感があるから、
ディアの面倒を見て遊んでるうちにハイジ・クララ状態に。
さらに親密になるにつれディアNTRフラグが立ちそうな、立たなそうな。

256 名無しさん@ピンキー :2006/01/31(火) 17:41:25 ID:RbAb1FlD
age

257 名無しさん@ピンキー :2006/02/01(水) 01:11:21 ID:nnfYy8US
>>255
その最終段階を目撃していろんな意味で行き場が無くなってしまう大工兄弟。
1、申し訳なさそうに切り離し工作 2、どうせ同じDNAだと居直って4P 3、半ヤケでこちらも対抗して801

どれが面白い展開になるか・・・

258 名無しさん@ピンキー :2006/02/03(金) 23:37:22 ID:uVCf1d3S
N64版しか知らない奴ですが、ここ見つけてSS書きたくなりました。
主人公×ラン(牧場の娘さん)予定。 というかそれしかワカランので。
それで、設定に関してうろおぼえな所があるのでちょい質問させて下さい。

1、主人公のデフォルト名は「ピート」でおk?
2、色々道具売ってくれたお兄さんの名前は「リック」でおk?
3、ランは結婚したら主人公の事名前で呼んでたっけ?

すみません分かる方お願いします。(特に1と2)


259 名無しさん@ピンキー :2006/02/03(金) 23:38:13 ID:uVCf1d3S
すみませんsage忘れました…

260 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2006/02/04(土) 19:07:11 ID:ILOpdBh3
>>257
4、血みどろの愛想劇、を。サイコちっくな話好きなんですよ。てかグロすk(ry

>>258
1、もりかn(ry ピートよりもピュリアがいいよ。そう思うだろ?リチャードさん。
2、リックでよかったと思う。
3、『お兄ちゃん』がいいな・・・

あ、あれ一つしかマトモに答えてない。
てかシリーズ通してパラレルワールド的な部分があるから、そー気にしなくてもいいんじゃない?

261 名無しさん@ピンキー :2006/02/06(月) 00:53:28 ID:XhlppUOz
>>258
1、何でもいいはずだが・・・「ラン」なんてどうだ?読んでてワケが分からなくなること請け合いだぞw
2、リックでおk
3、自由に決められた希ガス。(呼び捨て)、あなた、ダーリン、あんた、とーちゃんん・・・何でもあり。
関係ないが古文に『兄(せ)』という言葉があり 1、兄や弟を呼ぶ語 2、自分の夫や彼氏を親しんでいう語
という記述があった。 しかも対義語は『妹(いも)』。 歴史的には>>260氏の意見も間違いではない。
>>260
その愛憎劇の一場面見てみたひ・・・。でもグロは(ry

262 名無しさん@ピンキー :2006/02/07(火) 22:31:07 ID:GixGXafV
このスレに64派はおらんのかー!
>>258
1 ピートが公式名らしいけど、腹黒だったりすると合わないし好きにしていいんじゃ?
2 リック。 ランのいとこだった気が。
3 64はあなた一択。

まあ結論は変わらず、「お好きなので」。

263 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2006/02/09(木) 01:40:44 ID:HESrltAJ
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060209013106.jpg

どんなシチュかと聞かれても困る。何も考えてないから(^^;
しかしもっと資料ないかな。イラストとか多く載ってる攻略本とかあったら教えてください。

>>261
けいってのも聞いたことあるなぁ。せかぁ。
>>262
いちお64派のつもり。誕生日プレゼント、5年独身をつらぬいて全部集めたもんです。
64基準なんで、ミネなかはマリーが腐女子ぽいし、カレンが素直ないい子なのにちょっと驚いた。

264 名無しさん@ピンキー :2006/02/09(木) 23:36:33 ID:RZNk3kdh
エリィ「あれ?マリーさん。何か書いてるの?」
マリー「あ、ちょっと小説を書いているんですが……やっぱり身近な人が題材って簡単なようで難しいですね」
カレン「へぇ、どんなの?ちょっと見せてよ」
マリー「あ、良いですよ」


・・
・・・


ぼっ!(←まともに見たカレンの頭から湯気が噴きだした音)
BOM!(←脇から覗き込んだエリィの頭から湯気が噴きだした音)

マリー「どうですか?」
エリィ「えっと……」
カレン「ピートは攻めより受けじゃない?」
マリー「そうですか?」
カレン「そうそう、でもここまでハードなのは流石に……」
エリィ(……深入りしない方が良い世界……かなぁ)





正直すまんかった

265 名無しさん@ピンキー :2006/02/11(土) 01:34:11 ID:1+WG5t6L
>>263 とりあいずGJ
>>264
ところでランは何をヤッていたのか。遺伝『子』的にアン似だから実は理系で物書きは苦手なのか・・・
若しくは小説の中身だからみつかるとおおごとになるのか・・・。さもなくば「事実は小説よりも奇なり」なのか・・・

266 名無しさん@ピンキー :2006/02/15(水) 00:12:16 ID:bhIXCzIq
保守

誰でもいいから何か話をしないとスレがdetの危険に晒されるワケで・・・
次スレのテンプレには「作品投下がてんでない場合保守代わりになる程度なら雑談しても良い」
と言う旨の条項を入れたほうが安泰な希ガス。

267 名無しさん@ピンキー :2006/02/15(水) 03:34:08 ID:7Y9CIiC5
エロ作品が置かれてるHPって隠してあるから探す気になんね
このジャンルはおおっぴらにエロ作品を扱ってるHPはないのだろうか?

268 名無しさん@ピンキー :2006/02/16(木) 00:03:58 ID:tGB5VkRk
>>267
さがしてみたがおおっぴらにやってるモノは見たことが無い。

以前、本で「一般的に、男は性行為と恋愛を分断して考えるが女は之を不可分として延長線上に置く」
と言う話を読んだことがある。そして、牧物のサイトの管理人の多くは女。
もし、裏が表の延長線上であるとするならばおおっぴらにエロを扱うことはあるまい。

269 名無しさん@ピンキー :2006/02/17(金) 00:12:16 ID:3cDbEfDz
>264 「深入り」の文字に反応してしまったwww

女性管理人のサイトで裏コンテンツに置いてるのしか見たことないね。
あっても、ここに投下されるみたいなモロ男性向け性的欲求が満たされるモノじゃないんジャマイカ?
ふいんき(ry重視。汁無
攻略サイト管理人には男も多いようだが、幸に登録してる虹サイトはほとんど女管理人に見える

270 名無しさん@ピンキー :2006/02/17(金) 01:39:57 ID:ZPK6eEYy
>>269
牧物のプレイヤーの絶対数、男女比なんかがそうさせているんだろう。
若しくはこのゲームそのものがいわゆる「男らしい男」なるシロモノにとって面白くないという可能性も。

恐らく、このスレも住民の過半数が女性であり、ひょっとすると職人様も・・・。

271 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2006/02/17(金) 05:00:55 ID:u9O/Nu9m
>>264 GJ

現状見て慌てて描いたものでヨカタラドーゾ…(´・ω・`)
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060217045058.jpg
カレン、イブコス? もう何が何ナノやら…

女性が大半なの? どんなの描いたらいいんだろ。期待に答えられそうにもない… 鬱だ。

272 名無しさん@ピンキー :2006/02/17(金) 16:44:56 ID:JkRpbJ2l
>>271
私的にはGJなんだけどなw
悩み出したらきりが無いですよ、とりあえず自分に自信を持ちましょうよ。

273 名無しさん@ピンキー :2006/02/18(土) 01:04:12 ID:kJgDcHyp
>>271 相変わらずGJ!!
一般的に言えば感性に男女差はあると思う。・・・が、性別以前にここには「ここにくるような感性の人」
しかいないわけだからそのまま描き続ければ十二分に期待に答えていることになるかと。

・・・このスレの男女比がリアルで気になってきた。

274 名無しさん@ピンキー :2006/02/18(土) 16:52:29 ID:OZhKi/JV
あんまりエロくないけど、クレア描いてみたんだけどうpしていいですか?

275 274 :2006/02/19(日) 00:05:42 ID:OZhKi/JV
おやすみ前に一応投下しておきます
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060218235922.jpg

色無しパイパンですいませんorz

276 274 :2006/02/19(日) 00:07:38 ID:2oH6UT4r
何度もすいません。
一応春の女神祭を意識して描いてみました。

>>271
当方女ですけど、女から見てもGJですよ

277 名無しさん@ピンキー :2006/02/19(日) 00:19:30 ID:EMW5KDbS
(・∀・)イイヨイイヨー

278 名無しさん@ピンキー :2006/02/19(日) 00:37:17 ID:2oH6UT4r
「その後」的なものも描いてみました ノシ

http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060219003636.jpg

279 名無しさん@ピンキー :2006/02/19(日) 00:57:40 ID:S+Khn+MF
二枚ともGJ!!

・・今では当然の如くして行われている描き方だが、最初に下野家を省略した香具師は誰なのであろうか

280 名無しさん@ピンキー :2006/02/19(日) 23:48:55 ID:2oH6UT4r
マリー好きの人がいたらどうぞ ノシ

http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060219234750.jpg

281 名無しさん@ピンキー :2006/02/20(月) 00:24:34 ID:ZSoCanU0
GJ!!
つ<ラッピングした空き缶>
>>278
何故かは分からないが見れば見るほど相手がクリフに思えて仕方ない自分がいる。

282 名無しさん@ピンキー :2006/02/20(月) 18:17:00 ID:DlqjaVcd
( ゚д゚ ) ナミはまだかー!!!

283 名無しさん@ピンキー :2006/02/20(月) 20:22:14 ID:j+9LwYdB
ナミ…こんな感じでいいでしょうか。1枚目はエロじゃないです。

http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060220202021.jpg
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060220202042.jpg

284 名無しさん@ピンキー :2006/02/20(月) 21:54:04 ID:w4i+QNbS
久々の神が来られたようで…

285 名無しさん@ピンキー :2006/02/21(火) 00:21:32 ID:7Ksa/sKQ
全くもってGJ!!
・・・同姓のエロ絵を描くってどんな気分なのだろうか

286 名無しさん@ピンキー :2006/02/21(火) 09:22:26 ID:xvqQFsSW
>>285
グルメマンのエロ画像キボンヌ

287 過去462 :2006/02/22(水) 01:10:21 ID:WGDdzV7m
ろだ420-425.
またエリィ熱に浮かされた絵、OWLの娘、DS新作のヒロイン、前回うpしそこねたマりー、ルミナ。
需要とか考えてないばっかりでスマソ
>>273
一応俺男です

>>274
新しい絵師様がさらに増えて嬉しい限りです。しかも女性。GJ!



288 名無しさん@ピンキー :2006/02/22(水) 03:18:16 ID:H6LIKQie
そんな事よりおまえら新作買う?

289 名無しさん@ピンキー :2006/02/22(水) 05:39:29 ID:BMWVu668
呪われた道具が中々出なくてムシャクシャして描いた
今は反省している、すいません
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060222053546.jpg

290 名無しさん@ピンキー :2006/02/22(水) 17:05:14 ID:LOQ77cRr
>>285
女でも別に普通に描けますよ。

>>287
GJ!構成がエロくていい(*´д`*)

>>289
GJ!
っ[呪われた道具]

291 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2006/02/22(水) 18:40:33 ID:xr18qI1H
>>272-273
>>276
ありがとう。勇気が湧いてきて、今なら太陽でも光にできそうだ。

って、GJなのがいっぱいある!
絵師さんが増えるのはやはり何よりも嬉しいなぁ。自分も何か描かなきゃ。

292 名無しさん@ピンキー :2006/02/22(水) 23:50:07 ID:r7U4nceZ
>>290
こら、呪われた道具をあげたらまた書いてくれなくなるだろw






>>289
つ 呪われた道具

293 名無しさん@ピンキー :2006/02/23(木) 00:51:34 ID:rkB3Tyyt
どれもこれもGJ!!!

>>287  これで呪われた道具はあと四つ・・・
つ女神の帽子(M) かなりちからでーる×99×4+エリ草×66
>>287
つかっぱの耳飾り

294 G ( ゚д゚ ) J :2006/02/24(金) 23:20:21 ID:ikFFaa9J
>>283
き…きた…
まさか叫んだその日に来るとは…
どうせ来ねぇだろうと思ってスレから離れてた自分が恥ずかしい。

…重ね重ねGJ!

295 289 :2006/02/26(日) 03:42:16 ID:G/crXCPL
やっと呪われた道具デター
アクセサリーも含めてまだまだです、ほんとうにありがとうございました
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060226033942.jpg

296 名無しさん@ピンキー :2006/02/27(月) 00:47:58 ID:JFRrsJue
GJ!!

・・・ところで、女神の帽子(中)をかぶると(タメなしで)道具を使っても疲労が増えないから落とし穴の疲労
探索が飛躍的にラクになることは知ってるよな?

297 名無しさん@ピンキー :2006/02/27(月) 00:55:29 ID:lTtwufE+
レイフは一応、タレントなのかな… とりあえずマリア。
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060227005239.jpg

>>295
GJ! てかみんな筆早くて羨ましい・・・ とにかく乙!

298 名無しさん@ピンキー :2006/02/27(月) 23:41:00 ID:JFRrsJue
>>297  GJ!!
個人的には(バジル氏の様に)自然調査を仕事にしているんだと思う。
公共機関からの依頼で村に来たのであれば真っ先に町長の娘であるマリアと顔をあわせることになるし。

299 若気の至り? :2006/03/01(水) 00:07:32 ID:JtODDxKu
「や、ランちゃん、こんにちわ」
「………………」
今日こそは、と隙をついて声をかけてみても、彼女は真っ赤になって逃げるのみ。
「……」
ここ数日の行動で何か至らない点があったのだろうか、と彼はまた首を傾げる。

「しっかしアレだな……ピート、お前ランちゃんにはいつ渡すんだ?」
「んぐ……カイ、渡すって何だよ渡すって」
「ん〜なもん青い羽根に決まってるだろ?」
牧場生活3年目の夏、悪友と言っても良いカイに痛い所を突っ込まれてピートは少々口ごもる。
「直ぐにでも……と言いたいけど……」
「なんか問題あるのか?実は病院のエリィさんのがツボだとか?」
やきもろこし(トウキビ提供:ピート)を囓りつつ、カイは更に問いかける。
「いやメイド服は好きだけどあの娘はちょっと……」
「料理上手な娘が良いなって言ってたもんな、お前」
エリィの料理についてここで振れるのは避けよう、スプーンの先を溶かすようなスープは最早スープでは無い、つーか食い物ではない。
また彼の趣味でもある「メイドさんは髪がロングのストレートであってこそ」というのも分厚い壁になっているようだ。
「最近話しかけても真っ赤になって顔背けるだけだし、なかなか話す機会がなぁ……」
「お前それ……いや気付いてないなら良いや」
そりゃ照れてるだけだろ、と呆れかえりながら、カイは3本目のやきもろこしに手を伸ばした。
やってられるかって単語を背中にくくりつけて。


300 若気の至り? :2006/03/01(水) 00:08:06 ID:JtODDxKu
さて、問題のランは、と言えば……。
「ラン、おいラン」
「………」
父ダッドの呼びかけにも答えず、店に置いてあるぶどう酒の並べ替えをしていた、因みに本日11回目。
「……あかんなこりゃ」
大きく溜息を吐くと、父は娘の頭を軽く叩いてやる。
「はっ……あ、なに?」
「ラン、悪いがピートの所にコレ届けてくれるか?」
「へ?」
ピートの名前を聞いた途端茹で蛸のように真っ赤になる愛娘を見て、ダッドは「ウチの娘、見る目があるのかないのか……」と内心で呟く。
それでもそう言う相手に物持って行けというのは彼なりの気遣いなのか……
(とりあえずトトカルチョは勝ちたいからな)
只の野次馬根性かもしれない。

手鏡を覗き込んで変なところがないかチェックすること3度、夕日の中でランはようやくその家のドアをノックする。
「はい……ってラン」
「や……や、ピートくん……これ、お届け物」
父からの頼まれ物を押しつけるように渡した娘は、なかば逃げるように彼に背を向け。
「あ……」
「あ」
不注意だったのか不運だったのか春の女神様の悪戯か……

ばしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ

ランは、水たまりに向かって盛大にスッ転んでいた。

1時間後、ピートの家、風呂場。
お湯から出て、用意して貰ったバスタオルに身を包む。
「えっと……」
着替え貰ってくるからそれまで着てて、というメモと一緒に置いてあったのはピートのパジャマ。
ちょっと頬を染めながら、袖を通す前にかるくパジャマを抱きしめて臭いを嗅いでみる。
干していたのか、お日様の臭いに混じって、微かにピートの臭いもする。
それを抱きしめたまま、ベッドに寝転がり、おもわずころころと転がる。
ころころ
すんすん
くんくん
ぎゅ〜
ころころ
………はっ  Σ( ̄□ ̄;)
十分堪能したところで不意に我に返ってはっとなる。
(人様のベッドの上で寝間着だきしめてごろごろしてなにやってんだアタシは〜〜〜〜っ!?)
髪を下ろし、タオルを巻いただけという扇情的な姿で耳まで真っ赤になって悶えるラン。
まぁ間の悪い時、というのは続くもので
「ピートくん、いる?取り敢えず入るわよ?」
(この声は……エリィ!?)
慌てて隠れる場所を探すがそんなものが簡単に見付かるはずもなく、帰って物音を立ててしまう?
「……?ベッドルームにいるの?」
ひょいと戸口からエリィの顔が飛び出て……そのまま固まる。
「………」
「………」
「………」
「……」
「…えっと、その……ごめん……」
そのまますすすっとフェードアウトしていくエリィ
(まってちがうのごかいなの〜〜〜〜〜〜〜っやましいことは何もないの〜〜〜〜〜〜っ)
嗚呼心の声は届かない。
「……と、とりあえず何か着ないことにはかえって変な風に見られるよね」
無茶苦茶あせりながら手近にある身体を隠せる物を手に取り、身につける。

301 若気の至り? :2006/03/01(水) 00:08:41 ID:JtODDxKu
そして……
ピートは途方に暮れながら自宅の扉を開けた。
手には持ってくるはずの替えの服はなく、ただ一枚「ガンバレ」と書かれた紙が握られて居るのみ。
(ガンバレったってなにをどう頑張れば……)
延々とループしてきた命題に答えが出ることは無かった。
なぜならば
「あ、おかえり、料理できてるよ?」
裸にエプロンのみというある意味ツボな格好のランが、振り向きながらそう言っていたから。
どちらかというと大きめの、エプロンの端から零れそうな胸、形の良いお尻。
ピートの理性に無茶苦茶なダメージが押し寄せてくる。
「お風呂も沸いてるけどどっち先に……」
皆まで言わさず、ピートはランを背後から抱きしめていた。
「え……えと……あの……この手のお約束の決めセリフって、言ったっけ?」
言っていない、とこの盛り上がった空気に水を差すのも難だと思い、ピートは黙ったまま、優しくランの唇に自分のそれを重ねた。

「んぅ………ん……」
初めの数秒、驚いていたランだが、直ぐに目を閉じ、自ら求めるようにキスをし続ける。
頬には軽く朱が差し、開かれた瞳は潤む。
「はぁ……ピート……くん……」
急かすように、焦らすように、ランは思い人の名を呼ぶ。
男というのはそう言う攻撃に弱いもので……。
「ラン……」
「うん……ん……」
もう一度だけ、キスを交わすと、ピートはランを抱き上げ、ベッドルームに入り込む。


302 若気の至り? :2006/03/01(水) 00:09:15 ID:JtODDxKu
ぽふっ……
そんな音でも立てたかのように、ランの身体はベッドに寝かされる。
「ぁ……」
背中に回されたピートの手が、身につけているエプロンの紐を解いた動きを感じ取り、ランは小さく身を竦める。
「変じゃ、ないよね?」
「うん、綺麗だ……」
それ以上は何も言わず、ピートはエプロンを取り払う。
「ぁんっ」
裏地が乳頭を軽く擦り、ランは思わず声を漏らす。
「感じた?」
「ばか」
悪戯心からなのか、無粋な事を聞くピートにランは軽く拗ねてみせる。
「もっと、感じさせて?」
「うん…」
すっかりピートの目に晒されたランの素肌。
年の割には大きな胸も、柔らかな恥毛も、全てが晒されているのだから何を今更、だが。
それでも恥ずかしそうにしている辺りは、初体験の乙女故、か。
その場の流れとはいえ、ここまでくれば隠す事もできず、かといって堂々と見せることが出来るほど己に自信があるわけでなく……腹の辺りで所在なさげに組まれている腕が、またなんともピートの理性を揺さぶる。

「ふぁ……」
甘い嬌声を上げ、ランの腕がピートの頭を自分の胸に押しつけるように抱きすくめる。
その拍子に思わず乳頭を銜えてしまったピートは、丁度良いからとばかりに舌先で乳頭を転がすように愛撫する。
「あぁ……んっ……」
甘い声はより強くなり、僅かなりとも動く腰をピートの腿に擦り付けて疼きを誤魔化す。
秘所からはその度に愛液が流れ出て、ベッドに大きな染みを作る。
それに気付いたピートは、そこに手を伸ばすと指の腹で押すように何度か刺激してみた。
「ひゃっ!?」
腕の中で、ランの身体が敏感に震えたことを確認すると、指を一本、その中に差し入れてみる。
「はっ……ひぁっ……!?」
突然胎内に感じた異物感に、ランは何度か身悶える。
その度に、内壁が指を擦り、快楽を伴った刺激となってランの身体を支配しようと走った。
「指だけでこんなに……ランって結構えっちなんだね」
「ばかぁ……女の子なら……こんな事されたら誰だって……」
後半は最早言葉にならなかった、間を置いて軽く息を整えると、ランは不安げにピートの瞳を覗き込む。
「……そんな女の子、嫌い?」
「ランは、大好き」
微妙に答えになっていない、それを誤魔化すように、ピートは更に愛撫を続ける。
既にランの我慢は限界、理性が崩壊し絶頂に上り詰めるまでほんの一押し、と言ったところだ。
それを判っているのか、ピートのそれははち切れんばかりに膨れあがり、時としてランの秘所に擦りつけられる。
「ピートくん……いい……よ?」
両足を限界まで大きく広げ、ランは覚悟を決めたことを彼に伝えた。

303 若気の至り? :2006/03/01(水) 00:09:50 ID:JtODDxKu
十分に塗れたそこは、ピートの膨張を半分まではすんなり受け入れた。
なにか薄いものにぶつかった感触を感じて、ピートはランを見る。
ランは何も言わず、ただこくりと頷くと身体の力を全て抜いた。
ここが最後の一押し、とピートは少しだけ力を込めて腰を押し進め……。
「……っ」
その痛みに、ランの表情が小さく歪む。
「ピートくん……」
目の端に涙を浮かべ、微笑んで、彼女は最愛の男を見る。
「おかえりなさい……」
「……ただいま」
何故そんな言葉が口をついたのか、どちらにも判らない。
しかしそれは、今の二人の心を表現するのに、最良の言葉だと思えた。
「動くよ?」
「うん」
ゆっくりと半分ほど引き抜き、又差し入れる。
その度にランの口からは息が漏れ、その表情に赤みが増していき、締め付けも強くなる。
「や……これ……すごぃ……」
擦れるたびに愛液が溢れ、締め付けは強くなる。
ランが果てるのも時間の問題だった。
「ひぁっ……イくぅ……いっちゃうよぉ……っ」
「ラン……もう……」
ぬちょぬちょという水音混じりの音は、いつの間にか乾いた音に変わり、お互いが身体の全てを使ってお互いを感じていた。
「ぴーと……く……いっしょに……ひゃぅっ!!」
絶頂を迎えようとする身体をどうにかくい止めながら、ランはピートの腰に足を絡ませる。
「……!!」
一際大きく突き上げたかと思うと、ピートはランの最奥で果てた。
「は……ふぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
それと一緒にランも、絶頂の高みへと突き上げられていた。


304 若気の至り?(ここまで) :2006/03/01(水) 00:12:11 ID:JtODDxKu
「はぁ……はぁ……」
「ふぅ……………ふぅ……………」
繋がったまま、二人は暫し息を整える。
「ラン……その……」
胎内に射精してしまったことを詫びようと、ピートが口を開きかけた時、ピートの勃起が締め付けられるように圧迫された。
「ご……ごめん……その……なんて言うか初めてで気持ちよくって……」
真っ赤になり、ゆるゆると腰を動かしながら、ランが小さく呟く。
「歯止め……効かないのぉ……」
その言葉を肯定するかのように、イったばかりの身体が大きく動く。
「いっぱいイかせてぇ……明日、動けなくなるまでぇ……」
その言葉は耐え難い誘惑の如くピートに刺さり……
「あ……ふぁぁっ!!」
ぬかずの2ラウンド目が、始まった。


それから1週間後、ランとピートの婚約を聞いたカイは「やっとかよ」と苦笑しつつ、悪友を冷やかすためにその住居に向かう。
そこでは……。
「……危険日、だったの?」
「うん(にこにこ)」
そこでその日何が話されていたのか、カイは知らない。
ただ……
「女って恐いな」
と呟くだけである。

305 名無しさん@ピンキー :2006/03/01(水) 00:13:06 ID:JtODDxKu
ランの裸エプが見たくてやった、てゆーか裸エプなら誰でも良かった
次は誰が良いだろう

306 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2006/03/01(水) 06:14:25 ID:ZjiZ2P8v
>>298
どもども。自然調査かぁ。無職かなにかだと思って、斧で攻撃してたのに。

>>305
GJ。支援?かな。
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060301060830.jpg

307 名無しさん@ピンキー :2006/03/02(木) 22:48:38 ID:nGx4Nsj2
>>305-306
どーん
すげえ…二人ともGJ!

308 名無しさん@ピンキー :2006/03/02(木) 23:58:06 ID:5oWU+XA2
>>304
なんともGJ!! 個人的に次はディアがイイかと
>>306 かっぱ氏
ナイスタイミング(or筆が神速)GJ!!
>>307
「どーん」に不覚にもワロタ

309 名無しさん@ピンキー :2006/03/03(金) 00:46:21 ID:tIrQhBdV
なんで俺まで評価されてんだw
ワロスw

310 名無しさん@ピンキー :2006/03/05(日) 02:03:04 ID:75tNkhGM
以前あった寡黙なクレアとドクターのシリーズ好きだったなぁ
職人さんは今も居るのかな

311 名無しさん@ピンキー :2006/03/07(火) 21:29:29 ID:RM7xr/xF
>>304
とってもGJ!!
今度書くのならナミサンキボン

312 名無しさん@ピンキー :2006/03/08(水) 00:38:44 ID:fEOvaHou
>>306
GJJJJ!上手すぎです!

あと絵置いておきます。
腕苦手で描けませんでしたorz
シチュエーションも何もわかりませんけど ノシ
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060308003436.jpg

313 かっぱ :2006/03/08(水) 12:36:34 ID:IvZe6enj
>>312
GJ! シチュエーションなんて単なる目安だ!後は妄想で補えばいい!
なんだか見てるとサド気が湧いてきてワクワクがとまらねぇ!


と、こっそりと自分も投下。
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060308122719.jpg
えーと、シチュエーション何だか理解できないけどw とりゃーずサラ。

314 名無しさん@ピンキー :2006/03/08(水) 23:44:30 ID:LOF4QlvS
>>312
GJ!! ・・・えーっと、折角の職人様でおはしますゆえ、固定御名乗りあそばしますのが寛容かと。
>>313
そちらもGJ!! 今このスレがあるのもツンデレな貴方と貴方を信じて正座でまっていた人のご尽力で(ry

315 名無しさん@ピンキー :2006/03/09(木) 13:50:40 ID:a8xvOeOU
ゲームのやっててエロいと思って
ここへ来たんだが…いいとこだ。マターリ。
for ガールの設定でもわかってもらえるだろーか。
いろんなとこがうずうずすんだが。


316 名無しさん@ピンキー :2006/03/09(木) 15:31:59 ID:rCYBUVQF
>>313
GJ!ポーズがエロくていい(*´д`)
獣姦(あってる?)で萌えたのは初めてだ…

>>314
コテですか。名前思い浮かばないんで誰か名付けて下さい。

あとここって百合とかふたなりって描いてもいいんでしょうか…

317 名無しさん@ピンキー :2006/03/09(木) 15:36:51 ID:ACDnfqiI
特殊な性癖は注意書き入れれば基本的に大丈夫でしょう。

318 雑草 ◆EIaswFkX4U :2006/03/10(金) 00:06:48 ID:rCYBUVQF
さっきミネなかで雑草掃除をしていたので名前雑草にしますね。

>>317
そうですか、わかりました ノシ

絵投下していきます。
料理祭?ラッピング済みなので感謝祭でもいいかも。乳首下手で申し訳無いです。
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060310000234.jpg

319 名無しさん@ピンキー :2006/03/10(金) 00:09:19 ID:+K6O1J7y
>>316
レズは過去462氏が以前から良く描いてますし、ふたなりはかっぱ氏が214で投下しとります。ついでに獣姦も313で。
何かしら断れば大丈夫でしょう。

名前ですが・・・うpろたに「maro」でうpしてる女神様ですので、コロステの鉱山で役に立つあの装備の名前を取って
「女神の帽子(M)」さんとかどうでしょう。

320 雑草 ◆EIaswFkX4U :2006/03/10(金) 00:12:47 ID:l+cYVj0g
>>319
うわごめんなさい、折角名前をつけてくれたのに阿呆なことをorz
女神の帽子凄くいいです。どっちにしたらいいでしょうか…

321 名無しさん@ピンキー :2006/03/10(金) 07:33:48 ID:BgToXbuO
なーみさーん!

322 名無しさん@ピンキー :2006/03/13(月) 17:02:31 ID:XR9exC5T
ナミさんマダ(д`)
リオンも期待してたりするんだけど

323 かっぱ :2006/03/14(火) 18:51:26 ID:k41/3bMv
>>320
! 足して2で割ればいいのさ!

とか無責任な書き込みをしてみよう。

324 名無しさん@ピンキー :2006/03/14(火) 23:54:30 ID:BNsDNnMa
>>320
職人たる貴方が雑草では回覧者たる我々は一体何であると(ry
>>323
そういうことは「○○と○○を足して2で割った絵」を投下してから言うべきだと思います。

325 名無しさん@ピンキー :2006/03/15(水) 09:03:06 ID:X0HkWj/M
ってことは主人公がリオンとナミと3P?
・・・これじゃ割ってないな。

326 名無しさん@ピンキー :2006/03/16(木) 00:10:01 ID:OoNuiY86
例えば、女神様と魔女様を足しで2割るとか

327 名無しさん@ピンキー :2006/03/16(木) 12:31:58 ID:8oMmQP+I
魔神様か

328 名無しさん@ピンキー :2006/03/16(木) 16:37:35 ID:ySkAaiIG
すべて徒労だ

329 名無しさん@ピンキー :2006/03/16(木) 22:45:04 ID:tNOQtUCX
流れ読まずに

コロステのレタスと主人公の絡みマダァー?

と言ってみる
自分で書こうと思っても駄文のオンパレードだしOTL
人魚と人かぁ・・・
・・・ゲーム進めて特徴掴んでくるか

330 名無しさん@ピンキー :2006/03/17(金) 12:51:24 ID:1tSZGh2U
>>329
レタスにグリルさんの発明した
「一定時間だけ人間になれる薬」を使ってですね

ごめん言ってみただけ

331 過去462 :2006/03/17(金) 20:41:55 ID:m98B7ALt
流れを読まずに絵うp。
久しぶりのポプリだけどそんなにエロくもなし。寸前の模様。

>>319
レズ物は断ったほうがよかったんですね。
以後気をつけます。

しかし賑わうようになったなあ、このスレ。
嬉しいなあ。

332 名無しさん@ピンキー :2006/03/18(土) 00:43:09 ID:RHGRtO7m
GJ!! 
「描いたのが自分じゃ無かったら夜のお供に(うpろたNo.351のレス)」の台詞が自分しか絵師がいなかった故の
氏の苦悩と滅私報スレ具合を体言しておりまする。今日このスレが存続し繁栄したるは氏の(ry

追伸:何が描かれても今まで一切の苦情が来ていな故グロでもなければ断る必要は皆無かと。

333 女神の帽子 ◆EIaswFkX4U :2006/03/18(土) 22:57:14 ID:QO3gOZmv
お久しぶりです ノシ
前は馬鹿な事をやってしまってすいませんでした。
コテは>>319さんの女神の帽子にさせてもらいます。

絵投下していきます。イヴです ノシ
ヤバいところは隠し入れたんですけど、それでもヤバかったのでモザイクかけました。
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060318225624.jpg

334 エロなしスルー推奨 :2006/03/19(日) 18:01:26 ID:wm6XIOdt
時は冬。女神様が石になってもうすぐ1年が経とうとしている・・・
コロボックル救出数もそろそろ60匹に到達するし、住民ともなかなか仲良しだ。
採掘場最上級も制覇したし、建物も増築、新築してある。
どちらかというと建築が遅いぐらいだ。しかし彼には失礼なので心の中にしまっておこう。



335 エロなしスルー推奨 :2006/03/19(日) 18:02:10 ID:wm6XIOdt
冬は本当にやることが無い。
朝起きると、まずペットのぽちとにゃーこをタッチパネルでなでなで。めんどくさい時は抱っこするだけ。
そして6時1分にレコードのミニゲーム。これは失敗しないように真剣にやっている。もちろんSTARTボタンも押している。
そして地下室に行き、パイナップルとさつまいものLv上げに行く。これは本当にめんどうだ。おそらく冬でなかったら放っておいただろう。
それから外に出て、背伸びをする。今日も雪が降っているなぁなどと思いながら動物小屋へ。
なでなで、ブラシはコロボックルに任せてあるので、餌をあげるだけで動物の世話は終了。
さすがに牛4頭、羊4頭、ニワトリ8匹、アヒル4匹をタッチパネルで世話するなどやってられない。たとえ冬でも。
その後はきのこ小屋できのこに水をあげ、家に戻る。
これでまだ朝の6時半だということが信じられない。いつも時間の流れに困惑する。
家に戻ってからはバァンから買ったDVDを見る。どうやらミネラルタウンというところで放送しているものらしい。
約2時間分見て、家を出る。しかしまだ朝の6時半。・・・不思議だ。
それからは完全な自由行動。だいたい最初は散歩として町を1周する。途中であった住民に話しかけられたりして、結構時間が過ぎていく。

「やっほー、ピートくん。今日は絶好のスキー日和だねえ。こんど屋敷の坂から一緒に滑ってみないかい?」

「Σ(゜Д゜)」

「あ・・・おはようございますピートさん。・・え?わたしは今から町に仕事でして。それではまた・・・。」

「(_ _;)。0(ガンバレ)」

「食べ物ないモイ?」

「(´,_ゝ`)プッ」

「やあ!今日もいい天気だね。一緒に走らないかい?」

「( ゜ω゜);*・`;:・ブッ!!」

「モファ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

「((((゜Д゜;))))」


336 エロなしスルー推奨 :2006/03/19(日) 18:04:00 ID:wm6XIOdt
個性豊かだなぁなどと思いながらコロボックル救出のためサーカス予定地隣りの温泉へ行く。
1時間入っているのを200回なんてやってられないが、まぁちりも積もれば山となると言うし、一応頑張っている。
しかしきつい。温泉の中で遊んでいたり、ナマズに襲われて時間を潰していても、3時間が限度だ。
それ以上はのぼせてしまう。・・・というか3時間ってすごいな。僕。
だいたいその後はカジノでブラックジャック。運がよければ10万枚はいく。ハイアンドロウが勝利の鍵だ。
時計は午後1時をさしている。この時間になったらだいたい海でひたすら釣りをしている。飛行石って本当便利。
そして6時を回り、釣りにも飽きてくる。家に帰るには早すぎるし、かといってやることも何も無い。
この時間になって、釣った魚が手元にある時、自然と行く場所は決まっていた。
「・・・レタスのところでも行こうかな」


337 エロなしスルー推奨 :2006/03/19(日) 18:04:33 ID:wm6XIOdt
「・・・今度こそあの生き物を・・いやしかしこの方法で本当に・・そもそもあれは・・・ぶつぶつ・・・」
「やあ、グリル」・・・っと声をかけた瞬間ビクっと目の前にいる人の背中が震えた。
「うひょ〜〜〜〜〜〜〜〜!!な、なんだ・・・ピート君か。脅かさないでくれたまえ。今は大事な実験の計画を考えていたのだ」
「そっか。ごめんごめん。で、今日も差し入れを持ってきたよ」
膨らんだリュックの中から中魚を取り出し、グリルに渡す。
「うひょ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!いつもすまないな!もし私の発明が成功したら、きみにも1つ譲ってあげよう」
「嬉しいな。ありがとう」(異様な発明じゃなかったらいいけどね)
この前、疲労回復剤だといわれ、飲んで3日間寝込んだのが鮮明に脳裏によぎる。あんな発明ははっきり言って嫌だ。
「で、地下室に行ってもいいかな?」
「ああ。好きに出入りしていいと言っただろう。わたしはこれから実験資料の採取に行ってくる」
「わかった。気をつけて」
それを言う前にグリルは外に出て、既にドアを閉めていた。やけに急ぎ足だが、何をするつもりなのだろうか?
床に転がったプロテインや筋肉増強剤と書かれた空き瓶が気になった。
まあ科学者だからだろう、と気にせずピートは地下室へ下りた。


338 エロなしスルー推奨 :2006/03/19(日) 18:05:04 ID:wm6XIOdt
「あ!ピート!やっぱり来ると思ってたよ!!」
階段を下りた瞬間に元気な声が聞こえてくる。前々から気になっていた女の子、レタスだ。
レタスは人魚で、海岸に打ち上げられたところを偶然通りかかったグリルに保護されたらしい。今は地下室の風呂場に住んで?いる。
(最初はグリルの実験失敗生物かと思ったけどね)
「やあ、レタス。大魚持ってきたけどいるかい?」
再び膨らんだリュックから大魚を取り出す。
「あ!また持ってきてくれたんだ!嬉しいよ!!」
彼女は満面の笑みで魚を受け取る。彼女の笑みが明日の活力を生む・・・クサい台詞だが、今のピートにとってはまさにそうだろう。
「ところでグリルは上にいるの?」
「いや、実験とかなんとかで外に出て行ったけど」
「そっかー。夕飯はいらないのかな?ボク、まだ夕飯食べてないんだけど、ピートは?」
「まだ食べてないけど・・・」
「じゃあ一緒に食べる?ピートが持ってきてくれた魚でとびっきりのごちそう作っちゃうよ!」
これは予想してない展開だ。前にも新しいレシピの試食はしたことはあったが、グリルの実験の用事でゆっくりとはできなかったのだ。
「いいの?じゃあお願いするよ」
「やった!じゃあピートはそこでできるまで待っててね!」
そう言うと彼女は風呂から出て、台所に立つ。
人魚に水は必須だが、少しの間なら陸に上がっても平気らしい。最も、1時間ももたないが。
それと同時に、彼女が人間ではないということも重く感じられた。
子供もできなく、おそらく結ばれることもないということも・・・
「そういえばね〜、今日もグリル実験失敗して顔中煙だらけだったんだよ」
だが、そんなことを考えるよりも彼女と話していた方がずっといいだろう。
「グリルは年中失敗しているような気がするけどね」
笑いながら返事をする。

そんなどうでもいい話をしながら料理ができるのを待っていた。


339 エロなしスルー推奨 :2006/03/19(日) 18:05:40 ID:wm6XIOdt
「・・・・はい!できたよピート!こっちにおいでよ!」
テーブルにはおいしそうな料理が並んでいる。もちろん魚only。だが味がよければすべてよし。気にはならない。
「おいしそうだねえ」
「ボクが作った料理だからね!沢山食べてね!」
「うん、いただきまーす」
そして料理を口へと運ぶ。
「・・・どう?おいしいかな?」
「うん。おいしいよ」
やっぱりおいしい。毎日食べてもいいくらいだ。
「これだけおいしければいつでもお嫁さんに行けるね」
からかいも含めていったつもりだが、彼女の顔が一瞬で赤く染まる。
「そ・・・そんなぁ!ボクはまだ・・・・・ん、ん〜!!」
そう言う彼女の言葉が途切れ、苦しそうな表情をしだした。
「ど・・・どうしたのレタス!?」
「ん〜〜〜〜!!」
彼女は胸の上を叩いている。もしかして喉に詰まったのだろうか。
「た・・・大変だ!何か飲み物を・・・」
しかしあいにく持ち合わせは無い。人魚は普段から水の中にいるので、水は飲まないらしいので食事用の水も無かった。
「しょうがない・・・風呂場の水でも・・・」
汚いなどとは言ってられない状況だ。だがその時、水の入ったペットボトルが目に入った。
これだ!と思い、彼女に差し出す。
「レタス!これ飲んで!」
急いで彼女はそれを飲んだ。しばらくして、やっとなおったらしく、安堵の表情を浮かべる。
「・・・はあ〜〜〜〜苦しかった・・・。ピートがいきなりあんなこと言うからあ!」
「ごめん、まさか喉を詰まらせるとは・・・」
しかしまあよかったと安心するが、ピートはちょっと、ある異変に気付いた。
彼女の足、もとい下半身の魚の部分が変化している。
「・・・ピート、どうしたの?」
もはや彼女の声に反応することができない。彼女の下半身は魚の水色から徐々に肌色へと変化し、2つに分かれはじめている。
彼女はまだ気付いていないようだ。やがて、完全な人の足へと変化していった。
「・・・レ、レタス。君の足・・・・」
「え?・・・・・・ええええ!?ボクの足が・・・え!?な・・・なんで?」
原因は一つしかない。ピートはレタスに飲ませたペットボトルをじっくりと見る。
握っていた場所に1枚の紙が張ってあった。


340 エロなしスルー推奨 :2006/03/19(日) 18:06:22 ID:wm6XIOdt
[実験失敗薬 処理予定]

・・・・・・

どう見ても僕の責任です。本当にありがとうございました。


・・・・やってしまった、というかグリル!ペットボトルなんかに入れておくなよ〜〜〜〜〜〜〜!!と心の中で思わず叫ぶ。
しかも実験失敗薬で成功?するとは・・・奇跡というかなんというか・・・
「・・・ピート?どうしたの?何かわかった?」
彼女の声でふと我に返る。
「・・・ごめん。多分・・・




「そっかー。だからボクの足こんなんなっちゃったんだね」
「うん・・・おそらくだけど。本当にごめん・・・」
「いいんだよ!ピートはボクのこと助けてくれたんだし!グリルが帰ってくれば解決できると思うしね」
「・・・ありがとうレタス」
そういい、もう一度レタスの変化した足を見る。・・・完全に人の足だ。すらっとしていて綺麗な足。
そしてピートの視線がある部分で止まる。・・・・あれ?・・・え?人魚はもともと服なんか着てなくて・・・それが人の足に変化して・・・
レタス・・・?女の子だよね?じゃ・・・じゃあ・・・こ、ここって・・・

ピートの脳内で男としての本能が語りかける。
黒主人公「うはwwwwwwwおkwwwwwwww子作り量産決定wwwwwww」
「・・・・だだだだめだって!!そんな自分を好きかもわからない人に襲いかかるなんて!!」
黒主人公「人でいるのは今しかないんですよ。もうこんなチャンスは無いですよ。はい、子供作りましょうね」
「そっか。そうだよね。ここは1つ獣になって・・・・・ってだめだああああ!!」
脳内で黒主人公が語りかける。畜生。採掘場だけじゃなくこんなところまで出てくるとは。
黒主人公「しょうがねぇ!そしたら俺が本能の赴くままに・・・!!」
「だめだああああ!!」
ドスン!と賢者のハンマーで黒主人公を叩く。・・・どうやら勝ったようだ。
(ふぅ・・・・よかった。あやうく理性をなくすところだった)
・・・おそらくピートの脳内の黒主人公は採掘場のよりも強かっただろう。


341 エロなしスルー推奨 :2006/03/19(日) 18:07:08 ID:wm6XIOdt
「ピート!どうしたの?だまっちゃって・・・?」
その言葉でやっと我に返る。
「レ、レタス!早く服着て!!」
「・・・え?なんで?」
どうやら人魚だった彼女は羞恥心は無いらしい。まぁ、もともと無かった部分だし。
「いいから服・・・え〜とこれでいいや!」
ピートは持っていたかえのズボンをはくように言った。
「・・・なんで??」
「お願いだから早く〜〜〜〜〜〜〜!!」
早くしないと理性が壊れてしまう。
「う〜ん、わかったよ」
彼女がズボンをはき、やっと一段落。
「ふう。じゃあ、グリルが来るまで待っていればいいか・・・」
「うん。・・・・でも、せっかく人になれたんだから、陸の様子とかしりたいな・・・」
「えぇ〜〜〜!?」



・・・とりあえずスルーしておいてください(;´Д`)

342 名無しさん@ピンキー :2006/03/19(日) 22:07:48 ID:ap6u1+Tj
>>334〜341
GJ!!ご馳走様でしたww
全くのエロなしではないから、胸張りましょうよw

343 名無しさん@ピンキー :2006/03/20(月) 03:45:48 ID:Wpp8iFGs
んで、誰かがエロにバトンタッチ出来れば素晴らしいのになw

344 名無しさん@ピンキー :2006/03/22(水) 09:39:33 ID:sbq0K5z+
>>333
GGGGGGJです!!!
女神さんのは自分的にかなり好きです(;´Д`)ハァハァ

345 過去462 :2006/03/22(水) 13:56:16 ID:0maYaFTt
ろだ435。シチュなんかどうでも説明つきそうなエリィ。

>>332
サンクス。苦悩してたわけじゃありませんが、そういうレスがあると報われます。


346 名無しさん@ピンキー :2006/03/23(木) 00:00:21 ID:B0bWa7oI
>>345
GJ!!

ここだけの話だが、過去462氏は前スレの初めから数えてもかっぱ氏が現れるまでなんと2年もの間、
単独で絵師をやっていたらしい。

347 過去462 :2006/03/25(土) 02:33:58 ID:c24Aso1z
ろだ436-437。


>>346
そんなにやってたっけ?と保存してある限りの過去スレ見返してみたら、確かにそんくらいやってたみたいですね。
完結してないSS最後まで読みたいなあ

348 名無しさん@ピンキー :2006/03/25(土) 23:29:36 ID:ffLMxr0J
>>347
GJ!!オーバーオールのつりヒモの長さを最大にするとあんな位の長さになるかな。

時間があり且つ次に描くものが定まっていないならアン描いてもらえないでしょうか。出来れば激しいのを。

349 過去462 :2006/03/26(日) 23:51:44 ID:ozeuaJev
ろだ438.。
応リクのアン。
「激しいの」という要望には今ひとつ満足できるものにはできませんでした。すまん。

次は連休になるか夏になるか。

350 348 :2006/03/28(火) 01:14:21 ID:hBGzvDeJ
応リクサンクス!!
・・・462氏の「すまん。」を見た、絵を見ての第一印象は「カワイイ」だった
・・・然る後、己のリクの後ろ半分が浅薄の極みであったことを悟った。

351 名無しさん@ピンキー :2006/03/30(木) 22:55:53 ID:4xnsulFn
保守

352 名無しさん@ピンキー :2006/04/05(水) 22:42:33 ID:3HqR9Rzb
ほしゅ

353 名無しさん@ピンキー :2006/04/08(土) 02:13:44 ID:2geo3mhT
保守ばかり延々と続いても仕方ないゆえ
・・・誰でも、どんなに下らないことでもいいから話題をば

354 名無しさん@ピンキー :2006/04/09(日) 06:33:46 ID:niY/D5hq
ティトリオのSS書いてくださる職人様を待ちながら投下してみます。
モザイク入れてみたけどこんなんでいいのかしら?
かっぱ様の影響で軍手プレイ♪

http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060409063038.jpg

355 名無しさん@ピンキー :2006/04/10(月) 00:17:27 ID:vunWvKxV
ところでワンライキャラの年齢設定ってどんな感じだったっけ?
知ってるかぎりでいいんで教えて。

356 名無しさん@ピンキー :2006/04/10(月) 00:23:16 ID:VciYSpNt
>>355 ソースが今無いからなんともいえんが確か・・・
ルミナ14〜44+α セピリア19〜49+α ナミ25〜55+α ムームー28〜58+α だった筈 

357 名無しさん@ピンキー :2006/04/10(月) 00:38:37 ID:vunWvKxV
>>356
おおっ!即レスサンクス!

しかし後半凄いトシになるな…w 当たり前だがw
たわむれの章あたりで
ナミさんの口元に少しシワができてたのは衝撃的だった。

358 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2006/04/11(火) 13:39:57 ID:ud/wRvMU

||д゚) < >>354GJ!


||ミ サッ

359 かっぱ :2006/04/15(土) 18:53:10 ID:BopYyNNY
最近、出席率悪かった言い訳すると、ナミ人気高いみたいなんでワンライ買ったら、
ロードの長さと頻度、システムの違いと、主人公の腹の音にイラついてボクモノ絵描く気が全く起きなかったからです。
決定的だったのが、牛を毎回押して放牧してたのですが、放牧ボタンがあるのを知ったのでブチキレ。
一緒に買った太閤立志伝ばかりやってました。うん。

足して2で割った絵は旬過ぎちゃったので、魔女さま。
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060415184636.jpg

360 名無しさん@ピンキー :2006/04/16(日) 01:44:36 ID:QlrMbubQ
GJ!
しておるぞよ って・・・

361 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2006/04/16(日) 15:05:58 ID:6r3AJ6SQ
>>360
なんだろうね?
自分の中じゃ、魔女さまはロリで古語口調のツンデレなイメージが。
だってやったことないんだもん…(’’

362 名無しさん@ピンキー :2006/04/21(金) 17:55:02 ID:W1/a8Vyy
age

363 名無しさん@ピンキー :2006/04/21(金) 22:36:20 ID:07HGXAUI
過去のSS保管庫ってまだないの?

364 名無しさん@ピンキー :2006/04/21(金) 23:09:04 ID:QUCAjFdr
>>363
以前の保管庫が更新停止し、新しい保管庫を作れる人間が現れぬゆえまだ無い。
そのような社会貢献的な人が一人ぐらい出てきてくれると有難いのだが。

365 名無しさん@ピンキー :2006/04/22(土) 00:06:23 ID:SjJgGzEZ
言い出しっぺの法則w

366 名無しさん@ピンキー :2006/04/22(土) 23:41:28 ID:DMqbU7oK
>>365
なぜ漏れが願望系で婉曲的表現を用いたのか察してくれ・・・。

367 名無しさん@ピンキー :2006/04/23(日) 04:35:23 ID:k4kLRVpD
ポプリ×ピートキボン

368 名無しさん@ピンキー :2006/04/23(日) 23:42:50 ID:eDgJc3i6
・・・あの性格のままポプリが攻めてきたらそれはそれはコワいと思うのだが。

369 かっぱ ◆e/7fX71AMI :2006/04/24(月) 07:01:08 ID:GUwoRYfJ
>>367
言いだしっぺの法則w

てか自分は少なくても5/12以降になるなぁ。美味しい内容だけど誰かにパス。

370 過去462 :2006/04/27(木) 20:37:16 ID:7hAmc0rW
ところでまだナミSS需要あります?
イベント知らず妄想100%総量短め完全自己満足でよければ
連休にうpしようと思ってますが

投下宣言されてる本職のSS書きの方のお株を奪うようならやめておきます

371 過去462 :2006/04/27(木) 20:38:20 ID:7hAmc0rW
ところでまだナミSS需要あります?
イベント知らず妄想100%総量短め完全自己満足でよければ
連休にうpしようと思ってますが

投下宣言されてる本職のSS書きの方のお株を奪うようならやめておきます

372 名無しさん@ピンキー :2006/04/27(木) 21:28:25 ID:CY/Rto0K
あげ

373 名無しさん@ピンキー :2006/04/27(木) 21:39:54 ID:iEB2RA9n
>>371に期待


374 名無しさん@ピンキー :2006/04/27(木) 22:50:03 ID:okEuLOPB
待ってたよぉ〜。
是非投下してくれ!

375 名無しさん@ピンキー :2006/04/27(木) 23:18:55 ID:9ogu2H0o
>>370
期待しております。

376 名無しさん@ピンキー :2006/04/28(金) 20:40:19 ID:MzZq/ANP
>>370
何日もこのレスを待ったことか・・・

377 波打ち際 :2006/04/29(土) 23:50:03 ID:sta0Pgv9
ここの居心地は悪くなかった。
彼女にとって必要なものが、この上ないバランスで存在していたから。
自然と人。割合で言うなら、9:1くらいが好きだった。
生きるのに最低限必要な仕事があって、でも人は多すぎないのがいい。
でも、たまには街も悪くない。ほんの、たまになら。
誰かの気にもとまらず、ただ風にまかせて、この先もずっと。死ぬまで過ごせればいい。
深夜のわすれ谷。誰が使うわけでもなく、朽ち果てていく漁船に腰掛けて、インディゴの気配を見せ始めた風に吹かれ、ナミはじっと海を見ていた。
別に、この場所でこうやっているのが好きなわけじゃない。
こうしたいと思ったからこうしただけ。
人に聞かれれば、そう答えるつもりだった。
そんな答えは用意しているが、本当はナミは、ここでこうしているのが好きだった。
彼が、知ってるから。彼にだけは、本心で答えてしまったから。
「ナミさん、いつもここで海を見てるの?」
用意していた答えは、どこかに消し飛んでいた。
気づいたら、頷いていた。
答えたあとで思った。
嘘をつくのは嫌い。でも、嘘じゃなかったらいい。
「いつも」がどれくらい「いつも」なのかなんて、人それぞれだ。
気が向いたとき、ふっと来ればいい。
約束とか、そんなのじゃない。
そう考えたのに、毎日この時間、ここで海を見るようになって、もう一週間だ。
季節の移り変わりの早いこの谷では、ほとんど、街やミネラルタウンの一ヶ月に当たる。
毎日、彼は来た。
無愛想に話すナミに、笑顔で接した。
毎日、贈り物をくれた。
遺跡から掘り出した土偶。元手はタダだった。
ナミはそっちのほうがよかった。
金目のものをちらつかせて迫る男は嫌いだから。
こんなもの見つけたと、ナミに泥まみれの人型を渡す彼の姿はどこか子供っぽく、ナミは笑顔を隠すことに苦労した。
誰にも見せてない笑顔。
誰にも見せたくなかった。
彼女にとって、笑顔は、媚びだから。

378 波打ち際 :2006/04/29(土) 23:50:43 ID:sta0Pgv9
街で男なら誰彼かまわず笑顔を振りまく女を見たことがある。
笑顔を切り売りして、男をからかって遊んでいる女だった。
その女を見てから、もともと少なかった笑顔が、さらに少なくなった。
笑いかたすら忘れたと思っていた。
しかし、あの牧場主に対しては、笑みを抑えることが難しい。
「どうしちゃったんだ、あたしは…」
表情は変えないし、視線も動かさない。ただ、自分の中の別の自分がそう言わせた素振りで、ナミは呟いた。
あの牧場主に話しかけられると心踊る自分がいる。
そんなハズはないと、必死で否定する自分もいる。
今自分が抱いている感情は、そんな俗っぽいものじゃないと、自分はそんな感情を抱ける人間じゃないとその自分は言う。
知らず知らずため息をついていた。月は中天にかかりかけている。いつもなら、牧場主と話している時間だった。
来ないのかな。
唇だけでその言葉を紡いだ。
漁船を降りて、少し海辺を歩いてみる。
ぶらぶら歩いているつもりでも、目はほとんど海とは逆のほうを見ていた。
そのままあてどなく歩き続け、気づいたらもう、日付はだいぶ前に変わっていた。
今日は、来ないのかな。
安堵と残念さがないまぜになった感情が彼女の胸を満たす。
こんな日もある。そう、わざわざ心の声を大きく張り上げて、ナミは宿へ足を向けた。
次の日も、ナミは一人だった。
夜の浜辺に突っ立って、空にかかる月を眺めている。
二日くらい来ないこともあるさ、と、自分の中で他人を弁護する自分が信じられない。
ふらふらと漁船に腰掛けた彼女の表情は、複雑だった。
そう。また、ここにいる。あの人を、待って。
もうはっきり言える。
自分は、あの人を待っている。
何度も何度も、自分の中からあふれ出すその感情は、拭っても拭っても形を保ち続けて、ナミの中に固まってしまった。
どんな感情か。答えはわかっていた。待っているという答えが出たなら、まったく同時に出る答え。
肯定したくないのは、ただの意地。
そんなことができる人間じゃない。そんなことをする人間じゃない。
卑下しているのか、達観しようとしているのか。
どっちか分からないまま、自分で自分に枷をはめて、それをまた自分で食いちぎろうともがく。
そんな葛藤を胸に、ただ、波打ち際を見つめる。

379 波打ち際 :2006/04/29(土) 23:52:03 ID:sta0Pgv9
答えを叫びたい。そう訴える、縛り付けられているほうの自分がもがくのを押さえ込む。
押さつけている理由は、ただの意地だとわかっていながら。
「…ナミさん」
少しだけ早くなっていた鼓動が、突然倍ほどに早まる。振り向くと、待っていた人がいた。
「ごめん、昨日、うちの牛が出産してさ。難産だったから、ずっとついててやんなきゃいけなくて」
暴れまわる心臓をなだめながら、彼の顔を見る。申し訳なさそうな顔。この顔は、自分に対して向けられている。
なんとなく、居心地が悪い。謝られるようなことはしてない。自分が勝手に待っていただけだ。
怒りがこみ上げ、その怒りはなぜか、彼のほうに向いた。
「牛って、かわいい?」
「…うん、最初は大きくて驚いたけどね。世話してたら、情が移って」
「大事?」
「そうだね。犬も馬も、鶏もだけど、大事な家族だから」
「あたしを、寝不足にするくらい、大事?」
「…あんまり秤にかけたくないな…」
「いつもここにいるあたしを、放っておくくらい、大事?」
「同じ基準で比べられるものじゃないよ」
わかってる。正論だ。自分がやっているのは、愚かな女の問い。
しかし、感情はとまらない。
「…あたしは、待ってたんだ」
その言葉を出すことにもうためらいはない。
今までにないほど、感情を顔に出している自分がいる。
「…ごめん」
謝られた。
違う。自分が求めている答えとは違う。
求めていたものがどんな答えか自分でもわからなかったが、違う。
家畜は命をつなぐ資産。それにかかりきりだったからと、謝る彼。そのことにも、腹が立った。
自分勝手な怒りの波が、ナミの感情の防波堤を決壊させた。
己に問いかけ、追い詰めて、答えを迫っているだけでは、決して破れることのない堤。
「こんなに、こんなに…」
目に熱いものがこみ上げ、横隔膜は痙攣を起こす。
「…きなんだよっ!」
…なにが「こんなに」だ。彼に伝わるはずがない。
わずかに残った堤の一部が、この上なく冷徹に己を揶揄する。
…最低。なに?自分の考え、まるごと相手に伝わるとでも思ってる?
…「こんなに」なんて、自分からしか見てないじゃないか。
…自分が作った壁、わざわざ自分で壊しちゃったりしてさ。
…そんなもんなの?あんたのプライド?
…だいたい、言葉がつながってない。
…唐突でしょ。いきなりそんなこと言ってさ。あんなに考えないようにしてたこと。
膝を抱えて蹲るナミを、冷たい目で容赦なく蹴りつけるナミが、ナミの脳裏に浮かぶ。
もはや彼の顔を見れない。
…なんで…言っちゃったんだっ…!
目を瞑って、拳を握り締めて、後悔に押しつぶされそうになる。
あふれ出た言葉の意味がなくなることを祈る。なくなるわけがないのに、ただ、祈る。
膝に力が入らなくなり、砂浜にしゃがみこんでしまう。
そんな姿の自分を他人に晒す、その情けなさが全身に這い登り、ナミは、泣いた。
後から後からあふれ出る涙を、子供のように手で拭いながら。
人前で、枷を解き放つ行為は、自分にここまでダメージを与えるのか。
受け入れてくれるはずが、ない。
こんな自分を、受け入れてくれるはずが。
どんな理由であれ、人前で泣くような女は、あたしの一番嫌いな女だから。
何もかもが、自分を責めているように思えた。むき出しの脛に食い込む砂が。いやに大きく響く潮騒が。そして、自分自身が。
彼はもう去っただろうか。足音がしないから、まだ、いるのだろう。
嗚咽の波が引き始め、ナミは少しずつ冷静になる。
無理やりにでもいつもの自分を取り戻したい気持ちは、それでもまだうねる感情に巻き込まれて、捻れた。

380 波打ち際 :2006/04/29(土) 23:53:14 ID:sta0Pgv9
「好きって言ったんだ…」
半ば自棄だった。開き直って、自分の感情に正面から向き合う。
ずっと眼を背けてきたそれは、思いのほか、綺麗に思えた。
顔を上げて、愛しい人を見る。
彼に、表情はない。だが、瞳の奥に、海よりも大きく自分を包み込んでくれる優しさを感じる。
…受け入れて、くれるの…?
かなぐり捨てたと思っていた意地が、その胸に飛び込むことをためらわせる。
その意地が、さらに思考をねじれさせる。
綺麗に見えた自分の思いに、泥を塗る。
「…誰かと、賭けでもしてたの?」
…下衆もいいところの邪推。
「あたしを落とせるか、なんて」
バカなことを言っていると思った。そんなわけない。彼が、そんなことするわけがない。
必死で否定するナミを無視して、体は勝手に立ち上がり、彼に詰め寄る。
「よかったわね、勝ったのね、そうだ、あたしにも分け前くれるでしょ!?あんたを勝たせてあげたんだから…ッ!?」
口から溢れる心にもない言葉は、抱擁で遮られた。
「そんなこと、してない」
彼の声を、かつてなく近い距離で聞いた。
「でも、好きになってほしかったのは本当だよ」
涙の意味が変わる。
「先に、僕が、好きになった」
…嬉しい。
好きにさせられたのに。
こんなに、嬉しい。
「…ぁぁ…」
信じられないような吐息が出た。
…やっぱり、女なんだな、あたし…
冷静に、しかし優しく己に語りかける自分。
気づいたら、彼の背中に手を回し、泣いていた。


381 過去462 :2006/04/29(土) 23:57:31 ID:sta0Pgv9
中休み。
ろだ442に画像アリ。
ただしエリィ。
次回から濡れ場。

382 名無しさん@ピンキー :2006/04/30(日) 02:42:18 ID:SOCPXcge
乙&GJwww
テカテカワk(ry

383 名無しさん@ピンキー :2006/04/30(日) 02:47:55 ID:vjgb9bqq
GJ!! 同じく
  ∧_∧  + ワクワク
 (0゚・∀・)  + テカテカ
 (0∪ ∪ +
 と__)__) +

384 名無しさん@ピンキー :2006/04/30(日) 15:08:44 ID:lQTtiMA/
GJ!
待ってました!

