”ちょっとだけ“
そう俺は言うて、も許してくれた。
許可が出た途端俺は彼女の唇を塞いで
キスを繰り返す。
窓に体を押し付けて、キスが終わるとは
体の力が抜け窓に凭(もた)れかかったまま床に座り込んだ。
「ちょ、ちょっとだけって・・・・ど、何処までするのよ」
「んー・・・はどこまでしてほしい?」
「アンタが言ったんでしょうが。私に聞かないで」
に「どこまでしてほしい?」と問いかけるも
彼女は顔を真っ赤にして、俺の言葉を突き放した。
正直なところ、俺としては・・・全工程したい。
もっとキスして、の体味見して、下もちょこっと愛したげて・・・繋がる。
出来ることなら、全部したい!
せやけど、明日も試合やし
全工程しとったら、逆に下に居る奴等に気づかれる。
(いや多分俺が、下に居らん時点でと何かしてるとは勘付いとるはずや)。
でもなぁ〜・・・そんな焦ってヤッたりしてもうたら
逆にの体に負担かけてまう。
ふと、思いたった。
「ほな、消毒したる」
「は?・・・ちょっ、やっ・・・しょ、消毒って・・・蔵ッ」
俺はの上の服を捲り上げ
ついでに着てたキャミソールも上げる。
「お。お嬢様・・・今日も可愛えぇブラをお召しのよう・・・痛てっ!」
「口に出していうな変態」
の付けとるブラが可愛い事を口にすると
彼女は顔を真っ赤にしながら俺の頭を叩(はた)いた
せやかて、可愛えぇんやからえぇやんか。
ピンクで白のフリルの着いた、真ん中に可愛らしいちっちゃいリボンがあって―――。
「心の中でブラを解説してんじゃないわよ、エロ関西人!」
「あー・・・もうちょっと引っ張らせてぇな」
「ふざけんな!!ていうか、解説しなくていい!!するつもりないなら服下ろして!」
「するから服上げてんねん。それに・・・消毒せな、沁みて痛いんやろ?」
「は?・・・ちょっ、やっ、やぁっ!!」
そう言って俺はの左のブラをカップごと上に持ち上げた。
上げると、其処からは片方の胸が外にと出てきた。
俺はすぐさまその胸を満遍なく舐め回す。
「あっ・・・ぁあっ・・・やっ、あん・・・く、らぁ・・・そん、な・・・舐めちゃ・・・っ」
「何で?消毒してんねん、我慢しぃ」
「胸・・・あぅん・・・何処も、あっああ・・・怪我してないよぉ・・・んんっ」
「怪我してるで・・・俺がさっき、傷つけたんや。自分の心をな」
「ふぇ?」
胸から唇を離し、を見上げる。
「ほれ・・・俺がさっき告白するだのなんだの言うたやろ?アレで、心が痛いーって言うてたやん。
せーやーかーら、こうして左の胸舐めて傷ついた心ごと癒してあげてんねや」
「あ、あれは・・・別に・・・っ」
「でも痛いんやろ?痛いところには消毒が一番や」
そうに言うて、俺は再びの左胸を舐める。
「やっ・・・あっ・・・蔵っ・・・やめっ・・・あぁん・・・」
「何感じてる顔してん、。心が痛いはずなんに、めっちゃ気持ちよさそうな顔してどないすんねん」
「あっぅ・・・だ、だって・・・あぁ・・・蔵が・・・んぅ・・・舐めるから・・・ぁン」
「傷を舐めるんは当たり前やろ?消毒には一番やで」
舐めながら・・・俺はイジワルっぽくに言う。
胸全体を舐めていた舌を、真ん中・・・乳首へと移し
舌先で突いた後、歯を立て少し噛み付く。
「ひゃっ!・・・あっ、ぁああ・・・蔵ぁ・・・や、そこ・・・違っ」
「違うん?此処が一番えぇって・・・自分の心は言うてるで。
ちゅうか、ココ・・・・めっちゃ硬なってるやん。何してん、」
「蔵が・・・あぅん!・・・舐める、ぁああ・・・からぁ・・・あぁっん」
「消毒言うてるのに。・・・舐めてるだけでこないに硬くして。・・・もしかして、お隣さんもやったり」
「!!・・・・やっ、やだぁあ!!」
俺は左胸を舐めながら
右手でブラを上に持ち上げ、右胸に直に触る。
全体を揉み解した後、指先で乳首を掴む。
瞬間、の体が今まで以上に大きな震えを起こした。
「あぅ・・・あ、あぁっ・・・く、らぁっ・・・一緒は、あぅ・・・だめぇ・・・」
「一緒がえぇってココは言うてるわ。大分、ご機嫌になってきたなぁ・・・自分の胸」
左胸を舐めながら、右胸を手や指で揉んだり摘んだり。
それだけでは体を震わせ、甘い声で啼く。
その姿を目に焼き付けるだけで、俺の背中はバチバチと電撃のようなものが走り
下のほうも、大分熱くなってくる。
俺はようやくの胸から口や手を離した。
