Shower


「はぁー…」
大勢の客が楽しく遊んでいるビーチ。皆が笑顔な中で、しいなだけは暗い顔つきで溜息をついた。
「あら…泳ぎに行かないのかしら?」
後ろから声をかけられて振り向けば、そこにはリフィルが立っている。
「もう行く気も無くなったよ…」
「成る程ね」
しいなが言葉と同時に視線を向けた方向をリフィルも見て納得する。そこには、女性に取り巻かれて話をしているゼロスの姿があった。
「さっきまで一緒にいたんだけどね、女達が寄って来てあたしはすっかり邪魔者だよ」
もう一度溜息をつくとしいなは俯く。リフィルはそんなしいなを見てからもう一度ゼロスのいる方を向くと、笑みを浮かべた。
「どうやらそうでもなさそうよ?」
「え…?」
リフィルの言っている事の意味がわからず、しいなが顔を上げると、そこには見慣れた赤い髪。
「いやー待たせて悪いな、しいな」
「ゼロス!?何で…」
「何でって…まーいいや。ちょっと俺さまとデートに行こうぜぇ?」
ゼロスはしいなの腕を強引に引っ張る。しいなは周りを見てみると、先程までいた取り巻きは皆バラバラに散っている。




「はい、到着」
「ここは…」
着いた場所は、簡易シャワーの着いた店の前。しいなは店の中に入るのだと思い、店へと歩き出そうとした、その時。
「おっとしいな、そっちじゃないぜ」
「へ…?」
言葉のすぐ後に、強引に腕を引っ張ると、シャワー室へとしいなを押し込み、自分も中に入る。
「痛っ…」
しいなは引っ張られた腕の痛みを訴えるが、その手は離さずに、即座に噛み付くようにキスをする。その瞬間、しいなが激しく抵抗した。
「ん…っは、やだっ…」
「ダーメ」
抵抗を抑えつけてもう一度キスをする。無理矢理唇をこじ開けて舌を絡めると、しいなの身体から力が抜けていく。
「ふ…んぅ…っ」
暫くすると、苦しくなったのか、しいなが弱々しくゼロスの胸を叩く。それに気付くと、唇を離してしいなの水着をずらす。
「あ…っや…」
「いーじゃん…しいな、シたいだろ?」
しいなは拒否するが、ゼロスは胸の突起を弄りながらやめる気配は全くない。
「だから…ぁっ、て、こんなとこ…っ」
「ホテルよか刺激的でいーんでないの?それによ…俺、こんなになってるから無理だわ」
愛撫の手を止めずに身体をより密着させ、張り詰めた自身をしいなに押し付ける。その感触に身体が震えるのをしいなは感じる。その時、不意にゼロスの手が下に伸びた。
「あ…ん」
「しいな…これ、何?」
水着の上から秘部をなぞる。水着は既に湿っていて、なぞる指に感じたのか更に濡れていく。
「しいなは海に入ってないはずなんだけどなー。なんで水着濡れてんの?」
「んぁ、知らなぁ…っ…」
「へぇ…」
ゼロスは水着を僅かにずらすと、秘部に直接二本の指を入れた。
「あっ…んんっ…」
「こんなになってんのにこれでもまだ知らないとか言うんだー…しいなちゃんは」
ある一点を強く責めると、しいなの中が急激に締まる。
「ひぁ、んぁぁぁあっ」
「こーら、あんま声出してると…バレちまうぜ?」
しいなの口を手で塞ぎ、愛撫を続ける。すでに秘部からはクチュ、クチュと卑猥な音が響き続けている。
「んふぅ…んん…っ」
「また濡れてる。興奮してんの?」
笑みを浮かべて、ゼロスは指を一度引き抜くと、その場でしゃがみ込む。そして、先程よりも水着をずらし、秘部を晒させる。
「んくっ…ぁ…」
そして、舌を秘部の中へ入れた。
「やん…っ」
「やべ…甘い」
舌で責めるのを止めて突起に吸い付くと、しいなは身体をビクビクさせる。
「あっ…んー…んぅ」
先程から、声を出して喘ぐ度に、ここが人に聞こえてしまう場所であると気付き、声を抑える。そんなしいなを見て、ゼロスはニヤリと笑うと、秘部から口を離した。
「ん、ぁ…?」
「なぁしいな、声出してーんだろ?」
しいなは答えに迷っていたが、やがてゆっくりと頷く。ゼロスはそれを確認して、シャワーを思い切り捻った。水が急に出て、二人を濡らしていく。
「ホテル、帰ってからでもいいぜ」
「あ…ほ、んと…?」
「あぁ、本当だぜ」




