嫌な予感がして、私は車を凄まじいスピードで走らせ
マンションへと帰り着いた。



帰ってきて、の姿がないことにさらに予感は加速して
寝室の扉を開けたら
案の定は自慰行為を行っていた。


私は帽子を脱ぎ捨て、床に座り込んでいたを引き上げベッドに戻す。









「きゃぁっ!?」


「さて・・・どんなお仕置きがいいかな?」


「ぃ、ぃや・・・っ」


「嫌とは言わせない。何せ、君は私との約束を破ったのだから」


「ぅっ!?」







図星を突かれ、 は黙り込む。

私はジャージを脱ぎシャツ1枚になり、そしてを見つめる。






「な、に?」


「下、捲り上げるんだ」


「っ!?」






私の言葉にはシャツの裾を強く握る。
どうやら彼女は濡れた場所を見せたくないらしい。


しかし、そう簡単に引き下がる私ではない。







「捲り上げないと、酷くて痛いことするぞ。それでもいいなら、すぐにでも行う」








拒否権すら持たせない所まで追い詰める。



約束を破ったのは自身。
それなりの罰は受けてもらわないと私が納得しない。







「・・・・」


、捲らないと本当に酷いことするぞ?君が嫌と言って、泣いてもやめないからな」








半ば脅迫。

だが、ここまで言わないと聞かないのがだ。


少々頑固な面もあるし、いつもは私から折れるのだが
今回ばかりは、私も意地になる。




すると、は震える手でシャツの裾を、ゆっくりと捲る。







「いい子だ、





捲られた下肢からは、愛液が滴り落ち、蕾は今にも欲しいと震えていた。







「グラ、ハム・・・ごめ、ん・・・なさっ」


「まったく、こんなに濡らして」


「きゃっ!!」









の体をベッドに押し倒し
私は彼女の脚の間に顔を埋め蕾を舌で扱き始める。






「あぁっ!!・・・あぅ・・・ンん・・・やぁっ、グラハム・・・そ、んなっ・・・!!」


「まずはこの溢れた蜜を飲み干してやる。こんなに垂らして・・・イケナイ子だ、


「あっ・・・あぁン・・・や、だっ・・・やめ・・・あぁ!!」


「やめない。言っただろ、約束を破ったお仕置きだと。まったく、こんなにココを弄って」






私は溢れる蜜を舌で舐め上げるが
舐めても蜜は溢れてくるばかりで止めどころがない。

私は顔を上げ、を見た。







「一度、自慰行為をしてしまえば、その感覚から抜け出せなくなる。
だからやめろと言ったんだ。それだというのに君ときたら」


「ご、めん・・・なさ・・・ぃ」










媚薬を飲んでいるから仕方ないとはいえ
元に戻ったときが怖い。

その感覚を今、覚えてしまえばそれを取り除くのは難しいだろう。




むしろ、私という人間が居ながら1人で抜くような真似はさせたくない。




しかし、私にも否がある。
こんな状態のを1人にしてしまったのだから。


だけを咎めても、仕方がない。




「本当なら酷い仕打ちをと思ったが、が嫌がることはなるべくならしたくない。
こんな状態の君を1人にしてしまった私にも否があるのだから」



「グラ、ハム」



「しかし、約束は約束だ。破ったのならば、それなりのことはさせてもらう」







其処まで言ったもののどうしてやろうかと考える。

痛いことはが嫌がることだ。
だが、それだけでは”お仕置き“という枠には当てはまらない。



しばらく頭の中で考えてふと、横を見ると等身大の鏡があった。
普段は服を整える為にある鏡だ。

其処で、あることが頭の中を過ぎり私はを抱き上げた。








「ど、したの?」


「お仕置きを思いついたんだ」







笑みを浮かべ、私はを見下ろす。
そんな彼女は何も知らない顔で私を見ている。


私はの体を鏡のほうへ向ける。
突然の事で は戸惑う。







「えっ・・・あ、やっ・・・な、に?」



「自分の姿をよく見ておくんだぞ。私に犯されるそのイヤラシイ顔を」



「やっ・・・やだぁっ・・・やめ」



「これが・・・約束を破った罰としての、お仕置きだ」



「ふあぁあぁぁあっ!!」







そう言いながら私は彼女のナカへと熱を挿れた。

鏡に映ったの顔はいつにも増して、艶が出ている。






「あっ!・・・やっ、やめ・・・グラ、ハム・・・やだぁ・・・!!」


「どうして?ホラ、目を開けてよく見てごらん。ココで私と君は繋がってるんだよ」


「いやぁあ!・・・あぁっ・・・恥ずかしぃ・・・お、願ぃ・・・ぬ、いて・・・あっ、ン!」


「ダメだ。・・・・、目を開けて。大丈夫、怖くないから」








私が優しく促すと、は恐る恐る目を開けた。

すると彼女は鏡に映った自分の姿に頬を紅潮させた。





大きく開かれた脚。