385 波打ち際 :2006/05/01(月) 01:08:40 ID:OVUnglN4
「…早すぎない?」
「かもね。でも、けじめつけときたい」
「何に?」
「自分に。自分の、気持ちに」
牧場。彼の家。狭いベッドに、二人は生まれたままの姿でいた。
…けじめなんてものじゃ、ないけどさ…
ただ、既成事実を作りたかっただけだった。
そんな狡猾さが自分にあったことにも、彼女は驚いていた。
そして、その狡猾さの裏には、彼に全てを捧げる覚悟がある。捧げてほしいという願望もある。
つまりは、この言葉に集約される。
「…好き…」
恥じらいはあれど躊躇いなく、まっすぐ彼の目を見て言い、逞しい胸に飛び込んだ。
そしてそのまま、唇を重ねる。
初めてのことなのに、意外に緊張はしていなかった。
今、ナミの胸の中を一番大きく占めているのは、高揚感。
手が、彼の下半身に伸び、彼自身に触れる。
色事の手順など知らない。ただナミは、自分の体が求めるままに動いていた。
それの、形、温度、硬さ。全てを確かめようと、手を蠢かせる。
不意に唇が離され、気づいたら背中にはベッドのシーツ。
「無理しなくていいよ…」
間近に、彼の顔。
無理はしていないつもりだった。
あったのは、妙な義務感。
…誘ったのは、あたしだから…
しかし、彼に任せてみるのも悪くない。
細かいことを気にしても、仕方ないのかもしれない。
返事の替わりに、キスを返した。

386 過去462 :2006/05/01(月) 01:10:04 ID:OVUnglN4
ここで視点変更。
なんとなく主人公サイドになります。
話が進むにつれ混合して読みづらくなりますkとをお許しください。

387 名無しさん@ピンキー :2006/05/01(月) 12:50:13 ID:cAk6Xl6P
+   +
  ∧_∧  + ワクワク
 (0゚・∀・)  + ワクワク
 (0∪ ∪ +    テカテカ
 と__)__) +

388 名無しさん@ピンキー :2006/05/01(月) 19:56:02 ID:v/nUrFV8
  ∧_∧  + ワクワク
 (0゚・∀・)  + テカテカ
 (0∪ ∪ +
 と__)__) +


389 波打ち際 :2006/05/02(火) 00:07:50 ID:XFN3ijmK
見下ろすナミは、いつものナミではない。
何事にも興味を示さないストイックさも、ふとした瞬間に見せる寂しげな表情もない。
彼に組み敷かれているのは、ただ一人の少女。
自分の気持ちを素直に出せない、ただの女の子。
女性を賛美するあらゆる言葉が、脳裏をよぎる。
触れるだけで壊してしまうかもしれない。
そんな存在を、今、自分は布団に押さえつけている。
彼女は拒絶などしないで、むしろ待ち望んだ目で自分の顔を覗き込んでいる。
この上ない興奮を、覚えた。
下半身が滾る。
…触れたい。
衝動が抑え切れず、しかしわけのわからない背徳感も感じつつ、その右手はおずおずと彼女の胸に触れた。
その瞬間、ナミの体がピクリと反応を見せる。
円を描くように手を動かすと、ナミは刺激に弄ばれるように身を捩じらせる。
…経験が、ないんだ…
自分もそうだ。上手くいくだろうか。
しかし体は抑えがきかない。どうとでもなれという気持ちになり、どうとでもなると感じた。
ナミの形のよい胸に顔を埋め、頬に触れた突起を口に含み、そのまま舌で舐り回す。
「あ、う…」
押し殺した声が聞こえた。耐えるような反応に、興奮が高まる。
…もっと、聞きたい…
己の欲求の赴くまま、舌で転がし、甘噛みし、吸う。
右手は右手で、握りつぶすように、撫でるように、包み込むように揉みしだく。
「んあ、あ、あうぅ…っ!」
空いた左手が、ナミの腹部を滑り、薄い茂みを探り当てた。
「あぁっ…」
ナミの腕が彼の背中に回される。
彼は構わず、指を合わい目に沿って滑らせた。
そこは、しっとりと湿っていた。
指先を鉤状にし、液を拭うように蠢かせる。
「ああ…ん、はぁっ…!」
ナミの喘ぎとともに、湿り気は、除かれるどころかますます増していった。
…なぞるだけで、こんなに…
指を二本にし、そこを為す要素のひとつひとつを撫でる。
「はぁ、はぁ、はぁんっ、く、うああん…」
愛液はもう、彼の指がふやけるほどに溢れつつある。
「ナミさん…、もう…」
我慢の限界を覚え、ナミの秘裂に滾った己を押し当てた。
「待って…!」

390 波打ち際 :2006/05/02(火) 00:08:23 ID:XFN3ijmK
「…何?」
…焦りすぎたか?
「もう、「ナミさん」なんて呼ばないで…」
「…ナミっ…!」
「来て…」
胸の底からあふれ出る愛おしさとともに、腰を押し進める。
「く、うんっ…!」
「い、痛い?」
「大丈夫、大丈夫だから、そのまま…」
ついに彼の腰が、ナミの腿に触れた。
彼女のそこは、初めての侵入者を、きつく、締め付ける。
「…入った…よ…」
「うん…」
彼は額から汗を滴らせながら、ナミは涙を滲ませながら、しかしお互いにお互いの顔を慈しみを込めて見つめ合った。
「う、動いて…いい?」
「うん、でも…」
恥ずかしそうな表情。
「その前に、ぎゅっ…て…抱きしめて」
なんとも言いがたい感覚が全身をめぐった。返事を、行動で返す。
ナミも、彼の背中に回していた腕に力を込める。
「愛してる…」
「僕も…」
短く言葉を交わし、彼は律動を始めた。
局部から引き出されるそれは、彼女の血と愛液で、マーブル模様に彩られていた。
明らかに耐えている女性の顔を見下ろし、昂揚とともに、痛ましさを覚え、せめて優しく動こうとする。
その甲斐あってか、ナミが苦痛を感じていたのは、最初のうちだけだった。
「あぅん、あ、んあ、もっと、もっと…動いて…っ!」
「…っ!ナミ、ナミッ…!」

391 波打ち際 :2006/05/02(火) 00:10:11 ID:XFN3ijmK
供に初めてとは思えないほどの快楽が、ぞわぞわと肉体を染め上げる。
うわ言のようにお互いの名を呼びながら、二人の動きは激しくなっていった。
ナミの腕にはより強く力がこもり、乳房は胸板に押され、潰れる。
「ふああ、あん、や、はああっ!あ、っ…?」
彼の動きが不意に止まり、ナミは「なぜ?」と言いたげな視線を返した。
「…あの…ナミ…その…」
「…何・・・?」
「後ろから…その…」
出た言葉はそれだけだったが、ナミには言いたいことがわかった。
夢中だったはずなのに、そんなことを考える彼が、可愛く思える。
笑いを含んだ吐息をひとつもらし、ナミは体を上にずらして怒張を引き抜くと、反転して膝を突き、彼に臀部を向けた。
濡れそぼった性器や、窄まった菊座が、彼の目に触れる。
新雪のように輝く肌と、愛液にぬめる性器の対比が、なんとも言えず淫猥だ。彼は、少しの間見とれていた。
「早く…恥ずかしいんだから…」
その声に我に返り、慌ててもう一度侵入する。
先ほどまでとは違い、二人がつながっている部分があからさまに目に入る。
「んあんっ!ふぁあ、んう…!」
ナミはナミで、角度の違う侵入に、新たな嬌声を上げた。
左腕で体重を支え、上体をひねって右手を彼の首に回し、唇を求める。
「んむっ、う…ふぅ…」
3度目のキス。互いの舌が、人体から離れた別の生き物のように絡み合う。
唇を離したとき、覗き込んだナミの目の途方もない媚びた光に射抜かれ、射精感が一気に押し寄せた。
「ナミ、もう…っ!」
「あたしも、あたしも、もう…!ああああああああっ!」
その声を引き金に、ナミの胎内に、灼熱の白濁がぶちまけられた。
ナミの膝から力が抜け、二人はつながったままベッドに沈む。
「…嬉しい…」
「僕も…」
彼がナミの背中から退こうとすると、ナミの腰がそれを追うように浮き上がった。
「…ナミ?」
「あ、その…」
少しみっともない格好だったことを自覚したのか、ナミは顔を赤らめ、続ける。
「もう少し…」
「…重くない?」
「それも…気持ちいいの…」
しばらく二人はそのままでいた。
素肌に伝わる体温や、呼吸、小さな身じろぎ、全てがけだるい心地よさに包まれている。
互いに感じているのは、この上ない一体感と、掛値ない幸福感だった。
どれだけ時間が経ったか。ナミのくしゃみに、慌てて布団を被り、寄り添う。
暗がりの中、夜目に見るナミの表情は、微かに緩んでいた。
考えてみれば、こんな顔を見たのは、これが初めてかもしれない。
それは、想像していたよりも、遥かに魅力的だった。
…やっぱり、ナミしかいない。
もっと、笑顔を見たくなった。
ずっと、笑顔を見たくなった。
いつの頃からか固めていた覚悟は、生涯を通せる確信を得て、さらに強固になった。
「あのさ、ナミ…」

392 波打ち際 :2006/05/02(火) 00:11:16 ID:XFN3ijmK
「ん?」
彼は続きを言うのではなく、枕元の戸棚から、何かを取り出した。
「何?これ?」
「青い羽…そのままだけどさ」
真剣な眼差しがナミに向けられた。
「これさ…わすれ谷では、結婚を申しこむときに、相手に渡すんだって」
「…!」
「受け取って…くれる?」
「…気が早いよ…」
「わかってるさ。でも…」
「もうちょっと、このままでいても、悪くないと思うよ、あたしは」
「……そんな」
「だから、さ。結婚…しちゃったらできないこと、あると思うんだ」
「…どういう意味?」
「…恥ずかしいこと、言わせないでよ…いらないとは言ってないよ…」
どうやら受け入れてくれるらしい。彼は微笑んで、背を向けてしまったナミを、後ろから優しく抱きしめる。
「バカ、また大きくなってる…」
「ナミのせいだよ…」
「今夜は、もうしないからね…」
「わかってる…」
そうは言ったが、自分の腕に包まれたナミが、もじもじし始める。
彼女から言い出すのを待って、彼は目を閉じた。

結局そのまま寝てしまい、翌日、ナミは口を聞いてくれなくて、なだめるのに苦労した。
それから、インディゴの月いっぱい、二人は恋人という関係を満喫し、翌年、晴れて夫婦となる。
ウェディングドレスをまとったナミの顔は、今までにない満面の笑顔だった。

393 過去462 :2006/05/02(火) 00:14:41 ID:XFN3ijmK
SS終了。
そしてうpろだ442-445に画像追加。
445は挿絵ではありません。

394 名無しさん@ピンキー :2006/05/02(火) 22:47:54 ID:E3CvLgLI
GJ!! しっかし、万能な職人様ですなぁ。

395 名無しさん@ピンキー :2006/05/03(水) 09:59:22 ID:F2Q4nT6i
GJ!
WLはキューブじゃないとロードが長くてやってられませんよ。
未だにたわむれの章

396 名無しさん@ピンキー :2006/05/03(水) 11:00:26 ID:HTnY84m4
GJ!
ナミサンカワイス

397 名無しさん@ピンキー :2006/05/05(金) 00:29:34 ID:oZwlT/9s
>>395
そのキューブ版で投げ出したんだよなぁ、俺は…

398 名無しさん@ピンキー :2006/05/05(金) 01:08:16 ID:/JneGXNd
ところでおまいらシリーズで誰が一番好き?
男と女から一人ずつ選んでくれなさいまし。

399 名無しさん@ピンキー :2006/05/05(金) 01:29:04 ID:1bOX30kA
とりあえずポプリLOVEとだけ言っておこう。
文句があるヤツは前に出てこい!

400 過去462 :2006/05/05(金) 01:58:35 ID:950r4/3E
ろだ446-447。

>>398
女はエリィで固定ですが男はなぁ…
とりあえずムギで

401 名無しさん@ピンキー :2006/05/05(金) 09:11:02 ID:5vNcJA+N
>>398
おれはカレンだろうなぁ
男はカイ

402 名無しさん@ピンキー :2006/05/05(金) 14:34:54 ID:6QZQda9P
リオン♂とリオン♀。
文句ある奴はかかってこい、言っておくが俺の体力はしあ詩主人公のそれに匹敵するぞ。

403 名無しさん@ピンキー :2006/05/05(金) 16:38:39 ID:UJulhINh
>>395
マナとリック。

404 名無しさん@ピンキー :2006/05/05(金) 16:39:10 ID:UJulhINh
みすった、>>398だった;

405 名無しさん@ピンキー :2006/05/06(土) 00:08:25 ID:OtoSOh3I
>>398
アンだなぁ。ポニテ元気発明家属性って全部あたってるし。 あれで料理ができれば・・・。
男はカールが。

>>400
GJ!

406 名無しさん@ピンキー :2006/05/09(火) 12:07:28 ID:5AgpED2b
>>393
遅れましたが超GJです!!!
ずっとこれを待ってた(*´ω`)なみー

407 名無しさん@ピンキー :2006/05/12(金) 16:06:46 ID:yUBMD1ct
age

408 名無しさん@ピンキー :2006/05/13(土) 22:00:42 ID:z6U36zOj
>>498
女は文句なしにエリィ

男はアズマックス先生

409 かっぱ :2006/05/18(木) 09:10:51 ID:QLzLyvIh
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060518090622.jpg

なんか落ちそうなんで支援。時間が時間なんで、あんま手間かけられなくてゴメン。

410 名無しさん@ピンキー :2006/05/18(木) 21:45:59 ID:uYwWcE+a
おーいえー。乙です。
ポプリの方から誘ったのか?この表情はもしや。

411 名無しさん@ピンキー :2006/05/19(金) 23:53:50 ID:BibS/Ra5
乙にございまする。
で、この後クレアが養鶏場に入ってきて前スレ小説のような状態に・・・んなワケねぇか。

412 女神の帽子 ◆EIaswFkX4U :2006/05/20(土) 16:13:30 ID:/V2Ggi9R BE:191808263-#
っ【エリィ】

http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060520161230.gif


413 女神の帽子 ◆EIaswFkX4U :2006/05/20(土) 16:17:11 ID:/V2Ggi9R
あ、すみません、beは無視して下さい。
知り合いが家のPCに残していったみたいでチェック外すの忘れていましたorz

414 名無しさん@ピンキー :2006/05/20(土) 16:18:34 ID:thSjAnlA
>>412
ををを待っておりました!GJです!

415 名無しさん@ピンキー :2006/05/20(土) 23:22:06 ID:2Ai/UkS3
>>412
素晴らしくGJ!!

416 女神の帽子 ◆EIaswFkX4U :2006/05/21(日) 00:58:06 ID:V3ih+jLe
百合注意

っhttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060521005710.jpg

417 名無しさん@ピンキー :2006/05/21(日) 01:15:27 ID:g5jRGo4E
>>412 >>416
gj!なんか色んなモノに火がついた

418 名無しさん@ピンキー :2006/05/21(日) 02:32:27 ID:x09pTIXI
>>412,416
────(゚∀゚)──────(∀゜)──────(゜ )──────(  ゚)──────( ゚∀)──────(゚∀゚)──っ!!
GJですた(*´Д`)ハァハァ

419 過去462 :2006/05/21(日) 21:55:28 ID:XtxB8Tni
ろだ451。
さっぱりエロクレア。
ごめん、忙しくてこんだけしか描けませんでした。

>>412
嬉しいので叫ばせてください。
エリィキタ────(゚∀゚)──────ッ!!

420 名無しさん@ピンキー :2006/05/21(日) 23:41:23 ID:SyPtoHW3
>>419
なかなかGJ  ご無理をなさりませんように。
ところで、今までに合計何枚描かれましたか?

421 過去462 :2006/05/22(月) 18:30:58 ID:Yjs2a7kM
>>420
無理のないように描いたら1枚しか完成しませんでした。
なんだか悪いので多少は無理したかったのですが。

枚数は没にしたのを含めて数えたらだいたい315枚ありました。
うp率で言うと7割くらい。
スキャンすらしなかったの含めたら400を数えそうです。

ちなみに2割がエリィ。

422 名無しさん@ピンキー :2006/05/25(木) 22:58:48 ID:Q7vDQ0jO
462さんの絵が大好きでいままでずっとここにいる
そう思ってた

でも違ったんだ

俺が好きなのは462さん自身だったんだ

結婚してください

423 名無しさん@ピンキー :2006/05/26(金) 14:25:26 ID:l4Lczus2
オメ

424 過去462 :2006/05/28(日) 01:49:22 ID:U3czOtCh
ろだ452-453。
ちょっと年齢上げてみました。

>>422
エリィは裏切れません。
そうでなくてもマリアとかセピリアとかビアンカとかフレンとかで手一杯です。
ごめんなさい。


425 名無しさん@ピンキー :2006/05/31(水) 23:55:29 ID:tnKHDVpX
GJ!!

ただし、ビアンガ・エラルコ・ヴィヴィアージュを省略すると、不敬罪にあたります。

426 名無しさん@ピンキー :2006/06/01(木) 22:55:39 ID:pER4n+PT
不敬罪につき保守
あと、ビアン『カ』だ。不敬罪。

427 過去462 :2006/06/04(日) 22:58:42 ID:fSkVcMzL
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi 454
ルーンファクトリー二枚目。ロゼッタ。

>>425
実はビアンカはDQ5のキャラとしてボケたつもりがルーンファクトリーにもビアンカ・エラルコ・ヴィヴィアージュがいて…

んでお詫びの意味で描こうとしましたが描きにくかったのでロゼッタにしたのでさらに不敬を重ねた次第。
誰に謝ればいいのかわかんないけど、スマソ

428 名無しさん@ピンキー :2006/06/04(日) 23:50:43 ID:TfmIJne1
>>427 GJ! 
過去462殿、恐れながら奏上いたしますると、閣下はこのスレにおきましてスレに対しまして
一切の不敬なる行為をお行いになってはいらっしゃいません。
故に、謝らねばならないのはビアンカ・エラルコ・ヴィヴィアージュ本人に対してであります!

まとまった時間ができた時に、描きにくいビアンカに挑戦しえいただければそれが最大の敬意かと。

429 名無しさん@ピンキー :2006/06/05(月) 19:44:33 ID:SedVt1AD
マークはそれから数日後に死んだ。
あれから4年たった今じゃ思い出す回数もずいぶんと減った。
みんなとはマークのことはなかなか話さない。
最後に話したはもう1年も前かな。
ケイトちゃんは文才を買われてうさみ書房に
7万Gで原稿を買い取ってもらった。わすれ谷初の小説家だ。
早くも先生とか呼ばれて来年は新聞小説らしい。
ロックは花の芽町で浪人生やってる。行きたい大学があるそうだ。
ヒューくんはケイトちゃんと結婚後パパになっちまってオメデトウというか
なんというか‥‥がんばれ。
テイさんとルゥさんは宿屋を閉めて旅人さんだ。
今でも私と絶賛文通中、昔のよしみというやつだ。
五通に一通は怪しいおみやげを送ってくれる気の利いた人たちだ。
パラサンはケサランを殺して秘伝を受け継いだらしい。
ルミナちゃんは別の街でまたピアノを教えてる。まだ独身だ。
グスタファとガーファンは山の向こうのミネラルタウンという所でギターをやっている。
年のくせに生意気だが大都会でぜひ一旗揚げてほしい。
カーターさんは刑務所ん中だ。
まあ30年以上も盗掘しえたんだからそう驚くほどのことでもない。
バドッグさんは臓器ころがしてる。
グラードさんは脱サラして時々賞味期限切れの弁当を
ゆずってくれる使えるヤツだ。
それともう一人モイ‥‥‥は知らん。

そしてあの子は今‥‥
いろいろあってまだ牧場やってる。
牧場はまた大きくなった。
マークにあこがれるのはわかるがそろそろ結婚相手見つけてほしい。
私はあれから酒はやっていない。
‥‥でもさ、マーク。私は最近思うんだ‥‥
やぎってぶっちゃけいらなくない?

430 名無しさん@ピンキー :2006/06/05(月) 22:13:28 ID:F8IPTLxM
ナミさん小説キター!?

431 名無しさん@ピンキー :2006/06/06(火) 08:27:08 ID:7L7+MhZw
どうみてもコピ改です

432 過去462 :2006/06/06(火) 23:53:42 ID:ojvqkrC0
ろだ455。
ビアンカ・エラルゴ・ヴィヴィアージュ思いのほか早く完成しました。

433 名無しさん@ピンキー :2006/06/07(水) 23:34:33 ID:X03dxX/h
GJ。

434 名無しさん@ピンキー :2006/06/14(水) 23:24:10 ID:usUdz78d
保守
・・・だけしてもつまらないので>>429のようなことをして作品投下を待つのが上策と思う。

435 名無しさん@ピンキー :2006/06/14(水) 23:47:36 ID:uNDctjOE
保守ついでに思いついたシチュをチラシ裏。
『クレアに夜這いかける怪盗シュタイナー』と『その目撃者』

436 名無しさん@ピンキー :2006/06/14(水) 23:48:47 ID:uNDctjOE
あがってないし。

437 名無しさん@ピンキー :2006/06/15(木) 00:04:18 ID:bKJp/H2N
>>429だが、もう思いつかん。

438 過去462 :2006/06/17(土) 03:04:31 ID:NWc8jLcG
ろだ456-458。
クレア。
セピリア。
GB2のデイジー。

439 名無しさん@ピンキー :2006/06/18(日) 00:09:07 ID:RmPe8JqH
とってもGJ!!

ところで、過去氏がいままでにお書きになられたキャラ(しあ詩・コロステまで)は
・エレン ・アン   ・マリア ・イヴ   ・? 
・エリィ  ・ラン   ・マリー ・カレン ・ポプリ
・ジーナ ・サラ(3) ・ディア ・ライラ ・ケティ
・セピリア・フローラ ・ルミナ ・ムームー   ・ナミ

・? ・(?)
・メイ ・マナ ・サーシャ ・リリア ・(アージュ) ・女神様(HM)
・メリル ・女神様(しあ詩)  ・魔女様 ・キララ ・レタス
・ディジー
・サラ(GB主) ・クレア ・ティナ(WL) ・ティナ(しあ詩)

通常の嫁候補ではニーナちゃんが一人残ってます。
それ以外では・リーズ氏・バルベラ氏なんかが残ってます。

440 ドクター×クレア@ミネなか(forガール) ◆ELLENxfVBA :2006/06/19(月) 20:27:42 ID:nRQoG8Jf
初SS初投下します。需要も流れも全く無視してすいません。
供給のみで書いてしまいました。
その上稚拙ですいません。すいませんすいません。
一応鳥は付けておきますが叱られたらもう来ません。

---------------------------------------------------------------------------------------------
やれやれ…またあの…何てったっ、町外れの牧場に騙されて来たっていう…
頭を抱えてドクターはカルテをめくる。…クレア、くん、ね。
頑張ってるのはわかるんだけどこんな時間に…
ドクターはちらりと時計に目をやる。
夜の10時。エリィはとっくに帰っている。
病室のベッドには顔を蒼白にした金髪の女性が、一人。寝息をたてている。
白磁のような肌だと思う。
…こんな町に来ちゃって…都会ではどんな暮らしをしていたんだろう。
こんな町、といってもドクターはこの町を気に入っている。
彼女はこのままここの住人になるのだろうか。
ふと、クレアの口が動いた
「…ート…」
そして少し、眉根を寄せる。悲しい夢でも見ているのか。
じわり、と睫毛に涙が滲んだ。
ドクターは思わず指でその睫毛をなぞる。指にクレアの涙がついた。
なんだか可哀想になってドクターはクレアの額を撫でた。
クレアが、ふ、と力を抜くのがわかる。
何となく愛おしくなって暫くの間そうしていた。
「起きないのか…」
ふと気がつくと30分以上はそうしてぼんやりしていたようだ。
他人に触られたら目が覚めそうなものなのに、余程疲れているのだろう。
クレアが目を覚ます気配はない。
彼女が運び込まれた時は苦々しくも思ったものだが、手に触れるひんやりとした肌が、
ドクターの気持ちを穏やかにしていた。


441 ドクター×クレア@ミネなか(forガール) ◆ELLENxfVBA :2006/06/19(月) 20:28:39 ID:nRQoG8Jf
相手は、つい最近越してきたばかりで慣れない牧場経営を…しかもほとんど荒れ地だった
町はずれの牧場で…一人でこなしている気丈な女性なのだ。
この肌も、美しい糸のような金髪も、強い日射しの下にさらされればじきにどうなるかは
目に見えている。そう思い、ドクターは額からそのまま指でクレアの髪を梳く。
指が、クレアの耳に当たる。
「ん…」
クレアが小さい声で呻く。はっとしてドクターは手を離した。
しかしその瞼が開くことはない。
もう一度、ドクターはそっとクレアの耳に触れる。もう反応しないのかと思い、
そっと首筋まで白い肌に指を滑らせた。
「ん ん…」
起きる気配はない。
軽い布団を一枚掛けているだけなので身体の線が布団の上からでもわかる。
その下は、入院患者用の綿のシャツ一枚だ。
運び込まれたときに着替えさせたのは自分なのだから、今のクレアの状態はわかっている。
しかしその時は、医者として患者としてのクレアを診ていた。
身体を楽にさせて冷やし、水分を補給し、きちんと処置を施した。
ドクターの指がクレアの鎖骨をなぞる。
もう今は点滴も外し、ただ眠っているだけのクレア。
胸のところから手を入れると膨らみが確認できる。
…さっきブラを外したのは自分なんだけど…そう考えてドクターは
自分が医者であることを思い出す。
「んっ…」
クレアが顔を反対側に向ける。あわててドクターは手を抜くが起きた気配はない。
そのかわり、白い首筋が金の髪を少し纏わせて露わになっている。
自分は…医者だ…
それでも…
まるで誘われているようだと思い、ドクターは自分の中の男を意識する。
知らず、首筋に唇を落としていた。


442 ドクター×クレア@ミネなか(forガール) ◆ELLENxfVBA :2006/06/19(月) 20:30:21 ID:nRQoG8Jf
そのままさっき指でなぞったところを同じように唇でなぞる。
耳たぶにキスをする。唇で挟むとまた、クレアが呻く。
しかしもう止めようとか、自分は医者だからというモラルだとか、そんなものよりも
先に立つものがドクターの中にある。
布団をそっとずらして首筋に、鎖骨に、キスを落とす。
シャツの襟元から手を入れ、その中にある膨らみの…その頂点にあるものに指を伸ばす。
ゆっくりとシャツのボタンをはずし、前をはだけて、指で捏ねていた突起にキスをする。
「んっ……ート…?」
クレアが知らない男の名前を口にしたので、ドクターは顔を上げ、クレアの顔を見る。
目が合った。
「…ドク…ター…?」
一瞬、ドクターの背中に冷や汗が走る。
しかし、予想に反してクレアは、甘えるように微笑んだ。
「ドクター…ごめんなさい…私、また倒れちゃった…」
ドクターは医者としての言葉を思い出す。
「無理しちゃダメだよ。一日はここで休んでいきなさい」
クレアは「はぁい」と言いながら、腕を伸ばしてくる。
ドクターの首に腕を絡めて上半身を起こす。シャツの前ははだけたままだ。
「ね、キスして?」
クレアがドクターの頭を抱えるようにして耳元で囁く。
その体勢のまま首筋に軽くキスすると、クレアはいやいやとかぶりをふる。
絡めていた腕を離し、ドクターの顔を上目使いに見つめて、自分の唇に人差し指をあてる。
「…ここ…ここにして欲しいの…」
ドクターが唇を重ねる。最初はついばむように。
再びクレアが腕を回してくる。ドクターもクレアに腕を回す。
角度を変えて、またキスをする。今度は相手の存在を確かめるように。
どちらからともなく舌が触れ、そのまま絡みあう。
舌を絡めたまま、また角度を変えて唇を重ねる。


443 ドクター×クレア@ミネなか(forガール) ◆ELLENxfVBA :2006/06/19(月) 20:31:38 ID:nRQoG8Jf
「ね、ドクター…触って…?」
思わずドクターが聞き返す。
「どこを?」
うふふ、とクレアは笑う。ドクターに回した腕にぎゅっと力を入れて
「いっぱい」と囁く。
ああ、もう逆らえないな、とドクターは観念する。
何にかはわからない。クレアになのか、自分の中の男になのか…。
さっき堅くなっていた胸の突起はもう柔らかくなっている。
もう一度、今度はもっと優しく触る。そこにキスしようとクレアから少し身体を離す。
「やだ、まだキスはこっちにしてて」
と言われて、再び深いキスをする。
クレアを寝台に再び横たえて胸の膨らみに手を伸ばす。
その頂上をつまむとぷくりと堅く膨らんだ。
キスをしながらそのまま指で乳房を弄ぶ。
「ああ…んっ…や…もっと…」時折クレアの漏らす声がドクターの次の行動を決めた。
左手でそっと胸の谷間をなぞり、へそを確認し、そのまま手をショーツの中へ入れる。
「やん」と、クレアが呟いたが、煽られているとしか思えない。
ドクターは少し身体をずらし、指で彼女をまさぐった。
顔を耳に寄せ「足、もう少し開いて?」と囁き、そのまま唇をクレアの胸に這わせる。
クレアは心持ち足を開き、ドクターは彼女の突起に触れる。
「やっ…」乳首を舌でころがしながらクレアの反応を見る。
「どこがいいの?」ドクターが問うとクレアは赤みの差した顔で「わかんない」と答える。
顔色が良くなったな…と、ドクターは思う。
右手で胸をほぐしながら「どうして?」とドクターが聞くと
「だって…こんなに丁寧にしてもらったこと…ない…の…」
とクレアが横を向いた。
左手で小さな突起のあちらこちらをつまんでいると
「あぁ…んっ…」
クレアの反応が良い場所がわかる。


444 ドクター×クレア@ミネなか(forガール) ◆ELLENxfVBA :2006/06/19(月) 20:32:41 ID:nRQoG8Jf
「ドクター…そこっ…そこ…ちょっと違う…
やん…やっぱり恥ずかしい…」
そう言ってクレアが両手で自分の顔を覆った。
「ドクター…電気、眩しいよ…」
そう言われて初めて、ドクターは病室の明かりを煌々と付けていることに気がついた。
だがスイッチははるか部屋の隅。
「だめ。もう手遅れ」
そう言って意地悪い笑顔を作るとドクターはさらにクレアに刺激を与えた。
「やん…ね、ドクター、お願い…あんまり意地悪しないで…」
クレアの足が自然と開く。
ドクターはすでに十分濡れているクレアに人差し指を入れた。
「これでいい?」
そう言いながら指を動かす。
「んん…っ」クレアは反応しながらも「…もっと…」と呟く。
「もっと…何?」ドクターはベッドの上に乗り、クレアに口づけて聞いた。
「ドクターの…」一人用のベッドがぎし、と鳴った。
ドクターは指を二本入れてくちゅくちゅとクレアをかきまわす。
「僕、ズボン穿いてるし、今日は用意もしてないから」
クレアががば、と上半身を起こした。自然とドクターと向かい合って座る。
勿論その間もドクターは手を休めない。
「いいの…ね、もう我慢できないの…今日は大丈夫だから
ドクターの…入れて…」
クレアがドクターの肩に顔を埋めて囁いた。
そしてかちゃかちゃとドクターのベルトをはずし、ジッパーを下げる。
「ほら…ドクターのだって、元気だよ?」
クレアがドクターの中心にそっと触る。
そんなことはとっくにわかっている、とドクターは思う。
しかし心とは裏腹にドクターのものはクレアに軽く触れられ、なぞられただけで
より一層堅く大きくなる。
「これ…入れて…」
そう言ってクレアはドクターにキスをした。


445 ドクター×クレア@ミネなか(forガール) ◆ELLENxfVBA :2006/06/19(月) 20:33:11 ID:nRQoG8Jf
ドクターはクレアの肩を抱き、再びゆっくりとその身体を横たえる。
もう一度乳房を口に含み、身体をずらしながら胸の突起を舌で転がす。
クレアの身体を確認して、ドクターはもう後戻りできない自分自身を取り出し、クレアにあてがった。
顔を耳に寄せて「入れるよ」と囁く。
「んんっ…んっ…あっ…」
クレアが慌てて口を手で覆った。
ドクターはクレアの深いところを探る。
「声…出しても平気だよ」それだけ言うのが精一杯だ。
初めてではないが、あまり使われていないな、とドクターは思う。
みずみずしく温かい感触に誘われてドクターは腰を動かす。
少しずつ、少しずつ、奥へと。少し推し進める度にクレアがぴく、と反応する。
ゆっくりとクレアの中にドクターは己を侵入させる。
「あ…ふぁ…やっ…」
言葉とも喘ぎ声ともわからない声を出してクレアが腰を浮かせる。
最深部と思われる場所に達した時、クレアが「ひぁっ」と声をあげた。
ドクターはそこを狙って再び腰を振る。
繋がっている部分はぐちゅぐちゅと卑猥な音をたて、身体のぶつかり合う音がし、
「あ…あんっ…あん…やっ…」
とクレアが背を仰け反らせた。声にならない声がどちらからともなく漏れる。
クレアの中がじわ、と熱を持ちドクターのものをぎゅっと締め付けた。
「あ…あんーっ」
クレアの白いのどが震える。
と、同時にドクターはクレアの中で解き放たれた。
「ん…んっ」
再びクレアが感じる。
ドクターは白濁した液の滴るものをゆっくりと抜き、ひくひくと痙攣している
クレアの透き通るような白い内股をそっと撫で、
「クレア…くん?」と声をかけた。


446 ドクター×クレア@ミネなか(forガール) ◆ELLENxfVBA :2006/06/19(月) 20:34:42 ID:nRQoG8Jf
クレアは紅潮した顔。潤んだ瞳でドクターを見つめた。
「やだ…私、こんなになったの初めてなの…
イクってこういう感じなの?涙が…出るのね」
ドクターは優しく微笑み、キスをした。
「さあ?僕は君じゃないし…そのうちわかるんじゃないかな。
…気持ちよかったの?」
クレアはだまってこくりと頷く。
そしてドクターの首に腕を回して「ね…また…したいな…」と囁いた。

病室が暗くなった。

翌日、退院して牧場へ帰って行くクレアを見送った後、エリィがドクターに聞いた。
「彼女、大丈夫でした?」
ドクターが答える。
「大丈夫だったよ。…あれならきっと、ね…」
エリィがほっと嬉しそうなため息をついて
「良かった。彼女、この町に馴染めるかどうか不安だったんです」
と言うと
「きっとみんなととても仲良くやっていけるよ」
と、ドクターが笑い、二人は、ふふ、と意味ありげに微笑みあった。

--------------------------------------------------------------------------------------------

…こんな感じです…ごっ…ごめんなさい…
エロが足りないとかエロが足りないとかエロ不足とか
ご指摘よろしくおねがいします。

447 名無しさん@ピンキー :2006/06/19(月) 21:01:08 ID:nRQoG8Jf
カエレ!

…人に言われる前に自分で言って楽になろうと思いました…

448 名無しさん@ピンキー :2006/06/19(月) 21:30:10 ID:k4D2bh/y
初めてにしては結構エロいよ。
や、マジで。その調子でゆっくり書いていったらいいんじゃないかな。

449  ◆ELLENxfVBA :2006/06/19(月) 22:32:49 ID:nRQoG8Jf
ろだに余計なものもうpしておきました。
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060619223113.jpg
エロは期待しないでください。m_m←これ使ったことないんですが
今は使いたい気持ちでいっぱいです。

450  ◆ELLENxfVBA :2006/06/19(月) 22:57:19 ID:nRQoG8Jf
>448さん
動揺していてお礼が遅くなりました。
有り難うございます。嬉しいです。
がんばれれば頑張ります。


451 名無しさん@ピンキー :2006/06/19(月) 23:15:04 ID:wuGJbdaq
おーいえー。いいよいいよー。
新しい職人が増えるのは大歓迎ですよ。
夢でつぶやいた人物が気になる…。

452 名無しさん@ピンキー :2006/06/20(火) 00:36:54 ID:XK5CyVig
>>449 ◆ELLENxfVBAさん
これで初めてなのか?と思うほどGJでした。

1つ言いますと・・・2chでは一般的に過度の自虐や謙遜、逃げ腰、丁寧すぎは良くないとされます。
あなたの場合、なかなか良いSSをお書きになりますし絵もかけるわけですからそんなに平謝りせず
新参の職人として堂々と胸を張っていただくとさらに良いと思います。

今後の投下も期待しています!

453 エレン ◆ELLENxfVBA :2006/06/20(火) 10:16:59 ID:CE63kcvP
気になってビクビクして覗きに来たチキンな俺…
>451さん、>452さん
トンクスです!素直に嬉しいです。

>451さん ネタバレにはならないんで白状しますと、つぶやいた名前は男主人公です。
いや、forガール視点で書きたいと思ったら、そういえば出る幕ねぇな…とw

>452さん アドバイスありがとうございます。頑張らせて頂きます。

HNはエレン(…)にしときます。では。

454 名無しさん@ピンキー :2006/06/20(火) 10:38:18 ID:WII9ir9o
キャラハンも良くないよ

455 440 ◆440.V/COZU :2006/06/20(火) 12:08:40 ID:CE63kcvP
名前変えました。とりあえず、初投下が440だったんで。
ついでに鳥も。
つうか俺何張り付いてんだろ…orz

456 リック×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/06/23(金) 21:36:38 ID:sbMJd/dS
再びおじゃまします。駄文ですがSS&落描き投下します。
失禁ありますので、苦手な方はスルーして下さい。
楽しんで頂ければ幸いです。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
「なんなのよぅ…」
ダッドの店でカウンターにごん、と額をぶつけてクレアは呟いた。
あの夜はなんだったんだろう…どういうことなんだろう?
ああいうことしたらさー普通は…
「わかんない…」
カウンターに突っ伏したままクレアは呻いた。
左隣に誰かが座った気配がした。
何か注文している。男だ。…誰だっけ。とクレアは思うが、まだ声だけで
誰かわかるほどこの町の人々と接していない。
「どしたの?クレアさん」
声をかけられて顔をあげると、養鶏場の息子のリックがいた。
眼鏡をかけている優しくて純朴そうな青年だ。
「リック…さん?」
いまいち自信が無くて一応聞くと「リックでいいよ」と笑った。
「お酒、飲むんですね。意外」
クレアはなんとなく、リックが酒を飲まないようなイメージを抱いていた。
「そう?カレンに付き合ってたから飲むようになったのかな。
仕事が終わった後はここで飲むのが一番だよ」
ぴく、とクレアが反応した。
「リック…は、カレンさんと付き合ってるんですか?」
「敬語じゃなくていいし。
付き合ってる、って?ただの幼馴染みだよ?」
ふぅん、とクレアは相づちを打ってグラスを空けた。


457 リック×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/06/23(金) 21:37:16 ID:sbMJd/dS
「だってさー、朝とか一緒にいるじゃん。ああいうの、付き合ってる、って
言うんじゃないのぉ?」
明らかに酔いが回っている。しかも絡み酒のようだ。
「でも恋人とかではないんだって」
そう言ってリックは苦笑した。
「そんなこと言って実はさぁ…」
今度はふて腐れてぷぅ、と頬を膨らませ、カウンターに顎を乗せた。
ダッドが水を出してくれる。
「相当飲んだぞ?もう帰りな。リック、どうせ同じ方向だろ、送ってけよ」
と二人に言った。
「俺まだあんまり…」リックはもう少し飲みたいと思ったが「わかった」と言った。
「立てる?」クレアに聞く。クレアは「大丈夫ですー」と言いながら椅子から立ったが
やはり足下がおぼつかない。
リックが「捕まって」と言ってクレアの腕を自分の肩にかけた。
「しっかり送れよ」そう言うダッドの顔は悪戯っぽく笑っていた。

「鍵、ある?」クレアの家の前でリックが聞くとクレアが「右のポケット…」と言う。
「ま、この町じゃあんまり鍵なんて意味無いよね」と笑いながらクレアのポケットを探る。
鍵はちゃんとそこにあり、ドアも問題なく開いた。
リックはクレアの部屋に入り、後ろ手にドアを閉める。
月明かりが窓から入ってくるせいでおぼろげに部屋の様子はわかる。
ベッドにクレアを寝かせ「水でも飲めば?」と聞くと意外としっかりとした声で「飲む」と
答えが返ってきた。
薄明かりの中、コップに水を入れ、ベッドに近づく。
ふと、クレアが聞いた。
「ねぇ…ドクターとエリィってその…付き合ってるの?」
「さぁ?そう言う話は聞かないけど」
とリックが答えると、クレアは「嘘だぁ…」と呟いた。
「それよりとりあえず水飲みなよ」とリックが促しても
クレアは「だって…」とぶつぶつ言っている。


458 リック×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/06/23(金) 21:38:38 ID:sbMJd/dS
急に、クレアの視界が暗くなり、唇に温かいものが触れたかと思うと、
喉に冷たいものを流し込まれた。
「んんっ!」
びっくりしてクレアが上半身を起こす。
「水、飲んだ?」
リックはいつもの笑顔。薄明かりの中なのではっきりとはわからないけど。
コップの水を自分の口に含み、コップをサイドボードに置いてからもう一度クレアに口づけた。
今度は水を飲んでもまだ離してくれない。眼鏡が邪魔だと言わんばかりに
唇を重ねたまま眼鏡を外してサイドボードに置き、クレアの身体に腕をまわす。
そして、角度を変えてもう一度唇を重ね、舌を侵入させてくる。
「んっ…んんっ…」
クレアは目を見開いて身体を捩ったが全く抵抗できない。
リックは執拗にそして丹念に舌でクレアの口内を侵す。
歯の表も裏も、舌の上も下も、何度も何度も自分の舌を押し当てた。
その動きにクレアの身体か勝手に応える。リックの舌に自分の舌を絡め、
唇をねぶりあい、息をするのを忘れるほど何度も何度もキスをした。
はぁっ、と深い息をつきクレアは「どうして…」と聞いた。
リックは答えない。また唇を重ね、そのままベッドにクレアを押し倒す。
「んーっんーっ」
クレアはこれから行われることを予想してまた抵抗しようとしたが、
酒がまわっているからなのか、リックの力が意外と強いのか、唇を離すことさえできない。
リックに腰に跨られ、慣れた手つきでオーバーオールのボタンを外され、シャツを脱がされ、
あっという間にブラとショーツだけにされた。
それが邪魔になるほんの一瞬以外はねちねちと舌を絡められていた。
窓から、白い月が見えた。


459 リック×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/06/23(金) 21:39:37 ID:sbMJd/dS
リックが喉の奥まで舌を突っ込んでから口を離し、月の光に映えるクレアの身体を眺める。
「白いな…」
「やっ…なんで…ねぇ…リック?」
ブラの下の隙間から手を差し込み、胸の膨らみを撫でながら、リックが逆に聞いた。
「ドクターから聞いてないの?」
そう言いながらブラを上にずらすと、ぷるん、と形の良い胸が露わになった。
そのままリックが背中に手を回そうとする。
クレアが思わず背中を浮かせた隙にリックはブラのホックまで手を伸ばす。
背中でリックの手をぎゅっと挟んでクレアが口を開く。
「何を?」
左手で片方の乳房を撫で、唇をもう片方の乳房に這わせながら、リックが微笑んだ。
「なんだ。…じゃ、いいよ。何でもないんだ」
「何なのよ…?」
リックが器用にブラのホックを外す。右手を背中の下から抜いてブラを一気に剥ぎ取った。
リックの舌がちろちろとクレアを刺激する。しかし決して突起に触れようとしない。
クレアの指がぴく、と動いたのをリックは見逃さない。
「どこか、触って欲しい…?」
そう言いながら舌を乳輪に沿って這わせる。
「私の…質問に…答え…て…」
ぎりぎりの理性でクレアが聞く。
ちゅっといやらしい音をたててリックがクレアの突起を吸った。
「ん…」しまったと思いつつもクレアは反応する。
リックがクレアに跨ったまま器用に服を脱いだ。
そしてクレアにぴったりと覆い被さる。リックの中心が熱を持っているのがクレアにもわかる。
「この町には恋人同士なんていないよ…
そんなこと気にせずにみんな楽しんでるんだ…」
養鶏場で母親と妹と働いているリックと同じ人間だとは思えなかった。
囁きながらリックはクレアの下腹部に指を滑らせる。


460 リック×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/06/23(金) 21:40:13 ID:sbMJd/dS
「僕はこの町で生まれ育ったからね、それが当然だと思ってる。
都会では違うんだろうけど、ここで楽しく暮らすには
クレアさんも一緒に楽しもうよ…」
クレアのショーツの中でぷくりとした突起を見つけ、リックはそれを弄ぶ。
リックの言っている意味をクレアは考えようとしたが、それより先に快感に襲われる。
背筋をびりびりと刺激が走る。クレアはシーツを握りしめた。
「んんっ…んっ…」
内股が少し震えているのが自分でもわかった。
「これからどうする?」
リックが聞いた。止めてって言ったら止めてくれるのかな、と一瞬思ったがクレアは思わず
「もう少し…下も…構って欲しいの…」と言ってしまう。
リックがにっこり笑って「ここ?」と言いながら襞の裂け目を指で突いた。
こくこくとクレアは頷く。
「あーあ。もうぐちょぐちょだ」
指をクレアの中にいれてくちゅくちゅと音をたてて掻き回し、
濡れた指をクレアの頬に擦りつけた。
「やだ…」
「その口とこっちとどっちが正直なんだろうね?」
そう言って再びリックが指を入れる。
掻き回したり出し入れする度にぐちゅぐちゅと水分の多い音になっていく。
「ん…あっ…あっ…」
快感に身を任せていたクレアがふと目を見開いた。
「やだっ」
急に身を起こす。
「ね、お願い。リック。ちょっとだけストップ」
必死な顔になっている。
リックは黙ってショーツを一気にクレアの足下に引きずりおろした。
「やだっ…止めてっ…」


461 リック×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/06/23(金) 21:40:59 ID:sbMJd/dS
「止めない」
それだけ言うとリックはクレアの脚を持ち上げ、膝を折り曲げて目一杯広げた。
クレアからはとろとろと液体が滲んでいる。
リックはクレアにのしかかり、一気に自分自身を侵入させた。
「あ…あ…いやぁっ…お願い…っ…リック…止め…て…」
そこでリックが初めて聞いた。
「どうしたの?」
意地悪そうに微笑んでいるように見えた。
「あの…漏れちゃう…さっき…お酒…たくさん飲んだから…」
もしかして、リックはわかっていたのかも、とクレアは思った。
リックが前後に動きながらまた聞いた。
「何が?」
「いやっ…あのっ…こ…」
クレアは必死に理性を保とうと努力する。
「聞こえ…ない…」
んん、とリックが唸ってより一層奥に入って来た。
「たぷたぷしてるよ…?で、何が漏れちゃうの…?」
リックの額にも汗が滲んでいる。
観念して、クレアはぎゅっと目を瞑って叫ぶように言った。
「おしっこ!おしっこ漏れちゃうのぉ!トイレに行かせて!」
「聞こえないな…」
必死でもがいてリックの下から抜け出そうとしたがクレアには無理だった。
「おれは気にしないよ」
そう言いながらリックは動き続ける。
「出して」
クレアは尿意を我慢するのと快楽に抗おうとするので必死だ。
いやいやと首を振っている。
リックは動きを早めた。ぱんぱんと身体のぶつかる音が続く。


462 リック×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/06/23(金) 21:43:12 ID:sbMJd/dS
「んっ…あっ…あぁーーーっ」
ついに、クレアが快楽に負けた。生暖かい液体がシーツに広がる。
リックはびくびくと収縮するクレアの中に己を吐き出す。
そのままクレアを抱きしめて意地悪く囁いた。
「あーあ。健気に一人で頑張ってるオトナの女性がお漏らししちゃったね…」
クレアの顔が一気に赤くなる。
「だって、だってリックが…」
「でもこれでトイレに行く理由はなくなったよね」
クレアは、今さっき自分の中で絶頂を迎えたリックの中心が再び力を取り戻すのを感じていた。
「うん。もう、意地悪…しないで…」
そして今度はクレアからリックの首に腕を回し、唇を寄せた。
明日は洗濯から始めなきゃ、と頭の隅で思いながら…

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以上、拙文お読み下さり有り難うございました。
そして描かなきゃいいのに落描き。
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060623213152.jpg
髪の色間違えてます。もっとこう…全開の方がいいのかチラリズムがいいのか悩むところです。

俺は何処へ行きたいんだろう…

463 名無しさん@ピンキー :2006/06/24(土) 23:23:17 ID:HpQc22n9
乙。
ししまる応援あげ

464 名無しさん@ピンキー :2006/06/24(土) 23:26:33 ID:IhP8nnOI
ぐっじょっぶ。
なんか…田舎って怖いね…。

465 名無しさん@ピンキー :2006/06/25(日) 00:31:16 ID:Jcw9e803
怖いのはしし○の脳内。
でもGJだコノヤロウ。
続きモノっぽいしどこまでやってくれるのかすでに楽しみ。


466 名無しさん@ピンキー :2006/06/25(日) 02:27:40 ID:tyaQIKrn
小屋の中でセックス


467 名無しさん@ピンキー :2006/06/25(日) 02:37:51 ID:meJfuxJy
>>466
おーい これからたねつけをはじめるぞー

468 名無しさん@ピンキー :2006/06/25(日) 17:24:04 ID:BNnSDunX
>467
つ【ムギのタネ】

469 名無しさん@ピンキー :2006/06/25(日) 17:59:42 ID:BNnSDunX
>467
やっぱ交換
つ【ディープインパクトのタネ】

470 名無しさん@ピンキー :2006/06/25(日) 19:37:32 ID:drK2KefE
ところで、ルーンファクトリーのネタはここでいいよな?

471 名無しさん@ピンキー :2006/06/25(日) 21:04:31 ID:AOzB20nt
ルーンもイノセントもOK牧場!

…古い上に寒い。

472 過去462 :2006/06/27(火) 23:33:34 ID:0EsIUS7H
ろだに2枚。
リーズとニーナセット、あと女神様。

>>439
バルベラが誰かわからんとです…

ちょっと質問。
WLの女神様はHMと共通なんでしょうか。
それともWL固有のデザインなんでしょうか。
あるいは、出てこないんでしょうか。
どうもOWLの攻略本見ると、HMと共通っぽいんですが。

473 名無しさん@ピンキー :2006/06/29(木) 19:27:34 ID:enyZMeLL
乙。
HMやってないから知らんけどWLの女神様はセリフだけ出演でデザイン無し
他の場所の女神もやってるので忙しくて出てこれないとか。
性格はコロステと一緒でパンパカとか言ってる。

474 名無しさん@ピンキー :2006/06/29(木) 19:30:03 ID:V96aMVZE
そもそもWLって女神いるの?

475 過去462 :2006/06/30(金) 23:21:08 ID:sK5o6p2n
>>473
thx。
それを確かめた上でSS投下おk?
対象 HM全嫁候補
ジャンル 陵辱モノ
シナリオ 破綻気味
エリィ 偏愛
で、よければ。
是であっても投下開始は少し後になりますが。

476 名無しさん@ピンキー :2006/07/02(日) 10:05:17 ID:yRBiKjji



477 名無しさん@ピンキー :2006/07/02(日) 14:31:22 ID:pBxVDgsQ
是是

478 名無しさん@ピンキー :2006/07/02(日) 23:39:57 ID:fCfVyrg6
今思いついたネタ

もうすぐわすれ谷に来て一年か…俺(主人公)は仕事を終えて家でテレビを見ていた。
すると、
トントンと、ドアをたたく音が。
開けてみると、そこには焦った様子のセピリアがいた。
「どこかに隠れさせて」
そういってベッドのシーツに潜る。なにがなんだか混乱していると、
今度は焦ったベスタが来て、
「うちのセピリアを見なかったかい?」と聞いてきた。俺はとっさに首を横に振った。
すると、
「ベッドの上の膨らみは何だい?」と疑ってくる。俺は
「これは通販で買った抱き枕です。」といって『抱き枕』を抱いた。
「何だ…そうかい…」
そういって家からでていった。
俺はシーツをめくると、セピリアは顔が真っ赤になっている。抱きついたからのようだ。
そこで俺は重大なことにきずいた。エロい部分が書けないことだ。つまり結局gdgdになってしまった。長文スマソ

>>475 是是是

479 名無しさん@ピンキー :2006/07/03(月) 16:04:14 ID:u1wmBNRL
なんだかいろいろ期待アゲ!


480 名無しさん@ピンキー :2006/07/06(木) 23:19:26 ID:KeB+9G+1
保守

481 名無しさん@ピンキー :2006/07/07(金) 02:32:20 ID:pp0XlZWq
>>478
童貞だもん、仕方無いよ

482 名無しさん@ピンキー :2006/07/07(金) 02:35:10 ID:3s+uW+dw
新牧場物語ってどうよ?
地雷っぽくて買ってないんだけど

483 名無しさん@ピンキー :2006/07/07(金) 07:33:14 ID:FpO7YJae
核地雷

484 名無しさん@ピンキー :2006/07/07(金) 22:23:19 ID:A043EwFl
イノセントの方ならあまり評判はよくない。HMボーイ&ガールを買った方がいいかも。
ルーンの方はまだ出ていない。評判のよい下請けが作っているようなのでおもしろいかもしれない。

485 ドクター×エリィ@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/09(日) 22:27:58 ID:B/rpEhJ5
相変わらず空気も需要も読めない俺が来ましたよ。
今回はSSのみですが拙文お楽しみいただければ幸いです。
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ある夜。病院にはカギがかかっている…。
2階の窓からは明かりが漏れている。二つの人影が、動いた。
電気が、消えた。

病院の前で窓を見上げていた人影は電気が消えた窓をしばらく見つめていたが、
長い金髪を揺らして、町はずれの牧場の方へと帰って行った。

「ドクター…クレアさん、来てたんじゃありません?」
暗い部屋でエリィが囁いた。
「さぁ?興味がないな」
そう言ってドクターはエリィの足の間に手を入れる。
「ん、もう」と言ってエリィは身体を引いた。
「もう少し我慢して下さい」
「こんなに可愛い看護婦さんが目の前にいて、何を我慢すればいいのかな?」
そう言ってドクターはエリィの耳の後ろにキスをする。
「あん」
この身体はもう知り尽くしている。
どこをどんな風に刺激すればどんな反応が返ってくるか、わかっている。
わかっていてそこを責めるのも楽しいと思う。
昼間は純情可憐な顔をして受付に座っているエリィ。
家族思いで優しいエリィ。
そんな彼女を今日はどんな恰好にさせようかとドクターは思いをめぐらせる。


486 ドクター×エリィ@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/09(日) 22:29:16 ID:B/rpEhJ5
「いいんですか…?彼女」
ベッドに腰をかけながらエリィが再び聞いた。
「そのうち慣れるさ。あれならね。それより今は…君だ」
そう言ってエリィの顎を持ち上げ、軽くキスをする。
言っていることとは裏腹にエリィがドクターのネクタイをほどく。
白衣を脱がせ、ワイシャツを脱がせてズボンのベルトを慣れた手つきで引き抜いた。
ドクターもエリィの隣に腰掛けた。
今度は、エリィが立ち上がり、ドクターのズボンを丁寧に脱がせる。
そのまま靴下も脱がせてから、エリィはドクターの膝に跨った。
ドクターはエリィのストッキングに手を入れ、そのままエリィの敏感な部分に手を伸ばす。
「やん」
エリィが身体をくねらせた。
「もっ…と…」
エリィがドクターの首に腕を絡めて催促する。
堪らず、エリィのストッキングをショーツごと引きずり下ろした。
可憐な、水色のワンピースに白いエプロン。
しかし、敏感な突起に少し触れただけで身体がぴくん、と反応する。
指をスリットに滑らせるとそこはもう十分すぎるほど濡れている。
「エリィくんはいやらしいね…」
ドクターがそう囁いてエリィの中に指を入れる。くちゅくちゅと音をたてて掻き回す。
「どうしてほしい?」
ドクターが聞く。
「もっと…下さい…」
指が二本になった。
「ん…あっ」
同時に親指でクリトリスを捏ねる。
「いや…あぁんっ」
エリィが艶めかしく腰を振る。


487 ドクター×エリィ@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/09(日) 22:30:08 ID:B/rpEhJ5
「もう一本いけるかな?」
そう言ってもう一本指を入れる。エリィの中で三本の指が蠢く。
クリトリスも執拗に責められてエリィが仰け反る。
「ひぃッ…やだっ…ドクター…」
空いている手でエリィのエプロンを外す。慣れた手順でワンピースも脱がせ、
ブラジャーを外す。
ふと、脱ぎ散らかした白いエプロンが目に入った。
あんあん、とエリィが喘いでいる。ドクターは手を止めてエリィに囁いた。
「エプロンだけ…付けて?」
もうイッたのかもしれない。涙目になったエリィが肩で息をしている。
赤く染まった顔を俯き加減にさせて
「はい、ドクター」
と素直に応じた。まるで仕事中のような対応だ。
でも、その足の間からは粘液が流れ、唇も艶っぽく濡れている。
胸は決して大きくないが、形が良い。
その上にふわ、とエプロンを着た。
「成る程…」
裸エプロンとは良く言ったものだ、とドクターは妙なところに感心する。
胸の突起がエプロンの上からでもわかる。
エリィがドクターの前に膝を付き、悪戯っぽくふふ、と笑ってドクターのモノを取り出した。
「ドクターだってこんなに…」
そう呟いて口に含む。
最初に先をちろちろと舐める。先走りを舐めて
「うふ。美味しい」
と笑いかける。


488 ドクター×エリィ@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/09(日) 22:31:06 ID:B/rpEhJ5
そのまま裏筋を何度もなぞり、袋にも舌を伸ばす。裏も表も舐め回し、舌なめずりをした。
「こんなエリィくんを見たらみんなが泣くね」
ドクターが恍惚の表情でエリィの髪をくしゃくしゃと梳いて囁いた。
「同じコト、してあげればいいのかしら」
まいったね、とドクターは天を仰いだ。
もう一度、今度は深くくわえ込む。舌を巧みに使いながら、吸い込もうとする。
「んっ」
ドクターが反応した。
堪らなくなって、エリィをベッドに引き上げる。
エリィを自分の上に馬乗りにさせて、ドクターはエリィの脚の間に顔を入れた。
「やん、ドクター…ずるい…」
エリィはそれでも舌を動かすのをを止めようとはしない。
上からちゅぱちゅぱと音をたててドクターのペニスをしゃぶっている。
ドクターは自分の上にあるエリィのクリトリスに舌を付けた。
エリィのそこにキスをし、舌で捏ね回す。
「あんっ…」
茂みから透明な液がとろりと流れている。そこに口を付ける。
「ドクター…そこはっ…」
声にならない。
身体はエプロン一枚隔てて重なっている。
エプロンの前が垂れてお互いの行為が見えない。もっとも、見る余裕もないのだが。
ドクターはエリィに舌を差し入れ、液を吸い、何度も口づけした。
「あ…あん…ドクター…もう…」
気が付くと、エリィの口はお留守になっている。
代わりにとろとろと茂みから液体があふれ出した。
ドクターは今までさんざん舐め回していた場所に再び指を入れ、体勢を入れ替えた。


489 ドクター×エリィ@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/09(日) 22:32:09 ID:B/rpEhJ5
「これ…君が出してたんだよ」
そう言って濡れた唇でキスをする。
指を動かしながら胸に手を伸ばした。
布一枚が邪魔をする。ちょん、とピンクの突起を布越しに突いた。
「やだ…ドクター…」
エリィはそう言いながら舌を絡めてくる。
何度も角度を変えて執拗にキスをする。
「やだなんて言わずに素直になったら?」
とドクターは呟き、エリィの脚を持ち上げる。
「自分で持って」
エリィは一瞬「いや」と言いそうになったが、こくりと頷いて自分で自分の膝を支えた。
どこにあるかは知っている。
ドクターはエリィにゆっくりと侵入した。
エリィの身体もドクターを知っている。いつものように素直に受け入れ、吸い付いた。
「ん…相変わらずいやらしい身体だな…」
思わずすぐに訪れた快感にドクターが我慢の表情を浮かべる。
前後に動きながら、敏感な場所を探る。
「あっ…そこ…そこがイイの…」
深くまで侵入したとき、エリィが呻いた。
「そう。今日はここなんだ」
そう言ってドクターの動きが速くなる。
エリィの中をペニスが掻き混ぜるぐちゅぐちゅという音と、
ドクターの身体がエリィにぶつかるぱんぱんという音、それに、
エリィの喘ぎ声が加わって、ドクターは一層興奮する。
白いエプロンが目に入る。
「あぁっ…ドクター…イク…イッちゃうッ…」
エリィの声に合わせてエリィの中が締まる。
「いいよ…僕も…」
まるで膣に絞り出されるようにして、ドクターもエリィのなかで果てた。


490 ドクター×エリィ@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/09(日) 22:33:51 ID:B/rpEhJ5
「んん…」
汗ばんだ額を白いエプロンで拭いた。
エリィの脚の間から、白濁した粘液が流れ出ている。
「良いところに布があるね」
と言って、ドクターはエリィの中にエプロンをぐい、と押し込んだ。
「やだ、ドクター…」
しかし、エリィはぐったりとしていて本気で抵抗する気はない。
「んっ…また感じちゃう…」
ぴくん、と動くエリィを見てドクターは汚れたエプロンを引き抜いた。
「あんっ」
エリィが反応する。
「エプロンが汚れたよ」
そう言って染みの付いた部分をエリィに見せた。
「もうっ」
そう言って笑ったエリィの顔はもう、いつもの顔に戻っていた。
-------------------------------------------------------------------------------------------

駄文失礼いたしました。
なんかこう…読んでいるウチに思わず股間に手が伸びて一発ヌけるようなものが
書けるといいなーみたいな。反省です。
では。

491 名無しさん@ピンキー :2006/07/09(日) 23:44:18 ID:I9wEVVW2
GJ-GJ。
エロは積み重ね。結構よい感じだから積み重ねていけばどんどんいけるのでは?

