−てんびん座の貴方。今日は恋愛運の危機!たまには恋人とふれあって−
「。ちょっとこっち来てみ?」
「はい。何ですか?」
とある日のこと。
が俺んトコにやってきた。
まぁどうせジャンプ読む目的でやってきたことは明白なんだが
俺の頭の中は本日の星座占いの、特に恋愛運の事が気になって仕方なかった。
そーいや最近、結構ご無沙汰。
いやだってさ・・・がなかなか俺んトコに来てくれないし、泊まってもくれねぇし。
そらぁご無沙汰になるでしょ?って状況が揃っちまってるわけ。
極め付けに本日の俺の星座占いは最下位。
しかも注意されたのはなんと恋愛運・・・朝飯を食いながら思わず箸を落とすくらい俺は落ち込んだ。
というわけで、銀さん考えました。
今からチャンと”ふれあい“ます。
ただふれあうだけじゃ、おもしっくねぇじゃん・・・もちろんやること決まってんだろ?
”おとなのふれあい“だよ。
ジャンプを読んでいるを手招きで呼び、はジャンプを置いて
俺の目の前に来た。
そして、の手を握る。
「あの・・・・・銀さん?」
「気持ち、よくないな」
「はい?」
手を握って、ちょっと軽くふれあう。
だがやっぱりこんなんじゃ、俺のたまりにたまった気持ち治まるわけがない!
特に股間部分溜まってます。
やっぱ、遠まわしなことすんのめんどくせぇ・・。
「銀さん、あの・・・って、ちょっ!?」
俺はもう遠まわしなことをするよりも、すぐさま行動に出た。
を抱き上げ、膝の上に乗せる。
あぁ・・・上から見下ろされるアングル、めっちゃ可愛い。
しかもちょうどこの、の胸が目の前にあるっていう天国に近い体勢。
このまま胸に顔埋めたいわ。
胸に顔埋めたいとかで満足。とか思ったけど・・・無理だ。
もっと、色々したい。
「なんかさぁ」
「は、はい」
「こうして膝の上乗せっと、色々したくなるんだよなぁ」
「え?・・・あ、あのぅ」
「なぁ、チャン」
俺はニヤッと笑みを浮かべ、膝での股間を扱く。
もちろんそんな最初っから強くするわけねぇよ・・・ゆっくり、でもそれなりに力入れて。
されている事が分かったのか、は顔を真っ赤にし身を捩(よ)じらせる。
「やっ・・・ちょっ・・・銀さん」
「お。もしかして、感じちゃってる?カッワイイ〜」
膝から与えられる刺激と、擦れ合う服の繊維で
は小さな震えを起こしていた。しかも顔真っ赤・・・やべぇ、俺の股間のが段々元気になってきた。
「やめっ・・・やめてください。新八や、神楽が・・・帰ってきたら、ど・・・どうするんですか・・・っ」
ムッ。
何でそんなこと心配するわけこの子。
バーカ、万事屋銀ちゃん舐めんなよ。
何でも上手いことこなしていくのが俺なんだって。
だってトイレ行くフリして、玄関の鍵閉めたんだから・・・ガキ共が突然帰ってくるこたぁねぇ。
「大丈夫だよ。そー簡単に帰ってきやしねぇって。それよりも、俺ともっとイイコトしようぜ」
生憎と一度入っちまったスイッチを、俺は切るつもりはねぇ。
こっちとら恋愛運の危機とか言われて正直焦ってるし、色々とご無沙汰で溜まってます!
