「殿・・・俺は君が好きだ」
「私、生憎と攘夷浪士を好くつもりは毛頭ないから。だから大人しく捕まれヅラ」
「ヅラじゃない桂だ。君が俺のことを好いてくれたら捕まろう」
「だからイヤだっつってんだろ。むしろ無理、近寄らないで」
「それは照れ隠しか?俗に言うアレだな、ツンデレというものだな。
そうか・・・殿はツンデレ属性の女子(おなご)なのだな」
「ど頭カチ割って、脳みそ綺麗に洗ってやろうか?」
「君から洗われるなら体の隅々洗ってもらいたい」
「やめろ変態」
「やはり君はツンデレというのだな。さぁ早くデレは来ないのか?
いいんだぞ。俺に惜しみなくデレを出してくれても。さぁ!さぁ!!」
「お前に一生デレるつもりはない。私は銀さん一筋なんだから」
「銀時だと!?・・・あんな体たらくやめておけ、それより俺はどうだ?」
「だから攘夷浪士は嫌いだって言ってるだろ?人の話を聞け、その長髪切るぞ」
「俺は殿が好きだ。髪が切られても伸びるのが早いんだ」
「変態だからか?」
「銀時ほどじゃないがな」
「アンタと銀さん一緒しないで。ていうか銀さんと私付き合ってるから無理」
「じゃあ別れて俺と付き合ってくれ」
「嫌」
「ヅラぁ〜・・・いい加減黙らねぇと髪どころか首すっ飛ばすぞぉ〜。
つか俺のに何お前堂々と告白してんの!?しかも俺の目の前で!!
おい、誰かコイツどんな罪状でもいいから捕まえてくれ!!」
告白強要罪につき逮捕します
「こんな罪状(告白強要罪)じゃなくても捕まえますから。攘夷浪士として」
「殿から俺の悪事を完全ホールドされるなら大歓迎だ!」
「マジヅラ死ねよ」