1- 100- 200- 300- 400- 500- 600- 700-

おまいら漢ならヒカルたんハァハァだよな?Part68

1 :名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 23:26:28.35 ID:???
ヒカルたんは現在25歳の食い頃だ。
新年をヒカルたんと迎え、ついでに姫初めをねらっているメイツよ。
ヒカルたんをモノにするのは俺だ!
オレ達の天使「ヒカルの碁」のヒカルたんに、24時間、年中無休で(;´Д`)ハァハァするスレッド。
おまえらここで、心置きなくヒカルたんに弄ばれよう。
過去ログ、関連サイト、お約束は>>2-5辺り参照。

前スレッド
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1312643445/

2 :名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 23:28:59.07 ID:???
過去ログ〜〃ヾ▼  ノ
     ⊂(゚▽゚⊂⌒ヽつ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【Part1】 http://school.2ch.net/campus/kako/1014/10140/1014095514.html

【ログ保管庫】 http://hikarutan.chu.jp/makyo/ (過去ログは全部ここ!)
【魔境避難所】 http://jbbs.shitaraba.com/movie/1361/ (困ったときやハァハァ以外はこちら!)

<兄弟スレ>
○趣味の部屋『塔矢愛好会』Part139●
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1317139891/

3 :名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 23:32:54.87 ID:???
【関連スレ】
●ヒカルの碁 和谷12
 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1263022539/
●筒井くんと囲碁を打ちたい子が集うスレ(dat落ち)
 http://hobby6.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1031681695/

【倉庫番さんありがとう!】
●小説倉庫 ※まだ入ってない分はログ取り屋さんの小説倉庫で続きが読めます
 http://ime.nu/blue.ribbon.to/~hikalog/akira/index.php
●魔境避難所 (修正・要望はこちら!プチ避難所、ヒカルたんAA達もこの中に)
 http://jbbs.livedoor.jp/movie/1361/
【ひろたんありがとう!】
●魔境共同お絵描き掲示板(閉鎖) http://cat.oekakist.com/luck7/
 ※今までありがとう、そしてお疲れさまですた。

4 :名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 23:35:49.21 ID:???
(旧・1)http://fox.oekakist.com/ha2hika/ (旧・2は終了しました)
【ヒカルたんハアハアアプロダ】 http://hikarutan.chu.jp/makyo/up/ (春たんの妖艶春画もここに)
【魔境大辞典】 http://hikarutan.chu.jp/makyo/dictionary/h/ (お節介たん、ありがとう!)
【お下劣しりとりログ】 http://hikarutan.chu.jp/makyo/log/shiritori.html
【ムービー宝箱】 http://f22.aaacafe.ne.jp/~kaizo/ (改造たんの力作!)
【ブロック崩し】 http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pen/7331/haahaa.html
(ボールマターリ版) http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pen/7331/haahaa2.html

5 :名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 23:37:28.00 ID:???
オヤクソク〜 〃ヾ▼  ノ
     ⊂(゚▽゚⊂⌒ヽつ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
キモ男なら黙ってヒカルたんにハァハァしようぜ!
煽りや荒らしは大歓迎!
女の子は漢になりきってヒカルたんにハァハァすると(・∀・)イイ!!かも☆

6 :名無しさん@ピンキー:2011/12/13(火) 21:34:35.07 ID:???


7 :名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 12:23:13.21 ID:???
光る?

8 :名無しさん@ピンキー:2011/12/25(日) 11:16:19.25 ID:???
前スレ落ちたのか?

9 :名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 10:05:00.15 ID:???
ことしもよろしく

10 :名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 00:56:17.80 ID:???
ひかるのこ

11 :江戸幻想異聞録・神無月夜 ◆/iQkji7HqY :2012/01/12(木) 03:50:05.24 ID:???

全身が総毛立つ。死ぬほど恥ずかしい。恥ずかしさのあまり、息が詰まって眩暈
がする。
「はっ…ン…ハッ…ハッ…はっ…。」
舌の蠢きに合わせて腰をふるわせてしまう。舌先はゆっくりとそこを解すように愛
撫を続けていたが、固く尖らせてねじ込まれたときには声をあげて求めていた。
「はッ…はぁッ…ん…おかしくなる…」
魔羅が張り切ってボタボタと先走りを垂らしているのがわかった。だが、舌先はそ
れを嘲笑うかのように、一旦、秘蕾を離れて尻の曲線をたどっていった。熱いはず
の舌が涼しく感じるほどに、身体が燃え盛っている。手が光の脇をなでおろし、唇
が背骨に沿って這い上がってきて、背中の上に唇が触れ、生の肌が重なるだけ
でもピリピリして、気がつけば鼻を鳴らしてその感触を求めていた。
「…れて…。」
伊角の手を後ろ手にはっしと掴み訴えるに、唇がうなじをペロッと舐め上げた。
「どうしたんです?」
「入れて…!」
背中を伊角の胸に擦り付けては涙声をあげる。伊角がふふ、と忍び笑む声がした
ように思えた。
「あぁ…!」
苦しいほどに疼いた秘肛に指が入れられた。指が往復するたびに甘い戦慄が吹き
抜け、体がぐにゃりと飴のように溶けていく。