492 名無しさん@ピンキー :2006/07/10(月) 01:26:57 ID:IcBg0QHR
かなりGJ

次はどの組み合わせがくるのかな・・・?

493 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/10(月) 23:08:57 ID:U0sL19hD
>491>492
トンクスです。励みになります。
しかし俺はどこへ逝きたいのか…

494 名無しさん@ピンキー :2006/07/12(水) 03:24:37 ID:w4Y8JVz8
次回にも期待

495 名無しさん@ピンキー :2006/07/12(水) 04:12:48 ID:5OKh/8Fz
(つД`)

496 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/12(水) 21:14:13 ID:xOLKtFmK
>494
トンクスです。期待…されると何をしでかすかわかりませんがいいですか。
>495
…俺のせいですか?俺のせいですか?えっととりあえずごめんなさい。

そんで、エリィさん。エリィさんに見えないかもしれないけど心の目で見て下さい。
ノttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060712203416.jpg

そんでは。

497 ザク×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/14(金) 20:30:35 ID:6AXh1PRW
暑くて脳が死にそうな俺がまた来ましたよ。
ていうかもうかなりダメです。脳みそが。
自分のテーマ(?)は今んとこ、クレアさんが町の人々と関わり合いながら健気に強く生きていく、という
朝の連ドラみたいのなんじゃないかと思います。さわやかです。
それでは、相変わらず進歩のない文章ですがどうぞ。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
春の夕暮れ。クレアは畑に水をまくのに必死だった。
まだ、全然お金がたまらない。ちまちまとカブを作っては出荷して小銭を稼いでいる。
だから、まだ毎日出荷できるような状況じゃない。
家畜小屋も鶏小屋もまだ使っていない。
いつになったら牧場らしくなるのかな…と、ため息をついたとき。
ザクがやって来た。ああもう5時なのね、とクレアは思う。
「なんだ今日は何にもねーのか!」
とザクが言う。わかってるわよ、とクレアは心の中で呟いた。
「牛でも飼えよ。毎日牛乳出してくれるぜ?」
牛を買うお金がないのよ!と、クレアのイライラが一層増した。
ずんずんとザクに近づいて、怒りをぶちまけそうになったが、なんとか理性で押しとどめる。
その代わり、精一杯の皮肉を込めて
「代わりにカラダで払ってもいいかしらぁ?」
と、ザクを睨み付けた。
「別に俺が金払うわけじゃねぇんだけどな…」
冗談で流してよ、とクレアは思う。
そして、ふと、この町に来てからの出来事が頭をよぎった。
冗談ではすまないのかもしれない、と思った時にはザクに頭を掴まれていた。
「まぁいいか。手間賃てことで」
「いやっ…いやよ…さっきのは冗談…」
そういうとザクは頭を掴んでいた手をクレアの肩に落とした。
「…わかってるよ…でも、俺のにも、興味あるんじゃねぇの?」
そう言って、誰も聞くものなどいないのに、耳に口を寄せた。
「今んとこ、ドクターとリックだけなんだろ?意外とお堅いな?」
「なっ…」
クレアは反射的に身体を離そうとしたが、ザクにがっちりと抱き締められていた。
「牛も羊もまだいないんだっけか」
そのままひょいと抱っこされて家畜小屋に運ばれる。


498 ザク×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/14(金) 20:31:44 ID:6AXh1PRW
「やだっ…せめて家で…っ」
ザクがからかうように笑う。
「ベッドの上なら脚開きますってか」
そして、剣呑な眼差しになり
「とんだ淫乱だなぁ…」
と、低い声で囁いた。
家畜小屋は埃っぽいが、藁だけは少し残っている。
ここに牛や羊がいっぱいになる日が来るのかしら、とクレアは思う。
藁の上にそっと座らされた。ザクが太い指でかちゃかちゃとオーバーオールを脱がせる。
「やだ…ホントにここで…?」
「畑よりゃマシだろ」
あっという間にオーバーオールを下げられて、ショーツに手を入れられる。
「都会から金髪の姉ちゃんが来たってんでこの町の野郎どもは浮かれててなぁ」
ぐっ、とザクの太い指がクレアの中に入る。
関節を感じて思わずクレアは声をあげた。
「やっ…」
構わず、ザクは話し続ける。
「すぐ逃げ出すと思ったんだが案外粘ってるしなぁ」
ザクの指が二本になる。それを交互に動かされ、ずぷずぷと出し入れされて、
そろそろクレアはザクの話しどころではなくなっている。
「しかもなかなかこっちもイイって話しでよ」
「ひっ…んっ…やだっ…誰がそんな…」
ザクがクレアの耳たぶを甘噛みする。
「んん…っ」
「こういう仕事してるといろんな話しが耳に入ってくるんだよ」
鎖骨を乱暴に唇で吸われる。
「ま、男が集まりゃ猥談ってな」
「いや…んんっ」
節くれ立った指を膣で感じながら、クレアはザクにしがみついた。


499 ザク×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/14(金) 20:32:14 ID:6AXh1PRW
だってもう帰るところはないんだから。猥談のネタにされてもいい。
ここで頑張るしかないんだから。町中の男と寝たっていい。
それにここはそういう町なんだもの。楽しまなきゃ。
「ん…ああっ」
ザクにしがみついたままクレアは腰を振る。
ザクの指がぐねぐねと動いてクレアの敏感な部分を探る。
もう一本、指が増える。
「は…いやらしいな…」
三本の指を銜えこんで、さすがにクレアが強請った。
「やっぱり、私はこっちの方がいいな…」
ザクの前はすでにぱんぱんになっている。ジッパーを下ろし、
「ねぇ…お願い…これ、入れて…」
と囁きながら下着の上からザクのペニスを軽くなぞった。
ザクは自分でズボンと下着を下ろした。
「やだ…すごい…」
もともと大きいのであろうと予想されるザクのペニスはそそり勃ち、
クレアが間近で見たこともないようなモノになっていた。
「食べてイイ…?」
答えを待たずにクレアはザクのペニスを口に含む。
「おっきい…こんなの…私の中に入るのかな?」
美味しそうにぺろりとペニスを舐め上げる。先走りがとろりと垂れてくる。
ちゅっ、と音をたてて汁を舐める。
「ね…頂戴…?」
藁の山の上に脚を開いて座り、自分を指で開いてザクを誘う。
ザクは何も言わず、クレアに覆い被さり、誘われた場所へ己を打ち込んだ。
「あっ…やっぱりおっきい…イイ…イイよ…」
前後に揺さぶられながらクレアが喘ぐ。
「どうせなら牛みてぇにやろうぜ」
挿入されたまま、クレアはぐるりと俯せにされた。


500 ザク×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/14(金) 20:33:28 ID:6AXh1PRW
「あ…あんっ…」
その瞬間、敏感な部分にザクの先端が触れ、クレアは一瞬意識が飛びそうになる。
「やん…もう…イキそう…っ」
「後ろからの方がイイのか?」
そう言ってザクは容赦なく腰を振った。
他に何もいないがらんとした家畜小屋に二人の身体がぶつかりあう音が響く。
藁に腕がめりこみ、四つん這いの姿勢からより頭が下がる体勢になっている。
もしかしたら…牛の方が気持ちイイのかも…判断力を失った頭でクレアはそう思う。
「イイっ…イイよぉ…」
こんなこと今まで言ったことなかったのに、と思う。
「もっと…もっとしてぇ…!」
都会で付き合っていた男としていたときはそういう演技をしてあげていた。
でも、今は違う。本当にこんなコト言っちゃうんだ…。
「お願い…っ」
腰を掴まれ、身体ごと大きく揺さぶられる。
ザクの動きに合わせてクレアも腰を前後に揺する。
身体は正直、ってこういうのかな…朦朧とした意識でクレアは思う。
瞬間。
「ん…ああーーッッ」
クレアの脚が一瞬痙攣して、背中を仰け反らせる。
「んっ…」
同時にザクも果てた。
白い粘液を絡ませながらザクがクレアの中からペニスを抜いた。
クレアはまた突っ伏したまま動けない。
よろよろと顔を上げて、クレアが紅潮した顔で言った。
「すごい良かった…」
そう言って、しまわれようとしているザクのペニスをそっと握る。
ペニスに舌を這わせる。
「やっぱり大きい…」
念入りに舐め回し「これでキレイになったよ」と言った。
ザクがぼりぼりと頭を掻いて
「こりゃ思った以上だったな…今度、俺の家に来いよ。いいモンやるからよ」
と言った。


501 ザク×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/14(金) 20:35:29 ID:6AXh1PRW
後日、クレアがザクの家を訪問すると、ザクはクレアに釣り竿をくれた。
「今日はこっちをやるからな」
そう言って胸をまさぐる。
「やん、そっちのサオも頂戴」
そう言ってクレアはザクの股間を撫でた。
ふと見回すと、家の壁に、見知った女性の写真を発見した。
クレアは何も言わず、釣り竿だけを貰って家路についた。

-------------------------------------------------------------------------------------

進歩のない駄文をお読みいただき、
どうもありがとうございました。
懲りずにまた頑張ります。

502 名無しさん@ピンキー :2006/07/14(金) 20:37:42 ID:XxSrFbD0
通常の三倍の速度で読んだ。

503 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/14(金) 20:49:10 ID:6AXh1PRW
蛇足も蛇足。
相変わらず懲りずにお絵かきしてみました。なんか違う。
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060714203739.jpg
昨日、保管庫にある、29氏の「グルメマンの料理講座」
にインスパイアされて膿んだ脳みそで描いてみました。
微妙にシチュが違うところがありますが、お許しを。
ていうか、29氏すいません。マズかったら削除します。
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060714203941.jpg
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060714204021.jpg
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060714204112.jpg
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060714204200.jpg
んで、俺の自信作。マジでおすすめ。ブラのみ。
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060714204414.jpg

それではまた。ミネラルビーチに飛び込んで頭冷やしてきまつ。

504 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/14(金) 20:49:52 ID:6AXh1PRW
>502
読みがいのない文章ですいません…orz

505 名無しさん@ピンキー :2006/07/14(金) 20:57:42 ID:/1HyyVV5
GJ!
なんだかんだでこの状況になれてゆくクレアさんがエロいよ。

506 名無しさん@ピンキー :2006/07/14(金) 20:58:53 ID:XxSrFbD0
正直絵は微妙・・・

507 名無しさん@ピンキー :2006/07/14(金) 21:16:05 ID:hnm4HTQM
この速さでこれだけ投下されたら他の職人さんはキツイかもな。
特に絵師さんは気にしそうだw
本人が楽しいんならそれでいいだろ。
俺は絵は描けるだけですげーと思うし嫌ならスルーだろ。
ししまるGJGJ
最後の絵は気に入った。がんがれ。

508 名無しさん@ピンキー :2006/07/14(金) 21:49:04 ID:hnm4HTQM
そだ>506は絵のどこがどのように微妙なのか
具体的に教えてやればインジャネ?
ここのスレのナカマじゃないかw
なあ?

509 名無しさん@ピンキー :2006/07/15(土) 00:49:07 ID:JvxOQ6e+
>>508
それをやると激しくスレが荒れる恐れがある。 名実共にムラ社会であるココでは自重ずべきかと。

それと、今まで投下され、保管庫に無い絵を全部保管している人がちゃんといるかちょっと心配になってきた。

510 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/15(土) 06:40:15 ID:2rvDhXbp
あよーざーす。朝は6時に起床です。
レスありがとうございます。
励みにも参考にもなります。
正直自分でも絵は微妙なのです。
それではまた一日エロいことを考えて暮らしますです。ノシ

511 名無しさん@ピンキー :2006/07/17(月) 02:37:01 ID:zat+qvtV
>>508
具体的もなにも…

512 名無しさん@ピンキー :2006/07/17(月) 12:08:47 ID:HtaCXXlR
蒸し返すな。ウザ。
俺は何でも良いよ。職人さんをマターリ待とうぜ。
牛にブラシでもかけながら。

513 名無しさん@ピンキー :2006/07/17(月) 14:37:51 ID:YXarcRhQ
>>509
ん?ロダのはimg20050506000639.jpgからなら保存してあるぞ



2のカレンとぶどう園地下倉庫閉じ込めイベントに妄想爆発中

514 名無しさん@ピンキー :2006/07/17(月) 23:14:56 ID:zat+qvtV
ナミさんを孕ませるぞ!

515 名無しさん@ピンキー :2006/07/18(火) 00:25:42 ID:n+vblfOZ
つ【俺のタネ】

ひとつよろしく>514

516 名無しさん@ピンキー :2006/07/18(火) 01:07:24 ID:HCSBe/a/
ナミさんか…
あの人だけはさん付けじゃないとな。
格好良いから。

517 名無しさん@ピンキー :2006/07/18(火) 01:14:44 ID:t0LZNrPF
何気にWL主人公と同い年
それにしても主人公本当に早死にだな。確か親父も若くして亡くなったんだよな?

518 名無しさん@ピンキー :2006/07/18(火) 01:28:27 ID:ab3VU1ug
ところでおまいら、主にプレイしていたのはどの作品ですか?


漏れは2とハーベス

519 名無しさん@ピンキー :2006/07/19(水) 01:20:23 ID:mmSrCe/b
oh!ワンダフルライフのみ。
たわむれの章から放置中…orz

キャラは好きなんだけどいかんせんシステムが…

520 名無しさん@ピンキー :2006/07/19(水) 01:30:32 ID:OASgl2KF
じつは3が好き

521 名無しさん@ピンキー :2006/07/19(水) 07:09:34 ID:gvS9Zfah
ナミさぁぁぁぁぁぁん!
惚れたぜこんちくしょー。

522 クリフ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/21(金) 20:56:21 ID:uLkFWlIr
ミネなかとコロステしか記憶にありませんでしたが、ハーベスも発見。
ナミさん好きには申し訳ない俺がまた来ましたよ。
それでは駄文ですがどうぞ。
------------------------------------------------------------------------------------------------
これと言ってすることもなく、これからどうするという当てもなく、
ただ誰かに許されたくて、教会に通っている男がいる。
彼とクレアは、もちろん、教会で出会った。
会って何度目かにやっとクリフという名前を聞き出した。
聞けば、ダッドの店の2階に泊まっているのだと言う。
そういえば、あそこって本当は宿屋なんだっけ…と、クレアは思った。
「何か力になってあげられると良いのですが…」と、カーターさんが心配そうに言う。
「クレアさんより少し早くこの町に来たんですよ。
でも、クレアさんの方が順応するのが早いですね。」
そう言われてクレアは思い出す。…町のみんなと仲良く…ね…。
でもさすがに、神父さまにそんなことは言えないと思い、黙っていた。
クリフとしても、自分がこの町に流れ着いてから程なくして牧場に乗り込んできたという女性に
興味がないわけではなかった。どうしてこんな綺麗な人が都会の生活を捨てて、牧場に、この町に、
留まり続けることができるんだろうと思っていた。
しかし、教会の中で大声でお喋りするわけにもいかず、二人の会話はいつも訥々としたものだった。


523 クリフ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/21(金) 20:56:59 ID:uLkFWlIr
ある日、ぽつりとクリフが呟いた。
「クレアさんは、どうやってみんなと仲良くなったんですか…?
僕、そういうの苦手で…」
カーターさんはいなかった。
「やっぱり牧場とか…働かないとだめなのかな…」
教会の中にはクレア以外に誰もいなかった。二人は教会の長椅子に並んで座っている。
クレアの中に悪戯心がむくむくとわき上がる。
「教えてあげようか?」思わず声をひそめる。
そしてそのままクリフの脚に手を滑らせてクリフ自身をズボンの上から撫でた。
「なっ…なにするんですか…っ」
クリフが真っ赤になって、大声になりそうなのを抑えて言った。
「まだ触っただけじゃない」
誰も来ませんように、と心の中で密かに願いながらクレアはクリフの顔を両手で包み、軽くキスをした。
「ダッドの店にいるんなら、ランちゃんとかいるじゃない?」
そう問いかけて椅子から降り、クリフの前に膝をつく。
「え?でもなんていうか…そういうんじゃなくて…」
とクリフが答えるので、クレアは何かを確信し、
「そうなんだ」とにっこり微笑み「じゃ、まずは私と仲良くなろうよ」と言った。
ズボンの上からキスをする。
クリフが「な…」と言うのを唇に人差し指を当てて「しーっ」と言って黙らせる。
「カーターさん、いるんですよ…?」「懺悔室でしょ」身体を伸ばして囁き、もう一度唇を重ねる。
そしてまたクレアは膝をつき、おもむろにクリフのズボンのジッパーを下げる。
「うふ。いやらしい…」うっとりとそう言って、クリフの先端をつつく。
それはもう重力に逆らって立ち上がり、大きくなっていることがわかる。
トランクスに小さな染みができていた。
「だ…だって…」
布越しにくりくりと先端を指で捏ねる。
「クレア…さん…」
クレアはズボンの前のボタンも外し、ベルトを器用に引き抜き、力任せにズボンを下ろした。


524 クリフ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/21(金) 20:57:37 ID:uLkFWlIr
トランクスの下から手を入れて、袋をつついて
「ね、これなぁに?」
と聞く。
「あの…やめ…」
クリフが精一杯という顔をして呻く。
「だって…これ、こんなになってるもの…」
そのまま肉棒の裏を指でなぞる。
「あ…」
思わずクリフが声を漏らした。
「食べていい?」
答えを待たずにクレアはトランクスも引きずりおろしてクリフの下半身を丸出しにする。
先端にちゅっとキスをして「おいしい」と呟き、そのままクリフを銜えた。
「ん…んんっ…」
クリフがはぁはぁと息を荒げる。
ちゅばちゅばとわざといやらしい音をたてながら、クレアはクリフの先端を丁寧に舌でねぶる。
一番先端の切れ込み、くびれのふち。
液体が滲み出るたびにちゅっと音をたてて啜る。
「クレア…さん…」
「んん?」
クレアが目線を上げた。
自分のモノを銜えられながら、大きな瞳で見つめられ、クリフは理性を失いそうになる。
「仲良くなる…方法…って…」
くちゅりとクリフの先端に舌を差し込んでからクレアが口を離す。
「こういうのもイイと思わない?」
そう言って今度は裏筋に沿って舌を這わせる。
目線はクリフの顔。クリフはクレアにまともに見つめられていると意識して興奮が増した。
クレアは手も添えてペニスをしごく。
「あっ…ああっ…んんあっ…」
クレアが先端を再び口に含むと同時に、クリフがどくんと脈打ち、とろりとした液体が放出された。
銜えたままクレアは微笑ってごくり、と飲み込んだ。
「クレア…さん…」
驚くクリフをよそに、クレアはオーバーオールを脱ぎ、ショーツを下ろした。
「ね、クリフ…もう一回…私ももうこんななの…」
クリフの手を取って自分の秘所へと導く。そこはもう蜜が溢れ、少し震えていた。
「…ちょうだい…」
一回萎えたと思ったクリフのモノは再び力を取り戻していた。


525 クリフ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/21(金) 20:58:27 ID:uLkFWlIr
クレアが座って呆けたままのクリフに向かい合い、膝に跨って椅子に上った。
「ほら、クリフのも大丈夫そう…」
そう呟いてクリフにキスをしながら腰を浮かせた。
クレアの舌がクリフの口内に侵入してくるのと同時にクレアがぴったりとクリフに身体を寄せ、
クリフのモノにそっと手を寄せて自分の場所へ導き、腰を落とす。
「ん…」
一瞬、苦しそうな声を出したが、クレアはそのまま腰を落とした。
「んっ…んっ…」
木製の長椅子がぎしぎしと鳴った。気にせずクレアは腰を振る。
「あっ…んんっ…クレア…さん…」
クリフがため息とともに呻いた。そっとクレアの腋の下に手を入れる。
自分が抜けないように気をつけながらクレアを持ち上げる。
「…クリフ…?」
クリフは黙ってクレアにキスをした。舌を絡め、くちゅくちゅと唾液を混ぜ合わせる。
こんなこともできるんじゃない、とクレアは少し驚いた。
唇を離し、そのままそっと固い床にクレアを座らせた。
クレアのシャツをまくり上げ、クレアの肩をゆっくりと押して仰向けに倒した。
ブラをずり上げてでてきた形の良い胸にむしゃぶりつく。
「や…そんながっつかない…で…」
クレアが戸惑う。
「クレアさんが…誘ったんだよ…仲良くなろう…って…」
ちゅぱちゅぱと音を立ててピンクに染まる突起を舌で捏ね回す。
右も左も唾液まみれになり、大きくなってぴんと張っている。
今度はクリフが腰を動かした。
「ね…どこがいいの…?教えてよ…」
「もっと…奥…」
クレアの内壁に自分の肉棒を擦りつけ、少しずつ角度を変えて侵入する。
「ん…あっ…やだ…声…でちゃう…」
そう言ってクレアが腹筋に力を入れ、上体を起こし、クリフの首に腕を絡める。
そして貪るようにキスをした。舌を入れられたクリフも精一杯クレアの舌を吸う。
「ん…んんっ…」
しかし、それは逆に快感を高める体勢だった。


526 クリフ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/21(金) 20:59:41 ID:uLkFWlIr
クリフの動きに合わせてクレアの腰が動く。
「んっ…んんっ…」
びくびくっとクレアの背筋に快感が走る。
「んんっ…んんんーーーーーッッッ」
クリフの肉棒がクレアの襞に絡みつかれて、たまらずイッた。クレアの脚がぴくぴくと痙攣している。
クレアが頭を打たないようにそっと身体を下ろして、クリフはゆっくりと自分自身をクレアから抜いた。
クレアは頬を染めてぐったりしていたが、肘を床について起きあがり、クリフに
「すっごく良かった」
と囁いた。
「寂しくなったら、いつでも私の牧場に来てね」
そう言ってまた、キスをした。

懺悔室の中でティッシュが大量に消費されていたことなど二人は知らない…。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

カーターさんごめんなさい…
拙文お読み下さり、有り難うございました。
そんではまた。懲りずに書きますです。

527 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/21(金) 21:02:58 ID:uLkFWlIr
ていうか、何を血迷ったのか、10/7のイベントに申し込もうとしています。
調子こいて、ここに投下したSSの再録本を出そうかなと思っておりますので、
よろしかったら、お越し下さい。挿絵なしですので!

でも本当は、清純な女の子たちに撲殺されんじゃねーかと
気が気ではありません…違うんです、ほんの出来心だったんです…

528 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/21(金) 21:03:56 ID:uLkFWlIr
…可愛い女の子たちに撲殺されんならそれはそれでいいか…

529 名無しさん@ピンキー :2006/07/21(金) 22:42:49 ID:zeYLvs7L
ししまるさん、ナミ書い(ry
冗談ですよ冗談。
いくらナミさんに飢えてるからって
連載中の方に頼むわけにはいかないしね。
文章も程よくエロくGJ!
けどクレア淫乱すぎww

530 名無しさん@ピンキー :2006/07/22(土) 10:07:52 ID:+zwybS9g
GJ!
クレアさん順応早いよ、クレアさんすごくえろいよ。

531 名無しさん@ピンキー :2006/07/23(日) 02:09:32 ID:/oVKbiBo
GJ!!
クレアさん「も」驚異的な順応ぶりですなぁ

532 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/23(日) 22:00:49 ID:AWwuqquQ
>529->531
どうもありがとうございます。
すっかりぼくもの同人の女の子たちに撲殺される気でいます。

ナミさんに興味はあるんですが、GCがありません…orz
ソフトとテレビ付けて誰か買って下さい…w
そして、俺は連載中だったのかと初めて思いマシタ。
何にせよ、楽しんでいただければ幸いです。
励みになるので嬉しいです。では。

533 名無しさん@ピンキー :2006/07/23(日) 22:08:00 ID:t2JYq6kz
PS2でもWLあるから頑張れば会えるよ!
ただそんかわり処理落ちしやすいらしい。
もしそれでも興味あるなら本スレ行ってきて。
彼らならなんとかしてくれる

534 名無しさん@ピンキー :2006/07/23(日) 22:27:16 ID:AWwuqquQ
ほっほう…有り難うございます>533
コロステは持ってるんですが、コロステのナスカと
WLのナミさんは別物ですか?
つうかTVでやるのが面倒くさ(ry

535 名無しさん@ピンキー :2006/07/23(日) 22:36:43 ID:t2JYq6kz
殺棄てやった事ないからわかんないです><
テレビでやった方が3Dだし萌えると思います><
でもナミさんは恋愛下手なので淫乱路線にすると多分ナミファンから怒られます><
本スレですらそういう事があったのでマジ恐いです><

536 名無しさん@ピンキー :2006/07/23(日) 22:46:25 ID:AWwuqquQ
いや…とりあえず個人的に萌え萌えしたいだけなので…
やっぱ3Dか…
どうもありがとうございます。
ここで聞いちゃってすいません。

537 名無しさん@ピンキー :2006/07/24(月) 20:58:47 ID:AfJJcP9q
個人的にはエロも読むから撲殺はしないけどw
10/7のって、男性向けエロで申し込んでも他のエロなしサークルと
同じ並びに配置される?CITYって行ったことないからわからん。
教えて、エロイ人


538 名無しさん@ピンキー :2006/07/24(月) 21:45:44 ID:ulBWP+DY
エロくないのでよくわからんが、手元の資料によると、
ザンルはゲームと男性向けは同日だが、別にしてあるので、男性向け
にするとエロなしサークルとはみなされないんじゃマイカ。
俺は(バレバレじゃん)ゲームザンルで申し込んだ。エロ無しもあればいっかーと思って。
俺もCITYは初体験だ。われながらなんでこんなにチャレンジャーなのかわからん。

539 名無しさん@ピンキー :2006/07/24(月) 21:49:12 ID:ulBWP+DY
なんか、説明が我ながらよくわからん。
男性向け≒エロでいんだよな?
>537さんの言うエロなしサークルがぼくもの系のことなら、
同じ並びどころか遙か遠くに配置されると思う。

540 537 :2006/07/25(火) 15:33:57 ID:WHwl2fjo
538≠527…?
トン。やっぱりそういう配置なんだ。
ここの再録本なら、「ゲーム(その他)」じゃなく「男性向け≒エロ」に
配置されるんじゃないかと思って聞いてみた。
ヤドカリオンリーだから配置が全く離れてしまうとミニオンリー専用のパンフに載せないと
存在に気づいてもらえなさそうだな…と。
カプが固定されていれば(他の男と寝ても一途に1人を想ってるとか)、「ゲーム(その他)」でも
いいような気がするけど…(どうなのかな?)

538さんもししまるさんもガンガッテください!


541 名無しさん@ピンキー :2006/07/25(火) 18:58:29 ID:yYv0WuOK
ししまるさん達、もし通販する事があったら教えてください。
即座に買いに行くんで。

542 名無しさん@ピンキー :2006/07/25(火) 19:00:31 ID:GoNUsa4H
>537
538≠527…?

それは秘密です…
そっとしておいて下さい…本人が一番どうなのかな?と思っています…
初体験でいきなりつまみ出されたりしないだろうな…

543 名無しさん@ピンキー :2006/07/25(火) 19:01:59 ID:GoNUsa4H
連投すいません。

あまりにびっくりしたので。
とてもとても有り難いんですが、>541さん、正気ですか?
ここに投下したしょーもねー駄文ですよ!?

気を確かに持って下さい!!!!

544 名無しさん@ピンキー :2006/07/25(火) 19:04:15 ID:GoNUsa4H
なんか、感激して、涙が…
空がかすんで見えないや…
部屋の中だから…

>541さん、本当に本当に有り難うございます。

545 名無しさん@ピンキー :2006/07/25(火) 23:44:13 ID:yYv0WuOK
ししまるさんにももちろん期待してるんですが、
もし書く人が複数ならそれだけ自分の好きなカプの確立も出てくる。
更に言えば、昔長編投下予定してた方の本が読める可能性もある。
それに期待してるって不純な動機もあるんですよ。
まあ…確立低くなりましたが。
俺はその人が出会いから結婚まで書いてくれるのを待つだけです。
他も楽しみにしてますが。
たとえ釣りだったとしても、
それはそれで魚となった俺が悪いだけですから…
それにもう、この年にもなってくると一年なんてあっという間ですし。
まあまだ就職してからそんな経ちませんが。
…なんか余計な話してすいません。
でも、あなたの本もキッチリ購入予定なんで。
さすがに仕事が仕事なので、通販に頼るしかないですが…

546 名無しさん@ピンキー :2006/07/26(水) 02:02:40 ID:0oseBNCS
まあつまり…帽子氏やかっぱ氏、通りすがりの字書きs氏を待ってるんですよ。
少なくとも俺は待ちます。
SSか釣り宣言が出るまで…ずっと。

547 名無しさん@ピンキー :2006/07/26(水) 18:02:01 ID:yLRk09tW
>>546
>>475でSSを書くとおっしゃっていた常駐絵師兼このスレの最終安全安定装置
過去462氏を忘れてるぞ。

では、引き続き牧場物語のエロパロスレ2をお楽しみ下さい。

548 名無しさん@ピンキー :2006/07/26(水) 23:05:49 ID:f039DT//
保守ついでに妄想。

クレアさんは用を足すとき全裸にならないとできない人。

549 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/27(木) 11:11:11 ID:8ntkFOC8
引き続きお楽しませてもらってるんだが、
あんまり俺がでしゃばってると、素敵職人さんたちが
居づらかったり投下しにくかったりするだろうか。
もしそういうのがあったら遠慮する。

550 女神の帽子 ◆EIaswFkX4U :2006/07/27(木) 20:37:19 ID:oktCFo/R
お久しぶりです。
今日は絵投下じゃないんですけど、10/7の事で盛り上がっているみたいなので。
あのイベントにししまるさん出られるんですね。私も余裕があれば出るつもりなので、
出る事になったらその時はよろしくお願いします。
あと、私はただ単に遅筆なだけなので、居づらかったり投下しにくかったりとかは無いですよ。

馴れ合いすみませんでした。

551 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/27(木) 23:32:04 ID:8ntkFOC8
馴れ合いスマソ
>550女神の帽子さま
どうもありがとうございます。
作品を楽しみにしています。待ってます。

552 名無しさん@ピンキー :2006/07/28(金) 12:48:03 ID:JR7TJ9oy
通りすがりの字書きさん見てたら書き込んでくれー。

553 ザク×リリア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/28(金) 20:37:35 ID:p45w8g2H
ごめん。先に謝る。こういう時は大人しく待ちたいのはやまやまなのだが。
とりあえず、他の字書きさん待ちのつなぎにでもどうぞ。
ちょっと切ないかなと思いますです。
----------------------------------------------------------------------------------
「んんっ…あっ…」
カーテンを閉めた部屋に女の甘い声が響く。
外は明るく、太陽が高く昇っている。良い天気だ。
日焼けした肌の男と白い肌を紅潮させた女が一糸まとわぬ姿で絡み合っている。
男の筋肉隆々とした逞しい身体がじっとりと汗ばんでいる。
「俺…もう…ダメっす…リリアさん…」
ザクが低い声で呻く。
「じゃぁ、イッて…」
ザクの動きが速くなり、リリアがそれに合わせて声をあげる。
「あ…イイ…早く…お願いっ…」
リリアの脚がぴんと突っ張り、ザクが一瞬動きを止めた。
二人の身体が同時に弛緩する。
「あん…よかった…ね、まだ時間あるんでしょ…?」
細い腕をザクの首に回してリリアが囁く。ザクには決して逆らえない、誘惑。

最初に誘って来たのは、リリアの方だった。
誕生日のプレゼントの通販を娘のポプリに頼まれて、一緒に祝った後だ。
「あのね、…お願いがあるの〜」
息子と娘が席を外した隙に、リリアが囁いた。
「明日、リックとポプリがいない時にまた来てくれる〜?」
いつもと同じ、おっとりとした口調だったのをザクは覚えている。
次の日の昼間、いつもの仕事をしている顔をして、ザクは養鶏場を訪ねた。
鶏の世話をしていたリックが「こんにちは」と挨拶してきた。
リックはその父親に顔立ちがよく似ている。真面目で一本気なところも、だ。
この青年に嫉妬しても仕方がないと、ザクは何度自分に言い聞かせただろうか。
ザクが家に入ると、リリアがいつも通り微笑んだ。
「いらっしゃい〜。来てくれたのねぇ〜」
そう言って、カウンターから出てくる。
「プレゼント有り難う〜。ポプリが迷惑かけたでしょ〜?」
「いや、そんなことないっすよ。仕事っすから」
憧れの女性が、手を伸ばせば触れられる所に立っている。
このまま抱き締めてしまいたい、と思うが、ザクにはそれが出来ない。


554 ザク×リリア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/28(金) 20:38:36 ID:p45w8g2H
「うふふ〜」
リリアが、ザクにすり寄って来た。
「昨日のお礼がしたいの〜
…な〜んて、本当はもっと貰っちゃうことになるかもしれないんだけどぉ〜」
体中の血液が、逆流したかと思った。何を、とか、何で、とか聞きたいのに
言葉が出ない。
「ね…こんなオバサンじゃ…イヤ…?」
甘えるように上目遣いで見つめられて、ザクは、自分に逃げ道がないことを悟った。
何もかも、見透かされている気がした。
決して断らないと、知っていると思った。
病気がちで身体の弱いリリアを今までずっと見つめて来た。
その細い身体に腕を回した。壊れものを扱うようにそっと抱き締めて
「そんなこと…あるわけないっす…」
と答えるのが精一杯だった。

この細くて白い身体は、幼い顔立ちの割には成熟しきった身体は、本当は、
リックによく似た男のものだ。
リリアの身体はその男によって何度開かれたのだろう。
どのように愛されたのだろう。
そう思うと、その男の残り香を消すまで、リリアを抱かなければ気が済まなかった。
何度身体を重ねても、まるでリリアの中からその男の気配がするような気がして、
毎回、体中を愛撫した。
「ね、どうしたのぉ?」
さっき一度仕事を果たしたザクのペニスを弄びながらリリアが訊ねる。
「なんでも…ないッス…」
考えていた言葉をすべて飲み込む。
この人は、まるで純真無垢な乙女のようだが、ひどく残酷だ、と思う。

「あの人が帰ってこないからぁ〜…私、寂しくってぇ…」
最初の頃は旦那の話ばかり聞かされた。
「独りでするのにも限界があるのぉ〜」
要するに、旦那の代わりが欲しかったんだろう、と思う。
それならそれなりの道具でも渡した方が良かったのかもしれない。
しかし、ザクにはそれはできなかった。道具にさえ、嫉妬してしまいそうだった。
まるで悪気のない口調。本当に悪気もないのだろう。
この町では、こんなことになることもあると、旦那もわかっていて出掛けたのだろう。

555 ザク×リリア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/28(金) 20:39:13 ID:p45w8g2H
「うふふ〜」
リリアが笑う。ペニスが硬くなりかけている。
「私、この子も大好き〜」
ペニスに血液が一気に集まった。
他には誰のが好きなのかとか、好きなのはそこだけなのかとか、
様々な思いがザクの中を血液と同じ速さで駆けめぐる。
リリアがペニスの先をちろり、と舐める。
そして、たわわな乳房でザクのものを挟み、上下に擦り合わせる。
胸に挟んだものを口に含み、先端を舌で転がす。
「リリア…さん…」
舌がくびれの周りをなぞり、先端の割れ目を刺激する。
「んっ…」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立ててリリアがザクのペニスをしゃぶる。
遠くから、見ているだけだった女性が、今自分にこんなことをしてくれている。
最初の頃はその状況だけで自分は射精に至ってしまっていた。
愛しい女の脚の間に顔を埋める。
今は、身体は慣れて、少しは余裕ができた。その分、行為の最中に考えることが増えた。
クリトリスを舌でつつくと、リリアが
「やん…そこはだめぇ〜…」
と腰をくねらせて抵抗する。
「感じちゃう…んっ…」
それなら、と、スリットに舌を這わせる。昼間なので、色も形も丸見えだ。
使うと黒くなるとか、子供二人も産んでるからがばがばだとか、
そういうのは全部嘘だ、とザクは思う。
若い娘と比べても何ら遜色ない。
舌を精一杯伸ばして、リリアの中に自分のにおいをつける。
自分がつけた自分のにおいとリリアのにおいが混ざっているのを確認する。
「あん…そろそろ…お願い…」
刺激に堪えかねたのか、リリアが強請る。
「相変わらずッスね…」
そう言いながら、ペニスをリリアの腰に押しつける。
「どうすればいいんでしたっけ?」
いつもの儀式。初めてセックスした時に、もっと言葉を使ってと頼まれた。
リックに似た、誠実そうな、優しそうな男。きっとその男としていたことを、
自分に求めているのだと、ザクにはわかっている。


556 ザク×リリア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/28(金) 20:40:16 ID:p45w8g2H
「あなたを…私に…入れて…」
リリアの答えもいつもと同じ。
「もっとちゃんと言わないと何も入れられないッス」
敬語は使わないで、と言われたが、つい使ってしまう。
せめて、自分の言葉で話をしたいと思う。
リリアの胸の突起を片手でつつき、反対側を強く吸った。
「あなたの…おちんちん…私の、ここに…」
そう言って、リリアがペニスを掴み、そっと自分の中に入れる。
リリアがぐっと腰を押しつけてくる。
「もっとはっきり…」
先端だけ挿入した状態でザクが囁く。
「奥まで…突いて」
興奮して、奥までずぶずぶとペニスを一気に推し進める一方で、ザクにはわかっている。
リリアは、一番良い時にはザクの名前を呼ばない。
「あっ…あん、あん、あん…」
ザクの動きとシンクロしてリリアが喘ぐ。
「こんな昼間っから…奥様がこんなことしてちゃ…いけねェっすよ…」
「だってぇ…」
言葉とは裏腹に、ザクはリリアの腰を掴んで持ち上げ、一緒に動かす。
「やん…イク…イっちゃうっ…んんっ…」
リリアの呼吸が荒くなる。
「ほらほら、明るいから、丸見えですよ」
「そんなコト…言わないでぇ…っ…あぁんっ…」
膣がかっと熱くなり、ザクのペニスをぎゅっと締め付ける。
透明な液体が流れ出す。
ザクも、我慢していた力を抜き、自分を解放する。
同時に達した。
力を失ったペニスを引き抜こうとすると、リリアが止めた。
「ね、もうちょっと入れてて…ぎゅってして…」
そのまま、リリアを抱き締める。リリアの考えていることはわかる。
あの人とは違う、ザクを感じている。ここが違う、ここは同じ…。
「リリアさん…」
「なぁに〜?」
いつも、自分の名前を呼んで欲しいと言おうと思う。
そうでなければ、この関係を終わらせたいとも思う。
しかし、いったん近づいた距離を離すことは難しい。
その上、ザクには言葉が見つからない。
ずっと好きだった人。今も一番大切な人。何もかもさらけ出せるようになった人。
そして初めてわかったこと。
リリアだけではないのかもしれない。女はみんなそうなのかもしれない。
それでもあまりにも。

残酷な存在だと。



557 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/28(金) 20:43:41 ID:p45w8g2H
拙文お読み頂きまして有り難うございました。

一応、俺は金曜日投下を目標(あくまでも目標。毎週ではなく)にしているのですが、
他の書き手さんが止めてくれと言われれば変えますし、
だいたいこのくらいの時間に投下しますので、邪魔ならどけて下さい。

それでは他の書き手さん待ちを何事もなかったかのように再開↓

558 名無しさん@ピンキー :2006/07/28(金) 21:40:15 ID:cepVwSsh
GJvsGJ!
いい作品を投下してくれる書き手サンをどける理由はないですよ。
創作意欲の波とかもあるから、好きなときに投下すればいいのでは?

559 ししまる ◆440.V/COZU :2006/07/30(日) 23:14:42 ID:GV+sN41P
どうもです。有り難うございます。>558

一読み手として他の書き手さんの作品が読みたいです。
なんかこう…もっとちゃんとしてる人のを…
俺ばかり投下して申し訳ない。

560 名無しさん@ピンキー :2006/08/01(火) 16:22:56 ID:wXblBf7B
ししまるは自分の文が拙いとか遠まわしに言ってるけど、俺はそうは思わんよ。
まだ書き始めたばかりかもしれんが…正直、期待してる。
ただ、俺も…他の書き手さんの文も読みてえな。
っつーわけでだ。

字書きs氏光臨まだー?いや、書いてなくてもいいんで元気かって事だけでも報告して下さいよ…
昔それでいきなり逝っちゃった作家さんがいたんで…ちょっと、ね。

561 ワンダフルライフ :2006/08/01(火) 17:54:05 ID:wXblBf7B
忘れ谷に来て、タカクラの次に初めて話しかけたのが彼女だった。
確か、酒場だったと思う。まだこの谷に慣れなくて、誰か知り合いが欲しくて。
そんな事をタカクラに相談してみたら、酒場に行ってみたらどうだと持ちかけられ、
都会に居た頃も接待以外滅多に行かなかった場所に、行ってみる事にした。
そこで出会ったのが、赤い髪の彼女。ナミだ。
青い瞳はどこか冷めているようで、話しかけても話しかけても、中々話をしてくれなかった。
次第に話をしてくれるようになっても、やっぱりすぐに話は終わってしまう。
タカクラから、女は花が好きだと言われ渡してみても、かえって彼女には逆効果。
それまでせっかく話してくれるようになった彼女も、また口を閉ざすようになった。
そんなある時、彼女は音楽が好きだと酒場のムームーに言われ、思い切ってお気に入りのレコードを渡した。
タイトルは…なんだっけ。思い出せないが、とにかく僕は唯一持ってきていたレコードを彼女に渡した。
そのレコードは僕が小さい頃親に買ってもらった物で、結局形見みたいなモノだったのだが、
その他に僕に渡せるようなものはなかった為、思い切ってそれを渡した。
効果は…どうだったんだろう。すぐ聞き終わったと返してもらい、抜群とは行かなくとも、それなりに話題にはなった。
その結果音楽の話で盛り上がり、毎日レコードを一枚ずつ貸してもらい、毎日渡しに行き、
毎日その渡してもらったレコードの事で話は持ちきりだった。そういう意味では抜群だったのかもしれない。
けどある日、別れ話を切り出された。お金が無くなったから、もうここには居られないという。
彼女は自分の故郷へ帰るしか無いそうだ。その上、見合いをするらしい。
僕は…好きだったけど、今ひとつ勇気が出なくて、結局青い羽の代わりに形見のレコードを渡した。
いつかまたここに帰ってくる機会があったら、そのレコードを持ってきてくれと告げて。

562 ワンダフルライフ :2006/08/01(火) 17:54:38 ID:wXblBf7B
「…まあここまではよくある話だわな。」
「何で、戻ってきたんだっけ?」
「見合い相手が最悪だったんだよ。だけどウチに骨を埋めるなら結婚しろって五月蝿かったから」
「でもさ、金無いって…いってなかった?」
「徒歩った。だからここに来た時、汚れてたでしょ?」
「よくやるよ…」

牧場の作業を手伝って貰って今更言うのもなんだが、ナミはタフな人だ。
遠い故郷から、足二つでここまで帰ってきた。一年掛かりで。途中は全部野宿だったらしい。夜は大丈夫だったのだろうか。
まあ…寝込み襲われても条件反射で足蹴りを食らわす程だったから、大丈夫だったんだろうな。
それに…

「あの時、痛がってたもんね…血ィ出てたし。」
「あのね…その話は止めろ。こっちまで恥ずかしくなる」
「本番行くのまで一週間掛かったっけね…」
「…殴るよ?」
「でも可愛かったなあ…顔の色が髪の色と見分けつかなくなる程になってさ。声も可愛かったしってうわ」
「ちょっとこいや」
「うわナミさんやめてごめんなさい思い出してただけですやめ」
「お望み通り暫く足立てねえようにしてやるよ…覚悟しな」

僕は叫び声を上げながら小屋へと引きづられていった。
この後の事については何も語るまい。

ちなみに家からはあのレコードが掛かりっぱなしだった。
そのレコードの名は…

563 名無しさん@ピンキー :2006/08/01(火) 17:55:21 ID:wXblBf7B
エロ無しで書いた。スレ汚しスマソ。

564 名無しさん@ピンキー :2006/08/01(火) 23:05:07 ID:URepu/Nd
その時、スレが止まった

565 名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 00:01:37 ID:XbmubKOx
ほのぼのとしたお話。なかなか面白かったよ。
エロ無しだろうとどんどん落としてくれ。

566 名無しさん@ピンキー :2006/08/02(水) 09:23:27 ID:VsbHiCsp
ナミさーーーん!!
エロ無しでもナミさんが見れるだけで(*´ω`)


567 ワンダフルライフ書いた奴@携帯 :2006/08/02(水) 11:24:39 ID:kJoHAbKW
エロ無しでこんなノリでいいのならそれなりに書けるから
とりあえずまた書いてみる。
主×ナミ同盟入りてえけどサイトねぇー。

568 ドクター×マリー@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/04(金) 20:03:41 ID:+B2vuEVR
どうもこんばんは。頭の中はほのぼのしているのに、
なぜか書くとこんなになってしまいます。
どのキャラも好きなんだけどな…

それでは、暇つぶしにでもなれば幸いです。駄文ですがどうぞ。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
毎週水曜日。午後になるとドクターは図書館へ行く。
ミネラルタウンの小さな図書館の本…しかもバジル氏の所有物となれば、
数も傾向も決まっていて、ドクターが必要とするような本は全くない。
それでも、ドクターは図書館へ通う。

今日も、マリーが何か本を読みながら机についている。
鍛冶屋のグレイも昼を過ぎるとやってきて、何かしら手に取っている。
「やあ、こんにちは」
そう言いながらドクターが図書館に入ると、マリーが俯く。
グレイはぺこりと頭を下げた。
ドクターは2階へ上がる。マリーがそれを目で追った。
グレイは再び本に目を落としている。
「マリーくん、ちょっと聞きたいことがあるんだが」
2階から呼ぶ声がいつもの、合図。マリーはグレイの背中に一瞬目をやる。
「はい、今行きます」
全く無関心なグレイを確認してから小さくため息をつき、マリーは2階へ上がる。
グレイが少々気まずそうな顔をしてその背中を見上げるのを、マリーは知らない。

「ドクター…あの…」
「ちょっと調べたいものがあるんだが」
本棚の奥からドクターの声がする。マリーは階段の上がり口から動かない。
「もう…こういうのは…」
マリーが蚊の鳴くような声を出す。
ぬっとドクターが本棚の陰から姿を現した。何も持っていない。
マリーの細い手首を捕まえて、
「なんなら、ここでしてもいいんだよ?グレイに丸聞こえだね?」
と囁いた。
「私は…グレイとは…」
一瞬身を引くが、後ろが階段なのでそれ以上逃げられない。
ぐっと手を引かれると、非力なマリーはドクターの腕に捕まってしまう。



569 ドクター×マリー@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/04(金) 20:04:21 ID:+B2vuEVR
「わかってる。グレイはまだ多分…」
そう言いながらドクターはマリーのスカートの中に手を入れ、ショーツの隙間から
マリーの茂みをまさぐり、
「ここを知らない」
と囁いた。
「やっ…」
「男は数をこなしてる方が良くて、女は処女の方がいいなんて、誰が言ったんだろうね?
君は頭がいいから、そういうのはナンセンスだと思うだろう?」
やはり、ドクターの方が一枚上手だ、とマリーは思う。
マリーは本ばかり読んでいて、頭でっかちだと自分でも思っている。
だから、簡単に籠絡される。
言い返すことも、腕力でねじ伏せることもできない。
ドクターはひょいとマリーを抱き上げて、さっきまでいた場所…本棚の陰へ移動する。
「その点、この町の人たちは素晴らしいよね。みんな自由に楽しんでいる」
マリーを背中から抱き締めて、言葉を続ける。
「君も、本をたくさん読んでいればわかるだろう?」
ドクターは巧みにマリーの自尊心をくすぐる。
本ばかり読んでいるマリーは、乏しい人生経験を読書によってカバーできると信じている。
ドクターはそのままマリーのブラウスの襟元を緩め、腕を差し入れる。
「社会学…生物学…君はもっと勉強できる…」
そして、ふ、と手を止めた。
「なんだ、嫌がっていたのは演技か…」
そう言って前のホックを外す。
「ちが…い…ます…私はただ…」
「ただ?」
ドクターはマリーに尋ねながら、マリーの耳たぶを優しく噛んだ。
同時に、ふっくらとした柔らかい乳房の先端を指でくりくりと捏ねる。
「ん…」
「もしかして、グレイを誘おうと思ってた…?」
マリーはもう言葉が出ない。
「今日は水曜日だから、僕が来るってわかってるのに?」
耳の後ろにキスをされて、マリーは思わず天を仰ぐ。


570 ドクター×マリー@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/04(金) 20:05:14 ID:+B2vuEVR
乳房の先端が固くなり、膨らんでいっそう敏感になっている。
ドクターは手を少しずらして乳房をそっと揉んでいる。
「君も知っているだろうけど…これはコミュニケーションなんだよ…
人間と、ほんの一部の高等なサルでしか観察されていない…
第一、子供もいないのに、こんなに乳房が大きい動物はいないね…
まるで、セックスするためにあるみたいだと思わないかい…?」
マリーが快感に必死で抗いながら、言葉を探す。
「でも…本当に好きな…人と…だけ…」
再び、ドクターが胸の突起を指で刺激する。
「…じゃ、これはどう説明する?身体が反応してしまうのは…?」
「ん…それは…」
マリーの太ももにドクターの腰のものが当たる。
ドクターがマリーのスカートを捲り上げて、ショーツの中に手を入れた。
「僕のことが好きじゃなくても…もうこんなに濡れているのは…?」
くっくっと、ドクターが笑う。
「君は、僕のことが好きではない、と理性では思っている。
でも、身体は僕のことを覚えている。
水曜日になれば僕が来て、こうやって可愛がってもらえることを、知っている。
…セックスは子供を作るためだけにするんじゃない。
こうして、快楽を得るために人間が見つけた娯楽みたいなもんだよ」
そう言って、ドクターは今度はぐっと力を入れて、マリーの中に指を入れる。
「あっ…」
マリーから切なげな吐息が漏れる。もう、膝が震えてしまって、本棚を掴んでいなければ、
立っていられない。
「今、グレイを呼ぼうか?」
ふいに、ドクターが聞いた。
「いや…です…」
指をあちこち動かされて、マリーは自分の中で何かが早く早くと叫んでいる気がした。
「どうして?」
首筋を優しく噛みながらドクターが尋ねる。
「わからない…けど…」
答えをマリーは知っている。
「今は僕がいいんだろう?」
それを見抜いたようにドクターが囁く。
「…そう…なの…」
「気にすることはないよ。正直なのが一番だ」
そう言って、ショーツを引きずり下ろす。かちゃかちゃと音をたてて、ドクターが
ズボンのベルトを外す。
言っていることは意地悪な気もするが、することは優しい。


571 ドクター×マリー@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/04(金) 20:05:54 ID:+B2vuEVR
「声を出せばグレイに聞こえるよ。…どうする?」
いやいやとマリーが首を振ると、右手をマリーの口に当てた。
マリーは本棚に手を突き、腰を突き出している。
「んっ…」
ずぶり、とドクターが入ってきた。ゆっくりと前後に動きながら、敏感なところを探る。
「イイ所も日によって違うよね…?」
こくこくとマリーが首を縦に振る。
頬が上気してほんのりと赤くなり、目のふちにうっすらと涙が浮かんでいる。
悲しいわけではない、とドクターは知っている。
「そんなに気持ち良い?」
とドクターが囁く。
「ん…」
マリーが頷いた。

ドクターが図書館に来ると、いつもマリーを呼ぶ。
そしてなかなか降りてこない。しかもお世辞にもここは堅牢な作りとは言えないので、
1階にもそれなりに物音が聞こえてくる。
現場を見たわけでも本人たちに聞いたわけでもなかったが、グレイはまた同じ気配を
感じて、天井を見上げた。
ドクターは経験豊富そうだ、とだけ思ってグレイは再び本に目を落とす。
その脳裏には、マリーではなく、つい最近この町にやってきた一人の女性が浮かんでいる。
…彼女とも…?
自分がそう考えたこと自体を不思議に思い、なかなかそのことが頭から振り払えなくなる。
今日は本どころじゃないな、とグレイは本をぱたんと閉じる。
2階の床がやたらぎしぎしと軋んでいる。
グレイはまいったな、と頭を振って本を本棚に戻した。
2階を見上げてから音を立てないように、そっと図書館を後にした。

「んんっ…んっ…あ…」
ドクターの指がマリーの口を押さえているせいでマリーの漏らす声は最低限だった。
しかし、ドクターが腰を動かすのに合わせて、じぶんでも良いところに当たるように
腰を振っていると、マリーは自分で自分を分析する。
それでも、頭で考える以上に、身体は正直に反応する。
「良いね…マリー君…今日は一段と…」
「私を…こん…なに…したのは…ドク…ター…」
マリーが喘ぎながら喋ろうとする。ドクターが笑って、腰の動きを早めた。


572 ドクター×マリー@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/04(金) 20:07:35 ID:+B2vuEVR
「やぁっ…あ…あ…あ…」
背を反らせてマリーも動く。
長い黒髪が前後にゆらゆらと揺れる。
そういえば、金髪の彼女はどうしているだろうか、とドクターが思った、その時。
「……!」
声にならない叫びと共に、マリーが絶頂に達した。
マリーがびくっと全身をふるわせて背を反らす。
ぎゅっと肉壁がドクターのペニスを締め付け、ドクターの精液を絞り出す。
まるで逃がすまいとするようだ、とドクターは思う。
どくん、とドクターのペニスが脈打って、ドクターも快感に包まれる。
マリーの脚の間から白と透明の液体が溢れだしてくる。
「あ…」
マリーの腕と脚の力が一度に抜けて、そのまま尻餅をついてしまう。
手持ちのタオルでマリーの脚を拭いてやると、ぴくぴくと脚が痙攣していた。
ドクターは、きちんとズボンを穿く。
座り込んだままのマリーが手を伸ばしたところに、ドクターの股間があった。
「そんなに好きなのかい?」
「ちが…そういうわけじゃ…ありません」
慌てて手を引っ込めたマリーにちゅっ、とキスをして、囁く。
「僕は好きだけどね?」
「みんなのことが、でしょう?それともこういうことが?」
マリーが一生懸命怒っている顔をしているが、悪い気はしていないのが手に取るようにわかる。
あえてそれには答えないで、ドクターは
「頑張ってグレイを落とすんだね」
と、笑った。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

以上、拙文お読み下さりありがとうございました。
キャラ好きの人をどんどん敵に回しそうな気がしてきました。
ごめんなさい。悪気はないんです。文才も無いんです。

それでは、失礼します。

573 名無しさん@ピンキー :2006/08/05(土) 18:36:23 ID:4Q1r9Kep
そうきたか!GJ!

今勃ってるフラグからいくと次はマリー×グレイかクリフ×ラン・・・かな?

