タイトル未定

Zロリたちは封印されたナジョーを次々に解放し、まほうの森に色を取り戻していった。
ある時は 岩の中。ある時は かごの中。カレー屋のターバンの下に封じられていたこともあった。

なんとしてでもRジャーのヤツよりも早く全てのナジョーを解放してやる。そしたら…そしたら…


『Zロリさん…ありがとうございました!』


(んぁ〜…Mリ〜さぁ〜ん〜…Mリ〜さぁぁ〜ん…Mリィィ〜すぁぁ〜〜ん…………ぅおっと?!)
体が大きく揺れて我に返った。
なんだか風が出てきたよう…だ…が……って… なにィィイイイ??!!

今まで歩いていたはずの森が、はるか足の下に広がっている。
Zロリは自分がホウキにまたがって飛んでいるのに気がついた。
(???おっ、おれさま…いつ???なんでこんな所に??!…全然覚えてないぜ!)

ホウキを操るのはとても難しい。着陸した方がいいだろう。




「あ、じゃ、ぱ〜」
「ペコポコピ〜」
「ナジョ〜!」
Rジャーは、いつの間にか自分のそばでわけのわからない言葉が繰り返されているのに気がついた。
次のナジョーが封印されている場所のことを考えていたのに、どうなっているんだ?とにかく騒音は邪魔だ。

「キミたち少し静かにしなさい」

足元と頭の上で楽しげに繰り返されていた歌はぴたりと止まり、不思議そうな声になった。

「せんせ、どうしただ?具合でもわるいんだか?」
「せんせ?何を言ってるんだキミたちは?」
「わ〜ん!…きっと、きっと何か悪いもの食べたんだ〜せんせが変だぁ〜」
「ナジョ、ナジョ〜!」

「言ってることがさっぱりわから……っな、なんだこの三本指はッ??…はっ…!私は…私は…!!」
「しっかりしてくれだZロリせんせ〜」

「おれさまはこっちだああぁぁああ〜!!!」

いきなり空の上から声がしたかと思うと、一行の足元に ホウキが ぐさぁ!! と突き刺さった。
そして、少し離れた所に 地面にめりこんでいるRジャーの姿があった。

Rジャーは立ち上がり、泥をぱんぱん!とはたき落とし、…髪を整えながら、つぶやいた。

「着地成功…ふふ、計算どおりだ」
「あぁっ、…せんせだー!!」
「せんせ〜!!」
「ナジョー!!ナジョ、ナジョ〜!!」



ZロリとRジャーは互いに自分の姿を見つめあった。おかしな感じだ。

「どうやら体が入れ替わったようだな」
「これも封印されたナジョーの影響か…近くにいるってことだな」

「よ、よかっただ。オラせんせが変なもんでも食べたのかって…心配しただよ〜…」
「おれさまはそんなアブナイものを食っちまったりしないぞ Iシシ」
「せんせ!オラはNシシだ!」
「え?…だって…」
「ほっぺたにホクロのある方がNシシでぇ〜…」
そう言いかけて双子は顔を見合わせた。……なんと、Iシシの頬にホクロがあり、Nシシの頬には…ない。

「オ、オラたちも入れ替わってるだぁ!!」
「い、今まで気がつかなかっただぁ〜!!」
「…意味ねぇ〜!!」

RジャーなZロリがそう叫ぶと、意外にも双子は怒った。

「せんせ、そりゃ失礼だ!」
「んだっ!双子にだってそれぞれ個性があるだ!!」
「うっ…す、すまんかった…」

そんなやりとりを見ていたZロリなRジャーが うんざりした顔で言った。
「やめてくれないか! 私の姿でマヌケなことを言うのは…不愉快だ!…それに私はキミのように暇ではないんだ!
はやく元に戻って仕事をしなければ」

「なんだとぉ?!」

RジャーなZロリはZロリなロジャーをぐっとにらんだ…が、次の瞬間、にっと笑った。

「お前 ホン……ッット〜に やなヤツだな!…そんなヤツの体には…おれさまがいたずらしてやるぜ!」

RジャーなZロリはそう言うと、いきなり服を脱ぎ始めた。

「な…なっ、何をしてるんだ??!」
「体に落書きしてやるのさぁ〜油性マジックだから当分落ちないぜぇ〜…ニヒ、ニッヒヒヒ…」

RジャーなZロリは自分の体につつ〜…とマジックをすべらせた。
腹や胸にマヌケな落書きができて……いくのだが…
「う…っ…く………ん…んん…………ふ、…ふははは…ははははは……ひゃははっは……」
「や、やめろ!やめないか!!…あ〜…そんな所にそんなもの書くんじゃない!!…おいっ!!」

怒って止めようとするZロリなRジャーをよそに、くすぐったさに身をよじるRジャーなZロリの姿を双子はドキドキしながら見ていた。

「な、なんか…Rジャーも…いいだな〜…」
「んだな〜…新しい魅力発見だなぁ〜…」

「やめろ!…やめないと…」
ZロリなRジャーは口の中で何かつぶやき、RジャーなZロリを指さした。
それを数度くりかえした後、ぎりっと歯を食いしばり……自分も服を脱ぎ始めた。

「どうやら体が入れ替わっていると魔法も使えないらしい!…不本意だが、…キミがそれをやめないのなら、
私もキミの体に落書きしてやるまでだ!!」

そう言って腹にマジックをすべらせた瞬間、RジャーなZロリの体がびくんっと跳ねた。

自分が始めたことなのに、驚いたような顔をしてこっちを見ている。
もう一度、今度は胸に…
「あぁっ!!」
今度は声まで出している。

「せんせ、あいかわらずくすぐったがりだなぁ…」
Iシシたちが少しあきれながら言うのを聞いて…ZロリなRジャーは 確信し…そして追い込みにかかった。

「Zロリ。私がこうやって触れているのはキミの…どこかな?」
「ふぁっ!!……そ、そこはっ…あぁっ………」

(やはりそうか。自分の体に触れる所を見ているだけで感じている)

ZロリなRジャーは胸をクリクリと刺激しながら一方の手を下半身にのばしていった。
今実際に触れているこの感覚よりも、何倍も感じている様子だ。…見ているだけなのに。驚異的な敏感さだ。

「そうら…次はここだぞ…見るんだ…」
体の一番敏感な部分を指でこすって刺激する。
もうRジャーなZロリは立っていることさえできない。息が荒くなり、全身に汗が光っている。

「くぅぅ…あっ……やっ…やめて…っ………あぁぁ…いや、…でも今すぐにはやめないで……って、…何言ってんだおれさまァァ!!」
もう何を言っているのか自分でもわけがわからない。意識がもうろうとしてきているのだ。
体が浮いていくのか引きずり込まれていくのかわからない。別の世界に意識を持っていかれそうな感覚が波のように押し寄せてくる。

「ハァッ、ハァ、ハァ…も、っ…もう限界………うっ!!」
体ががくがく震え、目の前が真っ白になった。







我にかえると、自分に抱きかかえられていた。
RジャーなZロリはまだはっきりしない意識の中で、ぼんやりと考えた。

(あれ…抱かれてるのは たしかにおれだが…抱いてるおれは いったい誰だろう…??)



おあとがよろしいようで……ああ、いや。おそまつさまでした。(2005年10月10日)

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