今日は人気赤丸急上昇中のお二人!RizMこと咲坂和泉サンとGacこと栗原学サンにお越し頂いています。初めまして、
本日インタビュアーを務めさせて頂きます硯です。
RizM(以後R):はじめましてッ!
Gac(以後G):初めまして。今日は宜しくお願いします。
まず始めにお二人の馴れ初め?がこのような小説になったご感想を頂けますか?
R:うーん…オレ達一応芸能人なんでこういうスキャンダルとかってご法度なんじゃない?
大丈夫ですよ!そんな大っぴらに公開されてるもんでもないですから。
R:そういう問題っすか!?…ま、いいや、感想ね?なんつーか……ショボい。
が〜〜ん。。。゛(ノ><)ノそんなハッキリ言わなくても……。
R:だってさ、オレ達こんなお手軽じゃないぜ?本当はもっと心の葛藤とか機微とか色々あって、ようやっとここまで来られたのに、これじゃ全然そういうの伝わってこないじゃん?
スミマセン…力不足で……。でも、まさか和泉にそういうトコ突っ込まれるとは思わなかったなぁ。
R:それは失礼でしょ!オレだって、こう見えて陰では努力の人なんだぜ?作詞の勉強のために色々本だって読んでるし。多分、あんた、硯さん?よりかはずっと読書家だぜ?
ヘッ!どうせ…私は漫画ばっかり読んでるようなヘタレ物書きですからね……。
R:おいおい…こんなトコで自己嫌悪モード入んなよ?あんたもこの世界に片足?親指の爪先くらいか?突っ込んでんなら仕事中はスマイル!これ鉄則!
重ね重ねスミマセン…では!気を取り直して!Gacサンからも一言お願いしまッす!!
R:いや…そこまでハジけることない……んだけど、さ。
G:その辺にしといてあげなよ?それ以上苛めたら流石に可哀想だし。
感激!!(潤んだ目でGacに熱い視線を送る)
G:……(ニッコリ)
流石!芸能人の鏡だ!!(ウットリ…)
G:えぇと…感想でしたね?正直、俺も賛同はできかねます。
グサッ!
G:だってこういうのってプライバシーの侵害じゃないですか?それとも、俺達にプライバシーはないとでも?
め、滅相もない!!
G:でしょう?そもそも創作の世界って盗聴・盗撮、盗みの世界じゃないですか?他人の生活、感情、様々なものを盗んで楽しむ。こんなこと言うと凄い反感買いそうですけど、実際そうでしょう?
グサグサッ!!(そんなの唄の世界だって同じなんじゃ…)
G:そう。唄の世界、音楽の世界も然り。
え?ええ!?無意識に声に出してた??(;´Д`)
G:いえ、顔を見れば大体。
R:単純そうだもんな、この人。
アンタだけには言われたくないわい!
G:……話を戻しましょう。とは言え、これによって救われる誰かがいるのも確かなんですよね。それが作り手であって、読み手であって、聴き手。それに救われ、求める誰かがいるからこそ絶えることはない。
へぇ…なんか哲学的……。でも、できればもっと簡潔に分かり易く言って頂けますか?
G:……。
R:要するに!『楽しけりゃALL OK』ってことだろ?
……。
G:……。
さ!オチもついたところで!
R:オチかよ!
次の質問行きますね。ズバリお二人の関係は?
R:おいおい…これって一体何の取材なワケ?ワイドショーの陰謀か??
私は読者様の欲求を忠実に再現してるだけですよ?
R:単なる自分の趣味なんじゃねぇの?
そうとも言うね。だって、私は私の小説の一番の理解者でファンで、君達の世界で言うなら“ファンクラブ会員NO.1”ですもん。
R:〜〜〜っ!!そういうの屁理屈ってんだよ!
G:……パートナー?(ぼそり)
おお!Gacサンもっと詳しく聞かせて下さい!(ノリノリ)
G:大切なパートナーですよ。仕事においても、プライベートにおいても。
おおお!重大発言!!それは親友として?恋人として?(更にノリノリ)
R:そんな律儀に答えてやることないぜ?
G:さっさと済ませて、早く帰りたいし。
そこ!陰口は堂々と叩かない!!
R:おーおー、女のヒステリーはみっともないぜ?
〜〜〜ッ!!
G:両方。いや、それ以上かな。
は!?
G:ですから、さっきの質問に対する答え。(どうやら本当に帰りたいらしい…)時には家族にもなったり、先生にもなったりするから。
(和泉の教師コスプレ妄想中ーーー)
R:よだれ、よだれ。
ハッ!?(慌てて口元拭う)
G:……。と、とにかく本当の意味でのbetter halfって感じですね。
伴侶?
G:って言うよりか、身体の一部?直訳のまま“より良き半身”愛しき掛け替えのない半身みたいな。
おおおお!なるほど!要するにお二人はラヴラヴってことですね?
