ぽんぽこぽん









放課後
夏が近いせいなのか
もう7時だというのに外はかなり明るい




「・・・何してんの?」



自分を待っているアイツが指定の場所にいないことはいつものことながら
自分を待っていることを忘れて何かに熱中しているのを見るのは いい気がしない



「っっし!!」


「?」


「・・猫がいるの・・」

「は?」

「ほあら〜〜」

(ッカルピン??)

「さっきからあぁしてあくびしてて可愛いんだよ〜
どこの子だろうね 迷子かなぁー?」



いつも自由気ままに旅をする我が飼い猫
ここにいてもおかしくはない





「・・・・あれさ・・・タヌキじゃない?!」

「えぇ!!あれは猫だよぉ」

「よく見てみ」

「・・・・そうかも・・vv」


(信じた!)



「この辺りでタヌキなんてすごぉい!!!」


感激で飛び回る桜乃

意地悪そうな笑みを浮かべるリョーマ


「呼んでみない?」

「逃げちゃうよ?」

「だいじょぶ だいじょぶ」


そう言ってリョーマは手をパンパンとたたく


「〜〜ほあらーーーーー!!」


タヌキはリョーマを確認すると嬉しそうにリョーマに飛びつく


「タヌキさんてなづけちゃうなんて
リョーマくんすごーーーーい!!!!!!!!!」

「まぁね」


リョーマを心の底から尊敬する桜乃

そんな純粋な乙女をからかうリョーマ


「わぁーーームツゴロウさんみたいvv」

「まぁ・・・ね・・」




<おしまい>


―――――――反省――――――――

こんなに桜乃んは鈍い奴ではないですね
ごめんなさい
でも書いててすっげーー
『桜乃だよーーーーーっ』って思ってしまいましたね
すみません
久々なのにこれかよ
読んでくださってありがとうございました




























































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