人間誰しもな、我慢できないことってある!


特に性欲とかはさぁ、どうもこうも晴らすことなんて
結構難しいわけ。

晴らし方も人それぞれだけどさぁ・・・やっぱりさぁ・・・寂しいよな。











「・・・っ・・・あっ・・・やべっ・・・・・・・ッ」









好きな女、オカズに抜くとか。




脳みそん中・・・のエロい姿考えて
息子さんを上下に動かす。


滑りが悪いと思ったら、即ローション使って・・・脳内でエロいをオカズに。


なんて、毎度毎度その繰り返し。


元はといえば、が俺のところに
なかなか来てくれねーのが悪ぃんだよ!!仕事だからってさぁ
たまには俺の相手もしてほしいわけ、俺ら付き合ってるんだしよぉ。





「なんで・・・わざわざ・・・んっ・・・ローション買ってまで・・・・・はぁ・・・抜いてんだか・・・っ」




しかも場所は毎度トイレ、か風呂。
そして今現在もトイレでなうですよ。



仕舞いには新八から「銀さん・・・買うのいいですけど、直してください」とまで言われる始末。
アイツがトイレ掃除してるときに見つけたんだよ・・・むしろ見つかったんだよ。

神楽からも冷たい目で「銀ちゃん・・・寂しい男ネ」とか言われてさぁ・・・息子萎えるっつーの!




・・・あっ・・・・・・ッ」




萎える息子を奮い立たせるために、たびたびこうやって1人でトイレに篭って抜く。



あぁ、もうマジのナカをぐっちゃぐちゃにしてやりてぇ。

のヤラシイ顔が見てぇ。

のあんあん喘ぐところ超見てぇ!!






「・・・っ・・あっ・・・・・っく!?」






そんなこんなの妄想の連続で、白濁の液が外に出てきた。
俺の手にもありえないくらいべっとり・・・こんなん舐めてもうまかねぇし。

むしろの蜜舐めまくりたいですし。



トイレに沈黙が走る。


そして俺は深いため息を零した。





「あー・・・もうありえねぇくらい、俺飢えしてる・・・〜」






完全に末期症状出てる。

が欲しくて、欲しくて、欲しくて・・・もう欲しすぎて!!!
1人で抜くのがマジ虚しく思える。いやガチで虚しいんですけど。

この飢えをどうにか潤すことが出来ねぇのか?とか
考えたら、やっぱりとエッチするしか俺の飢えと欲は満たされない。


とりあえず、手の汚れを拭こうという気持ちに戻り
トイレットペーパーを巻き取り、手に付着し、床に零れた液共を拭いて証拠隠滅。

床に置いたローションのボトルも懐に仕舞って俺はトイレを出た。







「はぁ〜あ」


「あ、銀さんやっと出てきた」


「んだよ、新八ぃ〜」




トイレを出るや否や、新八が俺に声をかける。





「銀さん、トイレ出るの遅いですよ」


「しょーがねぇだろ・・・その、アレだよ」





「一発抜いてた」とかぜってぇ口が裂けても言えねぇから―――。





「出るの、待ってたんだよ」


「はいはい、分かりましたから」


「何その反応?もうちょっとツッコミ入れようよ新八クン」




「だったらもう少し早く出てきてくださいよ銀さん」



「へ?」




すると、新八の後ろ・・・玄関から聞きなれた声が聞こえた。
新八の後ろを見ると・・・其処には、黒の真選組の隊服に身を包んだ・・・が居た。





「アレ?チャン?何で?」



さん、差し入れ持ってきてくれたんですよ」

「ちょうど餡泥雌堕(アンドロメダ)の近くで事件があったので、それの後始末とかで居たんです。
ケーキとかプリンとかいろいろ買って来たんでよかったら食べてください」





そう言いながら、が足をトントンとさせている。

あれ?え?もしかして――――。





「え?チャン・・・帰る、の?」



「そうですよ。差し入れ持ってきただけですから、まだ仕事残ってますし」



「も、もうちょっとゆっくりしていってもいいんだよチャン」



「そうも言ってられませんから、すいません銀さん」




靴がちゃんと履けたのか、顔を上げ俺に微笑む

そんな笑顔で返されたら引き止めにくいんですけどぉぉおお!!!




