メインキャラ紹介
注:序盤のネタばれを含みます。
| フィルシス・クロフォード 18歳 168p 創造神の世界の大国・レンドラント国の聖騎士団団長。 騎士の割りに華奢。整った容姿で実年齢より幼く見える。 幼い頃、家族を暗黒神官の部下に殺され、聖騎士団へ入団。 清らかな心を持つ者だけが使える聖剣に認められた、唯一の騎士。 暗黒神官を倒して世界を救ったが、相討ちで自らも致命傷を負う。 しかし部下のシャーレンの魔術で、嫌々狼の幻獣と合成させられたので死ななかった。そのせいで人間ではなくなり、明るい茶の髪、青い目だった容姿が、白銀の髪、赤い目に変わってしまった。耳や足首から下の部分も狼のものに変わり、白い尾が生えている。 不幸な生い立ちだが、性格は荒むようなことはなく、誠実で優しい。 それ故シャーレンに対しては、その仕打ちに反発しながらも、憎むことができずにいたり、ラークに対しても、戦争中に彼の部下を殺してしまっていることに対して、後ろめたさを感じている。 |
| シャーレン 見た目20代 182p 宮廷魔術師長。フィルシスの育ての親で部下。 だったが、実はスパイで、暗黒神官の四天王の一人・暗黒の魔術師。 水色の長髪、青い瞳をした中性的な美貌の持ち主。 順調に密偵活動を行っていたが結局は、フィルシスに惚れていたので、暗黒神官を裏切って見殺しにした。その後は、瀕死のフィルシスを幻獣と合成させて助け、本性を現して自宅に連れ帰る。そして嫌がる彼に首輪をつけて自分好みに調教する。 密偵時は堅実で優しいフリをしていたが、本質的に冷酷。 フィルシスとラークにだけは優しい(?)。 |
| ラーク・ジル・ライズ 見た目20代 188p 暗黒神官の四天王の一人・暗黒騎士団長で、シャーレンの友人。 短い赤い髪と黒い瞳、目つきが悪い時が多いが、穏やかにしていれば精悍な顔立ち。騎士らしい逞しい容姿。額に一本の角を持つ黒馬の幻獣、黒蹄を持つ。暗黒騎士団長に代々受け継がれる漆黒の長剣を自在に操り、その剣の腕は、聖剣を使われなければフィルシスと互角な程長けている。 フィルシスに対しては、最初は恨みや復讐心などの冷たい感情を抱き、冷淡な態度をとっていたが、徐々にわだかまりが解けていく。 シャーレンにはぞんざいに扱われながらも、頼りにしている長い付き合い。 性格は、自由奔放なのが好きで、何かに束縛されるのは好きではない。 良く言えば寛大、悪く言えばいい加減。 部下にも厚く慕われるなど、実は結構面倒見のいい人。 |