タクシー業界用語 リンク集

  ホンダの福祉車両  
Hondaの福祉車両には乗り降り、介護をスムーズ・スマートにサポートする機能、
身体が不自由な方がご自分で運転する自操運転補助機能など
さまざまなタイプをラインアップしています。
  HeartyRun 軽福祉タクシー  
お年寄りや障害のある方たちと、介助する方たちひとり一人にやさしいクルマ。目指したものは三菱ならではの楽しいクルマを、やさしいクルマに進化させることでした。
  タクセン  
タクシーセンターの略称。
(元はタクシー近代化センター)
タクシーの苦情受付、タクシー乗務員の資格試験、登録章の発行、タクシー乗り場や休憩所の管理、タクシーの忘れ物情報の取りまとめなどを行う。
昭和45年のタクシー業務適正化臨時措置法の制定を受けて設置された機関。
  自動ドア  
一般的に自動ドアと呼ばれていますが、実際は手動式で乗務員がてこの原理でドアの開閉を行っています。
その他にバキューム式があります。

製造はトーシンテック株式会社が一手に行っています。
http://www.toshintec.co.jp/
  地図  
タクシーは該当する営業地域の地図の装備を義務付けられています。
  車両別料金(車種別運賃)  
大型タクシー、中型タクシー、小型タクシーの運賃のこと。
タクシーの自由化により廃止方向にある。
  深夜早朝割増(深夜割増)  
23時以降5時までの割増料金のこと。
労働基準法に準拠した制度。

「深夜割引」などと発言した政治家がいたが認識音痴もはなはだしい話です。

  A型  
タクシー会社の給与形態の一つ。
一般的な給与体系に近いが歩合給の要素も含んでいる。
  B型  
タクシー会社の給与形態の一つ。
基本的に歩合給に近い。
  AB型  
タクシー会社の給与体系の一つでB型の変形。
賞与分を留保する形態。
  無線協同組合  
個人タクシーや法人がグループ化して協同で無線配車を行う組織のこと。
主に総車両数に比較して無線の波(周波数帯)の許認可の数が少ない都市部に多い。
  無線配車  
無線で指示を出しお客の指定地にタクシーを向かわせること。
主に流しの少ない(流しが成り立たない)地方部で行われる営業形態。
無線配車には地理に詳しいベテランの電話受け付け要員が必要だが、最近は電話受付用のコンピューターシステムが普及しはじめている。
  近セン  
タクシー近代化センターの略称。
現在はタクシーセンターに名称変更。
参照:タクセン

  乗禁地区  
流し営業禁止地区のこと。
羽田空港と銀座がこれにあたる。
歓楽街の一部では時間帯によって流し営業が禁止になるところもある。
つまり、乗り場営業のみということ。

  スペア  
担当(自分の乗る車)が決まっていない乗務員のことをいう。
主に新人運転手の役割だが嘱託やパートが振られる場合もある。
また懲罰的にスペアーにさせられる場合もある。
  担当  
タクシー乗務員の乗るタクシーのこと。
基本的に乗務員の乗る車は決まっているのでこう呼ばれる。
乗務員が乗る車は会社によって長い年月を得たルールがある。
ベテランが新車、売上が多い者が新車など。
  鼻番(端番)  
タクシー乗り場、待機場所などの先頭の車を指す言葉。
鼻番=はなばんと呼ぶ。
「はなから」という言葉からの転用。
他に韓国語の1を「はな」と発音することからという由来もある。
  足切り  
歩合給支給の下限ラインのこと。
足切りの上に何段階かの歩合給の支給ラインがある。
  行灯(あんどん)  
タクシーの屋根の上に着いているタクシー会社を示す広告灯。
空走時は点灯、実車時は消灯が多い。
これが点滅していると社内が危険な状態を示すSOSのサインになる。
地方のタクシーには個性的な行灯が多く見られる。
また遠くから認識しやすいようにデザイン的にも独特の工夫が凝らされている。

写真:大阪の大丸タクシーの行灯
  リース制  
タクシーを乗務員にリースで貸し出す制度。
単純にいうとリース料金以上は乗務員の取り分になるが、違法性を指摘する声もある。
運収還元制と呼ぶ場合もある。
  営業キロ収益  
総売上を実車kmで割ったものを営業キロ収益と呼ぶ。
1kmあたりの売上を示す。