12 :江戸幻想異聞録・神無月夜 ◆/iQkji7HqY :2012/01/12(木) 03:51:34.17 ID:???
指がつぎつぎに増やされ、中を掻きまわされるが体の渇きはおさまるどころか
ますます貪欲に目覚めていった。
「あっあ――いい…もっと激しくして…。」
「ああ…光はかわいらしい顔をしているのに…こんなに淫らなことが好きなの
ですね。」
突如、指がふいと抜かれ、熟れきった菊の蕾が舌先で嬲られた。そこが焼け
付くように痺れて、膝がカタカタと揺れていた。
「はぁんッ!」
「先ほどより敏感になって――ここが…真っ赤に腫れあがって…ます。」
「あァァァ――!」
かろうじて体を支えていた腕の力がぬけ、肩が畳をこすっていた。
「光…もう…」
硬い肉棒が秘肛に当てられたかと思うと、ズルルと襞を割って押し入ってきた。
「……!」
強い快楽に声を失う。ビリビリと体が痺れ、唇のはじから唾液が零れ落ちた。
「きつい――。」
伊角が低く呻いた。少しずつ、肉をわけいるその動きが全身に波紋を起こして
いく。腰を持ち上げられた刹那、雁首が中をこすりあげて一気に奥まで刺し通
した。猫が発情して雄を求めるような、この上なく淫らな形に体が開いている
のはわかっている。
「ううッ…!光――光の中…熱い…」
伊角はそろりと身体を引いた。一分動くたび、まるで高波にさらわれて肉欲の
海に投げ出されるようだ。雁首が秘肛の入り口を擦り、抜かれまいとつい力を
入れてしまう。
「光、そんなに締め付けないでください。」
「あ…あ…やだ…抜かないで…」
「――じゃあ、このまま…。」

13 :江戸幻想異聞録・神無月夜 ◆/iQkji7HqY :2012/01/12(木) 03:56:26.16 ID:???
片腕をとられた。伊角は器用にも光の中に入れたまま、光の身体をこちらに向
かせると、細い腰を両腕で宙に浮かせた。肉棒がぐるりと中を擦りあげ、濡れた
音をあげた。
「あン…!」
「さ、肩にしっかりつかまっていて。」
「う…ん…。」
光は伊角の首に両腕を回して力を込める。伊角が膝立ちになると同時に身体の
重さで固く張り切った雁首がズブリと光を深くえぐった。
「あぁ――!」
腹のあたりが濡れ、伊角と繋がっている部分をつたっていくのがわかる。
「もう――いってしまったのですか?」
ぼやけた視界の中で伊角が困ったような笑いを浮かべていた。深くつきあげられ
た衝撃で達してしまったのだ。しかし、伊角を受け入れている菊座はいまだ冷め
やらず、それどころか更に固く熱い魔羅を求めて蠢いている。
「やっ…まだ…」
伊角は光を抱きかかえたまま、唇を吸い上げ、光もまたそれに呼応していた。舌
同士がもつれた糸のごとく絡む。いつもの男とは違う逞しい体――膝立ちになった
体は光を揺すり上げ、奥深くまで光を犯した。
「あっ…うっう…ん…いい――!」
「気持ちいいですか?」
「あ…いい!いいよぅ――」
揺すられてヌチャヌチャと淫らな音が座敷じゅうに響き渡った。淡い視界の中、ふと、
どこかで砂利を踏みしめる音がしたような気もした――障子一枚隔てた先は侍屋敷
の庭で、まだ昼すぎの明るいうちから嬌声をあげているのを下男や下女が聞きつけ
やしないか心配にもなる。

