5.秘処攻め
「ん、んぅ…っ…」
「おやおや、随分頑張りますね。これは私も虐めがいがあるものです」
秘部の外側を愛撫していた舌が中に差し込まれ、声を出してしまいそうになる。それを口をきつく閉じて堪える。目尻から溢れた生理的な涙が頬を伝う。
両手をバスローブの紐で縛られている為に、それを拭う事も抵抗する事も許されない。そして、背中に触れるドアの先から聞こえる仲間達の楽しそうな声に、先程ジェイドから言われた約束を思い出した。
そして絶対に声は上げてはならないと再認識する。
「…んっ」
思考が止まり、何も考えられなくなる程の快感の波が訪れ始める事に絶頂が近い事を感じ取る。だがここで絶頂に達してしまえば約束を破る事になる。
自由がない以上、堪えるしかないと唇を噛み締めた時、今まで足を開かせていた右手が快楽の為に膨らんだ突起を愛撫した。
想像以上の快楽に耐え切れずに頭が真っ白になり、咄嗟に口を開いてしまう。だが声はキスによって塞がれ、飲み込まれる。
「んー……っ」
唇が離れると、笑みを浮かべたジェイドと視線がぶつかる。逃げ出せるなら逃げ出したい。だが、そんな事が叶う訳もなく、諦めて抱き上げるジェイドに対してされるがままになるしかなかった。
「『声を出したりイったりしたらお仕置きですよ』と伝えましたよねぇ?勝手に達したという事はお仕置きを受ける覚悟があるという事ですか。なら早速部屋へ戻りましょう」
彼の言葉に応える事すらせずに、首に手を回す事で肯定を示す。そして二人は個別のシャワー室から出て行った。
スパのネタで。皆にばれないようにこっそりと個別シャワー室にてにゃんにゃん…。しかも声を出したらお仕置きという条件付き。
水着姿のアニスに大佐の理性なんて吹っ飛んでしまえばいいんだ(おい