はえてるよシャロンさん!


「シャロンには、絶対すごい秘密があるに違いないのよ」
 風呂に入りに行ったら、メロディさんにつかまって思いっきり語られました。
「はぁ…」
「なに、その投げやりな返事! ラグナは、あんな風に他人と離れて暮らしてるシャロンのこと、気になら
ないっていうの」
「そりゃ、まぁ・・・・・・」
 気にならないと言えば嘘になる。シャロンさん、美人だし。だがそれよりも…
「……そんなにシャロンさんのこと心配するなんて、メロディさんって本当に友達思いな……」
「だって、私のお風呂に入らないのよ? どこかに私も知らないすっごい穴場な露天風呂を隠してるのか
も」
「……そっちの心配ですか」

 そんなこんなで、シャロンさんを拉致って尋問することに。
「って、手段が著しく不穏当なのですが!?」
「いいのよ。目的の為なら手段も正当化されるって言うし」
「メロディさんってマキャベリストなんですね……」
 というわけで、現在僕とメロディさんの目の前には、ロープでぐるぐる巻き&猿ぐつわなシャロンさん
が。ちなみに監禁現場は僕の家。
「ラグナの家は村外れにあるから、こういう違法行為をするには便利よね」
「全然うれしくないです」
 お風呂絡みのネタのせいか、メロディさんのテンションが激しく変だ。
 そして現在やや放置気味なシャロンさんはと言うと、とても不安そうな表情でこちらを見つめている。そ
んなシャロンさんに、メロディさんは指を突きつけながら高々と言い放つ。
「さあシャロン、本当のことを言いなさい。そう、あなたが秘密にしている幻のシンゲンの隠し湯の在処
を!」
 その言葉で、シャロンさんは思いっきり怯え顔。まあ、あんなテンぱった事言われちゃ当然ですが。って
言うか、シャロンさんの秘密が隠し湯とは限らないと思います。

「むむむ……流石に口が固いわね、シャロンいいわ。本当の事言わないなら……ラグナにゴーカンさせ
るから!」
「〜〜〜っ!?」
 その言葉にびくりと震え、声にならない悲鳴をあげるシャロンさん。 

 ってか何言いやがりましたか、このエセ魔法少女?
「ふっふっふ、ラグナのはすごいわよ〜? そこらの男のモノとは違うんだから〜。初めてだと、泣くほど
キツいわよ〜?」
「ちょ……メロディさん、なに言ってるんですか!?」
「本当は嫌だけど、これもシンゲンの隠し湯の為だもの。ラグナ、一回だけなら許してあげるから、やっ
ちゃって!」
「ちょ、ちょっと待った! それと、さっきから出てるそのシンゲンって誰ですか!?」
「あ、でも中出しだけは絶対駄目よ? それは私だけの特権なんだから……」
「話を聞けぇっ!」
 テンぱったメロディさんは、人の言うことを聞く気は微塵も無い模様。


「しかし、シャロンってうちのお風呂に入って無い割には肌きれいよねぇ〜」
 妖しく笑いながらメロディさんはシャロンさんの太ももをなで回す。シャロンさんは頬を赤くしながら体を
強ばらせ、その感触に耐えている。
「ほらほら、本当のこと言わないと大変なことになっちゃうわよ〜?」
 いや、今でも十分大変なことになってると思いますけどね。
「ほらほら、奥の方も触っちゃうからね〜」
 その言葉に、シャロンさん青ざめて足をぎゅっと固く閉ざす。しかし、その間にねじ込むように、メロディ
さんの指がするすると動いて……

「あれ?」
 メロディさんの動きが止まった。なぜか、顔には思いっきり困惑の表情。
「……ちょっとラグナ。シャロンの足押さえて」
「えー」
「いいから早く!」
 怒鳴られたら、思わず動いてしまう体。ごめんなさい、シャロンさん。
 そう心の中で謝りながらも、僕は言われるがままシャロンさんの背後から膝を押さえつける。
「……」
 メロディさんは開かれた股間をまじまじと見つめた後、シャロンさんを見つめる。すると、シャロンさんの
体からなぜか力が抜け落ちた。

「……あの、メロディさん」
「ラグナ、これ何だと思う?」
 ちょいちょいと指さす先にあるのは、シャロンさんの純白の下着からひょっこり顔を出した……

「おち○ちん!?」
「…だよねぇ…」

 僕が猿ぐつわを解くと、シャロンさんはゆっくり語り出した。
「……こういう体なんです。生まれた時から、男の性器がついていて……」
 僕ら二人に股間を見つめられる羞恥に目を瞑って耐えながら、シャロンさんはそう説明する。
 それって……
「つまり、両性具有……半陰陽ってことですか?」
 僕の言葉に、シャロンさんはこくりと頷く。その横で、メロディさんも感慨深げに頷く。
「なるほど、これじゃ男湯と女湯、どっちに入っていいかわかんないものねぇ。うちのお風呂に入りに来な
いわけだ」
「知られた以上……もう、この村で生きてはいけません……」
 シャロンさんの目からぽろぽろとこぼれる涙。
「な、なんでですか!?」
「こんな醜い体をした女を、誰が受け入れるてくれると言うのです……私の両親でさえ疎んだというのに
……」
 静かに、涙だけ流して泣くシャロンさんに、僕はかける言葉が無かった。しかし、メロディさんは毅然と言
い放った。
「大丈夫よ、シャロン!」
「え?」
「たかがおち○ちんが生えてるくらい、私は気にしない! そんなもの、人より背が高いとか、足が大きい
とか、その程度のことじゃない! むしろ、両方あるってことはすごいじゃないの!」
「メロディ……でも……」
「ええい、問答無用!」
 言うなり、メロディさんは自分の纏っていた服を脱ぎ捨てる。