14 :江戸幻想異聞録・神無月夜 ◆/iQkji7HqY :2012/01/12(木) 04:02:36.81 ID:???
「ん…ん…光…もう…」
伊角が眉根を寄せていた。腰に回した腕の力が強まり、もう一度、強くつきあげ
られる。
「あ――!やめて…!いく…!――いすみさ…いく!」
「――っ!光!出る…!」
「いすみさん――!出してッ!いっぱい!」
「光――!」
伊角が低く呻いて震えた。
それから、どのぐらいか――光はいっとき、気を失っていたのかもしれなかった。
「光――?」
はっとして見上げると、伊角が息を切らしつつ光を覗き込んでいた。
「いすみさ…慎之介さま…」
うっかり達するときにあらぬ者の名を呼んでしまったかもしれない――もっとも、
それで訝しがられることもない名ではあるが――光は一抹の気まずさを感じて
目を反らした。――と、視界の中にうすく開いた障子と、その向こうにある濃い
躑躅の植え込みが見えた。どきりとして開いた障子を凝視していると、今度はは
っきり砂利を踏みしめる音が聞こえた。
伊角もそれに気づいたようで、前を向いたまま鋭く言い放った。
「――なにやつ…?」
縁側の上にひょいと黒い影が落ち、一寸ばかり開いた障子がカタリと開かれた。
「よう、なかなかいい見ものだったぜ、慎之介殿。」
「貴様――!」
門脇が顎をひねくりながら、ニヤリと笑っていた。

(続)

15 :名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 07:02:44.40 ID:???
灼熱たんおつおつー!
こ、これは、3Pの予感…?
光たん、悪いコだねえグフフ

16 :名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 12:29:27.02 ID:???
門脇キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
これは何かが始まるヨカーン…(;´Д`)ハァハァ

17 :名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 13:59:20.14 ID:???
門脇と聞いて先にサンデーの方思い出しちまった

18 :名無しさん@ピンキー:2012/01/24(火) 05:03:54.75 ID:???
前スレ落ちたから移動してきた
灼熱たんは息災か!?
続きが気になるぜ

19 :名無しさん@ピンキー:2012/01/24(火) 22:15:37.17 ID:???
こっちがあってよかった!
ヒカルたん寒いよ
一緒に寝よう(;´Д`)ハァハァ

20 :名無しさん@ピンキー:2012/01/24(火) 22:18:39.26 ID:???
OKOK

21 :名無しさん@ピンキー:2012/01/25(水) 03:24:49.86 ID:???
>>20はヒカルたんのヅラかぶった若

22 :名無しさん@ピンキー:2012/01/25(水) 16:12:11.52 ID:???
うん
若゛のスタンガン見えてた…((((;゚Д゚))))

23 :名無しさん@ピンキー:2012/01/26(木) 01:07:33.25 ID:???
こんな凍える夜は俺の熱い吐息であっためてあげるよヒカルたん(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ

24 :名無しさん@ピンキー:2012/01/26(木) 01:14:23.09 ID:???
ヒカルたんは体温が高いからいつも暖めてもらう側だな( ゚Д゚)y─┛~~

25 :名無しさん@ピンキー:2012/01/27(金) 19:17:26.04 ID:???
ヒカルたんの菊穴とかむちゃくちゃ熱そう…(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ

26 :名無しさん@ピンキー:2012/01/27(金) 22:06:13.07 ID:???
ヒカルたんの菊門で暖を取る…(・∀・)イイ!!

27 :灼熱 ◆/iQkji7HqY :2012/01/27(金) 23:45:26.07 ID:???
ご無沙汰しております、灼熱です。
>>18タンの予想通り、ちょっと体をやられていまして、で一時帰国中です。
ま、来週には戻るんだけど。

28 :名無しさん@ピンキー:2012/01/27(金) 23:51:15.75 ID:???
>>27
灼熱たんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
っておいおい大丈夫かい
こっちでゆっくり休養できたならいいんだけど
つかの間かもしれないけどくつろいでゆっくり休んでほすぃお

29 :名無しさん@ピンキー:2012/01/29(日) 22:20:46.08 ID:???
ヒカルたんとセックスしたい
セックスしたい
したいしたいしたいしたいしたいsちあい
したいんだよおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおおlっぉぉおおおおおおお!!!!

30 :名無しさん@ピンキー:2012/01/29(日) 23:34:23.69 ID:???
オレはいつかするもん…(*´Д`)

31 :名無しさん@ピンキー:2012/01/30(月) 00:33:09.90 ID:???
>>29,30
え、おまいらまだヒカルたんとヤッてないの?
ヒカルたんは耳元でやらしーこと囁くとすぐ足開いちゃうぜ

32 :名無しさん@ピンキー:2012/01/30(月) 00:55:25.89 ID:???
出たなトーマス…!
許せねぇヽ(`Д´)ノ

33 :名無しさん@ピンキー:2012/01/30(月) 07:50:56.62 ID:???
>>31
え?それ誰?
ヒカルたんはな、身持ちが固いんだよ!

