悪魔の力
「・・サム・・・・」
食事に行くと言って出掛けたまま数時間
モ−テルの部屋にディ−ンを残酷に状態のまま放置して帰ってみると、彼は目を潤ませ縋るような視線をこちらに向けてきた
「どうだった?・・楽しめた?、ディ−ン」
僕は上着をゆっくりと脱いで壁に掛けると、リモコンを手にしてディーンの横たわるベッドに近付いた
そこには一人逃げもせず大人しく待っていた一糸纏わぬ姿ディ−ンが居て、彼はこちらに向けて大きく脚を開き恥ずかしい所を僕の前に曝している格好だ
「魔法の指だっけ?、前病み付きになってた振動するベッド・・あんな物よりイイでしょ?、それ」
そう言って数時間前ディ−ンの体内に埋め込んだ性具のリモコンの目盛りを弄り、その動きを回転から突き上げに変えてやるとディーンは堪え切れず喉を反らし、押し殺した喘ぎを漏らした
その苦しげな表情に反して、ヒクヒクと動いて太い異物を締め付ける尻の筋肉が彼が苦痛ではなく悦楽に震えているのだと教えていて、僕は思わず口元を綻ばせてしまう
なぜなら、それは処女だったディーンに、僕が毎晩のように根気よく続けた調教の成果だったからだ
思い返してみれば地獄への門が開いたあの日、ジェイクを惨殺した自分の中で何かが変わった
その後モーテルに戻り目を潤ませてあの悪魔を倒した祝杯だとビールのビンを掲げたディーンを、気が付けばベッドに押し倒し、殴りつけて縛り上げ滅茶苦茶に犯していた
ディーンは最初は驚きで固まり、次に激怒して、最後には泣き喚いた
どうしてそんな事をしたのかは分からない
わからないが、尻の穴から血と精液を垂れ流してグッタリと気を失ったディーンを前に、僕は自分の中の何かが又開放されてゆくのを感じていた
そしてその時、自分には以前見たアンディのものより格段に能力値の高い、言葉での暗示能力までもが備わっているという事実が明らかになった
僕はディーンの意思を残したまま肉体だけを操る事が可能で、その記憶を朝が来る前に封印するする事さえ出来た
だからその夜からというもの、ディーンは毎夜僕に欲望の赴くままその肉体を使われている
そして、朝になれば又、いつもの兄弟に戻るのだ
「・・サム・・もう・・」
「もう?・・ああ、そのサイズじゃ物足りない?」
最初は細い棒状の物でさえ痛がり怯えていたディ−ンだったが、最近では通常サイズの挿入は可能になっていた
僕はディーンが言ったのがそうゆう意味ではないと知っていて、わざとバッグを探って見せる
「ち・・ちがうっ・・」
僕は、僕の手元を見て怯えるディ−ンに命令した
「今日は新しい玩具を使ってあげる・・・だから四つん這いになって、それを自分で出すんだ」
ディーンはその言葉に拒絶するようにギュっと目を瞑ったが、体は暗示に従って勝手に僕の言いなりに動き出す
嫌だと首を振りながらディ−ンが獣のポ−ズで体に嵌まった性具を引き抜いて見せるのを、僕はソファに座り次に使ってやる性具を見繕いながら鑑賞した
「・っ・・あっ・・んっ・・」
ディ−ンの手は振動を止めてもらえないままの性具の端を掴むと、悲鳴のような声を上げる本人にもお構いなく勝手にそれをズルズルと引っ張り出し、やがてそれをシ−ツの上にボトリと落とす
ハァハァと肩を上下させたった今まで性具を飲み込んでヒクつく尻の穴をこちらに向けるディーンに、僕は先日アダルトショップで購入した特殊な形の玩具をかざして見せた
「これ・・これにしよう、どう思う?」
「・・サム・・や・・めてくれっ・・そんな・・」
「やめて、って、何を使っても毎回言うよね?、ディーン
でも、痛いのや怪我をするのは最初だけだ
最後には体はすっかり慣れて・・もっと欲しいって言うんだよ」
「・・いって・・ない・・」
「体がね・・言ってる、ほら力抜いて」
僕は直径4センチくらいのボールが5つ、金属の鎖で連なった物体を手にしてベッドに近寄った
そして恐怖に震えているディーンに、再び命令する
「両手で下のお口を開いて・・折角だから最初のは僕が挿れてあげる」
「・・ゃ・・あ・・」
