「なぁ、今日一緒に酒飲まへん?」
「は?」
昼休み。
学部が離れている恋人の
に俺はそう告げた。
俺は薬学部で、は法学部。
まぁしゃあないねん、専攻学部がちゃうんは。
授業内容とかも重なったりせぇへんから
逢う時間といえば、キャンパス内では昼休み・・・それと帰る時くらい。
そんな昼休み・・・俺は中庭のテラスで
の目の前に腰掛けそう言う。
「また唐突な。何かあった?」
「いや。俺自分と一回も酒飲んだことないなーって思て、せやから今日飲もうって誘ってんねん」
「じゃあ謙也たちも誘う?」
「あー、俺との2人っきりで飲みたいねん。他のヤツはいらん・・・なぁえぇやろ?」
が、謙也たちも誘おうとか言うから
俺はすぐさまと2人で飲みたいという。
おぉ、此処重要やで・・・と2人っちゅうところや!
「い、いいけど」
「ほな、決まりやな!自分、今日帰りは迎えか?」
「うん」
「よっしゃ。ほな俺、練習終わって、一旦家帰ってからそっち行くわ」
「何?泊まる気?」
「酒飲んで、電車乗ったら最悪やで。せやからの家にお泊りもする」
「はいはいご自由に」
「おう。ほな、また後でな」
「うん」
俺は用件だけを済ませ「次の授業があるから」と言って
の前から去った。
何故俺がこないなこと言い出したのかと言うと
まぁ俺自身、と酒飲んだことないっていうのもある。
けど!
けどや・・・ちょっと気になってた。
アイツが酒飲んだらどうなるんやろうか?とか。
成人して、酒飲めるような年頃なって
やっぱ興味あるのは其処やろ?・・・恋人の酒癖みたいなもん。
特に女の子の場合・・・めっちゃ気になるやん。
男で酒乱とか有りえへん・・・まぁ女の酒乱も有り得んけどな。
(ウチの姉ちゃん見てたらもう最悪極まりないで)。
は酒を飲んだらどうなるのか・・・ホンマそれだけが気になってた。
せやから、よくと飲みに行くという
謙也やユウジたちにそれを試しに尋ねてみた。
「は?の酒癖?」
「せや。お前らよぉと飲みに行くやろ?、どないな感じになるん?」
謙也やユウジ、小春にそう問いかけると・・・3人は顔を見合わせ――――。
「あ、あんまり言いにくいちゅうか」
「何ちゅうか・・・・・・うん」
「ホンマ・・・お嬢様って感じやな」
「は?意味分からへんわ」
3人の言葉に俺は意味不明状態。
「詳しく教えろ」
「言えん」
「ちゅうか言いにくい」
「言うたら言うたで・・・・・・・・なぁ」
『なぁ』
「何やねんお前ら」
3人は顔を見合わせ、声を揃えて「なぁ」と答える。
こうなりゃ自分で確かめるしかない!ちゅうので・・・それに至った。
何や、久々にワクワクしてきたで。
そう心の中で呟き、俺は午後の授業をこなし・・・気づいたら夜を迎えてた。
「こんばんわ〜」
「はい、どうぞ」
夜。
俺は練習を終え、一旦家に戻り
軽くシャワーを浴びて、飯も簡単に済ませて
「ほなの家に泊まってくるわ」と言うて、家を出てきた。
最初、手ぶらで行ってもえぇんかなぁと思い
少し不安だったので俺はにメールをして
「何か酒買ってきたほうがえぇか?」とメールに書いて飛ばすと
数秒してすぐさま「作ってもらうから何もいらない」と返って来た。
さすがお嬢様・・・と思いながら俺は
少し浮かれながらの家にやって来た。
「何かいい匂いするわね、アンタ」
「来る前シャワー浴びて、飯食ってきたからな」
「あぁ、お風呂上りの匂いね。何かと思ったわ」
「え?何?、ちょっとドキッとした?」
「別に。フェロモンがこんなイイ匂いするわけないしって思って」
「おーい」
相変わらずの毒舌。
もしや、酒飲んだらこの毒舌がさらにグレードを増すとか?!