574 名無しさん@ピンキー :2006/08/06(日) 00:19:27 ID:S6NOF0b4
GJ!
そしてグレイ×クレアもフラグったと妄想

575 ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/06(日) 20:25:17 ID:TLctCvQk
>573>574
お読みいただき、ありがとうございます。
そうきたか!って言われると、にんまりしてしまいます。

フラグは…自分の中ではいろいろ勃ちまくりなんですが、
次は   ×   にしようと思っています。
海鮮ですが、今週は台場です。勉強という名の…

576 過去462 :2006/08/07(月) 23:55:52 ID:UAXrpRrl
ただいま。
ろだ473-479。

>>547
ssはちょっと校正中。
ただ、あまりに牧場物語からかけ離れた内容になったので
投下そのものを逡巡してる状態です。
あと、10月7日は、行くことすらできません。

577 名無しさん@ピンキー :2006/08/08(火) 00:41:27 ID:ENqwvEZB
>>576
GJ!! いったい何があっのか心配しながらまってました。

578 名無しさん@ピンキー :2006/08/08(火) 12:20:11 ID:010+lt8C
久しぶりに来てみたら…ししまる氏GJ!
ドクター、エロいなぁ。
個人的にはグレイ×クレアを楽しみにしております。

579 名無しさん@ピンキー :2006/08/08(火) 20:41:23 ID:JKv743Nj
GJ!
ししまるさんの書く話はエロ描写だけではなく心理描写も好きだ
自分も海鮮です。台場ですれ違うかもしれませんねw

580 ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/09(水) 10:17:00 ID:s/FuGJEl
>578>579
ありがとうございます。
励みになります。嬉しいです。
台場ですれ違いましょうw

581 過去462 :2006/08/13(日) 01:00:51 ID:6U+NLI8j
ろだ481-483。

せっかく書いたんだしss投下します。
主人公とエリィが結婚してて、のこり4人は独身という設定。
ほのぼののほの字もない陵辱モノなので、そういうの求めてない人はスルーしてください。

582 War in mineral town :2006/08/13(日) 01:02:14 ID:6U+NLI8j
今日もピートの牧場の上空を、戦闘機らしい複葉機が飛んでいく。
自国を挟んだ2国が戦争を始めて半年。空に太陽と雲と鳥以外のものを見かけるのもすっかりお馴染みだ。
この国にまだとばっちりはなく、お互いがお互いに、散発的な威嚇飛行をスローぺースで繰り返しているだけ。半年前の緊張感も、不安も、今はだいぶ薄れていた。
暑い中、よく太陽に近いところを飛んでいられるな。
ピートは汗を拭いながら、そんなことを考える。
今日はタマネギの収穫。妻のエリィは、これを使ってどんな夕食を作ってくれるだろう。
彼の畑では、戦争などどこ吹く風で、パイナップルが葉いっぱいに太陽を受けていた。

「東の国、来るのか…」
「ここのすぐ近くを通るのね…」
夕食後、エリィと一緒にテレビを見ているときに流れてきた不吉なニュース。
東の国が西の国に攻め入るという知らせ。
行軍の進路は、ミネラルタウンをかすめる形になっていた。
固まった戦局が動く可能性がある。それだけで、ピート達は不安になった。
この国はどちらかというと東寄りだ。
西はマザーズヒルを含む山脈がそびえているため、交易は昔から東の国が中心であり、こと第一次産業が発達したこの国にとって、重要なお客様だったからである。
そのため、この国の首脳は、東の国に頭が上がらない。のみならず、国の防衛を任せてしまってすらいる。だからこそ、行軍の際の領地横断を許したのだ。
そして戦争のきっかけも、そういった外交の偏りに端を発する。
西の国がこの国に持ちかけてきた大規模な交易協定と、国交の親密化の要求に、東の国は不快感を表明し、外交会談は泥沼化。気づけばどちらからともなく宣戦布告が行われていた。
とはいえ、どちらもモチベーションを上げることなく切って落とした火蓋であり、その結果は半年にもわたる戦線の膠着である。
このまま双方大した死傷者を出すことなく終戦を迎えてほしい。甘い希望ではあるが、それは、3つの国に住む人全ての願いだった。

583 War in mineral town :2006/08/13(日) 01:02:56 ID:6U+NLI8j
それからわずか1週間後の未明。マザーズヒルのむこうで激しい戦闘があった。
山中に潜んでいた西の国の軍が、東の国の軍に奇襲をかけ、ほとんど全滅に追い込んだのだ。
軍の規模こそ大きいものの、軍のトップや兵の大半は戦争などやったことのない、平和ボケした東の国である。行軍日程を非戦闘員に通達するなど、素人でも犯さないような失態だった。
遠く聞こえる砲撃や銃声の中、ピートは、自分にすがり付いて震えるエリィと息子を抱きしめ、今後の自分たちの行く末を考えていた。
おそらく、勝利を納めた西の軍は、戦場に近いここミネラルタウンに駐留するだろう。そして、住民に支援を求める。聞こえはいいが、いわゆる略奪だ。
多少の代価は得られるだろうが、それも二束三文。財産が大きく削られる。
祖父の残してくれたこの牧場は、ただの財産ではない。手放したくはなかった。
だが、その可能性は薄いのではないか。ここは、さらに侵攻するための道程に過ぎないし、軍人など一人もいない。余計な抵抗さえしなければ根こそぎ奪われはしないだろう。
では何かを徴収されるか。西の国は、南の海から北に長く伸びる工業国だ。そして、環境保全の意味から、ミネラルタウンに接する南部には工場がなく、漁民が細々と暮らしているだけで、過疎化が進んでいる。
西の国には第一次産業に携わる者は少ない。食料を徴収されるのは覚悟しなければならないだろう。
それなら、この牧場には、過剰なほどの蓄えがある。それを差し出せば、無碍な扱いはされまい。
徴兵はされるだろうか。しかしここは西の国境に近い。兵力はまだまだ十分なはずだ。ここで兵の補給は行うまい。
大きな問題はないように思えた。戦勝国がどちらであっても、とどのつまり自国は中立だ。完全にどちらかの味方につくことはないだろう。どれだけ東寄りの風潮が強くとも、独立した国なのだから。
だがそれは、甘い見通しだった。
妻や、同年代の女性が例外なく美しい容貌を持っていること。
そして、西の国の軍勢が、過疎化が著しく、若い女性の少ない地域を通ってきたことを、ピートは忘れていた。

584 War in mineral town :2006/08/13(日) 01:04:09 ID:6U+NLI8j
夕方、西側の兵が牧場を訪れた。案の定、食料の要求だった。
歓迎するつもりはないが、むやみに刺激するよりは、求められているものを素直に渡して帰ってもらうのが得策だろう。
兵が、自分の後ろにちらちら目をやっていたのが引っかかったが、要求は食料だけで、徴兵はなかった。
内訳は、野菜が木箱3。畜産物が木箱半分。牛1頭。鶏2羽。合わせて代金3000G。
家畜は、高齢で畜産物も取れなくなったものをくれてやった。
愛玩しかできない牛でも、少なからず、悲しかった。引っ張られていった牛は、ピートがこの牧場にきて初めて育てた牛だ。
こんな秤になどかけず、天寿を全うさせてやりたかった。
西日の残光も弱くなっていく部屋の中、隣のエリィの肩に右手を回し、ピートは心の中で、牛に手を合わせた。
不安を胸に沈め、そのまま何時間か過ごした。外は暗い。息子は、まだ日があるうちに寝かせた。
互いの気持ちを慰めあうためにも、ひととき不安を忘れるためにも、今夜は妻を抱こう。そう決めて、肩に回した手を腰に滑らせ、より強くエリィの身体を引き寄せる。
エリィは逆らわず、体重をピートに預けてきた。
左手を妻のあごに添えてこちらを向かせると、彼女は目を閉じる。
その唇に、ピートは唇を重ねた。
左手を背中に回し、強く抱きしめる。
エリィの目からあふれ出た涙が、重なった頬に吸い込まれ、溶け合う唇にほのかな塩味を伝える。
ごく近くにある災いから目を逸らしたい。言葉を交わすまでもなく、二人の心がそんな会話を交わす。
一度身体を離し、エリィが先にバスルームへ向かった。
ピートは、電気を消して、冷蔵庫からワインを取り出し、グラスに注いで一気に飲み干した。
彼は、あまりアルコールに強くない。しかし、酔いは一向は回らなかった。
同じく飲めないエリィも、同じだろう。
今夜は、効かない酒をあおって、互いを求め合う。
自分たちの小ささが、ひどく惨めに思えた。
結婚式のあの日に感じた、妻になったエリィに、決して悲しい涙を流させないという自負と誇らしさ。
すべてが砕け散った気がした。
今朝の安心すべきという結論は、自慰に過ぎなかったらしい。
あのやせ細った兵士を見たとたんに弱気になる自分が情けなかった。
残ったのは、浅ましい身体だけ。自嘲気味に笑って、グラスに残ったワインを見つめた。
エリィが風呂から出てきた。入れ替わりに、バスルームに入る。
いつも以上に熱い湯を身体に浴びせ、風呂を出た。妻の隣に座り、彼女の杯にワインを注ぐ。
エリィはとても悲しげに笑い、ピートのグラスを満たした。
乾杯はない。どちらともなく、グラスに口をつけた。
半分も飲まないでエリィはグラスを置き、ピートに身体を任せる。
今日二度目のキスを交わそうとしたとき、ノックの音がした。


585 War in mineral town :2006/08/13(日) 01:04:38 ID:6U+NLI8j
無視すべきだ。同時に、応対すべきだという矛盾した警告が頭をよぎる。
無視したからといって、できるのは寝たふりだけ。
そんなものが通じる相手がドアの向こうにいるのだろうか。
やむを得ずドアを開けると、いたのは案の定、さっきの兵士だった。
「…まだ、何か」
「…奥方に、我々の慰撫をしてもらいたい」
「は?」
「奥方に、我々の慰安婦をしてもらいたい」
二の句が告げなかった。
エリィに性欲の処理をさせろというのか。
「そんなこと…!」
「兵たちは苛立っている。受け入れてもらえないならば、強制という形を取る」
「横暴じゃありませんか…!」
「どう思われようと結構。わかって欲しいわけでもない。だが、穏便には済ませたい」
「許可を出させるのと、力づくとを選べっていうのか…!」
「力づくの場合、命の保障もできん」
「…!」
ピートは壁にかけてある鎌を掴み、兵士に向けた。
兵士は怖じることなく、腰の拳銃を抜き放つ。
双方の動きが止まった。怒髪天を突く表情のピートに対し、兵士は笑みさえ浮かべている。
圧倒的に不利だった。しかし譲るわけにもいかない。
「穏便に済ませたいのですが」
皮肉をたっぷり込めて、兵士が敬語を使う。ピート達の命を、掌で弄ぶように。
「なにが穏便にだ…!」
「そうしたいから、あなたはまだ生きている」
「この…!」
「待って!私、行きます!」
鎌を握る手に一層力が込められた瞬間、エリィの声が室内に響いた。
ピートは愕然とした表情で振り返り、兵士は「ほう」とでも言いたげに首をかしげる。
「エリィ…」
「行きますから…夫を殺さないで…」
「そんなこと…」
「…あなたが死んだら、あの子、私と同じになっちゃうかもしれない…」
「自分が死ぬようなこと言うな!」
「あなたもそうしてるじゃない!」
ピートの腕から力が抜ける。確かにエリィの言うとおりだった。
少なくとも、今抵抗すれば、息子は確実に父を失う。
最悪の場合、両親をなくすことにもなりうるだろう。
そうならないために、せめて、父親だけでも。エリィはそう言っている。
「…くそっ…!」
ピートが肩を落とす。その横を、エリィがゆっくりと通り過ぎていった。
ドアが閉まって、あたりが暗闇に満ちても、ピートは立ったままでいた。
やがて、ゆっくり膝をつき、歯を食いしばって、力いっぱい床を殴りつける。
月明かりに照らされたワイングラスから、露が一滴、テーブルに落ちた。


586 名無しさん@ピンキー :2006/08/14(月) 02:30:07 ID:wgTw7MKQ
続きが気になる…

587 名無しさん@ピンキー :2006/08/14(月) 10:25:09 ID:k/CRFhVG
と言ってほしいお年頃

588 War in mineral town :2006/08/15(火) 02:53:23 ID:7WSdvF+A
マザーズヒルを越えたところに、彼らの幕営地があった。
20ほどあるテントに明かりはなく、人の気配もしない。ただ泥と汗の臭いが、夏の湿気と交じり合って重く立ち込めているだけだ。
その中で唯一、一番大きいテントからは灯油ランプとおぼしき明かりが漏れている。
そこに、98人を数える西の兵士と、彼女たち5人はいた。
エリィは顎を引いて目を閉じ、ランは耳を押さえて椅子に丸まっている。
ポプリはぐずり、カレンは唇を噛んで膝の上で拳骨に握り締めている。
意外なことに、マリーは今にも相手を殺しそうな視線で、辺りの兵士を睨みつけていた。
5人の前に、口ひげを生やした兵士が現れた。部隊長か何かだろう。他の兵士にはない威厳がある。
「本来この戦争とは関係のない貴女方に、辱めを強要することを、大変申し訳なく思う」
そう切り出し、彼女らへの遺憾の意を表すとともに、部下たちの欲求不満がいかに高まっているかを、軍人然とした口調で5分ほど演説した。
口ぶりこそ立派だが、その内容は身内の弁護に過ぎない。
5人の女性の恨みや軽蔑の視線を浴び、彼は一刻も早くその場から立ち去りたい様子で、しかし歩みだけはゆっくりとテントを後にした。
「…さて」
上官の短い演説の間にも、苛々と貧乏ゆすりしていた兵士が椅子から立ち上がる。
牧場に来た、あの兵士だった。
「順番がいいか、それとも一度に相手してくれるかい?」
最低の男だった。
既婚者は、エリィだけだ。
無論、男性と交わった経験がある者もいる。だが、少なくともランとマリーは、付き合っている男性から考えて、まったくの未経験だ。
それぞれの思い人に捧げるつもりだった操を、こんな男に散らされる。それが、エリィには不憫に思えた。
「…その前にひとつ、お願いがあります」
「あん?」
「私を含めて、ここにいる5人、生涯添い遂げるつもりの男性がいます」
「…今更やめろってのかよ」
「…願わくばそうしていただきたいのですが、それは無理でしょう?せめて、唇を重ねるのはやめてください」
兵士はすこし呆然とした顔になった。そして、笑い出す。
「ひゃはははははは!下はよくて、上はダメだってか!ははははははは…」
支離滅裂な要求だということはわかっている。だが…
「性交は体の繋がりですが、キスは心の繋がりです。それまで断ち切らないでください」
「くっくっく…いいよいいよ、約束してやる」
下卑た笑いを抑えきれないように兵士は答える。それでも、約束してくれるならいい。男を知らない友の、壁のひとつは崩さずに済む。
「…んでよ、そんだけ前に来たってことは、もちろん、あんたが最初に相手してくれるんだろ?」
エリィが「はい」と答えようとしたとき、誰かが肩に手を置いた。
「あんただけ貧乏くじ引くことないわ」
「カレン…」
「全部自分で背負わなくてもいいの。知ってるでしょ?みんなの中で初体験が一番早かったの、あたしだって」
「でも…」
「経験豊富なぶん、あたしが半分くらい搾り取ってやるわよ。そしたら、誰かは何もされないかもしれないし」
口調は軽いが、やはり顔は青ざめている。エリィが反論しようとするのを制し、カレンは立ち上がった。
「なんだ、案外若いのもいるじゃない。いらっしゃい、お姉さんがいろいろ教えてあげるから」
取って付けたような台詞だったが、放たれる異様なまでの迫力に気圧されしたのか、何人かが後ずさる。
行動力があり、面倒見のよいカレンと、母性の暖かさで仲間を包むエリィは、いつも5人の先導役だった。
その二人が、100人近い男たちを相手に怯んでいない。その姿を見て、ポプリとマリーも立ち上がった。

589 War in mineral town :2006/08/15(火) 02:54:49 ID:7WSdvF+A
「だ、だったら、ポプリもカイにいろいろ教えてもらったもん!」
「読んだだけの知識を試すいい機会ね」
各々、青い顔に表情を無理に貼り付けて精一杯の虚勢を張る。しかし、その気迫は兵士達に動揺を与えた。
理由などない。ただ、女性が男性より勝っている部分が、本能的に兵士を怯えさせるのだ。
「…おい、最初はあいつだ」
最後まで引かなかった、あの最低の兵士が、唯一なんの反駁も示さなかったランを指差して言った。
4人の青い顔が、さらに血の気を失う。確かに、図式としては、4人がランを守っているように見えたかもしれない。ただの偶然なのだが、しかし、1人を残してしまった時点で、彼女たちの防衛線はランになっていた。
ランが標的にされれば、この抵抗も終わってしまうだろう。
しかし、少なくとも、彼以外は誰も行動を起こす様子もなかった。
「おい、聞こえないのか。上官命令だ!」
兵士達は、互いに目配せをする。その表情は、相変わらず決心をつきかねているようだった。
「…では俺がやる。お前とお前、あとお前とお前。こいつらを押さえておけ」
その命令に、指名された兵士達がおずおずと4人を拘束しにかかる。
カレンが手を払いのけたりと、ささやかに抵抗するが、それでもすぐに4人とも動きを封じられてしまった。
「…あたしが最初って言ったじゃない」
「決めるのは俺たちだ」
「やめてあげてください…あの子、立ち直れなくなる…」
「キスさえしなけりゃいいって言ったのは、お前だろうが!」
過剰すぎる反応だ。やはりあの男も怯えていたらしい。
それでも、ランの腕を掴んで、強引に椅子から降ろそうとする。
イヤイヤと身をよじるラン。しかし、力の差はどうしようもなく、簡単に地面に転がされてしまう。
「イヤがってばっかだと、痛いぜぇ…?」
先の過剰な反応を取り繕うように、口調だけは優しく、男はランのオーバーオールのボタンを外していく。そして、強引に体を開かせ、組み敷いた。
ランの胴に腰を下ろし、左手で彼女の両腕を捕まえ、顔を覗き込む。
「へへ、この町の女は上玉ぞろいだな…」
陳腐な台詞とともに、男の舌がランの首筋を舐め上げる。
どこかで生唾を飲む音が聞こえた。よくない傾向だ。兵士達がまた興奮し始めている。
ランのオーバーオールを腰のところまで下ろし、右手で服をとブラを同時にめくりあげる。
けして大きくはないが、若さをいっぱいに湛えた双丘が露わになった。しかしそれは、恐怖や嫌悪で、微かに震えている。
男はにやりと笑い、片手でその乳房を揉みしだき、その先端を、口に含んだ。続けて、吸い上げ、舌で舐りまわし、軽く歯を立てて刺激する。
「ん…くぅ…」
怖がってはいたが、ランは耐えようとしていた。他の4人に比べて弱々しいが、彼女なりに抵抗を試みているのが、エリィにはよくわかった。
感情を伴わない、強制的な身体の繋がりに関して、男性は単純な生き物である。よがらせるか、泣き喚かせるか。ほとんどの男たちが、その二択を女性に求める。
それに抗うならば、相手に期待されない行動を取ればいい。それを、ランはこの土壇場で健気に実践していた。
エリィの胸に希望が射した。大丈夫、私たちの心は折れない。輪姦されてなお、想い人が受け入れてくれるなら、それだけで。
そして、彼女の夫も含めて(あのカイですらも)、恋人に体だけを求めている男はいないのだ。
「う…ん…」
男の手が、ショーツ越しにランの秘部をさすっている。
誰にも触れさせたことのない場所をゆるゆると責められながら、それでもランは堪えていた。
まだ、もちそうだ。エリィの安堵の吐息は、しかし途中で短い吸気に変わった。彼女を拘束していた兵士が、胸に手を忍ばせてきたのだ。
荒い息遣いが耳元で聞こえる。他の兵士もそれに気づき、八方からエリィに手を伸ばす。
何者かがエプロンを引きちぎり、何者はブラウスをめくり上げ、気づけばエリィは下着姿にされて地面に転がされていた。
幾人もの兵士が彼女を取り囲む。彼らの軍服の股間は例外なく盛り上がっていた。
「ん…ぅあ…っ!」
兵士達の荒い息づかいに交じって、押し殺した声が聞こえた。
足の間から、カレンと思しき裸体が、浅黒い塊にのしかかられ、揺れているのが見える。
立候補したとはいえ、いの一番に蹂躙の対象になってしまったのは、なんとも皮肉に思えた。
「いた、痛い!」
あの声はマリーだ。青い服が翻っている。着衣のまま、侵入されようとしているらしい。
全裸に剥かれたポプリは、口と手による奉仕を求められている。「いろいろ教わった」ことを試されようとしているのか。
足元に落ちている服は、彼女の必死の抵抗を物語るように、ぼろきれのごとく破り裂かれていた。

590 War in mineral town :2006/08/15(火) 02:56:09 ID:7WSdvF+A
さっきの虚勢が今度は彼女たちを追い詰める結果になっている。無残だった。
自分も、時間の問題だった。包囲網は狭まってきている。
あっという間に残った下着も剥ぎ取られ、エリィは全裸にされてしまった。
兵士が1人、彼女に覆いかぶさる。そして、湿り気のない秘所に、たぎった剛直がねじこまれた。
「…!」
声を出さなかったのは、せめてもの抵抗だ。噛みしめられた唇の端に血がにじむ。
このまま耐えていれば、全ては終わる。
ほどなく、兵士は精を放った。彼女の顔や腹に、白い粘液が飛び散る。
…終わるのなら、早いほうがいい…!
エリィは、凄まじい精神力で、可能な限り早く全ての兵士の相手をこなす覚悟を決めた。そうすれば、他の4人への負担が減る。
のしかかっていた兵士がどくと、身体を反転させ、四つんばいの体勢を取った。
誘いをかけるまでもなく、次の兵士の侵入を受ける。
同時に、口にも性器を押し込まれる。嫌悪感や屈辱を踏み潰し、大胆に舌を絡めた。
それなりに積んだ経験を総動員し、ただ射精をさせるためだけの刺激を加える。
夫にしたときは、反応見たさに焦らしたりしたが、今回はそんなものは見たくはなかった。
視界をめぐらせ、手近なペニス2本を両手に握り、扱く。あっという間に、全ての肉棒が弾けた。全身に精液を浴びてなお、冷静でいられる自分に安堵する。
…この人たち、敏感になってる。弱くなってる!
自信が湧いてきた。長期の禁欲が続いていたのだ。長けているわけではない自分の技術でも十分な数をこなせる。敗北の中の勝利を予感し、エリィは冷たくほくそ笑んだ。
だが、端から見れば、早くも快楽に呑まれてしまったようにも見える。
それは、同じく蹂躙を受けている他の4人にとって、ひとつの大きな柱を失うことになる。
特に、まだ周りの心配をする義務がある者にとっては。
「…エリィ…」
相変わらず男に組み敷かれたカレンが、痛ましげに友の名を呟く。
衝撃は大きかった。リーダー格として振舞ってはいるものの、気持ちの上ではカレンは大きくエリィに依存していたからだ。
そもそも、置かれた境遇からして、彼女の芯はエリィに比べ、弱い。両親ともに健在で、特に働く必要もないからだ。
いつもの気の強さは、結局、仲間内での役割分担にすぎなかった。柱を失えば、残ったものは、さほど大きくなく、そして弱い。
…エリィがああなっちゃったら、もう…
男の突き込みに揺られつつ、カレンの中で乱れ飛ぶ思考が、そんな言葉を紡ぐ。
…勝てない、あたし…
霞がかった頭が、そんな自分を認識させる。
エリィが堕ちた今、抵抗できるのは自分だけ。でも、無理。
無力感、諦め、自棄。
…痛いのは、イヤ…
…心も、身体も、痛いのは、イヤ…
「…なんだ、おい、いきなり濡れてきやがったぜ」
カレンに覆いかぶさっている兵士が驚いた声を上げる。
実際、彼女のそこは、じわじわと愛液を分泌し始めていた。
苦痛に耐えて青ざめていた頬が、桜色に上気しつつある。
吐息にも、甘さが見えた。
「感じてやがるぜ、こいつ!」
「マジかよ…輪姦されて感じるなんざ、相当…」
…いいわよ、痛いのはイヤだから…
…辛いのは、イヤだから…
「キモチヨク、して…」

591 War in mineral town :2006/08/15(火) 02:58:00 ID:7WSdvF+A
自ら発した言葉か。唇が勝手に動いたのか。今のカレンには、どっちでもよかった。
身体と心の痛みから逃れたい。そんな望みが、身体を、男に開かせる。
にたにた笑う兵士が、腰を突き上げた。
「んあっ…んぅ…」
リックにしか聞かせたことのない声が出た。その声に機嫌をよくした兵士が、動きを早める。
「あっ、ん、あぅ…あぁっ!」
「あられもねえってこのことか?なあ」
「さっきはあんなに突っ張ってたのにな。やはり女は男に屈服させられる定めか」
「気取ってんじゃねえよ、ビンビンにしてるクセに」
「おい、上からだと口が使えねえじゃねえか!」
「悪ぃ悪ぃ」
カレンにのしかかっていた兵士が、彼女の腰を掴んで体を反転させた。甘い絶望の吐息をつく口に、別の男がいきり立った肉棒を押し込む。
「ふム…っ!」
「あんまり上手くねえな…ツラがいいだけか」
「そりゃいきなり口に突っ込まれて技術もクソもねえだろ。それより俺の顔に汚ねえタマぶつけるんじゃねえぞ!」
「うるせえ、俺がこいつの口から引っこ抜いてから出すと、どうなるかわかってんだろうな」
「か、勘弁してくれよ!」
カレンを責めている兵士達が勝手に会話を交わす間にも、あぶれた者たちは彼女の手による奉仕を求める。
胎内、口、両手。四ヶ所から伝わる熱が、心を崩したカレンの脳を赤く染めていた。
肉棒から口を離し、舌にたっぷり唾液を絡め、先端をちろちろと刺激する。
幹だけでなく、袋にまで手を伸ばし、揉みこねる。
「な、なあ、ここもいけるかな」
兵士の一人が呟く。彼の目は、カレンの菊座に注がれていた。
「おいおいおい…そこ使う気かよ」
「だってよ、だってよ、他んとこ全部埋まってるし…」
「…ま、好きにすりゃいいんじゃねえの?俺はそんな汚ねえとこはごめんだけどな」
「じゃ、じゃあ…」
彼はいそいそとたぎった剛直を取り出し、カレンのそこに押し当てた。
「…ゥ!?」
何をされるのかわからず、しかし悪い予感に襲われ、カレンは必死に首を横に振る。
「こ、こっちは初めてだぜ、こいつ」
「んむーっ!」
抵抗したいが、口は異物でふさがれている。腰を捻って狙いを逸らそうとするが、がっちりと固定されているためそれもままならない。
そこに、本来あり得ない方向から力が加えられ、カレンは体内に3本目の侵入を受けた。そのまま男は動き始める。無慈悲な前後運動で、彼女の菊座からは血が滲み始めていた。
その有様を見てマリーを後ろから責めていた男の動きがとまり、陵辱に停止しかけていた彼女の思考が再開する。
ふと気づけば、カレンは一度に両手、口、前後の穴を5人の男に責められている。その光景は、非現実のものとしてしか受け止められなかった。
確かに、そんな行為を知ってはいる。だが、あくまで観賞用の行為としてだ。実際に、身近な人物が、それをされている。家も近所なだけに、光景のギャップには、むしろ妖しい雰囲気すら感じる。
そもそも自分が、知らない男を受け入れているのだ。そのこと自体が異常である。
5人までは数えていた男たちの精液に、彼女の青い服はほとんど真っ白だった。粘液に濡れた服と、その服が放つ異臭。
いつか読んだ官能小説の主人公に自分が重なる。
…あの人も、最後は、気持ちいいって…
考えてはいけない考えが膨らむ。
しかし、その小説を読んだ時、マリーはかつてなく興奮したのだ。
自分の中にある、何人もの男に好きにされたいという欲望に、はっきりと気づいたのだ。
ただ、それは現実のものではなく、あくまで架空のもの。本と現実との相違は知っている。これは、現実だ。快感を覚えるはずがない。
…そうよね?
確信が欲しくて、周りを見る。だが。

592 War in mineral town :2006/08/15(火) 03:00:18 ID:7WSdvF+A
「エリィ…!」
白濁にまみれた友人の姿。扇情的に尻を振りたて、貪欲に男たちのものを受け入れ、口と手でも同時に奉仕を加える、友の姿。
エリィの考えも知らず、快楽に呑まれたものと見てしまう。
カレンも、拷問に近い行為にすら、痛み以外の感覚を見出しつつあるようだ。今は最初に肛穴を犯した男とは別の男が、同じ場所を責めている。
ポプリはここからでは見えず、ランはまだあの男に責められていた。
…みんな…
助かった者は誰もいないようだった。諦めが彼女の抵抗から力を奪っていき、無意識に、陵辱されながらも快楽を貪る仲間の姿が自分と重なる。
突然兵士が律動を再開し、異物感だけになっていた下半身が、再び刺激に満ちた。しかし、不思議とさっきまでの苦痛ではない。
痛みが薄れたことにはほっとしたが、マリーにはその先にある感覚に恐怖を覚えた。
…嫌…っ!
拒絶したいが、感覚は理性を蝕みつつある。
…嫌、嫌っ…!
ギチギチとした感覚しか感じられなかった股間から、粘液質の音が聞こえる。
…ウソよ、濡れてなんかない…っ!
「…滑りが、よくなってきたじゃねえか」
「仲間が犯されてるとこ見て欲情したのかよ。へ、なかなか面白い娘じゃねえか」
…違う、違うッ…!
必死で否定しようとするが、その指摘はマリーの心に一つの核を作ってしまった。
友人が陵辱されている姿を見て感じる女という、核を。
それは否定しても否定しても細かな枝葉を伸ばし、マリーの心を蝕んでいく。
そして、とどめは友人によって刺された。
「もっとぉ…もっと頂戴…」
尻を高く掲げ、左右に振りたてて男達を誘うカレンの姿。その目は、己を辱める者の股間に揺れる男根のみしか見えていない。
白濁が溢れるそこに、新たな欲望の化身が突き込まれる。
目の前に揺れる、見知らぬ男のものに、さも愛しそうに唇を寄せる。手を伸ばし、艶かしく触れる。
全身の穴という穴を責められ、なお狂った笑みを浮かべる友人の貌。
…カレン…
目を背けた先に、エリィの姿があった。
次々と彼女の肢体に浴びせかけられる白い体液。
その層を重ねていくことに悦びを感じるかのように、浴びては手を伸ばし、注ぎ込まれては尻を掲げる。未だ彼女の瞳に宿る屈しない光は、マリーの目には届かなかった。
…エリィ…
マリーは決しておとなしいほうではないが、同年代の仲間内での中心となることもない。
5人で何かをするときは、カレンが主導して、マリーが知恵を出し、ランとポプリが動いて、エリィが見守る。そんな役割分担だった。
マリーはマリーで、カレンとエリィに頼っている面は大きかった。
今目に入っている光景は、頼るべき二人の痴態。自身が気に留めたこともない、サディストが鎌首をもたげる。
同時に、その対極。同じコインの裏表であるマゾヒストが、二人と同じ快楽を求める。
そしてその要求は、容易く叶えられるのだ。
「あっ…」
声が出た。
それをきっかけに、怒涛のような快楽が脳を浸す。
「ああーっ!」
股間が一気に熱を帯び、太腿がしとどにあふれ出る愛液で塗れそぼる。
…イイよぉ…っ
「感じてるのか…?」
張子の優しさで、兵士の一人が彼女に問う。
マリーは、涙と涎に塗れた顔に必死に笑みを貼り付け、ぶんぶんと顔を縦に振った。
「じゃあよ、こいつを、あんたの口で…」
目の前に肉塊が突き出された。漂ってくる異臭すら、甘美なものに思える。
躊躇うことなく、むしゃぶりついた。口腔を満たす、熱、味、匂い。
「んぶ、むうっ、はむうっ」
読み溜めた知識が、断片となってマリーの頭を乱舞し、身体はそれに従って動く。
今自分の口に包まれているものが、次に快楽をくれると考えると、それだけで陶然とした感覚が全身を駆け巡る。
不意に、異物が口から引き抜かれた。
間髪いれず、粘液がマリーの顔に降り注ぐ。だらしなく開かれた口に、赤く上気した頬に、眼鏡に。
「は…ァ…」
レンズを挟んだ目前を白い液体が流れ落ち、唇に達する。舌が自然に伸び、その液体を舐めとった。

593 War in mineral town :2006/08/15(火) 03:01:02 ID:7WSdvF+A
「…美味しい…」
澱んだ瞳が、周りを見渡す。白い粘液をくれる肉塊がずらりと並んでいるのを見て、マリーははしたなく喉を鳴らした。
いくつか血がこびりついているものがある。
…誰のだろう…
どうでもよかった。今はただ、快楽に身を任せたかった。
目の前の肉棒に、マリーは唇をつけた。
彼女のひどく見当を外した疑問の答えは、ラン。
最初の男はもはやどこかに行ってしまい、今は11人目の男に圧し掛かられている。彼女の目は、どこも見てはいない。思考もほとんど停止している。ただ、男に揺られるだけ。
そんな状態で、明滅する顔があった。
…クリフ…
彼は、ランが連れ出されそうになったとき、最後まで抵抗し、腹に銃弾を浴びた。
ランは、床に広がる血溜まりを呆然と見つつ、ここまで連れてこられたのだ。
最初の抵抗は、仲間の気丈さに支えられたことを踏まえても奇跡に近い。しかし、その奇跡すら、今はなんの意味も成していない。
下半身の鈍痛も、どこか別世界のことに感じられる。
その遠いどこかで、何かが弾ける気配があり、胎内に熱が注ぎ込まれたようだった。続いて、膣粘膜が引きずられる感触。そしてまた、押し込まれる欲望。
彼女の精神は崩壊寸前だった。カレンのような責めを受けず、また、次々と屈服していく仲間の姿が見えていない。その二つだけで辛うじて繋ぎとめられている危うい糸だ。
無反応な彼女に群がるのは、エリィ、カレン、マリーからあぶれた者ばかり。とにかく早く欲望を吐き出したいため、入れかわり立ちかわりランを責める。
つまり、結果としてだが、ランはエリィよりも数だけはこなし、他の仲間への陵辱の密度を下げているのだ。
そのことに、周りの男達を粗方満足させ、わずかな時間を得たエリィが気づいた。
力の入らない身体を引きずり、ランの元にたどり着く。
邪魔は、入らなかった。
男達は、ただ陵辱することに飽き始めていた。
ただニヤニヤ笑いつつ、ランを抱きしめるエリィに視線を注いでいる。
「男ばっかりじゃ飽きるってか?」
「もともとこんな関係だったかもしれねえぞ」
「こいつダンナがいるんだぜ」
「わかんねえぞ?俺のダチの嫁なんかそうだったからよ」
…好き勝手、言ってくれる…
エリィの胸に、鬼すら殺しかねないほどの怒りが沸く。
だが、生きて戻らなければならない。
自分だけではなく、全員が。
この穢れた身体でも、夫は間違いなく受け止めてくれるはずだから。
希望を胸に据えなおし、改めて仲間たちを見回し…愕然とした。
カレンは、一度に5人の男をくわえ込み、嬌声を放っている。
マリーは左右の男の剛直を交互に舐めしゃぶっている。
ポプリも、カレンを真似てか、男にまたがり、はしたなく自ら腰を打ち振っていた。
…みんな…ッ!

594 War in mineral town :2006/08/15(火) 03:04:27 ID:7WSdvF+A
悲しみが胸を覆う。ゆっくりとランを降ろし、一番近いポプリの元へ急いだ。
「ねえ、ポプリ、しっかりしてよ…!」
「…あはぁ、エリィ…?」
惚けた表情で、ポプリはあどけない笑みを浮かべる。そしてエリィは腕をつかまれ、引き寄せられた。
「ちょ…んむっ!」
二人の唇が重なった。もぎ離そうとするが、意外な力で動きを封じられる。
そして侵入してきた舌が、エリィの舌に絡みつく。
「む!んーっ!」
抗議の声は言葉にならず、見開かれた目に映るのは、焦点の定まらないポプリの瞳。
「なんだ、こいつぶっ壊れてんじゃねえか」
「いやぁ、ぶち込もうとおもったらギャーギャー喚きやがるからよ、薬使った」
「おい、もしかして馬の種付けンとき使うアレか!?やべぇぞ、人間にゃ…」
「別にいいんじゃねえの?生きてるだけでも運がいいんだぜ、こいつら」
「…あの薬使ってるんだったらよ、こっちでも感じるじゃねえか?」
一人の男がそう言い、ポプリの尻肉を割り、強引に侵入した。
「あぁんっ」
ポプリは口を離し、疑いようのない悦びの声を上げた。
もはや痛みはないようだった。それどころか、その顔は更なる快楽に蕩ける。
二つの穴に刺激が送り込まれ、だらしなく開いた唇の端からは涎が光っていた。
彼女の目はもはや、正気ではなかった。ただ快楽を貪る、壊れた人形。
…こいつらッ…!
エリィに怒りが満ちた。強引にポプリを引き剥がし、手近な一人に飛び掛る。だが、その身体は、容易く受け止められてしまった。
「なんだぁ?また相手してくれるのか?」
皮肉に満ちた声とともに、再び床に転がされ、挿入を受ける。
「許さない、絶対許さないッ!」
組み敷かれ、無慈悲な抽送を受けながらも、エリィは凄まじい怒りの表情で叫んだ。
「おー怖ぇ…おい、だれかこいつ黙らせてくれ」
もがくエリィを押さえつけ、男が言った。
「だったらよ…」
突然視界が暗くなり、なおも叫ぼうとする口が、何かでふさがれる。
柔らかいが、重みがあった。口の中に、何か粘液質のものが流れ込む。
「エリィ…ね、舐めて…」
…ポプリ…!?
ようやく状況が飲み込めた。自分の顔の上に、ポプリの股座。
彼女の菊座には、男のものが入ったままだ。痛々しいほどに広がった肛穴が、目の前に晒される。
そして彼女の秘裂からは、おびただしい量の精液が溢れている。それは口から溢れ、鼻にまで達した。
…息が…!
窒息を免れるために、やむを得ず必死で精液を飲み下す。
ポプリに与えられる性感はわずかなものであるが、それでも彼女は行為そのものに快楽を見出していた。
「ゥン、美味しい?ねえ、エリィ、ポプリのココからでてくるの、美味しいの?」
否定も肯定もしない。屈辱と怒りと哀れみが渦巻き、まともに考えることができない。
もがくエリィの胎内に精が放たれる。男が退き、拘束がなくなったところで脱出を試みるが、その前に再び全身に体重がかけられた。
「ポプリもぉ…エリィのココ、してあげる」

595 過去462 :2006/08/15(火) 03:06:41 ID:7WSdvF+A
明日くらいで終わります。
もしばらくご辛抱を。

ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi
490-491。491はモバイルのヒロインです。

596 War in mineral town :2006/08/15(火) 23:23:32 ID:vE6CTQaA
…!!
股間に、ポプリの唇が押し当てられた。そのまま、散々に蹂躙された胎内に、舌が入ってくる。
…イヤ、やめて…ッ!
今度の侵入は、ただ男が自分を満足させるためだけのものではない。同じ女性による、官能のツボを心得た刺激だ。
忘我のポプリの舌は、情け容赦なくエリィを責め立てる。柔らかい、甘美な感覚がじわじわと身体を冒してゆく。
…感じたく…ない…のに…っ!
抗議をしようにも、声を上げようとすればポプリはぐりぐりと秘唇を押し付けてくる。
成す術がなかった。彼女の股間が、熱を帯び始める。
ポプリの尻穴に肉棒が出入りする様から、おぞましさ以外のものが喚起される。
「あは、おつゆ出てきた…ねえ、エリィ、気持ちいいんでしょ?」
否定できない。救うべき仲間からの責めに、身体が反応してしまっている。
「あのねえ、こっちもしてみない?」
不吉な言葉とともに、肛門に一気に指が挿入された。
「んー…ッッ!」
腸の中で、ポプリの指がうねうねとくねる。
さほど苦痛はない。だが、異物感と抵抗感は凄まじい。
「ポプリもね、今日が初めてだったんだけど、すっごく気持ちいいの」
指が引き抜かれ、膝が持ち上げられて、尻肉が割られた。
「ねえ、ここ、入れてあげて」
絶望的な言葉に続いて、菊座に熱の塊が押し付けられ、無慈悲な圧力がかけられる。
貫通の瞬間、ミリミリと、音が響いた気がした。
「――――――っ!!」
激痛が、奔流となって全身を駆け巡る。
エリィのそこに侵入した男は、そのまま腰を動かし始めた。
一突きごとに、湿り気のない腸の粘膜が擦れ、無機質な苦痛をエリィに送り込む。
同時に、ポプリの舌が秘所を責め立て、容赦ない快楽が与えられる。
無情な時間が、ただ過ぎる。エリィの身体に残った力は、その中で尽きてしまった。
ついに最後まで抵抗しようとした身体が弛緩し、無防備に責めを受ける。
そこに重ねられる、見知らぬ男とポプリによる執拗な責めは、望まぬ功を奏した。
直腸の痛みが、ゆっくりと熱に変わり、その先の感覚へと変貌する。
…やだ、やだ…助けて、ピート…
夫の顔を思い浮かべ、精神を保とうとする。だが、その瞬間、ポプリを責めていた男が、エリィの顔に精を放った。夫の顔が、白い飛沫で隠される。
…助けて…助けてよ…お父さん…お母さん…おばあちゃん、ユウ…
端から思い出せる名前を挙げていくが、誰の顔もまともな形を結ばない。
本人の意思とは無関係に膨らんでゆく官能が、頂に近づくのを感じた。
「…んっ…あぁーっ!」
体内に白濁が流し込まれ、彼女は、絶頂を迎えた。

597 War in mineral town :2006/08/15(火) 23:25:20 ID:vE6CTQaA
意識が戻ったとき、彼女の股間はカレンのそこと密着していた。
「…カレン…?」
周りの男達は黒い影。目だけが異様に光って見える。
その目にさらされていることに構いもせず、カレンは動いていた。
何度となく注ぎこまれた精液に覆われた秘唇が、ぬるぬると擦れあう。
「あ、ああ…」
蕩けた意識が官能の皮膜に包まれ、正常でない形に取り戻される。
友人と触れ合ったそこから聞こえる音すら、性感を刺激する材料だった。
積極的に腰を動かし、カレンの性器を貪欲に求める。
男根のような強い刺激ではない。肉体的な感覚ではなく、むしろ倒錯の愉悦だった。
突然視界が青いもので遮られ、精液まみれの女性器が目の前に晒された。マリーだ。
それが当然であるかのように大きく口を開く。マリーは躊躇うことなくエリィの顔に尻を落とし、彼女の顔に白い汚濁を塗りたくった。
「んむ、ぅぅ…」
息苦しさなど意に介さず、不器用に舌を使う。
不意に、顔面から圧迫が消えた。不思議に思う間もなく、目の前の秘裂に屹立が突き入れられる。
「はぁ…いいのぉ…もっと、もっとぉ…」
媚びに媚びたマリーの声が聞こえる。
そそり立った男根が彼女のそこに出入りする度、細かに泡立った愛液がエリィの顔に降り注いだ。
下腹部が、熱くなる。
今だカレンのそこと触れ合った局部が、より強い刺激を求める。
…足りない、欲しい…!
必死でもがき、カレンを押しのけて、脚を大きく広げ、己の中心をさらけ出す。
期待は、すぐに叶えられた。
灼熱が、胎内に一気に押し込まれる。
「ああっ!」
純粋な、悦びの声。
夫以外の男を受け入れ、あられもなく放つ嬌声。
ただただ快楽だけに突き動かされ、艶かしく腰をくねらせる。
「あぅん、あは、はぁ…っあ…」
いつの間にか体を抱えあげられ、男の腰をまたぐ格好にさせられていた。
下からの突きこみに合わせ、恥らうこともなく、激しく尻を上下させる。
目の前に揺れる欲望の塊。なんの躊躇もなくむしゃぶりつく。
胎内に刺さった肉棒が、これまでになく奥まで突き入れられ、弾けた。
同時に、顔にも白いシャワーが浴びせかけられる。
胎内と全身から同時に襲い来る熱を心地よく感じながら、エリィは二度目の頂きに達した。



598 War in mineral town :2006/08/15(火) 23:27:40 ID:vE6CTQaA
…あれ…
ふと、ぼんやりと戻った意識。
気づいたら、周りには誰もいなかった。ランプの炎が揺らめくテントの一角に、黒山の人だかり。
男達の脚の合間から、他の3人に責められるランの姿が見えた。
…何やってるんだろう、みんな…
気づけば、手を伸ばしていた。自分もその快楽を享受するためか、彼女らを助けるためかは、もはやわからない。
そのとき、ランと、視線が重なった。
虚ろな目。奥に、底なしの悲しみを湛えた目。
口が、形だけで、うわごとのように言葉を紡いでいる。
『助けて…助けて…助けて…』
聞こえたわけではない。だが、赤い霧が立ち込める意識の向こうで、エリィはその声を、感じた。
…ラン…!
忘れていた何かが、再び燃え上がった。
蕩けた自我が瞬時に姿を取り戻し、爛れた熱に浮かされた意識が急速に冷える。
「何やってるの!あなた達!」
エリィが叫び、その場にいた全員がこちらを振り向いた瞬間、突如、白い光がテントの中央に現れた。
同時に巻き起こった風に、何人かが吹き飛ばされ、壁にぶつかる。
光が薄れ、やがて人の姿を形作る。
緑の髪。向こうが透けて見えそうなほど薄いヴェール。身体のラインを浮き上がらせる衣装。神々しいまでの、後姿。
「ぱんぱかぱーん…っと…」
場違いな台詞を、ひどく暗い声が呟いた。
「…女神様?」
唯一状況を把握したエリィの呟きに、女神様は振り返り、片目を瞑って応える。そして、周りを睨みつけた。
「よくもやってくれたわね、アンタ達」
男達は、未だ現状を理解できていない。
「頼まれて来たんだけどさ…ここまでやってるとは思わなかったわよ」
女神様の周囲に、白いオーラが渦を巻く。
ようやくただならぬ事態に気づいた何人かが、隅にあった銃を構え、トリガーを引く。
だが、銃弾は、女神様に当たる前に、空中に波紋を残して消滅した。
「そんなもんでどうこうできるとでも思ってるの…?」
女神様が右の掌を彼らに向ける。そこから発せられた目に見えない力は、銃を瞬く間にただの砂鉄へと変えてしまった。
唖然とした表情の男達にこの上なく冷たい視線を浴びせ、女神様は続ける。
「ただじゃ済まなさないからね!覚悟しなさい!アタシを怒らせた罪は重いわよッ!」
敢然と宣言し、左手を天に掲げた。そこに、白熱した球体が出現する。そして女神様は目を閉じ、ヒトのものではない言葉を紡ぎ始めた。それにつれて掌の球体はどんどん大きくなり、放つ光も一層強くなる。
男達の対応も、それなりに素早かった。女神様が呪文を詠唱する間に、全員に武器が行き渡る。
「撃てっ!」
最初にランを責めたあの男が喚いた。それを合図に、銃口が一斉に火を吹く。
だが、全ての弾丸は、最初と同じく虚空に吸い込まれてしまった。流れ弾がエリィに向かうが、それもまた、彼女に届く前に消えうせる。
一人の男が、後ろで、絡み合うことも忘れ、呆然とその光景に見入る4人に銃を向けた。
「誰か知らねえが、失せろ!こいつら、ぶっ殺すぞ!」
エリィの背筋が凍る。だが女神様は、詠唱を止めない。
「構わん!一人撃て!」
誰かが発したその声で、引き金が引き絞られる。だが、至近距離で放たれるハズだったこの弾丸もまた、ただの波紋となった。
女神様が目を開く。その双眸は、純粋な怒りの色に染まっている。
「そんな姑息な手、火に油を注ぐだけよ」
静かに言い、左手を前に構える。白い球体から、無数の光条が放たれた。
それは、人間が捕捉できる速度を越え、弧を描いて正確無比に男達を襲う。
一呼吸ほどの間に、意識を保っている兵士はいなくなった。
最初の、あの男を除いて。

599 War in mineral town :2006/08/15(火) 23:28:13 ID:vE6CTQaA
「随分と好き勝手やってくれたじゃないの…」
女神様が男に詰め寄る。
「お…お前、何者だ…?」
「ここの神様よ」
「んなっ…!?」
「フツーは人間のこういういざこざには手ぇ出したりしないんだけどね…ちょっとばかりやりすぎよ、あんたら」
「ひっ」
小さく悲鳴を上げた男の顔面を鷲掴みにし、軽々と持ち上げる。
「今度またこんなことしたら承知しないからね!覚えときなさい!」
一喝。そして、指の隙間から、光が漏れたと思ったのもつかの間、男はテントを突き破り、暗闇の中へと消えていた。
「…安心しなさい。殺しゃしないわよ…」
未だ震える大気の中、女神様は抑揚なく呟き、顔を伏せる。
数瞬の沈黙の後、女神様は5人に笑顔を見せ、言った。
「みんな、もう、大丈夫よ」
女神様が軽く手を振ると、辺りの景色が一変した。
何もない、真っ白な世界。その中に、いつもの姿の5人がいた。
「ごめんね、遅れちゃって。さて、じゃ、最後の仕上げいくわよ。今夜の記憶、みんな綺麗さっぱり消してあげる。町の人もまとめてね」
それを聞いた5人の顔が明るくなる。つまり、今夜のことは、なかったことになるのだ。自分の中からも、家族の中からも。
皆に促され、最初にランが進み出た。女神様が優しく頭を撫でると、彼女はそのまま光に掻き消えた。おそらく、自宅のベッドにでも送られたのだろう。
順番はマリー、ポプリ、カレンと続き、最後にエリィが残った。
「最後ね。それじゃ目を閉じて…」
「あの…女神様。せっかくですけど…私の記憶は、消さないでください」
意外な申し出に、女神様は少し驚いた。
「…なんで?」
「なんて言うか、確かになかったことにはしたいんです。でも、このまま口を拭っていいのかなって。これからあの人たちが進む先、また私達みたいな人が出てくるかもしれないって思うと、忘れてしまうのがすごく無責任な気がするんです」
それを聞いて女神様は呆気に取られた顔をし、次いで優しく笑った。
「…優しいのね、エリィちゃん。」
「ごめんなさい、ですが…」
「いいえ…いいわよ。そのまま、家に送ってあげる」
そしてエリィを自宅に帰す呪文を唱えようとした女神様の動きが、ふと止まる。
「…ねえ、エリィちゃん。聞いてもらっても、いいかな…」
「何ですか?」
「…実を言うとね。あいつらがやろうとしてること、知ってたのよ」
エリィは言葉に詰まった。女神様の意図が理解できない。
自分達が陵辱の限りを尽くされていることを、女神様は何故看過していたのか。
それを、なぜ自分に伝えるのか。
「…ごめんね…仮にも神様がどこまで人間のことに介入していいのか…柄にもなく、迷っちゃってね…さっさと決めれば…皆、こんな目に遭わなくて済んだのに…」
…そんな理由で…!
不遜な怒りが沸く。だが、助けられたのも事実。
どうしたらいいのか、わからない。
「本当に…謝って許してもらおうなんて…思わないけど…」
女神様の目に光るものが見えた。
「ごめんね…全部、私の甘えなの。皆の記憶は消せても、自分の記憶は消せないのよ…」
何も言えず、エリィはただ立ち尽くしていた。
手前勝手な理由だが、理由もわからないまでもない。
夫も自分も、仕事と家庭の秤には、いつも悩んでいるのだ。
そして、女神様の涙。神が、人間の前で、涙を見せた。
その意味以上に、エリィの心を打つものは大きい。
気づけば、怒りはどこかに消えていた。
女神様の肩に手を置き、微笑む。
「…私も、みんなも、感謝しています」
女神様が、ぐしゃぐしゃの顔を上げる。
「…ありがとう…」
聞き取れないほどの小さな声で呟き、少しはにかんで涙を拭う。
「さあ、もうピートちゃんのところに帰りなさい。帰って、思いっきり甘えちゃいなさい…」
女神様がエリィの頬に触れた。暖かい光が、彼女を覆う。
「本当に、ありがとう…」
エリィが光に掻き消えた後、女神様は呟いた。

600 War in mineral town :2006/08/15(火) 23:29:29 ID:vE6CTQaA
エリィは目を覚ました。見えるのは、いつもの、自宅の天井。
隣には、誰もいない。反対側の、夫のベッドにも。
理由のない急激な孤独感に襲われる。
服は、いつも来ているパジャマだ。テーブルには、ワインもグラスもない。
昨夜のことは夢ではないか、そう思う。
…でも…
汚された記憶は、あまりに生々しい。
いいように弄ばれ、夫にも許したことのない行為を強制され、挙げ句快楽を覚えた自分。
そして、机の上の新聞にも、昨日の戦闘の記事が一面に出ていた。
…夢じゃ…ない…
女神様に記憶を消してもらわなかったことを悔やむが、それは自ら望んだことだ。
そして、女神様との約束もある。自己嫌悪に陥ることは、それを裏切ることにはならないか。
とにかくベッドを出て、着替える。時計を見ると、午前8時。いつもよりは、遅い起床だ。
…あの子は遊びに行ってる時間だし、ピートは仕事…
しかし、自分が寝坊したときは(そんなこと滅多にないのだが)、夫は必ず起こしてくれた。
正体のない、不吉な想像が忍び寄る。
…外は…
脚が勝手に、出口に向かう。その手が、ノブに触れようとした瞬間、扉が突然開かれた。
「あ、エリィ、起きてた?」
彼女の心情に全くそぐわない言葉。
たった一晩なのに、途方もなく懐かしい顔が、そこにある。
気づいたら、その胸に飛び込んでいた。
「ちょ、どうしたの?」
答えない。答えられない。答えられるはずがない。
夫は、昨夜のことは知らないことになったのだ。
何も言えない。ただ、その胸で、吹き出る感情に任せて泣きじゃくる。
「あんまりよく寝てたから起こさなかったんだけど、悪い夢でも、見た?」
…そう…
少なくとも、自分以外には、悪い夢。
誰にも、話すわけにはいかない。
…でも、泣くのはいいですよね、女神様…
優しく背中に添えられた手が、どうしようもなく頼もしく、どうしようもなく愛しかった。


601 過去462 :2006/08/15(火) 23:37:49 ID:vE6CTQaA
終わりました。
>>472で質問に答えていただいておきながら
内容の変更により活かせませんでした。
ごめんなさい。

ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi
492-494
494はししまるさんSSのマリー。

602 名無しさん@ピンキー :2006/08/16(水) 00:12:24 ID:o6opbhkP
GJ!
ただ犯されるだけじゃなくて良かったw

603 名無しさん@ピンキー :2006/08/16(水) 00:22:29 ID:dOorRO8d
G・・・グッ・・・・・ジョブ。  ダメだ、状況が悲壮すぎて萌える前に沈み込んでしまった・・・。
・・・もし、軍が来たのが440氏のミネラルタウンだったら、少なくともここまで悲惨な事態にはならなかっただろうに

これが(たとえばFF・FEとか)戦争や冒険のゲームであれば相当萌えられるはずなのに
舞台が牧場物語になっただけでこうも重く暗い話になっしまうとは・・・
戦争を、何か巨大な目的のために戦う勇者の視点と、何事も無い日常を過ごしている人々の視点で
それぞれ見た場合のあまりにも大きなギャップを垣間見た気がした。
・・・戦争における、戦争を望まず巻き込まれた人間の悲壮と言う意味で、終戦記念日に相応しいSSでした。

604 女神の帽子 ◆EIaswFkX4U :2006/08/16(水) 01:34:32 ID:kzUrnKLa
百合気味(ジーナ&ディア)
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060816013141.jpg

ケティ。麺棒つっこんでます
http://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060816013158.jpg

462氏絵も小説もお疲れ様&GJです。
ししまる氏SSのマリーに萌えました。

605 名無しさん@ピンキー :2006/08/16(水) 19:28:54 ID:9aVVApTE
投下直後にあんな濃ゆい感想が着くなんて
すごいナァ

ニヤニヤ

606 名無しさん@ピンキー :2006/08/17(木) 05:13:51 ID:Z0z1J4X7
単に皆お盆休みなだけだと思うけど。
過去氏のSSは面白かったよ、俺は。

607 過去462 :2006/08/17(木) 10:09:39 ID:x+r741AG
SSそこそこ楽しんでいただけたようでひと安心。

ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi [497]

>>604
ケティがいい…

608 名無しさん@ピンキー :2006/08/17(木) 13:22:40 ID:x9qSijGO


609 グレイ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/18(金) 20:58:36 ID:Fu5uHVwz
おばんです。
>601過去462氏
マリーありがとうございます。
今回は長めの割にエロ分が少ないですが、駄文お読みいただければ幸いです。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
そうだ、クリフと遊ぼう。
夏も近づくある夕方、クレアはふと思い立った。
…クリフ「で」遊ぼう、かな…と、思わず口元が緩む。
自分が少しずつ牧場の仕事にも、この町にも慣れていると思っていた。
ダッドの店に入り、ランやダッドににっこり挨拶してから2階へ上がる。
リックがひらひらと手を振ったので手を振り返した。
クリフの泊まっている部屋をノックしてドアノブを回すと、すぐに開いた。
「鍵かけとかないの?」
「いちいち開けんのめんどくさいから…」
答えた声はクリフではなかった。
はっと息をのみ、クレアは「ごめんなさい…あの…人違い…」
そう言って扉を閉めようとした。
「クリフなら、もうすぐ帰ってくると思うけど」
ぶっきらぼうに言う声。
誰だっけ。クレアはちょっと考えた。
「あ…サイバラさんとこの。ここに住んでるの?」
「グレイだよ」
いつも黙々と鍛冶屋で働いている後ろ姿しか見たことがない気がする。
案外キレイな顔だな、と思ってじっと顔を見つめると
グレイはふい、と横を向いた。少し赤くなっている。
「サイバラさんとあんまり似てないね」
間が持たなくてクレアが話しかける。
「たりめーだ」
「将来似るのかな?」想像してくすくすとクレアは笑った。
「俺はあんなにはならねぇ…ように頑張る」
サイバラの鍛冶屋では動物のブラシやベルや牧場生活に必要なものを購入したり、
道具の改善をお願いしている。
「でも、サイバラさんの跡継ぎなんでしょ?」
クレアが聞くと
「まだ全然ダメだっていわれてるけどな」
ぶすっと横を向いたままグレイが答えた。
「大変なんだねぇ」
サイバラの店に行ったことは何度もあるけど、グレイとこんなに話をしたのは
初めてだな、とクレアは気づいた。


610 グレイ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/18(金) 20:59:09 ID:Fu5uHVwz
「それより、こんな時間にフラついてていいのかよ」
と、グレイが言った。
「え」とクレアが聞き返すと
「あ、クリフだっけ…俺、下で時間潰してようか?」
グレイがはっとして赤くなった。
「グレイも…もともとこの町の人なんだよね…?」
なんだか信じられなくて、クレアが思わず聞いた。
グレイは帽子を目深に被り直し、俯いた。
「いや、生まれは違う」
いつも答えは短い。
じゃ、グレイは…とクレアが思ったとき、グレイが呟いた。
「そういうの、苦手なんだよ」
あわてて「俺修行中だしそんなことにかまけてる暇ないし」と
早口で付け足す。
あはは、とクレアが笑う。
「そういうの、って、何?」
悪戯っぽく聞いてみた。
「…知らない…知ってても言わない」
「そう…なんだ」
逆に驚かされた。なんとなく、気が削がれてクレアは「クリフによろしくね」
とそれだけ言って、ダッドの店を後にした。

もう、日が落ちていて、夜風が心地よかった。

それから数日。クレアはざっか屋で買い物をしたついでに図書館へ寄った。
調べたいことがあったのだ。そこに、グレイがいた。
マリーにこんにちは、と言ってからグレイに話しかけた。
「本なんか読むんだ」
「悪いかよ」
「どんな本読んでるの?」
「いろいろ…マリーはいつも良い本をすすめてくれるんだ」
そう言って笑った。これまでに、見たことのない、笑顔。
「へぇ」
調べ物をしている間中、クレアの頭からその笑顔が消えなかった。
あんなこと言ってたけど、マリーと仲良しなんじゃない。
あんな顔できるんじゃない。
何よ何よ何よ。


611 グレイ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/18(金) 20:59:54 ID:Fu5uHVwz
…結局、あいつもこの町の人間なんだ。
その夜クレアはなかなか寝付けなかった。
寝ても覚めても、その時のグレイの笑顔がちらつく。
鍛冶屋サイバラに行ってサイバラさんと話をしていても上の空で
一生懸命黙々と働いているグレイばかりに目をやっていた。

もやもやがずっと晴れない。
月曜日、図書館が閉まっている日の午後、ダッドの店に行く。
案の定グレイがベッドに腰掛けて暇そうにしていた。
「牧場はいいのかよ」
「…うそつき」
グレイが目を見開く。
「なんだよ、いきなり」
「マリーと仲が良いんでしょ」
少し考えてからグレイが答える。
「…悪くはないよ」
「好きなの?」
「誰が誰を?」
…もしかしてグレイって鈍いのかな、とクレアは思う。
「グレイが、マリーを」
わざと「が」と「を」を強調して言った。
「うん」
あっさりとグレイが答える。
「そういうの、苦手だって、言ったくせに」
クレアはまくしたてた。
「どーせあんたもマリーとよろしくやってんのよね。
口ではなんとかいいながらさぁ。あーマリーだけじゃないか。
この町の人間ならみんなそーよね。誰でもいいのよね。
誰でもいいくせにあんなこと言って。私とはできないって言うの?」
グレイがきょとんとしている。
クレアは涙目になっている。
「あの…大丈夫か…?」
そう言って、心配そうにクレアの顔を覗き込んだ。
「あのさ、マリーのことは、あくまでも
友達として、好き、って意味」
言葉を選びながらグレイが話す。


612 グレイ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/18(金) 21:00:19 ID:Fu5uHVwz
「クレアさんの言いたいこと、俺はわかってるかわかんないけど、
俺はその…そういうこと…あんまり興味がなくて…
ホントにその…誘われても…そんなに…やりたいと思わないっていうか…」
最後の方は口ごもる。
クレアはなぜかホッとした。
そのくせ思っていることと違うことを口にする。
「ホントに?言うことと下半身は別物なんじゃないの〜?」
「別に…信じてもらえなくてもいいけど…」
そう言ってグレイは帽子を被り直す。
あわてて、クレアは言った。
「うそうそ!信じる!信じるよ!」
ふと、グレイが聞いた。
「それでさ、なんか用じゃないの?」
「えーと…」
「まさか、これが用?」
クレアがしまった、という顔になる。
もっと真面目に働けとか、精進しろとか言われそうな気がしたからだ。
「クレアさんて、変わってるね」
グレイはそれだけ、ぽつりと言った。
クレアは思わずくすくすと笑って、
「グレイに言われたくないよ」と、グレイの隣に座った。
そのまま、グレイの肩に頭を乗せる。
「こんな普通にお喋りって最近あんまりしてなかったな」
と呟く。
「楽しいね」
そう言ってそのままグレイの方に顔だけ向けた。
何かにぶつかった。
唇だ。
唇が、唇に。
「ごめ…っ」
慌ててグレイが身を引く。
クレアの心臓は早鐘のように鳴っている。
「…あの、私もそういうつもりじゃ…」
ごめんなさい、と口にしようとした。
グレイの唇がクレアの口を塞ぐ。
グレイの手がクレアの頭を包んでいる。手が大きいな、とクレアは思って目を瞑る。
どちらからともなく、唇を甘噛みした。
唇だけで相手の唇をそっと挟む。下唇の端から端まで。上唇の端から端まで。
グレイの舌がクレアの口に入ってくる。


613 グレイ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/18(金) 21:02:12 ID:Fu5uHVwz
まるで歯を一本一本調べるように、丁寧に舌を動かす。
自然にクレアの舌が絡む。かわりばんこに舌を吸う。
ちゅっ、ちゅっ、と音をたててキスを繰り返す。
ぼぅっとした頭で、クレアは必死に言葉を絞り出す。
「本当にこういうことしたことないの?」
グレイは答えない。
「ごめんね…」
どちらとも無く謝って、もつれ合ってベッドに倒れ込む。
グレイの帽子がどこかへ飛んだ。
グレイがキスを落とす。
耳に、うなじに、首筋に、鎖骨に。
「ひゃんっ」
少しの刺激でも反応してしまうようになった自分が恥ずかしい、とクレアは思った。
「ごめん…あの…俺もそういうつもりじゃ…」
「ううん。…いいよ…」
クレアがグレイのつなぎを脱がせて、下着だけにする。
グレイが丁寧に、クレアのオーバーオールのボタンを外す。シャツのボタンを上から順に外す。
腕を取ってゆっくりとシャツから腕を抜かせる。
そのままクレアの腕を取っていったん向かい合わせに座らせる。
シャツを脱がせ、もう一度キスをした。
「本当に…いいの…?」
グレイが囁く。クレアはちゅっ、とキスをして承諾の意を示す。
背中に手が回った。ブラのホックがはずれる。
ブラを横に置いてグレイが胸にキスをした。
丁寧に、丁寧に乳房を触る。時々、ちゅっ、とピンクの突起にキスをする。
両手で乳房を触りながらグレイがクレアの唇を再び吸った。
グレイの指が乳房の突起を捏ねる。両方に同じように刺激を与えられて、
クレアは艶っぽいため息をついた。
優しいキスをして、グレイがクレアのショーツを脱がせる。
少しだけ触ったが何も言わず、グレイもトランクスを下ろす。


614 グレイ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/18(金) 21:03:10 ID:Fu5uHVwz
「入れるよ…」
不器用に、グレイが入ってきた。
緊張しているらしいことが手に取るようにわかる。
ぎこちなく前後に動く。
「…キス…して…?」
クレアが強請るとグレイがキスをする。
「ん…」
ゆっくりとグレイがクレアの奥を突く。
「んんっ。んんっ」
絶頂の手前で快感に揺られる。
ずっとこうしているのもいいかも、とクレアは密かに思う。
「あっ」
急にグレイが引き抜こうとする。クレアがぎゅっとグレイの首に腕を回した。
「いいよ」
「でも…中で出る…」
「出して」
んんっ、と力を入れてグレイがクレアの奥の最も敏感なところを突いた。
「あっ…んん…っ」
クレアの肉襞がグレイを締め付ける。首に回されたクレアの腕に力が入る。
どくん、と脈打ってグレイはクレアの中で自分を解放した。
グレイはそっとクレアから身体を離そうとした。
しかし、クレアが首にしがみついたまま離れない。
「ね、どうして中で出そうとしなかったの?」
「別に…理由なんかないけど…」
やっぱりグレイは言葉が少ない。
もっといろいろ聞きたくてクレアは口を開いたが、少し考えて、止めた。
そのかわり、軽く、キスをした。
絡めていた腕をグレイから外し
「これで私たちも仲良しなのかしら?」
と聞くとグレイから
「うん…そうだね…友達だよ」
と返って来た。自分でそういう風に話を振ったはずなのに、
この町では、セックスに深い意味なんかないってわかってるはずなのに、
もう恋人だとかそういう立場になることはないと思っていたのに、
グレイの口から「友達」という言葉が出て、クレアの心臓が跳ねた。


615 グレイ×クレア@ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/18(金) 21:05:13 ID:Fu5uHVwz
「そうね…友達、よね」
何事もなかったかのように服を着ているグレイ。
やっぱり慣れているのかな、とか、他には誰とやったんだろ、とか、
そんなことばかり考えながらクレアものろのろと服を着て、手を振った。
「じゃ、またね」
またね、というのを強調して部屋を出た。
ダッドの店を出てから思わず走った。牧場まで息もつかずに、全速力で走った。
何もかもを投げ捨ててこの町に来たのに。
それでもまた振り捨てたいものができているのかと思いながら。

一方、グレイはしばらく部屋で立ちつくしていた。
クリフが帰って来て声をかけられて始めて、我に返った。
クレアさんは、この町に来たばかりだ。しかも独りで。
クリフも似たようなものかもしれないが、クレアさんは女性だ。
…しかも綺麗だった…そう思ってグレイはぶんぶんと頭を振る。
勿論、他の男の話が耳に入っていないわけではない。みんな知っている。
それでもなぜか、心配になる。誰かにこれ以上何かされたら嫌だと思う。
それが嫉妬という感情だと言うことにグレイは気づかない。

クレアは独り、ベッドに寝転んで自分の唇をそっと触った。グレイのキスを思い出す。
「…変なの…」

グレイもクレアもまだ、気づかない。
それぞれの気持ちに。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
拙文長々とお読みくださり、ありがとうございました。
一応、これでやっと春が終わりです。ていうか終わらせます。
今度は夏の男も入り乱れ…みたいなのができればいいなーみたいな。
期待はしないでください。

そんでは〜


616 過去462 :2006/08/18(金) 22:52:22 ID:Dv7jjoVB
ぶっちゃけ微妙。
過去462氏を見習えよ。
文章も絵も。

617 過去462 :2006/08/18(金) 22:58:59 ID:Dv7jjoVB
スマソ誤爆した

618 名無しさん@ピンキー :2006/08/18(金) 23:25:20 ID:ifUKNB+U
釣り乙

619 名無しさん@ピンキー :2006/08/19(土) 00:10:45 ID:0h1YlRjQ
ししまる氏GJ
よくこれだけ色んなパターンが書けますね

>618せめてししまる氏乙ぐらい言おうぜ
釣られてあわてて出てきたと思われるぞw

620 名無しさん@ピンキー :2006/08/19(土) 00:22:21 ID:aCik7h4V
それもそうでした。
ししまる氏GJ!

