オリキャラ主人公 ラグナと結婚しているロゼッタ視点

-----------------------------設定

あらゆるスキルレベルを最高にしたラグナはグリモアをさっくり倒し帝国を退け、
平和な生活を手に入れた。しかしスキルをあげるのが大好きなラグナは今の状況に
一抹の不満を覚えてもいた。漫然としているうちに時は流れ、ラグナはロゼッタと結ばれる。
そして、ロゼッタとの初夜の最中、久しぶりに「あの音」を聴いたのだ!それは紛れも無く
スキルレベルアップの音。即ち、「性技」のスキルである。こうして新たな生きがいをSEXの中に見出した
ラグナは、ロゼッタをこってりと調教。さらに「調教」のスキルに目覚め、
町の女性と片っ端からねんごろになっていくのだった。一方、妻のロゼッタもラグナに似てきたのか、
スキルレベルアップが趣味になり、ダンナ公認の元「色々な」プレイを習得していくのだった。


……とか。基本的にバカップルの上(呼び名ダーリン)
ラグナが超人的技巧と肉体を持っているのでNTRなぞありえません。

-----------------------------以下SS

閲覧禁止のバイオグラフィ

 序章 西から来た男


 今、私はついに目的地を臨む国境の村にたどり着き、この文章を書いている。
 大陸東端に位置する町、カルディア。
 町とは名ばかりの、人口の少ないところだと言う。が、霊峰と名高いギガント山、
太古のすがたをそのまま残したカシミール遺跡など、観光資源の豊富なところでもある。
その割りに人の出入りは少なく、シーズン中に一度、団体で観光客があるかないか程度なのは、
過度に騒がしくなるのを良しとしない町人の気風を反映してのものと思われる。
 だが、私は観光をしに来たのではない。ここで、私の経歴を簡単に述べておこう。




 ……つまった。
 男はペンを立てると、顔をしかめて椅子の背もたれに深く寄りかかった。
「やれやれ……物書き志望のクセに自己紹介文すらかけないとはね」
 書けない、と言うのは正確でないかもしれない。自分の経歴はいやというほどよく知っている。
それを文章にするだけの知識と経験も、ある。
 書きたくないのだ。要するに。それに気づいて、自分の重症ぶりを改めて思い知った。
「大陸東端まで来たんだ。……あの人に会うために」
 頭を冷やして、もう一度机に向かった。



 私の名前はディック。ゼークス帝国の片田舎に農家の次男坊として生まれた私は、お定まりのように
自分の境遇を嘆き、一旗あげるために身一つで首都へと向かった。そこで味わった栄光と挫折については
特に触れることはしないが、かいつまんで言うなら、首都に来て数年、非常に運のよかった私は
金にあかして怠惰な日々を送っていた。そして、周りの全てに倦んでいた。もう十年以上も前の話だ。
 そんな時。皇帝が遠征に行った折、大敗を喫したという噂が、帝国全土に広がった。
 さらには、その遠征先というのが聞いたことも無い辺境の小さな町だという。
 オマケに、裏ではノーラッド王国がかかわっているとか。

 嘘か真か。そんな事は帝国市民にとってはどうでもよかった。話は破天荒なほど面白いものだ。
民の知りうる真実は、皇帝が遠征に言った事。無数の戦車を失って帰還したこと。その時期に戦があったという
話を聞かないこと。これだけあれば、話の種には十分だった。

 だが。一つだけ。極め付けの噂があった。

15 名無しさん@ピンキー :2006/11/14(火) 02:03:37 ID:E/pab1Jb

 曰く、遠征軍と戦い、退けたのは一人の若者だった。
 曰く、その若者はさる王家の血筋を引く、高貴なお方である。
 曰く、その若者は剣技に通じ、農業を営み、魔物と心を通わせ、薬学を修め、鍛冶を極め、
料理の腕は三ツ星級、細工を施せば国宝もの、人当たりもよく、誰にでも好かれ、オマケに美男子である。


 幼い女の子がよく「白馬に乗った王子様」を夢想するが、そんな他愛ない想像でも
ここまでは要求するまい、と言う美麗字句の嵐だ。英雄願望にもほどがある。
 当時私も、恥ずかしながら「天才」と呼ばれていい気になっていた。思えば、その頃に
いつかここにくる運命が決まったのかもしれない。
 それからの私は、人々が熱からさめた後も、その若者の事を考えていた。
 今なら分かる。私は、本物の天才が見たかったのだ。
 そして、長らく離れていた家族と和解し(非常に後味の悪いものだった)、いろいろな事にケリをつけた後、
じっくりと徒歩で、噂の遠征地と目される町、カルディアを目指した。
 なぜ目的地を知る事が出来たかについては、後述するとしよう。




