Question(女性版)


―スパ(女性陣)


「ねぇアニス…」
「何ティア〜?」
湯舟に浸かりながら女性陣は他愛もない話をしていたのだが、突然ティアが話題を変えた。顔を真っ赤にして。
「その…大佐とアニスは…ヤったのよね…?」
「えっ…!?」
アニスも顔を真っ赤にした。それを見ていたナタリアも話の内容に気がついて真っ赤になる。
「ティア、はしたないですわよ!」
「それはわかってるわよ!!」
水が跳ねる大きな音がスパ内に響く。それに男性陣は驚いている。アニスは聞かれたらまずい会話なので必死に二人を止めた。
「こら〜大きな声出したら男が気付くでしょ」
アニスの言葉によりティアとナタリアはやっと気付いた。
「「ごめんなさい…」」
「それにしても、ティア何でそんな事を聞くの?」
ティアは顔を真っ赤にして俯いた。
「ルークが最近妙にそういう雰囲気にしようとするのよ。でもやっぱり素直になれなくて…は、初めてだし」
「初めては痛いらしいですわね…」
「だから、アニスにどういう物か聞けば少しはわかるかなって」
アニスは聞いていただけだったがだんだん顔が赤くなる。
「えっと…つまり、あたしの初体験を語れと…」
「…そうよ」
最初は渋ったが、ティアの必死な顔を見て観念した。
「仕方ないなぁ…あれはね…前にここに来た時なんだけど…」








「アニ〜ス♪」
「なんですかぁ?大佐〜」
夕食後にアニスは呼び止められた。そして、ジェイドはアニスの耳元に顔を寄せた。何かを囁く。アニスは満面の笑みをジェイドに向けた。
「わかりました♪それじゃ〜また!」
パタパタと走っていくアニスをジェイドは黒い笑みで見送った。




部屋をノックする音が聞こえて、ジェイドは読みかけの本を閉じた。そしてドアを開ける。
「アニス、待っていました」
アニスを部屋に招き、そしてアニスにバレないようにそっと鍵を閉めてからアニスを追う。
「ベッドにでも座って下さい。それと…お風呂には入りましたか?」
「もちろんですよ〜♪『お風呂に入ってから私の部屋に来て下さい』って言ったの大佐じゃないですか」
ニヤリとジェイドは笑い、グローブを取るとアニスの頬に触れる。
「今日は…何故呼んだかわかりますか?」
「え?わかりませんよ〜…」
不思議そうな顔をしているアニスに耐え切れなくなったジェイドは唇を塞ぐ。だが触れるだけ。アニスの唇をペロリと舐めると。もう一度微笑む。
「大…佐?」
「アニス、貴女の全てを私にください」
そして、もう一度唇に触れる。アニスは微笑み、顔を赤くしながら答えた。
「……はい」
ジェイドは口端を上げた。
「ん…やぁっ…」
胸の突起を舌でくすぐってやると、甘い声が漏れる。ジェイドは行為を止める事なく手を下に向かわせた。
「初めてですから…沢山慣らさなければなりませんね」
そして一本指を入れた。
「んぅ…、痛…ぃ…」
「我慢して下さい。慣れれば良くなってきます」
中で細い指を動かしているうちに、アニスが甘い声をあげ始めた。
「あ…ん…」
「もう一本増やしますよ…」
感じているアニスからは痛みはなさそうだった。寧ろ愛液でジェイドの指を濡らす程で。
「やっ…ひゃあ…」
「アニスのここ、三本も入りましたよ…?」
バラバラに指を動かすとアニスの体が反応する。
「た…いさ、なんか…変だよぉ…」
「一度…イきなさい」
そして秘部の突起を親指で触れてやるとアニスは果てた。
ジェイドは淫らな水音をたてて指を引き抜くと果てたばかりのアニスの秘部に自身を宛がう。
「出来るだけ…力を抜いて下さい…いきますよ?」
そしてアニスの中に自身を埋める。
「あぁぁっ…大佐…痛い…っ」
「少し我慢して下さい…私も少しきついです…っ」
そして奥まで納めるとアニスに口づける。さっきとは打って変わるように優しく。
「そろそろ…いきますよ?」
激しく腰を打ち付けると、最初は痛みを訴えていたアニスの声が次第に嬌声へ変化する。
「あっ…あん…大佐…」
「アニス…っ」
ジェイドは今まで以上に激しく突いた。
「あっー…」
「くっ…」
二人は同時に果てた。ジェイドは自身を抜くと、何度も何度もアニスに口付け、お互いに「愛してる」と伝えた。








「ってな訳〜。こんなんで参考になった?」
「結局…痛いのね…」
暗くなったティアをアニスは宥めようとする。
「でもティア、好きな人の為なら痛みは我慢出来るって!」
「そうですわ。痛いのは一度きりなのですし…ルークの為に我慢ですわよ!」
ティアの表情が笑顔に変わった。
「ありがとう。…頑張ってみるわ」
「うんっ♪頑張って!」
「話も終わりましたし…そろそろ上がりません?」
ナタリアの提案に二人は合意して女性陣はスパを後にした。




オマケ

―次の日


「ルーク〜ティアとはヤったの?」
「あぁ。ジェイドとアニスのおかげでなんとかなったよ」
「ありがとう、二人共」
「いえ、礼を言うのはこちらの方ですよねぇ?」
「「え…?」」
アニスが顔を真っ赤にしたのを見てから黒い笑みをジェイドは浮かべた。
「…二人が愛し合ってくれたお陰でこちらも愛し合えましたから♪」
そこには、ルークとティアがお互いに顔を赤くした姿と、アニスを後ろから抱きしめて笑顔になるジェイドがいた。





女性陣と男性陣が別れたからって…10ページ越えは悪夢です…
今回ギャグっぽくて書いていて楽しかったです。
誤字、脱字には常に注意していますが、もしありましたらBBSにでも書き込んでいただけると助かります。
そして感想をいただけると嬉しくて堪らなくなります。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました♪
ではまた次の機会に!


楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル