Devil John 1
8歳とまだ幼ないディーンだが、最近の父親の異常さには少し前から気付いていた

突然の性格の変化や、凶暴性の発露

それらの事をこっそりと父親の持つ本で調べれば、やがて自然と答えは出る

『悪魔憑き』

だが子供なりにその対処法を考えている間に、無理矢理家の片隅の柱に縛られて毎日のように体を強かに嬲られれば、後はただ与えられる感覚に耐えるばかりになってしまったのも無理は無かった























「・・っ・・・・も・・許してっ・・」

そして今夜、余りの残酷な仕打ちに声を殺せなくなると間も無く、あどけない声が聞こえサムが隣の部屋から心配そうに覗き込むのが見えた

「・・でぃーん、どうしたの?・・」

無理も無い

少し前までは片時も離れず一緒に居た兄が、最近では昼も夜も無くずっとこの部屋に繋がれているのだからたとえ父親が平静を保っているとしても、賢いサムは随分と落ち着かない気持ちで居るに違いない

「いいんだ、サミー、ディーンは悪い子だから罰を受けているだけだ」

ディーンが縛られている位置からも、少し前まではジョンだったモノの声がしてサムが不思議そうに首を傾げるのが見える

「・・わるい子なの?」

「そうだよ・・・・・・なぁ?、ディーン、そうだろ?
 サミーに言ってやれ、どうしてこんな目に遭ってるのかを」

そう言うとオレンジとナイフを手に、ジョンだったモノが近づいてくる

「・・っ・・・」

そして縛られた両手を上げ不規則な呼吸をするディーンを覗き込むサムを後ろから抱きしめると、自分の意に副った答えを意味ありげな視線で即した

間違った事を言えばサムがどんな目に遭わされるのか分からないと悟ったディーンは、震える唇を開きソレが望む答えを口にする

「・・・そ・・うだ、サム・・俺が悪かった・・からなん・だ・」

「・・でも、Dad・・でぃーん、ずっと一緒にいてくれたよ?」

何時も父親が出かける時にディーンに自分を守れと言い聞かせているのを理解していたのか、サムはずっと傍に居てくれたディーンに罰を受けさせている父親を不満そうに見上げている

「そうだな、だけど今回の罰はその事じゃないんだ
 ディーンはな・・・サミーよりももっと大事な子ができたって言うんだよ」

「・・ぇ?・・・う・・うそ・・」

振り返ったサムの大きな目が忽ち潤み、ディーンはジョンだった生き物に心の中で毒づいた

「嘘じゃないぞ
 ディーンはもうサミーのことは可愛くないって言うんだ、捨ててしまおうって
 ・・そうだよな、ディーン?・・そう言ったろ?・・・・答えろ」

振り返ったサムの大きな目が忽ち潤んだが、ディーンは心の中でこの悪魔を父親の体の中から追い出す事を誓いながら、仕方なく頷いた
 
「・・っ・・ああ・・そう・・だ・」

「サムは大嫌いだよな?」

「・・・・・ぁぁ・・そう・・言った」

ジョンは満足気に笑って、傷付いた様子のサムの顔を覗き込む

「な?、サミー・・父さんが怒るのも無理ないだろう?」

「・・っ・・ディーン・・酷いよぉ・・」

いくら聡明だといっても、子供は子供

サムは父親の姿形をしたモノの言葉を信じ、手に持っていたオレンジを縛られたままのディーンに投げ付けると、その腕の中で泣き出した

「・・っ・・サム・・」

「ふふ・・本当にお前は酷い兄貴だよな、ディーン」

ジョンは優しくサムを抱きしめ漸くチラ付かせていたナイフをしまうと、代わりにリモコンを取り出しディーンの目の前に翳して見せた

それは今ディーンの体内に埋められているローターを操作する為の物で、昨夜もサミーが寝付いてからジョンにそれを使って散々弄ばれたディーンは、それを見ただけでビクリと体を竦ませて怯えてしまう

そして今も、微かにだがそれは律動していた

「なぁ、サム・・・こんな悪いお兄ちゃんには、仕返ししてやらなくちゃいけないぞ」

「・・っ・・・しかえし?・・」

「そうだ、ほら・・・これを持ってごらん」

ジョンはなんとリモコンをサムの手に持たせ、そのダイヤルを回せばディーンが苦しむのだと教えている

「・・やっ・・やめろっ・・・・サムには・・っ」

制止するディーンの声も二人には無視され、サムは子供らしい好奇心で新しく目に入った遊び道具を興味津々の顔で手にした

「このダイヤルを回すんだ、サミー・・悪いお兄ちゃんにお仕置きだって言ってな」

サムは素直に言われるまま、ディーンの表情を窺いながらダイヤルの目盛りを容赦無く大きく変えてゆく

「ディーン、おしおきだぞ・・えいっ」

「・・っ・・あっ・・っ・・ああっっ!」

すると一気に強まった直腸に嵌められた球体の振動がダイレクトに前立腺を抉って、この数日ジョンに尻を開発されそれを快感としか認識出来ないディーンの体は、まだ精通も無い性器を硬く勃起させてゆく