 ま、こんなものかな。
 羊皮紙に砂をまいた後、書いた文章を反芻する。結局、自分については当たり障りのあることは書かなかった。
 だが、それでいいのだ。これから書く本の主人公は、正体不明の大天才と呼ばれた人なのだから。


 俺は知っている。その名は、ラグナ。


 一章 英雄の花嫁


 春を迎えたばかりの道は明るく、あるきやすく、どこまでもまっすぐだった。ここまでの道のりが嘘のように
隣町からの旅は短く、まだ正午にもならないうちにカルディアにたどり着きそうだった。
 と。思っていたのだが。
 今目の前にある光景に、頭が追いついていかない。なぜなら、私の目の前にいるのは、話の中でしかついぞお目にかかったことの無いド

ラゴンが居たからだ。
 赤石をはめ込んだような双眸が、間違いなくこちらに向いている。しばし見つめあった後、一歩近寄ってきた。
 思わずあとじさった。ここまでの旅で、危険な事は何度もあった。夜盗や、時にはモンスターとも戦った。だが。
(ドラゴンはないだろう……!? ここまで来て!)
 このまま走り去れば、逃げられるだろうか。そんな考えが頭によぎるのとほぼ同時。
「こらーっ! 逃げるなー!」
 ドラゴンの後ろから、女性の声が聞こえた。
「ま、まずい……! 逃げて! 逃げてください! ドラゴンがいるんです!」
 威嚇行為にとられないか、ひやひやしながら叫ぶと、
「大丈夫です! その子おとなしいですから!」
 あらゆる意味で予想外の答えが返ってきた。あっけに取られている間にドラゴンの後ろに人影が現れた。
大きな瞳が特徴的な、一目見ただけでも魅力的だと思わせる女性だった。
「こーら。散歩に行く時はあたしか、ダー……ラグナと一緒。いつも言ってるでしょ?」
「何ですって!?」
 思わず口を突いて出た。今……ラグナと言わなかったか?
「あ……はは。すいません。この子、うちの家畜なんです。人には危害を加えませんから」
「そ、そうじゃなくて、」
「こっちから来たと言う事は帝国の方でしょう?官憲にはどうか内密に……」
「だから!」
「口止め料は……あたしの身体を……」「ラグナって! 言いませんでしたか今?」
 もう一つ凄い言葉があった気がするが、後回しだ。しなを作っていた女性は即座に普通の表情に戻ると、
「ラグナはあたしの夫ですが、何か?」
 微笑んだ。あどけない少女のような、妖艶な美女のような、ふしぎな微笑みだった。


