エルリック准将の己の物への執着を、私は理解しているつもりでまだ完全
には把握していないと、そう気づかされたのはつい先日のことだ。残業続きで
まともに家にも帰れない日が重なり、私はひどい欲求不満状態にあり、つまる
ところたまっていたのだ。そんなときに准将は不意にやってきて、人がいない
ことを確かめると意味深な笑みで後ろ手に鍵を閉める。その笑みに不安を
抱きつつもどこか心のうちでは安心したことを覚えている。これで吐き出せると。
准将は仕事のはかどり具合を尋ねたあと唐突に黙り込んだかと思うと、間を
置いて私に自慰の際何を思い浮かべるのか聞いてきた。もちろんあなたのこと
ですと私は答える。つい前の夜もそうだった。一分の隙もなく着込んだ礼装の
下、普段は隠されているはしたない体をあらわにしたエルリック准将が猫の
ように素足でその床を這い歩き、気まぐれに私の膝に乗っては、いやらしく腰を
振り私の性器をねだるさまを想像するだけで私の体には容易に火がついた。
そんなことオカズにしてんのかよなどと乱暴な言葉になぶられなれればなおの
こと、軍服を押し上げるようにしてその欲望はありありと事実を准将の目の前に
突きつけた。けれど准将はつれない態度でそのまま部屋を出て行ってしまう。
私は答えを誤ったのかと思った。しかし翌日、またもエルリック准将は連日の
残業にひとまずの目処が立った途端に現れた。昨晩吐露した想像のままの
姿で。きっちりひとつに結い上げられた美しい髪、紛い物ではない礼装につけ
られた勲章の数々、それらは擦りあわされて不規則な金属音をたてていた。
一方、下は何も身につけておらず靴すらはいていない無防備な両足が床に
伸びる。そしてエルリック准将は笑った。
 「俺は来たよ。さあ、どうする?マスタング大佐」
 答えは考えるまでもなかった。想像ではなく実践を。来てくださいと指を二、
三度折り曲げてこちらへ招くとひたひたと足音をたてて准将は近づいてきた。
ゆっくりと足を進めるたびに日に焼けていない足の付け根から爪先にかけてが
現れては動悸を誘い、手を伸ばせばすぐ届くところまで来ると准将は跪いて
股間に顔を埋めファスナーの端を咥えるとそれをじりじりと引き下ろす。いつも
とは逆の眺めに私は興奮した。それを見て、准将は舌を使って器用に性器を
取り出すと一心不乱に、先端部分を中心に舐めだした。やがてあたりには
濃密な男の臭いが充満する。感じ入った声を漏らすと准将は私を見上げて
満足そうに口を歪めた。舌や口内による刺激はもちろんのこと、その吐息にさえ
敏感な部分は簡単に追い上げられ私はなす術もなく入れたい、あなたの中に
入りたいと懇願する。すると准将は舐めるのを止め、根元から先まで、時間を
かけて辿りながら俺の中、入りたい?と聞き返す。私は夢中で頷いた。准将は
執務机の上に膝を立てて座り、焦らすように私の指先をしゃぶり「じゃあ約束
しろ、お前は俺のもんだ。マスかきたけりゃ俺の前でやれ、いいな?」そう言って
指先を甘く噛んだ。私は固く誓い、何度も私のすべてはあなたのものですと口に
しながら准将の体内に吐き出し尽くす。それらを受け止め楽しげに舌なめずり
する准将は初めからわかっていたかのように笑んで、溢れた精液をすくった指を
悠々と舐め上げて見せた。



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