これはZロリ物で初めて書いたオリジナル話です。
生け贄はいけねぇ!大さくせん 前編
「おお、海よ。果てしない命の宝庫!………だったら魚くらいナンボでもいるだろうに、なぜに取れないのかな??はぁぁ〜……」
「せんせハラへっただ〜〜〜〜ァァァ」
「おれさまも〜〜〜〜ォォォ」
おとといから食事らしいものをしていない。なんとかここで魚でも獲って…と思ったが、
ハラペコで動きが鈍った三人には簡単な仕事ではなかった。もうヘトヘトだ。
寝転んで一休みしていると、波の音に混じった、か細い音をとらえてZロリの耳がピクピクッと動いた。
「ん……?!泣き声…だな」
「Zロリせんせ!!岩陰にカメの子供を発見しただあ!!」
「ママ……ママ……」
泣きじゃくるカメの子。あたりに他のカメの姿は見えない。
「ママとはぐれたのか…」
ママという言葉に弱いZロリはすでに涙目だ。
「ぃようぅぅぅぅしッ!おれさまがママをさがしてやるぞぉ!!……でも今ハラ減って力出ないからちょっと待っててね」
Zロリはやさしくカメの子を懐に入れた。
「場所を変えよう」
岩場を歩いていると、IシシとNシシが平たい鼻をフゴフゴ動かして、叫んだ。
「うんまそ〜なニオイがするだああ!!」
「ホントだ!!たまんねえ!!」
「お、そういえば……」
Zロリもそのニオイを嗅ぎつけ、スンナリと高い鼻をヒクヒク動かした。
目の前に開けた岩場の上に、ご馳走の山が出現した!!
あたりに人影は………ないようだ。
「うっわ〜〜!!いっただきま〜〜〜〜〜〜〜す!!」
三人は転がるようにご馳走に駆け寄り思いっきり食べた。
「こらあっ!!お前らなんてコトするんだあ!!」
いきなり甲高い大声が響くと、Zロリの頭にずしりと何かがめりこんだ。
不意をつかれてその場にしりもちをつき、脚を広げて座り込んでしまうZロリ。
両側から、IシシとNシシが助けようと駆け寄った。
岩場をヒラリと飛び越えて現れた人影が正面に仁王立ちしている。
「祭壇のお供えに手を出すとはバチあ……ぎゃああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
いきなりすさまじい悲鳴と共にその若者はZロリの鼻面を蹴り上げ、持っていた棒でめちゃくちゃに殴った。
最初の一撃ですでに気絶状態だったZロリは抵抗できない。あまりの迫力にIシシとNシシはただ立ち尽くしていた。
やがて殴りつかれて肩で息をしながら……その若者はこう言った。
「やだっ!!あたしったら…………ごめんなさい!!」
IシシとNシシがボロ雑巾のようになったZロリを見ると……大きく開がった両脚の間から、
カメの子が首をのばしてこっちを見ていた。
若者……いや、なぜか男の姿をしていたがそれは少女だった。
彼女はおわびにと三人を家に連れて行った。そこは都合のいいことに小さな病院で、
出迎えた両親はZロリのキズの手当てをし、食事も出してくれた。
「お怪我をさせてしまって申し訳ありません。遠慮なく召し上がってください」
「はあ………いや、おれさまたちもお供えものを食っちゃって…」
「包帯姿が痛々しいだ。せんせ…」
「うちが医者だから良かったようなものの…あまり乱暴してはいけませんよ」
「ごめんなさい……」
「あん時はアレがナニに見えちゃったんだからムリないだよ」
「ホントのミニZロリはあんなに大きくないだよ〜」
「おまえらぁ!!いいかげんにしろ!!ったくもぉ…それにしてもあれ、すごいご馳走だったなあ。なんかお祭りでもあったのか?」
「あれは……あの量を毎日そなえるようにと。神官が」
「ふ〜ん……ずいぶん大食らいな神様だな」
主人は言いにくそうに言った。
「この海の神は、荒ぶる神で。神のご機嫌を損ねると大変なことになると」
「そういえば、魚がちっともとれなかったな」
「神官は、神のご機嫌を損ねないよう、貢物をきちんとせよと。生け贄も年に一度必要です」
貢物と聞いてZロリの目が、悪の色にキラリと光った。
(うまいこと貢物だけ手に入れてZロリ城の資金に……ニッヒヒ…いけるぜこれは)
しかしカメのママ探しも大切だ。あまり長居はできない。
「生け贄の儀式っていつだ?」
急に母親が泣き出した。
「どっ、どうしたんですかママさん?!誰だ泣かしたのは誰だ!!コラァ!!ひょっとしておれさまか??おれさまなのか?!