俺は膝の動きを一旦止め
の頬にキスをしながら、器用にアイツの上の服を脱がしていく。
首に巻かれたスカーフをほどき、ボタンをあけて鎖骨に吸い付くようなキスをする。
もちろん胸も服の上から揉む。
「あっ・・・ぎ、んさ・・・や、やぁ・・・」
「顔真っ赤にして、やだとかないんじゃね?ホント、は俺を煽るのが上手だな」
「そんなんじゃ・・・違っ・・・んぅ」
「違うとか言えんの?ココ・・・こんな風に弄られて」
そう言いながら俺は止めていた膝の動きを再開。
今度はちょっと強めでグリグリとの股間部分を攻めたてる。
「んっ!・・・やっ、銀さん・・・っ」
「ココ、こうやって弄られといて・・・それでもイヤとか言うのチャン」
「そんな・・・強く・・・しないでっ・・・」
「だっておめぇ、ズボン着てっから強くしねぇとダメじゃね?優しくして欲しいなら」
「ズボン脱いで、脚広げろよ・・・そしたら優しくしてやっから」
俺がそう言うと、の顔が更に赤くなる。
目線で「どうする?」と訴えかけると、は俺の膝の上から降りて
腰に差していた刀を置いて、締めていたベルトを外しズボンを脱ぐ。
どっかの店で見るストリップよりも、こっちの方が数倍エロい。
黒のズボンが下に下がり、下肢は下着オンリー・・・あぁ、もうマジこの子無自覚でエロいわ。
「・・・も、もう・・・いい、ですか?」
「ん?俺言わなかったっけ?・・・脚広げろって。はい、こっちに来る」
俺はソファーを叩いて自分の隣に来るよう促す。
は顔を真っ赤にして、おそるおそる俺の隣に来る・・・が、しかし恥ずかしいのか脚を広げない。
まぁこんなが可愛くてたまんねぇんだけどさ。
「チャン、脚広げないの?」
「だ・・・だって、銀さん・・・・・・は、恥ずかしい、です」
「恥ずかしがってどーすんだよ。俺とおめぇしかいねぇのにさ」
「だっ、だって・・・」
「だってもクソもねぇよ。おめぇがそういうなら、銀さん勝手にやっちゃいます」
「え?・・・きゃっ!?」
何度も言わせんな・・・もう我慢限界きてるし、俺の股間爆発しそうなわけ。
恋愛運の危機?・・・そんなの知ったことか。
可愛い恋人目の前にして、我慢できるわけねぇよ。
俺はをそのままソファーに押し倒し、脚を無理矢理広げた。
「あらら・・・チャン。どうしたのかなぁ〜?・・・パンツ、汚れてますよー」
「っ!?」
今までが脚を広げない理由がようやく分かった。
可愛い事に・・・のナカからえっちなヨダレが出てきて下着汚してるじゃねぇーの。
俺はソコにそっと触れる。
下着ぐしゃぐしゃ・・・ちょっと強く擦り過ぎたかも、とか思ったけど
まぁ良しとしとこう・・・・あれでもおらぁ手加減はしたほうだ。
「・・・ココ、やべぇな。すげぇことなってる」
「あっ・・・やっ・・・ぎ、銀さぁん・・・」
「可愛く啼いちゃって、おねだりですかコノヤロー。おねだりされちゃうと、銀さん止まらなくなるじゃん」
むしろ止める気ありませんが。
てか、もう無理。
「・・・ワリィ」
「え?」
「もう我慢できそうにねぇかも」
「へ?あっ・・・やっ、やぁ」
に告げそう、下着を脱がせた。
俺は反り勃ったアレをズボンから出して・・・・・・銀さん、入りまーす。
「ひっ・・・あっ、あぁああ!!」
「ッハ・・・やっべ・・・んナカ、超キモチー・・・っ」
腰を推し進め、段々との中に入っていく。
結構無理矢理感出てっけど、案外緩くてちょっと安心。
だってさ、だってさ・・・無理矢理挿れたりしたら、傷できちまうだろ?
それだけは避けたいわけよおらぁ。
だって大事なだもん・・・んな事したくないわけ。
まぁ今現在無理矢理突っ込んでるわけなんだが。
でも愛ある挿入なんで、強姦じゃないからな!