上記は運賃内容が変わらなければ理論上は変動しないので、最近では総売上を走行距離で割ったものの方が実態に近いので、こちらが使用されることが多い。
  駅出し  
特定の駅前からの営業に限定した営業方法をいう。
タクシーの新人はあまり地理には詳しくないので主に駅出しから地理を学んでいくことが多い。
お客を降ろすとまた駅前に戻ってくるのであまり営業効率は良くない。
  エントツ  
メーター機を作動させないでお客を運ぶ違法行為をいう。
昔のメーター機は空車という表示板を倒すと実車になってメーター機が作動したことから空車状態を旗が立っていることに見立ててエントツと呼んだことからの転用。
  お座敷  
一見楽しそうな言葉だが実際は運行管理者がタクシー乗務員に注意すること。
  お供  
料亭用語で「タクシーが到着した」ことをいう。
「お供が参りました」などと使用する。
タクシーが迎車場所に向かうことを「お供に行く」という時もある。
  回送  
給油、食事、休憩、修理、帰庫等のため空車で走行することをいう。
必ず「回送」という回送版をフロントガラスの見える位置に置くことになっている。

  加算  
爾後のこと。
参照:爾後
  神風タクシー  
昭和三十年代の運転が乱暴なタクシーの俗称。
事故死の危険が伴うので神風特攻隊から転用してこう呼ばれた。
現代では死語になっている。
  空車  
タクシーが営業中に迎車や回送でない時にお客を乗せていない状態をいう。
反対語:実車
  クーポン  
一般的なクーポンと同様で前払いタクシー利用券のこと。
タクシー会社指定のものと全国共通のものがある。
  雲助(蜘蛛助)  
昔の悪質な駕籠かきの俗称から転じて悪質なタクシー乗務員をこう呼ぶ場合がある。
人力車の時代は朦朧車夫という言葉もあった。
現代では業界をあげて体質改善、知名度向上に努めているので悪質な乗務員は減っている。

  迎車  
お客の指定場所まで回送マークを表示して空走すること。
迎車料金を取る場合は1回いくらというものと、走行距離分を取る場合があるが、最近は廃止傾向にある。
  経路料金  
出発地、経由地、目的地のタクシー料金の総称。
あまり一般的な言葉ではないが、「どこからどこまでで幾らかかります?」という問合せは以外に多い。
  降車強要(下車強要)  
タクシー乗務員が強制的にお客を降ろすことをいう。
危険物の持込の判明など危険回避以外では法律的には禁止されている行為。
  構内  
駅構内のこと。
もしくは駅構内に入れる構内権のこと。
参照:JRマーク
  JRマーク(ジェーアールマーク)  
JRの駅構内のタクシー乗り場に入るためのマークのこと。
構内権ともいう。
私鉄などは私鉄系列のタクシーとその他のタクシーと乗り場が別々のところもある。
  爾後(じご)  
初乗り料金に加算されていく料金のこと。
爾後回(じごかい)ともいう。
最近は加算ともいう。
  支度金  
タクシー業界では不足する乗務員を獲得する為の前貸し金をこう呼ぶ。
別に乗務員を通して就職すると紹介した乗務員に紹介料が支払われる場合もある。
近年は業界を上げて自粛傾向にある。
  実車  
タクシーがお客を乗せて営業している状態。
反対に営業中にお客乗せていない状態を空車という。
メーター機には賃走と表示される。
  隔勤(隔日勤務)  
1回の乗務を24時間(実勤15〜16時間)とするタクシー業界独特の勤務形態。
別に日勤(昼勤と夜勤)がある。
隔日勤務は肉体的には疲労が大きいが車と乗務員を効率良く稼動できるので昔から都市部では全国的に行われている。
隔日勤務の車と乗務員の関係(シフト勤務)を1車2人制ないし2車3人制と言う。
1車2人制か2車3人制かは会社の規模と運用形態によって異なります。
  実車率  
実車kmを全走行kmで割った数値。
5割を切ると営業効率が悪い。
全走行kmは実車km+空走kmなので実車と空走の対比の方が指標としては見やすいが、業界の慣例として重要な指標となっている。
基本的に流し営業に対応した指標。
  実働率(稼働率)  
実働車数(実際にタクシー営業で稼動した車両数)を所有車両数で割ったもので、タクシー経営の重要な指標の一つ。
実働率が高いほど経営効率が良い。