621 過去462 ◆MlASmWsLOk :2006/08/19(土) 21:48:24 ID:FOcIKQcJ
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi [498]

>>615
内容がエロに留まらなくなってきてますね。
期待してます。



622 過去462 ◆MlASmWsLOk :2006/08/19(土) 21:50:44 ID:FOcIKQcJ
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi [498]

>>615
内容がエロに留まらなくなってきてますね。
期待してます。



623 名無しさん@ピンキー :2006/08/20(日) 00:31:21 ID:Z6cierAc
>>622
誘うような表情や、下着の皺、むっちりとした肌なんかが強調されていて凄くいいです!!
今回はエロ加減は押さえられたのでしょうか・・・? それでも凄くGJな絵だと思います!

624 名無しさん@ピンキー :2006/08/20(日) 13:49:54 ID:bOB3x+ri
自演GJはもういいよ。

625 名無しさん@ピンキー :2006/08/20(日) 14:39:27 ID:O6EBjL76
通りすがりの字書きさん
頼むからカキコしてくれー
というか自演でGJ言った所で誰も得しないと思うよ。

626 名無しさん@ピンキー :2006/08/20(日) 18:51:26 ID:bOB3x+ri
脊髄反射スンナ
大人なら流せよ。

俺ももっと色んな職人さんキボンだが。


627 名無しさん@ピンキー :2006/08/22(火) 00:27:00 ID:dX0yyGXI
>>609
前に「グレイクレアに期待」と書いたものです。
グレクレ、エロ控え目でも恋愛要素も絡んで大変萌えでした。
海の男編も楽しみに待っとります。

628 過去462 ◆MlASmWsLOk :2006/08/22(火) 02:03:41 ID:DjmbkAVN
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi [500]


629 名無しさん@ピンキー :2006/08/22(火) 18:37:23 ID:Txg8QUw1
>>ししまる氏
気持ちのすれ違いモノ好きなんで、
大変ご馳走になりました。GJ!

630 ししまる ◆440.V/COZU :2006/08/23(水) 00:12:58 ID:QDzpB83U
>627>629
大変ありがとうございます。
海の男編…というほどにはならないと思いますが、
これからも頑張りますのでよろしくお願いします。
プレッシャーには弱いです…
多分にご期待に添えないことがあると思いますが、
長い目で読んで下さるとありがたいです。

631 名無しさん@ピンキー :2006/08/23(水) 00:30:48 ID:UmhatwIf
>>628
GJ! もしや、「エロ控えめ」と言われたから、強烈にエロくしました?

632 過去462 ◆MlASmWsLOk :2006/08/23(水) 00:34:05 ID:UiItOF1X
>>631
この夏はこれが最後になりそうなので
最後にハデなのをと。

633 名無しさん@ピンキー :2006/08/23(水) 07:38:32 ID:RjRArDsl
秋にはかっぱさんと字書きさんとリオン投下さんが戻ってきて
尚且つ常駐職人さんも刺激されてまた昔みたいな収穫祭になると信じてる。

634 名無しさん@ピンキー :2006/08/23(水) 10:25:19 ID:hi36OCcW
         ヽ、        /  思 い
  シ 俺 お   !        !   .い い
  ョ の. 前.   !       |   つ こ
  ン. ケ     |      !,  い と
  ベ. ツ     ノ      l′ た
  ン の     ゛!  ___ 丶
  し. 中    ,,ノ' ´    ` ''ヾ、、_   _,.
  ろ で   /            ヽ`'Y´
        }f^'^^了t^'^'`'ー1  l
       ノ|L_ ! ___ { ,..、|
'- 、.....、r‐''´  }f'tr'i  ''^'tォー` }j/i',|
     ヽ    l.| ´ |    ̄  vijソ.!
         丶 └、     Fイ l′
     /    ',  ‐--‐  ,イ ケ|
   , ,/.       ヽ `''"´,/ !  ^|ー、
  / /      _,,」、'....ィ'       '|. \、__
. /./  ,. ‐'''"´    ! /   ,  _」__ヾ',
.,'.,'  /´   └ 、_ ノi   ノ  (、_  ``ヾ!
,'/ /     ヽ、 ` ''ー 、ィ-─'' r`'^    `
l|  !            リ    `ぅ ー=、_
| |          サ     〉
  ト             ′    ./''ー- 、,.._
  |  ヽl            (B     /    ヽ、
  |     !,、      !     /     ∠_
  ,イ     ヾ'     ィ 、   . /   ,,ィ'

635 名無しさん@ピンキー :2006/08/23(水) 18:49:41 ID:4f2Yjc5A
牧物3のSSって無い?

636 名無しさん@ピンキー :2006/08/23(水) 21:12:41 ID:XB15XvjM
>>580->>650

637 名無しさん@ピンキー :2006/08/23(水) 21:13:42 ID:XB15XvjM
>>590-

638 名無しさん@ピンキー :2006/08/23(水) 21:20:26 ID:XB15XvjM
>>598-

639 名無しさん@ピンキー :2006/08/27(日) 16:37:03 ID:27OHGES4
ルーンファクトリー期待age

640 名無しさん@ピンキー :2006/08/27(日) 21:20:49 ID:3pjOSwAu
ルーンファクトリーのめいにナミさんの時のようなときめきを覚えた。

641 名無しさん@ピンキー :2006/08/28(月) 00:20:04 ID:U+Hz0hqM
ルーンファクトリーはここでいいのか?

642 名無しさん@ピンキー :2006/08/28(月) 00:43:19 ID:1VT7Wi5K
>>641
牧物ならなんでもOK
新旧に対立があるわけでもないし、そもそも分離できるほど住民の多いスレではないし。

643 名無しさん@ピンキー :2006/08/30(水) 10:01:41 ID:w2fit3iQ
ルーンファクトリーはネタには困らんなぁ、搾乳とか、薬を作るとか、人妻にロリとか……。
まあ、ネタが濃くなりすぎると駄目な人は駄目だろうが。
……ってルーンファクトリーしかやってない人間の意見ですみまそ。

644 名無しさん@ピンキー :2006/08/30(水) 10:03:50 ID:VaiWLhsK
>搾乳とか、薬を作るとか、人妻にロリとか……

君には才能の輝きを感じるので頑張ってくれ

645 名無しさん@ピンキー :2006/08/30(水) 12:56:39 ID:XQmpU1/e
途中まで書き上げてある旧牧のSSがあるのに
新作にハマッてまったく放置な件

646 名無しさん@ピンキー :2006/08/30(水) 13:48:11 ID:Y/jAwTui
秋の収穫祭には戻ってきてね

647 名無しさん@ピンキー :2006/08/30(水) 20:32:05 ID:VaiWLhsK
サラのエロSS書こうと思ったけど、ノイマンの再婚イベントで感情移入しちまってもう無理だww

648 名無しさん@ピンキー :2006/08/30(水) 21:46:26 ID:Y/jAwTui
じゃあサラ×ノイマンで…と言いたかったがやっぱいいや。
ていうかルーン買った人多いんだな。
職人さん達も買ったのかな

649 名無しさん@ピンキー :2006/08/30(水) 23:29:29 ID:d6toloZ/
なあなあ、おまいら。=牧場物語3ハートに火をつけて=の
サラってここじゃ人気無いのか?
主人公×サラのSS激しくキボンなんだが・・。
以前誰か書いてたら教えてくれ。




650 名無しさん@ピンキー :2006/08/30(水) 23:38:03 ID:MjUGbx17
ルーンファクトリーの妄想が沸いて沸いてもう止まらん。

651 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 00:32:07 ID:p829VKct
>>649
ぃよう、俺。

652 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 07:29:49 ID:O6kt4j6n
ミストの『よくそんな歯の浮くような台詞〜』で、何故かボッキしてしまった。
こいつはきっと、潜在的なSに違いない。
誘い受けのくせに、途中から主導権を握られて、良いように弄ばれそうな………


イイ………

653 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 07:37:51 ID:n2vfQrtl
めいを見たときナミさんを見たときのような
同じようなときめきを感じたのは俺だけか?
どっか影のあるツンデレ大好きなんだよ

654 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 08:02:13 ID:mLxmoDmT
そしてトキメキタイ70cmの苦行へ…

655 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 08:06:11 ID:1Iiqq4SB
もうラグナ総受けでいいか

656 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 09:42:20 ID:n2vfQrtl
ラグナアレどうみても女だしな。
実は女でしたって事で百合キボンヌ

657 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 10:31:06 ID:OaPvm77m
ぉれも、ナミファンだ

658 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 13:32:15 ID:iP4aQbr+
俺も早くルーンやりたいよ。
誰かくれ。
広告の絵だけでモエモエしとる。

659 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 16:39:23 ID:0h3xDIxl
                     ___
                    ./    \
                    .| ^   ^ |
                    | .>ノ(、_, )ヽ、.|   
                   __! ! -=ニ=- ノ!__ 
              /´ ̄ ̄ .|\`ニニ´/    `ヽ
             {      .|__  ̄ ̄ヾ      }
┏━━━━┓    i;;',,,  r---イ     /|,、_,,  ,',;:',i
┃ノイマン ┃    .l;';',;,,  }  /;\     / ヽ / ,;,;;',;l
┗━━━━┛    .|;;',;,   } ./;;;,, \   / ;;;;;;ヽ ,,;;','i
┌─────────────────────┐
│おう、なにか買いにきたのかい?           │
│                               │
│                              ▼│
└─────────────────────┘

「今日はモンスターの餌を買いに来たんだけど、9個で900Gだっけ?」

「おう、まいどあり!」

「ありがとう、また来るよ」

そして僕は店を出ようとした。

「大変ですね、ラグナさん」

振り向くとそこには町長の娘、フィルの姿があった。セシリーが拾ってきた呪いの石で病弱だったが、エドが処理して
くれたので、今はその名残も無く、元気だ。
平日はノイマンの手伝いをしている心優しい女の子だ。

660 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 16:40:03 ID:0h3xDIxl
「そんなことないですよ。 カ ブ を育てるのは楽しいし、モンスターと仲良くなれるしね。フィルさんこそ大変そうです。
体調を崩したら大変だし、無理をしないでくださいね」

「大丈夫ですよ。もう体が弱いわけではないし、私も養鶏場のお手伝いは好きですから。ラグナさんはやさしいですね」

「おう、ラグナ!フィルには無理はさせないから安心しろ!」

「あはは、わかってますよ。じゃあそろそろ戻らないといけないので」

「はい、お気をつけて」

「おう、またな」



・・・・・・

この町に来て、もう1年が経とうとしている。未だに自分の記憶は戻らないが、別に戻らなくてもいいと思っている。
僕はこの村や、村の人が大好きだ。ここが自分の生まれ故郷だと思っている。つい一月前、帝国と戦争が起こりそうに
なった時も、自分の体を投げ出し、この村を守ってもいいと思った。その結果、偶然が重なって帝国を退けることができた。
少佐もなかなかいい人で、村にもなじんでいる。全てのことが一段落ついた。この後は・・・

「はい、これでプロポーズもばっちりですね」

ラグナは、ねんがんのダブルベットをてにいれたぞ!

「・・・結婚かぁ」

確かに気になってる人はいる。しかし、断られるのが怖い。相手が自分のことを好きでなかったらと思うと、とても
プロポーズなどできない。自分の村を守ったような勇気をプロポーズにも使えたらな、と思ってしまう。

「・・・どうしよう」

661 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 16:41:55 ID:0h3xDIxl
・・・・・・


「コケコッコー!!「コケコ「コケ「コケコッ「ケコケッコ!!!」コケ」コケコケ!!」「コケk「コケー!!!」

「・・・んん・・・」

うちのホッホ123456789の声で目が覚める。どうやら寝てしまったらしい。
時刻は9時を回っていた。外には雨音がする。これで今日は水やりをしないで済むな♪と思いながら
ホッホ達の様子を見に行く。

「・・・しまった」

昨日買ったはずの餌が見事に無くなっている。もう少し多めに買っておくべきだった・・・。

「・・・しょうがない、また買いに行こう」




「・・・あれ?ノイマンさんは?」

「あ、ラグナさん。ノイマンさんは2階にいますよ。」

(そうだった・・・。でも今日売ってもらわないと困るしな・・・。)

何とか売ってもらおうと2階に上がって相談をしに行った。

「・・・う〜ん。やっぱりサラにあってもう一度謝ったほうが・・・。」

「・・・ノイマンさん?」

662 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 16:42:43 ID:0h3xDIxl
「・・・おう、ラグナ!いいところにきたな。俺はちょっと用事があるから、その間店番しててくれ!」

「あ・・・僕は餌を貰いに来たんですけ「餌なら帰ってきてから売ってやるから、頼むぞ!」」

・・・ああ、行ってしまった。まあ今日は水やりもないから、まあいいか。

「あ、ラグナさん。今ノイマンさんが出て行きましたけど、どこへ?」

「なんか用事があるからとかで急いで行っちゃったみたいだけど・・・。その間店番頼むって」

「でもラグナさん、大丈夫なんですか?いろいろとやることがあると思いますが・・・」

「大丈夫です。今日は水やりをする必要は無いし、餌はノイマンさんが帰ってきてからあげればいいし」

「そうですか」

・・・

(参ったな・・・話すことが・・・。! 今なら・・・)

「あ、あのフィルさん」

「はい?」

「ぼ、僕・・・」

「・・・ぼく?」

(・・・ええぃ!)

「フィルさん、好きです!僕と結婚してください!」

「・・・!」

(言った・・・言ったぞ!)



663 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 16:44:30 ID:0h3xDIxl
「・・・ラ、ラグナさんがいいなら、喜んで」

「!いいんですか?」

「ええ、私もラグナさんのことが・・・好きだったから。私を健康にしてくれましたし」

「・・・そ、それに・・・、ダブルベットも・・・ありますし」

「フィ、フィル・・・さん」

「あ・・・ラグナさん!?・・・あぅ・・・」

・・・ガチャ!



                     ___
                    ./    \
                    .| ^   ^ |
                    | .>ノ(、_, )ヽ、.|   
                   __! ! -=ニ=- ノ!__ 
              /´ ̄ ̄ .|\`ニニ´/    `ヽ
             {      .|__  ̄ ̄ヾ      }
┏━━━━┓    i;;',,,  r---イ     /|,、_,,  ,',;:',i
┃ゴドウィン┃    .l;';',;,,  }  /;\     / ヽ / ,;,;;',;l
┗━━━━┛    .|;;',;,   } ./;;;,, \   / ;;;;;;ヽ ,,;;','i
┌─────────────────────┐
│わたしをあまりおこらせないほうがいい        │
│                               │
│                              ▼│
└─────────────────────┘

いきおいで やった
後悔は   している


664 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 16:55:59 ID:wticOqq0
ゴドウィン…

665 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 17:04:57 ID:1Iiqq4SB
ゴドウィンぬっころす

666 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 21:48:11 ID:dO5QyVBI
ラッセル×セシリア:知識に乏しいセシリアに色々と教え込むラッセル
セシリア×ニコル :ラッセルに仕込まれた技術でショタ喰い
ラグナ×サラ    :ノイマン視点でのNTR物
シャロン×モンスター:積極性のある獣姦
町の男達×メロディ :午前0時を回った風呂屋で淫らなサービスタイム
モンスター×ザッハ:アッー!

こんな感じのエロSSキヴォン

667 名無しさん@ピンキー :2006/08/31(木) 22:35:52 ID:DknCX0Hs
毎日お風呂をつかってくれて(大半のプレイヤーがそうであろう)ラブ度10のラグナベタボレメロディによる
営業時間後のお背中流しますサービス→体すりつけ洗いサービス→ラグナ君暴走イベントplz

668 名無しさん@ピンキー :2006/09/01(金) 14:21:34 ID:g7nqErpe
WLの主人公の名前って何よ?

669 名無しさん@ピンキー :2006/09/01(金) 14:27:06 ID:UUjuXNss
>>667
禿同。というか

     お 願 い し ま す

670 名無しさん@ピンキー :2006/09/01(金) 16:13:58 ID:s2NJusIg
ゲームする前はラグナはMだと思ってたが・・・
とんでもないこいつドSだ

671 名無しさん@ピンキー :2006/09/01(金) 22:19:53 ID:B2Ntccws
>>668
「けんすけくん」だ

672 名無しさん@ピンキー :2006/09/02(土) 12:00:38 ID:2kn04sPb
ヒロインの肉体を肉棒一つで耕して種をまくラグナ希望

673 名無しさん@ピンキー :2006/09/02(土) 21:16:14 ID:0K9skxSC
いつ来るかもわからないリネット大佐のSSを読みたくて
毎日ここを覗いてる・・・

674 名無しさん@ピンキー :2006/09/02(土) 21:22:42 ID:SPiz6GW5
カレン・・・

675 名無しさん@ピンキー :2006/09/02(土) 22:52:39 ID:p/0Ubvqj
ラピスってエロくね?
フィルとかも、要求すればどんなプレイでもさせてくれそうだ

676 名無しさん@ピンキー :2006/09/02(土) 23:34:41 ID:2kn04sPb
むう、このスレにはSS書きも絵師もいないのか……

677 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 00:13:20 ID:S9h4ntgc
>>676
何人かの字師と絵師がいらっしやるのは間違いない。
しかし、このスレの進行は牧場物語と同じようにゆっくり進行しているから、期間が大きく開くだけ。
あんまり急いでも仕方がない。

・・・もちろん、「誰もいないなら私がSS(絵)を投下するぞ!」というならば大歓迎だが。

678 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 00:14:04 ID:XOKSlnpE
SSは書きたいが、まだクリアーしてない……ネタはあるのに。

679 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 10:51:08 ID:opfgU95c
SSを書きたいがピンク脳にならない…

680 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 11:12:29 ID:TNLNHXIM
本スレからの誘導ね。続きはまあそのうち書くよ。

「ラグナもそろそろ良いころだろう……」
「はい?」
酒場での団らん中、ノイマンはこんなことを言い始めた。
「お前さんが来て早一年か。そろそろメロディーと仲良く慣れているだろう」
「は、はあ……」
いったい何のことを言おうとしているか、ラグナにはまったく分からない。それでもノイマンはこう続けた。
「閉店後の風呂屋に行ってみてくれ。そこに行けば新しい何かが分かるはずだ」

夜11時過ぎ。ラグナはノイマンに言われるがまま、風呂屋の前にやってきていた。
(ここに行けば何かが分かる、か。いったい何のことだろうか)
戸をあけて中に入ると、番頭台にはいつものようにメロディーが座っていた。
「いらっしゃ……あ、ラグナさんだ」
「あれ? お風呂屋は11時閉店ですよね? もしかして時間を間違えたかなあ。。。」
「……偶然?」
「いえ、ノイマンさんに、閉店後のお風呂屋に行けば何かが分かるといわれたので……」
メロディーは懐疑な眼差しでラグナを一瞥すると、表情を和らげ、
「まあ、いいわ。あの人の口の軽さは今に始まったことじゃないし、ラグナさん合格」
「ご、合格?」
いったい何のことだろうかと、まったく分からなくなってきたラグナ。そこへ、メロディーからこんな言葉が
「メロディーの夜のお風呂屋へようこそ〜」
「!?!?!?」
「ラグナさんは初めてだから、システムを説明するね」
「し、システム!?」
「そう。ここのお風呂屋は、この町にいる未婚でいい年齢の女の子達が、花嫁修業だったりお金稼ぎのためだったりして働いているお店なの。でもね、普段から親しくしている人じゃないと、本番まではいけないわ」
「ほ、本番!?」
本番、てあれのことだよなあ。ラグナの頭の中はピンク色に染め上げられていった。
「今のラグナさんだったら……うん。いちごちゃんがベストね」
「いちご、ちゃん?」
いちご、、いちご? そんな人がこの街の中にいたっけ……ラグナの頭は新しいことを受け入れすぎて混乱し始めていた。
「というわけで、早速女湯の方に入って待っててね♪」
何がなんだかわけの分からぬまま、ラグナは女湯へ案内された。


681 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 15:13:55 ID:ybHYQPS5
俺のロゼッタやラピスやフィルがノイマンに奉仕したりしてるのを想像したら鬱になった

682 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 15:38:56 ID:x+adR6IZ
投下する人間少ないみたいなんで、俺も書いてみていいかな?
書いた経験とかまったくゼロなんだけど。

683 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 16:21:49 ID:riHWjGYj
頼む、なんでもいいから書いてくれ!

>>681
その三人とビアンカはないと思う。でも他はやってそうw
シャロンとかどうやって生活費稼いでるんだか

684 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 17:09:16 ID:UcfY+DUk
巫女だから結晶さえ喰えば生きていけるとか

685 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 18:02:59 ID:x+adR6IZ
よし、ちょろっと書き始めてみた。
レベル低くて読みにくかったらメンゴ。


「ごめん、メロディ。ちょっと遅くなっちゃったけど、まだお風呂には入れる?」
 もう夜も更けようかという時間帯。とっくに営業時間を過ぎたギガント温泉に、ラグナ
が駆け込みながら姿を現した。色々と重労働をこなしてきたのか、その体には煤埃や泥が
至る所についていて汚れている。今すぐにでもお湯で体を洗って綺麗になりたいのだろう。
 店の主人であるメロディは既に店じまいの準備をあらかた終えていて、ちょうど今から
一日の最後の楽しみである風呂に入ろうかと、準備を進めているところだった。その手に
はバスタオルなどの洗面具一式が握られている。
「うーん、ホントはもう閉まってるからダメなんだけど。ラグナだから特別かな? 早く
ちゃっちゃって入ってくれるなら、男湯の方には入ってもらってもいいよ」
「そう? ありがとう。ならお言葉に甘えさせてもらうよ」
 ラグナはメロディの返事を聞くと、にっこりと笑って男湯の方へと駆け込んでいった。
すぐに姿が見えなくなる。
「さて、私もお風呂入ってこよーっと」
 その後姿をぼうっと見つめていたメロディは、自分も女湯に入ろうかと歩き始めた。が、
途中で何か考え事を始めたのか動きを止める。
「……そういえば、ラグナには色々とお世話になってるんだよね。この前にもゼークスの
連中を追い払ってもらったばっかりだし。なのに、何かお返しをしたかって言ったら――」
 洗面具や着替えを持ったままのメロディの動きはそこで完全に止まってしまう。
「何もしてない、ていうかラグナ無駄に器用だから困ったりしないし、それでお返しする
機会自体がないのかな。だとすると、もしかして今って、チャンスなのかも。……その、
か、体とか洗ってあげたり、髪とかすいてあげたり」
 そこでボッとメロディの頬に赤みが灯る。くねくねと体を曲げたりしながら、目を閉じ
て何かを頭の中で想像しているらしい。
「よしっ、そもそも私ってばミストやロゼッタと違って、普段からラグナと接する機会が
あるわけじゃないし、これぐらいなら、いいはずだよね?」
 まるで弁解するように、そうメロディは呟くと、そこで体を反転させて店の入り口まで
歩いていった。そしてカチャリッと玄関の鍵をかける。

686 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 19:01:21 ID:ybHYQPS5
超絶ワクワクテカテカ

687 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 19:53:17 ID:x+adR6IZ
>>685の続きな
あと注意しておくけど、おいら遅筆だから更新は亀ペースだよ


「ふんふ〜ん。ふぅー、生き返るなあ」
 そのころラグナは体を洗ってキレイにした後、一人だけの風呂に入って鼻歌を口ずさん
でいた。湯気がこもった浴場の中、タオルを頭の上に乗せて気持ち良さそうにしている。
 完全にリラックスしているのか、素っ裸で浴槽の中で手足を伸ばしきっている姿からは
どれほどの重労働をこなしていても、ラグナがただの青年でしかないことが見て取れる。
「今日はカブもたくさん収穫できたから、ミストさんも機嫌良かったみたいだし、それに
収穫箱にもたくさん入れておいたから、ロゼッタも何か驚いてたな」
 ふんふ〜んと、本当に機嫌良さそうにラグナは風呂の湯を手ですくって、自分の肩へと
かける。まだ瑞々しさの残るラグナの肌はぱっと水滴を弾いて、湯船へと落としていく。
「明日もこの調子で頑張ろうかな」
 そして、そんな調子でラグナが言葉を呟いた時だった。突然に、ラグナの視界に立ち込
める湯煙の向こう側から変化が訪れたのは。
「――あれ?」
 最初に見えたのは白色の影で、徐々に近づいてくるにつれて、それが人であるこが分かっ
てくる。湯煙を切って歩いてきているのは若い、瑞々しい肌色の肢体を、白いバスタオル
で隠した女性だった。
「や、やっほー、ラグナ。ちゃんと浴槽には体を洗ってから入ってる?」
 ピンク色の髪を普段とは違って下ろしているという違いはあるものの、その姿は見間違
えようが無い。素っ裸のラグナの前に現れたのは、風呂場の主人であるメロディだった。
「えっ? め、――メロディどうしたのっ!? ここ男湯だよね」
 突然の来訪にぎょっと目を見開かせながらも、ラグナは素早い動きでタオルを腰の部分
へと移動させながら叫んだ。そして、どうしてお前がそこにいるんだと、バスタオル一枚
で、後は生まれたままの姿のメロディを凝視する。
 じっと見据えられたメロディは頬をりんごのように赤くさせて、もじもじと恥ずかしそ
うにしながらもはにかんで答えた。
「あ、ほら。あのさ、最近、ラグナにはお世話になってばかりだから、ちょっとお返しで
もしてあげようかなって思って。ほら髪とか肌とか、最近の騒動のせいで荒れてきてるみ
たいだから、私がちゃんと洗ってあげるよ」
「え、……ええっ? い、いや、いいよ。髪ぐらい自分で洗えるし、それに体もついさっ
き洗ったばかりだから」
「いいから、いいから。気にしないでよ」
「え、けど、こういうのは、ほら。ね?」
 恥ずかしそうにしながらも近づいてくるメロディに気圧されて、じりじりと後退してい
くラグナだったが、すぐに身動きを止められる。壁に背中がぶつかってしまったのだ。そ
こまで広い浴室ではないのだから、これは仕方がないことなのだろう。
 そして、こうなってしまっては、例え釣竿一本でグリモアを送り返せるラグナであって
もどうしようもない。逃げ場なし、である。
「こ、こういうのでもいいのっ。いいからラグナはとっととそこに座ってよ!」
 そうしてラグナはタオル一枚を腰に巻いただけの姿で、浴室用の椅子に座らされること
になったとさ。

688 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 21:02:44 ID:gHESDtZw
>釣竿一本でグリモアを送り返せる
ちょwwwwwww

689 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 22:06:19 ID:x+adR6IZ
やばい! 緊急事態だ! 
元文学部の記憶をほじくり起こしてここまで来れたが、エロイ文章を
どうやって書けばいいのかがさっぱり分からん!

690 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 22:08:59 ID:TNLNHXIM
つhttp://red.ribbon.to/~eroparo/contents.html
参考にしてくれたまえ。

691 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 22:44:03 ID:x+adR6IZ
>>687の続き
エロイ文章を書こうとしてると、何故か実家の母ちゃんに電話したくなって困る


 そうして椅子に座らされたラグナだったが、何故かメロディは一向に髪を洗うような素
振りを見せなかった。ラグナの背後に立ってから、まるで動く様子が無い。
 そのままじらされ続けたラグナは、遂に振りかえってからメロディに声をかけた。
「ねえ、メロディ、嫌なら嫌で帰ってくれても――って、うわっ! どこ見てるんだよ!」
 が、振り返った瞬間にラグナが見たものは、ぐっと背伸びしてラグナの体のあちこちを
観察して、顔を赤くしたり紫色にしたりしているメロディの姿だった。ラグナは反射的に
初心な女の子のように体をタオルで隠してしまった。――これが悪かった。
「ちょ、ちょっと男の子の体って見たことが無かったから、それでってきゃああっ!」
 タオルは一枚しかないのだから、見られていた胸板を隠してしまえば、どうなってしま
うかは押して知るべし、である。叫んだメロディの顔色が熟れたトマトのような赤色へと
変わったのをラグナが見た次の瞬間には、飛び上がるような勢いでメロディはラグナに背
を向けていた。ずばり、あれを見えないようにしたのだ。
「ご、ごめん。ラグナ。そ、その、そのね、そこまで見るつもりじゃ、なかったんだけど」
 強烈に言葉をどもらせながら、謝罪の言葉をメロディは口にする。だが、それが新たな
問題を呼び起こしていることに気がついていないらしい。
 風呂の入り口の方へと視線を向けたまま、もじもじと弁解をするメロディはバスタオル
一枚だけで体を隠していた。体の前側だけを覆うようにして、だ。そのメロディが後ろを
向いてしまったからには、ラグナの視界にはぷりぷりとした、形のいいメロディのお尻が
露になってしまったのである。
 男の体を凝視してしまったことを恥じながら、必至に言い訳を口にするメロディの体は
何か言葉を発するたびにもじもじと揺れて、そのたびに細い体つきの割には大きめのお尻
がぷるんぷるんと揺れるのだ。
 こんなものを間近で見せられては、記憶は無いとは言え健全な青少年であるラグナはた
まったものではない。ゴクリッと勝手に唾を飲み込んでしまう。そして一気にその柔らか
そうな桃尻や、その先に薄っすらと見える繁みに注意を奪われ、気がつけばギンギンに、
痛むほどに強くラグナは勃起していた。
 もうこうなってしまってはタオルなど何の役にも立たない。自分が剛直を隆起させてし
まった事実に気がついて、慌ててタオルを被せようとしても、逆効果でしかない。へその
位置までそそりたった威容は布切れ一枚では隠しようがないのだ。
 ラグナは焦った。この姿を見られたらどのように怯えられることか。そう考えて浴槽の
中へと急いで戻ってしまおうと風呂場の中で走り出す。もう恥も外聞も気にしていられる
段階ではなかったのだ。
 だが、その行動が最悪の結果を生む。
 風呂場で走るのはやめましょう。そんなニコルやセシリーでも理解している最低限の規
則を破った罰は、意外な形でラグナに訪れた。つるっと浴室のタイルの上に放置してあっ
た石鹸の上に、突き出したラグナの足が乗っかり、まるで漫画のようにラグナの体はひっ
くりかえってしまった。続く、暗転。一瞬でラグナは気絶してしまった。
「――もう、だからね、別に私は、そんな所までみたいとかじゃなくてね。ちょっとした
好奇心みたいなものがあって、それでね。って聞いてるのラグナっ――って、何コレ?」
 そして言い訳の最中に振り返ったメロディが見たのは、全裸になってのびているラグナ
の、生まれたままの姿だった。

692 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 23:30:13 ID:x+adR6IZ
 自分が生唾を飲み込む音が、こんなにも生々しいということをメロディは初めて知った。
 目の前にはどういうわけだか、仰向けで気絶しているラグナの姿がある。これまでとは
違って、タオルも何も着けていない完全に裸の姿でラグナは気を失っていた。
「え、……嘘。何コレ。さっきまではもっと小さかったのに」
 メロディは倒れたラグナの介抱をすることも忘れて、気がつけばそそり立つ剛直を凝視
していた。童顔の割には鍛えられていて、間近でみると鋼のような筋肉に覆われた体や、
近づくほどにくらくらと感じる男の匂いも今のメロディには霞んでしまう。
 仰向けになったラグナの股間からぐんっと天井へと向かって反り上がっている一物は、
既にメロディの理解を超えていた。呼吸する事すら忘れてしまいそうになるほど、じっと
その威圧感を放つフォルムを注視してしまう。ビクビクと脈打つ血管が竿の部分に浮かび
上がっており、その先、亀頭の部分は完全に皮がめくれていて凶悪なカリが鎮座している。
そして反り返っているその剛直は、まるで生き物のように時々、思い返したかのように、
ビクッビクッとその体を痙攣させるのだ。
 自分がこんなもので貫かれたらどうなってしまうだろうか。そんな想像をした瞬間に、
きゅっと自分の女性器が引き締まるのをメロディは感じた。
「どうしよう……。こんなの、きっと、入らない」
 無論、メロディは処女だったが性にまつわる知識がないわけではない。男性器と女性器
の役割についても知っていた。もしも自分の想いが叶えられたならば、これの相手をしな
ければならないということだって理解していた。しかしメロディはこんなものの相手をす
ることは無理な話のように思えた。まだ、指先をそっと入れるだけでも彼女の秘奥は痛む
のだから。
「それに、……こんなに硬いし」
 興味心にかられてメロディがラグナの男根に手を伸ばしてみると、隆起したその肉の杭
はじっとりとした熱を持っていて、どくどくと激しく脈打つ血液の流れが感じられた。
 メロディがぎゅっと片手で握り締めてみても、びくともしない。焼いた鉄の芯でも中に
埋め込まれているではないかと思うほどに、ラグナのそれは熱くて硬かった。
「どうしよう。それに……きゃあっ!」
 こんなものの相手をどうやってすればいいのか。そう思い悩んだ瞬間にメロディの右手
の中で熱い杭のような剛直が跳ね上がった。メロディの手に握られたことで反応したのか
それまでよりも盛大にビクンッビクンッと体を震わせる。
 そして男根は震えるたびに血管を浮かび上がらせ、その体積を増加させていく。反り立
ちすぎたラグナのそれは既に、天井へと向けてではなく、ラグナの臍上へと向けて膨張を
開始していた。
「嘘……。またおっきくなったの? どうしよう……」
 もはやグロテスクでしかないその異形に、メロディは途方にくれて泣きベソをかきはじ
めてしまいそうになった。ラグナは好きだ。けれど、こんなものは絶対に無理だ。そんな
相反する感情が胸の中で錯綜する。
「もう、私どうしたらいいのか。――あ、けど、もしかしたら」
 しかし、そこでメロディの頭の中で天啓がひらめいた。風呂好きの友人であるトルテ。
彼女が以前にこっそりとかしてくれた本に、この事態を打開できそうな方法が書いてあっ
た事を思い出したからだ。
「――確か、男の子って。えっと、一回出しちゃったら小さくなるはずなんだよね」
 少し間違った知識かもしれないが、メロディにとってはそれが名案に思えたのだ。

693 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 23:32:44 ID:x+adR6IZ
俺ばろすwwもう無理ぽwwwww
寝るwwwwwwwwwwwwww

694 名無しさん@ピンキー :2006/09/03(日) 23:48:43 ID:ybHYQPS5
ちょwwwおまwww生殺しwwwwww

695 名無しさん@ピンキー :2006/09/04(月) 00:22:19 ID:AiybrksJ
ちょwwwシチュエーション掲示して見せた667ですがwww
神降臨されてるとはwwwww
しかたないから自分で書いてみて導入であきらめたのにwwwww
しかも導入シチュ一緒だしwwww俺著作権侵害訴えられるねwwwww

696 名無しさん@ピンキー :2006/09/04(月) 13:47:39 ID:0jTXWxbs
で、結婚カワイイスレの続きはまだですか?

697 名無しさん@ピンキー :2006/09/04(月) 22:08:30 ID:X9w6UA+B
戻ってきたよ ('A`)


 男は射精さえしてしまえば、腰の一物を小さくしてしまう。その知識を信じたメロディ
は行動にうつることにした。ドクドクとはやる鼓動を抑えて、頬を赤く染め上げながらも
床に伸びてしまっているラグナの肉棒に手を伸ばす。
 指先に触れたラグナの分身は、いまだ衰える兆しも見せずにその硬度を保っていた。
「確か、こすってあげると気持ちよかったんだよね」
 おそるおそるメロディは、まず最もつかみやすい形状をしたラグナの雁首へと指先を伸
ばした。そしてじっとりと湿った汗を感じるその部分をそっと握り締めるとこすりこすり
手を上下に動かす。しかし、握り方が悪かったのか、ずるりっと剥けきったラグナの皮が
動いて、皮の下に隠されていた部分が露になってしまっただけだった。よほどラグナは剛
直の手入れを怠っていたらしく、メロディが皮をずるりと下へと剥いていくと、一番深い
部分、それまで空気に触れることがなかった部分から白い汚れのようなものが現れてきた。
「ん、何かな、これ。――ちょっと臭いかも。汚れだったら洗ってあげないと」
 恥垢、それに気がついたメロディは鼻をひくつかせ、むせ返るような汗と男性の匂いが
混じったそれに頬を染めたまま眉をしかめた。そのまま近くに落ちていた石鹸を取り寄せ
ると、石鹸を丹念に手で泡立ててから、その手を腫れ上がった亀頭の下へと伸ばす。
 しゅこっしゅこっしゅこっしゅこっ。
 メロディは洗おうとすれば反り返り、ビクビクと動きはじめる男根が自分の手から逃げ
出さないように右手で竿の部分を握り締めると、余った左手で丁寧に丁寧に亀頭の下の見
えにくい部分からすじに沿っていって剥いた皮の裏側まで指先で洗いつけていった。
 一度始めてしまうと羞恥心というものはどうにかなってしまうらしく、剛直を洗う際に
ビクンッビクンッと痙攣が起こっても、いつの間にか平気でそれを押さえつけることがで
きるようになっていた。それどころか洗う邪魔にならないように右手でそれを握り締めて
いるうちに、股間から生えた剛直の根の部分の、一際青くグロテスクに浮かび上がってい
る血管のような部分を親指で強く圧迫してしまえば、それ以上は剛直が身動きができなく
なることにまで、短い期間の間に気がついていた。それに気がついてさえしまえば怖いも
のなどはなく、日頃の感謝の気持ちを込めてメロディは汚れているように見えたラグナの
剛直に泡立てた指先を絡めて、こすり付けて、丁寧に洗い尽くしていった。その途中で、
ラグナの隆起した分身がビクビクと出口を求めて小刻みに痙攣するような動きを見せたが
メロディはその時にもやはり、洗う邪魔になることがないように浮かび上がった青い筋を
親指を押さえつけることで、剛直の動きを封じた。

698 名無しさん@ピンキー :2006/09/04(月) 22:29:08 ID:X9w6UA+B
「ふう、これだけあらえば大丈夫だよね」
 もう存分に洗い終えたと、ひとまずの満足感に包まれると、メロディはそこで一息をつ
いて両手を離した。まだ何もしていないだけなので、恐怖すら感じていたラグナの男根は
未だに硬度を保ち反り返ったままだったが、少しは役に立てたかなという充実感が先ほど
まで感じていた恐怖をいくらか和らげていていてくれていた。
「さて、最後の仕上げをしなきゃ」
 泡だらけになって随分と可愛くなった(ようにメロディには見えた)男根を、すすいで
きれいにしてあげなくてはならない。そう考えたメロディは最後の仕上げをするつもりで
両手でまず最初に汚れていた雁首の部分をもみほぐしてから、お湯をかける事をした。
 しゅこっしゅこっとやや力を込めて、こりこりとまだ硬さを十分に見せ付ける剛直を揉
むようにして洗っていく。メロディは本当に作業に集中していたので、それまでよりも格
段に手の中で泡に包まれる男根が痙攣していることに気がつかなかった。もしもひくひく
と逃げ場を求めて収縮を繰り返しているようなラグナの尿道口にメロディが気がついてい
たならば結果は変わったものになっただろう。
 これが最後の一揉みと、メロディが勃起して赤く充血したラグナの亀頭を指でこすりつ
けた時にそれは起きた。
ドピュ ドピュ ドピュ ドピュッっ!
 白濁色どころか濃すぎて黄色にも見える精液がその瞬間に噴出する。倒れたラグナの体
の横顔から覗き込むようにしてラグナの分身を洗っていたメロディの顔は、運が悪いこと
にちょうどドピュッドピュと断続的に噴き上がるスペルマの延長線上に存在していた。
 まだ幼さを残したメロディの顔にビュビュッと精液が振りかけられていく。薄桃色の肌
も、ピンク色をした光沢のある髪も、粘性の極端に強い白濁液によって塗りたくられた。
「んんっ、もしかして、これって。……臭いし、べとべとする。……けど、それでも」
 反射的に目を閉じていたメロディは、即座に鼻につくようナマモノ臭い匂いから、事態
を察知した。頬にべとりとついたスペルマに指を伸ばしてすくい上げた後にそれを鼻先へ
ともっていき匂いを嗅いでみる。
 くらり、と。石鹸の匂いなど吹き飛んでしまうような、強烈な臭いがした。雄の臭い。
 鼻が曲がるような悪臭ではあったが、それと同時に目の前のラグナが紛れも無い男なの
だと本能的に感じさせられてしまうような青臭い男の臭い。衝動的にメロディはきゅっと
股間を閉じた。
 そして好奇心から、指先へと乗せた精液の一部へと舌を伸ばしてしまう。
「……にがいけど、これがラグナのなんだ」

699 名無しさん@ピンキー :2006/09/04(月) 23:22:04 ID:X9w6UA+B
明日から出張なんで、続きは週末からがんがります
次からようやっとエロ入るんで、移動中にエロ本でも読んで修行してきます('A`)

700 名無しさん@ピンキー :2006/09/04(月) 23:23:07 ID:mH49ZaAM
ぁーそのなんだ
生殺しかYO

701 名無しさん@ピンキー :2006/09/04(月) 23:28:47 ID:md+1zVTr
wktkしながら待っとります

702 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 00:26:31 ID:hSzAvxMi
来週まで下半身裸で待機

703 ラグナとロゼッタと初めての夜・前編(1/4) :2006/09/05(火) 04:17:47 ID:4mmH703v
「汝ラグナは妻ロゼッタのことを、病める時も健やかなる時も、死が二人を分かつその日まで愛し続けていくことを誓いますか?」

 身震いしてしまいそうなほどにシンと静まった空気の中、唯一声を発するホワイト神父の声はその場に居る誰の耳にもよく通って聞こえた。
 ここはカルディアの町にある教会。今日はそこで一組の男女の結婚式が執り行われていた。
 結婚式というその男女の晴れ晴れしい門出をお天道様も祝福してくれているのか、天気は雲一つない快晴。教会のステンドグラスを通して射し込む光はその場に居る人々の目に眩しくも色鮮やかに映っていた。
 そしてその光の中心に居るのが、本日の主役たる男女――ラグナとロゼッタである。二人が身にまとった純白の衣装が光を反射して、二人の姿を一層に引き立てているようにも見えた。
 しかし、その輝きにも負けない表情でラグナは口を開いた。
「……誓います」
 ホワイト神父の言葉を自分の中で何度も反芻させながら、その言葉の一文字一文字に思いを込めて紡ぎ出す。
 その言葉に深く頷いたホワイト神父は視線をラグナから隣に立つロゼッタへと向け直し、再び同じことを彼女にも訊ねた。
「汝ロゼッタは夫ラグナのことを、病める時も健やかなる時も、死が二人を分かつその日まで愛し続けていくことを誓いますか?」
 純白のウェディングドレスに身を包んだロゼッタの表情はヴェール越しのせいか、ホワイト神父ですらはっきりとした表情は窺い知れない。しかしそれでも、ロゼッタの言葉にはラグナ同様に強い意志の内包が感じ取れた。
「誓います」
「よろしい。それでは、誓いの口付けを」
 その言葉を合図に二人は同時に互いの顔を向き合わせる。
「ロゼッタさん……」
 ラグナは目の前の愛しき人の名を口にしながら、ロゼッタの顔を覆うヴェールをゆっくりと捲り上げる。するとその下からは陶磁のように白く滑らかな肌、そして薄い金色の髪が現れ、ラグナの目を奪った。
 綺麗だ……そんな言葉が意図することなく出てきそうなのに、上手く唇が動いてくれない。
「何故?」……そんな思いがラグナの心を錯綜する。その中にぼんやりと浮かび上がるのは自分の中の得体の知れない『不安』。
 自分自身が誰なのか、過去の記憶が無い、何処の馬の骨ともしれない……自分のことすら何も分からない自分が、自分でない誰かを幸せにすることが果たして本当にできるのか……そんな『不安』。
 それが今この瞬間になって自分の心の表層に現れてしまったのだ。そして、ヴェールを掴むその手を止めてしまっていた。
「……ラグナ?」
 その姿を見たロゼッタの表情にも『不安』の陰がよぎる。
 当然である。こんなときにこんなところで相手の男性に戸惑われて不安にならない女性はいない。普段から気の強いロゼッタとてそれは例外ではなかった。
 いや、むしろ自分に正直である彼女だからこそ、それを余計に不安に思ってしまったのかもしれない。
「……ぁ」
 ラグナはロゼッタのその今にも泣いてしまいそうな表情を目にして、ようやく自分の行為、強いては自分の心の愚かさに気づく。
 自分は彼女のことを守ると……そう約束した。そして、ロゼッタもそう言うラグナのことを想い、信じてくれた。ならば、それで……それだけでいいではないか。自分が想い、自分を想ってくれるのならば、それで。
 だからこそラグナはその言葉を『誓い』として、もう一度彼女に約束するのだった。
「キミは僕が守るから。これからずっと……」
「ラグナぁ……」
 ロゼッタの瞳に浮かんだ涙をこぼさないようにと、ラグナは指で彼女の顎をクイと持ち上げる。そして頭一つ分ほど背丈の小さな彼女の顔に自分の顔を覆い被せるようにそっと……口付けをした。

704 ラグナとロゼッタと初めての夜・前編(2/4) :2006/09/05(火) 04:20:54 ID:4mmH703v
「はぁ〜、疲れたぁ。皆、今日の主役が誰なのか忘れてたんじゃないかしら」
 教会での結婚式の後は酒場を営むセバスチャンの店に場所を移して、披露宴。
 とは言っても、町の皆での食っては飲んでのお祭り騒ぎで披露宴というのとは少しかけ離れていたような気がしないでもなく、ロゼッタがそんな愚痴をこぼしてしまうのも無理はなかった。
「まぁ、いいじゃないですか。皆が楽しかったなら。僕も楽しかったし……、ロゼッタさんは楽しくなかったですか?」
「そ、それは……まぁ、楽しくない……なんてことはなかったけど」
 そんな肯定とも否定とも取りがたい言葉をこぼしながら、ロゼッタは疲れた身体をまるでベッドの引力に引かれるように横たえ、その表情を隠すように枕の上に顔を沈めた。
「大丈夫ですか?」
「ん〜? 平気……、ちょっとだけ疲れただけだから」
 そう言いながらも、ロゼッタの頭はジリジリと枕に深く沈んでいき、今にも寝てしまいそうな様子がありありと見て取れた。そんな彼女の姿を見て、ラグナは得も言えぬため息をつく。
 いくら記憶を失っているからとは言え、新婚の二人が……しかも初夜というのがどのようなものなのか、知らないわけでもない。
 それに、先程の披露宴では海の家を営むサラや宿屋のアン、養鶏場のノイマンなどから嫌というほどに夜の手ほどきを聞かされたばかりなので余計に……。
 しかしだからとて、ラグナは自分からソレを強いるようなことはしたくはなかった。
 彼女のことを守ると再度決意したばかりだし、ロゼッタの父親であるジェフからも彼女のことを任されたばかりでもある。ロゼッタのことを大切に思うが故、自分勝手、自分本位なことは絶対にはしたくはなかった。
「それじゃあ、今日はもう……寝ましょうか? 明日からまた新しい一週間の始まりですし」
 そう。結婚したと言っても、やるべきことに変わりはない。朝から牧場に出て畑を耕して、作物を収穫する。そしてそれを出荷したり、料理を作ったり……。その変わらない仕事こそが自分を支え、何よりもロゼッタのことを支えるのだから。
「ぅ……ん。それじゃあ、おやすみ……ラ……グ……」
 言葉が今まさに消えうせようとした、その次の瞬間。ロゼッタはまるで寝耳に水のような勢いで潜り込もうとしたベッドから跳ね起きた。
「あ゛っ! あ、あの……えっと、今の嘘、冗談。ま、まだ全然疲れてないし、眠くもないのよ? ホントよ?」
 何かに急かされているような、そんな慌てた様子で念を押してくるロゼッタ。手を目の前でパタパタと交差させながら真っ赤な表情の彼女はとても愛らしい。
「ちょ、ちょっとね……じらしてみただけよあんな風にしたらラグナはどんな反応するかなぁってそしたらラグナったらもう寝ようだもん驚くのを通り過ぎて呆れちゃったわよ町の皆もそうだけどラグナも今日がどういう日か分かってないんじゃないの」
「…………」
 驚くのを通り過ぎて呆れた……という言葉は今まさに自分が言いたいことなんだけど、とラグナは心の中で呟いた。
 そして、いつもしっかりしていて落ち着いているロゼッタでも息もつけないほどに取り乱すこともあるのだなぁ、と未だ知らない彼女の一面に感心すら覚えもした。
「な、なによ? 何かおかしい?」
「いえ、別に。ただロゼッタさんはやっぱり可愛いなって思って」
「〜〜〜〜っ!?」
 すると、彼女の白い肌がまるでトマトのように真っ赤に染め上がる。それも耳や首筋まで。
「うぅ〜」
「どうしました?」
「ラグナだけなんか……ずるい」
「ずるい?」
 ロゼッタからいきなり飛び出たその言葉にラグナは首を傾げる。
「だって、私が……その……こういうコト初めて……だからって、ラグナったらなんかすごく落ち着いてたりしてて……さ」
「――――」
 その意見はあまりにも的外れなものだった。先程は何とか理性で抑えつけることができたが、その実、ラグナの心臓は幾度となく爆発しそうになっていた。
 だって、そうだろう。新婚初夜に愛しい女性がベッドの上で少し着衣が乱れた格好で横たわっているのだから。健全な男性であれば落ち着いていられようはずがない。
 それにロゼッタはこういうことが「初めて」と言ったが、ラグナにとってもそれは同様だった。まさかこのカルディアに来る前……つまり記憶を失くす前からそういう経験があったとはちょっと考えにくい。



705 ラグナとロゼッタと初めての夜・前編(3/4) :2006/09/05(火) 04:22:32 ID:4mmH703v
「確かに落ち着こうとはしていますよ、懸命にね。ただ、それは自然なものではなく意図的なものです。それに僕だってこういうコトは初めてですよ」
「わ、わからないじゃない。もしかしたら……」
「信じられませんか?」
「うぅ……、それは、信じてるけど……さ。でも、なんか癪じゃない。ラグナだけ平然としてるのに、あたしだけこんな風にドキドキしてるのって」
「それは誤解です。なんなら、触ってみますか?」
 ラグナはロゼッタの返事を聞くよりも早く彼女の手を取って自分の胸に当てる。
 ドクン、ドクン、ドクン――そのかなりの早鐘は、ロゼッタにだけでなく、彼女の手を掴んだラグナ自身にも伝わってくるほど。加えて、彼女の手を掴むその手にはじわりと汗の滲む感覚すら覚えるほどだった。
「……硬い」
「はい?」
 だというのに、ロゼッタの第一声はそんな突拍子で的外れなものだった。
「ラグナの胸ってすごく硬いね。体つきがいいのは服の上からでも見て分かってたけど、こんなに筋肉あったんだぁ」
「…………いえ、そうじゃなくて」
 そしてロゼッタはまたハッと気付き、慌ててラグナの手を振り払うように胸から手を離した。
「……」
「ホントに緊張してるんですね」
 ラグナはそんなロゼッタの様子がとても微笑ましく感じられた。普段ではほとんど見ることができないからこそ余計に。
「う、うるさいわね。しょうがないじゃない。あたしだって、こんな……」
「いえ、僕としても今はそっちの方がありがたかったりしますよ」
「どうして?」
「二人とも初心者ですからね。こういう場合はやはり、男である僕がリードしないとダメじゃないですか」
「…………」
 ラグナの目の前でもう何度目か忘れてしまったほどにロゼッタの表情が赤面する。
「もう……、ばか」
 そして、そんな風に言いはするものの、ロゼッタの表情はどこか嬉しそうだった。
 ロゼッタにとって、『頼れる存在』がいることはこの上なく嬉しいことだったのである。自分を生んでくれたときに母親を失くし、父親であるジェフが一人で彼女の面倒をずっと看続けてきた。
 その父親の存在は確かに『頼れる存在』ではあったのだが、ロゼッタにとって自分が生まれてきてしまったせいで母親を死なせ、父親に重荷をかけてきてしまったことを心の底ではずっと思い続けてきた。
 当然それを周りに出すことはしない。それこそ父親にすらも。そうして彼女は父親にも迷惑をかけまいと、少しきついくらいのしっかり者であり続けてきたのである。
 だからこそラグナの言葉には惹かれた。この際もうラグナに何もかも任せてみよう、甘えてみよう……そんな風に思えるほどに。
「じゃあ、どうしたら……いい」
「どうしたらって?」
「ムッ。だから、リードしてくれるんでしょ、ラグナが?」
「あ、あぁ。えっと、それじゃあ……そうだな」
 意外と素直なロゼッタの反応に半ば戸惑いつつ、頭を捻るラグナ。そして酒場での話を必死に思い返した。

「ラグナ。女ってやつはここぞというときの「男らしさ」に惹かれるもんだ。乱暴にしてはいけないが、少し強引なくらいにいった方がいい。
「何言ってんだい。女は非常にデリケートなの。まずは優しく……、そうね。軽く抱きしめてあげたり、頭を撫でてあげたり……そういったスキンシップから入った方がいいの。そんなんだからアンタはダメなんだよ……ねぇ、アン?」
「うぅん、そうねぇ。まぁ、どっちもどっちじゃない? 二人とも自分の願望が入ってるみたいだしね。それよりもまずは……」

「…………」
 こうやって思い返すと、単なる愚痴っぽいことを聞かされただけで実はあまり有益な情報は得られなかったのでは?という事実にため息をつきそうになりながらもそれを何とか押し隠し、ラグナはロゼッタの肩にそっと手をかけた。
「優しく……してね?」
「えぇ、分かっていますよ」
 そう言われた以上はあまり強引にはできないな――そう思ったラグナは、今回はサラに言われたように軽く抱きしめることにした。
「んっ」
 自分の胸に浅く頭を埋めるようにロゼッタを抱くと彼女の身体が微かな震えを帯びていることに気付く。ラグナが想像していたよりもずっと華奢だったその身体がそんな風に震えていると、まるで小動物を抱いているような錯覚にも陥る。
 それ故に、次は特に意識することもなく、ラグナはロゼッタの頭に手を乗せて、優しく髪を撫でていた。
「ぁ……」
 それでだいぶ安心したのか、ロゼッタは胸の中で安堵の息を漏らす。それが何故かものすごく艶かしく聞こえ、今度はラグナがその身を震わせた。そしてラグナのことを少しだけ積極的にさせた。



706 ラグナとロゼッタと初めての夜・前編(4/4+1) :2006/09/05(火) 04:28:30 ID:4mmH703v
「キス……してもいいですか?」
「え? あ……ぅ、うん。いいよ」
 ロゼッタの頭を少し起こし、キュッと目を瞑ったままの彼女の唇に自分の唇を重ねる。
「んっ、ぅ……ちゅ」
 一度触れては少し離し、そして再び重ねる。互いの唇を味わい確かめるかのようにその行為を何度も繰り返していく二人。教会でのキスが二人にとってのファーストキスだったというのがまるで嘘だったかのように。
「ぅ、んぅ」
 だがそのおかげか、少し強張っていたロゼッタの表情はどんどんと和らいでいき、いつしかロゼッタの方から唇を重ねようとするまでに至っていた。
「ふぁ……、ぁ」
 どれくらいの間そうしていただろうか。どちらともなく離れると、互いの表情を間近に見て妙な気恥ずかしさを感じて、少しだけはにかんだ。
「どう……でしたか?」
「うん、なんかすごくふわふわした感じ。それと……」
「それと?」
 そこで何故か不満そうな表情を浮かべるロゼッタ。
「やっぱりなんか……上手い」
「なっ!? そ、そんなことないですよ。だって、本当に初めてなんですから。それにさっきのはロゼッタさんも合わせてくれたから……」
「うん、分かってる。ちょっとからかったみただけ」
「う……」
 まるで今までの反撃とばかりの意地悪にラグナは言葉を失ってしまう。が、すぐに笑みをこぼした。何故なら、さっきまでのしおらしいロゼッタも可愛かったが、今みたいな明るいロゼッタの方がずっとらしくて、ずっと可愛らしく見えたから。
「あの……次は、どうすればいい?」
 それに調子付いたのか、それともまた戻ってしまったのか。どちらとも判断しにくくはあるものの、ロゼッタはすぐに次を要求してくる。
「次って……、そうですね。それじゃあ……」
「それじゃあ?」
 そこでラグナの口が開いたまま固まる。そこで、さっきの話の続きはなんだったっけ……と記憶を掘り返してみるのだが、何か明確な像を結んではくれない。だが、リードすると言った以上はこんなところでつまるわけにもいかず、咄嗟にこんなことを口走ってしまっていた。
「む、胸に……触ってもいいかな?」
「胸っ!?」
「……ぇ?」
 口にしてしまった後で、ラグナは自分の言ってしまったことの恐ろしさに気付く。そして、これはサラの話ではなく、ノイマンの話と混同していたことにも。
「…………」
 案の定、ロゼッタは無言。またフルフルと身体が震えて見えるのは、怒っているからだろうか。しかし、それをフォローしようにもその術をラグナは知らない。故にその結末をただ天に祈るばかりだったのだが、意外なことにも……。



707 ラグナとロゼッタと初めての夜・前編(5/5) :2006/09/05(火) 04:30:15 ID:4mmH703v
「い、いいわよ。ラグナが……その、そんなに触りたいって言うなら」
「いいんですか、ホントに?」
「だからそう言ってるじゃない。でも、男の人ってなんで胸なんかが好きなんだろ? そう言えば、リュードもどこか目つきがいやらしかった気がするし」
 リュードという名前にラグナは少しだけ顔をしかめる。披露宴会場でも散々愚痴を聞かされたが、実はこのリュードもロゼッタのことが好きだったのである。
 だから、そのリュードが今や自分の妻となったロゼッタの胸を見ていたということに不快感を隠しきれなかったのだが、でもリュードの気持ちも分からなくはなかった。
「それはまぁ、男であるが故……と言ってしまえばそれまでなんですが、やっぱりそれは相手が好きな女性だから、だと思いますよ」
「……はぁ。どうしてラグナってそういう歯が浮くような台詞を平然と言えるんだろ?」
「ミストさんにもよく言われました」
「むっ」
 しかし苦笑しながら『その名前』を出した途端、ロゼッタの表情がこれまでにないほどのしかめ面に変わった。そして、両端からその忌々しい頬を引っ張った。
「このデリカシーなし。こんなときに他の女の子の……それもよりにもよって、ミストの名前を出すなんて」
「なっ!? 僕は別にそんなつもりは……。ただ事実を言っただけで」
「もう! そういうことを言うところがデリカシーなしって言うの。こうなったら……」
 こうなったらどうしようと言うのか、ロゼッタはベッドから立ち上がってみせる。そしてラグナのことを見下ろすように立つ彼女は、突然自分の服に手をかけて、あろうことか脱ぎ始めたのである。
「ぁ……ぅ……」
 あまりにも突飛すぎたせいか、それともその姿に魅了させてしまったせいか、ラグナの視線はロゼッタから全く外れようとはしない。
「ラグナはこれからはもうあたしの……あたしだけのものなんだから」
「ロゼッタ……さん」
 何が彼女のことをそうまで掻き立てるのか……ラグナはそれを知る由もなければ、今特別にそれを知りたいとは思わなかった。脳裏に焼きつくのは唯一つ、初めて見るロゼッタのその美しくも可憐な肢体だけだった。



<おまけ挿絵>
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060905042535.jpg



708 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 04:38:11 ID:0k2yQss9
神ktkr!!
続き待ってます!!wktk

709 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 04:56:30 ID:W/GLHQvp
>>703
俺の股間がぐんぐんグリーンってレスしようと思ったが寒いので心の中にしまっておく


にしてもロゼッタかわいいよロゼッタ

710 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 05:46:09 ID:ECs9qImo
いまだかつてないスレの盛況ぶりのヨカーン

711 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 16:15:30 ID:bZcK1j+8
やっべ、なんか久しぶりに超絶wktk
ロゼッタが異常に可愛い。

712 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 19:02:01 ID:S29BODV2
>>703
SSも挿絵もGJすぎ!
後編に期待してます。

713 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 19:21:19 ID:kZqpzUgk
>>703
その挿絵の中の人、俺の知り合いな気がしてきた。
三枝さんはもう描かないんですかねぇ。

714 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 19:32:11 ID:kZqpzUgk
よくよく考えると、そういや物書きもやってた記憶が………
そうですか、ロゼッタに転びましたか。

715 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 21:00:41 ID:hSzAvxMi
結婚カワイイの続編の投下は無いのかな?
改編物だったけど、投下されないのは作者じゃないからなのかのぅ

716 怖いよミストさん(1/8) :2006/09/05(火) 22:10:02 ID:CV0keSsz
 深夜、ラグナは自室のダブルベッドに腰掛け、手の中にある指輪をじっと見つめていた。
「いよいよ、来週か…」
 万感の思いをこめて、そっと呟く。あと数度夜が明ければ、待ちに待ったあの娘との結婚式がやってくる。
 期待、興奮、不安……様々な感情が胸に渦巻いて眠ることなんて出来ない。結婚式はまだ先だっていうのに。
「あの娘は、今なにをしてるのかな……」
 もう眠ってしまったのだろうか? それとも、ラグナ同様眠れないでいるのだろうか? ラグナはなんとなく後者であるような気がした。
 そして、愛しい娘のことを思えば思うほど、ラグナの睡魔は遠ざかっていってしまう。