34 :名無しさん@ピンキー:2012/01/30(月) 22:13:50.33 ID:???
ここだけの話だが

ヒカルたんはイラマチヲが好き

35 :名無しさん@ピンキー:2012/01/31(火) 01:58:59.93 ID:???
ここだけの話だが

ヒカルたんは人に見られながらするのが好き

36 :名無しさん@ピンキー:2012/01/31(火) 03:15:13.75 ID:???
けしからんな・・・(;´Д`)ハァハァ

37 :名無しさん@ピンキー:2012/02/02(木) 15:59:23.60 ID:???
ここだけの話だが

ヒカルたんはおっさん好き

38 :名無しさん@ピンキー:2012/02/02(木) 21:21:43.64 ID:???
なんというオレ得

39 :名無しさん@ピンキー:2012/02/02(木) 22:54:07.49 ID:???
ここだけの話だが

ヒカルたんと俺は付き合ってるんだぜ!!

40 :名無しさん@ピンキー:2012/02/03(金) 17:44:08.23 ID:???
ここだけの話だが

ヒカルたんは俺と結婚したんだ。
毎晩、「今日のセフレ」について聞きながら夜の生活をしています。
今晩は39について問い詰めながらお仕置きだな…スィートデヴィルめ。


41 :名無しさん@ピンキー:2012/02/03(金) 22:18:38.69 ID:???
スイートエンジェルであり同時スイートデビルでもあるヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ
魔性すぐる

42 :名無しさん@ピンキー:2012/02/04(土) 23:45:33.73 ID:???
>>40は自分もセフレの一人だということに気づいてないらしい
若゛なみの思い込みの激しさだ

43 :名無しさん@ピンキー:2012/02/05(日) 20:41:14.84 ID:???
セフレでもいい・・・ヒカルたんとセックスしたいんですが・・・
いや!セックスなどとは言わん
せめて苺をベロベロチュッチュとか
ポークビッツをジュルジュルドピュっとか
誰に頼めばやらせていただけるんでしょうか


44 :名無しさん@ピンキー:2012/02/06(月) 02:41:39.23 ID:???
まずは明晰夢をマスターすることから始めるんだ

45 :名無しさん@ピンキー:2012/02/07(火) 10:45:35.55 ID:???
ヒカルたんは棋淫に所属してるからな、そりゃ当然棋淫を経由して
個人相手の指導碁(性的な意味で)を依頼するわけですよウヘヘ

指名料は段位と時間によってかわるけどヒカルたんみたいな
テク高段者の人気者はまあ一時間55万円ぐらいかかるかな

46 :名無しさん@ピンキー:2012/02/09(木) 22:52:16.57 ID:???
ヒカルたんと雪だるま作ってキャッキャッウフフしたいよ

47 :名無しさん@ピンキー:2012/02/10(金) 14:50:04.62 ID:???
雪だるまから若先生が飛び出てお仕置きされそう((((;゚д゚)))

48 :名無しさん@ピンキー:2012/02/10(金) 20:46:40.04 ID:???
お前の中で若はどうなってるんだ
人外かw

49 :名無しさん@ピンキー:2012/02/10(金) 22:09:33.44 ID:???
でも若なら…きっと若ならやってくれる!と思ってしまうところが彼のすごいところだ。

>>46
ヒカルたんのぷにぷにほっぺは真っ赤なんだろうな〜
雪ぶつけて「うわっやったなー!」とか言わせて俺も雪投げられたい(;´Д`)ハァハァ
そんでその雪持って帰ってかき氷にして食べるんだ。

50 :名無しさん@ピンキー:2012/02/10(金) 22:44:29.42 ID:???
超究極生命体若゛

51 :名無しさん@ピンキー:2012/02/11(土) 14:55:39.26 ID:???
>>39や40がほんとにヒカルたんのセフレなら
若のブラックリストに載ってそうだな((((;゚д゚)))

