イオナズンこぴぺ

篠田師範「特技は誘い受けとあるけど？」
ヒカルたん「はい。誘い受け。」
篠田師範「誘い受けとは何のこと？」
ヒカルたん「魔性です。」
篠田師範「え、魔性？」
ヒカルたん「はい。魔性です。囲碁部のひと全員にもの凄い快楽を与えます。」
篠田師範「・・・で、その誘い受けは棋士として働くうえで何のメリットがあるとお
もうのかい？」
ヒカルたん　「はい。ノンケもその気にさせます。」
篠田師範「いや、棋院にはその気になるようなノンケはいないよ。それにその気にな
る
のは照れるよね。」
ヒカルたん「でも、目が潤んで上目使いなんです。」
篠田師範「いや、挑発とかそういう問題じゃなくてね・・・」
ヒカルたん「濡れた口が半開きで、そこから赤い舌がチロチロ見えたりするんで
す。」
篠田師範「ふざけないで。それに濡れた口って何だね。だいたい・・・」
ヒカルたん「無意識に誘っているんです。快楽に正直な体というのは・・・」
篠田師範「聞いてません。帰りなさい。」
ヒカルたん「あれあれ？怒らせちゃっていいの？使っちゃうよ。誘い受け。」
篠田師範「いいよ。使いなさい。誘い受けとやらを。それで満足したら帰りなさ
い。」
ヒカルたん「…ネクタイが苦しいんです。緩めてもらっていいですか？」
篠田師範「俺の理性を試しているのか？」