まず、開発に必要なものは次のものです。おそらくここを見ているみなさんなら準備はできていると思いますが。
SDK のインストール時に、なにやら Debug か Retail か質問されますが、どっちを選べばよいかわかりませんw
Debug だと、その名のとおりデバッグがやりやすいらしいのですが。
正確な情報をお持ちの方はこちらまでご一報お願いします。
ここでは、DirectX のウィザードを使用せずに新規プロジェクトで作業を進めていきます。それゆえ、DirectX を VB.NET から利用するためには、まず参照設定というものをしなければなりません。参照設定の手順は以下の通り
これで参照設定が完了です。4, 5 の手順は1つずつ選択していっても OK です。
さて、これで準備は万端、、、といきたいところですが、もうひとつ作業が残っています。別に必須の作業ではありませんが、名前空間をインポートしないとコードを書くときに面倒です。各クラスファイル ( *.vb ) の先頭に
Imports Microsoft.DirectX.Direct3D
を追加しておきましょう。そうすることで、例えば Device クラスを利用するときに
Dim dev As Microsoft.DirectX.Direct3D.Device
と書くところを
Dim dev As Device
と書くことができます。
但し、Microsoft.DirectX.Direct3D.Device クラスと Microsoft.DirectX.DirectInput.Device クラスを同時に利用するときは
Imports Microsoft.DirectX
( 中略 )
Dim 3d_dev As Direct3D.Device
Dim input_dev As DirectInput.Device
とするのが最もスマートだと思います。まあ、ここらへんは問題ないでしょう。
では、次回からいよいよ Direct3D をつかってみましょう。