タイトル未定
「ああ………ハラへっただ………」
「もうちょっと奥に入ってみるかあ…」
食べられるものを探してだいぶ山奥に入って来てしまった。
あちこち掘り起こしても、木に登っても、食べられるものは見つからない。
逆方向に歩けば町があったのかも知れないなどと考えたが、もう動くのも億劫になってきた。
これ以上体力を消耗するより、もう寝るか…。と思った時、空腹で敏感になった嗅覚が水の匂いをとらえた。
水でもとりあえず腹は膨れる!!
「おまえたち、水が飲めるぞ」
「え〜……水だか〜?!」
「ぜーたく言ってる場合か!」
草むらをかき分けてたどりついたそこには、こんこんと泉がわいていた。しかも、ホコホコと湯気までたっている。
「おおっ!!こりゃ温泉じゃないかぁ!!」
Zロリはすばやく服をぬぐと温泉に飛び込み、ついでにんぐんぐと喉を鳴らした。
「ぷっはぁぁ〜〜!うっめぇぇ〜!!」
「わ〜いホントだぁ!!」
当然周りはみんなお湯。飲み放題だ。中からも外からもすっかり体が温まった。
あまりに最高すぎてなんだかまぶたが重くなってきたなぁ…と思うZロリの目の前に急に人影が現れた。
「わっ!!なんだ?!今まで気がつかなかったぞ!!おかげで眠気がふっ飛んじまったぜ」
「ああっ…また失敗か……ボクはダメだ………!!」
彼はなぜか、そうとうガックリきているようだ。
「失敗って?なんかあったのか?」
「いえ。なんでも…」
「話してみると楽になるだよ。オラはIシシ」
「オラはNシシだ。そしてこちらがZロリせんせ」
それを聞いた彼の顔がぱっと明るくなった。
「あなたがZロリ先生ですか!お話は妖怪先生からよく伺っています。あ、ボク、睡魔と申します」
「すいま?だからここで泳いでいたのか!」
「…それは Swimmer」
お約束のボケをかましていると、聞きなれた声がした。
「Zロリ先生!探しておりました!」
「あ。妖怪学校の先生!このすいまクンも生徒か?」
「先生〜ボク、この人を眠りに誘うことができませんでした。…かえって眠気を飛ばしてしまって…」
やっと睡魔の意味を理解してZロリは先生に言った。
「いや、睡魔くんなかなかいいセンいってたぜ。おれさまもう少しで寝ちまうところだった」
「ホントですかZロリ先生!!よかったじゃないですか睡魔くん」
「ありがとうございます!!Zロリ先生にそう言っていただくと、励みになります!よし今度こそ!」
「Zロリ先生はやっぱり生徒に自信をつけて下さる。ありがたいことです」
「いいなあ………睡魔くん…」
喜ぶ睡魔の後ろで陰気な声がする。
「キミは?」
Zロリは彼が誰なのか知らなかった。………知らなかったから仕方がないのだが、
彼とまともに目があってしまった。
彼の目から発せられたものが、Zロリの体に変化を起こした。
体が少し熱っぽくなったのは、温泉で温まったからだと思っていたが、そればかりではなかった。
何より…………そんな兆しが何もなかったのに、体の一部がその状態に出来上がって…………
要するに、人前で湯からあがれる状態ではなくなってしまっていた。
「うぉ?!…………なんだコリャ!!」
Zロリは前を押さえて温泉の中にしゃがみ込んだ。もうそろそろあがってもいい頃だったのに。
「どうしました?Zロリ先生」
「せんせ、もうあがらないと、のぼせるだよ」
「ああ、みんなおれさまのことは気にしないでくれ」
「そうですか?ではみなさんここでお弁当にしましょう。さ、IシシさんとNシシさんも」
「わ〜!!オラたちの分もあるだか〜」
「ありがとうございますだ、妖怪せんせ!!」
みんなは温泉の近くで弁当を広げておいしそうにパクついている
「あああああ………」
Zロリは空腹だったのを思い出してしまった。温泉のお湯でそんなに腹がもつワケないのだ。
よだれが滝のように湯の中に流れ込んだ。あの、大浴場によくあるライオン状態だ。
