ラグナ&トルテ
今日もラグナは、図書館で本を読み漁っていた。
…トルテの好感度を上げるためである。
「うー。何が悲しくて、毎日 同じ本を
読み続けなければならないのか…コレガワカラナイ」
「あ…おはようございます…ラグナさん…」
そこに、お目当ての"相手"が登場である。
彼女の方から話し掛けてくるとは珍しい…
ラグナは心の中でガッツポーズをした。
「ラグナさんは勉強熱心ですね…
今日は、何を読んでいるんですか?」
「えっと、これはですね…『アースマイト・オブ・ジ・イヤー』
…って、えああ!?」
そこには、クワを持った全裸の女性や、
ジョウロで水浴びをする女性の姿が
余すところ無く写されていた。
「あ、あわてるな…これはラッセルの罠だ…」
「…ラグナさんの…不潔!変態!ウジ虫!!」
トルテは言いたいだけ言うと、走り去ってしまった。
「・・・・・・」
「すいませーん。コレ、貸出お願いします」