「じゃあ、また来ますね」

「はい、お勤めご苦労様です」





そう言っては万事屋を後にしたのだった。


をちゃんと見た時間・・・ものの数分、5分もあったかどうか分からないくらいの早さだった。




















はさぁ〜・・・俺のことさぁ〜・・・ほんとにさぁ〜・・・好きなのかなぁ〜って時々考えちゃうことあるんだよねぇ」



「銀さん。行儀悪いですよ」

「ケーキがかわいそうネ、やめるアル」



「うっせぇよクソガキども」



が買ってきたケーキやらプリンやらを俺らは食べることにした。

しかし、苺のショートケーキをを目の前にした俺は
それを食べることなくただクリームにフォークをプスプスと刺して愚痴を零していた。

むしろ食欲がねぇ。






「銀さん。さんが忙しいのは仕方ないですよ、お役所勤めなんですから」


「銀ちゃん、まるで聞き分けの出来ない子供みたいネ。みっともないアル」


「おめぇらにはなぁ、恋する男の気持ちなんかわからねぇーだろうよ」


「分かりたくもありませんね。懐から出てるモノみたら分かりたくもないですよ」


「あ?・・・・・・んなっ!?」








新八の言葉に俺は懐を見る。

すると、先ほど直したローションのボトルが懐からチラリと出ていた。
俺は慌ててそれを隠した。

そろっと、目の前の新八と神楽を見る。
相変わらずと冷ややかな目で俺を見ている。





「その・・・これは、アレだよ」



「またトイレでしてたんですか」


が愛想尽かすのも時間の問題かもしれないネ」




「うっせぇよ!!もうおらぁ・・・おらぁ・・・」















とエッチしたくて仕方ねぇんだよぉおぉ!!!




「「
真昼間からエロ発言出すなエロジジィ!!」」




ごほっ!?





パイ投げのごとく、新八と神楽から顔面にケーキを叩きつけられた。
甘いものを顔に付けられるのは幸せなことだが、お生憎と今現在そんなの幸せのなんでもない。






さんがウチに寄り付かなくなるのは、銀さん・・・本気で時間の問題になりかねませんよ!」


「いい加減1人遊び卒業するネ銀ちゃん!じゃないと本気で愛想つかされるヨ!
男が1人遊びしてるって分かったラ、女はショックでエッチするの拒むってテレビで言ってたヨ!!」


「神楽ちゃん・・・女の子がそんな生々しい話やめよう」


「俺だって、俺だって・・・好きでやってるわけじゃ・・・っ」





あぁもうマジで泣きそうだわ。

別に拒まれてる感じはしないのに、何で俺は1人寂しく抜かなきゃいけねぇんだよ。

の愛・・・の愛が感じれなくてマジで泣きそうだ。






「それくらい分かってますけど、1人遊びくらい卒業してください。そのボトルも没収です」


駄目だ、これはいざという時使う


1人遊び卒業しろっつってんだろ!!


「いーじゃねぇか!買ったのは俺だ、俺の金で買ったんだ!おめぇらガキどもに指図される筋合いはねぇ!!」





しかし、さすがにこのボトルは死守すっぞ。他の道具は渡しても
コイツだけは何が何でも手放すわけにはいかねぇの・・・!!結構いい感じだし。




「新八ぃ〜言っても無駄アル」


「はぁ〜・・そうみたいだね。分かりました、もう言いません。だけど、それがもしさんの目に
入ったりしたら、僕ら知りませんからね。フォローしませんからね絶対に」


「フン。おめぇらの力借りなくてもなぁ、俺1人で何とかできますぅ〜」




何とかボトルは守りきった。

しかし、俺の飢えと欲はいつになったら晴らされるのか・・・いまだ見当もつかない状況なのは明白だった。




だが、見当がつかないのはいつものことで
曇りの日から、晴れになるのは相変わらず突然のようにやってきた。










「ど、どうしたのかなチャン」


「しばらくの間泊めてください。晩御飯でも何でもしますから」





ある日のことだった。

が小袖を着て、俺の家に来た。
玄関先で荷物を抱えやってきたを俺ら三人は迎えた。






「いや、だから・・・さん、どうしたんですか一体?」



「クソババァとケンカしたの。せっかくの非番だって言うのになんだかんだ文句付けてくるもんだから」



「家出アルか?」



「まぁそんなとこ。というわけで、しばらく此処にお泊りします。ババァの小言にはちょっとうんざりしてたんで。
いいですよね、銀さん」



「へ?・・・あ、あぁ・・・おらぁ別に構わねぇけど」






俺が返答するとは「じゃあ失礼します」と言って、荷物を軽々と抱え部屋の中に入っていった。


え?ちょっと待って?

しばらくがここに居るってことは・・・つまり・・・。









とエッチが出来る!!







「銀さん、鼻血出てますよ拭いてください」



「なっ、う、うっせぇ!コレは俺の心の涙だ!」



「心の涙というか、下心の涙ネ。嬉しすぎて涙が鼻血ネ」



「てめぇらとりあえず黙ってろ!」




俺は鼻から出てる液体を拭くべくトイレに駆け込んだ。
この状態で居間に行ったら確実にに心配・・・・・・。








『銀さん、どうしたんですか?暑くて鼻血出ちゃったんですか?もう、銀さん子供みたい・・・仕方ないですね。
拭いてあげますから、寝転がってください。あ、私の膝の上に頭乗せてもいいですよ』







ドバッ!!