「眠れないようですねラグナさん」
 不意に、背後からかけられる声。
「なぁッ!?」
 驚きのあまり、ラグナはベッドから転げるようにして振り返る。すると、そこには見慣れた少女の姿があった。
「み、ミストさん!?」
「はい、こんばんわラグナさん」
 それは、ラグナにとっては様々な意味で忘れたくても忘れることのできない少女…ミストであった。
「な、なんでここに!? っていうか、いつからそこに!?」
「最初の質問の答えは、眠れないので遊びに来たのです。二つ目の答えは、ラグナさんがベッドに腰掛けてため息を吐いたあたりから」
「最初っからじゃないですかっ!」
 全く気付かなかった自分の不覚を責めるべきか、それとも気配を完全に絶っていたミストを誉めるべきか、ラグナには分からなかった。
「まあまあ、座ってください」
 しかしミストはそんなラグナの困惑を気にする風もなく、当然のようにダブルベッドの淵に腰掛けるとラグナを隣に座るように促す。
 その仕草から、迷宮で培ったラグナの剣士としてのカンがなにやら剣呑な気配を察していたが、かといって断れば何をされるか分かったものではない。僅かな怯えを感じながら、ラグナはそっと腰を下ろす。
 それを見て、ミストの口元が艶やかな笑みに歪んだ。


717 怖いよミストさん(2/8) :2006/09/05(火) 22:11:39 ID:CV0keSsz
「久しぶりですねラグナさん、二人っきりで会うのはこの前の冬以来ですかね?」
「そ、そうかな……」
「ところで、いよいよ結婚されるそうですねラグナさん」
「う、うん……」
 ミストに返事をしながらも、ラグナの気持ちはひどく騒いでいた。いや、心だけでなく心臓も早鐘を打ち続け、座っているだけで額に汗も浮かんでくる。
(……蛇に睨まれた蛙)
 ふと、そんな言葉が脳裏を過ぎり、ラグナをぞっとさせた。
 そんなラグナの胸中を知ってか知らずか、ミストは俯きながら呟く。
「正直言って、悲しいです私……ラグナさんが、他の女性と結婚してしまうなんて……」
 心底悲しげな声と共に、そっとミストの手が伸びる。そして、白い指先が座ったラグナの太ももに触れた。
 その瞬間、ラグナは手を払いのけるようにして立ち上がっていた。その動きに込められた拒絶の意思にミストは呆然とし、ラグナはミストを直視できずに俯く。
 心がくじけそうになる。でも、ラグナには言わなければならないことがあった。一人の男として。だから、あの娘にプロポーズした時よりもなお勇気を振り絞って、その言葉を告げた。
「もう……終わりにしようよ。こんな関係は、普通じゃない……」
「え……?」
「僕には、本当に好きな人がいる。大切な人がいるんだ。その人のためにも、君とこんな関係を続けるわけにはいかないんだ!」
 気がつけば、ラグナは叫んでいた。心の底からの吐露。『言えた』という安堵と、『言ってしまった』という悔恨が胸を締め付ける。そして、絶縁の言葉を叩きつけられたミストは顔を俯かせる。
 く、ふ……

 表情の見えないミストから漏れ出す呼気。
(泣くかな……)
 ラグナは、そう思った。だが、それは甘かった。
 ふ、ふふふふふ……

 漏れ出したのは『笑い』だった。

718 怖いよミストさん(3/8) :2006/09/05(火) 22:12:38 ID:CV0keSsz
「うふふふふふ……冗談きついですね、ラグナさん」
 俯いたまま、ミストは笑う。その姿に慄然としながらも、ラグナは必死に言葉を探す。
「じょ、冗談なんかじゃない! ぼ、僕には、本当に……うぐ!?」
 言葉は途中で飲み込まれた。いや、飲み込まされた。
 避ける暇を与えずに、ミストの唇がラグナの唇を覆ったのだ。しかも覆うのみならず唇の間をねじ割るようにしてミストの舌が侵入し、歯の一つ一つを確かめるように、ラグナの舌を絡めとるように、ラグナの口の全てを犯し尽くすように、ミストの舌は蠢く。
 その淫らな動き……この半年ばかりの間ラグナをずっと虜としてきたその動きが、条件反射的にラグナの官能を呼び覚ます。
 股間に熱い強張りを感じて、ラグナは泣きたくなった。

 「……ふ……はぁ……ちゅる……ん……」
 熱に浮かされたような貪りに飽いたのか、ミストはようやくラグナの口を解放した。同時に、ラグナはベッドの上へと力無く座り込む。
 その様を見下ろし、ミストは嬉しそうに言った。
「ほら、今も私がキスしただけでこんなになってしまうのに、今更『終わりにしたい』なんて、本気で思ってるわけないでしょう?」
 ラグナは否定の言葉を吐こうとした。しかし、体は動かない。今の深いキスの時に、ミストが何か薬を飲ませたのか、それともただ単にラグナの中の『スイッチ』が入ってしまったのか。
 ラグナの無抵抗さをあざけるように、ミストは手馴れた様子でラグナのズボンを脱がし、股間の怒張を外気に曝した。僅かに包皮を被りながらも、その性器はびんと大きくそそり返り、殆どラグナの顔面の方を向いている。
「はぁ……3ヶ月ぶりです、ラグナさんのお○んちん……ちょっと皮かむりですけど、本当に大きくて立派です……」
 ちろり、と舌なめずりをしながら、ミストはラグナ自身に手を伸ばす。まずは情欲に昂ぶって火傷しそうな温度を愉しむように手を動かす。
「ひ……う……や、やめて……」
 ラグナは力なく、それでも必死に抵抗しようとする。だが、ミストの応えはにべもない。
「嘘ばっかり」
 唐突に、ミストの手がラグナの性器を握り締めた。あまりに衝撃的、苦痛とさえ言える感覚。しかしラグナは悲鳴めいた嬌声と共に、射精していた。


719 怖いよミストさん(4/8) :2006/09/05(火) 22:14:50 ID:CV0keSsz
 深夜の部屋中に、精液の臭いが漂う。ラグナの白濁液はミストの手や顔のみならず、ラグナの顔にまで飛んでいた。
「ほら、こんな風に乱暴にされるのが好きなくせに。嘘はいけませんよ、ラグナさん」
 勝ち誇るミスト。ラグナは、羞恥と絶望のあまりに死にたいとさえ思った。

 ……もともとの切欠が何だったのか。
 青い性欲を持て余したラグナが無防備で美しいミストを犯したのか。あるいは、淫らな肉欲に猛るミストが無垢なラグナを誘ったのか。もはや、判然としない。
 その後、二人の間には性交渉だけで心理的な愛情は表向き存在しない、そんな関係が培われた。お互いの若い肉欲をぶつけるだけの、ある意味理想的な関係だとラグナは思っていた。しかしそれも、二人が其々の内なる嗜好に気付いた時に変化した。
 嗜虐の喜びに耽るミストと、被虐の愉悦に震えるラグナ。おそらくは、元々両者が兼ね備えていた性質なのだろう。それが、絶好のパートナーを得ることで開花したのだ。それは、そのまま続けばさらに理想的な関係になっただろう。
 しかし、ラグナは恐怖を覚えた。自分を責め抜く時のミストの表情と、堕ちて行く快楽に悶える自分自身、その両者の異常性に。だからこそラグナはミストから離れ、仕事に没頭するようになった。
 二人距離を置けば、頭も冷える。あんな異常な関係に気付いて、自然と終わりを迎えることが出来る、そう考えたのだ。
 実際この3ヶ月ほどミストとは距離を置き、特に何事も無かった。だからこそラグナはミストとの関係は全ては終わったと考え、新たな恋を叶えることも出来たのだが……

「うふふ、久々のラグナさんの味……濃いですね……ぷりぷりでしてて、最高です……」
 ミストは嬉しそうに手について精液をすすり、味わう。
「あら、お顔にもついちゃってますね……綺麗にしてあげます」
 舌をラグナの頬や鼻先を這わせ、舐めとる。その動きは、先ほどのキスよりもなお淫ら。まるで別の生き物のようにラグナの顔に唾液の痕を残していく。
「こっちも綺麗にしましょうか……」
 次なる狙いをいまだ赤黒く張り詰めたラグナの性器に定め、ミストの目が猫のように細まった。

720 怖いよミストさん(5/8) :2006/09/05(火) 22:15:20 ID:CV0keSsz
 それから与えられたのは、ラグナの快楽のためでなく、ただミストが味わい尽くすための口淫であった。
「はむ、むちゅ……じゅぷ……ちゅぷ……」
 執拗に唾液をまぶし、余った皮の間の汚れさえも舐め取ってゆく。更には鈴口を吸い上げて内側に猛る肉液を飲み干そうとする。ラグナにとって、もうミストの舌と自分の性器の境界線も分からない。ただ、快感の波だけが針のように腰に突き立つ。
「ひ……ぐぅ……ひぃや、や、やだ、やめっ……つっ!」
 そしてラグナは、最初の絶頂から数えて5度目の絶頂を迎えた。溢れ出す精液の量に、然程衰えは見られない。だがその全てを、ミストは喉を鳴らして啜り飲む。
「ぷはぅ……この量、私から離れていた3ヶ月間ずっと溜めていたんですね? そんなに、私とのえっちが忘れられなかったんですか?」
 意地悪げに問うミストだが、ラグナはまともに応じることが出来ない。
「あ……ち、が……」
 絶え間ない絶頂に曝され、ラグナの心は壊れかけていた。もはや快楽と苦痛とを区別することも出来ない。
「あらラグナさん、お疲れですか? 前は私を一晩中犯し抜いても、まだまだ元気だったのに」
 自身はまったく疲れた様子を見せず、ミストは笑っている。その笑顔を、ラグナは心底
怖いと感じていた。しかし、逃れることなどできるはずも無い。

「……そろそろこちらもお疲れのようですし、本番にしましょうか」
 赤紫色しはじめたラグナの性器を握りながら、既に全裸となっていたミストは自身の股間に指を這わす。
「ん……はう……」
 ちゅぷ、と湿った音がミストの股間から溢れる。絶え間ない口淫と精液の味わいだけで、既にミストの女性器には蜜が溢れている。その淫らな蜜を十分纏わりつかせた指を、ミストはラグナの菊座に挿入した。

721 怖いよミストさん(6/8) :2006/09/05(火) 22:17:04 ID:CV0keSsz
「そ、そこはっ……ひぎぅっ!」
「あははは、すごい声ですよラグナさん」
 声も出せず衝撃に耐えるラグナに、ミストは囁く。
「痛いですか? きついですか? でも、ラグナさんだって私の初めてをあれだけ乱暴に破ったんだから、おあいこです」
 うねうねと、ミストの指がラグナの直腸に触れる。
「は……やっ! だ、だめっ!」
 その動きに呼応して、生気を失いかけていたラグナの陽物が再び天を衝く。
「おとこのこがここを弄られるとすぐ元気になるって、本当だったんですねぇ。それとも、いじめられるのが大好きなラグナさんだからこそ、ですか?」
 心底嬉しそうに呟くと、ミストは仰向けのラグナを跨いだ。そして膝立ちの状態で、ラグナに見せ付けるように自分の手で性器を割り開いた。
「ほら、よく見てくださいラグナさん。今から、ここでラグナさんを咥えてしまいます。この奥に、たっぷり出してくださいね……」
 ラグナは霞む視界の中、白く泡だつ愛液に塗れる紅色の肉壺を見た。そしてラグナの静止の言葉を待つまでもなく、ミストは腰を下ろした。


722 怖いよミストさん(7/8) :2006/09/05(火) 22:18:07 ID:CV0keSsz
「ん……あう……!」
「ぐ……!」
 深く繋がる。先ほどの口淫など比べ物にならないほどの快楽。膣壁のひだが、絡みつくように刺激してくる。あれだけ達し続けていなかったら、ラグナは数秒と持たずに精を放っていただろう。
「深い……これ! これが…あ、ああ、あん! これが欲しかったんです、ひゃう!」
 ミストは恥骨を叩きつけるように腰を振る。乱れる髪に、汗の飛沫が混じる。その右手は乳房を愛撫し、左手は股間の淫核をこね回している。
「だ、だめ、気持ちよすぎて……い、いっちゃいますぅ! 3ヶ月ぶりだから、ラグナさんの、あん……お、お○んちん!」
 腰の動きが加速する。身動きの取れないラグナは、ただ快楽の波に翻弄されるだけ。
「い、いっぱい出して下さい、溢れるくらい! 子宮の奥に、出して、出して! 孕ませて!」
 朦朧とする意識の中、ミストの言葉にラグナは危機感を覚えた。しかしミストの指が再び菊座を抉った瞬間、その危機感は生涯感じたことの無いほどの絶頂感によって消し飛んでいた。
「くあっっ!!」
「ひ、ひぐぅぅぅっ!!」
 同時に絶頂を向かえた二人。ラグナは意識を失い、ミストは力なくラグナの胸板へと倒れ伏した。


723 怖いよミストさん(8/8) :2006/09/05(火) 22:19:12 ID:CV0keSsz
「うふふ……」
 笑みを浮かべてミストはラグナの胸板を右手で弄ぶ。筋肉の弾力に酔いしれ、軽く勃った乳首をいじる。そして左手は自らの腹部を、いまだラグナの男性器を受け入れたままの部分を撫ぜる。
「これで、きっとうまくいくわよね……」
 この3ヶ月、いやそれ以前からミストは計画を練り続けてきた。ラグナを自分の下に留めるための、ラグナという愛玩動物を未来永劫飼育するための計画を。
 どんな障害があろうとも、そうたとえラグナの結婚相手が現れてもモノともしない、完全無欠の鎖と首輪で絡めとるのだ。

 一つ目の鎖は快楽。一目見た時から気付いていたラグナの類稀なる被虐趣味、これを開花させ、その快楽の愉悦を魂の奥にまで刷り込むのだ。3ヶ月の間離れていたのも、その距離が再び快楽と出会った時の衝撃を増加させるための策略だ。
 そしてもう一つの首輪は……
 ミストはいとおしげに腹部にあてた手を撫でさする。
「……来年の春には会えるかしら、私たちの赤ちゃん……」
 三ヶ月間、体調管理と月齢管理は万全だ。計算し尽くした今日という日と、エドの病院から盗み出した妊娠薬、それにイヴァンから取り寄せた排卵促進剤。これだけ条件が揃えば結果は確定されたも同然。
 もし受胎しなかったところで、お腹の子の存在を示唆すれば責任感の強いラグナのこと、どうなるかは自明の理だ。
 心底嬉しそうに、だが見るものが見ればどこか怖いとさえ思える笑みを浮かべ、ミストはラグナの耳元で囁く。

「これからずっと愛してあげますね……あ・な・た」


724 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:21:06 ID:CV0keSsz
……ミストにいじめられるMラグナを書くつもりだった。
なんかもうイロイロと駄目駄目なんで、修行して出直してきます。

725 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:22:47 ID:I14BjdO5
>>724
いやいや。超GJ!

726 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:24:07 ID:S7NrqkxB
GJ…。
ミストさん怖いよ。ケツの穴にツララをぶち込まれた気分だ。

727 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:24:40 ID:Yzw+R55B
GJ!ラグナ受けというのもオツなものだな。

728 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:25:31 ID:BFR4e/R4
うは…エロこえー
God Job!

729 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:25:32 ID:hSzAvxMi
恐いよー・゚・(ノД`)・゚・。GJ!!!!
もっとミストに責めて欲しいな。細かい描写で、ねっとりと

730 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:29:28 ID:bZcK1j+8
やばい、これはやばいぞwww
でも、黒ミストがスゲー普通に見えるwww
次回作期待。

731 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:32:07 ID:x4RsrDem
GJ!!
牧物のエロパロでこんな黒いのが読めるとはwww


732 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:35:29 ID:xgHCjlb9
>>724
    _,,,,._                、-r    r--,      、-r
   ,.','" ̄',〈... _,,,_   _,,,_   _,,,,,| |     ~`l |  _,,,_   | |,,,,,_
  { {   ,___ ,'r⌒!゙! ,'r⌒!゙! ,.'r⌒| l      .| | ,'r⌒!゙! ..| |⌒','i
  ゝヽ、 ~]| ,i i  i l i l  i i .i i  .i .i      .| | i i  i l  .| i  .i |
   `ー-‐'"  ゞ_,.'ノ ゞ_,.'ノ ゞ__,.',、'ュ    ..l l  ゞ_,.'ノ.. .L、-_,'ノ
                        (~'-'ノ

733 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:37:11 ID:r0/nsipT
GJ!やはりラグナは受けで生きるなwww


734 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:40:11 ID:zYYPGuO2
GJ!
だがしかし、しかしだが嫁がフィルだったらと思うと・・・・・
ロゼッタでも同じことになりそうだな

735 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 22:42:34 ID:I14BjdO5
ここでラピラピ様が登場すると(r

736 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 23:09:09 ID:KRTFttin
プロポーズ相手はフィルと予想
そして鮮血の結末・・・

737 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 23:13:25 ID:hSzAvxMi
フィルに露見してしばらくしたらミスト様が出荷されるんですね?

738 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 23:14:51 ID:I14BjdO5
>>737
逆だと思ふ。ただ、のこぎりで切られるミスト様も(r

739 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 23:18:25 ID:QQMlWZSW
切られてもその辺りから生えてきそうだから怖い

740 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 23:26:21 ID:KRTFttin
フィルを使ってルンファク版の鮮血の結末を書きたくなったが
嫌がる人がいるだろうし、俺には文才がないからな('A`)

741 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 23:26:55 ID:I14BjdO5
>>740
がんばれ。俺は待っているぞ。

742 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 23:31:34 ID:zYYPGuO2
>>740
殺されるのは勿論カブ様だよな?

743 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 23:33:32 ID:qNgVTUOH
>>742
何故かラグナが殺されそうな予感がしてきたぞw

744 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 23:33:45 ID:KRTFttin
>>741
何時になるかわからないが、頑張って書いてみる。
今月中には出せるようにしたい。
>>742
カブ様は、殺しても死なないような気がするが・・・

745 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 23:38:15 ID:I14BjdO5
>>744
OK。パンツ脱いで正座して待ってるわ。

746 名無しさん@ピンキー :2006/09/05(火) 23:56:26 ID:X+UMdDvQ
聖夜祭の夜、きれいな体でラグナきゅんとおしゃべりしたいと思い、ギガントの湯に集う女たち


裸の9人+3人が忍法、CQC、魔法、財力、毒ガス、権力、エルフの秘術、カブで使い淫らで低レベルな戦いを繰り広げる






一方ラグナは寝袋を使った

747 名無しさん@ピンキー :2006/09/06(水) 00:01:19 ID:KRTFttin
カブ役にたたねぇwww
毒ガス使うのは誰だ?

748 名無しさん@ピンキー :2006/09/06(水) 00:04:23 ID:RIry1qC0
監禁看護師か

749 名無しさん@ピンキー :2006/09/06(水) 00:51:07 ID:NUbKfqJi
ミザリーだっけか…

750 名無しさん@ピンキー :2006/09/06(水) 04:50:34 ID:PqbaG/LM
あの映画おっかねぇよな。
人生で一番最初に怖いと思った映画だぜ。

751 名無しさん@ピンキー :2006/09/06(水) 16:34:10 ID:7EYN333A
    γ´ ⌒ヽ  lヽ
     @!ノノノ ii〉 l)」
      ill!|| ゚ー゚ノ|!‖
      iく/ ∨ヽつ
    ((゙く/_lj〉))
       じフ


752 名無しさん@ピンキー :2006/09/06(水) 21:28:16 ID:EO4p/ygy
とりあえず頭の中で怖いよミスト様をハッピーエンドにしたらどうなるかやってる

職人様方、遅ればせながらGJ!

753 夕日と笑顔とパンチラと(1/3) :2006/09/06(水) 23:20:56 ID:WMStmK3+
季節は春、寒々しい冬はとうに過ぎ、やもすれば夏の足音さえ聞こえてきそうな時期である。
地平線へと帰っていく夕日に照らされ、ラグナは今日の出荷分を収穫箱へと詰め込んでいた。

「ふぅ、今日はたくさん採れたな」

春になってから二度目の収穫である。比較的成長の早いジャガイモやキュウリは二回目、
成長の遅いキャベツは今日が始めての出荷になる。そして、収穫箱に山と詰まれた野菜たちとは別に
家主のために畑の一角に専用スペースを作って栽培しているカブをせっせと引っこ抜いていると、

「あれ、今回はカブも出してくれるの?」

ミスト農場専属収穫物回収娘、ロゼッタが声をかけてきた。

「いえ、これはミストさんのところへ届ける分です。出荷するものはそこの箱のなかにありますよ」
「ふぅん、ま、そんなことだろうと思ったわよ。あの子のカブ狂いも困ったものね、そう思わない?」

さて、何と答えたものやら返答に窮していると、最初から答えを期待してなかったのか、ロゼッタは
とてとてと歩いて収穫箱を覗き込むと、

「うっわぁ、また今日はたくさん入ってるわね。これはちょっと持ち帰るの大変そうね」
「あ、よかったら手伝いますよ、今日の仕事はこれで終わりですし。いくらなんでも一人じゃ無理でしょう」
「そう思うんだったら少しはこっちのことも考えて欲しいけど……、まあ、うちとしては量が多い分には
 大いに助かるから別にいいわ。これからもたくさん作ってってよね」

やはり雑貨屋の娘としては店の品物が充実するのが嬉しいのだろうか、上機嫌で鼻歌を歌いながら一つ一つチェックを入れている。

「うん、上出来上出来。これなら安心して店に並べられるわ。やっぱ春はいいわよね。冬なんかそりゃもう寂しいものだったわ。
 よくて石ころ、なーんも入ってない日も多かったしね」

その石ころで家まで建ててしまった身としては色々言いたいことはあったのだが、ここで彼女を相手に採掘のなんたるかを
語ってもしょうがないのでいつものように、

「はい、今日採れたばかりのイチゴです。どうぞ召し上がってください」
「わぁ、ありがとう。ふふ、最近ここに来るのが楽しみになってきてねー。ほんと、いつも悪いわね」
「いえいえ、お世話になってるのはこちらのほうですし、喜んでもらうのが僕の楽しみにもなってますから」
「……あんたってさ、割と平気で歯の浮くようなセリフとか言えちゃうのね。よく誤解されたりしない?」
「うーん、誤解とかはされないですけど、以前ミストさんにも似たようなこと言われましたね」
「あたしに言わせりゃミストもあんたと同類よ。あんたたち二人の会話を聞いてるとなんだかこっちが緊張してくるわ」

いつの間にだべりモードへのスイッチが入ったのか、どちらかともなく路傍に腰掛けると、そのままとりとめのない
雑談が続いていった。西日と穏やかな風を受けながらしゃべり続けるロゼッタの姿を見つめていると、自然と気持ちが落ち着いてくる。
そんなロゼッタの服は昨日までとは違い、初夏を思わせる軽やかな色合い、どことなく涼しげなシルエットが
夕日をバックにした一枚の絵画のように映っていた。
そんな彼女をを見つめながら、やがて来る夏へと思いを走らせる、何でもないような一日はこのまま何でもなく終わるように思えた。

754 夕日と笑顔とパンチラと(2/3) :2006/09/06(水) 23:24:11 ID:WMStmK3+
ふっと、地面に視線を落とす。本当に何の気もなしに行った行為だったのだが、

見えてしまった。

いや、過去形ではない。「見えている」現在進行形である。そりゃもうはっきりくっきりと。立てた膝を抱えるように座っている
ロゼッタ。その脚のさらに奥。スカートの中がラグナの位置から丸見えである。白い。太腿も、下着も眩しいほどに白い。
反射的に目をそらし、ロゼッタの顔を見上げる。気付いてないのだろうか、彼女にしては珍しく雄弁に喋っている。
もう一度、さりげなく視線を下ろし、スカートの中を覗き込む。相変わらず、惜しげもなく、その御姿を晒し続けている。

さて、正直どうしたものだろう。見なきゃいいじゃん、というのは不採用である。男子たるものこの誘惑に勝つことは不可能である。
目を逸らしても次の瞬間、視線は下へと向いてしまっている。もしかしたら物理的な力が働いているのではないかとすら疑いたくなる
程の拘束力。秘密の花園に囚われてしまったラグナに抗う術はない。どうしたって無理なのである。視線はロゼッタのパンツに
釘付けである。

では、本人にこの事実を告げてみようか。……却下である。当の女性に向かって「パンツ見えてるよ」なんてのたまえる程ラグナは
強くなかった。というよりも、ラグナも健康な年頃の男子である。そういったものに興味を示さない方がおかしい。
どの道この後すぐ、雑貨屋マテリアルへと収穫物を運びに腰を上げるのである。ならばそれまでのわずかな間、神に与えられたこの
僥倖を堪能することにしよう。

脳内できわめてチキンな結論を出し終えると、ラグナはロゼッタの方を向いた。無論視線は斜め下へ、時々曖昧な相槌を打ちながら。
よく見てみると綺麗な脚だった。スラリと伸びて引き締まっているにも関わらず、女性的特有のやわらかいラインを失っていない。
そして透き通るような白い肌。その一番奥にある薄い布一枚隔てた先を想像して、思わず打ち消してしまう。
まさか頭の中を読まれるようなことはないと思うが、本人を目の前にしてその姿態を思い浮かべるのはどことなく背徳的な感情が
伴う。そっとロゼッタの顔を見上げると、「どうしたの?」とでもいいたげな顔をして再び喋り始める。


755 夕日と笑顔とパンチラと(3/3) :2006/09/06(水) 23:25:27 ID:WMStmK3+
そうしてどのくらい時間がたっただろうか。ロゼッタが急に黙り込む、どうかしたのかと思い、顔を見るとなんだか赤くなっている。
そしてその視線は自分の足元のあたりに固定されている。やばい。

「…………」
「…………」
「……見た?」
「……すいません」

この後すぐに訪れるであろう修羅場を想像して身構える。が、一向に何も起こらない。恐る恐る目を開くと、ロゼッタはどこか
不貞腐れたような表情で、

「なによ、幽霊でも見ちゃったような顔して」
「え、怒らないんですか……?」
「怒ってるわよ! ていうか何で言ってくれなかったのよ。パンツ丸出しでずっと喋ってたなんて恥さらしもいいとこだわ」
「いや、その、ほんとすいません」
「ま、気付かなかった私もどうかと思うけどさ。ちなみにいつから見てたの?」
「えー、三十分ほど前からですかね」
「ほとんど最初からじゃないの! あー、もう、こんなんだったらもっと可愛いのはいてこればよかったわ!」
「ということは、可愛いのはいてたら見てもよかったんですか?」
「…………っ!」

あ、これは地雷を踏んでしまったかも。来たるべき二度目の修羅場に向けて構える。が、一向に何も起こらない。恐る恐る目を
開くと、ロゼッタは先程よりさらに頬を染めながら、、

「……見たい?」
「……え、えーと?」
「だからっ、見たいかって聞いてるの!」
「はっ、すごく見たいです!」

物凄い剣幕に押されて、思わず答えてしまった。するとロゼッタはさっきまでとは打って変わって、どこかすっきりしたような
笑顔で、

「そう、じゃあ今夜ラグナの家でね。遅くなるかもしれないけどちゃんと寝ないで待ってるのよ」
「は?」
「あ、当然見るだけ見てはい、終わりじゃないからね。よかったわねー、あんたの家のダブルベッド、ようやく出番が
 回ってくるわよ。折角買ったのに毎晩一人で眠ってたんじゃ寂しいもんねー」
「え?」
「さ、行きましょ。運ぶの手伝ってくれるんでしょ? ふふ、今から待ち遠しいわねー。」
「はぁ……」

何が起こったのか頭の中で整理する前に、急にハイになったロゼッタに引っ張られ、雑貨屋マテリアルへと歩く。
スキップしながら鼻歌を奏でる彼女を見ながら、今更ながら自分はとんでもないことを言ってしまったのではないかと気付く。
だからと言って今から撤回なんて出来ないだろうし、もちろんそんな気はさらさらない。ただ、今は夜のことに思いを馳せる前に
夕日に染まった彼女の笑顔を、今日見たパンツと一緒に目に焼き付けておこうと思った。


(続きは未定)


756 名無しさん@ピンキー :2006/09/06(水) 23:27:22 ID:7EYN333A
>>755
GJ! なるほど。ロゼッタがきたと思ったらカブ神様がやってくるかもしくはベッドの下にいるというオチですね^^

757 名無しさん@ピンキー :2006/09/06(水) 23:30:22 ID:k0YVENJy
ロゼッタが一番まともなんだよねー、ヒロインの中じゃ。
つか、激しく可愛いです。

758 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 00:07:16 ID:Qt+J6vWF
>>755
はぁ〜 すごくいいね



カブが乱入しませんように・・・

759 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 00:28:20 ID:C79OtwwB
>>755
小さく、巧くまとまってるな。
ロゼッタの普通さは、普通すぎ。
しかし、それがいい。

黒ネタ含めても、ロゼッタが一番マシってあたり、ロゼッタの普通さが窺えるわなw
タバサも意外と普通ちゃんだが。

760 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 00:54:59 ID:1m9MgIFR
>>759
黒ネタ含めて相手にされないシャロンの事もたまには思い出してあげてください・・・

761 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 01:20:51 ID:AssOwfrN
夏の18日の夜のお祭り
チンポミルク大会
ヒロイン候補がみさくら語で夜な夜な迫ってくる
エロチックホラーな夜をご堪能ください


762 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 04:09:47 ID:7tZANQ9i
ロゼッタで1本書こうと思ったがロゼッタ率高いな…悩む。
妄想モード全開で文纏まらないしwwwwwwww

763 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 04:22:28 ID:WGlLr6IA
>>762
>ロゼッタ率高いな
いや、まだ分母が小さすぎてそう錯覚してるだけですから。
ご心配なさらずに、どうぞお書きください。

764 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 04:40:19 ID:pvjG/STE
>>762
カマーン( ゚∀゚)ノシ。
そして>>755
続け!っていうか続いて下さいお願いします。

765 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 05:02:52 ID:5s7kWXV7
>>762
バッチコーイ!

766 いとしいひと 1/? :2006/09/07(木) 06:41:59 ID:7tZANQ9i
春の月。
冬の間、長く雪に閉ざされるカルディアにもようやく春が訪れた。
家の前の畑にも、白い草や黒い草の代わりに色とりどりの草が生え始める。
貯水池の氷は跡形も無く消え去り、遠く見える山稜はその姿を緑色に変色させる。
雪と寒さから開放される、喜びの季節。
そして、畑を耕し日々の糧としているラグナにとってこれからが本番。

…別の意味で(収穫物にアレがあるので)大喜びな住人も居るけど。
「呼びましたか?」
…いいえ。


朝。
「ふわぁぁぁあ」
大きな欠伸をして、暖かくなった空気を肺一杯に送り込む。
ここ数日で大分暖かくなったことを身をもって感じる。
春眠暁を覚えず。春の日差しに眠気を誘われる。
本当はもうちょっと寝ていたいけど、今日から畑仕事再開しなくてはいけない。
(春野菜の種は有るし…備蓄が切れた牧草も育てなきゃな…ノイマンさんの所で買うと高くつくし…えーっと、アレとコレと…)

「………んん…あふ…んぅ………う…もう朝…?」
取り止めも無くこれからの予定を立てていると、我が家のもう一人の住人が目を覚ました。
ロゼッタ。
「おはようございます」
起きたと思ったらまた布団に潜って
「ん…んん…うぅ」
ベッドの中でもぞもぞと縮まってみたり伸びをしたりしている。
ひとしきりもがいた後、顔だけ布団から出して目を擦る。
「うん…おはよう…あふ………まだ眠いわ」
小さな欠伸を繰り返し、ようやく目が開いてきたようだ。

ロゼッタは冬の月初め、これから雪が積もろうかと言う頃にプロポーズし、受け入れて貰えた。
雪で参列が大変になるとの事で、町の人の配慮も有って善は急げと挙式した。
そして、自分の親も兄弟も分からない、記憶の戻らないまま僕には守るべき家族が出来た。

「もう大分暖かくなったわね… あ、今日から畑仕事再開なんでしょ?」
「ええ。僕にとってはこれからが本番です。洞窟に行けば年中何でも作れますけど、やっぱり畑で作った物と洞窟で作った物って違うんですよね」
陽の当らない洞窟内で作った物はやはり太陽を浴びて育った物には劣る。
同じ額で引き取っては貰えるけども、やっぱり美味しい方が作る側としても気合が入る。
何より狭い洞窟内では作れる量にも自ずと限界がある。

「頑張ってね、あ・な・た」
…何が何でも頑張らなきゃいけない気がした。

767 いとしいひと 2/? :2006/09/07(木) 06:42:53 ID:7tZANQ9i
指が悴む位冷たい雪解け水で顔を洗い、眠気を吹き飛ばす。
ロゼッタは冷たいのが苦手らしく「うわっ!冷たっ、うー…やっぱまだお湯混ぜなきゃダメね」なんて四苦八苦してるけど。

「はい、あなた、お弁当よ」
いつもと同じ焼きとうもろこし。
(いつも思うんだが、これってお弁当になるんだろうか…)

素朴な疑問は脳の片隅に追いやり、お弁当を受け取り農具を担ぎ、家を出ようと扉に手を掛ける。
「ん、ちょっと待って。なんだか顔色少し悪くない?」
「え? そうですか?」
(ちょっと疲れてる気もするけど…疲れてる理由は…やっぱりアレだよな…)
「あ、ちょっと昨日は夜更かしし過ぎましたね」
その遠まわしな一言で、昨晩の事を思い出したのかロゼッタは耳まで赤くなる。
「え…あ…ぅ…だってあなたが…ゴニョゴニョ」
今にも消え入りそうな声で、最後の方なんて何を言っているのか分からない。
「いやいや、ロゼッタも… ってうわっ」
これ以上無い位真っ赤な顔をしたロゼッタが、手当たり次第に物を投げつけてくる。

ヒュン ドスッ ビィィィン

…ちょ、ま、包丁は反則。
「うぅ…もうっ、知らないっ。さっさと畑でも何でも行ってきなさいっ!」
ちょっぴり命の危険を感じたので、(逃げるように)家を出る事にした。


雪の融けた畑は、冬の間一切手が入らなかったので荒れ放題である。
そこら中に雑草が生え、枝が散乱し、切り株が姿を現し、何処からともなく転がってきた岩石が一面に散らばる。
中には春の恵み、たけのこなんてのも生えていたりする。
これらを全て片付けない事には野菜を育てる事はできない。

まずは雑草と小石を畑の外に捨て、枝は木材として使うので一箇所に纏めておく。
次に少し大きな石をハンマーで砕き、切り株を斧で木材のサイズに細断する。
(何で最初から切り株なんだろう…そもそもの木は? …まぁいいか)
どうでもいい事を考えつつも作業は進行していく。
薬草になる物は採取籠へと入れ、たけのこもそのまま集荷して貰えるし、たけのこご飯も美味しいので採取籠へ。
そして纏めた枝を使いやすいサイズに斧で整形する。

(さて、岩を砕きますか)
これが一番の重労働だ。

ガキィィィィィン ガキィィィィン

力を貯め、気合一閃ハンマーを打ち下ろす。
一度で壊れなければ二度三度、同じようにハンマーを打ち下ろす。
「ふぅ…ふぅ…はぁ…はぁ…はぁ…」
息が切れる。
春になったばかりだというのに、額には汗が滲む。
ハンマーを打ち下ろす手が痺れる。
しかし、休む事無く作業を進めていく。

768 いとしいひと 3/? :2006/09/07(木) 06:43:59 ID:7tZANQ9i
陽が落ちる頃、荒れ放題だった畑がようやくその姿を現した。
後は耕して、野菜の種を蒔いて、水を与えれば良い。
(さて、終わりが見えてきたし一気にやってしまうか)
疲れたけど、出来ればちょっと無理をしたとしても今日中に水撒きまでやってしまいたい。

ザッ ザッ
鍬を取り出し、力一杯大地へと打ち込む。

「ふぅ…はぁ…はぁ…ていっ」
疲労がピークに達する。
あと少し、あと少しだと自分に言い聞かせ、作業を続行する。
力を込めて、鍬を振り下ろそうとした…が

ザッ…カラン

鍬は大地に打ち込まれる事なく手から零れ落ちる。
手から、次第に体全体の力が抜ける。

グラッ

(あ、あれ…?)
視界が歪む。
突然の眩暈。
(あ…ちょっと…無理…しす…ぎ…た…かな…)
体が言う事を聞かない。
畑の真ん中でへたり込む。
うつぶせに倒れこみ、最早指先を動かす事すら叶わない。
(………ああ………こんな所で寝たらロゼッタに怒ら…れるな………)
怒り顔の妻が脳裏に浮かび、まだひんやりとした春の夜の風を頬に感じながら、次第に意識は闇へと堕ちて行った。

<続かないと消化不良なので続く>

769 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 06:45:05 ID:7tZANQ9i
    /_ ‐- 、 ヽ  、ミ  レ- 、
  〈  ヽ \ j /ヽ∨∠_    ヽ    仕事帰りでこれが…
.   ヽ`ー三う ,ィ, ハ 'ニ, i |ヽ. i l   せい…いっぱい…
.     ト、ニ∠イ_:ヽ{ ::'''_:ノル'  i { 〉     です
     レ' : =;;三`テツy;ッzj' イ; } :}.{    
    l  j'  ::: : |「 ソ   ,ンノ ,〉   受け取って…
   ノ  {'   、_;;j' /__ (. ( r'     ください…
  ,.イー=ゝ、 fF==ァ′〜 )_ノ    伝わって………
  {、 ,.ヘ\{  ̄「/三ニ=('
  ヘミ \_> ` ー'rう'´ ー-、       ください……もう…寝ます………

770 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 07:07:56 ID:c6DG+MTd
花京院乙

771 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 08:03:31 ID:pvjG/STE
>>769
無茶しやがって…乙。
ゆっくり眠れ。そして続きを頼む。
wktkしながら待ってるぜ!

772 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 10:19:55 ID:YWZbTZqi
>>769
そしてあたしが出てくるわけですね^^

ともかく乙〜

773 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 20:30:51 ID:U4YUhxHy
>>769 つ 肉の芽

774 両手に花・種蒔編(1/3) :2006/09/07(木) 23:18:28 ID:Ez/JwEfO
「ラグナってさ、結局ここに住みつくことにしたの?」
「はい?」
「いや、はい? じゃなくってさ、いつの間にか増築までしちゃって、もうここに根を張ることにしたのかなって」

夏も終わりに近づき、秋を予感させるようなある雨の日、ラグナ邸のテーブルでは三人の男女がお茶を飲んでいた。
この家の主っぽいが実は単なる居候のラグナ、雨の日はラグナ邸で過ごす習慣でもついてしまったのか、家主であるミスト、
そしてこれまた収穫箱の回収ついでにラグナ邸でお茶を飲む習慣がついてしまったロゼッタである。
いつもはあまり長居することのないロゼッタであるが、窓を濡らす雨に気分が滅入っているのだろうか、すっかり腰を
落ち着けてしまっている。そんな状況の中、ロゼッタがふと漏らした疑問から話は膨らんでいった。

「あー、普通はそうなりますよね」
「なんでそんな他人事っぽいのよ、アンタのことでしょ。で、どうなのよ、ここにずっと住み続ける気?」
「どうなんでしょう、もとはといえばミストさんの家なんで、ずっと住み続けるもどうかと思ってまして」
「勝手に増築しといてよく言うわよ。なら、ミストはどう思ってるのよ?」
「私は別に構いませんよ。もともと誰も住んでいなかった家ですし、むしろラグナさんのような真面目な方に使っていただいた
 方がこの家にとってもいいでしょうから」

この町についてからはや半年、すっかり町の一員となったかのようなラグナであったが、その去就は未だに決めかねていた。
当初は記憶が戻るまで、と思っていたが、その記憶も一向に戻る気配もなく、逆にここでの新しい生活によってどんどん記憶が
上書きされている状態である。

「もう誰もアンタを余所者だなんて思ってないわよ。ミストもいいって言ってるんだし、早いとこ態度決めちゃいなさい」
「そうですよ、ラグナさんならきっと立派なアースマイトになれますよ。ロゼッタもそう思うよね?」

コレでもかと言わんばかりに詰め寄る二人の少女に対し、ラグナは曖昧な笑みを浮べたまま、

「いや、まあ、まだ時間はありますから、ゆっくり決めていこうと思ってますよ」
「そうね、記憶が戻るって可能性もあるんだし、何が何でもってわけにはいかないわよね」
「ほら、そんなときは自分が楽しいなって思う方を選べばいいじゃないですか。ラグナさん、ここでの生活は楽しいですよね」

正直、この町での生活はラグナにとって非常に楽しいものだった。農作物をあげれば誰もが喜んでくれるし、ダンジョンに向かう
時はまるで我がことのように心配してくれる。なにかしらのイベントがあるたびに町の人との親睦は深まっていく。
ここに来る前の自分がどんな生活をしていたのか、今となっては思い出す術がないが、ここまで充実した毎日を送れていたのだろうか。
そう、なにも記憶が戻ったからといってこの町を去る必要があるわけじゃないんだ。結論はいずれ出るかもしれないが、今は
そんなことを考えず、この忙しくも楽しい毎日を過ごすことだけを考えていよう。そんなことを思いながら、その楽しいひと時に
身を委ねることにした。

775 両手に花・種蒔編(2/3) :2006/09/07(木) 23:19:59 ID:Ez/JwEfO
「ほんと、それにしても広くなったわよねー。村長さんのところより広いんじゃないの?」
「いえ、広くなったといっても半分は仕事場ですから。実際は前とそんなに変わってないですよ」
「ふーん、それよりさ、ここまで広くするのにどのくらいかかったの? 別にうちが買い叩いてるわけじゃないけどさ、収穫物の
 売り上げだけで家の増築ってできるもんなの?」
「ラグナさんはダンジョンでの冒険もなさってるんですよね。きっとそこで珍しいものなんかを見つけてるんですよ」
「えー、まあ、そんなところです」
「ダンジョンねー。そんなにいろいろ取れるもんなの、そこって?」
「そうですね、わりと何でもありますよ。いろいろな草も生えてますし、岩を砕けば鉱石も取れますし、ああ、ちゃんと耕せば
 作物だって取れますよ」
「ふふ、ちょっと無理をきいてもらってカブを育ててもらってるんですよ、そのダンジョンで。まさか一年中カブが採れるように
 なるなんて、ラグナさんには感謝感謝です」

家主であるミストは、ラグナから家賃等を一切取ることがなかった。さすがにそれでは心苦しく思い、何か出来ることはないかと
ミストに尋ねたら、返ってきた答えは「カブっておいしいですよね」とのことだった。幸いにも最初に許可証を貰ったダンジョンが
カブの栽培に適した気候だったため、定期的にカブを育ててはミストの元へと届けているのだった。

「はぁー、アンタって昔っからカブ、カブよね。別にカブが悪いとは言わないけどさ、あんまり偏った食事してるとそのうち
 身体おかしくなるわよ」
「大丈夫、カブ以外もちゃんと食べてますから」

かみ合ってるようでいて微妙にどこかずれた会話だったが、二人は気にする事なく喋り続けている。

「よくみたらこのお茶ってリラックス茶よね。うわ、これってジャコリヌスさんとこでも滅多に出ないわよ」
「え、そうなんですか? やだ、私ったらこのお茶ちょっと苦いですよねー、なんて言ったことありましたよね」
「あはは、いいですよ別に、今うちにあるお茶がそれしかなかったから出しただけですから」
「余計性質が悪いわ、普通のお茶がないからリラックス茶って、どーいう神経してんのよ」

騒がしくも和やかなひと時は、いつも通りの騒がしくも和やかな日々の一部として埋もれていくはずだった。
繰り返す日々に劇的な変化も、強烈な刺激も要らない。ただちょっと昨日とは違う、目に見えないような変化なら日常の
スパイスとして歓迎すべきだろう。でもまさか、このすぐ後に日常とは大きくかけ離れた、それでいて男なら誰しも心の奥底に
押し込めてある、夢でしか見られないと思っていた光景が繰り広げられるとは到底思っていなかった。


776 両手に花・種蒔編(3/3) :2006/09/07(木) 23:23:19 ID:Ez/JwEfO
「ラグナさん、ラグナさん。ちょっと聞きたいことがあるんですけど、いいですか?」
「はい、なんでしょう」
「えっとですね、あそこにあるベッドなんですが、いつの間にかダブルベッドになってますよね。どうしてでしょうか?」

……答えに詰まる。そんなに深く考えて買ったわけではなかったが、よくよく考えたら若い男の家にでーんと置かれた
ダブルベッドはいかにも不自然である。ラグナとてダブルベッドの意味を知らぬわけではない。いやー、気持ちよさそうだから
つい買っちゃいました、なんていっても納得してくれそうにない。

「……あたしも実は気になってたのよね、ラグナ、アンタってもしかして恋人とかできたの?」
「いえ、いませんいません。まだ独り身ですよ」

そこははっきり否定しておく。余計な誤解を与えるわけにはいかないだろうと思ったからだ。

「でもダブルベッドがあるってことはそーいうことなんですよねー。ラグナさんのえっち」
「そーよ、さっきはまだ決めてません、なーんてこと言ってたけど、もしかして結婚してこの町に住み続ける気まんまん
 なんじゃないの?」

どこで二人のスイッチを押してしまったのか、異常なまでの食いつきを見せる二人にどう対処したものか思案に暮れていると、

「あ、そーだ」 

ミストさんが嬉しそうに手を叩く、何故か悪寒が走る。ロゼッタの方を見ると、彼女の表情も心なしか翳りが見える。幼馴染だという
彼女も直感で何かを感じ取ったようだ。

「ミスト、アンタ頼むから変な事言い出さないでよね。なんだかイヤな予感がするわ」
「大丈夫ですよー、ロゼッタもラグナさんにこの町に残って欲しいって思ってるよね」
「そりゃまあ、ラグナが来てからうちの店もにぎやかになったし、一緒にいると楽しいし……」
「ならバッチリ、みんなハッピーになれますよー」

あー、なんだろう。ミストさんがなんかとんでもないこと言いそう、何を言うんだか、ちょっと考えたら分かりそうなんだけど、
分かっちゃうのがイヤなので思考を止める。

777 両手に花・種蒔編(3/3) :2006/09/07(木) 23:26:31 ID:Ez/JwEfO
「先程、ラグナさんの記憶が戻っても、楽しい方を選んでもらえればいいって言いましたよね。そこで、記憶が戻っても
 この町を選んでもらえるように今からラグナさんに楽しい思いをしてもらいます。ふふ。もちろん私たちも気持ちいい思いが
 できるので一石二鳥です。ラグナさん、よかったですねー、いまから可愛い女の子が二人であーんなことやこーんなことを
 してあげますよ」
「あ、あたしもっ!?」

……言っちゃった。しかもロゼッタまで巻き込んで。

「どーですかラグナさん、いい考えだと思いません?」

いい考えどころか夢のような提案です。ミスト様。いいんですが、強いて言えば横で顔を真っ赤にしているロゼッタさんが
賛成してくれるとはとても思えないんです。

「うふふーん、安心してくださいラグナさん。その場合は私一人になっちゃいますけど、やっぱりあんなことやこんなことを
 してさしあげます。どうですか?」

横で固まっていたロゼッタがピクっと身を震わせる。ほんのわずかな沈黙の後、顔を上げたロゼッタの表情は清清しいまでに
やけっぱちになっていて、

「いいわよっ! 上等じゃない。あ、あたしが本気になったらラグナなんてとっくにあたしの虜になっちゃうんだからっ!
 ええ、間違いないわ、ミストになんか負けるモンですかっ!」

……もう逃げられないんだろうなー、と目の前の二人を見て思う。こうなってしまっては、こっちにできることは全力を持って
彼女たちを迎え撃つことだけだろう、多分。うん、きっとそれが正しい。
いい感じにテンパってるロゼッタと、ふふふふふーん、なんて鼻歌を歌いながらくるくるまわりながらベッドへ向かうミストさんを
前にして、さて、ムテキのヒヤクはどこにあったかな、と棚へと向かっていった。

(続きます、多分明日の深夜頃になると思います)

注、改行指定に引っかかったので番号がおかしくなってしまいました。下二つは一纏めとして扱ってください。





778 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 23:29:31 ID:YWZbTZqi
>>777
GJ! まさか、こんな展開の話が投下されるとは……
ミストがどこまで暴走するか、ワクテカしてまってます。

779 名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 23:48:38 ID:4jR9v8au
2ch補正のかからぬ黒くないミスト、やはりそちらが本質だと改めてオモタ
GJ!待ってます!

780 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 00:00:02 ID:c6DG+MTd
カブではないミストおねぇちゃんもたまにはいいなとおもいました

(ニコル ?歳)

781 えろいよタバサさん1/5 :2006/09/08(金) 01:00:57 ID:bSTUOXkL

 ジャコリヌス邸内の調理場で、二つの息遣いが絡み合う。
「はぁ……はぁ……」
「ん……ん、あ……ふ……」
 劣情を隠そうともしない男の荒い呼気と、押し殺そうとしても漏れ出る女の甘い吐息。
「はぁ……タバサさん……」
「んく……は、あ……ラグナ様……い、いけません……っ!」
 調理場の奥、食器棚の影となる場所で、ラグナはタバサを抱きしめていた。背後から体をこすり付けるよ

うに、きつく、強く、荒々しく。
 ラグナの両手は、タバサの胸元に伸びている。指は別の生き物のように蠢いて、お仕着せのメイド服越し

からも分かる肉の感触を貪っている。そして、その動きはタバサの官能を確実に呼び覚ましていた。
「はっ……ふ……ん、く……んー!」 
 タバサははしたなく挙げそうになった声を押しとどめようと、口元を自らの手で覆い隠す。ラグナが服と

下着の二重の防壁ごしに乳首をつまみあげたのだ。

「声、出して下さいタバサさん……」
 熱に浮かされたように、ラグナはタバサの耳元でささやく。しか羞恥で顔を染めたタバサは、固く目を閉

ざしたままふるふると首を横に振るのみ。
「隣の部屋のジャコリヌスさんや、ビアンカさんに聞かれたくないんですか?」
 こくり。
「タバサさんのやらしい声、聞かれたくないんですね?」
 ……こくり。
 声を出さずに耐えるタバサは、ただ首の動きだけでラグナの問いかけに答える。しかしだからといってラ

グナの動きが止まることなく、むしろエスカレートしてゆく。
「……でも、僕はタバサさんのやらしい声が聞きたいんです」

 胸を弄んでいた指が不意に襟元へ伸び、タバサの服のボタンを引きちぎるように外した。そしてそのまま

服を引き下げると、簡素な下着に覆われた肌が露出する。
「〜〜っ!?」
 突然のことに息をのむタバサ。そしてラグナもまた、白の下着と浅黒い肌の対比の美しさに息をのんだ。
「本当に綺麗です、タバサさん……」

782 えろいよタバサさん2/5 :2006/09/08(金) 01:01:45 ID:bSTUOXkL
 ラグナはブラに軽く指をかけて、ゆっくりと下げて始める。焦らす様に、少しづつ、下へ……
 そして一瞬の抵抗感の後にぷるりと揺れて、タバサの乳房が完全に曝された。形の整った、少し上向きの

乳房。肌と違って桜色した乳首は、既に勃っている。
 むしゃぶりつきたい衝動を抑えながら、ラグナは二つの乳房を直に揉みしだく。
 それは先ほど触れていたメイド服の絹地よりも滑らかで、どこまでも指が沈んで行きそうな柔らかさ。そ

の柔らかさだけでなく、先端部のこりこりという感触もラグナの脳を甘く蕩けさせる。
 そしてラグナが指先で感触を確かめれば確かめるほど、タバサの頭にも甘い快楽が押し寄せてくる。
「〜〜〜っ、ひゃぅ!」
 ラグナが乳首を押し潰すように摘み上げた瞬間、タバサはこらえきれずに声を上げてしまった。それ苦痛

の悲鳴ではなく、官能の嬌声だ。一度箍が外れたなら、押しとどめることなどもう出来ない。
「ひゃ、ああ! くは、ん、んんっ! や、駄目、です! そんな……強くいじった、ら……くぁっ!」
 そんなタバサの淫らな声に、ラグナの劣情は更に高まっていく。
___もっと、声を聞かせて欲しい___
___もっと、感じて欲しい___
 それは、オスに備わった自然の本能であったのだろう。だからこそ、タバサに更なる官能を呼び覚まそう

と、自然と体が動いていた。
 ラグナはタバサのメイド帽の留め紐を咥えると、一気に引き降ろした。メイド帽に抑えられていた青い髪

が解けると同時に、隠されていたタバサの耳も飛び出す。
 明らかに人間とは異なる凛と尖った耳。その耳に、ラグナは舌を這わせた。
「ひゃああああっっ!?」
 一際高く、タバサが鳴く。耳から駆け抜けた官能が、タバサの背筋を一瞬で強張らす。

 ちゃぷ……れろ……ぬる……

 複雑な陰影を描く耳のひだ。その全てをなぞり味わうかのように舌は滑り、唾液の跡を残す。ただそれだ

けで、タバサの体は射ぬかれたように痙攣してしまう。
「ひゃあああ! そんな、耳なんて、やめっ……くださ…ひっ! やぁぁぁぁっ!」

 はむ……ちゅる……こり……

 時折織り交ぜられる、抉るような舌先の動きと甘噛み。緩急をつけて襲い掛かる快感に、タバサは抗え無

い。胸への愛撫で昂まっていた官能は、耳からの快感で容易く絶頂へと押しやられた。
「あ! ひ、だ駄目……くぅあぁぁぁぁっ!」

783 えろいよタバサさん3/5 :2006/09/08(金) 01:02:18 ID:bSTUOXkL
 背骨を三日月のように反らせて快楽に打ち震えるタバサ。絶頂の波が過ぎ去ると、体中の力が抜けてラグ

ナにもたれかかる。額には汗を浮かべ、呼吸は余韻に震えて荒い。
「はぁ……ふぅ……」
 ラグナは、腕の中のタバサに囁く。
「とってもいやらしくて大きな声でしたよ、タバサさん。ジャコリヌスさんやビアンカさんにも、きっと聞

こえたでしょうね」
「……や……そんな……」
 快楽と羞恥でタバサの目じりに涙が浮かぶ。その涙滴を唇で舐め取りながら、ラグナは微笑む。
「今度は、僕を気持ちよくしてくれる番ですからね」
 タバサには、こくりと頷くしかなかった。

「さあ、壁に手をついてお尻を突き出して下さい」
「……」
 命じられた通りにタバサは姿勢をとる。羞恥に頬を染めながらも、抵抗の意思は微塵も無い。
 ラグナは満足げに頷くと、長いスカートを捲り上げてタバサの臀部を暴き出した。
「はぁ……」
 ラグナは再び息を呑む。肌と下着のコントラストと、下着から溢れそうな尻肉……どれもが美しかった。

既に蜜でべとべとになった下着を脱がすと、しゃぶりつきたいという願望が湧く。だが、それよりも優先す

べき欲望があった。
 ベルトを外してズボンを降ろすと、跳ね上がるようにしてラグナの性器が飛び出してきた。股間はタバサ

の胎を求めて臍に届くほどそそり返っている。
 もう、我慢など出来ない。
「……行きますよ」
 そう告げて、性器をそっと膣口に当てる。そして顔を背けたままタバサが頷いたのを確認すると、腰を叩

きつけるように、一気に挿入した。

784 えろいよタバサさん4/5 :2006/09/08(金) 01:03:29 ID:bSTUOXkL
「ひゃあああぁぁっ!?」
 絶叫、と呼んでも差し支えないような声が響き渡る。ずぶどろの膣内を貫いた男根が、タバサの子宮口ま

で達したのだ。
「くぅ……」
 挿入時の快感に思わず射精しかけ、ラグナの動きが止まる。しかしそれも一瞬だ。直ぐに、先程の挿入と

変わらぬ勢いで腰が動き出す。

「ひゃあああ! だ、だめぇぇっ! そんな、はげし、ひゃう、ぐっ!?」 
「そんな、大声、出すと…! ビアンカさんたち、に! 気付かれ、ますよ!」
 ぱんぱんと肉に肉を打ち付ける音と二人の声が調理場中に反響する。それは、あまりに淫猥な光景。

「いやぁぁ! こんな、ところぉ、みられたらぁっ!」
 もしも、ジャコリヌスやビアンカにこんなところを見つかったら、タバサはこの屋敷にいられなくなるだ

ろう。

『この、売女!』
 蔑みをこめて自分を罵るビアンカの姿が目に浮かぶ。その想像にタバサの体が強張り、膣もラグナを締め

付ける。
「ぐうぅ!」
 快楽のあまり、ラグナの目の奥に閃光が走る。それを奥歯をかみ締めながら耐えて、ラグナは苦しそうに

言葉を吐く。
「……あ……く……そう、なったら……僕が、ずっと……面倒を! 見て! あげます!」 
 ラグナの絶頂は近いが、タバサの絶頂もまた近い。そう察し、ラグナの腰の動きが加速する。
「ひゃぁ!」
 髪を振り、汗の玉を飛び散らしながらタバサは乱れる。一気に最高潮へ流れこみ、そして頂へとたどり着

く。
「こんな、つ、強すぎ……だ、駄目! イキます、イっちゃ……ひゃぁぁぁぁっん!!」
「く……!」
 タバサが達すると同時に、ラグナもまた腰を深く沈めて精を放っていた。

 子宮口に押し付けられた鈴口から、どくどくとあふれ出す精液。その感触に我を忘れて、二人は床に沈ん

でいった。


785 えろいよタバサさん4/5 :2006/09/08(金) 01:05:06 ID:bSTUOXkL
0分後。
 調理場の床に、ラグナは正座して項垂れていた。
(ちょっと、やりすぎた……)
 悔恨は、いつだって遅すぎる。ラグナを仁王立ちで見下ろしているタバサを、怖くて見られない。
(調理場って、包丁とかあるよなぁ)
 そんなことに気付いたら、もはや脳裏には鮮血の結末しか浮かばない。
(短い人生だった……)
 心の中、カブを持った天使が『自業自得ですから、仕方ありませんね』などと囁いてくる。ラグナは、涙も流さ

ず、声も漏らさずに泣いた。

 沈黙の時は不意に終わる。
「ラグナ様」
 タバサが、静かにラグナの名を呼んだ。瞬間、ラグナは身を固く強張らせる。その言葉の後にどんな死刑判決が

まっていようとも、せめて毅然と耐えようと。
 しかし、続いた言葉は予想外だった。
「それでは、調理場のお片づけを手伝っていただけますか?」
「へ?」
 見上げれば、そこには微笑みを浮かべたタバサがいた。服はまだ僅かに乱れているが、どこからどう見てもいつ

も通りのタバサだった。
「……あの、怒ってないんですか」
 思わず、ラグナは聞いてしまう。途端、タバサの顔が曇った。
「……怒ってないわけありません」

(しまった! カブ踏んだっ!?)
【※カブを踏む=地雷を踏むと同義】
 青褪めるラグナ。だが、タバサはすぐに笑みを浮かべる。
「ですが、ラグナ様からとても大切なお言葉を戴きましたから。どんなことも、我慢します。我慢できます」
 それはラグナが見惚れるほど穏やかで優しい笑顔だった。
「ラグナ様は仰りましたよね? 『僕がずっと面倒をみてあげます』と」
「あ……」
 そしてタバサはひざまずくと、ラグナに口付けを捧げる。まるで誓うように。
 
「ずっと面倒を見た下さいませ、旦那様……」






ごめん、途中で改行が変になっちまった……あと、オチが微妙なことを深くおわびします。
というか、ただ単にタバサさんのおっぱいや耳を弄り倒す話が書きたいだけだった。
反省はして無いが、満足してる。

786 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 01:22:59 ID:+LILImGp
セルフつっこみ。
785は5/5。文の冒頭、数字の3が抜けてるよ。
あと、ビアンカは売女とか言わんよなぁ。

修行が全然足りてないんで出直してくるよ……orz

787 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 01:23:26 ID:9GibZGBq
なんなんだい今夜のこのらんちき騒ぎは
やたらめったらドキドキを貰って
俺の召喚シフトがバッファモーを呼び出しそうだぜ


788 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 01:29:46 ID:VJGtYbwA
GJ('д`*)わくわくがとまらねぇ

789 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 01:32:33 ID:z31eWwiR
うへぁ!ナイスタバサ!


タバサは一番エロい。

790 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 01:55:02 ID:jmKZTkT8
カブ踏んだワロタw

791 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 04:00:27 ID:FOGv2+2Q
GJ!!!

