Taretare PRESENTS
『それでも君が好きだから~バレンタイン編・その後~』

掛かっていたはずのトイレのカギがゆっくりと開いた。
開くはずがないと思っていただけに対応に遅れて トイレのドアが開きにこやかに笑いながら彼が体を滑らせてきた時には 完全に手遅れだった。

「あれえ? なにしてるのかな?」

保のからかうような口調で問われたが 俺は答えることはできない。
バレンタインのチョコで 知らずに“ガラナチョコ”を食べてしまった俺は 体の火照りから逃れるために 一人で処理しようと息子さん片手にしていた真っ最中で・・・。

「ひどいなあ・・・一人でやる方が楽しいんだ、杏太は?」

原因を作っておきながらも 保は俺を責める。俺としても一人でやっていたという事実に保に申し訳ないような気がするのでおとなしく保の叱咤に顔を伏せる。
何度も精を放っても 一向に収まらないのは 多分保の手じゃないからだと 俺は気がついていたからかもしれない。
保の蔑むような視線に 少しだけ収まっていた火照りがぶり返す。

「あれ? 見ていたほうが興奮するんだ?」
「保・・・」
「そんな目を今更しても駄目だよ? 僕はかなり傷ついたんだから」

そういう保の眼は少しも冷めた眼ではない。

「お願い・・・」

俺はその眼にすがってみることにした。

「お願い? そうだね・・・僕のいうことを聞いてくれたらしてあげる」

(・・・・最初からそのつもりだったのか・・・)

今更ながらも 保が計画的だったことを気づかされたが 体は保を欲しがった。
指で慰めても届かない深いところに 早く保を感じたかった。
後から後悔するとわかっていても 今の俺はうなずくことしかできなかった。

***

くすくすと笑う声が俺のことを笑っているように思えてならない。
なにげない視線が俺をみているように感じてならない。
慣れない服に慣れない靴。頭につけられたヘアピンは痛いし 足元はスース―するし。
そして何よりも・・・。
モーターの音が漏れるのではないかとひやひやしながら 俺は甘い香りのするここにいる・・・。
一歩 歩く度に中でうごめくソレが ずり落ちていく。必死に中に留めながら歩けば 足がすくみそうになるくらいの快感が俺を襲う。
冷や汗か それとも 快感に耐える為の脂汗か?
全身から汗が吹き出ていることを実感していた。

(隣市だから 君を知っている人もいないし、安心して買っておいで?)
(大丈夫! 絶対ばれないからね?)
(おどおどしていると 余計怪しくかんじられちゃうからね?)

車での移動の間にすっかり高ぶらされた体は 勃起したまま達する事もできない様に根元を縛られていて 小さな女モノの下着から頭を出してだらだらと恥ずかしい染みを洋服につけているかもしれない。
帽子と付け毛で骨格を少しだけ隠しているし わずかだが化粧も保がしてくれた。(もっとも その最中も刷毛などでいたずらしまくったが 一度も達かせてはくれなかった。)
なぜかぴったりのワンピースは 冬場だけあって厚手で背の高い俺が女性に間違えられるくらいには 腰などの薄っぺらさが目立たない。
姿見で確認したし たぶん ばれてないはずだ・・・。
が・・・。
どうしても 自分を見ているような気がして 俺は落ち着かない。

(早く ここから出て行きたい!)

しかし 俺の中のモノは一向に動きを止めるようではない。
保はポケットの中のリモコンを操って 俺の中のバイブを強めたり弱めたりと自分をここから撤退させる気はまだないようだ。

(このバイブが止まったら戻ってきてもいいからね? それまで買うチョコ選んでてね?)

保のささやく声が耳元でよみがえると 更に体は熱を上げた。
もどかしい振動に 塞き止められた俺自身。
すがるように 保を見ると いきなり振動が最強になった。
ビクビク!!!
体が震えるのが止められない。
苦しくて 達きたくてたまらない。
繰り返しくる波になんとか息を整えながらこらえると 保の笑顔が見えた。

(ほ・し・い?)