するとディーンの手は本人の意思とは関係なく小さく締まった尻を形が歪むほど掴み横に引っ張り、ジリジリと肛門に近づく中指は入り口の肉を爪先で引っ掛け、クチュっという音と共に拡げて見せた
精一杯拡げてもこのボールを頬張る程ではないと思ったが、僕は構わず最初の一つにローションを垂らしディーンの口に宛がった
「いくよ」
グッっと一点に掛かった力に、暗示が効いていなければ体を上部に逃がして感覚を遣り過ごす事も可能だっただろう
だが今ディーンは、自分の意思でほんの少しも体を動かせはしない
全身をブルブルと震わせて、ボールの直径まで皺の無くなったそこを更に抉じ開けられてゆく
「・・っ・むり・・だっ・・サムっ・・」
「無理なら、ここを裂いてでも挿れるよ・・知ってるでしょ?」
少しも容赦する気は無い僕は、半ば力ずくで最初のボールを捻じ込んだ
限界まで開いた肛門が、ある一点を過ぎると瞬時にスルリと体内に納まる
「・・あっ・・うっ・・」
ゴクンと一つ飲み込んで、ディーンの尻からはブラリと残りの鎖とボールが垂れ下がる
その淫靡で卑猥な光景に僕は唾を飲み込み、残りを自分で挿入しろと命令するとさっきまで使っていた性具をディーンの体に這わせ始めた
ヴヴヴと回転する性具をペニスの先端に押し当てられながら、ディーンは左手で肛門を押し拡げ、右手でボールを体内に詰め込み始める
「・・ゃ・・めてくれっ・・嫌・・だっ・・」
「駄目だよ、やるんだ・・全部のボールを挿れて」
僕は性具とディーンのベニスを一緒に擦れ上げ、同時に乳首もクリクリと弄ってやった
そしてその間も後ろに挿入するディーン自身の手の力は緩まず、彼はまるで二人の人間から攻めを受けているも同じだった
「・・あっ・・ぁ・・・あああっっ!」
二つ目のボールを飲み込んだ瞬間の衝撃にディーンが震えている間も、その手はもう三つ目のボールを下の口に含ませている
僕はそろそろかとディーのペニスの根元にきつく射精を禁じるリングを嵌め、全ての言いつけが守れればご褒美に出させてやると約束した
もちろんそんな事をしなくても僕の暗示で射精も禁じさせられるし、もう下半身のボールも四つ目が顔を潜り込ませていたのだが、僕は肉体的だけではなく精神的にディーンを屈服させ服従させる事を楽しみたかった
主人である僕の意思に従う自分をディーンに自覚させ、何時かは暗示無しにこんな行為に溺れる彼にしてしまいたい
やがてディーンの悲痛な声とともに五つ目が体内に納まったのを確認すると、僕はその先端に付いたリング状の取ってに手を掛け力を込めてそれを引いた
「・・ひっ・・」
内部からボールに押された肛口が限界まで拡がり、やがてボールの一つがグジュリと嫌な音を立てて排泄される
それはジェルと彼の腸液に濡れそぼり、卑猥に粘液がシーツに垂れ下がっていた
僕は反り返ったディーンの体の痙攣が治まるのも待たず、次々に無理矢理ボールを排出させた
「・・っ・・あっ・・ああっっ・・や・・・あああっっっ」
ディーンの下の口は限界までの拡張と収縮を数回繰り返させられ、更に体内では前立腺をボールに抉るように強く擦り上げられて、ペニスへのリングが無ければとうに射精してしまってる刺激だと思われた
だがそれさえ自由の無いディーンのペニスはフルフルと震えるだけで、胸の乳首も硬くなって立ち上がり弄られるのを待っている
「こんな大きなボールも簡単に入ったね、ディーン・・・・・なら・・次は・・」
僕はずっと使う時を待っていた、疣付きの極太の性具を取って来た
そしてディーンを仰向けにして両足を大きく開かせると、その醜悪な形状と巨大さに怯えた目をするディーンに今夜最後の命令を下した
「ディーン・・・ほら、いっぱいイボが付いてて気持ち良さそうでしょ?
このバイブでこれから3時間、一人で遊んで見せて
ちゃんと出来たら、イかせて上げる・・但し、振動は最強で・・・いいね?」
僕は暗示に掛かったディーンの手が、性具を受け取りそのまま自分の肛門にめり込ませスイッチを入れるのを見届けると、服を脱ぎシャワールームに向かった
そして彼の嬌声と肉をかき混ぜる音を楽しむこの後の数時間に期待しなから、一人シャワールームのドアを閉めたのだ
end