もうそれやったら俺絶対勝ち目ないわ〜・・・それやったらマジでどうしよ。
俺へこみすぎて泣くかも。
「蔵、何してんの?」
「え?・・・おぉ、いや別に。なんでもないわ」
「アンタ、お酒どんなの飲むの?」
「俺何でもイケるで。はどない?」
「私カクテルしか飲めない。ソーダ割りは無理」
「女の子はそれでえぇねん。ウチの姉ちゃんなんか焼酎ロックとか飲むからな」
「蔵のお姉さん強そうだもんね。喉焼けそうだわそんなことしたら」
そう2人で話しながら、俺は彼女の部屋にと向かう。
「何も置いてないやん」
「何飲みたいか言って・・・作って持ってきてもらうから」
「へぇ〜さすがお嬢様。ほな、梅酒ロック」
「いきなりロック?アンタも相当強い証拠よそれ」
「そうなん?俺梅酒好きやし、美味いやんあれ。水とかお湯で割ったら梅の味消えてまうわ」
俺がそう言いながら、床に座り
は自分の部屋に置いてある、受話器をとる。
「あ、魁さん?・・・梅酒ロックと、烏龍茶お願いします」
え?烏龍茶?
の口から零れた言葉に俺は「え?」と思た。
いや、俺と酒飲むんやから、何でいきなりそれを頼んだ!?と
思いながら受話器を下ろしたにすぐさま問いかけた。
「・・・何で、ジュース?」
「え?うーん・・・何かね」
俺が問いかけるとは首を傾げながら、床に座る
俺の目の前に腰掛けた。
「何?自分、お酒飲めるんやろ?謙也たちと飲み行くくらいやし」
「うん。でも・・・何かね・・・謙也たちだけじゃなくて・・・お父さんやお母さんからも何か・・・飲んじゃダメって」
「へ?」
の、飲んじゃダメ?
何で?
「酒癖悪いんか?」
「よく分かんない。謙也たちと飲みに行ったときも、次の日小春ちゃんから
『もうちゃん、絶対飲んだらアカン!!えぇな!』って言われた。私も飲んだ後の記憶が無いから
何がなんだかよく分からなくて」
「毒舌キツーなるんやろ、絶対。せやから小春がそう言うたんやって」
「かな?」
「俺はいつも毒舌慣れてるから、全然大丈夫やで!せやから、飲もうや〜。俺一人飲んでもつまらん」
俺がそう言うと、の部屋のドアがノックされた。
が返事をすると、扉が開いて・・・運転手さん登場。
はそれを取りにいくと、運転手さんは一礼をして引っ込んだ。
「はい、梅酒ロック」
「おう。せやから、・・・烏龍はそれ一杯や。次からお酒飲みぃ」
「で、でも」
いや、飲んでもらわんと俺が困る!
怖いけど・・・怖いもの見たさちゅうのがあんねん。
毒舌酷かろうが・・・俺耐えれる!
