懇願 2
「・・ここ・・が・・疼いて・・っ・・」

やがてディーンはベッドに全裸で寝そべり、仰向けになった蛙のような格好で父親に尻を向けていた

脚を大きく上に上げ、その両手は自分の二つの膨らみを拡げてジョンによく見て貰えるようにしている

「疼いて?、どうすれば治まるんだ、ディーン」

「・・っ・・欲しく・・なるっ・・・欲しいんだ・・Dadっ・・」

「何が?」

「Dadの・・っ・・がっ・・」

そう言葉にしただけで、ディーンの肛門は極太のジョンのペニスが体内に侵入する様を思い出してヒクヒクと蠢く

「駄目だと言っただろう、無駄だ、ディーン」

「・・だって・・もう・・おかしくなるっ・・・」

今の辛さを知っている筈なのに頑ななジョンに、ディーンは必死になって指を下の口に突っ込んだ

クチュっと音がして、その敏感な部分が口を開く

「・・入れてっ・・・此処に入れてほしい・・んだ・・っ・・ぁ・・」

人差し指を入れ、懸命にジョンにその部分を見せ付ける

2本の指で空間が出来れば、さらに2本、4本の指でそこを揉み解し何時ジョンが来ても心地よく迎え入れられるように準備して、視線で訴えた

「・・分からない子だな」

だからやがて苛立ちながらもジョンが上げた片方の足を掴んでくれた時には、ディーンはとうとう父親が自分の体を使ってくれるのかと天にも昇る気持ちになった

「・・っ・・!」

だが次の瞬間、ディーンの体内に入ってきたのは父親のペニスではなかった

「・・ひ・・・やっ・・あっ!・・あっああっっ!!」

ググっと、硬く冷たい物が、ディーンの肛門に捻じ込まれて来る

そして驚いて逃げるように身を捩れば、ジョンの冷酷な命令が飛ぶ

「動くなっ、どうしてもここに欲しいんだろう?」

「・・ちがっ・・欲しいの・・はっ・・」

「贅沢を言うな」

ジョンは震えるディーンの肛門に、異物を思い切り突き入れ始めた

異物

それは、たった今までジョンの手で手入れされていた大型の銃

「・・ゃ・・ぁ・・・ああっ・・Dad・・っ・・」

その暴挙にやがて敏感な粘膜は傷付き出血して、グチュグチュと淫靡な音をたてる

「今夜はこれで我慢しろ、今度裏街に行ったらそれ専用の道具を買って来てやる」

入り口の粘膜を巻き込んだ銃身は真ん中辺りまでディーンの体内に入り込み、内臓を上へ上へと押し上げる

「全く・・ちょっと抱いてやっただけで病み付きになるなんて、なんて淫らな子だ」

ジョンは呆れたようにそう言って、更に銃をディーンの直腸に深く挿し込んで掻き混ぜ始める

様々な角度に、前後左右、回転も付けてその部分を強く嬲れば、銃身の突起が丁度ポイントを抉ってディーンの体はビクビクと反応を返した

「・・銃で射精出来るのか?、お前は器用だな」

「・・ぃや・・・嫌だっ・・Dad・・」

欲しいのはこれではないとディーンは首を振って懇願するが、ジョンは呆れ顔で黙々と手を動かしているだけだ

「これでいいのなら、特別な性具など買わなくてもいいという事か?、ディーン
 ・・さあ、自分でして見せろ、これをこうして・・動かしてな」

「・・・ぁ・・あっ・・ぁっ」

命令には逆らえずディーンの右手は自らに刺さったままの銃を父親の手から譲り受けると、激しく出し入れした

奥深くの、全身に痺れの走る部分も突こうとする手は無意識のうちにグリップの出っ張りの直前までを体内に収め、直ぐに肛門からは銃の後ろ1/3だけが顔を覗かせている状態になる

