「ちょっ、ちょっと待ってください銀さん・・・そんなことしたら、んっ!?」
銀時の発言には抵抗をする。
しかし、熱のだるさでの抵抗など銀時にとっては
赤子の手を捻るほど容易かった。
口付けをし、口腔内を舌を暴れさせ唾液を絡ませる。
銀時の熱い口付けに徐々にの力は抜けていく。
唇を離すと、唾液の糸が口端から垂れる。
「っは・・・ちゃん、もうバテちゃった?」
「銀、さっ・・・風邪・・・移っちゃいます」
「んなの迷信だろ?それにバカは風邪引かねぇってよく言うじゃねぇか」
「自分がバカだって、認めてるみたいで虚しくないですか?」
の言葉の一撃が、銀時の頭に突き刺さる。
「〜・・・そんなに、銀さんの注射欲しいんだな、おめぇは」
「へ?・・・あっ、いや、そのっ!?別に銀さんがバカとかそういう意味じゃなくて!」
頭に突き刺さった言葉の刃に銀時のSスイッチオン。
それが分かったのかは慌てて訂正の言葉を見つける。
しかし、発熱した脳内でそんな言葉が瞬時に思いつくわけがない。
「そうかそうか。はそんなに銀さんの注射が欲しいんだな」
「銀さん!何処を訂正すれば良いのか分かりませんがとにかく謝ります!ですから、それだけは・・・っ」
「問答無用!只今より銀さん、ちゃんの個人診察にはいりまーす!」
「やっ、ちょっ、銀さっ・・・やっ、あ・・・ひゃぁあっ!?」
そう言いながら銀時はの着ていた着物の裾を捲り
下着を無理矢理剥ぎ取り、脚の間に顔を埋め舌を使っての秘部を舐め始める。
ぴちゃぴちゃ、と舐める音が聞こえ
時々、秘部から滴る愛液を啜(すす)る音が部屋中に響く。
「あっ・・・ぁん・・・はっ・・・あぁっ・・・ぎ、銀さぁんっ・・・や、やだぁあ・・・!」
「いやだぁ?・・・ココからこんなにエロいヨダレ、ダラダラ出しときながらやだはないんじゃね?」
「ぎ、銀さっ・・・もう・・・な、舐め・・・っ」
「分かった分かった」
の声に銀時はため息を零し―――――。
「もっと舐めて欲しいんだろ?いくらでも舐めてやっから、そうおねだりすんなって」
妖しい微笑みを浮かべながらまったくの望んでいない返答を返した。
「ち、違っ!?そうじゃなくっ・・・ひゃあぁあっ!」
「おめぇのココの蜜は、んっとに甘ぇよな。ずっと舐めてたくなるわ・・・むしろやみつき」
「っは・・・あっ、んぅ・・・あぁ、あっ」
そう言いながら銀時は、秘部を舐めるのをやめるどころか
それを楽しむように舌を使っての秘部を舐めまわす。
一方のは銀時の頭を退かそうと、手に力を込めるも
体内を蝕んでいる熱で力が入らない。
「あっ・・・ふぅ、う・・・っ・・・銀さっ・・・あっ、イッちゃ・・・ぅ」
「イけよ。全部飲んでやるから・・・てか出せ」
絶頂が近いのか、が達しそうと恥ずかしげに銀時に告げる。
しかし銀時はそれをも飲み干すと言い
舌先で秘部を激しく突き、時々舌全体で舐めまわす。
「い、あっ・・・あっ・・・やっ、汚れちゃう・・・っ・・・銀さん・・・あぁっ、銀さんっ!」
「いいから・・・出せって」
「でき、なっ・・・あっ、ああ・・・―――あぁあぁあ!!」
銀時の舌の動きに、は抵抗むなしく果てた。
体を痙攣させながら、愛液が秘部の外へと溢れ出た。
「ゴクリッ」と喉が唸る音がし、銀時が口端に付いた
愛液を手で拭いながら、布団の上で呼吸を戻しているを見た。
「熱・・・上がったな」
「はぁ・・・はぁ・・・銀、さっ・・・も、もぅ・・・」
「アホ。まだ残ってんだろ?」
「の大好きな、銀さんの熱くて、キモチイイ注射が」
ニヤリと笑みを浮かべを見る銀時。
発熱と、銀時から受けた愛撫によりの体は既に抵抗をしなくなった。
の頬は熱で赤く染まり
唇は熟れた果実の様にみずみずしく艶めき
着物からは肌が晒され汗が綺麗に流れ落ち
吐き出される息は甘やかな鼓動(リズム)を奏でる。
「(無自覚に色気づきやがって)」
銀時はそんなを見て、背筋がゾクッとした。
怖いからではない・・・震えているのだった。
目の前に居る・・・艶やかな蝶を壊す事に。
「ったく、おめぇはよぉ」
「あっ・・・銀、さんっ」
銀時は仰向けになっていたをうつ伏せにし
彼女の腰を少し上げた。
そして銀時は自身の昂った熱の塊をズボンの中から取り出し
先ほどの愛撫で濡れた秘部の入り口に密着させた。
その先端が入り口に触れた瞬間、の体がビクッと動く。
「っ!?」
「逃げんなよ。今からあっつ〜いお薬、おめぇのナカに入れてやっからな。
これ入れたらお前の風邪もすーぐ良くなるからな」
「銀さん、待っ」
「遅ぇよ」
の声も耳に入れず
銀時は昂りをのナカへと挿れた。
「あぁあぁああっ!!」
