「ジョシュアさん・・・私、もう・・・グラハムには付いていけない」
・・・大丈夫だ、お前には・・・俺が付いてる。だから・・・俺のモノになれ」
「ジョシュアさん、私を・・・貴方だけのモノにして」





















ピピピピピピピピ・・・・!!!









「・・・・夢、か・・・はぁ〜」




目覚ましの音で、俺は起きた。
最近、アイツの・・・グラハムの恋人であるとか言う女の夢を見る


まだ2回と、彼女を見ていないのだが・・・俺はそんな彼女に惚れてしまった。
と、同時に上司であるグラハムに命を狙われる羽目にもなった




「この夢、この所・・・やけに、生生しくなってきたな。」





最近、この夢ばっかりだ。
が俺に迫ってくる夢・・・あまりにもリアルすぎて眠れない
でも、これが現実になるのであれば・・・嬉しいんだけどな、マジで。




























「ったく・・・・カスタムフラッグって案外難しいな・・・」





俺は気だるい体に鞭打つように起こして、基地に来てフラッグの訓練でもしようと
考えて、まずはコックピットなどを知る必要があると思いシステム室に足を運ぶのだった。












『頼む・・・泣かないでくれ』
『・・・ヒック・・・ぅっ・・・うぅ・・・もぅ、やだぁ・・・バカァ・・・』
『・・・ゴメン、私が迂闊だったんだ。・・・だから、もう泣かないでくれ・・・』










すると、システム室には先客が居た。・・・しかも聞き慣れた声が、2つ
俺は物陰からこっそりと中を覗くと・・・










、悪かった・・・だから、泣き止んでくれ」
「グラハムの・・・バカ・・・うっ・・・ひっく・・・」
・・・ゴメン」










グラハムのヤツが困った表情で、ずっと謝っている・・・その相手は自らの恋人であるだった。






状況から見ると、は先ほどから泣き止まないらしい






彼女が泣いている原因はアイツに、グラハムにあるんだろう・・・絶対










「私だって、突然だったんだ。まさか・・・知らない子からキスされるなんて・・・」
「じゃあ、抵抗でも何でもすればよかったじゃない。何で、抵抗もしないのよ」
「だから、突然だったって・・・。ごめん、・・・あー・・・どうすれば、君は泣き止んでくれるんだ」






話をまとめると・・・

グラハムはシステム室で仕事をしていました。すると、其処にヤツも知らない軍の女が入ってきた
そして突然女はグラハムにキスをした。更に其処に来たはそれを目撃。
それに怒ったが泣いて、グラハムが謝っている・・・という訳だろうな。







だが、此処で俺はふと思った。







もしかしたら、これはチャンスなのか・・・?あの夢が、現実なモノになるかもしれない
このままグラハムが謝っても、が許す気配が見られない
上手くいけば、が俺を選んでくれる可能性は無きにしも非ず。
いや、そんな低い可能性じゃない・・・絶対の、自信があった。