腹の中を硬く巨大な異物が蠢く感覚にディーンはやがて恍惚として、ジョンの蔑むような視線に熱くなった性器の先端からは先走りの粘液がポタポタと腹に落ちる

「な・・なんでも・・するっ・・するからっ、Dad・・抱いて・・」

「・・ディーン・・俺が一度口に出した事を他人の意思で曲げたのを見た事があるか?
ないだろう?、諦めろ・・・それに、お前はもう私でなくこんな物で充分だ」

「・・ぁ・・あっ・っ・・」

ジョンは身悶えるディーンの頬を軽く叩くと、限界が近いペニスを自ら塞き止めるように握らせた

そして無理矢理銃を引き抜き、傍らの武器の入った大きなバッグから今度はライフルを取り出す

「お前の中を測ってやらないとな、どのくらいの大きさの性具を買ってやればいいのか分からない」

「・・ゃ・・・Dad・・っ・・無理・・やめ・・てっ・」

そんな物は無理だと必死に首を振って訴えるディーンだが、手はしっかりと命令通り根元をきつく握り締めたままだ

やがて冷たく硬い銃身が血まみれの肛門にズブっと音をたてて突き刺さり、全身をビクビクと硬直させてディーンは父親の手によってライフルで串刺しにされる

「・・ひ・・ぁ・・あああぁっっ・・っ」

「凄いな、ディーン・・まだ入るぞ」

グズグズと埋まって行く長い凶器は信じられない程の深さまで侵略し、まだディーンの体内を奥へ奥へと進んでいる

そして最奥に到達するとジョンは容赦無く、塞き止めた性器の開放を許さぬまま目茶苦茶にライフルでディーンの体内を捏ね回した

「しっかり握っていろよ、ディーン・・・ああ、乳首も自分で可愛がってやれ、やり方は分かるな?」

「・・ぁ・・っ・あっ・・ぁっ・」


ディーンはまるでジョンに暗示にかけられた者のように言われるまま震える手を胸に伸ばし小さな突起を摘み、それだけでなく爪を立て血が滲む程に自ら嬲った

だが幼い頃からの淫らな仕込みとマゾヒズムの性癖を叩き込まれた体はそれを快楽と捕らえたのか、ディーンの肉襞は鋼鉄の筒を力いっぱい抱きしめて締め付ける

「イっていいんだぞ、ディーン・・但しそのまま、な」

口元に笑みを浮かべたジョンが痙攣し始めたディーンを見下ろして言えば、健気にもディーンは後ろだけを刺激されての絶頂を駆け上がる

「・・あ・・ああっっ・・Dad・・っ・・あぁぁあああっっ!!」

クッと全身がエビ反り、ジョンが手を離してもライフルが落ちない程に体内できつく異物を抱きしめて、ディーンは達した

「・・いい子だ」

だが震える手は、最後まで自らを塞き止めろと言う父親の命令を守っていた





































気を失ったディーンの体から、ジョンは乱暴にライフルを引き抜いた

息子の肛門からグジュっと嫌な音をたてて泡立った血が流れ落ちるのにも平然とし、ジョンは自分の淫らな教育の成果を満足気に振り返る

性器を握り締めたままの、ディーンの手

それはジョンへの絶対服従の証

そして傷付き、血を流しても尚悦んだ息子の肉体

「ふふ・・・見事に淫らに育ってくれたものだな、ディーン・・父さんは嬉しいぞ」






ジョンは知っていた

知っていてわざとこの数週間というもの、ディーンを避けていた

後ろだけを刺激されての絶頂を覚えて間もないディーンが、本当なら毎晩後ろに父親のぺニスを嵌めて過ごしたい位だと分かっていて放置し、餓えて物欲しそうな視線を楽しんだ

そして限界を訴えたディーンに今夜これまで試していなかった異物の挿入を強いて、今度からは指一本触れず手助けもせずに息子が自ら自分の肉体の疼きを慰める様を見物しようと心躍らせている

ジョンは鼻歌交じりでライフルと銃を仕舞い、最後に思い出したようにディーンのきつく握ったままの手を解いて射精をさせ、毛布を掛けると部屋を出て行く

それはこんな玩具のようなディーンとではなく、大事で愛しい息子であるサムと一緒に寝る為にだった



























そして、後日のクリスマスにはディーンにはジョンから約束の物がプレゼントされ、毎晩父親の前での使用を強制されるようになったのだ





end

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