52 :名無しさん@ピンキー:2012/02/11(土) 16:45:23.37 ID:???
もう消されてるよ

53 :名無しさん@ピンキー:2012/02/11(土) 22:16:25.07 ID:???
       ____,....
  ,. ‐';ニ"´ニイ:i!:、ヽ:.:`ヽ、_
/.:///:.イ:.|:|:|i:.:ヽ:.、ヽ:、ヽ、
:.:/:/./://:|:.:|:!:|:|i:.:.:゙,:.:.:.リ:.ヽ\
./:.:/:/:.:.//ハ:.:i:.:l:.:.i:.:.:i:.ヽ`:|:!:.:ヽヽ
:.:/.:/:.:./:.l!::.:.ハ:.V:.;、:i:.:.|:.:.ヽ|:.i:.i:.:.',:.゙:,
/l!:/.:.:/|!.|:.:./ハ:',:|:ヽ:、|!:.:.:.ハ:.||:.',:.i:、:',
!|l,:!:.:.:.:|.| |レ/∧:l:メ!:.ヽ:.:|:.|/:.i:.リ:、',:|:.i:.i
:|l.|:.:.:.:|!.:|:.//¬i:.{‐、.:|.ト、:l:|、:.!:.:.i:ヽ|:.|:|
i:.:| |:.:.|l:.:.l/ィ示ヽミ !.メ| 〉ヽ!:|_!:.|:i.:N:.|
:.:.l!:l、.:.:l、:l`ヽ::ノ_, ' リ |i |.,.ィl、.|::!||:.メ:リ
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     \       /  ̄ ''!' !'!r'!'             r‐-、r‐-、r‐-、r‐-、
.      ヽ、    , '´      ┌───────┤  ||  ||  ||_..._|‐───────┐
``'''‐- ..,_   iT"´           | ー──────‐ |_...._||  ||_...._|ヽ_,ノ. ─────── |
、_    ``''‐N、           | W''AKA NOTE .ヽ_,.ノ|.-‐.|ヽ_,ノ                   |
 `ヽ、      i          | ─────────. `ー' ー‐─────────‐ |
、   `ヽ、   |           |  >>52                :                  |
、`ヽ、   \  |          | ──────────‐ :. ──────────‐ |
 \ \   ヽ.|ヽ         |                    :                 |
   ヽ ヽ   |  \          | ──────────‐ :. ──────────‐ |

54 :名無しさん@ピンキー:2012/02/14(火) 04:16:06.40 ID:???
真相に近づきすぎた52は若に呪いをかけられ一生勃起不全に悩まされたとさ

というわけで俺はこっそりヒカルたんとバレンタインを楽しみます
ホワイトチョコを食べさせてあげるよヒカルたん…

55 :名無しさん@ピンキー:2012/02/14(火) 15:41:34.68 ID:???
ヒカルたんのためにチョコバナナ作ったんだ(;´Д`)ハァハァ
俺のバナナは小ぶりだけど、ヒカルたんのお口はちっちゃいから丁度いいよね
喜んでくれるかなヒカルたん(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ






56 :名無しさん@ピンキー:2012/02/14(火) 16:22:12.22 ID:???
ヒカルたんのためなら高温の溶けたチョコレートにだって耐える!
さすがメイツ!
それでこそメイツ!


57 :名無しさん@ピンキー:2012/02/14(火) 19:46:08.40 ID:???
ヒカルたんを全身チョコまみれにしたいけどあれって匂いがキツイらしいね

58 :名無しさん@ピンキー:2012/02/14(火) 20:48:17.61 ID:???
らしいねってことは試したやつがいるのか
世の中変態だらけだな

59 :名無しさん@ピンキー:2012/02/14(火) 23:20:04.46 ID:???
>>57
そういうプレイに使うための低温で溶けるチョコがあるらしいんよ。
ヒカルたんが頬染めながらチョコくれないかな…家宝にするよ

60 :名無しさん@ピンキー:2012/02/14(火) 23:20:30.90 ID:???
おっと>>58だった

61 :名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 04:36:50.30 ID:???
ところでおまえら文庫版は買ったのか(;´Д`)ハァハァ
あのヒカルたんを見た瞬間おっきしたぞ(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ

62 :名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 06:45:33.73 ID:???
あたりまえだろ即行で買いに走ったぜ
たとえ描き下ろしがなくともヒカルたんを眺めてるだけでもう…もう…
初期のデフォルメ強い小畑絵も好きだ

小六の大会での泣きとかほんといいね(別にハァハァ的な意味じゃなくても)
その後の碁石置いてるヒカルたんのウインナな手は最強にエロいね
始めてみたときはあまりのエロさに狙ってるのかと思っちゃったよ

63 :名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 21:25:17.13 ID:???
ドッヂボールで顔にボールぶつけられて頭ぷるぷるしてるヒカルたんが最強にエロい(;´Д`)ハァハァ
小6にしてクラスメートから狙われるヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

64 :名無しさん@ピンキー:2012/02/20(月) 09:45:36.91 ID:???
そして何気に魔境10周年なんだぜw

65 :名無しさん@ピンキー:2012/02/21(火) 13:56:05.14 ID:OHmXNYuU
10年たってもハンパないエロさの魔境小説ってすげえな(;´Д`)ハァハァ


66 :名無しさん@ピンキー:2012/02/21(火) 19:49:08.62 ID:???
10周年かぁ…すげーなw
自分は2週間ほど前にここに迷い込んだけど今過去スレ読むのに夢中だw楽しくてしかたない。
ヒカルたんかあいいよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

67 :名無しさん@ピンキー:2012/02/21(火) 21:00:19.91 ID:???
文庫版読んでて気付いた
雨の中で塔矢に手を引かれてるシーンは、コマだけ見るとぶっかけられてるように見える!

