373 :名無し草 :03/10/24 07:01
 
       ∧_∧   僕の名はモララー。
       ( ・∀・)  悠久の時の流れの中、2ちゃんを旅する旅人さ。


   「ぃょぅ」
∧∧              ∧_∧
(,,゚Д゚).          Σ (・∀・ ;)

                   
∧∧                 ∧_∧ 「こんなところで会うかなあ」
(,,゚Д゚).               (・∀・ )
「こんなところだから
 会ったのだろう。
 久しいな、モララー」


     ──このAAと最初に会ったのはいつだったろう。なにしろ古い話になるのは確かだ。
     場所がどこだったかも混沌としている。どういう経緯で出会い、別れたのかも覚えていない──

     ──以来、様々な場所で出会った。やがて彼が何者なのかは分かった。
     正面から問いただしたことはないものの、確認してみなくとも分かる。
     モララーに匹敵するほど2ちゃんを永い時間を旅している者など限られる。

     会うのはいつも「こんなところ」だ。
     つまりは、荒れ始めたスレ──またはその関連スレ。
     モララーは十二国記アニメ本スレが危ういという噂を耳にした。
     第十七章を経て、このスレは傾き始めている。
     それを確かめようとやってきたら、また会ってしまった──


374 :名無し草 :03/10/24 07:02

∧∧                 ∧_∧ 「ネタバレ是非の議論をしている間は、
(,,゚Д゚).               (・∀・ ) まだ持ち直すことがあるんだけどな」
「その段階は過ぎたようだ。
 どうやらもう、
 ネタバレは止まらないらしい」


∧∧                 ∧_∧ 「……」
(,,゚Д゚).               (・∀・ )
「……」


∧∧                 ∧_∧ 「……意外に早かったな」
(,,゚Д゚).               (・∀・ )
「さすがにAAヒエラルヒーの
 皇帝は言うことが違う。
 十と七章を、早いと言うか」


∧∧                 ∧_∧ 「なんとなく、
(,,゚Д゚).               (・∀・ ) このスレはもっと保ちそうな気がしてたんで」
「ほう……」

 
     不思議なことに、スレの存続には、ある種の節目がある。
     ある……と、2ちゃん開設の時から板とスレの興亡を見てきたモララーは思っている──


375 :名無し草 :03/10/24 07:03

                  ,!  \
           ,!\          !    \      ふぅ……
         i  \         l      \,,..__
          ,i′  ,\___,,--―l       \::゙'冖ーi、、
        i     :;\::::::::::..l              `'‐、、
       /__,..;:r---―-、,..__.     ,;'il:;}          .;:::`L__
   ,.:f''""゙゙゙´          、 ̄ヽ,//           ...::::::l;;;:;;::::
  _/       ......  、   \//、            ::::::::リ;;:::::::::....
//       ......:;::::::::::::. ヽ、\ ゙ヽ  ヘ    ●      ....:::::::::i';;;;::::::::::::
;;/    ::::::::::::;;;;;ノ ̄\:: 〉 〉゙'、 `ヽ_ノ       ......:::::::.;;;:ノ:;;;:::::::::::::
/    ..::::、__;;ノ;;;`ヽ_/: / /⌒)メ、_ノ/         .....:::::;;;/;;;:::::;;:::::::::
     ..:::イ;;.ヽ::;;;;;;;;;(__ノ /'"..:::::::::::::/  ...............:::::::::::;;;,;ノ;;::::::::::::::::
     :::::::l;;;;;;;;;\;;;;;;;,.(__ノ;.;:.\:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::;;;;;/;:::::::::::::::::
    ::::::::,!::;;;;;;;;;;:.`゙'-、、  ::: \_/::::::::::;;;___,.;-―''"::::::::::::::::::::::::
   ..::::::::::,!;;;;;:;;;;;:::;;;;;:::;;;;;;`゙ ̄'''冖''―--―'";;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::
   ..:::::::l:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::
  ..::::::::::l;;::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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「予想がはずれたのが、
 サイズ大のAAを使うほど
 気落ちすることか?」
∧∧                 ∧_∧ 「僕の予想の当たり外れは、
(,,゚Д゚).               (・∀・ ) どうでもいいんだけどね……」


376 :名無し草 :03/10/24 07:04

∧∧                 ∧_∧ 「そう……気落ちはするな。
(,,゚Д゚).               (・∀・ ) 長寿スレになりそうな気がしていたから」


     十二国記のアニメ本スレにはそう思わせるだけの光輝があった。 
     にもかかわらず、わずか──モララーにとっては、わずが十七章で、荒れ果てる。


∧∧                 ∧_∧ 「こういう名スレでも、
(,,゚Д゚).               (・∀・ ) いきなり沈むことがあるんだな、と思うと」
「いまさらそれを言うか?
 荒れて放棄されたスレなど
 腐るほど見てきたろう」


∧∧                 ∧_∧ 「……スレが一つ荒れ果てるたびに思うんだよ。
(,,゚Д゚).               (・∀・ ) 荒れないスレはないんだ、と」
「……」


377 :名無し草 :03/10/24 07:06

∧∧                 ∧_∧ 「それを考えると、息がつまる。死なないスレなどないと僕は知っている。
(,,゚Д゚).               (・∀・ ) 永遠に続くスレなどありえない。必ずいつかは……2ちゃんだって終わる」
「永遠のものなどなかろう」


     ──なぜスレは荒れるのか、とモララーは思う。
     テンプレで注意事項も書いたスレが、ネタバレの嵐の場となるのはなぜなのだろう。
     スレ住人は、本当に自分達が自治議論にかまけて本来の在り様を失ったことに
     気づかないものなのだろうか──


「……俺は明日発つ」
∧∧                 ∧_∧ 「とりあえず、気をつけて、と言っておくよ」
(,,゚Д゚).               (・∀・ )


     モララーとギ●、二つのAAに運があれば、忘れた頃にまた会うこともあるだろう……




ここ↓の現状を見て作ってみたw
【NHK教育(+BShi)】〜十二国記〜第十七章
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1066261676/l50

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