「おーいチャン、仕事はどうしたよ?なーんで此処来てんだよ」




「見回りの最中です」




「見回りって・・・何でウチでのんびりジャンプ読んでんだよ」




「暇なんで」




「税金返せやコノヤロー」




「それ言うなら、ウチの上司達に言ってくれませんか?
私はちゃんと御役目全うしてます。税金泥棒って言うなら、ウチの上司共に言ってください」




「ゴリラとかマヨラーとかクソガキ相手にするほど、銀さんも暇じゃないの」




「私も暇じゃないです。今、ジャンプ良いとこなんです。ギンタマン、マジヤバイですねこの展開」




「おいおい。真選組の御方達はマガジンだけじゃなかったのかぁ〜」




「それはマヨラーだけですよ。他の奴らは、陰でジャンプやサンデー読んでますから。
まぁ私は全部読めるので問題はないんですけどね」




「へぇ〜そうなんだなぁ〜」




「銀さん、このジャンプの続きは何処ですか?ギンタマンのこの後の展開凄まじく気になります」




「おめぇ完全にサボってウチにくつろぎに来てんじゃねぇよ!
つか、おめぇギンタマンなんか読むな!!可愛い女の子が台無しじゃねぇか!!
あんなの下ネタ多々有りなのおめぇみたいな子が見るもんじゃねぇだろうが!」





「そうですか?面白いですよギンタマン。ジャンプで唯一読み応えのある漫画だし」




「意味分かんねぇ。そこに続きあっから・・・そっから好きにとれや。ていうか、いい加減仕事戻れよ。
一緒に居れるのはおらぁ嬉しいが、流石にお役所仕事してる人間がこんな所に居たら何言われてもおかしくねぇぞ」




「分かりました。じゃあチャイムが鳴ったら大人しく帰ります」




「おぉ、そうしてくれや」




「帰るからって呼び止めないでくださいね」




「しねぇーよ。お役目ある人間呼び止めるほど俺もバカじゃねぇーっての」




「そうですよね」



「つか、最初のチャイムは・・・おめぇが鳴らして入ってきたんだよな?」



「えぇ、まぁ」



「んで、さっきクソババァが家賃請求で・・・鳴らした。マジ、あと1回鳴ったら帰れよ
仕事行けよちゃんと」



「分かってますって。何回も言わなくても聞こえてますよ」



















「(まぁ鳴っても、帰らせるつもりねぇけどな。適当な駄々こねて足止めしときゃ何とかなっだろ。
せっかくと2人っきりなんだしー・・・俺の息子も拗ねてる頃だから、そっちの相手もしてもらわんと・・・困る)」


「(まぁ鳴っても、帰るつもりないけど。報告書は全部総悟の机に置いてきたし、始末書も近藤さんと土方さんの机に
山のように積んできたから抜かりはない。せっかく銀さんと2人っきりなんだもん。上手い事言葉並べて居座っとこ)」





「「(ていうか此処のチャイムが鳴ること自体有り得ない話だけど)」」





チャイムがあと一回なったら帰ろう?
(結局はどっちも、どっち) inserted by FC2 system

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