のためやもん・・・どんな毒舌でも俺耐えれるわ。
「ほな、梅酒ロック飲んでみるか?・・・美味いで」
「うっ」
「ホンマは飲みたいんやろ?・・・ホレ」
「うぅ・・・っ」
に梅酒ロックの入ったグラスを差し出す。
烏龍茶の入ったグラスを持ったままは悩み始める。
何やその悩んでる顔・・・ちょっと可愛えぇねんけど・・・って今それ言うてる場合やない。
「飲みたいんやろ・・・・・・」
「・・・・・・うっ」
「ほな、俺貰おう。いただきまーす」
そう言って俺は梅酒ロックを一口。
うわっ、コレマジでめっちゃ美味い。
多分アレやな・・・最高級な梅、使こうてお酒作ったヤツやな。
普通のお店のよりも飲みやすいし、後味もいい。
完璧(パーフェクト)やでコレ。
「美味いな、この梅酒」
「・・・・・・」
目の前のはホンマに「飲みたい」っちゅう顔してる。
めっちゃモノ欲しそうな顔してるわ。
多分今自分と葛藤してる・・・ジュースを飲むか、酒飲むか・・・で。
「ちゃん。梅酒、美味しいで」
「・・・うぅ」
「一口飲んでみ?一口だけやから」
「・・・ひ、一口?」
「せや、一口。ホレ」
俺がグラスを出すと、手を少し震わせながらはグラスに手を伸ばす。
そっと掴まれたグラスに、俺は自分の手を離し
梅酒の入ったグラスをへと渡した。
彼女はそれをゆっくり、口に運び――――飲んだ。
「どう?」
「・・・お、美味しいです」
「せやろ?まぁロックやしちょっとキツイけど、カクテルやったらジュース多めにしてもらえば
さほど酔いはせぇへんから、そういう風に作ってもらったらどうや?」
「ぅ、うん」
「ほな烏龍茶、此処置いて。はい、注文!」
「は、はぃ」
俺がそう言うとは烏龍茶の入ったグラスを床に置いて
パタパタと受話器の元へ。
俺は満足げにそれを見ながら、梅酒ロックを口にする。
よっしゃ・・・えぇ感じや。
さぁ、毒舌が出るか・・・他が出るか楽しみやな。
そう心の中で俺は浮かれとった。
其処から2人で色んなもん頼んで
交換しながら飲み始める。
「のそれ・・・何?」
「カルア・ミルク。甘いよ」
「飲ませてみ?」
「甘いってだから」
「うわっ、甘っ!よぉ飲めるなこんなん」
「いいでしょ。好きなんだもん。・・・蔵は?」
「俺のはソルティ・ドッグ。グラスの縁んトコ付いてんのは塩や・・・この組み合わせがえぇねん」
「へぇ、一口。・・・・・・・・・美味しい」
「せやろ?これがえぇねや」
が、この1時間後・・・とんでもないことが起こった。
とお酒を飲み始めて1時間。
俺は大変な状況に陥った――――それは。
「んぅ〜・・・く〜らぁ〜・・・ヒック・・・エヘヘヘ」
が酔っ払い始めた。
俺よりもそんなにコイツ飲んでへん。
むしろ・・・俺ちょっと飲みすぎてる?とか思うほどだが
生憎と5杯しか飲んでない。
のに対し、は2杯でこの状態。
酒弱すぎや・・・。
俺はカクテルも飽きてきたので、梅酒のロックを口に運んでいると
が俺にふっ付いてきた。
「?ど、どないした?」
「ん〜・・・何かねぇ〜・・・蔵に、ふっ付いてたいの〜・・・ダメぇ?」
「へ?!・・・あぁ、いや・・・そんなこと、ないで」
思わず声が裏返った。
普段こないに甘えてけぇへんし、ましてや
こんなあまーい声出したりせぇへんから・・・声裏返らえって当然や。
しかも危なく手に握ってたグラス落ちそうやったわ。
「んぅ〜・・・蔵〜・・・いい匂いするぅ〜」
「そ、そらなぁ。・・・風呂入ってきたし」
それコッチのセリフ。
の髪からも、シャンプーのえぇ匂いするわ。
それだけでも俺アカンのに・・・酔っ払って甘えてきたからもうヤバイ。
「ねぇ〜くらぁ〜構ってぇ〜」
「こ、コレ飲んだらな」
「え〜・・・今、構ってよぉ〜。ちゃん、寂しい〜」
「も、もうすぐ飲み終わるから待っとき」
普段のとは大違いなこの変わりよう。
俺、何とか平常心保ててる?
