とある店で、攘夷浪士が密会をすると聞きつけ
私は変装・・・というなの、小袖を着て、リボンつけて・・・っていう
普段は絶対にしない、女の子の格好で其処に居た。
「よし。じゃあ行くとしよう」
「そうね。でも周りはヤローだらけだから油断しちゃダメよ」
「・・・・・・・・・あ、あのぉ」
「何、ちゃん」
「あの、銀さん」
「銀さんじゃないわ、パー子よ。男らしい名前なんだから、パー子って呼んで」
しかし、何でか知らないけど・・・・銀(パー子)さんが付いてきた。
てか、この人どうやって私の仕事内容把握したの!?
「じゃ、じゃあパー子さん。あの、何で此処に?お仕事は?」
「私のお仕事は、ちゃんを守るのがお仕事」
「はい?」
「だって、こんなムッサイオヤジだらけのところにちゃんを一人になんかさせれないわよ〜。
アナタ一人だと、オッサンたちからあ〜んな事やこ〜んな事されちゃうかもしれないじゃない。
だ・か・ら!私が用心棒として付いていくの!」
「いや・・・あの・・・だからって・・・・・・何で、女装?」
(女装にもなってないけど)銀さんがわざわざ女装してくる必要あるのか?
用心棒だったら、いつものあの格好で良いんじゃないか?
「それはね」
「はい」
「用心のためよ、用心棒だけに」
「とりあえず帰れ天パ」
有るのと無いとでは全然違います
(「さぁ、行くわよちゃん!」「銀さん、頼むから帰ってください」)