「流石にこのまんまじゃ、アレだな」
「今お風呂沸かしてますから、溜まったらさん入って下さい」
「ありがとう」
ケーキを頭からかぶった。
新八は慌てて風呂を沸かして戻ってきた。
流石に生クリームだらけのまんまだとベタベタしてならねぇだろう。
「僕、ひとっ走りして姉上の服持ってきます。多分まだ姉上も家に居るだろうし」
「おお!それはいいな。神楽、テメェも行け・・・をこんなんしたんだから、罰として新八の荷物持ちしてこい」
「うっ・・・はーい」
「じゃあちょっと行ってきます」
そう言って新八と神楽は万事屋を後にしていった。
んで、残されたのは俺と。
は取り除ける部分のモノは手で取って、器の中に戻していた。
「悪ぃな。せっかくのケーキ台無しにしちまって」
「え?・・・ああ、いいんですよ。こういうハプニングもありますから」
申し訳なさそうに言う俺にはニッコリと笑う。
そう言って自分の顔に付いたケーキの残骸を指で取り除く。
何だか、段々とそれがもったいなく思えてきた。
せっかくが俺のためにケーキを作ってくれたのに、神楽のせいで
がケーキを被る羽目になり、それが全部捨てられてしまう運命を辿ると思うと
もったいねぇ・・・ああ、凄まじくもったいねぇ気がしてきた。
だったら、もうやることは一つしかねぇ!!
「あー、もうー食いもんは粗末にすんな。もったいねぇ」
「え?・・・あっ」
の頬についた生クリームの付いたスポンジを舐めとる。
それを皮切りにクリームのついたの顔をあちこち舐めまくる。
「ぎ、銀さん・・・だ、ダメですって。汚いですよ」
「汚くねぇし。むしろこんなうめぇもん逃すかってんだ。それに俺決めたから」
「へ?」
と視線を合わせ、ニヤリと笑みを浮かべる。
「ごとケーキ食っちまおうって」
ケーキまみれになった。
それを食わずしていつ食うの?・・・今でしょ!!って言葉が頭の中を駆け巡り
俺はクリームの付いた箇所を舐めながら、の着物の帯を解いていく。
「ちょっ、ぎ、銀さん・・・だ、だからダメですってば」
「ダメじゃねぇよ。ケーキも食えて、も食べれる・・・しかも同時にだ。
誕生日に災難かと思ったが、案外イイコト思いついちゃって結果オーライ」
「ぎ、銀さ・・・んぅ」
「はいはい。ケーキなチャンは黙って銀さんに食べられちゃいなさーい」
帯が解け、着物が乱れる。
肌襦袢の紐も解いて・・・触れたかった体が目に飛び込んできた。
素肌の上に、ねっとりとした生クリームを馴染ませる。
甘い匂いが嗅覚を刺激し、肌に触れる触覚が性欲を増幅させる。
でもこれだけの生クリームじゃ足りない。
ふと、思い出す。
「そーいえば・・・まだ残ってたよな生クリーム」
「へ?・・・ああ、はい・・・あっ!!」
ふと、何されるのか分かったは慌てて口をふさぐも時すでに遅し。
俺はニヤリを口角を上げ、の側から離れ台所に向かう。
ケーキの乗っていたスペースに置かれた、生クリームの絞り袋。
それを持ち上げるとまだ十分に残っている重みがした。
これだけあれば、美味いケーキ()が食える。
俺はそれを持ったまま、居間に戻る。
「大分残ってたぜ。おら、寝転べ・・・可愛く銀さんがデコレーションしてやっから」
「で、でもぉ・・・っ」
「ケーキは文句言わないだろ?誰に食べられようが文句ひとつ言わねぇだろ?