止めるどころか逆効果。


最近の俺の妄想激しくて、鼻血止めるどころか逆効果になった。
股間部分に違和感感じたら・・・案の定勃ってやがる。

今から抜けってか・・・いや、トイレにローションのボトルあるけどさぁ。
さすがに本人近くにして抜けないよ・・・抜けるわけないんだって。






「(とりあえず治まるまでトイレに篭るしかねぇか)」





便器に座って、トイレットペーパーを巻きとり鼻に当てる。

鼻血と興奮が治まるのをじっと待っていた。









5分後。
ようやく全てが治まり、俺はトイレから出てきた。
すると廊下でとすれ違う。







「もー銀さん、長いですよ。私もトイレ入りたかったんですから」


「あ、悪ぃ。ちょっとな」


「便秘ですか?」


チャン。可愛いお顔してサラッとそういうお下品な言葉言うのやめようね」


「だったら言わせないように早く出てください」







そう言われはトイレに入った。

アイツいつからそんな下品な言葉使うようになったの?
マヨネーズとかドSのガキとか、ゴリラが原因だな。そのうちしばきにかかるかあいつ等。

俺は頭を掻きながら居間に戻る。
居間に戻ると、お茶を持った新八と酢昆布を食べている神楽と目が合う。





「鼻血は止まりましたか銀さん」


「あー止まったよ。ついでに息子の元気も治まったよ」


「アンタ・・・どんだけさんがお泊りすることに興奮してたんですか」


「自分の気持ちには正直なんだよおらぁ」


「気持ちじゃなくて欲望の間違いじゃないアルか銀ちゃん」


「黙ってろ神楽」






いいだろ、別に。

がお泊り、俺の部屋で寝てくれる、エッチ出来る。

考えたら幸せの無限ループ。興奮しないほうがおかしいっつーの!






「あー・・・ホッとした」




するとがトイレから出てきた。
洗面台で手を洗い、自分で持ってきたハンカチで手を拭いて居間に戻ってきた。




「おかえりなさい、さん」


「うん。あのさぁ、トイレに変なもの置いてあったんだけど」


「変なもの?何だ?」


「はい。これなんですけど」




は袖に手を入れ、そこからあるものが出てきた。









?!?!?!?!!




「何ですかねこのボトル?トイレに結構不釣合いな感じで置いてあったんですけど?」









の手に持たれてたモノに俺は驚愕。

アイツの手に持ってるのって・・・・・・ローションのボトル。
天人仕様のパッケージだから、バレることは少ないけど・・・可愛い感じで作られてるから
そらぁ確かに不審がる、トイレにそれ置いてあったら不審に思う。


俺は新八と神楽に助けを求めるよう目線を飛ばす。
だが、二人は知らぬ存ぜぬ・・・顔を横に背けた。完全に助ける気はないらしい。

自分で撒いた種は自分で何とかしろってか!






「銀さん、何ですかコレ?」


「そ、それはだな・・・ア、アレだよ」


「だからなんですか?」


「・・・・ハンドソープだよ」






我ながらありえない嘘。

ハンドソープなわけねぇんだよ、ローションなんですコレ。
エッチのときに使うモンですコレ。・・・・なんて、目の前のには口が裂けてもいえねぇ。





「じゃあ、コレ私が使ってもよかったんですか?」



いやいやいやいや!!駄目だよチャン。これはな銀さん専用のハンドソープなの!
最近銀さん、手荒れに悩んじゃっててさぁ・・・コレ持ち歩いとかないと駄目なんだわ。
ないないって探してたらトイレにあったのね・・・いやぁ〜助かったわありがとな



「は、はぁ」





そう言って俺はからローションのボトルを自分の手元に戻し懐に入れた。


多分大丈夫?NGサインは出てない?OKかな?ギリギリセーフかな?
は困惑した表情を見せている・・・多分OKだ。

俺は一つ咳払いをして、の頭を撫でる。





「ほ、ほら・・・夕飯の買出し行くぞ。晩飯作ってくれるんだろ」


「あ。そうでしたね」


「先に玄関で待ってろ、すぐ行く」


「はーい」






何とか話題を逸らすように仕向けると、は嬉しそうに玄関に向かう。
俺はため息を零しながら、自分の机に向かう。


ふと、視線を感じる。


振り向いたら新八と神楽が冷ややかな目で俺を見ていた。







「んだよ、おめぇら」


「だからあれほど直すよう言ったんですよ僕」


「学習能力低いネ銀ちゃん」


「うっせーな黙ってろ。うまいこと切り抜けたからいいんだよ、結果オーライなんだよ」




机の引き出しに、ローションのボトルを入れ閉めた。





「銀さーん!早く行きましょう!夕方はスーパー込みますよ〜」


「おう、すぐ行く。じゃおめぇら留守番よろしく」



「道端で盛んないでくださいよ銀さん」

「警察に捕まんじゃねぇーゾ」



「いいから黙ってろおめぇら!!」





独りよがりも程ほどに
(でもやっぱり寂しいわけよ、相手にされないとさ)

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