いくら愛しい弟の前でだけは嫌だと思っても、ビクビク反応して捩る体は平静を装うには感じ過ぎていた

「・・へんなこえ・・でぃーん・・」

「変な声だよな?、サム・・だけど変なのはそれだけじゃないぞ、ほら・・ここを見ろ」

お仕置きと言われたのに苦しむ様子を見せず、喘ぐ兄に幼いながらも不自然さを感じ取ったのか戸惑ったように呟いたサムに、ジョンは必死に声を殺そうとしているディーンのズボンの前を緩め、硬くそそり立ってしまった性器を取り出してサムに見せてしまう

「!・・なに、これ・・?・・」

「・・っ・・くっ・・やめ・・ろっ・」

性の知識も無いサムは、体の形を変えてしまったディーンを化け物を見るような目で見つめるばかりだ

「おかしいよなぁ?、サミー・・・もしかしたらディーンには悪魔が憑いてるのかもしれない」

「・・え・・Dad・・それって・・たいへんなんだよね・・っっ」

物心ついた時から悪魔の恐怖を叩き込まれているサムは怖くなったのか、ジョンの背中に隠れるようにしてしがみ付き遠巻きにディーンを窺い見た

「大丈夫だ、サミー・・今夜父さんがディーンから悪魔を追い払ってやるさ」

「・・ほんとう?・・ディーン、大丈夫?・・」

「ああ、平気だ・・・朝になれば元のディーンに戻る、だから今夜は一人で寝るんだ、いいな?」

「・・う・・うん」

コクコクと頷き、サムはジョンの言いつけ通り一人部屋に戻ってゆく

その後ろ姿に、ジョンがどんな悲鳴が聞こえても出て来てはいけないと付け加えるのを聞いたディーンは、今夜自分はこの悪魔に殺されるのかも知れないと覚悟し、最後になるかもしれない弟の可愛い姿を目に焼き付ける

そしてジョンが自分の服をナイフで引き裂き始める恐怖を、毅然と睨み付けて耐えたのだ






















「ジョンはこんな真似を自分がしたと知ったら、大層苦しむだろうな
 ・・・そう思わないか?、ディーン」

「・・・・っ・・・」

ずっと繋がれていた柱からは離されたが、今度は後ろ手に縛られたディーンは床に仰向けに倒されていた

いくらディーンが精神的に早熟で聡明だと言ってもまだ僅か8つの小さな体では成人男性の力に敵う筈も無く、軽々と脚も開かれてそのまま卑猥な格好で拘束される

「・・っ・・ぁっ・・」

そうしてジョンが肛門から出ているコードを引っ張り丸いローターがズルズルと体外に引きずり出されて来れば、完全に自由を奪われたディーンは異物が体の奥深くを擦って排泄させらる感覚に顔を歪めて耐えるしかない

「・・まだまだ餓鬼だが、ローターは気に入ったようだな ・・此処も少しは拡がった」

二人きりになった部屋で本性を現したジョンに憑いた悪魔は、いきなり太い指を2本ディーンの肛門に押し込みグリグリと中の感触を探って来る

「・・ゃっ・・あっ・・」

まだ8歳のディーンの体は小さく、ジョンの指だけでもまるでペニスが刺し入れられた時のように肛門の皺を伸ばされ限界を訴えているが、
悪魔は容赦する気は毛頭無いのかいやらしい笑みを顔に浮かべ、開発されたばかりのディーンのポイントを執拗に探る

「犯してやるよ、ディーン・・この父親の体で、お前をな
 そして男の味を覚えさせてやる・・・・くくく・・忘れられなくしてやるぞ」

「・・いやっ・・嫌だっ・・っ・・ぁ」

「嫌じゃないさ・・ほら、ここ・・・もう覚えたんだろう?」

グリグリと最も感じる場所を指先で擦られれば、覚えたばかりの快楽に幼い体はビクビク跳ねた

「・・っ・・あ・・くっ・」

「覚えの良い、いやらしい体だ・・・まだ餓鬼の癖に、素質充分だな」

根元まで嵌っていた太い指を2本、一気に引き抜いた悪魔は次に自らの前を緩めて巨大な凶器をディーンの前に晒して見せた

「・・どうだ?、これがお前の尻に嵌る・・・想像するだけで堪らないだろう?」

それは父親の肉体だと思っても酷くグロテスクで、8歳のディーンの肉体にはあまりにも不釣合いな大きさだった

「力を抜いてろよ・・まあそうしていても裂けるだろうがな」

「・・や・・・・っ・ああっ・・・」

数日小さなローターを入れられていただけの狭い直腸を目指し、悪魔はディーンの肛口を左右の指で無理矢理拡げて挿入をはかる

そしてその先端部を含ませたかと思うと、その名の通り残酷に悪魔は怯えて震える小さな体を、次の瞬間には一気に貫いていたのだ






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