792 いとしいひと 4/? :2006/09/08(金) 06:22:52 ID:FsFPOS97
「――労から―――――はい、安静―――――――――」
誰かの声が聞こえる。
「―――はい―――配―――――――――ええ」
(僕…は………)
次第に周りの音がはっきりと聞こえてくる。
「今日の所は―――ええ。目が覚めたら――ゆっくりと寝かせてあげて下さい」
「はい――分かりました。」

意識がはっきりとしてくる。
(ああ、僕…倒れたんだっけか…)
鼻腔を消毒特有の臭いが刺激する。
(ここは病院…? と言うことはさっきの声はエド先生か…)
目を開けると、そこは白い清潔な空間、病院だった。

「おや、目を覚ましましたよ」
「あ…先生…」
ここに来た頃はよく無茶をして病院にはお世話になったけど、ここ暫くは中々会う事もなかったので久し振りに会う。
最後に会ったのは結婚式の時だっただろうか。
「もう!ラグナさんは無茶をし過ぎです!もしもの事が有ったらどうするんですか!!」
ラピスさんが叱咤の言葉を投げ掛けてくる。
「あ…その…ごめんなさい」
物凄い剣幕に押されて思わず謝ってしまう。
「最近は落ち着いたと思ったら。これからは無茶をしないようにして下さいね。それに、あなたが謝るのは私達ではありませんよ」
部屋の反対側の方を指差す。
そこで気づいた。
部屋の隅の診察台に腰掛けた女性に。

「ロゼッタ………ごめん」
「さっさと帰るわよ。立てる?」
いつもと変らない表情で一言。
「本当に…ごめん。怒ってますよね」
「あなたが無茶をする人だって事は分かってたけどね。ちょっと呆れただけ」
思ったよりは怒ってなさそうだった。

「帰りますか…ととっ」
立ち上がろうとしたが、足に力が上手く入らない。
「もう、仕方ないわね。ほら、肩貸してあげるから」
ロゼッタの肩に支えられ、おぼつかない足取りで病院を後にした。


家に帰ると、また急に眠くなり、今度は家のベッドで眠りに落ちる事となった。

793 いとしいひと 5/? :2006/09/08(金) 06:24:22 ID:FsFPOS97
次に目を覚ました時は夜だった。
(ん…いい匂いがする)
倒れた時点から何も食べてない為か、キッチンから漂ってくる匂いは激しく胃を刺激する物だった。
ロゼッタが料理をしているようだ。
「あ、起きたわね。今ご飯作ってるけど食べられる?」
「ええ、お腹が空き過ぎて胃が痛い位です」
「じゃあそっちに持っていくわね」

お盆に載せてベッドまで持ってきてくれた食事は牛乳粥、シチューと言う消化に良いものだった。
「ほら、食べさせてあげるから。口開けて」
「え、いや、いいですよ。自分で食べられますから」
「病人が何言ってんの。こんな時位甘えときなさいって」
スプーンで粥を掬い、目の前へと運んでくる。
「はい、では」
ここは甘える事にした。
暖かい食事が何も入っていなかった胃に、体に染み渡る。


「ご馳走様でした。美味しかったですよ」
「お粗末さま。後で体拭いてあげるからもう暫く寝てなさい」
布団へと押し込められ、ロゼッタは洗い物をしにキッチンへと向かった。


「ほら、体拭いてあげるから上着脱いで」
暫くしてから、さっき言ったように体を拭いてもらうことになった。
寝ている間に汗をかいたせいもあって、ぬるま湯に浸かったタオルで体を拭いてもらうのは心地よかった。
「はい、前は終わり、後ろ向いて」
言われるままに後ろを向いて、今度は背中を拭いてもらう。

「作業が1日遅れてしまいましたね。明日からは頑張らないと」
不意にロゼッタの手が止まった。
(………?)
背中に重さを感じる。
もたれ掛かって来たようだ。
「うぅ…グスッ…」
背中に熱い物を感じる。
(ロゼッタ…?)
泣いている。
ロゼッタが泣いているという事実に、ただただ困惑する。
今まで一度も見た事…いや、結婚式でのお義父さんの挨拶の時のただ1度だけ。
「ど、どうしたんですか?」
「…ごめん…暫くこのままで…」

「あなたは…馬鹿よ。本当に馬鹿」
いきなり投げかけられる言葉。
「今回は家の前だから誰かに見つけて貰えるものの…洞窟だったら………」
洞窟の中で倒れたら誰にも発見してはもらえない。それは命に関わる事だ。
「それにあなたは、もうあなた一人じゃないのよ…?」

ここまで言われて初めて気付く。
表面上は平静を装っていたロゼッタが、どれだけ心配していたか。
(僕は…僕は本当に馬鹿だ)
自分の浅はかな考え、言動、行動を呪った。
(本当にごめん、ごめんロゼッタ)
前を向き、未だ泣き止まないロゼッタを優しく抱きしめる。

794 いとしいひと 6/? :2006/09/08(金) 06:25:07 ID:FsFPOS97
――時間を遡って――
「うん、ばっちり」
今日の夕食はパンにグラタン、そしてちょっとだけぶどう酒。
あんまり料理が得意ではなかったロゼッタだったが、結婚して以来真面目に取り組み、ぐんぐんと腕前を伸ばして行った。
「後は帰って来るのを待つだけね」
今まで料理にあまり関心がなかったのは、食べてくれる人が居なかったからかもしれない。
ジェフが居たが、伴侶を早くに亡くして以来娘の為に料理を作っていたので、その辺の主婦顔負けの料理を作る為にあまり自分から作ろうとは思わなかった。
(お父さんも私の作った料理食べたらびっくりするかな?)
なんて事を思いながら、テーブルにディナーの用意をする。


「…遅いわね」
時刻は8時を回り、いくらなんでももう帰ってきてもいいはずだった。
畑仕事開始初日と言う事もあり、張り切っているのだとも思ったが遅すぎる。
(まさか…ね)
心配になり畑まで見に行こうと思ったその時

バンッ

扉が勢いよく開かれる。
「あ、お帰り…えっ」
現れたのはラグナではなかった。
元から白い顔を更に蒼白にし、肩で息をする位に慌てたミストだった。
「え、ちょっと、どうしたの!?」
何か大事起きたのか………もしかしてラグナの身に何かが起きたのかと思い、焦りが伝染する。

「え、えと…お風呂に行こうかと畑の前を通り過ぎようとして、えと、畑がどんな感じになったかなと…えと」
矢継ぎ早に喋ってくるが、いまいち要領を得ない。
「落ち着いてっ 何があったのよっ!」
「来てくださいっ!!」
ミストに手を引かれ、家を飛び出す。
そして、そこに居たのは悪い予想の通り、畑の真ん中でうつぶせに倒れたラグナだった。
「―――――!!」


そして、ぴくりとも動かないラグナを二人で担ぎ、病院へと向かった。


「過労ですね、それと風邪を患ってたようですが…ええ、もう少しで肺炎を起こしてしまう所でした」

今朝顔色が優れなかったのは風邪のせいだったのかと今更ながらに思い出す。
「全く…最近は病院に顔を出さずに済んでると思ったら」
以前はよく病院のお世話になっていたと聞いていた。
結婚して落ち着いたと思ったら、芯では変っていなかったらしい。

一時は最悪の状況も考えたが、病院のベッドで安らかな寝息を立てるラグナを見てようやく落ち着いてきた。
「今日の所はこの辺で。明日昼前には起きると思いますので」
本当は付きっきりで居たかったが診察時間はとうに越えており、病院は先生の自宅も兼ねていたので渋々病院を後にする事にした。

(…晩御飯無駄になっちゃったな…)
明日、ラグナが帰ってきたら美味しい物を作ってあげよう。
で、ちょっぴり小言を言ってどれだけ心配したのか気付かせよう。

まさか泣く事になるとは、この時は全く思って居なかったが。

795 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 06:30:11 ID:FsFPOS97
もう少し続きます。えちシーンです。妄想が先走って文が纏まりませんorz
無駄に長くなってしまってますが稚拙な文章にお付き合い頂き有難うございます。

では寝ます。

   ∧∧
  (  ・ω・)ノシ
  _| ⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  <⌒/ヽ-、___
/<_/____/

796 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 07:09:20 ID:upGOblpR
(・∀・)イイヨイイヨー
嫁はめいですがロゼッタに浮気してしまいそうです

797 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 11:45:38 ID:z31eWwiR
俺の嫁は少佐ですが、結婚後にホワイトストーンをあげました。

798 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 13:49:36 ID:VJGtYbwA
  <⌒/ヽ-、___
/<_/____/


   ∧ ∧
  ( ・ω・ )
  _| ⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

799 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 13:56:07 ID:N0MhkecZ
秋の収穫祭が始まったようですね

800 いとしいひと 7/? :2006/09/08(金) 18:05:14 ID:FsFPOS97
どれだけの間このままだっただろうか。
一向に泣き止む事の無いロゼッタの頭を、優しく撫で続けた。
そうしている内に、ようやく落ち着きを取り戻して行った。

「グス…ごめんね、急に泣いたりして、びっくりしたよね」
驚きはしたが、その原因が自分にあると思うと心臓を万力で締め付けられるかのような痛みを感じる。
「もう、神に誓って無理はしません。いえ、神より尊い貴女に誓って」
少々歯の浮くような台詞だとは思ったけど、紛う事無く本心からの一言だった。
「馬鹿…聞いてるこっちが恥ずかしくなるわ」
「今回の事はこれでおしまい。こんど無茶したらただじゃおかないからね?」
何とか元の調子に戻ってくれたようだ。


「体拭いてる途中だったわね」
お湯がぬるくなってしまったので沸かし直し、再び背中から体を拭き始める。
布が優しく背中を撫でる。
あまりに気持ちいいので途中声が出そうになったが何とか耐える。

「さて、次は下ね。さっさと脱ぎなさい」
「え、あ、いや、いいですよ、下位は自分で――」
ロゼッタの目に悪戯っぽい光が灯る。
「ほら、観念する!」
ベッドの上でズボン争奪戦が始まる。
「あ、ちょっと、こら、大人しく―――!」
「自分でやれますって!」
ズボンを守る為、ロゼッタを自分の元に引き寄せる。
縺れ合ったまま、ベッドの上で抱きかかえる形になる。
お互い見つめ合い………

「獲ったぁ!」
「あ、ああっ!!」
一瞬の隙を突かれ、抵抗虚しくズボンを剥ぎ取られた。

「で、病人の癖に何でこんなに元気なのかな?」
半眼になったロゼッタが呆れたような口調で言う。
実際に呆れてるんだろうけど。
…ラグナの下半身は下着は穿いている物の、その上からも分かる位に盛り上がっていた。
実はロゼッタの泣き顔を見て、いつもとのギャップに興奮してしまっていた上に体を拭くのが気持ちよすぎたなんて言いようが無い。
「あは…あははは………(だから自分でやるって言ったのに…トホ)」
笑うしかなかった。


801 いとしいひと 8/? :2006/09/08(金) 18:05:45 ID:FsFPOS97
バレてしまったからなのか、抑圧していた感情が徐々に表に出てきた。
呆れ顔でこちらを見ているロゼッタを自分の元に引き寄せる。
「ダメ、ですか?」
「ちょっと、安静にしてろって先生にも言われたでしょ?」
怒られる。
諦めずに抱き寄せたまま、うなじから耳の裏へとキスをする。
「ひゃうっ。ちょ、あ、こらっ、あっ」
弱点は知り尽くしていた。
「あ…はぁ…はぅ…はぁ…ちょ、ちょっと待ちっ…」
そこで強引に引き剥がされる。
「はぁ…はぁ…もう、仕方ない人ね……」
勝った。

「一応病人なんだから、私がしてあげる。大人しく横になってなさい」
下着を下ろされる。
「もう…これが本当に病人なのかしら」
既に臨戦態勢に入っていたラグナ自身は天井へと向かってそそり立っていた。
(してあげるって…どうする気だろう)
「間近で見ると結構大きいわね…こんなのがいつも私の中に入ってるんだ」
硬くなったモノを握ったまま、軽く上下へとスライドする。
そして、意を決したような表情を一瞬見せた後……ラグナ自身をその口へと。
「うわっ」
思わず声が出る。
今までフェラなどしてもらってなかったし、オーラルの知識が無かったであろうロゼッタが急にラグナ自身を口に咥えた為、驚きもあった。
「ん…んぐ…ん…はぁ…ん」
「ど、どこでそんな事を?」
「ん、ぷはっ、ああ、この前トルテが」
意外な名前が出た。一番性知識には疎そうな子なのに。
(もしかしたら本に書かれてたのかな…)
あの図書館にそんな本が有るとも思えなかったが。

「んぐ…ん…はふ………んー。ちょっと舐めにくいわね…あ、いい事思いついた。ちょっと待ってて」
そう言ってキッチンの方に向かう。
戻ってきたロゼッタの手には小さな壺が握られていた。
ラグナ自身に、その壺の中身を掛ける。
「う、冷たっ!」
つぼの中身はハチミツだった。
「うん、これでよし」
ハチミツでどろどろになったラグナ自身を再び咥える。
「は…うむ…甘くて…ん…何か不思議な感じ…はむ…」
唾液とハチミツの交じり合ったモノが口の中を出入りする度に淫靡な音が響き渡る。

暫くそうしている内に、限界が迫ってきた。
「う…はぁ…はぁ…ロ、ロゼッタ…出る」
「ふぇ?」
言うや否や、先端から白濁したものが勢いよく迸った。
不意を突かれたのか、ロゼッタは顔面に思いっきりその白濁液を浴びる事になってしまった。

802 いとしいひと 9/? :2006/09/08(金) 18:06:26 ID:FsFPOS97
「で、何でまだこんなになっちゃってるのかしら」
一度の射精では満足しきれなかったのか、未だラグナ自身は硬さを失っていなかった。
「申し訳ないです…」
「あなた本当に病人なのかしらね…」
またも呆れ顔になるロゼッタ。

「今度はロゼッタの中で………」
「もう…仕方ないわね」

ロゼッタの服を脱がす。
相変わらず胸はあんまり無いけど、良く引き締まった綺麗な肢体だった。
その肢体の隅々に、軽くキスをする。

ふと、ベッドに備え付けのテーブルを見るとさっきのハチミツの壺が有った。
壺を手に取ると、どうやらまだ大分残っているようだ。
ハチミツを手に取ると、それをロゼッタの鎖骨から胸、脇腹から陰部にかけて塗りたくった。
「ひゃ、あふ、冷たい」
塗った部分から延ばして行き、身体全体に行き渡るように。

蝋燭の光に照らされたハチミツ塗れのロゼッタの肢体は美しく、とても淫靡だった。

「あなたは横になってて…うん、そう」
ロゼッタがラグナの身体に跨り、つまりは騎乗位の体勢でラグナ自身をロゼッタ自身へ。
「ん…あふ…入った」
クチュ…
お互いのハチミツとそれ以外の液の混じった陰部から卑猥な音が響く。

「ん…はぁ…はう…はぁ…はぁ…ああ…」
ゆっくりと、抽挿を始めると、段々とロゼッタの声に艶が混じり始める。
「はぁ…はぁ…んぅ…はぁ………あ…や……」
徐々に徐々に、動きが激しくなってくる。
下から胸を、その先端を刺激する。
「あ…やぁ…胸…あふ…」
上体を起こし、唇、耳の裏、鎖骨へとキスをする。

お互いそう長くは持ちそうもなかった。
「はぁ…くぅん…あは…あっ…あっ」
ロゼッタの顔は上気し、更に艶っぽくなっていった。
「う…ロゼッタ…もうそろそろ…」
「うん…はぁ…はぁ…」
一際強く抱きしめる。
「あ…はぁはぁ…くぅん…ああああぁぁ………」
「ぐっ………」

ロゼッタが絶頂した事を確認し、ラグナもロゼッタの膣に精を放った。
そして、お互いを強く抱きしめたまま、二人は眠りに落ちて行った。

803 いとしいひと 10/10(ラスト) :2006/09/08(金) 18:10:56 ID:FsFPOS97
「…こほっこほっ……」
「風邪ですね。ラグナさんのがうつったんでしょう。今日は一日安静にしてる事」

翌朝、ラグナは全快していた物の、今度はロゼッタが風邪をひいていた。
どうやらラグナが持っていた風邪の菌と、ハチミツ塗れのまま寝たのがまずかったらしい。

キッチンの方からなにやらいい匂いがしてくる。
今度はラグナキッチンで何かを作っているようだ。
「ご飯できましたよ。食べれますか?」
「うー。食べる」
ロゼッタの作った物より一段上手な牛乳粥と、やはりロゼッタの物より一段上手なシチューとかぼちゃのプリン。
一人暮らしだったため、料理に関してはラグナに一日の長がある。
「はい、あーんして下さい」
スプーンでシチューを掬って口元に。
「んー…美味しいけど…旦那の方が料理が上手いってなんだか惨めだわ……」
「ロゼッタの作った物も十分に美味しいですよ」
「え…そう?」
「ええ」

ゆっくりとした時間が流れていた。
お互いを愛しみ、幸せな時間が確かにそこには流れていた。

fin



長々と書いてしまいましたが、これでお終いです。
何となくで書き始めたらこんな長さに…自己記録更新。
改めて、お付き合い頂き有難うございました。

                、     ‐;、
             _,..rー' ```ヾヽ`、ノ i,, 、
           i、|` ⌒ヾ 、`、/  ノi ‐'ソ
           ト、/  =`ヽ ///__ ヽ  ̄ヽ
           'ァl! /  、、 i 〃, ‐、 ヽ |‐、ヾ `)
              {i/,ノ  | r=---‐ァ |__{. { 、、 il>′   
            {/ ,ノノ !|..:::.  .:')ノ li; } l/ lヽ
           r''v‐'- .,,`_::__,. -‐''iノ 丶`ヽ    実は、えちシーン初めて書きました。
              |{i ト 、;::: :::::;>‐<:::::: ;ィ′`''i ヽ, l
           l>,i  l  ̄  ,:::l;:' ̄l |、   ヽ |! |
          O'ri!l  |   、;/  '/ `O  ,!ノ /
           |\ヽ  -===-‐ /ノ!   く 」'′
           l``ヽ、\  'T'' //!   _ノノ
              |;;|``'〒,ヽ _,/'i'´ |、
          ,. ィ|;;`;;,、_|;;;;;;;;;|||;;;;;| _,.|└;_
      ,.. ィ"i  l ヽ'、 ;;;;;;;:;;;;|||;;;;;;'/;//;;;ヽ、
─-、‐''"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ,` ``'''-、;○/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`''ー-=='''ヽ、

804 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 19:16:32 ID:8Jzquemx
GJ!!
よっしゃ訓練のためにもうひとつ書k(ry

805 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 19:18:06 ID:kjMXx6Lw
花京院乙
ヨカッタヨー

806 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 20:00:45 ID:z31eWwiR
ふ、お前のこと、割と嫌いじゃないぜ!

807 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 20:17:50 ID:VJGtYbwA
花京院!イギー!アヴドゥル!終わったよ…

808 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 21:03:46 ID:N0MhkecZ
収穫祭が終わりムードに入ってきました

809 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 21:20:22 ID:HVvaXhXX
まだだ、まだ終わらんよ。

810 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 23:48:03 ID:UoMOhDxw
今夜も業務連絡だ。
1 某midi神のサイトに新曲が1曲更新される。
2 今度はセシリアAAだひゃほ! >>11 深トンGJ!
3 とあるところのロゼッタSSが完結。というか、とあるところではロゼッタ大活躍なのに、何この差。

811 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 23:49:02 ID:UoMOhDxw
うげ。誤爆orz

812 名無しさん@ピンキー :2006/09/08(金) 23:51:56 ID:NV0/XCOe
くそぅ。みんな楽しそうで裏山。
職人さん達GJ

813 両手に花・エロミスト編(1/6) :2006/09/09(土) 00:43:21 ID:cvo/o4zH
「ふぅ……」

深呼吸をして呼吸を整える。背後から聞こえる衣擦れの音が妙に艶かしい。
心臓の鼓動が早い、体中が火照って足が震える。
やばい、今からこんなことでどうする。
もう一度深呼吸をする。 少しは落ち着いたようだ。

ムテキのヒヤクで気合をチャージし、いざ行かんと覚悟を決めた直後、ロゼッタの
「い、今から服脱ぐんだからあっちむいてなさいよ」
という無情な一言により、お預けを食らった犬のように部屋の隅でぼけっと突っ立って待つ羽目になってしまった。
いや、考えようによってはこっちの方がよかったような気もする。
いきなり女の子の、それも飛びっ切り極上の裸を、しかも二人一気に見せられては冷静でいられる自信がない。
心臓の鼓動がうるさくて周りの音が聞こえない、何て体験が出来るとは思わなかった。
口の中はカラカラに乾き、大して暑くもない部屋なのにじっとり汗ばんできた。
一向に落ち着かない体を、理性で持って無理やりねじ伏せる。うん、大丈夫だ。まだ冷静でいられる。

「ラグナさーん、こっちは準備できましたよー。早く来てくださーい」
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ、まだ心の準備がっ……」

ロゼッタが何か言ってるけど、こっちだってとっくに準備は出来ていたんだ。
もう何度目か分からない深呼吸をして、覚悟を決める。
そして、まるで限界まで引き絞られた弓が解き放たれたかの様にのように後ろを振り向く!

「……っ!!」
あー、やっぱ無理だった。理性が音を立てて吹っ飛ぶ。眩暈がする。足がふらふらする。
論理的な思考が出来ない。理知的に物事が判断できない。そんなジャンクな頭で理解できたのは、
自分が今まさに天国に立っている、というその一点だけだった。

新調したばかりのダブルベッドの上には、ペタンと座ってヒラヒラ手を振ってる素っ裸のミストさんと、
顔どころか全身をうっすら朱に染めて、膝を抱えて小さく丸まっている真っ裸のロゼッタの姿があった。


814 両手に花・エロミスト編(2/6) :2006/09/09(土) 00:44:54 ID:cvo/o4zH
誘蛾灯に誘われた羽虫のようにフラフラとベッドに近づく。
文字通り手を伸ばせば届く距離に、一糸纏わぬ姿で座っている二人の女の子。
今からこの二人とあーんなことや、こーんなことをするんだと思うと、それはもうアレです。大きくなっちゃうモンです。
仕方ないんです。生理現象なんです。だからそんなにまじまじと見ないでください。ロゼッタさん、ミストさん。

そう、こっちは目のやり場一つにさえ困っていたのに、この二人ときたらさっきからある一点しか見ていません。

「うわぁ、ラグナさん、とっても元気ですねー。こんなに大きくしちゃって、やっぱりラグナさんはえっちです」
「……噂には聞いてたけどさ、実際見ると結構グロいわね」

何かもう好き放題言っている二人、ああ、ミストさん、お願いですから指でツンツンしないでください、暴発しそうです。
それからロゼッタさん、そのグロいものがこれからあなたの中に入る予定なんです。だからもう少し優しい目で見てください。
開始早々に主導権を奪われてしまい、ここからどう立ち直ったものかと思案する。
よし、ここはお返しとばかりに二人の裸を思う存分眺めてやろう、この機会を逃したら次は永遠に来ないかもしれないからなー、
なんてことを考えていると、すかさずミストさんが、

「ふふ、ラグナさんもロゼッタもちょっと緊張してるみたいですね。……というわけで
 ここは私がラグナさんの緊張をほぐして差し上げたいと思います。ロゼッタもいいよね?」
「……別にいいわよ。ちゃっちゃと始めなさい」

コレは正直意外だった。
普段ミストさんのことをライバル視しているロゼッタのことだから、順番決めで一悶着あるものだと思っていたからだ。
よっぽど緊張しているんだろうか、よく見るとまだ頬は赤く染まったままだった。

「さあラグナさん、いきますよー。めくるめく快楽の世界へレッツ・ゴーです」

815 両手に花・エロミスト編(3/6) :2006/09/09(土) 00:46:12 ID:cvo/o4zH
なんだか訳の分からない宣言とともに、ミストさんが覆いかぶさってくる。
その全身を、こちらも全身を使って抱きとめ、そのままの姿勢でゆっくりとベッドに倒れこんだ。
ミストさんの細い腕が首に回される。こちらもゆっくり、包み込むように背中に腕を回してみる。
柔らかい、そして暖かい。心地よい重さを全身に感じながら、体全体を使って存分に人肌のぬくもりを味わう。
ああもう、主導権なんてどうでもいいや。今はただ、このままミストさんと抱き合っていられればいいさ。
背中に回した手にそっと力をこめる。柔らかくも張りのある感触が返ってくる。
そういえばミストさん、いい匂いがするなー、何てことを考えながらふと見上げると、
こちらをじっと見つめる瞳と目が合った。
ミストさん、顔が近いですよー、このままいくとくっついちゃいますよー、なんて思った瞬間、

「ぅむっ……」

くっついた。唇と唇が。
なんか電気っぽいものが脳みそあたりを突き抜けて行ったような気がする。
やばい、気持ちいい。
キスでこんなにも気持ちよくなれるなんて思わなかった。
背中に回していた手をミストさんの頭へと持っていく。髪の毛の手触りが心地いい。
思い切って舌を入れてみる。相手の唇を押し開くように舌を突き出す。
応えてくれた。彼女の舌も同じようにこちらの口の中へと入ってきた。
たぶん、これが彼女の言う快楽の世界とやらの入り口なんだろう。

どのくらいキスを続けていただろうか。やがてどちらかともなく、名残を惜しむかのように唇が離れる。
顔を上げたミストさんは、微妙に焦点のあってない目をトロンとさせ、こちらを見つめている。
その唇はやや湿り気を帯び、唾液が糸となってこちらの唇と繋がったままだ。うわ、なんかエロいな。

「ふふ、ラグナさんのキス、頂いちゃいました。もっといろんなもの、頂いちゃってもいいですか?」


816 両手に花・エロミスト編(4/6) :2006/09/09(土) 00:47:15 ID:cvo/o4zH
「ラグナさん、ここ、触ってみてください」

そう言って彼女は体を起こすと、上に跨ったまま、ほんのわずかに脚を開いた。
触らなくても分かる。こっちの腹の上はぐっしょりと濡れていたからだ。
おそるおそるミストさんの秘所へと手を伸ばす。
案の定、ほんの少し触れただけなのに指はじっとりと湿ったようになっていた。

「私、ラグナさんとキスしただけでこんなになっちゃったんです。ラグナさんはどうでしたか?」

どうでしたかと聞かれても、そういうのは口で言うより実際に見てもらった方が早いでしょう。
そう言うと、ミストさんの視線はやっぱりあるところに釘付けとなるわけで、

「うわぁ、さっきよりもさらに大きくなってますね。嬉しいです。ラグナさんも気持ちよかったんですね」

ええそりゃもう、気持ちよすぎてむしろ痛いです。
勃起しすぎて痛くなるなんて今までの人生振り返ってみても経験ないです。

「男の人も大変なんですねぇ。でも、女の子も大変なんですよ。
 なぜならこういう時、あるものがとってもとっても欲しくなって我慢できなくなっちゃうんです。」

それは遠まわしにこの愚息を突っ込んで欲しいって言ってるんでしょうか?
ミストさん、あなたさっきから人のことエッチだエッチだとか言ってますけどあなたも相当エロいですよ。

「うふ、それはお互い様です」

認めちゃったよ、この人。

「さあ、ラグナさん。準備はよろしいですか? 今から私と一つになりましょうね」

あー、それは本来ならこっちが言うべきセリフなんだろうけど、さっきからミストさんはお腹の上に乗ったまま、
つまりマウントポジションを取られてるわけで。さらに言うなら、最初抱き合ってたときに主導権を
取ることを諦めてしまっているわけであって……。
よーするに、今の自分はミストさんのなすがままなのである。

「あぁっ……!」

体を少し持ち上げて、お互いの性器同士をあてがう、そしてそのままゆっくりと腰を沈めていった。
切なくも艶めかしい声と共に、いきり立った肉棒がミストさんの膣口へと飲み込まれていく。

「うぁっ……!」

思わず声が漏れる。きつい、熱い、やばい。
色々と思うことはあるが、それよりもなによりも、とんでもない快感だった。
腰に力を入れる。そうでもしないと冗談でなくイってしまいそうだった。
それだけは男としてやってはいけないだろう。
そう思うことによってちっぽけな矜持を何とか保っていられた。

対するミストさんは、呼吸が荒く、肩で息をしている。
なんだか苦しそうなんだけど、なんだか気持ちよさそうにも見える。
多分こっちも同じような顔をしているんだろう。
苦しいんだけどそれ以上に気持ちいい、彼女にもそんな感覚を味わっていて欲しかった。

817 両手に花・エロミスト編(5/6) :2006/09/09(土) 00:48:21 ID:cvo/o4zH
「ふぅ……、何とか全部入りましたね。お腹の辺りが何だか変な感じです」

少しは落ち着けたのだろうか、依然として上気した顔のままで呟いた。
そしてゆっくりと、けれど断続的に腰を動かし始める。
こういう場合って、こっちも腰を動かした方がいいんだろうか?
なんだかミストさん一人に御奉仕させているようで心苦しい。

「いえっ……、ラグナさんは、そのまま、楽にっ、していてください。私が、一生懸命気持ちよくさせてあげますからっ。
 ですから、記憶が戻っても、この町から出て行くようなことをしないでくださいねっ」

……そういえばそんな目的があったような。
でも、もう心は決まってしまった。
失う前の記憶がどんなものだったかは知らないけど、自分のことをこんなにも想ってくれる人がいるなら
その想いに応えるべきじゃないだろうか。
大丈夫ですよミストさん。たとえどんな記憶を持っていたとしてもここから出て行くようなことはしませんから。

「あぁっ、そのぉっ、言葉がっ、聞けて、嬉しいですぅっ!」

それがきっかけになったのか、二人のテンションがおかしくなるくらい上がっていく。

「はぁっ、あぁっ……!」
「はっ、はぁっ、あぁあああっ!」

そろそろイっちゃいそうです、ミストさん!
このままではまずいと思い、あわてて腰を引こうとする。
すると何故か、それまで騎乗位の体勢で腰を振っていたミストさんがこっちのほうへ倒れこんできた。
そして、首筋にしっかりと手を回すと、

「ふふ、だーめです。逃がしませんよー」

その言葉と、笑顔がとどめになった。

「ぐがぁっっっ!」

我ながらなんつー声を出すかなー、なんて叫び声をあげて見事にミストさんの体内に欲望の塊をぶちまけてしまった。

818 両手に花・エロミスト編(6/6) :2006/09/09(土) 00:50:06 ID:cvo/o4zH
「どうでしたか、気持ちよかったですか?」

最高でした。
彼女と繋がったまま、ピロートークモードに入る。
全身に広がる疲労がむしろ心地よい。
このまま抱き合っているのもいいかなー、と思っていると、

「それはよかったです。それじゃ、今度は彼女の方を気持ちよくしてあげてください。
 ちょっとご機嫌斜めになってるみたいですけど、ラグナさんなら大丈夫です。優しくしてあげてくださいね」

……そう言われて思い出した。
恐る恐る顔を上げる。

するとそこには
「ふん、あんたたちあたしのことほっといていつまで宜しくやってるつもりなのよ
 ていうかいい加減代わりなさいよこっちだって我慢の限界って言うもんがあるんだからね」
 ラグナあんたへとへとだけど大丈夫なのほんとこれであたしのとき手ぇ抜いたりしたら
 承知しないんだからね」
なんて顔に書いてありそうな、いかにも私不機嫌ですわよオーラを全開にしたロゼッタ様が君臨なされていた。

あー、これはあれだ、なにか死亡フラグに近いものを感じる。
そりゃそうだよなー、目の前でいちゃいちゃしてるのを素っ裸でお預け食らった日には
あんなどす黒いオーラも出せるようになるだろうしなー。
こんないい目にあった直後なのに、本当に天国へ言ってしまうのはいくらなんでももったいなさ過ぎる。
それに、いくら疲れているとはいえ、こんな極上の果実を放ったままでいられるわけがない。
さて、ミストさんには責められっぱなしだったけど、ロゼッタ相手にそういうわけにはいかないだろう。
死亡フラグ回避のため、何てしょっぱい理由じゃなく、さらなる快楽の世界へロゼッタと一緒に行くことにしよう。


(続きます)

819 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 00:56:01 ID:M5dSt4KG
  _、_  乙だ
( ,_ノ` )y━・ 楽しみに待ってるぜ
(    )     
|  つ
し ⌒J

820 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 01:31:08 ID:0ziFBxJC
>えろいよタバサさん
えろいよタバサさんえろいよGJ!
誤字があったのが本当に残念。

>いとしいひと
えろしーんにwktk

>両手に花
えろいよミスト様!
ベッドで手招きするなんてえろすぎだよ!
ロゼッタ様にも期待!


821 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 02:03:38 ID:SwCD2OhD
このスレがこんなにも息吹を…
新牧場物語は、レヴォリューションだ!
 
GJ!

822 黒フィル(1/6) :2006/09/09(土) 02:51:41 ID:Tcd/0Tlc

    冬の月6日 「あの人の家に初めて入った、まだ胸がドキドキしている」

    春の月18日「あの人にクッキーを貰った嬉しい」

    夏の月7日 「あの人が別の女と歩いているのを見た、
             どす黒い感情が芽生えるのが分かる」

    夏の月26日「あの人が結婚するらしい」

    秋の月16日「二人の仲を祝福しようと心に決める
                いよいよ明日は結婚式だ」

    秋の月16日「やはりあの人のことを諦めきれない
             私が一番あの人のことを愛しているはずなのに」

    冬の月8日「好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き
             好き好き好き好き好き好き好き好き好き   
           好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き」

                          ─フィルの日記 


 あの人の家の前に立つ、ここに来るのは去年の冬の感謝祭の時以来だ
 あの時はこの家の前に立つだけで、この家の主の姿を思い浮かべ胸が高鳴った
 「ラグナさん……」
  だが、今は同時に如何ともしがたい感情が芽生えている、あの女のせいだ

 
  「…でも大丈夫、それも今日までだから……」
聞こえない程度の声でそう呟くと少女はドアノブにそっと手を伸ばした




823 黒フィル(2/6) :2006/09/09(土) 02:52:58 ID:Tcd/0Tlc

 「こんにちは」
  「こんにちは、フィル珍しいわねここに来るなんて」
  あの女にとっては、ただの社交辞令に過ぎないだろうその言葉に私は憎しみを覚えた

  …貴方が私からラグナさんを奪ったからでしょう?

  喉まで出かけた言葉を飲み込む、そう…まだ後一歩……
  「ラグナさんは居ますか?」
  「ごめんね、今出かけているのよ」
  そんな事は分かりきった事、今は洞窟で作物に水をかけている時間だ
  だって私が一番ラグナさんの事を知っているのだから──

  「お昼までには帰ってくると思うんだけど…」
  「そうですか、では帰ってくるまで待たせてもらいますね」
  愛しいラグナさん、けれど今日は会えないでしょう
  でも、待っていてくださいねきっと私が……      

あの女と他愛も無いお喋りをしている
  その一言一言から、あの女の新婚生活がいかに幸せなものかが伝わってくる

  私の幸せを奪っておきながら

「幸せそうですね」
  私の中にある皮肉と憎しみを籠めてそう言う
  「ええ、勿論幸せよ」
  あの女はあっさりとそう言った
  勿論、そう言う事ぐらい分かりきっていた
  ただ、その一言は後一歩…私の良心の枷を引きちぎるのには十分な力を持っていた

おもむろに立ち上がり、準備してきた薬品をハンカチに染込ませる
  「ちょ、ちょっと?どうしたの!?」
  どうやら、突然のことで私のしている事を理解できないらしい
  普段と違う私に気圧されて一歩また一歩と後ろへ後退して行く
  私自身も妙な高揚感に支配されている、まるで夢を見ているようだ

  「冗談でしょ?…なんなのよ……」
  今にも、泣き出しそうな顔で狼狽しているロゼッタを見て
  口元が歪んでいるのが自分でも分かった、あと少し……
  「…むぐっ!?」
  ロゼッタの口にハンカチを押し付ける
  少し抵抗されたものの、すぐにロゼッタ大人しくなった
  後は、連れ出すだけ…愛しいラグナさんがここへ来る前に……


824 黒フィル(3/6) :2006/09/09(土) 02:54:08 ID:Tcd/0Tlc


「目が醒めましたか?」
  私は平静を装って、彼女に語りかける
  「え…フィル……って、何よこれ!?どうなってるの!?」
  そう思うのも無理は無い、見知らぬ場所に居るだけでなく
  服は脱がされ全裸な上に両手は後ろで縛ってあり
  両足は大股で開かれベッドと鎖で繋がれている
  「おはようございます、随分と起きるのが遅いんですね」
  「いい加減にしなさいよ!何考えてるのよ!?頭おかしいんじゃないの!?」
  強い口調とは裏腹に、表情から恐怖しているのが見て取れた
  「ふふっ、ははっ、あははははははははは」
  初めてこの女を出し抜けた、その喜びで私の胸は昂っている
  
  ロゼッタは目を丸くして驚くとすぐに、私に対して目に見えた嫌悪の表情をする
  …したいだけすれば良いのに、どうせすぐにそんな事できなくなるんだから
今の貴方は籠の中の鳥、どうせ私から逃げられない

  「貴方がラグナさんと結婚してから、私がどんな気持ちだったか分かります?」
  そういうと、私は服を脱ぎロゼッタの上に馬乗りになる
  「分かるわけないですよね」
  ロゼッタの胸から下腹部までツーッと指を走らせる
  「っ……」
耐えかねてロゼッタの声が漏れる
  「大丈夫ですよ、命まではとりませんから…命はですけれどね」
  最初は殺そうかと思った、けれどきっと…そうしたら
  きっとラグナさんは私を嫌ってしまう

  「貴方がラグナさんに寄り付かなくなるように
       ラグナさんではなく…私の方を見るようにしてあげます」
  だから、この女の関心を私に向けさせる
  最悪壊れたとしても、私にとっては関係ない

   ─きっと、そうなればラグナさんは私を見てくれる─
  歪んだ思考に囚われ、私は何一つ疑問に思うこともなく
    良心の呵責もただの一片たりとも起こらなかった


825 黒フィル(4/6) :2006/09/09(土) 02:56:02 ID:Tcd/0Tlc

  「あ、あんた頭おかしいんじゃないの!?」
  股の下でロゼッタがそう言っている、そんな目で見るのは私の役目なのに
  「喋って良いなんて一言も言っていません、黙ってくれませんか?」
  見下した目で冷たく言い放つ、ここで喋られると思わず殺してしまいそうだから
「あ…ぅ……」
  何か言おうとしたらしいが静かになった
  ようやく発言権がない事を理解したらしい
  
「大丈夫ですよ、ちゃんと調教してあげますから」
  褐色のボトルの中にある液体を口に含み、頭を両手で固定しロゼッタの唇を奪う
  「ん…ぐ…!?」
  両手を縛られているロゼッタではこの状況下で拒めるわけも無く
  無理やり口をこじ開けられ、なすがままに口移しで甘い液体を流し込まれていく
飲ませ終えた後、暫くロゼッタは呆然としていて固まったままだった
  「ごめんなさい、あなた……」
  夫以外の人間それも、同性に唇を奪われたことを謝罪するロゼッタ
  その態度に、優位に立つことで忘れかけていたフィルの怒りを呼び起こした
  「嘘!だれの物でも喜んで咥えるくせに!!」
  そう言って、ロゼッタの胸を思い切り揉みしだく
  「ひゃんっ!」
  想定外の刺激がロゼッタを襲う
  ただ、力任せに揉まれただけなのに受けた快感は今まで
  受けた中でも最上級のそれに並んでいた
  「な…何をしたのよ…!?」
  フィルが笑みを浮かべ、乳首を摘む
  「はぁんっ!?」
  「気持ちよくなれるお薬を飲んだからですよ」
  そう、言いながら手はロゼッタの乳房を揉み続ける
  「はぁんっ…まさか…あんっ…さっきのっ…!?」
  口移しで飲まされた液体のことを思い出す
  まだほとんど何もされていないのに体がいつもの行為以上に
  火照っている気がする
  「使わなくても良かったかもしれないですね
            だってロゼッタさん淫乱ですから」
  「ふ、ふざけないで…ひゃう!?」
  「そんな、声を出しながら言っても説得力はありませんよ」
  そう、言い放つフィルの笑顔はどす黒いまでの禍々しさを感じさせている


826 黒フィル(5/6) :2006/09/09(土) 02:56:51 ID:Tcd/0Tlc

  「気持ちよければ、ラグナさんじゃ無くても
             平気で腰を振ってくれそうですよね」
  「ふざけないで!」
  今までで一番強い否定をする、でも所詮は強がり
  無言でロゼッタの股間に左手をスライドさせる
  「や、止めて…」
  懇願にも似た弱々しい悲鳴、だがそれがフィルを燃え立たせる
  「こんなに、濡れているじゃないの雌豚!
        私からラグナさんを盗っておいてよく言えるわ!!」
  淫らに濡れた股間をパンパンッと叩く
  「こ、これは薬を……」
  弱々しい弁明、それがフィルの恨みの炎に油を注ぎ込む
  「やっぱり、それは誰でも良いということでしょう?」
  また、股間をパン、パン、パンと音を立て叩く
  「誰にでも股を開くくせに、ラグナさんの妻気取りして!」
  ロゼッタの秘部に指を入れ激しくかき回す
  「ひゃんッ!」
  大分薬が効いてきたのだろう弱々しくなったロゼッタの態度に
  フィルの暗い情念の炎はさらに激しく燃え上がる
「はんっ……ひゃぅ…ひぎぃっ!……」
  フィルは憎しみに任せロゼッタを捏ね繰り回す
  途中何度かイッた気もするが気にしない
  「貴方が居なければ、ラグナさんはッ!!」
  ただ燃えたぎる情念が治まるまで、本能でロゼッタを壊す
  「貴方のせいで、貴方のせいで、貴方のせいでッ!!」
  気がつけばロゼッタは気絶していた
  「結局誰でも良いんじゃない」
  秘部から左手を抜き出し、ロゼッタの髪で拭き取る
  「これから、たっぷりと調教してあげますからね
            もう、ラグナさんが目に入らないように…」
  気絶しているロゼッタに語りかけ、フィルは目を閉じた




827 黒フィル(6/6) :2006/09/09(土) 02:57:21 ID:Tcd/0Tlc

  ラグナは困り果てていた
  ロゼッタが居なくなったからだ
  この田舎町で事件が起きるとは考えにくい、ならば家出だろうか
  「知らないうちに、怒らせたかな…荷物も無くなってるし」

  諦めかけたその時声が聞こえてきた
  ロゼッタに似ていた気がする…妙な声だった気がする
  その…なんというか、夜に聞いた覚えが有るような…不倫だろうか、まさか
  頬を赤らめ妄想しているラグナの前に異様な光景が映り目を疑った

  フィルと絡み合い、一心不乱に体を擦り付けるロゼッタの姿
  …夢だろうか、そうでなければ理解できない
  その姿に気付いたフィルが、こちらを向いて微笑む

  「遅かったですねラグナさんやっと来てくれたんですね
               ず っ と 待 っ て い ま し た よ 」
  
  禍々しく妖艶なフィルの笑顔にラグナは背筋が凍りつくのを感じた


                       

            というストーリィを 
 γ´  ⌒ヽ  lヽ  考えてみました 
  @!ノノノ ii〉 l)」     __  
   ill!|| ゚ー゚ノ|!‖    /-イノ-)リ》  
  iく/ ∨ヽつ    ノ|liiイ゚−゚ノii     
  ((゙く/_lj〉))      くノ_l」つ 
    じフ         ノ ∩∩     
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
以上御目汚し失礼いたしました


828 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 03:06:24 ID:jZ/XR5Iw
トテモ興奮シマスタ

829 夫婦の危機だよフィルさん1/7 :2006/09/09(土) 03:12:07 ID:EWDTcHFS
フィルSS、投下させて戴きマス。


 夜。夫婦二人っきりの夕食を終えた後、穏やかな憩いの時が流れる。今日一日にあった出来事をラグナとフィルは
語り合う。『お弁当美味しかったよ』だとか、『春になったら何の種を蒔こうか』だとか。そんな平凡な会話でも、
二人は幸せそうに続けてゆく。やがて言葉が途切れた頃合を見計らって、ラグナはそっと微笑みかける。
「そろそろ、寝ようか」
 フィルは、少しだけ赤面しつつ頷く。
「……はい」
 そうして、二人で一つのベッドに潜り込む。家を満たすランプの明りは消され、しんと静まり返った家の中に響き
だすのはラグナの寝息。
「すう……くぅ……」

(だから、なんでこうなるのー!)
 愛しい夫の横に寝ながら、フィルはぷうと頬を膨らませていた。


「……と、いうわけなんですが……私、どうしたら良いのでしょうか?」
「って、言われてもね」
 いきなり宿屋へやってきたフィルに『経験者としてのご意見を伺いたくて』などと相談を持ちかけられ、アンは困
惑していた。その横には、同じくフィルに相談役を頼まれて連れてこられたサラの姿。
 サラは、不思議そうに問いかける。
「幸せそうな新婚生活じゃない。何か、問題でもあるの?」
 フィルはしばらくもじもじと堪えあぐねていたが、意を決して話始める。
「あの……私、普通の夫婦がどうなんか良く分からないのですけれど、あの、その……結婚してからずっと、『そう
いうこと』が一切無いって、変なのではないのでしょうかっ!」
「そういうこと?」
「ああの、その、こ、子供を作るための共同作業と言いますか、夫婦の営みと言いますか……」
「……ああ、アレね」
 ぽん、と手を打って得心するアンとサラ。直後、二人はのけぞりながら叫んだ。
「……って、結婚してからずっとヤってないの、あんたたち!?」
「嘘でしょ!? 私の時なんか連日連夜で、体力持たなくなりそうだったってのに!」
 恥ずかしさに耐え切れず俯いてしまうフィル。

「そりゃなんていうか……ご愁傷様っていうか……」
「うわぁ、やばいねそれは。イロイロな意味で」
 可哀相な猫でも見るかのような二人の視線に耐え切れず、フィルは懇願するように手を組んで言う。
「……あの、それで、私はどうしたら良いのでしょうか?」


830 夫婦の危機だよフィルさん2/7 :2006/09/09(土) 03:12:47 ID:EWDTcHFS
 アンは唸りながら呟いた。
「……まずはさ、原因を考えなきゃいけないんじゃないの? ほら……例えば、いつも仕事で疲れていてそれどころ
じゃない、とか」
「いえ、それはありません。仕事を休んでお祭りに行った日にも、そういうのは、無かったですし……」
 あっさりと否定されて、アンは考え込む。と、今度はサラが手を挙げた。
「じゃ、外に女がいるとか」
「ちょ、サラ! 言って良いことと悪いことがあるでしょ!」
 咄嗟にアンはサラの口を封じようとする。しかしサラは止まらない。
「可能性の問題よ。それにラグナの周りにゃ女の子多いじゃない。有り得ない話じゃないでしょ?」
「だからって、夫婦の間に波風を立てるようなこと…!」
「なによ! その程度の波風で転覆するような船は、とっとと沈めてしまえばいいのよ!」
「あんたの実体験はどうでもいいの! 私が言いたいのは、フィルを思いやりなさいってことで……!」
「この! ノイマンのことは言うなぁっ!」
 なんか別の次元での口論が盛り上がる。しかし、そんな騒ぎを切って捨てるように、フィルは言い放った。

「ラグナさんに限って、それはありえません」

 そのあまりに毅然とした態度に二人は黙る。それでも、納得のいかないサラはおずおずと問いかけた。
「……根拠はあるの? ただ、恋は盲目ってやつじゃないの?」
「もちろん、根拠はあります」
 フィルは懐から何かを取り出した。それは、あまりに分厚いメモ帳だった。そのメモをぱらぱらと開きながら、
フィルは淡々と解説しはじめる。
「ここ一月ほどラグナさんの行動を追いかけた限りにおいて、村内、洞窟・遺跡内を問わずラグナを誘惑しているよ
うな女の姿は発見できませんでした。確かに、ミストさんやロゼッタさんのように、ラグナさんへ不必要な接触を図っ
ている者も散見されましたけれど、それは実力で排除しましたし……」

「……ここ一月って、あんた。遺跡とかの中まで追いかけてったのかい……」
「っていうか、実力で排除って……それって……」
 妙な寒気に手を取り合って震える年増組二人。
 フィルはメモ帳をぱたんと閉じると、微笑みながら言葉を続ける。
「これは別にラグナさんを疑ったのではなくて、あくまで確認しただけです。私たちは、本当に愛しあって結婚しま
したし、今も変わらずに愛しあってますから。そうそう、今朝だって私が『ラグナぴょん♪』って呼んだら真っ赤に
なって照れちゃって、その後私が渡したお弁当を本当に嬉しそうに受け取って……」
 頬に手を当てて、いやいやするようにのろけ始めたフィルに、アンとサラ顔中に『うんざり』ってオノマトペを浮
かび上がらせて吐き捨てる。
「あー、はいはい。良かったわねー。すごいわねー」
「なんかもー幸せそーねー。少しゃこっちにも分けて欲しいわ、ったく……」


831 夫婦の危機だよフィルさん3/7 :2006/09/09(土) 03:13:24 ID:EWDTcHFS
 さて、相談は続く。
「……しかしそうなると、やっぱりアレかな」
「そりゃもう、アレしかないんじゃない?」
「アレ……?」
 うんうんと頷きあうアンとサラに対し、フィルは理解できずに首をかしげる。
「あの、アレとは……」
「ちょい耳貸し」
「はい」
 ごにょごにょ。
 サラの囁き声に応じて、フィルの顔は驚き、赤くなり、そして泣き出しそうに変わってゆく。
「……ふ、不能……あ、あるいは男色だなんて……そんな……」
 アンは何か納得するように呟く。
「一番手近にミストっていう据え膳があるのに手をつけなかったしねー。ま、そこらへんが妥当なラインなのかなぁ」
 続いて、サラが追い討ちをかける。
「そうよねー、ラグナはなんか怪しいと思ってたのよ。妙に女の子っぽいところあるし。案外今回の結婚は、自分の
本当の性癖を隠すための偽装工作だったりして」
「ひ、ひどい……そんな……そんなことって……えぐ、ふ……」
 フィルは手で顔を覆うと、ついに泣き出した。しかし、その肩を優しく叩きながら、アンは自信満々で言った。
「安心しなさい、大丈夫よフィル」
「そうそう。あたしらが秘策を授けてあげるから」
 サラは歯が光る笑顔と共にぐっとサムズアップ。
「秘策……?」 
「そう。いい? よく聞きなさい……」

 夕刻、ラグナは家路を急いでいた。窓から明りの漏れるマイホームに笑みを浮かべながら、そっとドアを押し開く。
「ただいまー」
 結婚以来、ラグナの帰宅は早い。一人の頃と違って夜遅くまで洞窟内に篭ることも無くなったし、ましてや寝袋を
使って洞窟内で夜を明かすようなこともしなくなった。家に愛する妻が待っている、その事実がラグナを家路に急が
せるのだ。
 そして今日もまた、愛妻フィルが彼を出迎える。
「おかえりなさーい」

 瞬間、ラグナは僅かに残っていたHPとRPが一気にゼロになったような衝撃を受けた。あまりの事態に膝から崩
れ落ちる。
「〜〜〜っ!?」
 そこにいたのは、ふりふりレースのエプロンを着けたフィル。それだけなら特に衝撃を受ける姿でもない。ただ
し、エプロンの下が全裸となれば、話は別だ。

(は、裸エプロンっ!?)
 呆然と膝をつくラグナに、フィルは頬を真っ赤に染めながら聞いた。
「に、似合いますか?」
 そしてその場でくるん、と一回転。背中側は僅かなエプロン紐しかつけていなのであるからして、当然形の良いお
尻は丸見えとなるわけであり、かてて加えて膝立ちのラグナの目線だとその奥の茂みさえも見えてしまうわけで……。
 それが男としての限界であった。ばたり、とラグナはその場に突っ伏した。

832 夫婦の危機だよフィルさん4/7 :2006/09/09(土) 03:15:07 ID:EWDTcHFS
(待て待て待て! これはシークルのわなだ!)
 混乱のあまり意味不明な思考がラグナの脳髄に木霊していた。それでもフリーズしかける頭を必死で再起動して、
なんとか落ち着きを取り戻す。なんとか立ち上がりつつ、最大の疑問を投げかける。
「……どういうことかな、フィル? なんで、そんな格好を……」
 しかし、フィルは答えない。顔を真っ赤にしながらも、真っ向からラグナを見つめている。
「……フィル?」
 とうとうラグナの視線に耐え切れなくなったように、怒るような口調でフィルは言った。
「こ、興奮しましたか!」
「はい?」
「そ、その、ラグナさんはいやらしい気分になりましたか!」
 ラグナ、再度フリーズ。気分を率直に表すなら、『何を言っているんだ、お前は』ってな感じである。一方のフィ
ルはと言うと、泣きそうになりながらも必死に説明を始める。
「あ、アンさん達から教わったんです! この格好なら、どんな男の人もイチコロだから、って!」
 ラグナの脳内に、星空に浮かび上がる笑顔の年増ーズが見えた。
(なに考えてんだあんたらー!)
 思わず心の中で叫んでみても、星空はあまりに遠く届かない。

 軽い頭痛を覚えつつも、視線はとりあえず右90度方向に固定して扇情的な姿態を視野に入れないように努力する。
そしてラグナはようやく言うべき言葉を見つけた。
「……あー、えと、その、と、とにかくそんな格好はやめて、早く着替えてきなよ……」
 更に『風邪ひくといけないから、ね』と付け加えようとした瞬間、フィルは叫んだ。

「ら、ラグナさんは、私のこと、本当に好きなんですか!」
「え……?」
 それは、怒りの声だった。明確でいて苛烈な炎のような怒り。逸らしていた視線を戻せば、フィルは激情に打ち震
えいる。それはラグナが初めてみる生々しい感情をあらわにしたフィルの姿だった。
「ラグナさんは、いつも私のことを、好きだって、愛してるって言ってくれます。けど、それならどうして一度も抱
いてくれないんですか!」
 思いもしない言葉。ラグナは答えることが出来ず、ただ呆然とし続ける。
「私は、ラグナさんの全てが欲しいんです、ラグナさんのためなら、どんな恥ずかしいことも、こんな格好だってし
てみせます。だから、本当に私のことを好きだって、愛しているって言うのなら、私を、私のことを……」
 そしてとうとうフィルの目から涙が零れ落ちた。
「抱いて下さい……お願いします……」
 フィルはそのままぺたりと床に座り込んだ。両の掌で顔を覆い、涙で歪んだ顔を見せまいとしながら。

833 夫婦の危機だよフィルさん5/7 :2006/09/09(土) 03:15:56 ID:EWDTcHFS
 悲痛な叫びは途絶えて、ただすすり泣きが室内に響く。
(なんてことだ……)
 砂を噛んだような苦い心地にラグナは顔をしかめる。腹の底から湧き上がってくるのは、例えようもない自己嫌悪
だった。
(僕が、馬鹿だったのか……)
 ラグナは静かにフィルの側に寄り、その小さな体をかき抱く。そして、そっと囁いた。
「ごめん……」
 その謝罪の言葉をどう捉えたのか、フィルの体がびくりと震える。しかし、ラグナは腕の力を強めながら、優しく
言葉を続けてゆく。
「ごめん、フィル……君の気持ちに気付けなかった……本当の事を言うと、僕はずっと君を抱きたいって思ってた。
結婚する前からずっと、もちろん今この瞬間も思い続けてる」
 その言葉通り、こんな状況でもラグナは股間が強張るのを感じていた。腕の中に殆ど全裸に近いフィルがいるのだ。
その甘い感触には抗えない。そのまま獣のように圧し掛かりたい衝動を押し殺しながら、本当の気持ちを伝えようと、
告白を重ねてゆく。
「でもね、僕は君はそんなこと嫌がると思ってた。獣みたいに君を求めたら、僕のことを軽蔑するだろうなって思っ
てた。だから、好きだけど抱けなかった……触れなかったんだ」
 気がつけば、知らず知らずのうちにラグナは泣いていた。強くフィルをかき抱きながら、嗚咽をこぼしていた。
「ごめん、フィル……本当にごめん……」


 どれくらい、そうしていたのだろうか。ラグナは涙でぬれた頬に温かさを感じて顔を上げた。そこには、ラグナの
頬に手を当てるフィルがいた。その表情に先ほどの激情はない。ただの、いつも通り穏やかなフィルだ。
「目、赤くなってますよ、ラグナさん」
「……フィルだって」
 掛け合った言葉に、二人同時にくすりと笑いあう。
「私たち、馬鹿ですね。相手のことを考えたつもりが、お互いで傷つけあってたなんて」
「……そうだね、本当にそう思うよ」
「でも、だからこそお似合いだと思います、私たちは」
「……うん」
 その瞬間、ラグナは二人の間にあった壁のようなものが消えたような気がした。『ひょっとしたら、このとき本当
に二人は夫婦となれたのかも知れない』そうとも、思えた。

 そして、自然と二人の唇は重なってゆく。

「はむ……ちゅ……あん……」
「ぢゅ……ぺろ……ちゅぷ……」
 重なった唇がやがて舌の絡み合いになり、口腔全てを擦り付けあうような濃密なキスへと変わってゆく。触れるだ
けのキスならば何度もしてきたが、これほど深いキスもそこから得られる快楽も二人にとっては初めてだった。未体
験の快楽に、二人は耽溺する。
「ひゃ……! ふん……」
 舌先を甘咬みし、唾液を流しあい、啜りあう。口の周りは、互いの涎でべとべとに濡れて光る。呼吸困難で意識が
白く飛びそうになる寸前、ようやく二人は舌の交わりを解いた。
「はぁ! はぁ! はぁ……」
 息を整えながらも、両者の腕は止まらない。互いの肌の感触を求めて、さわさわと指は走る。ラグナはフィルのエ
プロンを解くと髪や背中や尻肉を撫で回しはじめ、フィルはもどかしげにラグナを包む衣服の戒めを解く。
 互いが一糸纏わぬ裸体になるのに、そうと時間はかからなかった。

834 夫婦の危機だよフィルさん6.0/7 :2006/09/09(土) 03:17:32 ID:EWDTcHFS
「ああ……」
 フィルはラグナの猛った性器に感嘆の声を漏らした。勃起した男性器を見るのは初めてであったが、恐怖よりもむ
しろ情欲が疼いた。
「これが、ラグナさんの……」
 そしてラグナもまた、フィルの裸体に耐え難い欲情を感じていた。官能で火照った肌、ぴんと立った乳首、そして
既に蜜で濡れて光る淫唇……見ているだけで、ラグナは更に張り詰めてゆき、性器から引きつった痛みさえも覚えて
しまう。
 そして、お互いは互いに何を求めているのか理解した。言葉もなく抱き合い、倒れこむようにベッドへと移動する。
再び濃厚な口付けを交わしながら、二人は微妙に位置をずらして挿入の体勢をとってゆく。だが、ラグナの先端が
フィルの戸口に触れたとき、フィルの手がラグナを押しとどめた。
「あ、あの、ラグナさん!……その、する前に、一つだけ、言わせて下さい……」
「……どうしたの? やっぱり、怖い?」
「そ、そうではなくて!……わたし、実はその……ラグナさんが居ないとき、変な気分になって、ラグナさんの、
お、お○んちん想像して、何度も自分を慰めたりしてました……」
「へ?」
 耳まで紅潮させながら、フィルはとんでもない告白をする。
「私、その、実はかなりいやらしくて、浅ましい女なんです! だから、きっと、はじまってしまうと自分が満足す
るまで、その、ラグナさんに、無理強いしてしまううかも知れなくて……」
 フィルの声は尻すぼみに消えていった。呆れられたかも知れない、そんな思いが心に泡の様に湧き上がってくる。
しかし、その告白に対するラグナの解答は、いたって単純だった。
「はうんむ……!?」
 強引に口付けて舌を割り入れ、唾液を吸い上げ、ねぶり、とかす。たっぷりと時間をかけて、全ての不安や惑いを
溶かし消すように、深く濃密なキスを交わす。
「はぁ……ら、ラグナさん……?」
 やがて唇を離された時、フィルはラグナの穏やかで力強い微笑を見た。
「あのね、フィル……そういうこと言われると、男としては『絶対に満足させてやる!』って気持ちにしかならない
の。それに、僕も自分では相当にいやらしいヤツだと思うから、ここから先はどっちが一層いやらしいのか、勝負っ
てことで」
「え、あの……はい……」 
 その台詞で、フィルの最後に残った不安はかき消された。フィルはラグナを迎え入れるべく足を開くと、ラグナは
肉棒を突き入れた。

835 夫婦の危機だよフィルさん6.5/7 :2006/09/09(土) 03:18:04 ID:EWDTcHFS
「ん〜〜〜〜〜〜っっ!!!」
 挿入と同時に、フィルの体が一気に強張る。目は固く閉じ、唇も噛み締めて何かに耐えている。
「フィル、やっぱり痛かった……?」
 しかし、フィルは髪を振り乱すようにして頭を横へ振ってそれを否定する。
「ちが……痛くないです……むしろ、気持ち良すぎて……もう……くうっ!?」
 ラグナが軽く腰を動かした瞬間、フィルは一度目の絶頂を味わった。ベッドの上での自慰とは比べ物にならない快
感。しかしその余韻に浸る暇は無かった。
「いく、よ! ふ! く!」
 ラグナは一気に注挿を開始する。その動きの一つ一つがフィルの膣内を抉りまわし、快楽をつむぎだしてゆく。
「ひゃああ! あ、あああ、あ! くぎぅっ!?」
 絶頂の感覚が波のように襲い掛かってくる。嬌声なのか悲鳴なのかも分からない獣じみた声を上げてフィルは乱れ
続ける。そしてラグナもまた快楽に曝され続ける。
(すごい……これが、フィルの膣中……!?)
 突き入れる度、性器に絡みつく肉のひだ。締め付け、揺るぎ、そしてまた締め付ける。何か別の生き物に呑み込ま
れるているような錯覚さえ覚えてしまう。
「が、くっ……!」
 目蓋の奥で稲妻が走るような、そんな激しい快楽。ラグナもまた最初の絶頂を迎えた。

 どく、どく……
「ひぎいいいいっ!?」
 子宮口の精をぶちまけられた感触に、フィルはまた軽く達してしまう、だが、ラグナの動きは止まらない。股間も
硬度を維持したまま、放った精液も更なる潤滑液替りにして動き続けてゆく。

「やぁっ! そんな、あんなに、出たのにぃっ!」
「言った、ろ! どっちが、いやらしいか、勝負、だって!」
「は、はいっ! もっと! もっと出してぇっ! 動いて、下さいっ!!」
「く…! 言われ、なくても!」

 それから二人、延々と快楽を貪り、幾度となく達し続ける。今までの心の距離を埋めるように。
 その営みは新たな日が昇り、中天に差し掛かるまで続いた。


836 夫婦の危機だよフィルさん7/7 :2006/09/09(土) 03:20:32 ID:EWDTcHFS
 夕刻になってから、二人は同時に目覚めた。
「あ……おはよう」
「えと……おはようございます」
 昨夜の痴態にそぐわないなんとも普通な挨拶に、二人でくすりと笑いあう。次の瞬間、枕元に置かれた時計を見て
ラグナは驚く。
「うわ、こんな時間!? あー、いけない、今日は仕事さぼっちゃったな……」
「仕方ありませんね。可愛い奥さんのためですから」
 悪戯っぽく囁くと、フィルは裸のままラグナに身をすりつける。
「あ……えと……と、とりあえず、温泉にでもいかない? この時間ならもう開いてるだろうし、この汗とかいろい
ろ洗い流さないといけないから……」
「あ、それはいいですね。着替えたら、一緒に行きましょう」
 
 温泉までの道を、二人は並んで歩く。フィルはラグナの腕にそっと手を添えながら、半歩後ろを歩いていく。ふと、
フィルの足が止まった。
「どうしたの?」
「……思ったんですけれど、いつか一緒にお風呂入りたいですね」
「え?」
「それで同じ湯船に浸かって、昨日みたいに激しく……」
 ほう、と陶酔したように呟くフィルに、ラグナは赤面してしまう。
「……フィルって、けっこうやらしいんだな」
「え? だから昨日言ったじゃないですか。私はいやらしい女です、って」
 ラグナの腕に絡みつくように抱きついて、フィルはささやく。
「私、もう自分を偽ることはしません。ラグナさんが嫌だと言っても、私が満足するまで絶対に放しません。もう、
一生一緒に歩いてもらいますから。改めて、よろしくお願いします、ラグナさん」
 ラグナはフィルの瞳の中の自分を見つめ、フィルもまたラグナの中の自分を見つめる。
「……こちらこそ、よろしくフィル」
 そして、二人は村の大通りの真ん中で口付けを交わす。夕陽が描く二人の影は、一つに重なりながらどこまでも長
く伸びていた。



 ギャグともマジともつかない微妙な作品になっちまったよ。
 最初のプレイ時の嫁はこの子だったから、本当は黒くないと信じたいんだ……

837 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 03:28:04 ID:jJaLstEE
リアルタイム投下キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
激しくGJです('∀`*)
黒いのはミストさんだk

838 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 03:28:30 ID:jZ/XR5Iw
今日このスレを見つけて
俺の2006年 ハジマッタ!!