ていうか、保っとかなアカンやん!!!
いつ理性切れてもおかしくないでこの状況。
しかも・・・自分のこと「ちゃん」言うてる。
アカン・・・めっちゃ可愛い。
俺それだけでも、もうダメや。理性1本崩壊したわ。
「ねぇ〜・・・早く飲んでぇ〜」
「分かった、分かったから」
「ねぇ〜」
「はいはい」
「クーちゃん、早く飲んでぇ〜」
「はいは・・・って、えぇえ!?」
の口から思いがけない言葉が零れてきた。
俺は一瞬それをスルーしよう思たが、どうやら見事に拾ってしもた。
今、今・・・何て、言うた?
クーちゃん言うたやろ、コイツ。
アカン・・・可愛えぇ声で、それ言いなや。
「クーちゃん、早く飲んでよぉ〜」
「おまっ・・・」
「ん?どうしたの、クーちゃん?」
「・・・・・・何でもないわ」
酔っ払っているとはいえ、クーちゃん呼びの連呼はやめてくれ。
ホンマに心臓に悪いし・・・またしても理性1本崩壊。
アカン・・・どんどん、俺の理性壊されていくで。
このままやったら―――――。
襲ってまう可能性・・・大。
そ、それだけは・・・避けなアカン!
酔っ払ってる人間に手ぇ出すほど俺、酷い男やないし
ましてや、次の日記憶ないんやから、起きたとき絶縁宣言されかねん。
お、落ち着け俺。
此処は・・・此処は耐えるところや、我慢するところや。
と心の中で何とか自分を律し、梅酒ロックを口にする。
「くぅーちゃん!飲みおわったぁ?」
「・・・あ、あぁ」
しもた。
もう少し時間稼ごう思たのに
いつの間にか梅酒の入ったグラスは空になってた。
グラスが空になったのが分かったのか
はニコニコしながら俺に甘えてくる。
頼む・・・頼むからこれ以上、俺の理性を崩壊させんといてくれ。
いや、俺が耐えればえぇだけの話や。
よし!男、白石蔵ノ介・・・見せてたるで!!
「ねぇ、クーちゃんクーちゃん」
「何や?」
すると、が俺の膝の上に乗ってきた。
頬がアルコールでほのかに赤く染まり、唇もみずみずしい。
瞳かて、少女漫画に出てくる女の子みたいにキラキラしてる。
首に彼女の腕が回ってて、顔近いし
アルコール含んだ甘い吐息が鼻を掠めていく。
とどめに、足!!
本日お嬢様、何故かミニスカートで
美しいまでのお御足が外に晒されてます。
あー・・・えぇ眺め・・・やない!!!
今にもこう・・・襲ってもおかしくない。
せやけど、此処は抑えるところや。
まぁコレで襲わんかった俺は成長した証拠や。
エライで・・・自分!
「あのねぇ〜」
「な、何や?」
「んっとねぇ〜」
「ど、どないしたん?」
俺の膝の上で、はいきなりモジモジし始める。
うわぁ〜・・・めっちゃ誘ってる。
スマン・・・もうそう解釈するしか俺の脳みそ出来てないわ。
「あのねぇ〜」
「何?・・・焦らさんと、早よ言うてや」
「あのね、クーちゃん」
「ん?(せやから、クーちゃんはやめぇ)」
「エッチしたい」
「ほぉ、エッチ・・・・って、何やと!?」
「きゃっ、言っちゃった!」
は恥ずかしくなったのか顔を手で隠す。
ちょっ、ちょっと待ちぃ!!!!
い、今・・・・今何て言うた?
の口から・・・・・・ありもしない言葉が出てきたで!!
