幼いを襲って
その日以来、理性を抑えては切れ、抑えては切れの繰り返しをしていた。
僕って大人として最低だよね・・・うん、犯罪だよね、これ
まぁあのパイナップルと比べたらまだマシなんじゃない・・・僕は。
そして、朝
もちろん、昨日も、とたっぷり愛し合った
いや、僕が愛してあげた、が正確。
可愛く啼く声とか、潤んだ瞳とか、紅潮する頬とか
全てにおいて、それこそずば抜けて、可愛さを増していた。
25のもそれなりに可愛かった・・・いや、だからって
嫌いってワケじゃない・・・艶の違い?
可愛いと、艶って違うよね・・・うん、違うと思う。
25歳のは艶があって、可愛さはそれなり
だけど10歳のは艶はないにしろ、可愛さで全てを補っていた
いや、可愛さが艶を勝っている
そうだね、そう言えば納得できるね。
すると、隣で寝息を立てていたがモソモソと動き始め
「・・・・・んぅ、・・・恭、ちゃん」
「起きた?」
「・・・・・・おはょー」
「おはよう」
あぁ、もうそんな眠そうな目で見ないでよ
可愛いじゃんか。
朝から僕の理性ダメにしないでほしいなぁ
と、心の中で葛藤するももう体が言う事を聞かない
僕はまだ眠そうなの唇に、そっと自分の唇を重ねた。
「ん・・・んンッ・・・ぁ・・・ぅ・・・んぅ・・・」
歯列を舌でなぞり、ゆっくりと舌を絡めあう
朝からこんな不謹慎な事してる僕も僕だけど、それを感じ取っているはもっとダメだよね。
の小さな舌が、僕の舌に絡まり・・・思わず背筋をゾクッとさせる
あぁ、もうこれじゃあ歯止め利かなくなるじゃない。
僕はゆっくりと、の下肢へと手を滑らせ
小さな蕾に触れる。
「んっ・・・?!・・・ひゃっ!!・・・きょ、恭ちゃん!!・・・あ、ぁんッ・・・だ、ダメぇ」
「何がダメなの?・・・もうこんなに濡れてるのに?」
蕾を優しく指で弄ぶ
卑猥な水音が、部屋中に響き渡り
彼女の蕾から溢れる愛液が、僕の指へと絡まってくる
「ヌルヌルだね・・・のココ」
「あぅん・・・あ、・・・きょ、恭ちゃぁ・・・だ、ダメだってばぁ・・・あぁあん」
「そんな可愛い声で言っても、説得力ないよ」
「あぁ・・・ぁン・・・きょ、ぅちゃんが・・・エッチ・・・なのぉ・・・あぅう、あ・・・あン!」
「違うよ、がエッチなだけ。・・・ココをこんなに濡らして・・・朝からイヤラシイ子だね」
僕はクスクスと笑みを浮かべながら、の耳元で低く囁きながら
甘噛みをする・・・そして、手元は蕾を弄ぶ手を緩めず。
組み敷かれているはただ、無常にも僕の愛撫で甘い声を出して
啼くという事しか出来なかった。
あぁ、可愛いな、本当に
「あふぅ・・・あ、あぁ・・・恭ちゃん・・・恭ちゃぁん・・・あぅうん!」
「フフフ・・・可愛いね、。もっと苛めたい」
「苛めないでぇ・・・苛めちゃ、だめぇ・・・ひゃあぅ・・・あ」
「、好きだよ・・・大好きだよ。」
「あー・・・あの、・・・きょ、恭さん・・・・・・お取り込み中のところ大変、申し上げにくいんですが・・・」
すると、障子の外で哲が、声をモゴモゴさせながら
部屋の僕に声をかける。
「何?」
「きょ、今日は・・・沢田さんたちとの会議が・・・その・・・ありますので・・・できることでしたら、急いで」
「草食動物に僕は遅れるからって言っておいて」
「いえ、今後の事を・・・その、話し合わなければならないので・・・出来ることなら」
「10分や20分遅れるくらいいいでしょ・・・伝えておいてよ。」
「で、ですが・・・沢田さんも、・・・お忙しい時間を割いてますし・・・・・」
ようするに、僕に今の行為を中断して、さっさと会議に行けって言う話か。
これからって時なのに、何で上手く邪魔されるかな