「って、なぜ脱ぐ!?」


「ふふん、この体のすばらしさを教えてあげるんだから」
 そう言うなり、メロディさんはシャロンさんの男性器を舐めあげた。
「ぺろ……」
「きゃっ!?」
 驚いたシャロンさんの反応を確認すると、メロディさんは舐めあげていく。
「はむ……ちゅ……」
「だ、駄目、メロディ! そんな、汚い…!」
「れる……汚くなんかないわよ。ちょっと臭いはするけど、ちゅぷ……美味し……あむ」
「あ、ああああ……」
 シャロンさんのものをしゃぶりながら、メロディさんは右手で自分の股間を弄っている。そして、シャロン
さんの男性器が屹立したのを確認すると、満足げに頷いた。
「……こんなものかな。それじゃ、こんどはこっちで」
 そう言いながら、メロディさんは自分で性器を広げてシャロンさんの上へとまたがる。
「ラグナ以外のおち○ちんって初めてなんだよね〜」
「そ、それは駄目です! 絶対、駄……っんん!」
「……うふふ、ラグナより小ぶりだけど、固くて熱いよシャロン」
 ゆっくりと腰をくねらせるメロディさん。
「く……ん……!」
「シャロン、遠慮しないでもっと自分から動いていいよ?」
「あ……う………!」
 促されるまま、シャロンさんの動きが変わる。自分から腰を打ち付けるようなその動きにあわせて、 二
人の体位はシャロンさんがメロディさんにのし掛かるような形へと変わってゆく。
「……そろそろかな」
 と、いきなりメロディさんはシャロンさんのおしりをわしづかみにして動きを止めた。
「……なんで……止めるの…?」
 メロディさんは切なげなシャロンさんへ微笑みかけると、ずっと放置プレイ扱いだった僕にこう言った。
「ラグナ、シャロンの女の子の方にいれてあげて」
「っ!?」
 絶句し、怯えながら僕の方を振り向くシャロンさん。
 ……いや、まぁ、普段なら自制も効くのですけど。目前でこんな光景繰り広げられたら、ねぇ?
「ごめんなさい、シャロンさん」
 謝罪の言葉をつぶやきながらも、僕は痛いくらいに張り詰めた分身で
「ま、待って、ラグナさ……ああああっ!」
「く……きつ……」
 痛みに震えるシャロンさんと対照的に、僕は締め付ける快感にもだえる。
「ラグナ、私とどっちが気持ちいい?」
「……その質問は黙秘権を行使させてもらいます」
「えへへ、ちょっと意地悪だったかな。それじゃあ、二人でシャロンを精一杯喜ばせてあげようね」
 そして僕ら二人、シャロンさんを責め始める。
「ひ……ひゃ……ああ!」
 シャロンさんの口からは甘くて切ない声があふれる。本当のところ、僕に貫かれている方は痛みばかり
だろうけど、メロディさんが包み込んでいる方から溢れる快感の方が強いのだろう。

 やがて、快感の頂点はやってきてしまった。
「く……出る!」
 腰を突き出すようにして、僕はシャロンさんの奥へ精を放つ。
「ひゃああっ!」
 それとほぼ同時にメロディさんは腰を逃がすように動かし、抜き放たれたシャロンさんはびくびくと震
えながら白濁液を放出した。
「あ……シャロンの……熱い……」
 白い飛沫を体中で浴びながら、メロディさんは恍惚とつぶやいていた。


「じゃあ、この件は私たち三人だけの秘密ってことで!」
 事の後、諸々の処理も終えて、ようやくリラックスティーで一息つける余裕ができた頃、メロディは高々
とそう宣言した。
「……そうしていただけるなら、私としても依存はありません」
 シャロンさんは頬を赤らめたままうつむきながらもそうつぶやく。

 まあ、僕としてもそれで別段問題は無いのだけれども。 
 ただ、その結論に至る上で、先ほどの行為を行う必要性が全然無い気がするのは、気のせいでしょう
か。

「ともかく、これからは気兼ね無くうちのお風呂に入りに来てね、シャロン。営業時間外なら男湯でも女湯
でも、どっちでもおっけーだから!」
「……有り難う、メロディ」
 手を取りあい、笑いあう少女二人。まあ、これで二人の友情が深まったのなら、それはそれでいいのかもしれ
ない。特に、メロディさんにとっては風呂屋の常連がまた一人確保できたわけだから万々歳であるし、うんうん。

 ……そんな感じで綺麗に終われると思った矢先……
「それはそうと、ラグナ」
「はい?」
「……シャロンに中出しは駄目って言ったわよね?」
「え……?」
 妙に据わった目でこっちを見つめてくるメロディさんの手には、なぜか僕の愛剣・天ノ群雲ノ剣。

「ぎゃーー!」

 教訓:メロディさんの言いつけは守りましょう。

<どっとはらい>


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