「ただし、俺のをちゃーんとご奉仕してくれたら…な」
「なっ…そん…な、出来な、ぁっ」
「出来ないなら、ここでしいながやらしく喘いでる姿、通り掛かりの皆に見せなきゃならねぇな」
「やぁ…」
ゼロスは水着から自身を取り出すと、しいなの秘部に滑らせる。
「ほら、さっさとしないと挿れちまうぜ」
「あ…っん、やぁ…」
すると、後ろを向いていたしいながゼロスを見る。
「する?」
「…う、ん」
それまで抑えていた腰を離すと、しいなは自ら膝を付いた。そしておずおずとゼロスの自身に触れた。
「ほらしいな、咥えて…」
ゼロスに促されて、咥える。暫く愛撫していると、先端が弱いとわかり、しつこく舌で舐めた。
「っぅ…そこばっか、だな」
「ここが良さそうだったから…」
「そ?てっきり…早く、ホテルに行きてーのかと思った」
図星だったが、何も言わずしいなは再び咥えると、今度は強く吸い上げる。すると、ゼロスは呻いた。
「しいな、出る…っ」
「んんっ…ん」
途端、口に白濁が広がる。吐きたくなるのを我慢してそれらを全て飲み込むと、口を離した。
「…何も言わなくても飲んだんだ。偉いな」
「ケホ…ッ」
「顔についてる」
ゼロスはそう言うとしいなの顔についていた白濁を舐めとる。
「ん、苦い。しいなはいつもこれ、飲んでんだよな…」
「うん…?」
「可哀相になぁ〜しいなのは甘いのに」
何も言えず、一気に顔が赤くなる。そんなしいなを見てゼロスは笑うと、シャワーを止めてしいなを抱き上げた。
「さぁて、俺さまがまた勃っちまう前に、ホテルへ帰るか」
そのまま足早に帰り、部屋へ戻ると浴室に向かい、しいなの水着を脱がせる。そして自分の水着も投げると、浴室の椅子に座った。
「ここなら、いくらでも声だしていいからな」
しいなを膝の上に座らせ、首筋に吸い付き痕を残す。そして後ろから秘部へと指を入れていく。
「あ…んっ、あぁぁ」
「声、エロい…」
ゆっくりと中を掻き回し指を引き抜くと自身を宛がった。
「挿れるぞ」
「あっ、待っあぁぁぁっ!」
突然の挿入のせいか中々入っていかない。
「力、抜けって…」
「ひぁ、だ…って…」
それでも何とか深呼吸をして力を抜く。するとそれを見計らいゼロスは一気に奥まで押し込む。
「入った。ほら、鏡見てみろよ…しいなの顔、すげーヤラし」
「ぅ…やぁっ…」
目の前の鏡にはゼロスと繋がってしまっている自分の姿が見えて、しいなは思わず顔を背けた。
「何だ、もう見ないのか?」
「あ、み…なっあぁ」
「残念。可愛いのに」
可愛いと言われてしいなの中が締まる。その感覚にゼロスは息を詰まらせる。
「っぅ…も、限界」
「ひゃあっ、んぁぁ…」
何度も突き上げると、しいなの中が締まる。
「イきそ…?」
「あっ…ふぁぁっ」
何度も頷くしいなを見て更に腰を早く進める。より深く繋がろうと、閉じていたしいなの足を広げた。
「あ、や、イっ…く…ぅあっーー…」
「…っく」
じわ…と中に暖かい白濁が広がる。
「やべ…悪い」
「ふ…ぅ」
しいなの中から引き抜き、向かって座らせるとキスをして抱きしめた。








「悪かったな」
後始末を終え、浴槽の中に二人で沈みながらゼロスは言う。
「何がだい?」
「ビーチで一緒に行こうって言ったの俺だったのによー…まさかあんな沢山来るとは思わなくてさ」
「いいよ…怒ってないからさ」
ゼロスはしいなの頬にキスをすると耳元で囁く。
「好きだぜ…」
「馬鹿ゼロス」
目が合った時、自然と笑い、お互い唇を重ねた。





初、シンフォニア小説はゼロしい裏でしたー!!
初物が裏ってどうよ?もう終わってますね。
相変わらず駄文で申し訳ありません。ここまで読んで下さってありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします!


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