「んっ・・・あっ・・・き、ん・・・さっ・・・ぁあっ、もぅ・・・やぁ」


「猫撫で声か?可愛い声出しやがって。・・・ちゃんは金さんを発情期にする気ですかコノヤロー」


「ち、違っ・・・ぁん!・・・も、や・・・舐めちゃ、んぅう!!」


は俺にココを舐められるの好きだろ?それこそ、何回もイッちゃうくらい・・・なぁ」







ああ、容易かった。何もかも。


それから慰めるように俺はの体を、心・・・全てを奪い尽くした。


記憶すらねじ曲げてやった。






今は、もう・・・の心にアイツ−銀時−は居ない。





の心には俺がいる。


の体は俺にしか感じない。










「き、金さん・・・っ」


「ん?どうした?」





緩やかな愛撫。

の秘所から顔を離し、上を見上げると
彼女は頬を真っ赤にし震えながら、脚の間に顔を埋めていた俺を見ていた。

ああ、そんな泣き顔さえたまらない。








「金さん・・・も、もぅ・・・」



「さては、チャン・・・我慢出来なくなっちゃったとか?」







そう投げかけると、は首を何度も縦に振る。


俺は体を起こしての耳元で囁く。









。我慢できずに、金さんの熱くて硬いアレ、欲しくなっちゃった?ん?」


「くだ、さ・・・金さん・・・っ、お、お願いです、から」


「でもなー・・・金さんの熱くて硬いアレをに突っ込むと・・・のココ傷つけちゃうわ」








俺はゆっくり指で、の割れ目を撫で回す。

それだけの行為で俺の指にはのナカから溢れ出てきた蜜が絡まってくる。
もちろんの口からも甘い吐息がこぼれ出す。



そう。俺のを突っ込んだりなんかしたら
を傷物にしそうで嫌だった。



いくら記憶を書き換えた、からと言って・・・流石に生身の女に、機械のぶっといネジを突っ込む訳にはいかない。
むしろ「どんなSMプレイだよ」と言いたくなること間違いなしだ。


螺旋状のネジを、女のアソコに突っ込んで動きなんかしたら
傷は付けるわ、下手したら流血騒ぎになりかねない。


此処の家のババァは、使用人の癖にを我が子のように扱う。


アイツ−銀時−よりも信頼を獲得したからといえど
大事な箱入り娘(というか箱入りお嬢様?)を傷物にされたら只じゃおかないだろう。








ー・・・分かってんだろ?金さんのアレ突っ込んだらチャン傷物にしちゃうって。
んな事したら、俺がトネのバアさんにどやされるんだぜ?”大事なお嬢様に何さらすんじゃー“って」



「でも・・・金、さん・・・っ」



「俺を感じたい気持ちは十分に分かるが、俺のココでをイジメるのはNG。
俺はお前が俺の手とか口とか舌でイッちゃってるの見るだけで興奮しっぱなしなんだぜ」



「じゃあ・・・お願ぃ・・・早くぅ・・・っ」








そう言うとは俺に抱きついてきた。



アイツ−銀時−にもこんな風に抱きついていたのだろうか?



いや、あの男のことだ。

こんな風に求めても、焦らして焦らして・・・最後の最後でご褒美、って感じだろう。
色々研究させられたんだ。

それくらい手に取るように分かる。



でも、俺はアイツじゃない。




俺は・・・・・・坂田金時だ。




愛し方まで同じにされちゃ困る。







「そうさなぁ。じゃあ今日は・・・・震えも良くて、ゴツゴツしたぶっといのをやろうか?」



「金、さん・・・?」



チャン専用の、金さんの代打。おらぁ、コレでお前をイキまくりにさせるの好きなんだわ」



「え?あっ・・・ああぁあ!!」






俺は何処からともなく、大人のオモチャを取り出して
のナカへと挿れ・・・迷うこと無く、スイッチをONにして
それを激しく上下に動かす。









「あっ・・・あぁん!!・・・き、金さっ・・・ああっ、ひゃっああ!!」



「アハハハハ!!いいぞ、。そうだ、その顔・・・淫乱丸出しだ」



「やっ、やめぇ!!ああっ、あ、ァん・・・み、見ないでぇえ!!」



「見ないでなんて嘘だろ?・・・ほら、もっと見せてみろよその淫乱な顔を」



「ああんっ!!金、さん!!金さっ・・・あ、ああっ・・・もぅ・・・イくぅ!!」



「イくならどーぞ、淫乱なチャン・・・っ!」



「あっぁあ――――あああぁぁあ!!!」






最奥を酷く突き上げ、をイカせた。


甲高く喘いだ彼女はぐったりとして、俺の肩に顔を埋め気を失った。




ナカからズルリとオモチャを取り出し、其処に付いた愛液を舐めとる。

甘いあまい、その愛液はオイル漬けにされている俺の何処かに流れ込んでいった。




気を失っているの首元に噛み付き、ゆっくりと跡を残す。






・・・愛してる」






お前を愛する気持ちだけは偽りたくない。


例え、お前の居る今の世界が偽りのものだったとしても。

機械−からくり−の俺の気持ちだけは・・・本物だ。

















「帰ったぞ―」


「金さん、何処に行ってたんです?」


「んー?ちょっと野暮用」






の家を出て、俺は万事屋に戻ってきた。
玄関で俺が戻ってきたことの声を上げるなり、新八が心配そうな面持ちでやってきた。



アイツ−銀時−が愛してた女の家・・・なんて、口が裂けても言えない。



ましてや、新八には釘を差されているんだ。
下手なことは言えない。







「最近、仕事以外で部屋を留守にするから・・・何かしてるんですか?」


「なーんにもしてねぇよ。ぱっつぁん、心配しすぎだって」






俺は新八の頭を二回ほど優しく叩き、笑顔を見せて安心させる。






「金さん」


「ん?」


さんに、何もしてませんよね?あの人だけは」







新八の言葉に、俺は一瞬驚くも・・・すぐに笑顔を取り繕った。







「言われた通りの嬢さんには何もしてねぇよ。ていうか、逢っても居ねぇし」


「そうですか。それなら、いいんです。心配しすぎでした」


「俺が仕事以外で突然居なくなって心配するのも無理ねぇな。
それに他人を思いやるのが新八の良い所じゃねぇか、心配してくれてありがとうな」


「い、いえ・・・とんでもないです」








人間に嘘をつくのは容易い。

人間の心の隙間に入り込むのは容易い。




だから、今は此処で生き続けよう。

そのうち来る「破壊」を迎えるまで。






繋がれない、重ねられない体を、何かに変えて愛を捧げよう。






しかし俺の火遊びは知らぬ間に小火(ぼや)となり
煙を上げて、燃え上がっていた。






火の扱いには十分に気をつけるべき
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