僕は盛大なため息を零しながら、全ての行為を中断した。
「まったく」
「きょ、恭ちゃん?」
「続きは今日の夜ね」
「!!」
「それまで大人しくしてるんだよ、」
僕の言葉に、は顔を真っ赤にした。
あぁ、可愛いなぁ・・・。
ホント、ココでやめるのが勿体無いくらいだよ。
僕は着物を羽織り、帯を締め、整え部屋から出た。
「今日の会議何だっけ?」
「恭さん、それ忘れないで下さいよ」
「だって、の事でいっぱいいっぱいなんだよ・・・あ、哲コレの家に行って
の家の執事にこれ渡して、貰ってきて」
「え?・・・あ、はい。・・・何ですか、コレ?」
僕は廊下を歩きながら、スーツを置いている部屋に向かう
その途中、哲に紙切れを渡した。
「何って、の洋服・・・まぁ多分その紙見せたら多分アイツ用意すると思うから」
「は・・・はぁ・・・」
「あぁ、それから哲」
「はい、何ですか?」
「とりあえず、さっき邪魔したから咬み殺してもいいよね」
「えぇえ!?」
「ヒマだね」
『ヒマ!ヒマ!』
恭ちゃんがいなくなって、あたしは一人恭ちゃんのお部屋でお留守番
ヒバードと遊んだけど、つまらなくなった。
哲さんもすぐ帰ってくると思うけど、帰ってこない
「ヒマだね、ヒバード」
『ヒマだね!ヒマだね!』
「何か楽しい事ないかな?」
『ないかな、ないかな』
ヒバードはオウムさんのようにあたしの言葉を繰り返す。
--------バサバサバサ!!
「?」
すると、突然外で鳥の羽の音がした。
あたしは立ち上がり、障子を開けた。
木の上に、何か鳥がいる・・・ていうか、鳥?
「何アレ?」
『ムクロウ!ムクロウ!』
「ムク、ロウ?・・・何それ?」
白い、ヒバードよりもずっと大きな鳥?
ムクロウとかいう名前なのかな?
「おいで」
あたしは両手を広げ、ムクロウに話しかける
すると、ムクロウは飛んで、私のところにやってきた
あたしはそのムクロウを抱きしめた。
フワフワしてて、大きな鳥?さん
「お前、一人?」
「・・・・・・・・・」
「お前、ご主人様は?」
そう、あたしが問いかけると突然
あたしの手から離れ、飛び立った。
「あ、待って!」
『、出ちゃダメ!ヒバリ怒る!』
「すぐ戻るから」
ヒバードの声を消すみたいに
あたしは、恭ちゃんが買ってきてくれた靴を履いて、ムクロウの後を追った。
「まったく、目を離すとすぐに何処かへと飛び去るんですから。困りましたね」
ボックスから出してあげれば、自由に飛び回ることは
全く問題はないのだが、僕の目を離した隙に、すぐさま何処かへと姿をくらます
大抵すぐに見つかる事が多いだが・・・
「これじゃあ、ボックスに戻す事も出来ないじゃないですか・・・はぁ、手懐けたと思ったんですが。厄介な鳥だ」
----------バサバサバサ!!
「おや、ムクロウ・・・何処に行ってたんですか?」
すると、突然僕のアニマルボックスのムクロウが姿を現した。
----------グイッ!!!
「イッ!?」
痛い・・・更に突然、後ろの長い髪を引っ張られ
首が思いっきり、後ろに行き、更に言うなら髪の毛も痛い
「だ、誰ですか・・・僕の髪の毛はデリケートなんですよ・・・・・・おや」
誰が引っ張ったんだ?と思い僕は振り返る
同じ目線には誰も居ない、だが、少し目線を落とすと・・・茶色の髪をして
大きな黒眼・・・更に言うなら、ブカブカの紫色の長袖のブラウスを身に纏った少女
キョトンとした表情で僕を見ていた。
「・・・・誰?」
「おやおや、これはまた」
珍しいお客さんをどうやらフクロウは連れてきたらしいですね・・・クフフフフ
チビ姫とフクロウとその御主人様
(フクロウはどうやら、僕に可愛いお姫様を連れてきてくれたようですね)