 色々と衝撃的な邂逅の後、実にあっさりと生ける伝説の邸宅に上がりこむ事が出来た。
「はあ……なるほど。それで貴方は、遠路はるばるうちの夫の伝記を書きにきたと?」
「は……はい。是非とも取材させて欲しいんですが……」
「うーん……あたしからはその、詳しく話せない部分があるんだけど」
「詳しく話せない部分?」
「遠征がどうの、って言う話よ。貴方ゼークス帝国の人でしょう? で、書き上げた伝記はゼークス帝国で読まれる」
「ゆくゆくはノーラッド王国でも出版されればと思いますが、そうですね」
「じゃあ、帝国に都合の悪い事はかけないんじゃない?」
「……エゼルバード前皇帝は崩御なさいました。それまでの強兵策の反動で、帝国民の間には嫌戦ムードが高まっています。
 今なら、ラグナさんの活躍はむしろ英雄的行為と看做されるでしょう」
「え? でも」
「仰りたい事は分かります。ですが、これまでの侵略政策が異常なまでの熱を持っていた分、揺り返しもかなり激しいのです。
 過剰とも言えるほどの反戦意識があるのは事実です」
「ふーん。なんだかよく分からないけど、書いても大丈夫ってことね?」
「はい!」
 嘘だ。……いや、言った言葉に事実に反するものは無い。無いが、帝国の歴史的スキャンダルの暴露と反戦意識が
力比べをしてどちらが勝つかなど、誰にも分かるものではない。第一、まっとうな伝記に仕立てようとするなら
五年十年のオーダーで時間がかかる。その時情勢がどうなっているか、分かるわけも無い。これは賭けだった。
もちろん、少しでも危険を感じれば墓の中まで持っていく覚悟はある。だがそれ以上に、伝説の人物の人となりが
知りたくてここまで来たのだ。是が非でも書きたかった。
「えへへっ。そっか、ラグナが……」
 そんな内情を露ほども知らぬラグナ婦人が、こらえ切れないといった感じのはにかんだ笑みを浮かべた。
我が事のように嬉しいのだろう。穢れ無きその笑みは、見ているだけでこちらも幸せにする。
「ところで……貴女は、ラグナさんの奥方、ですよね?」
「あははっ! 奥方なんて痒い呼び方しないでよ!」
 今度は大笑。それでも少しも下品な感じがしない。
 しかし、……この人、若すぎないか?
「あの、失礼ですが、ラグナさんとはいつから?」
「んー、春の初めにミストが拾ってからだから、初めて会ったのはもう、じゅ……っと、年がばれるわね」
「すいません。ずいぶんお若く見えるもので……20ぐらいに」
 口の端が持ち上がる。デカダンスを極めた時に身につけた女性観察眼から察すると、相当喜んでいるように見える。
実際、十代中盤くらいにも、四十前にも見えるふしぎな雰囲気をまとっていた。
 まじめに考察するなら、皇帝の大敗からさかのぼっても一、二年と言うところだから、三十路を超えているのは
間違いないはずなのだが。可憐な乙女といって通用するような容姿だった。
「そう? ほんとにそう思う?」
 そんな女性でも、実年齢より下に見られるのは無条件で嬉しいものなのか。
「はい!最初見た時娘さんかと思いました」
「いやぁそれは言いすぎでしょ?」
 腕を組んで目を閉じて、オマケに耳をぴくぴくさせている。美貌とあいまって、この短時間で
私はすっかり英雄夫人に見せられていた。
「お二人の馴れ初めは、どんなものだったんですか?」


「あたしはね、カルディアの町の雑貨屋の娘なの。ラグナは、行き倒れたところをこの近所に住んでるミストに
 拾われて、彼女が受け継いだ牧場……と言うよりは農場だけど、そこを借り受けて生活する事になったの」

 ベネ(よし)! ついに伝説の序章が私の目の前で幕を開けた。小躍りしたい気分を抑え、じっと耳を傾ける。

「そうそう、ラグナは記憶が無くてね。自分の名前しか覚えてなかったの。……今思えば、それがよかったのよね。
結果として町を救う事が出来たし、……あたしのかけがえの無い人になったんだもの。
 とにかく、あたしは雑貨屋の娘としてラグナとであったのよ。農場には収穫箱の中身回収に毎日のように出かけてたけど、
むしろ出会うのは店の方が多かったかな。あの人頻繁に野菜の種を買いに来たっけ」
「それは、実は貴女に会いに?」
「違うと思うわ。お互いにその頃は考えもしなかったと思う……ううん、嘘。何にも考えてなかったのはラグナだけね」
「と言うと?」
「田舎町に突然現れた割とかっこいい男の子なんて、『女の子』として意識しないわけ無いわ。トルテなんか、聞いただけで
夢の世界に片足突っ込んじゃったもの」
 聞き入りながら、あらすじを書き残していく。すでに未知の人名が二人分出ていた。
「でも、誰もが思ってたんじゃないかな。ラグナとはたぶん、ミストとくっつくんだって」
 また出た。ミストさん。
「さっき、ラグナさんを拾った、と言っていた方ですね。どんな人なんです?」
 むーん、と腕を組んだ。
「一言で言うと、天然、ね。あたしはミストと幼馴染なんだけど、あの子は昔っから誰にでも優しくてノノ
だから、知らずに誰かを傷つけることも多くて。それを知るたびに自分が傷つく。そんな子。
良く言うと純粋。悪く言うとバカの変人。拾ったってだけあって、ラグナとの仲も特別な感じがしたし、
実際毎日遊びに行ってた。……まあ、今でもくるけどね。毎日」
 ふっ、と微笑まれて、胸が高鳴った。今までとは違う妖艶な、ある意味年相応の笑い方だった。

 そして、たっぷり二時間以上は聞いては書き、聞いては書き、ついに物語は一つのヤマ、英雄の結婚式を迎えた。

「でさ、リュードが情けない顔しちゃってさ。詩人の癖に祝福の詩の一つも読めないの!」
 彼女の話しかたは上手いほうで、ひたすら書き写すだけでもそれなりに読めるものになりそうだった。
「……それでねそれでね、ついに新婚初夜になるわけなんだけど。……聞きたい?」