普段のからはマジで考えられへん言葉やぞ。
そんな普段のやったら自分からしたいなんて言いもせんし
ましてやこんなはっきりと言わん。
逆に俺が「なぁ〜、シよ」って言うと
「なっ!?アンタ、何言ってんのよ!!平然と言わないで!!」って
めっちゃ顔赤らめながら反論してくる(まぁ結局させてくれるんやけど)。
「ちゃん・・・な、何を言うてんねん」
「え〜・・クーちゃん、嫌なの?」
「・・・別に、嫌ってワケ・・・・・って自分のペース持ち込まんといてくれ!」
「だってね〜・・・謙也や、ユウジとかすっごい嫌がるんだよぉ〜・・・酷くない?」
「・・・・・・自分、謙也やユウジにも同じようなこと言うたんか?」
「うん。あ、千歳にも言ったよ。そしたらねぇ、千歳すっごい顔真っ赤にして「そぎゃんこつば言いなすな」って言われた」
あぁ、千歳ならありえる・・・ってちゃうわ!!!!
・・・酔っ払ってるとはいえ、なんと罪作りなことを。
そうか・・・せやから、謙也やユウジは言い辛かったんや。
多分俺にそれ言うたら確実に血祭り上げられるって分かってたんやな。
「ねぇ〜クーちゃん、エッチしよう。エッチ」
「連呼しなーや。聞いてるこっちが恥ずかしいわ」
「クーちゃん、私とエッチするの嫌なのぉ?・・・クーちゃん、私のこと嫌いなのぉ?」
「え?・・・あ、そ、そやなくてっ」
すると、今度はが俺の答えが不服に感じたのか
目を潤ませ始めた。
アカン・・・コレ、泣きそうや。
俺は何とかを宥める。
「・・・、別に俺・・・自分のこと嫌いやないで」
「ホントぉ?」
「俺はのこと、めっちゃ好きやで。それは絶対や」
「私もクーちゃん大好き!」
俺の言葉を耳に入れたは、嬉しそうに俺に抱きついた。
アカン・・・俺これだけでも、既に逝ける。
「じゃあ、エッチしよ」
「え?あ、それとこれとはな・・・話が別っちゅうか」
「だってクーちゃん。エッチは愛を確かめ合うもんやーって言うじゃん」
「・・・・・・・・・」
酔っ払ってて、コレ言われたら俺・・・反論のしようないで。
何でこないなときに限って
そんなこと思い出すねん!と俺は思わず心の中ツッコミを入れた。
「ねぇ、クーちゃん・・・しよう」
「」
甘ったる声で、しかもこんな状況男として見逃すべきか。
「クーちゃん」
「好きだよ」
耳元でゆっくり、そして甘く囁かれた言葉に
最後の理性が切れた。
瞬間、俺はを抱き上げた。
「ク、クーちゃん?!」
「ホンマに・・・俺の理性見事にぶっ壊してくれたな」
「ふぇ?」
「今日は絶対寝かしたらんで、覚悟しとき」
「え〜、寝ないのはやだぁ〜」
「アカン、もう絶対寝かさん。俺の我慢無駄にしよってからに、覚悟はできてんねやろな・・・ちゃん?」
そう言っての頬に俺はキスをして、彼女の顔を見る。
潤んだ目や、ほのかに赤い頬に、みずみずしい唇が俺の目に入ってくる。
「たっぷり、可愛がったるわ」
「クーちゃん」
「それと他の男の前で”エッチしよう“言うたお仕置きもせなアカンな。
そういうのは俺だけの前にしとき。他の男に言うたらアカンやん、」
「だっ、だってぇ〜・・・クーちゃん居ないんだもん。クーちゃん居たら、クーちゃんにしか言わないもん」
「可愛えぇ事言うて・・・ホンマに、アカンお嬢様やな自分」
そう言って、2人でそのまま・・・ベッドに沈んだ。
ホンマに・・・今度から酒飲ませるときは、俺と2人っきりのときだけやな。
オイシイ思いするんは俺一人で充分や。
(お酒サマサマ!せやけど、流石に此処まではアウト過ぎるわ)