彼女の左胸は、俺が舐めた後の唾液が艶めいとった。
しかも、両胸・・・微妙に震えとるし。
それを見るだけで、体がゾクゾクする。
「ほな・・・次は下やな」
「えっ?!・・・やっ、やだっ」
「上ばっかり相手したったら、下が可哀想や。何でも平等にしたらな」
そう言うて、俺はの脚を思いっきり広げた。
「お嬢様・・・ココ、凄いことなってるで」
「・・・・っ!!」
「めっちゃ濡れてる。あれだけで感じたん?可愛らしいピンクの下着台無しやで」
「い、色を・・・口に出して言うな変態っ!」
脚を広げ、真ん中・・・の蕾んところを見ると
其処は下着から溢れ出るほど、蜜が出とった。
しかも下着濡らかして・・・若干、蕾ん形見えてんやけど。
「、ヤラしすぎ。下着まで濡れてるやん」
「口に出して言わないでってば!」
「えぇやん。俺と自分しかこの部屋居らんねんから」
そう言うて俺は、ゆっくりの濡れすぎた蕾に手を伸ばし
下着越しそっと触れる。
「ぁああん!」
「うわっ、超ヌルヌル・・・下着めっちゃ台無しや。あれだけで感じたん・・・」
の耳元で吐息混じりに囁きながら
舌で耳の中を弄(いじ)る。
と、同時に指で下着越しにの蕾をゆっくりと擦り上げる。
「ひゃあぁ!!・・・あっ、あふぅ・・・あぁ、あ・・・く、蔵ぁ・・・やめっ・・・んんぅっ!!」
「やめてほしないクセに・・・嘘はアカンで、。下のお口、ヤラしいヨダレ垂れまくりや。
今かて・・・俺の指にめっちゃ絡んできてるし・・・下着、もう使い物になってないで」
「あぁっ・・・あっ、あ・・・!」
擦り上げるたびに、は甘い声をあげて啼くし
俺の指には、の蜜がめっちゃ絡んでくる。
横目で彼女の顔を見ると、顔真っ赤にして口端からはヨダレが垂れる。
めちゃくちゃ悦んでんなぁ。
しかし、ばかりエェ思いしとる姿を見ると
俺の下の熱は増していくばかり。
「・・・俺のもヨクしてや。一人で感じるなんて、ズルいで」
「えっ・・・やっ、い、挿るの!?・・だ、ダメよ!蔵、明日試合・・・っ」
「誰が挿れる言うてん。擦(こす)れ合わせるだけや」
「こ、擦れ合わせるって・・・」
「お嬢様ホンマ、こういう事に関して知識皆無やな。挿れんくても、感じる方法はいくらでもあんねんで」
そう言うて俺は、ズボンのベルトを解き
下着の中からめっちゃ元気になっとる俺のアレを出した。
それを目の当たりにした瞬間、は目を見開かせ驚いとる。
「何や?」
「い、いつもより・・・お、おきくない?」
「あー、多分の姿にめっちゃ興奮したんやな。自分があまりにも可愛く感じまくって啼いたりするから
俺のココ・・・元気になりすぎたんやで・・・せやから」
「あっ・・・・あ」
の脚の間に入り、アレをの蕾・・・下着越しに触れさせた。
その瞬間、彼女の顔はさらに真っ赤に染まる。
「俺のもヨクしてくれや、」
「蔵・・・あっ・・・あぁん!・・・やぁあん!!」
そして、そのまま腰を動かし
下着越し、の蕾を刺激しつつ自らもたまった熱を一緒に吐き出させる。
「あぅ・・・ぁン・・・んんっ・・・蔵ぁあ!・・・あっ、あぁっ!!」
「、ちょっと静かにしぃや。下に、皆居んねんぞ・・・自分の可愛らしい声が聞こえてまうで」
「だっ・・・だってぇ・・・あぁっ、・・・蔵っ・・・動く・・・ひゃぅ!・・・ヘンに、なっちゃぅ!!」
「・・・・声大きいって」
擦れ合わせた途端、は先ほどは比べ物にならんほど
大きな声で啼きだした。
いくら此処の部屋と、皆が居る部屋が1階と2階で離れとるとはいえ
もしかしたら部屋の前で誰かが聞き耳立てて聞いとるかもしれん。
あいつ等の中の誰かやったら絶対やりかねんで。
「お口・・・チャックして」
「でき、なぃ」
「お嬢様ワガママすぎや・・・しゃあないな。せやったら・・・ホレ、これ口に咥えとき」
抑える事が出来ないと言うに
俺はさっき胸を触るときに持ち上げたの服を彼女に咥えるよう指示した。
は俺の言うとおりに、服を咥える。
うわっ・・・めっちゃソソられる。
「んっ?!」
「え?・・・あっ、スマン。ちょっと興奮して、また大きくなってしもたわ」
服を口に咥えた途端、は驚きの声を上げる。
俺は一瞬驚くも、すぐに自分のアレが大きくなったことを告げた。
ホンマ、何させてもコイツ・・・ヤラし過ぎや。
「まぁえぇやん。コレで自分の可愛らしい声が外に漏れる事ないな。
