何事においても未経験であることは決して恥ではないとマスタングはそれまで
思っていた。いちいち初めてのことに対して恥ずかしいなどと二の足を踏んで
いては何もはじまらないしそもそも誰もが生まれたときはまったくの白紙である。
だからその事柄に関しても同じで、恥ずかしいなどと感じたこともないしいずれ
出会いがあって愛する女性ができて付き合いを重ねれば行為にも至るだろうと
考えていて、同世代の男たちがこぞって経験したがる気持ちもわからないでは
なかったが、昼間は士官候補生として、夜は錬金術の研究にと日々忙しく
過ごしていたマスタングにとっては無縁のことだった。確かにそういう欲求は
あったがなにぶん暇がないのでそのためだけの相手を探すなんて手間も
かけられない。溜まれば抜く、それはただの排泄行為だった。それが今、
マスタングは着任したばかりの司令部の一室で、情けない体勢で尻餅をついて
軍服も下着もずり下げられて性器を露出している。書類を運んでくるように命じた
上官は全裸でそこに顔を埋めて舌がしっかり勃起した幹の部分を広く舐めあげて
いく。唾液と、それ以外の体液でそこが濡れているのが自身にもよくわかった。
上官は興奮した吐息を時折漏らし根元から先端にかけて舌先を滑らせ、不意に
こちらを見上げながら探るように言った。「・・・マスタング少尉って、童貞だよな?」
先端を舌でつつかれくすりと笑われて、マスタングははじめてそうであることを
理由もわからないままただ恥ずかしいと思った。無造作に脱ぎ捨てられた上官の
軍服には三本のラインにひとつの星。目に焼きつけられた金髪と金目は、エド
ワード・エルリック少佐。羞恥のあまり顔から耳まで真っ赤になっていると、エド
ワードはそれを肯定と取ったのだろうますます笑みを深め、「いいよいいよ俺そう
いうの嫌いじゃないからそれよりもさ、」と言って身をくねらせ、マスタングに見せ
つけるよう鋼の右手を自身の胸に伸ばしてぷっくり膨れた乳首を挟みこみ、
生身の左手を臀部に伸ばす。ぐちゅりと生々しい音がした。マスタングにはその
左手でエドワードが何をしているのか直接視認することはできない、けれど嫌でも
思い出した。この部屋に来て飛び込んできた光景の衝撃は言葉では言い尽くせ
ない。ドアに向かって開かれたエドワードの両足、そのあいだで勃ちあがった
小ぶりな性器は背後から打ち付けられる反動で上下左右に揺れ、見え隠れする
赤黒く色づいたグロテスクな男の性器、順番を待つ傍らでその体のあちこちを
触れてその反応を楽しむ何人もの下士官、口や指で散々いじり倒された濡れた
乳首、待ちきれずエドワードの口に性器を突っ込む輩さえいる、床を汚す大量の
白く濁った液体、独特の鼻をつく臭い、耳に入る粘着質な水音、苦しげに、しかし
甘く響く声、目をそらすことも忘れて立ち尽くすマスタングに不意にエドワードは
待ってたよと告げて、その瞬間、書類を持って来るようになんて命令はただの
口実だったのだと知った。いわば自分はこの醜悪なイベントのメインディッシュで
あるのだと悟る。そうしてマスタングはエドワードの口淫を受けた。抵抗しようにも
相手は少佐の地位にある者でそれもできない。周囲では下士官たちがその様子
をにやついた顔で見守っている。覚えた吐き気とは裏腹に、性器への的確な
愛撫でマスタングは下半身に急速に熱が集まっていくのを自覚した。ぐちゅりと
聞こえた音は先ほど中に吐き出されたばかりの男たちの精液に違いない。
ぽたぽたと床に落ちる音まで聞こえて、マスタングは息を詰めた。エドワードが
言いかけた言葉の続きを早鐘のように高鳴る心臓で待っている。エドワードは
言った。「・・・俺とやらねえ?」ぐちゅぐちゅとさらにそこをいじる音がマスタングの
耳にも届く。尖りきった乳首を擦れば甲高い声が漏れた。彼はさらに言う。
「おまえ、俺のことすきなんだろう?さっき突っ込みたいって思わなかったか?
自分のち*ぽを俺のここに突っ込みたいって、思っただろう?いいんだぜ、おまえ
のすきにしても」エドワードは体勢を変え、こちらに性器もアナルもまる見えになる
形をとり口を歪めるような笑い方をする。マスタングがたじろいでいるとエドワード
の指がぐちゅぐちゅとすでにとろけたそこを掻き回して、「なあ、ここにおまえの
おっきいち*ぽ、入れてくんないの?」とこちらの顔色を伺う。中におさめた指で
広げるとどろりと白濁がこぼれ落ちた。性器はびくびくと震えてよだれのように
液体を垂れ流している。ねだる声がねっとりとまとわりつくようだった。「奥まで
突いて、めちゃくちゃにして、中に出して?おまえの精液、俺にくれよ。マスタング
少尉は、俺のことすきなんだろう?」それが決定的な引鉄だった。マスタングが
理性を保っていられたのはそのあたりまで。足を限界まで開かせ、硬くそそり
立った性器をひくつくエドワードの後ろに挿入する。きつい締め付けにうめき、
ともすれば達しそうになるのを堪えて抜き差しした。そこにあったのは自慰では
決して得られなかったとてつもない快感だった。突き上げるたびにエドワードは
声を上げる。どうしたらエドワードを気持ちよくできるのかわからない。はじめての
経験に戸惑うマスタングにエドワードはもっと奥がいい、奥、おくがいい、そこ、
そこ突いて、ああっそこ、そこイイ、イイよ、イク、イっちゃう、ふかい、深いよ、もう
だめ、もうだめ、と喘ぐことで安心を与えた。エドワードは今日既に数え切れない
ほど達しながらもあっさりのぼりつめ、その締め付けでマスタングも達した。荒く
呼吸をしているとエドワードも息を整えつつ「もしかして溜まってた?こんな
たくさん出してさ」と溢れた精液を指ですくいぺろりと舌を出して舐めて見せ、
マスタングは再び顔を赤くした。面白がって「次はそうだな…ふたりっきりで
会ってみる?」なんてケラケラ笑っている上官はそれでいつもどおりのエドワード
エルリック少佐で、マスタングが汚れたその手に恭しくくちづけ「あなたのお召しと
あらば喜んで参上仕ります」と答えると予想外の反応だったのか一瞬だけ驚いた
顔をして、エドワードはまた口元を歪めて笑んだ。



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