トランプ










男子テニス部レギュラー
日頃の活躍を祝って
竜崎宅でパーティを開くことになった






「楽しみだにゃ〜〜」


「もちろん、竜崎さんもいるんだよね? クス」


「でももうすぐ試合も近いのに遊んでていいんだろうか・・・」


「大石ィ〜そんなかたいことゆうなよ〜」




菊丸が大石の首を絞める




「大石の言う気持ちもわかるね そうだなぁ
じゃあさ、越前の家にお邪魔させてもらうってゆうのは・・
どうかな?」



「は?」



「だって コートもあるし、パーティもできるし」


「「「なるほど」」」


「いいっすね」


「何勝手に決めてんすか!!オレは嫌っすよ」


「そうだにゃ!!せっかくのパーティの日まで練習したくないにゃ!!」


















リョーマの粘り強い反抗と
菊丸のだだをこねたのとで
最初の計画通りに竜崎宅でパーティをすることとなった















「えーちーぜーん!!行こうぜ!!」


「桃先輩 約束まであと2時間もあるっすよ」


「いいじゃん、ちょっとくらい早くったって!!」


「よっぽど楽しみなんすね」




とかなんとか言いながらちゃっかり準備は整っているリョーマ




桜乃の家に行くと
まだ1時間ちょっとあるというのにもう全員集まっていた



「あの越前もこんなに早くきたんだね」


「余計なお世話っすよ」


「竜崎さんに会えるもんね」
















「桜乃ちゃん〜!!もう皆さんきてるから〜迎えに出て」


「ちょっと待ってよおばあちゃんっ
まだあと1時間もあるよ?」


「みんな楽しみにしていたみたいでな」


「・・・リョーマ君ももう来てる?」


「あぁ、アイツもおるよ」





桜乃も今日が楽しみで3時間前から
身支度は完了している




「こんなんでいいよね?」



鏡で自分の姿を一通りチェックしてから
玄関へと向かった







ガチャ





「どっどうぞ・・・」


「竜崎さん 今日も一段と可愛いね ニコ」


「「「「「お邪魔しまーーすっ」」」」」





「お前たち、よく来たね まぁお上がりよ」




みんなを応接間に連れていく




「ちょっと早いけど思いっきり食べな!!」












「竜崎さん、隣いいかな?」


「あ、はい」


「おっと・・越前が恐いから今日はやめとくよ
越前ここどーぞ」


「リョーマ君?」


「不二先輩今日は優しいっすね」


「いつもだよ 越前」


「ずーるーいーにゃーー!!桜乃ちゃんの隣は俺なの!!!」


「英二、ここは譲ろうよ」


「嫌ーー!!」


ちょっとの言い争いの時間でも
料理は着実に減っていく


「俺の肉〜〜!!」


「先輩取らないでくださいよー!!」


いろいろもめている間に
乾が桜乃の隣に座っていた


「間をとって俺ってことで」


どこが間だよっ!!とみんな突っ込みたかったが
それどころではない!!
食べ物がかかっているのだから




(これで越前のデータがとれるな・・・ククク)





みんなの腹が満たされたので
王道のトランプやUNOが始まった





「スペードのAを海堂が持っている確率85%」







「ウノ!!」


「桃、さっきからずっとウノっつってるけど
全然上がれないにゃ〜っ」


「ほっといてくださいよっ!!」























「ねぇ竜崎」


「何?」


「暇?」


「うん・・ ちょっと・・」


「竜崎の部屋行きたいな」


「え?え?」


「いいでしょ?」


「///////うん・・・」












2人が部屋を出ていったことは誰も気付かない

というわけはなく

不二はしっかり気付いていた


「僕、ちょっと抜けるよ」


「どうしたにゃ?」


「不二も気付いたか?」


「あ、乾も?」


「どうしたんすか?」


「面白いことありそうなんだ みんなで行ってみる?」



















「竜崎の部屋って女の子って感じだよね」


「だって女の・・」


「そんな感じしないのに」


「ヒドイ・・」


「ウソだって」


















「いたって普通の会話っすね」



桜乃の部屋のドアに張り付く男たち



「2人って付き合ってるんすよね?」


「微妙なんだ だからからかうのが面白いんだけどね」
























「ねぇ竜崎・・・しよ」


「え?」

















「やばくなってきたね・・クス」


「いいんすかこのままほっといて」


「いいじゃない」

























「でっでも・・・」


「いいじゃん ね」


「先輩たち下にいるよ?」


「大丈夫だって、やさしくするから」



















((((((越前のやつーー!!))))))




















「でも・・」


「お願い、竜崎、ね?」


「ダメだよぉぉ」























「桜乃ちゃんが危ないにゃ!!」


「ここは僕らの出番かもね」




ドカっ




「「「「越前!!!!!」」」」




あれ?


桜乃とリョーマは何かをひっぱりあっている


「先輩たち?」



「ほら、やっぱり迷惑かかっちゃったんだよぉ」


「まだ始めてないじゃん!!どうしたんすか先輩」


「越前たちこそ何してんの?」


「DDR(ダンスダンスレボリューション?)しようと思ってただけっす
盗み聞きしてた先輩たちは何を想像してたんすかね」


「じゃぁゆわせてもらうよ せ」


「だめーーーーーー!!桜乃ちゃんは純粋なんだから!!」


「ごめん、僕としたことが・・」


「とにかく竜崎さん もう越前には近づかない方がいいよ」


「え?どうしてですか?」


「狼だから 越前は さっきのは未遂だったみただけど」


「狼?」


「不二先輩、あとで覚えといてくださいね」


「恐いな・・そうそう僕たちたまたま通りかかっただけだから
そろそろ戻ろう  おっと、竜崎さんも連れていかなきゃ
何が起こるかわからないしね」


「オレなんにもしてないじゃないですかーー!!」


「いこいこ竜崎さんっ」


「せーーーんーーーぱーーーいーーー!!!!!!!!!!!!!!」








<おしまい>





































































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