  白タク  
無許可のタクシーのこと。
自家用車のナンバープレートが白色に起因した俗称。
一般的にタクシーより安いが、自家用ナンバーでタクシー営業を行うことは、法律で禁じられており、警察官の取り締まりの対象。
バブルのころは繁忙時間帯はタクシーが見つからないことが多くタクシーより高い白タクもあった。
  大日本帝国  
大和自動車、日本交通、帝都自動車、国際自動車の4社の総称。
大手4社という言い方もある。
  タクシーベイ  
タクシー乗り場。
あまり業界内でも一般的な用語ではない。
通常は待機場所という。
  タリフ  
タクシーの運賃表または運賃。
関税(Tariff)からの転用。
  賃金体系  
タクシーの賃金体系は基本的にA型、B型に分かれる。
A型は通常の給与体系に近く賞与などもある。
B型は歩合給の意味合いが強い。
AB型、O型などの別称もあるが基本は大きくは変わらない。
これ以外にパート、アルバイト、嘱託などがある。
  日勤  
都市圏のタクシーは1回の勤務が24時間乗務がほとんどだが、地方のタクシー会社は昼間だけ夜間だけといった勤務形態もあり、昼勤、夜勤を総称して日勤という。
地方の場合は農家兼業なども多く勤めやすい昼勤を選ぶ者も多いことによる。
  パート(定時制乗務員)  
正社員でないタクシー乗務員のこと。
週に1日だけや日勤など会社や個人の希望によって勤務形態は異なる。
タクシー会社の事務員などは2種免(タクシー用の免許)
を取得している場合も多く人手の足りない時に臨時に勤務する場合もある。
  止め待ち(車庫待ち)  
車庫や顧客が多い場所などでタクシーを止めて待つこと。
もともとタクシーは駅前や繁華街の一等地に車庫を持っていて、お客はそこに行って乗ることが多かったことによる。
最近は都市圏のドーナッツ化にともない顧客からの注文が発生しやすい場所で待機する場合もある。
また地方の一部では顧客を降ろした場所が駐車禁止でない場合は、そのままその場所で止まって待つという営業形態もある。これはガソリン代(LPG)節約と無駄な距離を走らないという意味がある。
  流し  
大都市圏では空走中(お客の乗っていないタクシー)を手を上げて止めることから、それを期待して道路を走りながら顧客を探す営業形態。
他に駅待ち、止め待ち、電話注文などがある。
  2車3(2車3人制)  
2台のタクシーを3人の乗務員で交代に利用するシフト勤務のこと。
会社によっては1車2人制もある。
最近は1人1車という新しい勤務形態もある。
  日車  
一日実働一車当たりの略。
実際に稼動した車の一日当たりの平均値で、売上、走行キロ、実車キロ、人数を示す。
  日報(運転日報)  
タクシー乗務員は業務内容の報告を法律によって義務づけられている。
乗車時間、乗車場所、男女別人数、降車場所、休憩をとった時間と場所、一日の全走行キロ、実車キロ、仕事の回数、加算回数、等終了時のメーター指数などを記録する。
これらを自動化した自動日報もある。

  初乗り運賃(最低運賃)  
タクシーの最初に表示される料金。
初乗り距離は原則として同一地域同一距離となっていて、2km、1.7km、1.5kmなどがある。
初乗り500円のワンコインタクシーや初乗り区間を1kmに設定し半額にしたタクシーもある。
  満車  
駐車場の満車ではなく、駅前などのタクシー待機場所に車が溢れた状態のこと。
交通渋滞などの原因にもなる。
地位によってはナンバープレートの偶数、奇数によって制限を設けているところもある。
  喪(服喪期間)  
行政処分を受け、増車など事業計画の変更ができない期間のこと。
タクシー業界専門誌などによく使用される言葉。
  累進歩合  
タクシー乗務員の給与は歩合給の要素が大きいい場合があり、
売上額によって給与が大きく変動する場合がある。
売上によって給与が大きく変動する累進歩合は売上増大に繋がる可能性もあるが反面事故の危険もともなう諸刃の刃でもある。
  ロング  
長距離の仕事のこと。
時間当たりの効率が良いので1日に1回でもあると乗務員の売上に大きく貢献する。
  忘れ物  
タクシーに忘れ物をした場合は
出来るだけ早く実際に乗車したタクシー会社に問い合わせるのが一番です。
その為にはタクシーを降りる時に領収書をもらっておけば、
どのタクシー会社か分かりますので安心です。

「お忘れ物はありませんか?」
 
  ベロタクシー(自転車タクシー)  
環境先進国ドイツの首都ベルリンで「CO2を排出しない交通手段」として支持され、10年前から走行しています。ドイツ連邦大統領の協賛とベルリン市の協力のもと、現在80台以上が市民と観光客の足として活躍中。ヨーロッパを中心に12カ国22の都市で走行し、国内では京都と大阪、東京で実際に走行しており、長野、奈良でも走る予定。
車体はリサイクル可能なポリエチレン製です。

私見ですが、
自転車なのでエアコンなどもありませんが、
炎天下の真夏の試乗でしたがなかなかに壮快でした。

  ワンコインタクシー  
初乗り料金が500円ないし500円台のタクシーの総称。
東京、大阪などの大都市圏で普及中。

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