アイツの、グラハムの身代わりとか思われたって構わない・・・それで、が手に入るのであれば







泣きながら出てくる彼女を止めて、抱きしめて、離さないようにすればいい
正論を言えば、グラハムだって手出しはしない。・・・我ながらいい作戦だ。


俺は扉の陰に隠れ、が泣きながら出てくるのを待った。






だが、俺の思惑は見事に打ち砕かれた。









「私・・・消毒する」
、何を言って」
「だって、グラハムに違う人が触ったんだもん。・・・そんな唇で、私にキスしてほしくない」

「だから、消毒するもん。グラハムは・・・私の、大切な人・・・だから」






まさかの、急展開だった




そして、自らグラハムに口付けをする・・・この前は、グラハムから迫ってたのに、彼女が
こんなことをするなんて・・・ちょっと意外で、思わずドキッとしてしまった。




「ンッ・・・ふぅ・・・んん・・・」





の愛らしい声が聞こえてくる
俺の体が思わず熱くなってしまう。






「ぅ・・・んン・・ぁ・・・はぁ・・・」






まだまだ続く荒々しいほどの甘い時間
互いの舌同士が絡み合う音と、ゆっくりなまでの息遣い
主導権を握っていた、それがいつの間にかグラハムへと移っていた。



ようやく、数分と続いたキスが終わり、互いの唇が離れる。
離れた唇からは、銀色の糸が奴らを繋いでいたようにも見えた









「ぁっ・・・はぁ・・・はぁ・・・グラ、ハム・・・」
「どうした?・・・もしかして、シたくなったのか?」







グラハムは微笑を浮かべながらに問いかける。
するとは頬を赤く染め、コクンと1回頷いた。








「私をそんなに確認したいのか?他の子に取られていないのか」
「・・・だって」
「まったく、好きにするといい。・・・それで、君の気が済むのであれば」






グラハムは降参とばかりに、両手を挙げて見せた。
でも、それはまるで勝ち誇ったかのような表情にも一瞬思えた。



そして俺はこの時、此処に居るものではないと・・・酷く後悔したのだった。
































「んふっ・・・んン・・・ぅ・・・」
「此処で、こんなことしてバレたら私は即クビだな。程ほどにするんだぞ、



キスだけでの行為が終わるはずがなかった
彼女はグラハムのズボンから昂りを出し、優しく舐めだした


ヤツはそんな彼女を見て、笑みを浮かべながら頭を撫でていた。





「ふぅ、ん・・・ぅう・・・んぅ・・・ぁ・・・っ」





口淫行為が苦しいのか、はグラハムがイク間もなく
昂ぶりから口を離した。
彼女の口周りには、グラハムの精液がべっとりと付いていた。


俺は思わず息を呑んでしまった。


あまりにも幼い彼女がする行為とは思えない、

愛らしくて、淫らで、体中の鳥肌が一気に立った

心臓が凄い速さで脈打つ。










「どうだ?・・・誰か、私のに触った感触はあったか?」
「んっ・・・な、ぃ・・・。ねぇ、もぅ・・・いい?早く、グラハムが・・・欲しいよぉ」
「私にわざわざ確認をとらなくても・・・言っただろ、好きにしろって。欲しいなら早く挿れていいぞ」




グラハムの言葉に、は自らの下着を床に脱ぎ捨て
ヤツの膝の上に乗った。







もう、俺の目にはの後姿しか映っていない
代わりにはグラハムが妖しい微笑だけを浮かべていた・・・俺はそれを見た瞬間
気持ち悪いことこの上ないと思った。






「どうした、挿れないのか?確認するんだろ・・・それとも、今更怖気づいたか?」
「・・・・ち、がぅ。ちゃんと、確認・・・する、もん」





は泣きそうな声で、グラハムに言う。
一方のヤツは、そんな彼女を見て楽しそうに笑っていた。
まるでそれは、いつ何時誰か来るやも知れない、そのスリルを楽しんでいるかのように・・・。







「んぅ・・・んん・・・ぁっ・・・はぁっ・・・」







すると、はゆっくりと腰を下ろしていき
グラハムの猛った昂りをナカへと入れていく








「少し・・・キツいな、。・・・緩めたら、どうだ?」
「ムッ・・・ムリィ・・・あっ、アァン・・・」




は小さく啼いた

微妙に動かしてしまうだけで、今の彼女の体は敏感に反応してしまう





俺は思わず体の血液が沸騰しそうで、凄く熱くなった

何で、俺はこの場から去ろうとしないんだ・・・心臓が鳴り響いて、逃げろ逃げろって

信号を出しているのにも関わらず、足が動かない



目が、2人から・・・離せない







「ぁっ・・・グラ、ハム・・・ぉ、願い・・・もっ・・・」
「動いて欲しいのか?まったく、消毒はどうしたんだか・・・。まぁ、いい私もそろそろ限界だったしな」








グラハムがをじっと見つめ、突然彼女の腰を掴んで律動を始めた。






「ぅあっ!・・・あっ・・・あぁ・・・やっ、激し・・・んン・・・あぁぁ!!」
「緩んだな、ようやく動きやすくなった。・・・、私が君以外の誰かに好意を抱くなんて思ってるのか?」
「だっ・・・だってぇっ・・・・ぁっ、あぁあ・・・」
「そんなの100%有り得ないからな。・・・君からの誘いは嬉しいが、こんなことを理由に誘うのはイケナイな」
「あぅっ・・・あ、グラハム・・・やめっ・・・ゆっくり・・・ひゃぁあっ!!」
「誘ったのは君だろ?私は充分に我慢した、口淫行為だって・・・私も耐えたさ、あんなイヤらしくて、誰にも見せたくないのにな」







