セシリア独白

私はずっと、カイルさんがプロポーズしてくれるのを待っていました。

毎日視姦してくるジェイクに耐え、留守の間に部屋に入ってくるジェイクに耐え、お風呂上がりの私を見ると、トイレに駆け込むジェイクに耐え、メイドとして働く毎日。
『……断ってください』

カイルさんのその言葉が、私にとっての救いでした。
家の手伝いと称して、私の下着を洗濯するジェイクさえも我慢しました。
ついに、寝ている私にジェイクは馬乗りになり服の上から胸を揉み始めました。
私は寝ているふりしか出来ませんでした。ここで起きてしまったら、気持ちをはっきりとさせないといけないからです。
もしも、考えられないことだけどカイルさんが私を選んでくれなかった時、ジェイクは負け組にならないための保険なんです。
ジェイクとの関係は、今はまだこじれさせる訳にはいきません。
ジェイクは私の服に手をかけます。
上半身に夜の冷たい空気が触れました。
ジェイクが息を呑んだ音が聞こえます。
ジェイクはそのまま、私のブラジャーをずらしました。女の象徴が、包み隠さずジェイクの前に晒されています。
ジェイクは荒い息をしながら、私の胸を乱暴に掴みます。時には顔を近付けて、先端を舐めました。
私は耐えられなくなって、声を漏らしてしまいました。
ジェイクは驚いて、すぐに私の衣服を直して部屋を出て行きました。
私は泣いてしまいそうでした。
カイルさんの言葉が、支えだったんです。



血が、内臓が辺りにぶちまけられている。
教会に漂う血の匂い。
誰も私に近づいてくる人はいない。
愛する彼はすでに肉片になってしまった。
彼の側で、純白のドレスを血に染めることも構わず寄り添う女は、私を射抜くようにみつめている。
私は2人の元へ歩み寄る。途中で、痴漢変態男の死体に躓くなどのハプニングはあったけれど、すぐにそこに辿り着いた。


「カイルさんが悪いんですよ。ずっと、待っていたのに」

―――farm days 了

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