「お、おれさまにもちょうだい〜」
「はやくあがってくればいいだよ」
あがりたいのは山々だが、今はとてもあがれる状態ではない。恥ずかしすぎる。
「ここで食べるから持ってきてくれぇぇ〜」
「そんなお行儀の悪いこと、ダメだよ。せんせ」
こうしている間にもお弁当はどんどんみんなの腹に納まっていく。
「ああ…おれさまどうしたらいいんだ…………」
思い当たるなんの理由もなく元気なミニZロリに困り果てているうちに頭がぽ〜っとしてきた。
このまま湯あたりして、みんなに助けられるような事態になってはマズい。
「Zロリ先生……なんだかスミマセン」
いつの間にか、彼が近くに来ている。
「あのとき、キミ、おれさまに何かしたのか?…じゃ、これをなんとかしてくれ」
そう口に出してから、自分の言ったことの意味を考えると頬がかっと熱くなった。
「な、なに言ってんだおれさま…………!!」
彼はしばらくうつむいて考えていたが、やがて言った。
「わかりました」
それと同時にZロリの体はふわりと浮き、湯からあがっていた。
食事中のみんながいっせいにこっちを向いたので、Zロリはあわてて地面に伏せた。
「Zロリ先生、こっちを向いて下さい」
彼がZロリの体をひっくり返そうとする。
「コッコラ!!やめろ!」
早くなんとかしてくれと言いつつ、なんとかしようとすると抵抗してしまうZロリに彼は困った様子だが、
それ以上にZロリは困っていた。妖怪先生が近付いてくるのだ。
「妖怪先生〜こ、来ないでくれぇぇ〜!!」
必死で叫ぶ声が届かないらしく、
「はぁ〜?!何ですかZロリ先生〜?」
などとのんきな調子で言いつつ、どんどんこっちへ来る。
「来ないでくれって言ってるのにぃぃ〜!!…………キャ―――――ッ!!」
突然目の前の彼の体が割れ、無数の細い触手が現れたので、Zロリは悲鳴をあげた。
「おお、キミ、変身できたじゃないですか」
「は、はい、Zロリ先生をなんとかしてさしあげようとしたら…」
妖怪先生と彼の明るい声と、うじゃうじゃぐねぐねと蠢く触手のミスマッチはZロリを混乱させた。
何より、妖怪先生はZロリの状態が全く気にならない様子なのだ。
「ようし、本気出しますよ!」
さっきまで陰気だった彼とは別人のように力強く言う声と同時に触手がZロリの体を這い回った。
一本一本がヌメッとゆーかザラッとゆーか、……舌のような感触をしている。
(わああああっ!!待て待て!!や…だッ…………あぁ…あ―――――――――ッ
妖怪先生っ……みっ……見ないでくれぇぇ―――――――――ッッ!!)
触手はZロリの自由を奪い、雄に絡みついて擦りあげるような動きをしつつ、先端に入ったり、出たりを繰り返した。
後ろの穴にも数本の触手が出入りし、その度にZロリの体は大きく揺れていた。
触手から分泌される粘液とZロリの体液が混ざり合う水音。そしてZロリの悲鳴混じりの喘ぎ声が暗い森に響いていた。
「あの〜、なんだかZロリ先生、苦しそうですが、大丈夫でしょうか……?」
「大丈夫。あれはよがってるだよ」
「いんや〜、せんせ、最高だな〜」
全く動じない様子でニコニコと見ている双子に、妖怪先生も安心した。
「そうですか。喜んでいただけててよかったです」
そんなのんきな空気の中、Zロリはかすれた呻き声をあげ、白濁した液が脈打つように何度も中心から迸った。
やっと触手から開放された後も快感の余韻が残っていて、しばらく痙攣が止まらなかった。
「こんなに感じていただけるなんて、わたし、自信がつきました。Zロリ先生ありがとう!」
「よかったですねえ、淫魔くん!!Zロリ先生、いつも本当にありがとうございます!」
淫魔と妖怪先生が深い感動と共に感謝の言葉を述べるのを、Zロリは放心状態で聞いていた。
おそまつさまでした。(2005年2月11日)
妄想文ほのぼの部屋のTOPに戻る