「あっ・・・あぁっ、銀、銀さっ・・・あ、ぁん」
「・・・どうよ?久々の銀さんの息子さんは?熱くて気持ちイイだろ?」
恥ずかしくて答えたくねぇのか、は黙る。
あー・・・そういうところが可愛くて、たまんねぇ〜。
「・・・何か反応ほしいなぁ。じゃねぇと・・・こんな風にイジメちまうぞ」
笑みを浮かべ、俺はの腰を掴みのナカに強く自分を打ち込んでいく。
ヤラシイ音が部屋中にこだまし始める。
「あぁ!・・・あっ、あん・・・銀さんっ・・・や、ぁあ!」
「イヤなの?嘘つき・・・んナカ、こ〜んなにトロトロしてんのによぉ」
「はぅ・・・ん、んんっ・・・銀、さん・・・熱っ、熱いよぉ!」
「あたりめぇじゃん・・・エッチしてんだから。熱いのはお互い様だってーの」
腰を動かすたびに、ギシギシと軋むソファー。
繋がりあっている部分からは混ざり合った体液がボタボタと零れ落ちる。
ソファーの色が青だから、体液の白は余計目立つ。
それが目にチラつくたびに、性欲が増していく。
の腰掴んで、俺はガンガンと自分を打ちつける。
擦れ合う感触が俺をどんどん煽っていく。
すると、俺の腰の動きにが腰を動かしていく。
「ーっ・・・腰動いてんぞ。俺の動きじゃ足りねぇってか?」
「!!ち、違っ」
「チャンは素直じゃねぇな。もっと激しくして欲しいならしてほしいって言えよ。言わなきゃ銀さん分かんねぇだろ?」
言わなくても分かってらぁ。
むしろ、激しくするつもりでした。
でもやっぱり聞きてぇじゃん・・・「もっと」とかさぁ。
「しょーがねぇな・・・の特別リクエストに答えてやるよ」
「ち、違っ・・・あっ、銀さん・・・やっ、あっ」
「イくまで意識飛ばすんじゃねぇぞ」
更にの脚を広げ、スピードを上げナカを犯す。
「ぁぁああっ!!銀さっ・・・銀さぁん!!・・・あっ、あぅっ・・・んんっ!!」
「ハハッ。・・・すっげぇヤラシー」
「ひゃぅ・・・あっ、あぁん・・・銀さん・・・激しっ・・・ぁあっ、はぁん」
「激しくしてほしかったんだろ?自分から腰動かすとか、激しくして欲しいって言ってるようなモンじゃねぇか」
「で、もっ・・・こん、な・・・あっ、あぁあん!息、できなっ・・・ふっんんっ」
「息できねぇほど・・・おめぇを感じたいんだよ」
動きを止め、の頬に触れる。
恋愛運の危機うんぬんより・・・俺は怯えていた。
が俺から離れていくんじゃねぇのかって。
もう、こんな風に感じる事ができなくなるんじゃねぇかって。
それ考えたら、夜も眠れなくなるほどになる。
「銀、さん」
「ワリィな、。酷いことして」
すると、は首を横に振る。
「酷く、ないです」
「え?」
「銀さんは・・・とっても、優しいですよ。とっても、あたたかいですよ」
「」
どっちが優しくて、あったけぇんだよ・・・バーカ。
だが―――――。
「今ので手加減しなくて良くなったな」
「え?」
「もう手加減しねぇぞ。・・・ガッツリ行く」
「ふぇ?!ちょっ銀さん・・・待っ」
「待ったなし!」
分かったんなら、もういい。
あとは俺だけ感じてろ。
「あぁ!!あっ、銀、さん・・・っ、銀さんっ!!・・・あ、あぁあん!!」
「・・・おめぇんナカ、トロトロですっげぇキモチイイ・・・ッ」
「あふっ・・・わ、私っ・・・私も・・・銀さん・・・銀さぁんっ!!」
「ちゃんと言えよ・・・銀さんの、キモチイイですって・・・ホラ、言ってみ・・・ホラ」
言葉を煽るように腰を動かす。
出す前に、聞かせてくれよ。
「銀、さっ・・・キモチ、イイ・・・銀さんの、キモチイイよぉ!おかしく、なっちゃぅう!」
「おかしくなれよ・・・そんなおめぇも、見てみたい」
むしろ、おらぁもうとっくの昔におかしくなってらぁ。
おめぇに恋して、おめぇを欲し始めたときから・・・・・・ずっと。
「やべっ・・・、出すぞっ」
「あっ・・・あっ、銀さんっ!銀さん!!・・・あっ、あぁあっ・・・まっ、待って」
「待った、ナシっつたろ。・・・っん、はぁっ!」
「あっんぅ!・・・―――あぁぁあっ!!」
俺のナカにたまりに溜まったモノが、のナカに注がれ果てる。
それを受け止めたももちろんイッた。
「」
「銀、さん」
後は何も言わず・・・確かめ合うように
唇も
体も
心も何もかも
重ね合わせた。
それこそ、ガキ共が待ちくたびれてインターフォン鳴らし続けるまで。
ふれあい、フレ・アイ、触れ愛
(確かめ合うのも恋人には重要不可欠ってこと)