ここでは、中期投資の手法をお教えします。
テキストに載っている中期投資よりもこちらの手法の方が、断然に投資効率はいいので、中期投資をしたい方は、まずは、こちらの手法を参考になさってください。
さて、さっそくですが、銘柄選定の方法から、この方法は、デイトレもしている方が主な対象となりますが、そうでなくても大丈夫。ただ、専ら中期投資だけでやりたい方は、一度戻っていただいて「パート2」の方がやり易いかもしれません。
では、どうやって中期投資の対象を絞っていくか。
日々のデイトレの銘柄を選定する上で、「ヤフーファイナンス」をみますが、その過程で、「お、これは中期投資むけだなぁ」というものを拾っていくということになります。
具体的には、デイトレの銘柄は、全体的に上昇しているものを選ぶということになりますが、その過程で、ある銘柄の一年チャート(週足・・・ヤフーファイナンスでは週足になっています)を見たときに全体的に下降しているものが出てきたら「お、チャンス」と捉えましょう。
一年を通じて全体的に下降しているものがいいわけです。
さて、全体的には下降しているのですが、「ヤフーファイナンス」の値上がり率ランキングでみているわけですから、その日は当然値上げしているわけです。
問題は、その値上げの幅です。
買いの条件
@1年チャートの週足で全体的に下降していること
A一番最後の週足が、26週移動平均線(緑色)を完全に(下ヒゲが26週移動平均線とぶつからず、26週移動平均線よりも上にある)こと。
B現値が直近最安値から2割以上上げていないこと。
以上の条件を満たしている場合、買いを入れることになります。
が!!!
ここで、さらに安全を期すために、ファンダメンタルズ的な分析を入れていきましょう。
つまり、その会社の会計情報を見ていくことになります。
PERなどなどですね。
このPERなどは、テキストに載っている数値がそのまま使えますから、そちらを使用してください。
以上から、最終的な買いの条件は、以下のようになります。
@1年チャートの週足で全体的に下降していること
A一番最後の週足が、26週移動平均線(緑色)を完全に(下ヒゲが26週移動平均線とぶつからず、26週移動平均線よりも上にある)こと。
B現値が直近最安値から2割以上上げていないこと。
Cテキストのファンダメンタルズの条件が満たされていること。
このときに、なるべく安く買いを入れることになります。
直近最安値から2割以下が望ましいでしょう。
売値ですが、これは、どこまで上げていくのかが全くバラバラです。
1,2割上げてすぐに下げてくる銘柄もありますし、26週移動平均線を超えたところが大きなトレンドの始まりで、その後ドンドンと上げてくることもあります。
ですので、資金効率を念頭に置いた上で、TSで買っていくのが正解でしょう。
目標値は、買値とほぼ同じくして、そこから半分くらい下げてきたら売ってしまいましょう。
もちろん、十分な利益を得られたと思うなら、下げる前に売ることは大いに結構です。