暗闇で。(サンキューさんありがとう その後)



「Zロリ。…私だ。…キミがこの街のホテルにいると聞いてな。…会いたかったよ。

今回はオープニングの収録にたくさん参加できたから、私はてっきり、もっと出番があると思っていたんだ。
キミに会える機会が今までより増えると思ったから、…ガラにもなくあんなに はしゃいでしまった。
あんなところを母上たちに見……ああ、いや。…こっちの話だ。もう気にするな。しないでくれ。
まさかこんなに長く出番が来ないとは思わなかった。いや。本当を言うと出番はもう少し先なんだが…もう我慢の限界なのだよ。

Zロリ。待て。明かりはつけなくてもいい。…闇は愛する者たちの味方さ。

不思議なもので…顔が見えないと、普段言いにくいことも言える気がするんだ。…だからしばらくこのままがいい。

……その…キミのことを…ずっと想っていたよ。

一度別れるとまたいつ逢えるのか、そればかり気になってしまうんだ。
キミは長く旅をしているわりに方向音痴だし無計画だし、きちんと食べているのかとか、危険な目に遭ってないかとか、
そんなことも考えると気が休まらない。…できることなら、ずっとそばにいたいくらいだ。

今回はきちんとホテルに宿泊していてよかった。…野宿は危険だから避けてほしいんだ。
キミは…自分の魅力に無頓着すぎる。もっと気をつけたほうがいい。

気をつけた方がいいといえば…キミ、かいけつ服でチェックインしたらしいな!…大胆にもほどがあるぞ。
警察の耳に入ったらどうするんだ!…いいや。もうすでに知られていると考えた方がいい。

明日はできるだけ早めに旅立つことをおすすめするよ。

しかし…そうすると、またすぐにキミと別れなければならないということだ。
今夜はずっといっしょにいよう。…いいだろう?

Zロリ。…私はずいぶん待った。…もうこれ以上は無理だ。…

どうしたんだ?… ああ。…恥ずかしいのか?…相変わらずだな。…いや、キミのそんなところもいいと思っているよ。
さあおいで。Zロリ。大丈夫だ。優しくするよ。





Zロリ………しばらく会わないうちに、少したくましい体つきになったじゃないか…食事もちゃんととれているんだね。

どうしたんだい?…Zロリ。…恥ずかしがっているのはわかるが そんなに私をじらさないでくれ…

優しくする…もちろんそのつもりだが…私もずいぶん待ったのだ。…もう自分を抑えきれなくなりそうだよ。

Zロリ、…キミだって そうやってイヤがってみせているが、キミのかわいらしいココはもうこんなになって…
………こんな…に……


どっ…どうしたんだZロリ?!…今夜は馬並みじゃないか!!」



おそまつさまでした。(2006年12月1日)

わかる人にはわかりやすい考えオチで。Gオンがアホですみませんでしたッ!!





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