68 :名無しさん@ピンキー:2012/02/22(水) 21:02:42.63 ID:???
(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ ヒカルたんにぶっかけたい(;´Д`)ハァハァ
若のおかっぱは雨の中でも変わらんな。撥水製なのかw

69 :名無しさん@ピンキー:2012/02/28(火) 01:16:10.27 ID:???
>>65
ここの小説ほんといいよな
最初はとにかくヒカルとかアキラが汚いおっさんに突っ込まれたりなんだりの
フェラフェラフェラでエロエロな話が読めると思ったもんだから
なんだよただのやおい小説かよとがっかりしたんだけど
ネタのつもりで見てみたらなんか感動してしまった
そして気がつけばヒカルたん一筋に…


70 :名無しさん@ピンキー:2012/02/28(火) 14:32:56.74 ID:???
ところで灼熱たんは元気だろうか?年度末近くて忙しいのかね

71 :名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 22:42:35.30 ID:E1+bF+kD
確かに灼熱たんはバリバリの企業戦士みたいだし年度末は忙しいのかもな
よし今日は灼熱たんのリリカルエンドと見せかけてまさかの座間先生いいとこどりエンドで終わった小説を読んで(;´Д`)ハァハァするか
きちゃないw座間先生がいい働きするんだわ…(;´Д`)ハァハァ


72 :灼熱 ◆/iQkji7HqY :2012/03/05(月) 23:33:03.49 ID:???
ご無沙汰しております、灼熱です。
えー、異動が伸びそうです。
本業のほうがえらいことになっていまして、自分で言うのもなんだけど
チョーーーがんばっちゃってますよ〜w

で、作品のほうですが、今までの路線もちょっと変えるべく、只今、のたうちまわっておりますw
エロを捨てないと「灼熱シリーズ」はぜってー完結しないし、
江戸異聞録も、プロットないまま書いていたら、エロエロだらけで当初考えていたものからガンガンずれまくってるしw
あ、書きたいエロは捨てませんよwもちろんw

座間先生編も、実はもっと悩み苦しみ奈落に突き落とされるヒカルたんをゴリゴリに書きたかったんだけど、
後味が悪い結末になるので手控えてしまった…。
これも、いつかスピンオフか続編書きたい・・・しかし、アンハッピーなヒカルたんて需要あんのか!?って話だが。
(しかし、それが灼熱シリーズにつながるんだけどね…)
勝手な憶測だけど、圧倒的な筆力を持っていた平安異聞録の職人さんもそこらへんで葛藤してしまったのでしょうか。

・・・というわけで、もうしばらく生暖かくお待ちください。

73 :名無しさん@ピンキー:2012/03/05(月) 23:46:33.04 ID:???
うおおぉ!久しぶり!
気長に待ってるぜ!

74 :名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 00:18:57.38 ID:???
>>72
お久の灼熱たんキタ━━(゚∀゚)━━!!
職人さんてやっぱすげーな
とにかく公私共にエネルギッシュだなと嬉しくなったお
灼熱たんのあふれんばかりのヒカルたんへのエロ心と創作熱に(;´Д`)ハァハァしちまった
アンハッピーなヒカルたんかあ
トーマスと若先生を翻弄しまくる「とびら」のヒカルたんとか
なんて自分勝手な子なんだヽ(`Д´)ノと思いながらも
どうしても憎めなくてたまに見せるものすごい優しさにマジ泣きとかしてたオレは嫌いじゃない、かも…
情緒不安定な小悪魔ヒカルたんが好みど真ん中なのかもしれん
淫乱小悪魔なんだけど優しくて儚くてもろい、みたいな…
うぉおおおお書きながらオレ、やっぱヒカルたん大好きすぎるわと再確認だわ
恐るべしヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

75 :名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 09:32:28.88 ID:???
>>72
灼熱たん久しぶりー!やっぱ仕事忙しいのか…身体壊さないようにな。
座間先生のスピンオフも灼熱シリーズも江戸慰問録も(;´Д`)ハァハァしながら待ってるよー!!!
俺はアンハッピーなヒカルたん大好物さ(;´Д`)ハァハァ
悶え苦しんでるヒカルたん、憂いを帯びた表情のヒカルたん、後悔で泣きじゃくるヒカルたん、全て(;´Д`)ハァハァ

76 :名無しさん@ピンキー:2012/03/12(月) 19:13:35.53 ID:???
いろいろなヒカルたんがあるもんだな
おいらは反抗的な感じのヒカルたんがイイ!

