タイトル未定
警告:今日も頭がおかしいぞ!…いつにも増してくだらない!!
「どうじゃ?なかなか気持ちいいじゃろ?」
「う〜んそうだな〜」
Kンロン博士の研究室で、Zロリは脚を投げ出して座っていた。
その脚をくわえ込んだチューブがゆっくりと蠢いている。
「脚の疲れがその場で楽になるぞ。旅のお供に最適じゃ!」
「でも…持って歩くにはもう少し軽い方がいいぞ」
「なるほど…もうすこし、軽い方がいい、…と」
博士はメモを取りながら、Zロリの周りを歩き回った。
「うん!参考になったぞ。改良型ができたらまた試してもらおうかの」
「こんなんだったらお安いご用だ…でも、あの…風呂みたいなのはイヤだぞ」
「何を言っとるんじゃ。あれはこうして実用化されとるんじゃぞ。ほれ!」
博士は自慢げに、パンフレットをびしっと広げて見せた。
「なになに…NチョナルのGンキ浴Sすり湯…?」
(伏字ばっかりでわかりにくいが、CMを見た時はドリ〜ムズ・カブットル〜なので驚いた前野であった)
「…あれ、売れたのか?!へ〜…売れたんだ〜…」
「十分使えるわい。お前が敏感すぎるんじゃ!」
そんな風に言われてはさすがにムっとする。
「び、敏感だとぅ〜?!おれっさまのどこが…」
そう言いかけると、まだ脚をくわえ込んでいたチューブが怪しく蠕動し始めた。
「や、やめろ!!やめろ!!ひゃははは……くくすぐったいって〜!!」
「…やっぱり敏感じゃのう!フォフォフォ…」
「せんせ、まだだか〜せんせ〜」
ふいに聞こえてきたその声に、舌なめずりしながらZロリを見ていた博士は我にかえった。
「お?…おお、もうこんな時間か」
外で待たせている双子が、待ちきれなくなって催促しているのだ。…命拾いした。
双子が声をかけてくれなければ 全身の穴からいろんなものが出るまで続けられていたかもしれない。
部屋に入ると、Zロリはまだひくひく痙攣していたが、
双子は 経験上 ここは声をかけない方がいい、ということがわかっていたので黙って見ていた。
(耳まで紅くなってるだ…)
(しかもちょっと泣いてるだ…)
しかし…Zロリの方も、双子の何か言いたげな視線には敏感なのだった。
「おまえら…なんか言いたいことがあんのか…」
ドスのきいた声でぼそりとつぶやくZロリの前に…次の瞬間、
「おまえたち、ハラへったじゃろう!」
の声とともに、山盛りのおにぎりが出現した。
「わ〜!!オラ、シャケがいいだ〜」
「おれさまもシャケ!!」
「そうくると思って全部シャケじゃ〜!」
「さっすがじいさん〜!!」
…こうやってすぐに機嫌が直るところがZロリのいいところだ。
そして…シャケのおにぎりをおなかいっぱい食べ、のどが乾いてかなり水分を取った者が行く所は一つ。
「おれさまトイレ!」
すばやく立ち上がるZロリを、すかさず博士の一言が追った。
「トイレは左じゃ〜」
これで一仕事終わったと思ってすっかり安心していたZロリは、素直に左に向かったが…
実はまだ…今回の博士の仕打ちは終わっていなかったのだ。
Zロリがトイレに入っていくと博士は手元のボタンを押した。
例によってスクリーンオープン!もちろん双子もクギヅケだ!!
トイレに近付くと、まるで迎え入れるように、ドアが開いた。
「おっ、自動ドアか〜」
中に入ると、優しい声がした。
「いらっしゃい。どちらにいたしますか?」
「へっ?…しゃべるのか?…トイレが?!」
「私はKンロン博士に作っていただいたAI搭載トイレです。…どちらにいたしますか?」
AI搭載と聞いて、イヤなことを思い出したZロリはあわててトイレを出ようとした。
………ドアが開かない。
「なにすんだ!開けろ!」
「行かないで下さい…お願いします…私、まだ使ってもらったことがないのです」
「へっ?!」
「わたしが存在している証が欲しいのです〜!」
「トイレのクセしてややこしいことを言い出したなぁ…」
「使っていただけるのですね!!さあどうぞ!どちらにいたしますか?さあ、さあ?」
「なんでンなこと言わなきゃ…う〜ん…両方したいが…まず大きいの」
さすがに恥ずかしいので、Zロリは少し頬を染めて言った。
「おおきいの…?はて?おおきいのとは…私のAIには記録されていない言葉です」
「なんだとぅ〜?!」
せっかく婉曲な表現をしようとしたのに、それは許されず、Zロリはそのものズバリの単語を言わされてしまった
しかも 声が小さいと認識できないとか言われ、数回くりかえして言わされる始末だ。
「くぅう〜…カッチョいいおれさまが…そんな言葉を何回も〜…」
涙目で便器に座っているZロリをなぐさめようというのか、またトイレが話しかけてきた
「泣かないで下さい。ねっ、」
「うるさいなぁ!」
「ごきげんを直して下さいよ。…こんなキレイな菊門初めて見ましたよ!」
「な、なにぃぃ〜?!」
急にそんな単語を聞かされて、ショックのあまり がばと立ち上がろうとしたZロリを、トイレの壁から生えてきた
数本のロボットアームが押さえつけてまた座らせた。
「“大きいの”って表現がわかんないのに“Kクもん”って単語は出るのかぁぁ”!!(Zロリには恥ずかしくて言えない!)」
「博士が教えて下さったのです…あなたのは形といい、色つやといい、すばらしく美しいと!これが本物なんですね!感動だ〜
ここからどんなステキなものが私に降り注ぐのか、楽しみでたまりません!!ささ、早く早く!」
「そんなこと言われちゃ〜出るもんも出なくなるじゃないかぁぁ〜!!」
「なんですって?それは大変!」
そう言うが早いか、ロボットアームはZロリの尻尾の下にすべり込み、つぼみを広げて侵入してきた
中で蠢く指に、追い立てられるように呼吸が速くなる。
「はぁっ!なっ、何すんだ!!やめ…やめろっ…あぁ…!!」
「遠慮しないで。きちんと出さないと体によくないんですよ」
「してない!遠慮してない!!痛てッ!…痛ててぇ〜!!」
「大丈夫です。最初は痛いけど、すぐに気持ちよくなるって、博士がおっしゃってましたからね…ホラホラ…
気持ちいいでしょう?ね、いいでしょう??…まだ気持ちよくないんですか?…よ〜し!がんばるぞ〜!!」
頭がクラクラしてきた。これ以上がんばられてはたまらない
「気持ちいい!!…気持ちいいからやめろ!!…やめろって〜」
「それでは、私と あの脚のマッサージ器とどちらが気持ちいいですか??どちらですか?答えて下さい!」
トイレのくせに負けん気の強いヤツだな〜と思った。
ここでやっと脚のマッサージ器モニターはここへ導くための口実だったのかと気がついたのだが、
今はただ…全身の穴からいろんなものを出しながら、うすれていく意識と格闘するしかないZロリだった…
おそまつさまでした。(2006年6月10日)
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