今のはケーキなの、銀さん専用のケーキ。それとも何?いきなり顔にぶっかけられて
顔射プレイとかされ」
「ね、ねねねねね寝転びます!!寝転びますから!!それ以上のこと言わないで下さい!!」
まぁ、別にね・・・俺としては、の顔にぶっかけて
そういうプレイみたいな事もしてみたかったりもしたが、あんまりすると
怒られるからやめた。
しかし脅し文句が効いたのか、は見えるところを
着物で隠しながらソファーに寝転んだ。
「・・・手ぇ邪魔」
「あの・・・で、でもっ」
「糖分王の銀さんにかかれば、可愛いチャンの体をもっと可愛くデコっちゃうから。
ホラ、手ぇ退けな・・・可愛いケーキが食えねぇだろ?」
頬に唇を落として、其処に付いた生クリームを舐めとる。
そしてと目線を合わせた。
の顔は恥ずかしくて真っ赤。
ビクビクしながらもは着物から手を退ける。
「イイ子だぜ」
そう言って着物を捲り、愛らしい胸が目に飛び込んできた。
俺は唾を飲み込んで手に持っていた
生クリームの絞り袋を出して、乳輪から円を描くようにクリームを絞りだす。
そして乳首だけをワザと残した。
「お!美味そうなプッリンプッリンのケーキが出来た」
「やっ、あ・・・ぎ、銀さ・・・っ」
胸に出来たモノを見たは更に顔を赤らめる。
コイツも分かっているんだ・・・これをされた後、ナニをされるのかを。
「んでは・・・いっただきまーす」
「あっ!・・・ぁん!!」
イヤラシイ音をワザと立てながら、胸に付けた生クリームを舐め回したり吸ったり。
時々歯を立てて乳首を噛んでやると
の体は大きく動き、甘い声を上げて啼く。
クリームが無くなったら同じように繰り返し、繰り返し。
「んぅ!・・・ぎ、銀さぁん!!も、もぅ・・・舐めちゃっ・・・ぁん!!」
「うんまいプリンケーキあるんだし、コレを食わずしていつ食うよ?ん〜・・・んまい」
胸への愛撫を攻め立てられ、の目は蕩けかかっていた。
「あっ・・・はぁ・・・ぁ・・・っ」
「さてと、そろそろ下の方にも生クリームかけてやんねぇとな」
「え?あっ、や、やぁあ!!」
下の方の着物をめくり上げると、中から俺の持ってるのとは違うクリームが溢れ出ていた。
そう!俺の大好きなの蜜!!
ふわっふわの生クリームとは違う、トロトロしたの生クリーム。
「おいおい、こっちにもクリームあるじゃねぇか。
まぁでもこっちのクリームはトロトロしてて美味いんだけどな〜」
「ひゃぁあ!!」
俺は蕾に触れ、ゆっくりと其処をなぞる。
敢えて指をナカには挿れはせず、ただ外側をのんびりとなぞった。
微弱な触れ方でも、のナカからはトロトロした蜜が滴り落ちる。
もちろん本人も微弱な快楽に腰が動き始める。
「ー・・・腰動いてっぞー」
「やっ・・・だ、だって・・・銀さぁん・・・っ」
「なに?銀さんの綺麗な指をナカに突っ込んで欲しいの?」
そう尋ねるとは頷く。
「俺の指突っ込まれて、ぐちゃぐちゃにさぁ、掻き回して欲しいワケなの?」
その問いにも彼女は頷く。
「掻き回してやるよ。ただし・・・コレを入れてからな」
笑みを浮かべ、の前に出した絞り袋。
「ぇ?や、やだぁあ!!銀さんそれ入れないでぇえ!!」
「俺は生クリームものクリームもどっちも味わいたいの!だから入れるの!!」
「やだ!!やだ銀さん!!入れちゃ・・・んっぁああ!!」
の声も振り切り、俺は絞り袋の口をのナカに突っ込んだ。
そして其処で一旦動きを止める。
「あっ、ああ・・・ぎ、銀さ」
「大丈夫だってちゃんとかき混ぜてやっから。心配すんな・・・糖分王を信じろ」
そう言って、俺は絞り袋の膨れた部分を押し――――――。
「んぁああ!!ああっ、あぁんん!!ぎ、銀さぁぁあんん!!」
生クリームをのナカにぶち込んだ。
体の中に入ってきた俺のとは違う異物に
の体はビクビクと痙攣をしながら何度もイキまくる。
入っていく生クリームの隙間から、のナカの蜜が外へと漏れる。
俺は絞り袋をナカから引き抜いた。
袋に入っていた生クリームを全部のナカにぶちまけて、袋はしおらしくなった。
「さて、後は俺の泡立て棒で掻き混ぜてやるとしますか」
そう言いながら俺はズボンのチャックを下ろし、パンツの中から
ガンガンに固くなった泡立て棒ならぬ、ジョイスティックを握り出した。
そして、蜜と生クリームが入り混じったのナカへと続く入り口にソレを付ける。
「っ!?」
「お、意識戻ったか?」
イキすぎて、意識が遠のいていたのか俺の熱の塊に気づいた瞬間
の意識が戻ってくる。
「ぎ、銀さん・・・っ」
「今混ぜあわせてやっからな・・・俺とっておきの泡立て棒で」
「あ、泡立て棒って・・・ま、まさか・・・っ」
ニヤリと笑みを浮かべ、泡立て棒一気にそーにゅー!
「あっ!!い、いやぁぁああ!!」
「うぉっ!?せ、狭っ・・・意外に生クリームって幅取るのかよ!?」
挿入したまでは良かったが、意外と生クリームがのナカを占拠していて
あまりの狭さに掻き混ぜるどころか、動くことも若干ままならねぇ。
でも考えたら異物入りゃ、そらぁ幅も取られるだろうよ。
だが生クリームも熱を受ければドロドロに溶けていく。
溶けちまえばローション使ってるのと然程変わりはしねぇはずだ。
ならば!