77 :名無しさん@ピンキー:2012/03/13(火) 13:10:01.53 ID:???
どのヒカルたんも大好物すぎて困る(;´Д`)ハァハァ
なんだろうな気分によって変わるんだな
陵辱されまくるヒカルたんとか、心は少し痛むんだが珍子は正直でなあ…(;´Д`)ハァハァ

78 :名無しさん@ピンキー:2012/03/13(火) 19:11:48.66 ID:???
いたぶられているヒカルたんを颯爽と助けて慰めたい

そして安心したところをもっといじめたい

79 :名無しさん@ピンキー:2012/03/15(木) 22:08:42.39 ID:???
イチゴ狩りの季節だな
ヒカルたんの苺でも狩るか

80 :名無しさん@ピンキー:2012/03/16(金) 19:14:59.19 ID:???
ヒカルたんの苺ちゃんを狩るとは何たる不届き者!しょっぴくぞ!!

81 :名無しさん@ピンキー:2012/03/16(金) 22:12:21.49 ID:???
春はイチゴ摘み
秋は菊の花摘みですね

82 :名無しさん@ピンキー:2012/03/17(土) 13:32:41.99 ID:???
ヒカルたんのいちごにみるくがけして食す季節だったか…(;´Д`)ハァハァ
トロッと粘り気のある練乳もいいな(;´Д`)ハァハァ
秋の菊摘みもすでに待ち遠しいが(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

83 :名無しさん@ピンキー:2012/03/17(土) 18:58:13.27 ID:???
ヒカルたんの苺はまだピンクなのか?(;´Д`)ハァハァ
それとも色んな男に弄ばれてちょっと濃くなってんのか?(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

84 :名無しさん@ピンキー:2012/03/17(土) 21:03:36.00 ID:???
ピンクつーか桃色つうか桜色だったと記憶している
苺の頂点をクリックすると色づいて小さな赤い実がツンっとな…

85 :名無しさん@ピンキー:2012/03/17(土) 21:51:31.63 ID:???
一瞬マジでそんなカラーがあったのかと思ったじゃねーかよ

86 :名無しさん@ピンキー:2012/03/25(日) 20:54:20.59 ID:???
ヒカルの乳首は俺に改造されまくって黒くなってるよ

87 :名無しさん@ピンキー:2012/03/25(日) 21:17:38.27 ID:???
ヒカルたんのは永遠に可愛い苺色です

88 :名無しさん@ピンキー:2012/03/26(月) 09:36:58.56 ID:???
乳首黒くてもかわいい苺色でもヒカルたんの乳首なら
なんでもウェルカムだよ(;´Д`)ハァハァ

89 :名無しさん@ピンキー:2012/03/28(水) 01:12:40.53 ID:???
乳首が改造されて黒いのを気にしてるヒカルたん
「気にしないでいいよ」と言ってあげる俺
うれしそうなヒカルたん
内心嫉妬メラメラな俺

90 :名無しさん@ピンキー:2012/03/31(土) 02:56:43.11 ID:???
ヒカルたんに練乳ぶっかけていい?(;´Д`)ハァハァ

91 :名無しさん@ピンキー:2012/03/31(土) 03:02:37.62 ID:???
ダメ

92 :名無しさん@ピンキー:2012/04/01(日) 23:46:53.33 ID:???
じゃあ牛の乳は?(;´Д`)ハァハァ
搾乳しながらぶっかけたい(;´Д`)ハァハァ

93 :名無しさん@ピンキー:2012/04/02(月) 00:26:36.24 ID:???
何もわかってないな
淫乱ヒカルたんがほしがるのはアレに決まってるだろ

94 :名無しさん@ピンキー:2012/04/08(日) 23:58:02.53 ID:???
むしろヒカルたんの乳しぼりたい

95 :名無しさん@ピンキー:2012/04/11(水) 13:40:45.13 ID:???
むしろヒカルたんを赤ちゃんの頃から育てたい

96 :名無しさん@ピンキー:2012/04/11(水) 15:46:13.11 ID:???
おむつかえたいな…(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ

97 :名無しさん@ピンキー:2012/04/11(水) 18:57:39.41 ID:???
沐浴させたい(;´Д`)ハァハァ

98 :名無しさん@ピンキー:2012/04/11(水) 21:10:49.97 ID:???
弟にしたい(;´Д`)ハァハァ

99 :名無しさん@ピンキー:2012/04/15(日) 14:39:32.07 ID:???
いっぱいわがまま言われたいな
(;´Д`)ハァハァ

100 :名無しさん@ピンキー:2012/04/15(日) 20:39:31.96 ID:???
おねだりされたりとかな
たまんねえな(;´Д`)ハァハァ

101 :名無しさん@ピンキー:2012/04/15(日) 23:49:43.11 ID:???
にーたんのバカとか言われたい(;´Д`)ハァハァ

102 :名無しさん@ピンキー:2012/04/16(月) 13:58:23.35 ID:???
>>101
それいいなwぷーっと頬ふくらませたところをつねりたいw

