「銀ちゃんズルいネ!私もと一緒に遊んだり、お風呂入ったりしたいネ!!
何でいつも銀ちゃんばっかり独り占めするアルカ!!ズルいネ!!酷いネ!!」



「うっせぇ神楽!テメェは大人しく新八んトコ行ってお妙と風呂にでも入ってろ!!」



「何だとこのエロオヤジィ!!」


「んだとこのクソガキィ!!」




「神楽ちゃん落ち着いて」

「銀さんもそうカッカしないでください」







ガキには分かんねぇ、大人の事情ってのがあんだよ。


神楽を無理矢理新八に任せて
万事屋に残るのは、俺とだけになる・・・予定だった、そうコイツらが出て行けば。


だが、何が嫌なのか、神楽は玄関先で愚図り始めていたのだ。







「神楽。今度一緒にお風呂入ったり遊んだりしよう?」


「今日がいいアル。銀ちゃんばっかり独り占めズルいネ」


「神楽だって私が居ない時銀さん独り占めしてるでしょ?そっちほうが私はズルいと思うなぁ。
万事屋に女の子は神楽1人しか居ないんだから、銀さんだって新八だって神楽は毎日独り占めしてるのよ?
そう考えたら銀さんが私を独り占めするのは可愛いもんじゃない」


「うぅ〜そ、そうだけどォ〜」



「(凄いさん。あの神楽ちゃんを黙らせてる)」

「(さすがは俺の。上手い事神楽を説得してる)」





愚図る神楽には俺も新八もほとほと手を焼いていたが
は上手い事説得している。

むしろ言葉に説得力ありすぎて、俺たち男の出る幕ではない。






「だったら今日は銀さんに譲って・・・来週は神楽、家にお泊りにおいで」


「え?!・・・良いアルカ!!」


「うん。それでいいですよね、銀さん。来週は神楽は家にお泊りって事で?」


「別に構わねぇよ。神楽、来週はん家行くのいいがはしゃぎ過ぎんなよ?」


「うん!!じゃあ今日は銀ちゃんに譲るネ。来週は私が独り占めするアル」



「よーし!そうと決まったのならさっさと行けガキ共」



「じゃあ、来週約束ネ!」

「うん、約束」


「新八ぃ〜神楽頼んだぞ」

「分かってますよ」








玄関先で、ようやく2人を見送って其処は当然のように静まり返った。




ふと、目を合わせたら・・・そのままそこでキス攻め。




壁に追い詰めて、逃げられないように、拒まれないように
がっちり捕まえて脳天から溶かしていく。



舌を絡めて、唇を離したら・・・吐息が交じり合う。





目の前のは、すっげぇ目を潤ませて俺を見ている。






あ、やべ可愛い・・・マジでキタ。





こんな玄関とかで盛ってたらみっともねぇ。
俺はを抱きかかえた。





「ぁっ・・・銀、さ・・・っ」


「寝床行くぞ、寝床。んなとこで出来っかよ」








そう言いながら、ズカズカと俺はを抱えながら
足で寝床の襖を開け、既に準備済みの布団の上に下ろして・・・またキスをした。





真選組の隊士だが・・・刀さえなけりゃ・・・コイツはただの女の子。



そして此処に来たら・・・・・・俺だけの女。




噛み付くようなキスをして・・・器用に服を脱がしていく。



ぶっちゃけ、俺結構限界きてた。









「あっふ・・・銀さん・・・ま、待ってくださ・・・んぅ」





「んっ・・・はぁ・・・待つだぁ?アホ、もう、ちょ〜待った。むしろ待たされたほうだっつーの。
もう銀さん、結構限界来てますよーおめぇメチャクチャに壊さねぇと、俺のイライラ治まんねぇってんだよコノヤロー」








毎日、毎日の姿見るたんびに
「あー・・・してぇ」とか思うけど・・・正直邪魔が多すぎる。


マヨラーにドSのクソガキ、下手したら身内で神楽まで其処に加わる。
大分ふざけきった邪魔が多すぎて、俺のイライラも相当溜まっていた。

むしろアッチのほうがかーなーりー溜まってた。


1人で抜くなんて、そんな見っともねぇことはしたくねぇんだな・・・正直な話。



そして、今晩・・・俺のイライラが爆発。

キスした途端もう限界地点超えました、余裕で。







「逃がさねぇどころか寝かせねぇからな、今夜は。覚悟しろ?」


「・・・・・・はぃ」






俺の言いたい事が分かったのか、は否定も何もせずただ受け入れの返事だけをした。


















「はぁ・・・はぁ・・・あっ・・・銀、さっ・・・もぅ・・・」



「おいおい、もうギブアップかよ?おらぁ、まだまだイケるぜ」







それから何時間、俺は腰振ってを啼かせてるのか分かんねぇ。


時間すら気にせず体を重ねてる。
微かに開いた窓の障子から月明かりが部屋に零れる。

ああ、夜なんだな・・・ってのは理解できるけど
正直どーでもいい。



アイツの体中に、赤い斑点が残るのを見て・・・思わず笑みが零れる。



それを見るたびに・・・俺の息子が元気になるわ。







「もぅ・・・無理・・・で、す」



「ったく・・・しょうがねぇーな」






が「もう無理」と言うと、俺はため息を零した。
まぁこれ以上無理させると本気で何かと・・・うん、危ない気がする。


いや壊しちゃってもいいけど・・・そうなると、俺も歯止めが利かなくなる。



ふと、が俺の頬に触れる。








「銀さん・・・・・・好き、です」









ぶっ倒れ寸前・・・俺の姿が見えてるのかどうか分かんねぇ目でそれを言う俺の愛しい女。



俺はそんなアイツに――――――。










「俺もだよ・・・









キスをした。







まどろみの君にキスを
(そしてお前は、俺の腕の中で眠るのだった)


title by きみのとなりで inserted by FC2 system

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