G:……。
R:はい!!(満面極上の笑顔)
…で、お二人はどこまで?
R:そりゃもう!身も心も!(ご機嫌)
身も心も?
R:固く!(超ご機嫌)
固く?
ーーーゴキッ!!!
R:いってえぇーー!!なにすんだよ!学!?
G:次の質問をどうぞ?
で、でも……。(耳ダンボ状態)
G:次の、質問を、ど、う、ぞ!
は…はひ。そ、それじゃ、次の質問行きますね?
お二人ともハンドルネームをそのまま芸名として用いてるようですが、その由来とかお教え頂けますか?
G:俺は本名のマナブをそのまま音読みさせてガク。kuではなくcにしたのは単に字面が気に入ったから。
R:単に面倒臭かっただけなんだよ、なぁ?学って几帳面そうで実は不器用、非社交的なようで実は人見知りだもんな。オレ、米洗剤でといでるヤツ見んの初めてだったし。
え?嘘!?
G:そんなの今関係ないだろ!?それより和泉はどうなのさ?
R:オレ?オレのはねぇ、聞いて驚くな?将来唄で喰ってきたいから。
G:それは前に聞いた。
R:ぬぬ…それから……響きがリズムとイズミで似てるだろ?
G:お前に人のこと言う権利ない。
まぁまぁ、お二人とも。痴話喧嘩はその辺にして。
R&G:誰が痴話喧嘩だ!
流石は息ピッタリじゃないですか?例え幾ら他人にはガラクタに見えても、使った年数だけ愛着は湧くものですからねぇ。
R&G:そゆこと!
では、大変残念ですが、次が最後の質問です。
R:え?マジ??
ええ、ええ。マジですとも!そこ!そんな嬉しそうな顔しない!!
G:……。
…ったく、和泉んトコの社長サンの気苦労も絶えないハズだわ……。それでは、最後の質問!今世紀最大のコラボレーションと囁かれる今回のプロジェクトへの意気込みをお聞かせ下さい。
R:そんなんでいいの?
まあね、これも一応お約束だから。
R:ふーん…あんたも結構大変なんだな?本当はもっとシモの方の話聞きたいんだろ?
そうなのよ!大体パンピーの私にこの世界のイロハを理解しろったって無理なの!だから……勝手にしゃべってね?君達?
R:んな無責任な……ま、しょうがないか。そうだな…んー、ゴホン!
R:5年越しの夢を漸く我が手中に!って感じでむちゃくちゃ舞い上がってるけど、実はここが終点じゃなくて始点なんだよな。ま、オレ様作詞でGac作曲だから向かうところ敵なしだろうけどさ、そのことだけは忘れずにいたい。オレ達の目指すところは大地に根付くゴールなんかじゃなく、果てしなき大空に浮かぶ太陽だからな。でも、とりあえずの目標はオリコン1位かな?
『オレ達の目指すところは大地に根付くゴールなんかじゃなく、果てしなき大空に浮かぶ太陽だから』ねぇ…和泉って案外ロマンチストなのね。でも…その根拠のない自信は一体どこからくるのかねぇ……。
R:それはオレ様がオレ様……
……………………………それでは!Gaサンからも一言!
R:無視すんなよ!おい!!
G:作品の善し悪しは他の誰でもなく、その楽しみ手が判断するものです。だから、エゴや自己満足だけのものにならないように気を配りたいですね。とは言え、始めにそれありきで、自分が楽しめなくちゃ、他の人が楽しめる訳はないんです。
それは身に染みて痛感してます。でも、万人に浅く楽しんでもらえるのと、少数に深く楽しんでもらえるの、どちらが正しいとも言い切れないんですよね。私の場合、どちらかと言えば後者寄りだと思うんですが、この世の中、多くの共感を得た方が勝ちみたいな傾向ってあるじゃないですか?その結果としてオリコン1位とか、勝ち組とかいう概念が出てくるワケだし。こういうのって勝ち負けじゃないし、多数決でもないって頭では分かってるのに、それを意識しないでいるのは難しい。難しいですよ、本気で。
G:それは難しいですよ、人生なんてそんな簡単なものじゃない。1+1=2、1×1=1とは限らない。だから、きっとみんな、笑ったり、泣いたり、怒ったりして人生楽しめるんですよ。だから、それが例え一瞬でも、その感情の傍らに自分の作品があるなら、それだけで俺は幸せだと思うんです。
大人ですねぇ、Gacサンは。それに比べて…こやつは……。
R:(-_-)゜zzz。
……ある意味、最強だね。
G:こら!和泉!起きろって!仕事中だぞ?
R:んー?学??……オハヨウ。
G:おはようじゃない!寝惚けてんのか??
R:んー??オハヨウのちゅ〜vvv
G:う、うわあぁ!!??
あああッ!!!それではインタビュー、これにて終了ですッ!!!!(強制終了)
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