その間から見える、自らの蕾に挿れられた私の雄の部分。


溢れんばかりに混ざり合った愛液と精液。









「やっ、やだっ!私・・・こんなぁ・・・っ」


「恥ずかしいか?でも、鏡に映ってる君はとても可愛い顔をして私を誘ってる」


「ち、違っ・・・あンっ・・・あぁあ!」


「違わない。、鏡に映ってるのは紛れもなく君なんだ。
そして、私のをオイシそうに食べているのは君の、ココなんだよ」











私はの耳元で低く囁きながら
熱の塊をゆっくり のナカに挿れていく。







「あぁああっ!!・・・やっ・・・ン・・・ど、して・・・いやぁン・・・あっ、は・・・あぁっ・・・!」


「どうしてだって?君が私との約束を破った罰だからさ」


「やだっ・・・やめ、てぇ・・・あぁ・・・グラハムッ、あぁあん!!」


「やめないよ。もっと辱めてもっと苛めて・・・壊したい」







そうしなきゃ、私の抑制も、性欲も治まらないから。






「あっ・・・あン!・・・やっ・・・あぅん・・・はぁ・・・あっ・・・」


「舌を噛みそうだな。、私の指を噛んで」


「あふっ、んっ・・・ふぅ、んン」







あまりの羞恥に舌がうまく回らないの口の中に
私は右の指を2本入れた。

彼女の唾液が私の指に絡まってくる。


その姿が鏡に映って「あぁ、この子は自分のモノなんだ」という
征服欲が満たされると同時に興奮して、熱が上がる。








「ふっ・・・ン・・・グラ・・ハム・・・もっ・・・ヤッ・・・ふぅ」


「嫌?・・・嘘だな。やめて欲しくないんだろ、。こんなに私に絡んできてるクセに」










私は耳殻を舐め上げ、突然腰を激しく動かしのナカを掻き乱す。







「あぅン!?・・・ふっ・・・んぅ・・・ぅ・・・ぁああ!!」


「ホラ、絡んできた。鏡を見て。君のココはもっと私を欲しいって言ってる」







私は空いている片方の手で、蕾を拡げる。

ナカでは愛液と精液が混ざり合い、外へと漏れてシーツを汚していた。





「あぁあっ・・・ぃ、いや!!・・・やめっ・・・あ、グラハム・・・やっ、やだぁ!!」


「綺麗だよ。君も、君の体も、何もかも全てが愛しい」


「もっ・・・ぃや・・・グラハム・・・あぁっ・・・あン!!」


「イキたいのか?」


「あっ・・・ふぅ・・・ン・・・イ、カせて」


「さて、どうしようか」









焦らす口ぶりを見せると、は首を横に振る。









「じゃあ、もう一人でしないな?」


「し、なぃ」


「約束できるか?」


「するっ!だから早、くっ!お願い!!」


「よし、イイ子だ。必ず守るんだぞ、次破ったら今度こそ容赦はしないからな」







私はそういうと、はこくんと頷いた。
その反応を見て私は激しい律動を行い、再びのナカを犯す。







「あぅ!・・・あン・・・あ、あぁあ・・・あふっ・・・んっ・・・んン・・・!」


、鏡の方を見て。君はこんなにも淫らで、イヤラシイんだよ」


「んっ・・・ふっ・・・あっ・・・あぁっ!・・・や、ダメッ・・・もっ、イッちゃぅう!!」


「よく見ておくんだ、自分のイくときの顔を」







激しい律動を繰り返し、ナカで擦れ合い快楽の波を引き寄せてくる。







「あぁっ!!あン・・・あっ、あ・・・グラ、ハムッ・・・!」


、出すぞ」


「あっ・・・や、まっ・・・待って!」


「それは、ムリだ」






私の熱はのナカで締め付けられ、欲望を吐き出した。













「っ・・・――――あぁぁああ!!」









は悲鳴に近いが、それでいて甘美な声をあげ達した。
蕾からは私の精液と共に、彼女の愛液も外へと零れ落ちる。

私は鏡越しで彼女を見た。











「もう、二度とするんじゃないぞ・・・いいな?」


「ゎ、かった」


「今度は、これだけの辱めじゃすまないからな」


「ご、めん・・・なさぃ」





は呼吸を整えながら頷いた。







「まだ、体は疼くか?」


「ご、めん・・ね・・・グラハム」








どうやら、の体内の薬の効力はまだ続いているらしい。
私はそっと彼女の耳にキスをした。











「なら、仕切り直すか」


「えっ?」


「今度は、君が気持ちよくなるように。ゆっくり愛し合おうじゃないか」


「グラ、ハム」










そして、彼女の向きを鏡から私のほうへと向かせ
共にベッドに沈んだ。










LOOK - 罪映す鏡 -
(罪を犯した者はその姿が、鏡に映る) inserted by FC2 system

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