1.処女
「あっ…ん…」
「初めてですから、沢山慣らしましょうね」
卑猥な音を起てながら白くて細いジェイドの指がアニスの秘部で出し入れされる。感じる場所を探られ、何度も擦られる度に頭が真っ白になる。一方、ジェイドは余裕そうに楽しそうにニヤニヤしながら見ている。
「…そろそろいいですかね?」
「ふぇ…」
暫くして指が引き抜かれ、アニスの返答を待たずに秘部に宛てられる自身。何度か上下に擦られると、ジェイドが急にアニスにキスをする。
「爪、立ててもいいですから。しがみついてなさい」
「え?……あぁぁぁっ―――!!」
不意に訪れた急激な痛み。痛みを一瞬で終わらせようとしているのか腰がぐいぐいと押し付けられる。
「あぁぁっ……い…たぁ…!!」
「…っ、狭い……」
息を詰まらせるジェイドの顔は歪む、と言ってはいるもののアニスの余裕のなさそうな顔とは大違いだった。全てが納まり、動かずにいると痛みも和らいできた。結合部分から出た鮮血がシーツを汚していた。
「ずるい……」
「…何がですか?」
「あたしばっかり初めてで、大佐は慣れてて、余裕あって…」
目を丸くしたジェイドだったが、ふと我に帰るとクスクスと笑う。
「何ですかぁ?」
「嫌ですねぇ。余裕なんて、ありませんよ。本当なら…今すぐにでも貴女をめちゃくちゃに抱いてしまいたい」
「…ロリコン」
「おや、私をロリコンにしたのは貴女だと私は思っていましたが?」
確かに、好きにさせたのはアニスなのだが。
「ん…」
急にアニスの身体に疼きが走った。アニスは身体をもぞもぞと動かす。
「…もう、平気ですか?」
「うん…でもね…」
ジェイドが首を傾げるとアニスが顔を真っ赤にしてジェイドの耳元に唇を寄せた。
「優しく、して下さい」
ジェイドは優しく微笑み、頬にキスを送った。
「ええ、アニスのおねだりですからね」
ジェイドは本当に愛おしそうに抱きしめると、律動を開始した。
END
処女または童貞という事でしたがジェイドが初めて、なんて想像出来ないのでアニスの初体験で。甘めに仕上げたつもりですが…撃沈。