決意を固めて外に出たが、やはり何も出来ず、自販機の横に座り込んでしまった。
「僕ってなにやっても……ダメだよな……」
ため息をつきながらぼやいてみる。
まもなく大学受験。誰もが憧れる廃人の殿堂、与々木アニメーション学院には到底合格できそうにない。全国共通レベリング試験でも汚い忍者に邪魔されまくってレアアイテムのひとつも手に入らなかった。だったらもう“やる”しかないと決意を固めたつもりだったが、どうしても踏ん切りがつかない……
「ねぇ、君。こんな時間にどうしたの?」
ふと顔をあげると、ミニスカの婦警さんが僕の前にしゃがみこんでいた。丸見えになっている白いショーツには警察のマークと“ふみか 26”という文字が書き込まれてある。
「ちょっと……レイプしてみようと思って……」
僕はボソボソと応えた。
「そう……ダメだったんだ」
「……はい」
「勃たなかった?」
「いえ……勃つには、勃つんですけど……」
「……勇気、でなかったんだ」
「……はい」
「そう……」
婦警のお姉さんは肩越しに振り返ったうえで、再び尋ねてきた。
「そこのレイプボックスに連れ込むつもりだったの?」
「あ、はい……」
以前は電話ボックスと言われていたものが、すぐ先の電柱の横に立っている。今でも公衆電話が付いており、どうしても犯されたくなった人は、そこで電話をかけるふりをしながら無防備に待っている光景を僕はたびたび目撃している。
「このまま帰っても落ち着かないでしょ? 使い古しの汚いマンコだけど、お姉さんで一発抜いてく?」
「……いいんですか?」
「ふふ。若いうちはなんでも試さないと。ね?」
お姉さんは僕の手をとると、レイプボックスへと引っ張っていった。
「ちょっと待ってね……んっ」
レイプボックスに入る前に、お姉さんはショーツを脱ぎ、股間をまさぐって、ずるっ、と何かを引っ張り出した。偉大なる山田太郎世界大統領閣下のチンポを象ったバイブだ。そこそこ小さいが、偉大なる山田太郎世界大統領閣下の素晴らしいチンポの造形を見ると、僕の大きいだけのチンポなんて情けなく思えてしまう。
「さっ、いいわよ」
彼女はバイブを手にしたまま、中に入り、スカートをめくりあげてお尻を突き出してきた。
「そうだ。オマンコに入れたこと、ある?」
「あ……いえ……学校だと、アナルだけなんで……」
「ふふふ。じゃあ、搾りとってあげる」
「……お願いします」
僕はカチャカチャとベルトを外し、チンポを出しながらボックスの中に入った。
ドアを締めると、手狭なボックスの中に早くも熱気がこもりだした。
「いき、ます」
「んっ……」
陰唇がビラビラとはみ出している大人のグロテスクなマンコにチンポを挿入していく。正直言うと、偉大なる山田太郎世界大統領閣下がお示しになられた通り、ロリマンコではない大人マンコは少し気持ち悪かったが、ぬるぬるの襞がチンポにまとわりついてくるのはすごく気持ちよくて……
「あっ……あっ……あっ……あっ……」
お尻をパチンパチンと叩くように腰を使い、夢中になってチンポをしごかせてもらう。
「どう? お姉さんのオマンコ、気持ちいい?」
「はい……生のマンコって、こんなに気持ちいいんですね……」
「ふふふ。あなたのオチンチンもいいわ……太くて、長くて……んっ……そう、そうよ。奥までもっと……あっ、んっ……んふっ……んっ……」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
むちむちの真っ白なお尻を見下ろしながらチンポをぬちゅぬちゅと出し入れする。
気持ちいい。
それに、壁に手をついて肩越しに振り返ってきているお姉さんの目が潤んでいる。
僕は少しムラムラとくるものを感じながら、強く奥までチンポをねじこんでみた。
「はぅ!」
先端が少し固い膣奥をえぐると、お姉さんは今まで以上に反応した。
これか?
「あ……は、はああ! ん、んぁ、あ、あぅ、ん、くぅっ……ああんっ!!」
お姉さんの反応が明らかに変わっている。
「こう、ですか?」
「ひぃ!? だ、だめぇ……そんな、あ、ぅ、ん、お、おくぅ、おくなのぉおおお!!」
急にマンコの濡れが激しくなった。
膣奥をつきあげるたびにグネグネと絡みついてくる。
嬉しくなってきた。
僕のチンポでお姉さんがこんなにも乱れている。
「お姉さん! ここ! ここですよね!」
「や、だめ、あ、あ、ああっ、お、奥ついて、きて……あ、あぐ……んああっ!」
「お姉さん!」
「だ、だめぇええ! いく! いく! いくぅううううううう!!」
ググッと膣奥に亀頭を押しつけながら、僕は込み上げてきたものを解き放った。
──びゅるるる! びゅくっ! びゅくっ! びゅくるるるるる!!
大量の精液を膣内射精する。
「あっ、で、出てるぅ……いっぱい……あっ…………」
お姉さんは夢見心地でつぶやきながら、きゅーっ、と僕を締め付けてくれたのだった。
♥ ♥ ♥
後になってみれば、あれで僕には自信がついたのだと思う。
「うぁ、あっ、だ、だめ……が、がっこう、あるの……んっ、あ、ひっ、んあ、ああ!」
早朝の駅前、レイプボックスに連れ込んだ女子K校生をバックで犯す。
むき出したおっぱいをガラスに押しつけさせての挿入だ。
道行く人たちは一瞥するか、物珍しそうにケータイで撮影していっている。
と、あの婦警のお姉さんが通りかかった。
僕だと気づいたらしく、満足そうに微笑みながら手をあげてきた。
僕は女子校生を犯しながら、会釈を返した。
志望校には全て落ちた。ネトゲーのほうもさっぱりだ。だが今は公務員になるべく大学に通いながら、こうして立派な連続婦女暴行魔として活動している。
「うっ!」
容赦のない膣内射精。女子校生はビクビクっとイキながら、小便をもらしていた。
「ふぅ……急いでるところ悪かったね。ちゃんと膣内射精(なかだし)、しておいたから先生にはレイプされたって言っておくんだよ」
「はい……お情け、ありがとうございました」
「どういたしまして」
ついばむような口付けをしたうえで、僕は彼女のスカートでチンポを拭いてからレイプボックスを出た。ちょうどあの婦警のお姉さんは駅前の派出所に入るところだった。小走りに派出所に向かいだした僕は、成長した僕を見て貰うためにも、まずは駅弁で膣奥をこすりあげようと心に決めるのだった。
おわり
あとがき
- 09/10/08
- 何かを受信した結果、こんなものが書きあがったのですが……なんだろう、この話。