まぁ下のお口のヨダレはだだ漏れやけどな」
俺がそう言うとが俺の腕を叩く。
喋れない代わりにこういうことはすんねんな。
つまり、ちょっと現実に戻りかけてる。
アカンアカン・・・コッチに戻ってこさせな。
「ほな、もう容赦なく行くで。俺、もう抑える気ぃないからな」
「んっ!?・・・んっ、んぅ・・・ふっ・・・んんんっ!!」
そう言うて、止めていた動きを俺は再開する。
挿れてる時よりも音は小さいけど
グチュグチュとかヘンにヤラしい卑猥な音は聞こえるし
しかも目の前のは自分の服、口に含んで
挙句カーテンを掴んでメチャクチャ感じまくってる。
その姿を目に入れるだけで、俺まで興奮して動きが更に加速する。
「んぅ・・・んんっ・・・ふぅ、ふっ・・・!!」
「、気持ちエェか?」
俺はワザとそう言うことを彼女の聞く。
するとは目を閉じて、首を縦に振る。
珍しい事もあるもんやな。
いつもならこないなこと聞いても、そう簡単に頷いたりせぇへんのに
今日に限って首を縦に振り、意思表示をする。
まぁ多分、口塞がっとるからやろうなぁとか俺は思た。
しかし、やっぱり・・・・・・。
「・・・口、服から離し」
「んぅ!?」
「えぇから離せ。の感じてる声、やっぱり聞きたい」
篭った喘ぎ声もえぇけど・・・やっぱり、声が欲しい。
体で感じるのもえぇけど、お前の感じてる声も欲しいねん・・・・・・。
俺がそう言うと、は咥えていた服を口から離す。
服にはべっとりと声を我慢して、飲み込みきらんかった唾液が付いとった。
「く、らっ・・・みんなに、聞こえちゃぅ」
「もう構うかいな。俺らの愛し合ってる声、みんなにたっぷり聞かせたろうやないか」
そして、俺は腰を動かし
擦れ合いを激しくする。
の下着の繊維が擦れ合って、だけやのぅて俺のアレも刺激されていく。
「あぁっ!!・・・あっ、あぁあん!!・・・蔵っ、蔵ぁあ!!激しっ・・・激しいよぉ!!」
「お嬢様、激しいのお好きやろ?ちゅうか挿れても、そうやなくても・・・感じすぎ。
自分が、そんなんやから・・・俺の歯止め、利かんく・・・なるんやで」
「やぁっ・・・あっ、ああ・・・蔵・・・蔵っ・・・感じちゃうぅ・・・ヘンに、なっちゃうよぉ!!」
「ヘンになりぃよ。・・・もしかして、エェとこ当ってるんかなお嬢様」
「ゎ、分かんなっ・・・あぁん・・・ぁン!・・・く、らぁあ・・・イッちゃ、イッちゃうぅ!」
はカーテンから手を離し、俺に抱き付いてきた。
あぁもうそないなことするから興奮すんねんぞ・・・と言うてやりたかったが
お生憎と、もうそないなこと言う余裕ない。
と同じように天辺近いからや。
「ほな、イッてもらおうか。・・・まぁ俺も、イキそうやから、一緒にイこうな」
「いっ・・・一緒が、いいのぉ!・・・あっ、あぁん!!・・・蔵とじゃなきゃ・・・やだぁ!」
「・・・っ」
俺も、お前とやないと・・・もう無理や。
体中、お前を求めて、お前を欲してる。
俺にはもう・・・お前が必要や、。
「あっ・・・あぁあ・・・く、らっ・・・・もぅ・・・・・・あっ、ぁ・・・」
「アカン・・・俺、出そうや・・・・・・ッ!」
「ひゃっ・・・あっ―――あぁぁああん!!!」
そう言うて、俺は思いっきりの下着に欲望を吐き出し果てる。
下着越しやけど、もうかなり蜜で汚れとったそこから
熱い欲望を受けたも同じようにして、果てた。
果てた後も、の体は痙攣しとった。
俺は抱きついてきた彼女の頭を優しく撫でる。
「全国終わったら、ちゃんとしような。今はコレで我慢してくれ」
「・・・・・・・ぅん」
「ほな、ちょっと後始末しよか。大分汚してもうたし・・・自分も服着替え。
床に大分俺らの愛し合ったヤツが飛び散ったからな・・・俺が拭いてる間には着替えしぃや」
「ぅん。・・・・・ねぇ、蔵」
「何や、?」
に着替えをするよう促すと、彼女はその前にと
言わんばかりに俺の名前を呼ぶ。
「キス、して。まだ、離れたくない」
「はぁ・・・ホンマ困ったお嬢様やな」
「イヤ、ならいい」
「誰もイヤ言うてないやろ。・・・えぇよ、自分の唇が腫れるまでしたるわ」
そう言うて、と唇を重ねる。
でもやっぱり唇を重ねるだけじゃ収まらず
着替えをさせる前に、また同じような事を二人で何度もしてしまうのやった。
(それは甘さがない彼女が、魅惑的にそして甘美な味に変わるとき)