声に出さずに 形だけで俺に問い掛ける。
俺はすがるようにがくがくとうなずく。
中の動きが止まった。
しゃがみこみそうになる俺をしっかりと支えながら 保は俺の耳元でささやいた。

「チョコ 買っておいで?」

俺はふらふらと チョコを手にしてレジに向かった。
もう声も視線もまったく気にとめる余裕などなかった・・・。

***

「ひ・・・ん・・・やぁ・・」

スカートをめくられて 太腿を舐め上げられると 中のバイブを絞めつけてしまい バイブの存在をまざまざと思い知らされた。
腕は後ろ手に縛られたせいで 勝手に達くことはできず ただただ 保に弄ばれるだけである。

「やぁ・・・達・・・かせ・・・て・・・」
「まだ 駄目」

保は楽しそうに胸の突起や苦しそうにひくつく俺をいじくる。

「やだ・・・お願い・・・」

俺はこの苦しみから逃げ出したい一身で涙目で保に懇願した。
早く 保を体の中で感じたかった・・・。

「仕方ないですねえ?」

保はそういうと 俺の中からバイブを抜き取った。
抜き取る時のぞくりとする感覚をやり過ごし 俺はほっと息を吐いた。
しかし・・・。
ひくつくソコに入れられたのは 保ではなかった。

「え・・??」
「よく温めてくださいね?」

保はにこやかに笑う。
熱で溶けたソレは 俺の中からゆっくりと滴り落ちているようで 太腿になにかが流れていくのを感じた。
それを保の舌が受け止める。
ゆっくりと舌は登っていき やがて 滴り落ちるソコにたどりつく。

「や・・・やめろ・・よ・・・」

ガクガクと膝が崩れそうになるのをなんとか止めて 保の行為を咎めるが

「なぜ? 美味しいですよ? 杏太からのチョコ」

と 舌で中をえぐる。
柔らかな舌が中を抉る度に 恥ずかしくて俺は顔を伏せた。
結果的に更に舐めやすくしてしまったらしく すするように音をたてて舐め取る保になすすべもなく 俺は泣き喚くしかない。

「や・・やだあ・・・・」
「すっかり ひくついてますよ? かわいいですねえ」

保はすっかりご満悦だった。

「やだ・・・もう やだ!! 保! もう許してよ!」

俺はすっかり参ってしまっていた。
ガラナチョコのせいだけではなく 達く事も許されずに熱いからだは 自分の体ではないかのようにいうことをきかない。
体の奥に保が欲しくて仕方が無い。

「しかたないですねえ・・・」

保がゆっくりと体を重ね 俺の中に入っていく。

「あ・・あ・・・あああああ!!」

声が止まらない。

「ふふふふふ・・・まずは達かせてあげますね?」

俺を塞き止めていた紐が外され 勢いよく吹き上げる精液は これでもかとばかりに何度も何度も吐き出される。
それをしっかりとしごきあげてから 保は笑った。

「いっぱいでましたね? 気持ちよかった?」

こくり・・・。
声もだせずに俺はうなずいた。

「僕もあんまり気持ちよく締め付けてくれるから 達きそうになりましたよ」

そういうと 優しいキスを保はくれた。
どうやらご褒美らしい。

「今度は 僕を気持ちよくさせてね?」

保が俺の中で動きはじめると 俺もまた刺激され 再び 熱を持ちはじめた。

そして・・・

***

今度は失敗しない。
しっかりと保をベッドに縛り付けて 俺はバスルームで中を始末していた。
うかつにこんな所に保がこられたら 第2ラウンド開始になってしまう。
後始末をする情けなさに 思わず口にでるのは

「保のばかあ!」

である。
後々 冷静になって思うと どう考えてもワンピースといい 女物の下着といい バイブといい 手際が良すぎる。
だいたい 今時 ガラナチョコなんか どこから手に入れたものやら?

(・・・・やりたかったんだな・・・そんなに!!)

もう 情けないやら いらだつやら 俺の心はすっかりぐれてしまっている。

「杏太~ いい加減はずしてくれないかなああ?」

ベッドルームから 保の声が聞こえる。

(・・・・・・・・・・・・・・。)

反省してねえな・・・怒。
俺はぐれてしまった心のまま とあることに思いついた。

(ガラナチョコ 食べさせちゃおうかな?)

・・・・・・・・たまには反撃を食らうのもいいだろう。
そんなことを思いながら 俺はバスルームを後にした。




veryvery★THANX

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