「ひっ!?あっ、ぁああっ・・・ぎ、銀さん!!い、いきなり、動いちゃ・・・っ!!ぁぁあんん!!」
「生クリームが邪魔だからな・・・さっさと溶けてもらおうな」
腰を動かし、のナカを暴れまわる。
久々に感じる快楽と、甘ったるい生クリームの匂いに目眩がしそうになったが
そんなことよりも今は俺の下で、俺の愛情をたっぷり受けて、快楽に溺れるの姿を見るだけで
目眩を起こす余裕すらない。
「銀さん・・・だっ・・・ああっ・・・自分で、入れたくせにぃい!!ぁあっ!!」
「だってよぉ・・・まさか、こんな・・・ハッ・・・ナカがキツキツになるとは、思って・・・なくてよぉ。
まぁ・・・でもっ・・・と生クリームまみれになる誕生日も・・・なかなか悪かねぇ」
まぁ生クリームまみれになってるのはだけなんですけどね。
ふと、ぐちゅぐちゅとした音が下から聞こえ始め、固まっていた生クリームが段々と溶け出して来た。
動きも先程より滑らかになり、完全に液状のモノに戻りかけている。
思うような動きが出来たと分かればこっちのもんだ。
「・・・ガッツリ行くぞ・・・っ、意識飛ばすな!」
「ふぇ!?あっ、やぁあ!!ぎ、銀さん!!激しっ、激しいよぉお・・・っ!!」
の腰を掴んで、動きやすくなり、自らの腰の動きを加速させる。
ナカからは俺のかのか、それとも生クリームなのか・・・なんて区別がつけようのないモノが
ドロドロと出てきて、の着物を容易く汚していく。
重なりあう吐息と、甘い匂いが部屋中を包み込む。
「来年も・・・ケーキが、俺は希望・・・したいねぇ」
「や、やだぁあ!!も、もぅ・・・し、しません!!ぁ、ぁあっ・・・ぁん!!」
「速攻拒否かよ。なら、今年たっぷり・・・食わせろや」
「ぁっ、ぁあっ・・・食べ、食べてください・・・ッ、銀さんの、好きなように・・・私を・・・食べてぇえ!!」
甘い匂いに酔ったのか、の口からとんでもない言葉出てきちゃったよ!?
何それ!?
もう食べつくしちゃっていいってサインだよね!?そうだよね!?
生クリーム無くなっちまったけど、まだ食べて欲しい所食べていいって事だよね!?
だったら、もう遠慮はしねぇ。
つーか誕生日ですからね、銀さん此処ぞとばかり遠慮しませんよ。
「だったら、お望み通り・・・骨の髄までテメェにしゃぶりついてやらぁ」
そう言うと、は何度も首を縦に振り――――俺達は、堕ちた。
「もう二度と生クリームを・・・その・・・・い、入れないで下さい!!」
「分かってるってばーゴメンって〜。銀さんが悪かった、ゴメンなほんとゴメン」
居間でドロドロプレイの後、丁度風呂が沸いた頃だったから
そのままお互い服を脱いで俺は丁寧にの体を頭からナカまで隅々に洗ってやった。
ナカから生クリームの液体を掻き出す時は
の顔が赤く染まって、快楽に溺れるのを我慢していたから
「もっかいやる?」と誘ったら見事にビンタされた。
そして今現在。
が俺に背を預けた状態で湯船に浸かっていた。
「あんなことされたの私初めてです」
「あんなことしたの俺も初めてですけど―」
「でも、銀さんだから・・・許せるんですよ。他の人なんか死んでもされたくありません」
「へ?」
すると、の耳が真っ赤になっていた。
つまりは俺だから許せるんだ。
俺じゃなかったら多分即効で斬られているだろうよ。
俺は後ろからを抱きしめて耳を噛む。
「俺だから許せるのチャン?」
「そ、そうじゃなかったら・・・皆斬り殺してます」
「チャンから愛されてるねぇ俺。誕生日の日に生クリームまみれの食べれて
ホント幸せすぎるわぁ〜。まさか大好きなとケーキが一緒に食える日が来るとかさぁ〜
夢のまた夢だろ?なーんて思ってたけど案外簡単に実現できるんだな。よーし!この調子で今日は色々と」
『銀さん今戻りました―!』
『アネゴから服借りてきたネ』
空気読まずして帰ってきたガキ共。
この調子で色々とするつもりだったのに悲しいかな邪魔された。
そしてはクスクスと笑う。
「新八と神楽ですね」
「アイツ等空気読めよ。しゃーねぇ・・・上がるか」
「えぇ。上がって皆で銀さんのお祝いしましょう」
可愛い顔で、んな事言われたら―――――――。
「。俺生クリーム買ってくるからさぁ、もっかいしよ?生クリームプレイ」
「もうしません!!」
ホント、産まれてきてよかったと思うよ。
何したって許されるのは子供の頃と誕生日だけ
(普通の日にやると大体怒られます)