わああああああああああああ!!ママを泣かすなんて!!!おれさまのバカバカ!!!」
怒ったり泣いたり忙しく取り乱すZロリに、父親が説明した。
「儀式は明日なんです……そしてこの子が今回の…」
「女の子なのに……なにも行かなくても……あなたまでいなくなったら…母さん……」
「母さん心配しないで。兄さんはきっと生きてるわ。確かめるには生け贄として神殿の奥に入るしかないの」
(生け贄になった息子さんがいるのか。…………よし、おれさまが会わせてやる)
Zロリはすっくと立ち上がると、ビシッとポーズを決め、力強く言った。
「安心して下さい!!おれさ……あ、いや、わたしが力になりましょう!!
申し遅れましたが、かいけつZロリただいま参上!!」
「包帯姿でもカッコいいだ!!せんせッ!!」
陽が沈むと生け贄の少女は海辺の暗い洞窟におごそかに運ばれた。
足元までかくれるローブに身を包んだ神官が娘の前に立つ。
「そなたが今年の生け贄となる者か?覚悟はできておるな」
ZロリとIシシ・Nシシは岩陰に身をひそめ息を殺していた。
(神官のスキを見てあっちの道から侵入だぞ) (わかっただ!)
神官は少女に近付き軽く体に触れた。
「…はて、生け贄は男のはずだが?!」
少女はハッとなって体を硬くした。
「女か?!女なのだな?!神を欺こうというのか?!不埒な!!」
Zロリは一瞬何が起こったのかわからなかった。
(生け贄は男限定ってことか?!…だから男の格好をしてたのか!)
ぶう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッツ!!!
不意に間の抜けた大きな音が響く。Nシシのおならだ。
(緊張してやっちまっただあ〜〜〜〜〜)
「誰じゃそこにいるのは!!!」
神官は叫ぶと同時にハンマーを振るった。Zロリたちが隠れていた岩は鼻先で粉々に砕かれた。
もう数センチずれていたら確実に鼻が落ちていただろう。……なんだかズボンの前がちょっとぬれた気もする。
神官は固まって見上げている三人をしばらく見下ろしていたが、Zロリに視線を固定し、目を細めて言った。
「ほう。これは…なかなか美形のキツネ殿だのう。そなたなら我が神もお喜びになる」
「せんせ、美形だって」
「ふ、それほどでもあ〜るぜ…って言ってる場合か?!それって、おれさまが生け贄ってことかぁ??
いやっ、おっ、おれさまそんなつもりは……うわっ!!」
神官はすばやくZロリの体を抱え込んだ
「はなせ!!あっ…ソコはっ…ソコはぁっ………んぅぅっ!!」
「ん〜〜〜?ふふ、感じているのか?ほう。ここはどうかな〜」
「くっ!!………は、うぁ…やめろ…っ!!」
「………なるほど。これは大変感度がいい。楽しめそうだ」
「やんっ!!……ア……やめ…(楽しめそうだって何だコラ!!)
「ああっ!!せんせが危ないだ!!いろんな意味で!!」
「オラが…オラがあの時オナラしなければ…………こんなイイトコ見れなかっただあ!!」
ヨダレをたらして見とれているIシシとNシシに神官はウンザリとして言った。
「もう良い。そなたたちは即刻立ち去れ」
「ま、待ってくれ…あっ…あんッ…」
「キツネ殿。そなたは今年の生け贄。今すぐにわしと奥へ」
神官はそう言いながら数箇所の敏感な部分を同時に刺激し続けた。二本の腕でZロリの体を固定したまま……??
では、この体じゅうをまさぐるものは…………?
「お別れくらい…ぅ…させてくれ……Iシシ、Nシシ。うぁ…カメの…ママを。んぅっ……ぁ…た…っ
コラ!!少し触るのや…ッやぁ…ッあっ…あんっ……あぁ〜〜〜〜〜〜〜ッ…………はぅぅ!!」
「せんせ〜〜〜〜〜〜〜!!せんせ〜〜〜〜〜〜!!」
「Zロリさ〜〜〜〜〜〜ん!」
To be continued.
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