すると、ヤツの目線が俺に突き刺さってきた





もしかして・・・気づいてる?






気づいてる?じゃない・・・気づいてたんだ、最初から。
俺の存在に、グラハムは気づいてた。
でも、それで敢えて止めようとせず、行為を続けさせたのは












俺 に 見 せ つ け る 為









は、誰のものでもない

そう、ヤツの・・・グラハムだけのモノ



それを見せつける為に、ヤツはとの性行為を続けたんだ。






俺がのこと好きだと知ってて、グラハムのヤツは

確信犯でこのシナリオを造り上げた。まぁ、でも多分女のキスは予想外の出来事だったに違いない







「ぁあぅ・・・あン・・・グラハム、やっ・・・も、これ以上・・・しちゃ・・・いやぁん!」
、私は誰も愛したりしない。だが唯一、私が愛しているのは君だけだ。君だけ居れば、後は要らない」
「ヤッ、・・・あ、あぁ・・・ゎ、私・・だっ、て・・・貴方じゃ・・・なきゃ・・・だめぇっ・・・ぁああっ」
「そうだろ?君は私じゃなきゃ、こんなに淫乱じゃないものな。君は、私の愛だけを感じればいい・・・他の男になんて、譲りはしない」










そう言って、グラハムはまた俺を睨みつけた

あの、深い翡翠色の瞳が・・・俺の胸を突き刺してくる

甘いの声に体中が熱くなり、冷たいグラハムの眼差しが俺の胸を突き刺す






耳を塞ぎたいのに、目を逸らしたいのに、逃げ出したいのに、それができないのは何故だ?





まるで、今の俺は其処に磔にされた囚人のようで







「ぁ、・・・もぅ・・・グラハム、イッちゃう・・・お願い、一緒に、」
「あぁ、イこうか。ちゃんと私を受け止めるんだよ、





グラハムのヤツは、に優しく囁くと
激しく律動をして、昂りをに打ち付ける


グチャグチャと、卑猥な音が部屋中に響き渡り

愛しの彼女が、俺のもっとも憎むべき男からの愛で

甘い声を上げて啼いて、絶頂に達しようとしていた







「キテ・・・グラハム、お願いっ・・・!」
「いくらでも・・・・君が望むまで・・・。・・・っく、
「ひゃっ、あぁっ・・・あぁああ!!!」








達した




彼女の達する声を聴いた瞬間、俺の心臓が張り裂けんばかりに鳴り響いた

体中の熱が、引くどころか・・・逆に上昇していく

手が、足が震えて・・・動けない








「グラ・・・ハムッ」
「今度は、私が君を消毒しておかなくてはな」
「ど、して・・・?」
を狙っている男はたくさん居る・・・だから、君は私のモノだという証を、残しておくんだよ。」
「・・・ぃ、っぱい・・・付けて、貴方のモノだって言う・・・印」
「あぁ。・・・君は、誰にも触れさせはしない・・・ずっと、永遠に私だけのモノだ・・・












その後、2人の行為は2回と続いた。

其処まで言う俺は、腰が抜けてその場に座り込んでしまい

動くことも出来ず、2人の行為を覗くことが出来ず

耳を延々と犯されていったのだった






あー、俺・・・もう死にたい





こんな秘密を見てしまったばかりに

そして、彼女に惚れてしまったばかりに






俺は神という悪鬼から天罰が下ったに違いない









機密秘密 −JudgMenT
(天罰が下った・・・憎むべき奴、神という名の悪鬼から)


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