ザァ---・・・ガチャッ、バタン!









「もぅ、先生・・・なんで今日車でこなかったんですか」
「すまない。職員会議に間に合わないと思って・・・バイクで行ったんだが、まさか雨が降るなんて思わなかったんだ」
「・・・まぁ、いいですけど・・仕方ないです。」












災難だ。
私がバイクで出勤してしまったお陰で、をずぶ濡れにしてしまった
自宅に着く頃には、私も彼女も服はびっしょりと水が沁みこんでいた









「タオル・・・すぐ持ってくる。」
「ぁ、すいません」








家に上がりすぐさまタオルをもって、彼女に渡した








「服は貸すから、着替えなさい。制服は乾燥機に入れて乾かそう」
「ありがとう、ございます」










私は寝室からシャツを1枚取り出し、に渡した
彼女はそれを受け取るなり、私を見る









「どうした?」
「ぃえ・・・あの・・・そのっ・・・」
「・・・あ、あぁ・・・すまない。私が居ると着替えれないな。私は先にシャワーを浴びるが・・・」
「いいですお構いなく・・・先どうぞ」









私はそそくさとバスルームに行き、脱衣場の扉を閉めた。
扉を閉めるなり私はその場に座り込んだ








「何やってんだか」








いつものことじゃないか・・・私は何を恥らっているんだ?

いや、雨に濡れた彼女に少し欲情したからなのか?










「はぁ・・・シャワーでも浴びるか」









考えてもキリがない
私は雨水が沁み込んだ服を洗濯機に投げ込み、シャワーを浴びるのだった


















体が温まり、ようやく柔らかい服を身に纏った
周囲には、気温との違いで湯気が立つ


私は脱衣場の扉を開けた。







「!?・・・ビックリした・・・居たのか」
「いえ・・・たまたま。タオルを変えに」




開けた途端、が扉の前居たので私は驚いた

そして、私からすれ違うように脱衣場に入っていく。そんな彼女の後姿を私は見ていた










濡れた髪

滴り落ちる雨雫

着替えたはずなのに、透けて見える彼女の体








私は思わず彼女の髪に触れた
突然の事で彼女は肩をびくんと動かした












「あの・・・っ先生・・・何、か?」
「いや。こんなに濡らしてしまって悪いことしたなぁと思って」
「あの、私・・・お風呂に、入りたいんですが・・・」
「なら、私も一緒に入ろうか?」
「先ほど・・・入ったじゃないですか」
「君の体を洗ってあげようと思ってな・・・お詫びとして。」
「け、結構です」









私は髪から指を離し、そのまま彼女を抱きしめた










「せっ・・・先生?!」
「君はシャワーなんか浴びなくていい」
「ど、どうしてですか?・・・風邪、ひちゃいます」
「私が・・・温めてあげるから。私の熱で・・・君を温めてあげよう」










低く、耳元で、囁く


赤く、染まる、彼女の耳











「冷たい体だ。私の熱で・・・溶かしてあげよう」










そう、何も考えられないくらい






雨降り、雨宿り、そして、、、
(でも、実は君の側に居たいがためバイクで来たことは内緒だな)




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