とある惑星の一国サイハに、敵国のスパイが発見された。
スパイは捕えられ、自国のセキュリティのパスワードを吐かせるため、拷問研究室に送られた。
白衣を着た科学者らしき男は、スパイを拷問するために、服を脱がせた。
「お前、サイボーグなのか?」
興味深そうに男が言う。
「そうだ、俺の体の50%は機械だ。拷問しても無駄だ。
脳は改造されて、記憶を引き出そうとすると、記憶は全て消去される。痛覚は取りのぞかれた」
「ほう…ケイハ国は機械技術の研究が大分進んでいるようだな。完全なアンドロイドは先をこされるかもしれんな。
だが、こちらも全く何もしていないわけではない。お前は痛覚は取りのぞかれたと言ったな」
男はそう言いながら、脳に器具をあてて、調べる。
「ふ…どうやら、快楽は取りのぞかれていないようだ」
「それがどうした…」
「いきすぎた快楽は、苦痛となるんだ。試してみるか?」
そう言うと、男は様々な器具を取り出す。
「お前を改造しよう。快楽しか感じられない体に」
「何…」
「性器はついたままなんだな」
意味深に言うと、男は作業を始めた。
数日後、作業が完了した後すぐに、スパイのサイボーグは、何もされていないのに、快楽を感じた。
「あっ…んぁ…」
思わず喘ぎを洩らす。
「気持ちいいだろう?」
男が玩具を見るような眼で、体に触れるとサイボーグは背をそらす。
「あぁん…あぁ…」
快楽はどんどん大きくなっていく。
よがるサイボーグの足を開かせて、固定する。
その瞬間彼はついに射精した。
「あぅっ…あっ…」
それを見た男は、冷たい笑みを浮かべると、台に乗り、サイボーグの後孔にいきなり自身を挿入した。
「やあああぁぁぁ…!」
生身のまま残っていた前立腺を突かれ、さらに巨大な快感に、スパイは大きく背をそらせ、射精する。
「元に戻してほしいか?」
「あっ…あっ…」
スパイは言葉を出せずに、涎をたらしながら、ただひたすら頷く。
「お前の雇い主のセキュリティのパスワードを言うんだ」
男は言いながら、楽しそうにスパイの後孔を貫く。
大の男が子供のように泣き叫ぶ姿が、面白く思えた。
「ひあぁぁっ…!言うからぁ…パスワードは…4583…DBZ…んあぁぁぁうっ」
仰け反って、また射精する。
「そうか、わかった」
男は冷酷なほほ笑みで、スパイの乳首をつまむ。
「やあぁんっ!あ…んぁ…早く…元に戻してぇ…ぁっ」
ほんの少し触れられただけなのに、電気のように激しい快感が、体中に火花を散らしていく。
「戻せない」
後ろを突き、乳首をいじりながら冷たい微笑みで言う。
「はぁ…はぁ…!な…んで…んぅう…ああぁぁんっ!」
もう何度目かわからない射精をする。
腹の上には白濁した液が溜まっている。
「お前の痛覚を戻せないのと同じ理屈だ」
「そん…な…やぁっ…!」
機械化された時、決して理性を失わないように脳を改造された彼は、気絶することも狂ってしまうことすらできなかった。
「楽になりたいか?だが現在我々の技術ではお前は殺せない」
喘ぎ続けるサイボーグを、ほんの少しだけ哀れむ。
しかしそれもすぐに、嗜虐的な悦びに変わる。新しい発明が成功する事が科学者の喜び。
「ああっ…あっ…んあああああっ!」
すでに性器からは透明な液しか出なかった。
しかし勃起はとまらない。
「ははは、もっと淫乱な姿にしてやろう」
不気味に笑って男は犯すのを止め、彼をキャスターに縛りつけ、地下研究室につれていく。
たくさんの機械のコードで、彼の体を宙ずりに固定する。
「あうぅ……ッ」
太いコードを後孔に入れて、先が前立腺を刺す位置まで入れる。
細いコードを醜く膨らんだ性器の先端に挿入し、尿道の中を通す。
先端に鋭い針のついた二本のコードを見せると、彼が快感の中に怯えを見せた。
「大丈夫、これも気持ち良いさ」
それを彼の乳首にずぶずぶと刺していく。
「んあんっ…!」
ひときわ甲高く喘いだ彼を、面白そうに見た後、スイッチを押すと、彼の後孔の奥の前立腺と、性器の先端にとりつけられたコードを電流が流れた。
「ひぎぃ…あ…っ…やあぁっ…!」
彼はあまりの快感に大きく仰け反り、腰を振り、悲鳴はやがて声にならなくなり、白目をむく。
多分もう二度と閉じられることのないであろう口からは、よだれがあふれている。
男はほくそ笑むと、スイッチは入れたまま、部屋から出て扉を閉じ、ロックした。
でもまた数日後には戻る予定だ。
あの男を、さらに強い快感を感じるように改造するために。
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