さよなら若゛(ぜつぼう)先生
(1)
「おまえの目がイヤラシイ!」
おもっくそ図星をつかれて若゛は一瞬だけたじろいだ。
「なんだって!失礼なことを言うな!」
心の声(ななななななんだってっちょ、おま、なんでバレたし!)
「わかんだもんね、なんかさー後ろにひっついてきて(*´Д`)ハァハァしてる変態と一緒だ!」
ヒカルたんはビシィ!と若゛を指さす。
「キミには目が後ろにもついてるのか?初耳だね」
「フツーに振り返るとかって発想はないのかよ!」
「振り返ったらそういうヤツは逃げるだろう普通は!」
「あー、やーっぱ変態の考えてることがわかるんだー」
「違うと言っているだろう!」
(へへへへへへへへ変態ちゃうわ!)
「オレに触りてーとか思ってるくせにこのムッツリ!」
「とんだ言いがかりだな!何様だキミは!」
(めがっさ触りたい超触りたいてゆーかもっと触らせろ服の中に手ぇ突っ込ませろ)
「言いがかりもなにもあるかよ!自然なふりしてすげー触ってくるくせに!」
「被害妄想がひどいね、カウンセリングでも受けたらどうだ?」
(くっそバレてやがる!変なとこで鋭いっ!)
「さりげないだろってドヤ顔で肩とか腰とかに手ぇ回してくるし!」
「それくらい誰でもするだろう!」
ヤバイガチでヤバイ、全部知られてるぅ!若゛の顔に冷や汗がタラリと流れる。
「電車とか本屋で触ってくるヤツらと一緒なんだよ気持ち悪さのレベルがっ!」
「ん?」
「あ゛?」
ヒカルたんはものすごくチンピラちっくに顔を歪めて若゛を見ている。
作画:森田よしのりレベルで。
───沈黙───
「……触る?キミを……触る、だと?」
「だからおまえがそいつらと同類だってさっきから」
「電車でだと?本屋でだと?なんて……なんて……っ!」
「おまえに怒る資格とかねーって話だつっってんだろゴラ」
「許せん!断じて許せん!ボクをさしおいてそんな羨ましいことを!」
……さあ、そこのイイ感じの木まで首を鍛えに行こうか若゛先生。
※※※※
えちーがうまく書けないストレスがたまってムシャクシャしてやった。
反省どころか全くこの程度では足りていない。