 思わず生唾を飲んでしまった。もう少し自意識を働かせれば……誘っているのではないか、と思っても不思議ではないほど、
妖艶……むしろ、いやらしいと言った方が伝わりやすいかもしれない。雌の笑みだった。それにつられるように、
「き、聞かせてください」
 恐らく相手の望みどおりに、答える。思春期の少年のように舞い上がってしまって、口の中が渇く。
話を聞くだけなのに、とてつもなく背徳感をあおった。
 つ、と唇をなぞる仕草に、目を奪われる。ぷりぷりとした、柔らかそうな、薄紅色の唇。行ってはいけない所に血液が集中して、
内心かなり焦った。
「最初は本当に怖かった。ラグナのは、ものすごく大きくて……あたしのコブシ以上はあったわね。あんなのが入ったら死んじゃうと思っ た。
あたしの怯えた様子はラグナも分かってたから、最初から無理に入れることはしなかったわ。とりあえず、キスから始めたの。これがもう 、
ものすごく巧くて。ほんとに何でも出来るなって、ぼんやり思ったのを覚えてる。ま、すぐに頭の中真っ白になっちゃったけどね。
とっても情熱的なキスだったわよ。口の中を残らず刺激されて、舌を絡めあって。このまま舌が溶けてくっついてもいいと思った。
で、次はキスしたまま胸ね。あの頃はまだちっちゃかったな。谷間なんて全然無かったもの。今ならはさめる位にあるのに」
 いいながら、腕全体で胸をあげてみせる。ゆったり目の上着でそんなに目立たなかったし、話を聞くことに夢中だったため
気づいていなかったが、童顔に不釣合いな豊かな山が二つ、目に飛び込んでくる。その山頂には……
 丸いふくらみが、さらにひとつずつ、ハッキリ見て取れた。
 もはや自分の分身を抑えられない。ズボンの中で飛び出さんばかりに暴れるものを意識しつつ、二つのポッチからも目が離せない。


「ラグナはね。手のひらで包み込むように胸をもんだの。あっためた、って言った方がいいかな。怯えてたあたしには余計に暖かく思えた。
緊張が解けてくるのを待って、今度は、そっと乳首を撫でられたわ。触れるか触れないかの微妙なタッチで、全身に震えが来るくらい
気持ちよかった。キスしながらそんなことを繰り返されて、もう頭の中真っ白で、メロメロになってされるがままになってた。いきなり
乳首を強く捻られて、意識が飛んじゃってね。どれくらいかは聞かなかったけど、ラグナはあたしが起きるまで待っててくれてたの。優しいでしょ?
あたし、感動しちゃってさ。どんなに辛くても、怖くても、この人の全てを受け入れようって思ったの。そういったらラグナも凄く喜んでくれて。
って言っても言葉では言わなかったけど。表情でね。状況を忘れてどきどきしちゃったわよ。で、まずはあたしの受け入れ準備からってことで
アソコを徹底的にほぐす事にしたの。生まれて初めて、好きな人に一番恥ずかしい場所を見られて、顔から火が出そうだった。例によって
ラグナの攻めが始まったらそっちに夢中になっちゃったけどね。見られたときにはもうかなり濡れてたらしいけど、それでも指一本で痛いくらいだったわ。
ラグナも、火がついちゃったのかな。これまでのとは違って、あたしのを思い切り広げて、じゅるじゅる音を立ててすするの。それが恥ずかしくて、
ものすごく気持ちよくて、いっぱい声が出ちゃった。ラグナがそれをかわいい声だね、なんていうから余計に恥ずかしくなって、憎まれ口叩いたっけ。
我ながら良くそんな余裕があったと思うわ。とにかくラグナは激しくって、止めてっていっても全然離してくれなかった。腰から下が全部
溶けたみたいに感覚が無くなって、ようやく責めがやんだの。気持ちよすぎて、しばらく気づかなかったけど。ラグナはボケっとしてるあたしの
肩の横くらいに膝立ちになってて、いつの間にかラグナのが、あたしの目の前でビンビンになってた。で、『僕のも、してくれますか?』って。
切なそうな顔で言うもんだから、なんだか急にでっかいオチンチンが怖くなくなって。むしろいとおしく思えてきたの。でね?そっと触れてみたのよ。

 こうやって」
「うぁ!?」
 テーブルの下から、ビンビンになったでっかいオチンチンを触られて、私はのけぞるばかりだった。
 靴を脱いで、右の足を伸ばしたのだろう、しなやかな指が震えの一つも無く剛直をしごきあげる感触に、頭がおかしくなりそうだった。



続くといいね?

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