839 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 03:36:56 ID:jJaLstEE
>>838
あと三ヶ月で終わるよ

840 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 03:50:08 ID:sH3jI4FW
GJ!
俺もフィルは黒くないと信じたい・・。
しかし最近は職人さんが多くて嬉しいね。

841 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 04:39:56 ID:SwCD2OhD
超GJっ!!
しかし…一応メインヒロインなのに黒くないカブの投下が未だにないのは何故だろう?
 
嫁はタバサだけど。

842 ラグナとロゼッタと初めての夜・後編(1/5) :2006/09/09(土) 04:51:09 ID:UKxcEyee
>>703の続き

「その……ラグナ? 何か、言ってよ」
 上半身を露にしたロゼッタは若干顔を背けながらも、ベッドに腰掛けているラグナに対してそんな言葉を落とした。
「え……っと、その……」
 いきなりそんなことを言われても……というか、突然目の前でそんな格好になられて動揺しないでいられるはずもない。
 だが、それでも何かを言ってあげなければ……そんな思いに責め立てられ、ほとんど麻痺した頭で必死に考えた台詞――それは、なんとも陳腐な一言だった。
「……綺麗だ」
「……」
 女性に向ける単純な言葉――好きだ、愛している、可愛い、綺麗だ、などなど。それらは単語単語で述べれば陳腐なことこの上ない。このときのラグナもそう思わないこともなかった。
 だが、時としてそれは魔法の言葉と変わる。その一言だけで嬉しい、その一言が全て……そんな風に思わせてしまうくらい。それほどまでに単純だけど、本当に純粋な言葉。
「うん……、ぅん。あれ? なんで、こんな……」
「ロゼッタさん」
「おかしいよ……ね。自分から裸になって、自分から見せて、それでお世辞でも褒めてもらえて……。それがこんなに嬉しいなんて……おかしいよね?」
 ぽろぽろと止め処なくこぼれおちていく涙。それは拭っても拭っても流れ続け、頬から顎、顎から首、首から胸元へと徐々に徐々にと伝い流れていく。
 それは、穢れも汚れもまるでないその真っ白な雪原に流れる一本の小川のよう。その光景は本当に言葉通りに綺麗だった。
「ロゼッタさん。ちょっとごめんね」
 そう口を動かすのとほぼ同時に、突然ラグナはロゼッタの方へと手を伸ばす。そして、彼女が驚く暇すら与えずにその手を掴むと、彼女を再びベッドの上へと引き戻した。
「……きゃっ?」
 そのまま場所を入れ替え、ラグナはロゼッタの上に覆いかぶさるような体勢をとる。
「ラグ……ナ?」
「ごめんね、いきなり。でも、もう……」
 抑えきれなかったのだ。ロゼッタのこんな姿を、こんな表情を見せられて、触れずにはいられなかった。抱きしめずにはいられなかった。
 愛しい――その気持ちが大きくなりすぎて。
「うぅん、いいよ。すごく、恥ずかしいんだけど……、あたしもラグナに触れて欲しい。ラグナにあたしのこと、もっともっと知ってもらいたいから」
「ロゼッタ……さん」
 その言葉を聞くや否や、ラグナはもう躊躇うこともなく、彼女の身体へ手を伸ばしていた。
「……んぁ」
 最初に触れたのはその外気に完全に曝け出された胸。大きい……とまではお世辞にも言えないが、ふっくらと緩やかに隆起した双丘。それでいて、形には張りがあって、その頭頂部にあるピンク色の乳首もぷっくりと勃っていた。
 まずはその外周部から撫でるように、あるいは初めて触るもの故の確かめるかのような慎重さでその胸の上を掌が這っていく。
「やっ、あ、あああぁぁ……」
 『愛撫』ということ自体まともに知らないラグナであり、その手つきも非常におぼつかないものではあったが、今まで触れられたこともないロゼッタの胸はあまりにも敏感で、その行為だけで大きな喘ぎ声がこぼれだしていた。
(……ゴクッ)
 その声がラグナの理性をまた一歩崩壊させていく。
 今度は撫でるのではなく、指先に少し力を込めて、その胸を掴んでみる。
「う、あぁ……んんっ」
 同じロゼッタの声。けれども、先程とはまたまるで異なるロゼッタの声。その微妙な反応の差異がラグナの興奮と好奇心を高めていく。
「……ぅ。ラグナ、何か……笑ってない?」
「そ、そんなことないですよ?」
「ホントに?」
 ロゼッタは疑るような目でラグナのことを見つめるのだが、今の彼女の目はもうだいぶトロリとしており、威圧するにはまるで効果が薄かった。
「ホントですよ」
 それならば……とばかりに、今度は両手をその胸に押し付けてみる。
「ぁん」
 柔らかな弾力がラグナの掌を押し返そうとする。最たるはその真ん中の部分。押し付けても尚、より反発しようとしてくるのはむくむくと勃起してくるロゼッタの乳首。
 それをパンをこねるときの要領で優しく練ると、まるで発酵したかのように、僅かではあるものの、その胸が膨らんだような感じがした。
「コレ……なんだかすごいことになってるみたいだけど、痛くはないですか?」
「う、うん。なんか変な感じ……だけど、大丈夫。ラグナの手がやらしぃ……じゃなかった。優しいから」
「…………」
 少しだけラグナの表情がふくれっ面になる。
「そんなこと言うと、少し意地悪しちゃいますよ?」

843 ラグナとロゼッタと初めての夜・後編(2/5) :2006/09/09(土) 04:51:51 ID:UKxcEyee
「……え?」
 ロゼッタは突然の言葉に驚きそうになるのだが、ラグナはそれすらも許さずに、全体に広げていた指をその一点に集める。さらには、片方のその場所には唇を近づけた。
 チュ……と、フレンチキスのごとく、ピンク色の乳首に唇が触れると、ロゼッタは身体に電撃を走らせたかのような衝撃に打ち震えた。
「ひゃうううぅぅっ!?」
 その反動で二人が乗ったダブルベッドがギシリと軋む。そして、その後もハァハァと息を荒げるロゼッタの挙動でベッドは震動を止めることはなかった。
「……ぁ、はぁ、ぅ。ば……ばかぁ。ラグナのバカ。いきなりこんなことするなんて」
「ご、ごめんなさい。こんなになるなんて思わなくて」
「もう……」
 だが、それきり。ロゼッタはラグナから顔を逸らしたまま無言になってしまった。
 もう話したくもなくなってしまったとでもいうのか? そんな疑問がラグナの心を苛み、先程の己の行動に後悔の念を呼び起こす。
「……」
 しかし暫くすると、ロゼッタはそんな風にしょげているラグナの方へ視線だけ向けて、この距離でなければ聞こえないほどの小さな声で呟いた。
「その……、ね。前もって言ってさえくれれば……、あの、その……しても……いいから」
「――――っ」
 流石のラグナでも、その一言でキレた。
 まるで「犯してくれ」と言わんばかりの誘う言動の数々。好きな女性にここまでされて何もしない男性がいたら見てみたいとさえ思える。
「ロゼッタさんっ!」
「ラ、ラグナ!? だから、何かするなら前もっ…………んうっ!?」
 一旦ラグナを制止させようと伸ばしたロゼッタの手だが、それは敢えなくラグナに掴みとられてしまう。そんな動きを封じられたロゼッタに、今度は教会でしたようなものでもに、フレンチキスのような軽いものでもない、貪り尽くすような激しいキスをした。
「んっ、んんぅ……。ぁ……んぷ、ちゅる」
 カチリと互いの歯がぶつかり合ってしまってもお構いなし。その歯も歯茎も舌も、口内のありとあらゆる場所をラグナの舌がなぞっていく。
「じゅる……ちゅぷ、じゅ……んぅ。ん、ん、ぁ……ぅ」
 最初はラグナにされるがままになるロゼッタではあったが、初めに交わしたキスのときと同様に、徐々に徐々にとその行為になれていき、次第には自分から舌を絡ませようと動かしていた。
 二人の口から漏れ出す唾液の粘着質で卑猥な音、酸素ではなくその行為を求めるかのような荒い呼吸、そしてその激しさを物語る汗の塊が二人の額に浮かんでは飛散した。
「……ぷはっ。はぁ、はぁ……ぁ」
 吸盤のように吸い付いては離れない二人の唇を強引に離すと、互いの熱い呼吸が鼻先をくすぐった。
「ラ……ぐ……ぁ。はぁ、は……ふ、はぁ」

 それから多少は喋れるようになるまでいくらかの時間を要したが、それでも二人の瞳の焦点はどこかズレたままだった。
「ラグナ、らぐナ、ラぐな……、らぐなぁ……」
 ロゼッタはただただその人の名を呼び続け、目の前の焦点のズレた像に向けて手を彷徨わせ続けた。
「ロゼッタ……」
 ラグナも手を差し出して、ロゼッタのその手を掴む。その互いの肌の感覚を得ることによって、二人の視界は急にクリアになり、互いの顔を間近に見た。
「ラグナって……意外と大胆。気付かなかった」
「ロゼッタだって。こんなに泣き虫で、こんなに可愛らしいなんて」
「も、もう! そういう歯の浮く台詞は禁止だってば。そ、それに……『ロゼッタ』って」
「あ……」
 しまったとばかりにラグナは口を押さえるのだが、ロゼッタはそんなラグナに対して首を横に振った。
「『ロゼッタ』って初めて『呼び捨て』で呼んでくれたね。もうあたしたち結婚したんだし、『さん』付けはやっぱりおかしいよ。だから、これからは……そう呼んで。そう呼んで欲しい」
「で、でも……」
「じゃなきゃ、離婚しちゃうからね」
「う……」
 冗談にしても笑えないし、そもそもそんなことは絶対にしたくはない。となればどうするか……答えは一つしかなかった。
「ロ、ロゼッタ……?」
「なぁに、ラグナ?」
 あまりの恥ずかしさにラグナは赤面するのを隠し切れなかった。けれど、その気恥ずかしさ以上にどこか愛おしさ……そして清々しさが大きかった。
 だからだろうか。こんなことを普通に言えてしまうのは。
「ロゼッタ。一つに……なろう」
「うん。ラグナ……」
 ラグナはロゼッタの背とベッドの間に手を差し込み、優しくその身体を抱きしめる。
 互いの顔はやはりまだ赤いままだったけれど、その身体にはもう強張りも震えも消えていた。


844 ラグナとロゼッタと初めての夜・後編(3/5) :2006/09/09(土) 04:52:41 ID:UKxcEyee
「できるかぎり優しくしますから。でも、もしかしたら、その……」
「うん、分かってる。でも、大丈夫だから……」
 「大丈夫」という言葉がなんとも健気に聞こえる。恐らくはロゼッタも『初めて』でどういうことになるか、聞き及んでいるのだろう。それでも彼女がそんな風に気丈でいられるのは、普段からの彼女自身の性格故などではなく、今このときの想いの強さ故なのかもしれない。
「それじゃあ、始める……から」
 口ではそんな風にあくまで冷静に努めているが、手の方はそれどころでなく、何の躊躇いもなくロゼッタのスカートを捲くり上げる。
「〜〜〜〜っ」
 子供がやるようなスカート捲りとは訳が違う。そのあまりの羞恥心にロゼッタは咄嗟に顔を手で覆った。
 ラグナはそんなロゼッタの様子を一瞥するものの、視線はすぐにその部分へと注がれる。純白のショーツで覆われたその部分へ。
「これ、取るから、少しだけ腰を浮かせてくれるかな?」
「…………」
 当然だが、ロゼッタは答えようとしない。だが、首を横に振ることもしなかった。
 少しだけ考えてから、そっと……本当に気付くかどうか分からないほどに微々たる動作でロゼッタは言われた通りに腰を浮かせた。
 それと同時にラグナはショーツの端を指で摘み、ゆっくりと慎重に引きおろしていった。
 その下着と徐々にその姿を見せていく下腹部との間に糸が引く。それに、布一枚……それだけしかないはずの下着がやけに重く感じられる。
 それだけで分かる。ロゼッタが今までの行為をどんな風に思っていたか、どんな風に感じていたか。
「――――」
 ついに露になったその部分。髪よりも薄い金色の恥毛とその下にある膣口の薄いピンク色は、汗か、はたまた他の何かかで濡れていて、まるでピンクサファイヤにも似た宝石の輝きに感じられた。
 目を覆っているはずなのに、ラグナの視線がソコに集中しているのが分かるのか、ロゼッタは下半身を恥ずかしそうにもじもじと身じろぎさせる。
 だが、それはラグナにとっては逆効果。求愛の踊りのようなその動きにラグナは堪らず自分のズボンをずり下げて、既に激しく屹立した己の分身を取り出した。
「ロゼッタ……、いきますよ」
 そして焦りと緊張と慎重の中、握り締めた自分自身をおぼつかない手つきでロゼッタの秘裂へとあてがって……
 ――ヌチ
 先端部分がその柔肉と接触した。
「……っく」
 それだけでラグナの身体には恐ろしいまでの痺れが走った。
 まだ亀頭の部分の半分すら入っていない。本当にただ接触しただけだというのに、ロゼッタのソコはものすごい熱を帯びていて、火傷してしまいそうになる。
 だがだからと言って、そこから離れようなんて微塵にも思うことはなかった。いや、違う。その熱さがまるで蔦のようになってラグナのモノを離そうとはしなかったのだ。
「ロゼ……ッタ……」
 まるで泥沼……この際溶岩にでもはまったかのように、ラグナのそれはジリジリと埋没していく。
 止まらない。止める気もない。
 触れただけでこれほどの感覚ならば、もし全てが埋没されたとき、自分はどうなってしまうのだろう……そんな考えすら浮かんでくる。
 だが、どうなったって構わなかった。そんなことよりも今のラグナの想いは唯一つ。「ロゼッタと一つになる」……ただそれだけだった。
「う……ぅ、あ……はっ。ああ――」
 内部への侵入が進む度にこぼれだすロゼッタの甘い声。
 「この調子ならば、大丈夫なのでは?」なんて思うラグナではあったが、しかしその後すぐさまに侵入が妨げられた。
「ん、ん……はぁ。ラグ……ナ……」
 ロゼッタ自身も分かっているのだろう。その障壁の存在に。そして、二人が一つになるということは、その障壁を乗り越えなければならないことに。

「ロゼッタ。本当に……いいんですね?」
「……」
 しかし、すぐには返答がない。いくら決心していようと、やはり怖いものは怖いのである。今またロゼッタの身体が少しだけ震え始めた……のだが。
「うん。大丈夫。あたしには……」
 すぐにそれも止まり、ラグナのことをこれ以上ないくらいの強くまっすぐな視線で見上げた。
「いいよ、ラグナ。きて……」
「……うん」
 理性が、溶けた。
 その言葉その声、目の前に横たわるその女性の姿、辺りに漂う甘くもきつい匂い、今まだ残る唇が触れ合ったときの味、そして今まさに繋がろうとしているその部分の触れ合った感触。
 五感の全てが狂いそうになるほどに狂い、それが理性という名の鎧を溶かした。

845 ラグナとロゼッタと初めての夜・後編(4/5) :2006/09/09(土) 04:53:29 ID:UKxcEyee
「――っは」
 腰に力を込める。また少しだけラグナのモノがその中へと入っていく。だが、本当に少ししか進んでないはずなのに、この圧迫感はこれまでの比ではなかった。
「……んっ、ん……ぅ、うぅ」
 ラグナの下でロゼッタがきつく歯を食いしばっている。額にも殊玉のような汗がいくつも浮かび上がる。
 それだけで今の彼女がどんな思いをしているか、容易に理解できた。
 そんな彼女にラグナができること……それはその苦痛の時を早く終わらせてあげることだった。
「いくよ。……我慢して」
 そしてラグナはまるで体当たりするかのような勢いでロゼッタのことを一気に貫いた。

「あ、んぁ!? ああぁぁ――ッ!!」

 ロゼッタの絶叫が響き渡り、ラグナの鼓膜を震わせる。さらには、ラグナの背中に回されていた手がそこに激しく食い込んだ。
 ギリリ――爪が肌に食い込み、その部分を赤く変色させる。
「…………」
 だが、ラグナは眉の一つも動かすことはなかった。だって、こんな痛みに比べれば、ロゼッタの痛みは想像を絶するもののはずだから。だから、こんな程度で少しの弱音を見せることはできなかった。
 しかし本音を言えば、そんな痛みなど気にならないほどの快感がラグナを襲っていたから。
 異物の侵入を拒むロゼッタの膣内がビクンビクンと躍動し、ラグナのモノをきつく締め上げる。抜こうと思って腰を引いても、まるでビクともしない。
「ロゼッタ……、きつ……」
「……んはぁ、はぁはぁ、ぁ」
 荒々しいまでの激しい呼吸の吐息がラグナの頬を打つ。そしてロゼッタはいまだきつく歯を食いしばっており、その目尻にも僅かに涙を溜めている。
 「痛い」ということだけは想像はできる。だが、「痛い」ということだけしか想像できなかった。
 それほどに「痛い」であろうはずなのに、ロゼッタはどうしてこうもラグナのことを離そうとしないのか、ラグナのことを受け入れようとしているのか……。
 それは、彼女の手の中にあった。
「ラグナ……これ」
 腕を解いて、ラグナの前に片方の手を差し出す。その拳は血の気の引くほどにきつく何かを握り締めていた。
「これは、もしかして……」
「うん。ラグナから貰ったあたしの大切なもの」
 そう。それはラグナがロゼッタにプロポーズしたときに渡した、幸福の白い石――ホワイトストーンだった。
「初めてのときは、どうしてもコレを持っていたかったの。だって、コレはあたしとラグナを繋いでくれたものだから。だから……」
 その想いが、どうしようもなく嬉しかった。こんなにまで想われることがこんなにも幸せなことだったなんて知らなかった。
 愛しい……その想いが。
「ロゼッタ。僕も……いい、かな?」
「え?」
 ラグナはその石を二人の掌で挟むようにして、互いの指をしっかりと絡めあう。
「二人で……、二人一緒に幸せになろう」
「ラグナ……」
 そして二人は手を重ね合わせたまま、そっと唇も重ね合わせた。


「あんッ、あ……あぁ。いたっ……はっ、は、ぁん!」
 ラグナはロゼッタの膣内を優しく撫でるかのようにゆっくり、ゆっくりと腰を前後させる。だが、それだけでもラグナの意識を白ばませる。
 包み込むような優しく暖かい感触と搾り尽くすような略奪的な感触。まるで対象に位置するような背反的な二つの感触がラグナをひたすらおかしくさせる。
 だが、おかしくなっているのは彼一人に限らなかった。
「ラグナ、ラグナラグナラグナ――っ。あたし、おかしいよ……、ヘンだよぉ」
 重ね合わせた手に力がこもる。そして虚ろな瞳でそう問いかけてきた。
「痛い……のに、すごく痛いのに、ラグナがあたしの中にいるって思うだけで、なんだか……すごく……、ひぅ!?」
 我慢しきれず、ラグナは一度深くまで突き入れる。
「あ、あはぁ……、ふあああぁぁ! 初めて……なのに、痛い……のに、でもなんか、あたしいっぱいいっぱい……おかしくなっちゃってる」
 次第に加速していく腰の動き。そんな言葉を聞いてしまったせいで、もはや動きに歯止めを利かせることもできなくなっていた。


846 ラグナとロゼッタと初めての夜・後編(5/5) :2006/09/09(土) 04:54:13 ID:UKxcEyee
「やだ、そんな……強……ぃ。いたっ。ラグナ、お願いだから……もっと、ゆっくり」
「すみません。ちょっと……無理そうです」
「そ、そんな…………、きゃうぅ」
 その声に痛みしかなければ多分止められていた。でも、明らかに混ざっている甘い声がラグナのことをどうしようもなく惑わせた。
「はっ、はっ、あっ、あ、あ……」
 振動の間隔、呼吸の間隔がどんどん速くなっていく。それにつれて、ラグナの限界までの時間も一気に短くなっていく。
「ラグナ、ラグナ、ラグ……ナ。それ以上は……ダメぇ。本当に、おかしく……なっちゃう……から」
「くうっ」
 ロゼッタの背がきつく反り返り、同時にその膣内がきつく収縮する。
 とは言え、きつい締め付け自体は今に始まったものではなく、ラグナなんてもうとっくにおかしくなっていた。我慢するのが面倒と感じるほどに。
 楽になりたい。絶頂に達したい――――そんな感情がラグナの心を蝕んでいく。もしその感情に心を委ねてしまえば、こんな行為一瞬で終わる。そうすれば、ロゼッタもこれ以上苦しまなくて済む。
 だというのに、ラグナは必死にそれを耐えていた。ただただ無心に腰を律動させながら。
「ふぁ、ああ、ああ――っ! ラグナ、イ……あぅ、あ。なんで? なんで、こんな……気持ち、イ……っ」
 そしていつしか、ロゼッタの声から痛みより快感を訴える比率が増してくる。さらには、互いの結合部からは泡立つほどに甘い蜜が飛散してはベッドのシーツを汚していった。いくつかの赤い斑点の沁みもその液体の量でだいぶ薄く滲むようになっていた。
「らぐなぁ……。ギュって……して? 離れないように、あたしのこと離さないように強く抱きしめて」
「ロゼッタっ」
 ラグナはその腰を押し進めるのと同時にロゼッタの身体を引き寄せる。そしてその唇に己の唇を勢いよく押し付けた。
 ガチリ――、また失敗。しかし、この際上手くキスができないことなんてどうでもよかった。ただ、二人が一つとなれれば……。
「んむぅ。ん……じゅ、ちゅる……っは。らう……な……ぁ、らぐ……あぁ」
「ロゼ……、ううっ」
 目の前が真っ白に染まっていく。手放しそうになる意識。
 だがそれでも、互いは互いの名を呼び続けた。二人が共に手にした手の中の『幸せ』を強く握り締めながら。

「んくっ、はっ、あ、あ、ああああぁぁぁ――ッ!!」

 ラグナは最後の一突きをロゼッタの一番奥へと送り込む。その一番温かいところで、ラグナは耐えていた全てのモノを開放した。
 ビュク、ビュク、ビュルル――。
 滾りに滾ったその熱い衝動が自分の中からロゼッタの中へと注ぎ込まれていく感覚。放出しているはずなのに、何故かすごく満たされていく感覚。
「あ、あぁ……」
 止まらない。終わりなんて本当に来るのかと疑問さえ覚えるほどに、放出が止まない。
 また、それをずっと受け続けるロゼッタもその放出を助長させるかのように内部の収縮を繰り返していた。

 そんなおかしな状態がどれだけ続いたか……それは二人の結合部から溢れ出た白濁液の量を見れば一目瞭然だろう。
 そしてようやく、二人は『繋がり』という拘束から解放され、共々身体をぐったりと弛緩させ、肩を並べて横たわった。
「……はあぁ」
 深いため息を一つ。ラグナは重たい瞼を何とか開いたまま、隣のロゼッタの姿を見やる。
「…………」
 気を失ってしまったのか、それともただ単に疲れて眠ってしまっただけか。しかしどちらにしても、ロゼッタのその表情は何かに安堵し、何かに満足した……そんなとても穏やかな表情を浮かべていた。
「ラグナ……」
「えっ?」
 そんな風に思っていた矢先のこと。ロゼッタが突然ラグナの名を呼ぶ。
「んぅ。大好き……なんだから、ね。むにゃ」
「……寝言、ですか」
 あまりにはっきりとした寝言だったので、てっきり起きているのかと思ったのだが、ロゼッタは明らかに寝入っていた。それでも、やはり……。
「あれ?」
 二人が繋いだその手と手。それは今も尚きつく結ばれており、軽く払ってもビクともしなかった。
「……まぁ、いいか」
 離れないものを無理に離す必要もない。むしろ、離したくはない。この手の温もりを。この手に掴んだその『幸せ』を。
「おやすみなさい、ロゼッタ。僕も……大好きですよ」
 誰も聞いていないのに少し恥ずかしげな様子でそう呟くと、ラグナもまた心地良い疲労感の中、まどろみへと落ちていった。


847 ラグナとロゼッタと初めての夜・エピローグ :2006/09/09(土) 04:55:31 ID:UKxcEyee
 その夜、ロゼッタは夢を見た。それは彼女の……母親の夢。
 ロゼッタと同じ、透き通るような金色の髪と白い肌。それに瞳の色も。あと何年かすれば、ロゼッタもきっと彼女のような女性になるだろうと断言できるほど、彼女とロゼッタはとてもよく似ていた。
 ただ一つ違うところをあげるとすれば、それは雰囲気……だろうか。顔立ちも少し穏やかそうに見えるが、その身に纏った雰囲気がロゼッタにはまだない母親としての包容力を醸し出していた。
 ロゼッタが見たのは、そんな母親と出会う夢。ロゼッタのことを産んで後すぐに他界してしまった彼女の母親の顔をロゼッタは写真でしか見たことがない。
 けれど、目の前に突然現れたその女性を前にしても、ロゼッタは驚くことも、何の疑いも持つこともせずにその人の胸の中へと飛び込んでいた。
 ……分かっていた。これが夢だということは。それでもロゼッタは、その人の……母の温もりを求めずにはいられなかった。生まれてから一度も得たことのない『母の温もり』を。
「お母……さん。お母さん、お母さんお母さん」
 まるで幼児のようにすがりつくロゼッタのことを、母親はそっと抱きしめてその髪を梳くように撫でた。
「あらあら、まぁまぁ。この娘はとっても泣き虫さんなのね」
 困ったような、それでいて嬉しそうな、そんな表情でロゼッタのことを宥める。そしてロゼッタの方もそれを嫌そうでありながらも嬉しそうに受けていた。
 しかし、ずっとそのままではいられなかったし、いようとも思わなかった。
 ロゼッタは手の甲でグイと目元を拭うと、母と一歩距離をとって向かい合った。
「お母さん。あたし……、お母さんに言わなきゃいけないことがあるの」
「……」
 突然のその娘の真剣な眼差しに、終始おっとりとしてそうなその母親もまた無言のまま真剣な表情で応える。
 そしてその緊迫とした空気の中、ロゼッタはゆっくりと言葉を紡いでいった。
「あたしね、もうこんなに大きくなったんだよ?」
「えぇ、そうね」
 両手をいっぱいに広げてみせる。
「あたしね、大切な人ができたんだ」
「……そう」
 母親はそれを聞いて穏やかに頷く。
「あたし、これからはその人と生きていく。その人を愛して、その人との子を授かって、家族を育んでいきたい」
 ……ダメだ。また、泣きそうになる。
けど、唇を噛んで必死に堪える。
「お母さんが……あたしを産んでくれたみたいに、お父さんがあたしを育ててくれたみたいに。二人があたしを『幸せ』に……して……くれたみた……いに」
 言葉が途切れ途切れにかすれてしまう。
 けれど、ロゼッタは最後の最後まで、決して涙を見せることはしなかった。

「お母さん……ありがとう。これだけがどうしても……言いたかったの」

「ロゼッタ……」
 母が子の名前を呼ぶ。命名する間もなく亡くなってしまった彼女が大切な娘の名前を呼ぶ。
 だって、それは……彼女が名付けた名前だったのだから。
 ロゼッタ。
 彼女が見た最初で最後の母親の笑顔は、とても『幸せ』そうだった。



「ん……」
 目を覚ます。
 夜明けまでは少しだけ早いというような時間。シンと静まり返った辺りの静寂が少し耳に痛い。
 でもそれ以上に……目と胸が痛かった。
「あれ?」
 そっと目元に手を当てると、まだ乾ききっていない液体の感触。胸にはドクドクと早鐘を打つ熱い感覚。そして何より、掌の中の熱くも硬い感触。
「ラグナ……。ずっと握っててくれたんだ」
 横で安らかな寝顔を浮かべている人。それがロゼッタの大切な人。
 その二人が握り締め合うそれは、持つ者を幸せにするという伝説の白い石。もしかすると、あんな『夢』を見させてくれたのもその石のおかげなのかもしれない。
「うん、分かってるよ。これから……なんだよね」
 ロゼッタは誰もいない、まだ明けぬ空に向けてそんな言葉を口にする。

 そう、これからである。彼女も、彼も。
 二人の生活は……二人の『牧場物語』は今ここから始まる。
 それを『幸せ』なものにするために……。

「さぁ、頑張ろっと!」

 そして今、彼女はその一歩を踏み出した。


848 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 04:57:48 ID:UKxcEyee
途中、他キャラに浮気して投げ出しそうになったけど、一応最後まで書ききれてホッとした。


849 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 05:17:21 ID:OzdUIRw8
>>848
GJ! というか、贅沢な悩みだけど投下数多すぎw

850 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 05:21:20 ID:jJaLstEE
>>848
最近涙腺ゆるいな俺
やたら幸せそうなSS見ると涙出てくるんだ

851 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 06:24:40 ID:TuQjgGPi
まさかエロパロ板で感動するとは思わなかった(ノ∀`)GJ



この流れに乗ってトルテでも。


草木も眠る丑三つ時。
夜でも街灯が消える事のない帝国の中心街と違い、片田舎のカルディアの町ではランプの付いている家も無く皆寝静まった時間。

ひたひた…ひたひた…

そんな時間にも関わらず忍ぶように動く影が有った。

ごすっ

「…うう……痛い……です………」
手に携帯用の燭台を携えたトルテだった。
蝋燭の光では足元まではあまり明るくならず、本棚に足をしこたま打ちつける。
(あ……いけないいけない………)
ここはカルディア図書館。販売もしているので書店も兼ねている。
住居も兼ねており、2Fではラッセルとセシリアが寝ている為大きな音を出すと起きてしまうかもしれない。
(ゆっくり……ゆっくり慎重に………)

ナマケモノですらもう少し早いんじゃないかと言う時間を掛けて、ようやく目的の棚に辿り着いた。
(ここに……うん、これ………)
1冊の本を手に取り、床に置いた燭台の光を頼りに表紙を捲る。
「うわぁ……」
思わず声が出る。はっとして思わず口を押さえる。

トルテが手に取ったのは「性騎士のスキル」と言う題名の本、平たく言えばエロ本だった。
ラッセルが好き好んでこんな本を入荷するとも思えないので、恐らくは騎士道の指南書と間違えたのだろう。
図書館の手伝いをしているトルテは時々入荷した本の検品もしている。
そんな中偶然にもこの本が入荷しているのを見つけ、興味半分で図書館の奥、誰も見ないような棚に隠しておいた。
白昼堂々こんな本を読めるわけも無いので深夜忍び込んでこっそりと読もうと思ったわけである。

周りから「夢見がちな少女」と評されるだけあって、トルテには性に関する知識はあまり無かった。
少女漫画にありがちな「キスの後は後日談」と言う程度である。
そんなトルテに性に関するHow to本はカルチャーショックにも値する物だった。
(うわぁ…男の人のって…うわぁ……女の人って………)
本であれ、初めて目にする男女の営みにトルテは夢中になった。

852 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 06:25:50 ID:TuQjgGPi
読み進めて行く内に興味が首を擡げてくる。
(気持ち……いいのかなぁ………)
本には「女性を気持ち良くするには」とか「絶頂の為には」とか書かれている。
(んと…ここを……えっと、こうかな………)
今まで特に興味を示さなかった、排泄の為の器官としか思っていなかった場所を下着の上から軽くなぞってみる。
「ひゃうっ」
急に走った未体験の感覚と、比較的大きな声を出してしまった事に心臓が早鐘のように脈打つ。
(な……なんでしょう……今の………)
これ以上声が出ないようにポケットに入っていたハンカチを口に咥え行為を再開する。

(……気持ち……いい……かも………………)
本を片目に、自らの女性器をゆっくりと指で撫で付ける。
本による視覚的な興奮と、指による物理的な刺激によって既に下着は内から零れる液体で湿ってしまっていた。
もうそんな事はもう気にしないというかのようにトルテは更に自慰に耽る。

行為はエスカレートしていき、今度は未だ膨らみきらない胸やその登頂を刺激してみる。
本の記述通り乳首は硬く隆起し、弄る度に更に快感が生まれる。
(…んぅ…はぁ………はぁ………)
軽く摘み上げると全身を電気のように快楽が走る。

そして次第に下着の上からなぞるだけでは満足できなくなっていった。
本に書かれていた図解の通りにしてみようと、今度は下着の横から指を挿れてみる。

クチュ…クチュ……

静まり返った図書館に淫らな水音が微かに響く。
「ん………んぅ…………」
下着の上からとでは全く違った快感に、ハンカチでは押さえ切れない声が鼻から抜ける。
指の動きは如何に快楽を得ようかと段々と激しくなる。
最早館内に響く水音すら気にせず。
(ん………はぁ…はぁ…………あぁああぁあ!!!)
強い性感帯、クリトリスを指が弾いた瞬間、目の前が真っ白になる。
(ああ………はぁ…………はぁ………はぁ……………)

思考は途絶え、初めての絶頂に、波のように襲い来る余韻へと沈んで行った。


(さて…これからどうしましょう………)
我に返った後に残されたのは、唾液を含み重たくなったハンカチと分泌液でこれでもかと湿った下着、それとちょっとだけ後悔の念だった。
(お母さんに……ばれないように……洗濯するしかないですよね………)

そしてトルテは、まだ夜の明けない内に誰にもばれないようにと家路を急いだ。

(また……この時間に来よう………)
これ以降、真夜中はトルテの秘密の時間となった。

おしまい。


何かトルテ=むっつりと言うイメージががが。
お約束っぽい感じで。

853 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 06:28:11 ID:OzdUIRw8
>>852
GJ! いやあ、早起きは本当に三文の得だなあ。

854 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 10:15:05 ID:A68vw74B
かなりの本数があったためまとめてになってしまって申し訳ありません
職人様方
GJ!GJ!GJ!

てかここでも2chで黒キャラ補正受けてる人は黒いのねw

855 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 11:11:33 ID:FT8PHkb6
なんかね、最近このスレ盛り上がりすぎてるせいかな。
俺のグングニルが「突進したい!」ってうるさいwww
ロゼッタを中心にみんな可愛すぎ。
黒フィル除いてwww

856 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 11:22:21 ID:hun6uxxe
>>855
おま!うしろ!!首!!!のこぎり!!!!!







うあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!


857 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 12:08:08 ID:GcKHUOS2
Bokujo Days 「鮮血の結末」

858 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 15:11:08 ID:uyU/IAHA
プレイ中は、ロゼッタよりミストの方が浮気に寛大な印象があったのだが、
スタッフロール後になってスレ閲覧解禁してみたら…
ミストがロゼッタの向こう側に「モルスァ」みたいなこと言いながらすごい勢いで飛んで行った。

859 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 20:10:30 ID:jJaLstEE
ファーブルスコー

860 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 22:40:55 ID:TuQjgGPi
カブソダテテー カブソダテテー

861 名無しさん@ピンキー :2006/09/09(土) 23:43:31 ID:C6+G/iZd
ほ…保管庫!保管庫!

862 大きなカブ(1/3) :2006/09/10(日) 01:34:03 ID:XtgyjBEw
全然エロくなりませんでした。おかしいな…('A`)
一発ネタものとしてお楽しみください。
----------
 朝起きたら畑に巨大なカブが生えていた。
 確かにカブを植えていた一角ではあるのだが、それにしても異常な大きさだ。抜いてみなければはっきりとはわからないが、自分の畑の限界レベルなど無視して、少なくとも100レベルオーバーは間違いない。たぶんレベルにして300くらいはあるだろう。
 心当たりと言えば、あれしかない。昨夜燃やした攻撃用の魔法書だ。使えない売れない捨てられない引き取り手もないというあれを夜のうちにこっそり燃やして処分したのだ。そうだ、ついに処分してやった。おかげで昨夜はとてもいい気分でベッドに入ったものだが……。
 何か不思議な効果があるかもしれないなどと欲をかいたのがまずかった。灰を畑にばらまいたせいで、あんなお化けカブが出来上がってしまったのだろう。こんなことになるならエクスプロージョンの魔法書だけは残しておけば良かった。
 くそ忌々しいシークルめ。どこまで邪魔をすれば気が済むんだ。
 悪態をつきながら引き抜こうとしてみたが、なにしろ巨大だ。びくともしない。
「わっ、ラグナさん。これはカブですか!」
 正午近くなって畑に現れたミストは、疲れたラグナとは対照的に目をキラキラと輝かせていた。
 そういえば彼女はカブが大好物なのだった。そもそも畑の隅にカブを植えていたのは彼女への家賃代わりといったところで、その意味では彼女にも責任の一端があると言えなくもない。この牧場の筆頭カブ主である。
 これがイチゴなら町のみんなにも喜ばれように、カブでは彼女しか喜ばない。
「どう見てもカブです」
 とラグナが言えば、
「本当にありがとうございました」
 ミストは深々と頭を下げた。
「で、まだ抜かないんですか? いつ抜くんですか?」
 大きな期待のこもった視線を向けられ、ラグナはカブを見やる。
「見ての通りなにしろ巨大ですから、ちょっとやそっとじゃ抜けませんよ。このまま枯れるのを待つしかないかも」
「そんなのいけませんよ、せっかくのカブを。神様からの贈り物ですよこれは。ラグナさんの日頃の行いが良いから」
 いや、シークルの呪いだと思う。くそシークル。プラチナムの最大チャージでぶん殴ってやりたい。
「とにかく、何と言われてもあれは無理ですよ。収穫できません」
「やってみなくちゃわからないじゃないですか。ラグナさんの意気地なし!」
 怒られた。彼女が怒ることなんて普段滅多にないのに。どうしてもあれを食べたいらしい。物好きな。

863 大きなカブ(2/3) :2006/09/10(日) 01:34:50 ID:XtgyjBEw
「ラグナさんがやらないならあたしが!」
 そう言ってミストはカブに飛びついた。もちろんそれでどうなるわけでもないが。
「……全然動きませんね」
「そう言ったでしょう」
「困りましたね。そうだ、ラグナさん。あたしを後ろから引っ張ってください。二人でやれば抜けるかも」
 そこまでしてこのお化けカブを食べたいか。
 しかしそう思っても口には出さず、ため息をひとつだけついて、ラグナはミストの後ろに移動した。そうしてから彼女の腰に両腕を回す。
「いいですか、せーので引っ張るんですよ。せーので」
「はいはい」
 二人の挑戦は数時間にも及んだ。しかしカブが動く気配はない。
 だが、それでもミストは諦めようとしない。なんという、カブへの執着。
 ラグナも、ここまできたら彼女にとことん付き合おうという気になっていた。
 ……というのも、彼女に後ろから抱きつく格好というのはなかなかに刺激的で、そう、言ってみれば股間がぐんぐんグリーンなのである。
 しかも彼女の方は目の前のカブに夢中で後ろのことなどほとんど気に掛けていない様子で、ラグナとしてはやりたい放題。これは見逃せない情報ですね。
 干し草色のさらりとした髪の感触を堪能し、柔らかな腰つきを楽しみ、小振りなお尻に自分の下半身を押し当てる。
 真っ昼間の野外でこんなことを、というスリルもラグナの意識を刺激する。気分が高揚する。
「……なにやってんのあんたたち」
 突然後ろから声を掛けられてラグナは驚き、ミストから身体を離した。
 いつの間にか、すぐそばにロゼッタがいた。辺りを見回せばもう五時になろうという頃だった。ずいぶん長いことカブと格闘していたものだ。
「これなに? カブ? ……何をどうやったらこんなカブが生えるのよ」
 呆れ顔のロゼッタに対して、ミストは疲れも見せないにこにこ顔。
「引っこ抜いて食べようと思ってるんです」
 まだ収穫を諦めていないらしい。そんなミストを見て、ロゼッタは眉をひそめた。
「……こんなの、大きすぎて入らないよ。壊れちゃう…………出荷箱が」
 しかしそう言いながらもさすがに珍しいのか、ロゼッタもその場でカブを眺めている。

864 大きなカブ(3/3) :2006/09/10(日) 01:35:30 ID:XtgyjBEw
 するとミストは胸の前でぽんと両手を合わせた。
「そうだ。せっかくちょうどいいところに来たんですから、手伝ってください。三人ならなんとかなるかも」
 ラグナから言わせてもらえば、ここにもうひとりロゼッタが増えたところで状況が変わるとも思えない。
 とはいえ、今のミストにそのことを言っても無駄だろう。
「は? なんであたしが!」
 とロゼッタが言えばミストは
「半分あげますから」
 などと言って交渉開始。
 おかしい。ミストとロゼッタで半分ずつにしたら残ったもうひとりがとても悲しくないだろうか。それが誰とは、ラグナはあえて口にしないが。
「要らないって」
 ロゼッタは即座に断る。
「じゃあボランティアでもいいですよ」
「…………」
「だって、要らないんですよね? これは見逃せない情報です」
 そう言ってうふふと笑ったミストはお化けカブを見つめて「この全部がもうすぐあたしのものに……」と呟いてうっとりしている。やっぱりラグナの取り分はないらしい。
「カブのことになると見境がなくなるから……」
 ラグナがこそこそとロゼッタにそう言うと、ロゼッタは小さくため息をついて、ぼそぼそと返事をした。
「……ラグナは知らないかもしれないけど、昔からこんなものよ」
 それなら幼なじみのロゼッタは大変だったことだろう。同情に値する。
「わかった。手伝えばいいんでしょ」
 ロゼッタがついに諦めてミストにそう告げると、ミストはぱっと顔を輝かせた。
「わあ。感謝感激雨あられです」
 この笑顔が憎めない。だからなおのこと始末が悪いのだ。
 そんなわけで、カブに取り付いたミストを後ろからラグナが支え、その後ろにロゼッタが抱きついてきた。
 サンドウィッチ状態になり、ラグナは前にミストの肢体を、背中にロゼッタの息遣いと淡いふくらみを感じた。
 そんな至福の時間が、すっかり日が沈んでしまうまで続いた。
 ミストは「また明日来ます」と言って、とても残念そうに家に帰った。
 ロゼッタは「明日が祝日で良かった」と言いながら出荷箱が空なのを確認して帰っていった。
 ひとり畑に残ったラグナはこっそりとシークルに感謝した。

おしまい

865 名無しさん@ピンキー :2006/09/10(日) 01:38:48 ID:oCuzCgQM
>>864
GJ! たまにはこういうのもいいなあ。和んだ。

866 名無しさん@ピンキー :2006/09/10(日) 01:41:41 ID:z62PJhOe
GJ!!

ところでこのスレもあと10KB強か…この二、三日で一気に消費したな

867 名無しさん@ピンキー :2006/09/10(日) 01:42:31 ID:VQomwCWn
エロは足りないが、こういう話は好きだ。GJ

しかしこのカブ、抜いて食おうとしたところで色々とヤバイ気がする('A`)ダイオキシーン

868 名無しさん@ピンキー :2006/09/10(日) 01:53:08 ID:N4SL0ZHy
筆頭カブ主だのどう見てもカブです本当にありがとうございましただのコレは見逃せない情報ですねだの、
細かいネタで腹筋が痛いwwGJ

869 名無しさん@ピンキー :2006/09/10(日) 04:50:53 ID:DxdS2Eb+
次スレのお時間かしら

870 名無しさん@ピンキー :2006/09/10(日) 12:18:55 ID:13cL860/
gj

871 862 :2006/09/10(日) 13:36:48 ID:XtgyjBEw
レスくれた方、ありがとうございました。
今度はちゃんとエロいの書けるように修行してきます。ノシ

872 名無しさん@ピンキー :2006/09/10(日) 13:50:37 ID:kntVNflT
牧場物語のエロパロスレ3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157863801/

873 名無しさん@ピンキー :2006/09/11(月) 00:33:05 ID:9eal//r2
梅?

874 名無しさん@ピンキー :2006/09/11(月) 08:05:56 ID:Hrf6SLbr
大きなカブの人、GJ!
センスのいい文章ですね。
こういうの好きです。

875 名無しさん@ピンキー :2006/09/11(月) 12:31:55 ID:hT4eKrpz
         ,. '"´ ̄`''ー-、.,_,,.へ
       /         _,./ヽ〉
      /         Y´
     r'ヽ、___      i
 r─ ''"´ヽ、.,_  ̄''' ー◎''┐
  ヽ、., _____   ̄'''ー--‐O'"ヽ、_
   ,イ ヾ,ハ,ァ'-、‐-..,,_____     `ヽ
   i i  !〈'ト_!   ァ;‐-、7'r---r--''"´ 出張の人はもう帰ってきたのかな♪
   レ;ヘ. !"  ,   !._,rリ !ン /!
    .ハ :iヽ、 r‐┐ "/ /  ./,.-‐ァ
    r-ゝ!/`>-r :''//、_r'ヾ:::/
  <´::r';ンく  ノo「i/  ̄ `>ヘ>
    `フ i/´ ヽ.!/  _,,. - '`ヽ.!`ヽ.
    /ノ'i (><)┐      \、,ゝ
   ´  ノ r/::::::ヽ.-'┐  ` ー-ト、

876 名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 00:04:01 ID:DG7Cjtdp
このスレはもう落としてもいいの?

877 名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 00:20:30 ID:Q87rUy21
保守する必要はないと思うが、自沈させる必要もあるまい。

878 名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 00:50:00 ID:vD0WxwVK
500いくまで埋め

879 ししまる ◆440.V/COZU :2006/09/13(水) 15:02:07 ID:p6nQ9UB2
生きてるよ

でもまだルーンやってない。

880 ししまる ◆440.V/COZU :2006/09/13(水) 15:15:00 ID:p6nQ9UB2
ひそかに(あんまりひそかじゃない)、サイトを作ろうと思っているのだけど、
保管庫も合わせて作ろうか?とか思ったり。
なんか、ルーンの新作ラッシュがうらやましいから!

881 名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 15:28:32 ID:I+sCD7OC
ししまるさん、頼んだぜ。

882 名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 15:34:55 ID:s7mNRt/C
ゲームタイトル、キャラ名からお話を探せるようになってると便利ッスね。

883 名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 15:39:19 ID:I+sCD7OC
俺のナミさんSSも載るのかな、わくわくてかてか

884  ◆rOSeTTa3tc :2006/09/13(水) 16:01:20 ID:RrgJRyFN
埋めついでにトリップテストも兼ねて。
最初Rozettaで検索してて何となくエンディング見たらRosettaだった…

885 名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 16:02:13 ID:RrgJRyFN
最初小文字、次大文字だと微妙(´・ω・)ス

886 ししまる ◆440.V/COZU :2006/09/13(水) 19:48:27 ID:p6nQ9UB2
気安く頼むんじゃねー。
気が向いたらだ!

887 名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 19:59:46 ID:s7mNRt/C
>>886
テレルナヨォ( ´∀`)σ)д`)

888 ししまる ◆440.V/COZU :2006/09/13(水) 20:02:17 ID:p6nQ9UB2
うるせー!バーカバーカ!!!

889 名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 21:46:30 ID:vD0WxwVK
ツンデレさんだな

890 名無しさん@ピンキー :2006/09/13(水) 22:01:32 ID:I+sCD7OC
ししまるのツンデレにワロタ。
もう普段からそれでいってくれよ!
その方がコメントしやすいぜ

891 ししまる ◆440.V/COZU :2006/09/14(木) 10:14:29 ID:VLQRN7R8
アホか、おまいらはアホか!
大嫌いだ!
























ホントは大好きだけどな?


892 ししまる ◆440.V/COZU :2006/09/14(木) 10:15:10 ID:VLQRN7R8
あれ?こういうのがツンデレなのか?
俺には実はよくわからんのだ。

893 名無しさん@ピンキー :2006/09/14(木) 15:43:12 ID:raMCNfmE
仕事しなさい。
コテを付ける以上は。

でないと、もう口きいてあげないんだから!

894 名無しさん@ピンキー :2006/09/14(木) 16:49:57 ID:SYNz9roB
最近の野郎どもはツンツンなだけのキャラでも
無理矢理デレ分を妄想してツンデレ化できるようになった。
かつては7:3だったツン:デレが、いまや9:1か10:0である。
救われねぇ。

895 名無しさん@ピンキー :2006/09/14(木) 18:58:40 ID:raMCNfmE
それは間違いだ。

過去において、ツンデレとは過程であるツンがあるからこそ、デレが貴重であるとされてきたが、
最近にわかに流行りだしたツンデレブームで、
ツンの部分が軽視され、安易なデレを乱発する出来損ないを、粗製濫造する傾向が目立ち始めた。

現在は、そういった風潮が逆にツンデレ好き達の懐古を誘発し、
ツンデレ好き達は、ツンデレの本来の魅力であるツンとデレの比率に対して、再評価の目を向ける時期へと戻ってきたのだ。
デレがあればいいってもんじゃあないんだ。


896 名無しさん@ピンキー :2006/09/14(木) 20:11:19 ID:SYNz9roB
なるほど一理ある。

しかし、RFヒロインズの魅力は、
ツンツンでもデレデレでもなく、むしろユンユン(電波)にあると主張したい。

897 名無しさん@ピンキー :2006/09/14(木) 21:31:17 ID:raMCNfmE
ユンデレ(ゆん・でれ)

普段は電波ユンユン、時にはデレデレとなる新属性。
新牧場物語のミストが語源とされる

898 名無しさん@ピンキー :2006/09/14(木) 23:14:44 ID:bVOjzeST
画像掲示板(18禁)の方で描いてるドット絵の人と今描いてる絵のネタ微妙に被った(ノ∀`)

899 名無しさん@ピンキー :2006/09/15(金) 00:54:09 ID:VrQdO7hG
つ[構わず強行投下]

と言うか見たい。

900 名無しさん@ピンキー :2006/09/15(金) 03:40:52 ID:F8sBj2JM
今は仕事できねーからコテ外すぞ。
…俺の仕事って何…?


だってやっとFF3始められたんだよ!
もう夢中だよ!!
悪ィかコノヤロー!

901 名無しさん@ピンキー :2006/09/15(金) 04:03:25 ID:F8sBj2JM
…でも口きいてもらえなくなるのはヤダ…
なんかする。

みんなたくさん説明してくれてありがとうな。
物知りだな!

902 898 :2006/09/15(金) 04:25:48 ID:1XYkgAHL
まだアラ飛ばしただけの下書きだけど強行投下。
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi52633.jpg.html

よくある自己発電絵だけど、一緒に書いてる途中の文章の方で丸被りしてるぜ…

903 名無しさん@ピンキー :2006/09/15(金) 10:08:57 ID:wnkI8E0f
ししまるお前そのキャラで行ってくれ。
…次スレにもな!

904 名無しさん@ピンキー :2006/09/15(金) 20:44:16 ID:VrQdO7hG
おいしくいただきました

905 名無しさん@ピンキー :2006/09/16(土) 09:53:02 ID:82P65FLt
>902氏
ウマー

保管庫の場所は借りた。
そんで、スレ2のSSは多分大丈夫なんだけど、
その前スレとか、今もう落ちてる画像とか、
保管庫ができたらでいいんで、持ってる人はクレクレ。

でもまたしばらくできそうにないんだよ。
てけとーに期待しないで待っててくれぃ。


906 名無しさん@ピンキー :2006/09/16(土) 15:28:00 ID:Z2XRf+Y9
       ,. - ''"´  ̄ `'' .、
     , '"        ヽ、  `ヽ.
    /      i、  , 、ヽ.ヽ.   ',
    ,' ./ / i i ヽ. !_-!''ハ  ',.rァ i
   イ .i i. i-!‐!''":ァi'"`.ゝ!  |´)  |
    i ,ヘ レ'iァヽ!   ゞ-' ,|   |'´ヽ. !  次スレでもがんばってカブを育てて下さいね
   ノヘレ'iハ^ゞ'      "|   |   ハ
      | !、   ヽフ  ,イ i !ヘ,ヘ,! 〉
     〈! |ア`''=r‐r '´7 ./ ,'`''ーァV
   r-、「ヽ./!`',.ァ「イ_「ノ、,ヘ/|ハ ̄
  rヽ:::::::::V:::i//7oo_>=7  i. ',
  `ヽ:::::ヽ:!::/7、r//、_「/`ヽ./i ヽ.
     >'" ̄`ヽ.::::/:::/>r<7ハ、_,ゝ
    iニ ゚д゚  i:::/´   /´
    iヲ、_   r「´ヽ.   ,〈
    `ー>、/i、〉  |__,.イ:::ヽ.
     ,.く:/::::/`r‐'i"ヘ:::ヽ:::::::>、
    / `'ー' l|    'r--'"  ヽ.

907 過去462 ◆MlASmWsLOk :2006/09/16(土) 21:03:25 ID:RIUyv3f9
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi [505]

埋めがてら。
ルーンファクトリーサラ。


908 名無しさん@ピンキー :2006/09/16(土) 23:35:22 ID:3FhWJdBS
良い乳だ

909 名無しさん@ピンキー :2006/09/17(日) 00:55:09 ID:dJrQDaIg
>>905
保管作業おつです!
前スレのhtmlをうpしますた。
ttp://mocks2.s5.x-beat.com/upload2/source/20060917004756.zip

910 名無しさん@ピンキー :2006/09/17(日) 04:50:57 ID:sQiKnmWp
良いおっぱいだ
少し借りるぞ

911 名無しさん@ピンキー :2006/09/17(日) 09:28:22 ID:1Haau6Eh
>909氏
トンクスです。
ていうかもう、保管作業してると、他人様のSSが楽しゅーてしょーがない。
俺もカキてー。いろんなモノを!

でもなかなかそーも言ってらんねーのが現実さぁ…アハハハハハハ…orz

912 名無しさん@ピンキー :2006/09/18(月) 04:01:25 ID:OiAX6Fys
なかなか埋まらないな
ロゼッタは俺の嫁

913 名無しさん@ピンキー :2006/09/18(月) 15:10:12 ID:9dt3O5pR
  ヽ、ト、|ヽ、 ,,.. -──-...,,_
  ____ゝ、i::::;ゝ'ァ':: ̄:`:;ヽ,、-`-、
  `>:::`rォ:::/:::;::::;::::/-'-i::;:::;::::ヽ.
   7:::::r'7::::i::/::/!-;! ,、 !:!-::!::i:::i
  ノ:::::/Yヽ、Li::::iァ;=!;、 ' ァ;t└ハ::!
  ,イ::::::i::ハヽ、;_「'i!'ト__,!   ij !'/::i'┘ うるさいうるさいうるさいっ!
  i::::i:::::i/ヽ;::::!_,i"    __'  "!_,}
  !::::i:::::|   ゝ|:::!>.、└' _,.イi:::|
  ';::::';::::',   L;」i、ヽ二「 !ハ|::;ハ!
   i:::::ヽ;ヘ ,.:'"ンヽ`ー=-'`rン`ヽ、
   !:::/\ン  ,,..イ!ヽ\//:::'ト、  \
   レ' ∠_,,..ァ'" ,ri|:::::`//:::::::!ヘ`r''´
     'i /、  /ヘ>ー-i⌒ンイ_,ヘ!
     |/、._`7:k'´  ̄フTi'´」--ヘ

914 過去462 ◆MlASmWsLOk :2006/09/18(月) 23:27:13 ID:gKsN2fc5
ttp://boku002.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi [506]

いるかどうかわかんないけど
そろそろまつやまキャラが恋しい人達へ。

RFじゃめいを嫁にしたけど
やっぱエリィがいい

915 名無しさん@ピンキー :2006/09/19(火) 00:12:40 ID:Bkj2K1bT
コロステのナスカと
WLのナミさんは別物ですか?

916 名無しさん@ピンキー :2006/09/19(火) 00:14:11 ID:Zhi9BZJi
GJ!表情がいい感じ!

何が原因でスレ住民と職人様が一気に増えたんでしょうねぇ・・・

917 名無しさん@ピンキー :2006/09/20(水) 17:43:28 ID:4jJUp73y
>915
俺もずっと疑問に思っている。
でも面倒なので自分で確認しない。

>916
俺の予想ではどっかの供給することしか考えてねー駄文書きが
好き勝手書いてんの見てこの程度でいいんなら俺にもできるぜとか
思って自信を持ってルーンで萌え燃えしたものを一気に吐き出した
…んだったらいいな。供給することしか考えてねー駄文書きとしては。
うるせー!俺だよ!駄文書きで悪ィかコノヤロー!

俺はツンデレじゃねーぞ?自分ではキレキャラだと思ってる。

918 名無しさん@ピンキー :2006/09/20(水) 18:57:54 ID:QmklMBBW
別物だけど同じ血が流れてる

919 名無しさん@ピンキー :2006/09/20(水) 20:03:05 ID:7qZEnrhz
>>916
ルーンファクトリーやって、wiki見て、
「へーエロパロにもスレあるんだ」と思ってここへ来ました。
そういう人、結構いると思うけどどうだろう。

書くの自体は自サイトとかでやってたので、RFで一本投下、現在に至る。
…すみません。エロパロスレなのにエロくないの投下してすみません。

920 名無しさん@ピンキー :2006/09/20(水) 20:11:51 ID:BQCvLKcU
>>916
この程度でいいのか、俺でも出来るぜ、って思ってたよ!投下したよ

もう、黒歴史

921 名無しさん@ピンキー :2006/09/20(水) 22:44:57 ID:Ep5BkQ7E
  ヽ、ト、|ヽ、 ,,.. -──-...,,_
  ____ゝ、i::::;ゝ'ァ':: ̄:`:;ヽ,、-`-、
  `>:::`rォ:::/:::;::::;::::/-'-i::;:::;::::ヽ.
   7:::::r'7::::i::/::/!-;! ,、 !:!-::!::i:::i
  ノ:::::/Yヽ、Li::::iァ;=!;、 ' ァ;t└ハ::!
  ,イ::::::i::ハヽ、;_「'i!'ト__,!   ij !'/::i'┘ うるさいうるさいうるさいっ!
  i::::i:::::i/ヽ;::::!_,i"    __'  "!_,}
  !::::i:::::|   ゝ|:::!>.、└' _,.イi:::|
  ';::::';::::',   L;」i、ヽ二「 !ハ|::;ハ!
   i:::::ヽ;ヘ ,.:'"ンヽ`ー=-'`rン`ヽ、
   !:::/\ン  ,,..イ!ヽ\//:::'ト、  \
   レ' ∠_,,..ァ'" ,ri|:::::`//:::::::!ヘ`r''´
     'i /、  /ヘ>ー-i⌒ンイ_,ヘ!
     |/、._`7:k'´  ̄フTi'´」--ヘ


922 名無しさん@ピンキー :2006/09/21(木) 03:44:49 ID:GeAPMDyZ
まぁなんにせよスレが賑わうのはいいことだ
アレだ、おまえらGJ >>917 >>919 >>920

923 名無しさん@ピンキー :2006/09/21(木) 14:13:17 ID:fxx90g3y
黒歴史いいじゃねーか。
もっと積み重ねようぜ!歴史を!

そのうち、若かったなーと顔から火が出るようになるさ…orz

924 名無しさん@ピンキー :2006/09/21(木) 14:15:31 ID:fxx90g3y
ぶっちゃけ俺なんか何書いたか投下直後に
脳内から消去してるぞ!
全部忘れてる!

そろそろ埋まるかな?

925 名無しさん@ピンキー :2006/09/21(木) 20:42:01 ID:mfiSr4rn
なぁ、埋めがてらに聞きたいんだが、実際文章書く速度ってどんな感じ?

俺の場合、大体1レス1時間ぐらいかかるんで、
10レス使うものだと10時間、って感じなんだが…
いつも、国語辞典ひきまくりなんだよなー

926 名無しさん@ピンキー :2006/09/21(木) 20:57:08 ID:XIkAZmve
レス数じゃまちまちじゃないか?
目安にするならKBとか文字数にしないと。

しかし、時間単位で書けるのが羨ましい。
集中がすぐ切れるため、一つの話(20Kb弱)書き上げるのに普通に日や週単位になるよ。リアルの都合もあるしね。

927 名無しさん@ピンキー :2006/09/21(木) 20:57:16 ID:vQbrNa8T
書く前にあらすじがちゃんとできてて、
特に新しいこともやってないなら、2レス分で1時間くらいかな?
新しいことに挑戦しようとすると時間がかかる。

気になった時にすぐ国語辞典引く癖は良いと思う。
今どきはネットにもデジタル辞典があるし、便利になったよねえ。

928 名無しさん@ピンキー :2006/09/21(木) 21:00:11 ID:ctDhAUu7
俺がSS(つっても二レスの短い奴)書いた時は三時間ぐらい掛かった。
ながら打ちだからな。音楽聴きながら。サイト見ながら。
サイトの方の奴は三時間で15kb行くときもありゃ、四時間で3k未満ってのもある。
どっちにしろエロ無しだからまだ早く打てるんだろうけど、エロ書いてる人はもっと時間掛かるだろうな…
っていうか書けるその度胸を尊敬したいよ。皮肉じゃなくてな。

929 名無しさん@ピンキー :2006/09/21(木) 21:00:59 ID:ctDhAUu7
っていうか一気にレス入ってきてワロタw

930 おわり? :2006/09/21(木) 21:03:38 ID:aCz3OVrm
俺はエロの時の方が速い速い。

931 名無しさん@ピンキー :2006/09/21(木) 21:05:26 ID:ctDhAUu7
マジかよ。俺チェリーだからわかんねーんだよな。
エロSS大量に読みまくったけど、イマイチ書くとなるとわからねえ。

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