「っ・・・あっちぃ・・・マジ溶けそうだわコレ」
のナカに自身を入れた銀時は笑みを浮かべながら呟き
ズクズクと音を立てながら、更に奥へと入っていく。
は布団のシーツを握り締めながら、甘い啼き声を上げる。
「ぁああっ!・・・ぎ、さっ・・・あっ、あぁん!」
「ちゃん・・・銀さんの注射、どんな感じ?気持ちイイ?」
「熱ぃ・・・・ひゃっ・・・・・熱いよぉ・・・はっ・・・あっ・・・んぅ」
「なら・・・そろそろ、マジで行くか」
そう言うと銀時はの腰を掴んで、激しく律動を始める。
「ひっ、ああぁあっ!!・・・あっ、あぁあっ・・・ぎ、銀さっ・・・はぅ、んン!・・・あ、ああ」
「締まりいいね・・・マジ気持ちイイ」
「銀さっ・・・銀、さぁん!・・・あっ、あぁん・・・熱いよぉ!!」
「おめぇのナカも充分に熱いっつーの・・・おらぁ溶けそうだぜ、」
肌のぶつかり合う音が、絡まりあう互いの体液が部屋中に響き渡る。
結合部分からは絡まりあう体液が
ナカに入りきれないといわんばかり布団の上に零れ落ちる。
腰を動かすたびに
ナカで互いの一部が擦れ合い、快楽を生み出す。
たった2人しか居ない部屋に聞こえる交わる甘い声。
「あっ、あぁあっ、銀さん!銀さんっ!!」
「・・・やべぇ、お前可愛すぎ。俺止まりそうにねぇわ」
そう言いながら銀時は更に激しく
自身をのナカに打ち付けた。先程よりも大きな音が響き渡る。
「ふぁっ、あっ・・・あぁ・・・んぅう!銀、さっ・・・激しっ・・・はぅっ」
「激しくして、汗いっぱいかいたほうが・・・良いんだよ。後は・・・」
銀時は一旦腰の動きを止め、の耳元まで近付き――――――。
「俺の白くて熱いお薬を、チャンのナカが飲んでくれたらあっという間に治っちまう」
「やっ・・・ぎ、銀さん・・・だ、駄目です・・・それだけはっ!!」
銀時の言葉には首だけを動かし、銀時を見る。
つまり・・・彼がしようとしていることには慌てるも
彼女と繋がり、ましてや腰を掴んで離さないでいる銀時は笑みを浮かべる。
「何がいけねぇって言うんだよ?それによくもまぁこんな状態で駄目です、なんて事言えるな。
おめぇは・・・ココで俺と繋がってる以上、拒否権なんてねぇんだぜ?」
そう言って銀時は止めていた腰を動かし、再び熱の塊をのナカへと打ち付ける。
「ぅあ・・・!!ああ、ぎ、銀さんっ・・・ダメェエ・・・あ、熱くて・・・ぁん・・・死んじゃうぅう!!」
「死にゃしねぇよ。・・・トロトロに溶けるの間違いだろ、なぁ・・・」
「あっ・・・ああん・・・っ、銀さ・・・ぁん、ああっ・・・!!」
「あーあ、可愛い声で啼きやがって。専用の銀さんのお注射が爆発しそうだぜ」
「も、もぅ・・・銀さぁあん!!」
「わーってるよ・・・たっぷり入れてやっから、安心して――――・・・・・・イケよ」
「ひゃっ!?あ、ああ・・・っ」
銀時がのナカの最奥を貫いた瞬間、彼女の目は霞み、キラキラと星が瞬く。
そしてナカに挿れていた銀時の熱の塊が
キツく締め付けられ。
「っは・・・あっ・・・ッ!!」
「んぅ・・・あっ・・・―――あぁあぁんんっ!!」
ドクドクと、熱が注ぎ込まれ・・・・・・2人は同時に果てた。
「こんな、もんだろ。・・・なぁ、。・・・?チッ・・・気絶してやがる」
果てた余韻を確かめるように、銀時がに話しかけるも
熱の上昇と行為によるものでは気を失っていた。
「まぁ、ちとやりすぎたな」と銀時は心の中で呟きながら
頭を掻き、熱の昂ぶりをのナカから抜き、事後処理含め服を着替えさせ
乱れた布団を元に戻し、其処に寝かせた。
「銀さん」
「おー新八。どーだ姉ちゃんは?」
先程お妙を連れ出した新八が戻ってきて、銀時は何事も無かったかのように出迎える。
「もう大丈夫です。それよりさんは?」
「服も取り替えておねんねだ。おめぇはもう姉ちゃん連れて帰れ。は俺が見とくから」
「そうですね。さんが起きた時銀さんが側に居たほうがさんも安心しますし」
「分かってるじゃねぇか」
銀時の言葉に上手く誘導されたのか、新八は笑顔で「じゃあお先に」と言ってその場を後にする。
何とか難を逃れたな、と銀時は一つため息を零し、眠りに就いているを見る。
おでこに触れると、先程まで触れていた熱が下がっており安堵する。
「ほら見ろ、俺のクスリ効いただろ?」
笑みを浮かべの寝顔を見る銀時。
「あーあ・・・俺も疲れたし、ちょっと一休みして帰るか」
そう言いながら銀時はの横に体を転ばせ、愛しい女を腕に抱きながら
ほんの少し共に眠るのだった。
効くモノは大体が可怪しい箇所への処方が多い
(要するに、俺のアレは下剤ってワケか?)