103 :名無しさん@ピンキー:2012/04/16(月) 16:10:30.47 ID:???
わがまま言うヒカルたんにキレるオレ
勝手にしなさいっ!と放置
うわあああああああああああああんと大きな目から
涙をこぼしオレを追っかけるヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ

104 :名無しさん@ピンキー:2012/04/16(月) 19:42:18.63 ID:???
>>103
想像すると (;´Д`)ハァハァ が止まらない…

105 :名無しさん@ピンキー:2012/04/17(火) 10:46:35.38 ID:???
しかし幼児ヒカルたんてありえないくらいのワガママと暴言吐きそうでもあるw
ま、それでも許しちゃうくらいの天使っぷりなんだろうけど

106 :名無しさん@ピンキー:2012/04/19(木) 00:12:14.88 ID:???
もしもヒカルたんが弟だったらどんなのか考えてみる

1それなりに慕ってくれる(伊角・筒井)、話し方は「ねぇ〜だよ」
2友達のような関係、頼ってくれる(和谷)
3ちょい生意気な態度を取ってくる(加賀)
4邪険にしたり「しょーがねーな」と言いつつ内心大好き(佐為)

107 :名無しさん@ピンキー:2012/04/21(土) 23:30:32.17 ID:???
4…そんな佐為っ子なヒカルたんが俺は好き(;´Д`)ハァハァ

108 :名無しさん@ピンキー:2012/04/23(月) 19:42:02.22 ID:???
佐為ポジいいよなやっぱり
なんだかんだ言ってヒカルたんは優しかったし
(;´Д`)ハァハァ

109 :名無しさん@ピンキー:2012/04/25(水) 02:51:50.46 ID:???
ヒカルたんはあれで大概のわがままは文句言いつつ許してくれるからな

110 :名無しさん@ピンキー:2012/04/25(水) 18:07:48.10 ID:???
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

111 :名無しさん@ピンキー:2012/04/25(水) 18:10:39.74 ID:???
書き込めた!(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんにずっと入れなくて淋しかったよ(;´Д`)ハァハァ

112 :名無しさん@ピンキー:2012/04/28(土) 00:25:21.85 ID:???
ヒカルたん…本屋に「ヒカル」ってタイトルの小説が並んでたから
てっきりヒカルたんソロデビュー( ゚∀゚ )キタ━━━!?
って思って手に取ったら全然違うヒカルたんだったよ…


113 :名無しさん@ピンキー:2012/04/29(日) 22:57:12.06 ID:???
ヒカルたんのソロ活動(;´Д`)ハァハァ
ひとりでシコシコしないで手伝ってあげるよ(;´Д`)ハァハァ

114 :名無しさん@ピンキー:2012/05/02(水) 00:44:09.67 ID:???
ソロ活動の一部始終をじっくり盗み見したいな(;´Д`)ハァハァ

115 :名無しさん@ピンキー:2012/05/02(水) 18:37:50.93 ID:???
ヒカルたんはいつも佐為に手解きしてもらってたから
一人じゃやり方がわからないんだよ(;´Д`)ハァハァ

116 :名無しさん@ピンキー:2012/05/02(水) 21:48:39.09 ID:???
後ろからおおいかぶさりたい(;´Д`)ハァハァ

117 :名無しさん@ピンキー:2012/05/05(土) 03:24:17.16 ID:???
5月5日だねヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
愛してるよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

118 :名無しさん@ピンキー:2012/05/05(土) 05:07:35.18 ID:???
さみしいならおれの床じゃなくて所に来ていいんだよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

119 :名無しさん@ピンキー:2012/05/05(土) 13:53:40.25 ID:???
ヒカルたんはオレの胸でなくといいお(;´Д`)ハァハァ

120 :名無しさん@ピンキー:2012/05/05(土) 22:27:11.36 ID:???
>>118
床は駄目だ!許さん!

ヒカルたん今日はいい夢見ろよ(;´Д`)ハァハァ

121 :名無しさん@ピンキー:2012/05/09(水) 04:41:42.35 ID:???
ヒカルたんなんか眠れないから一緒に寝てくれ

122 :名無しさん@ピンキー:2012/05/16(水) 21:35:04.88 ID:???
ヒカルたんハーパンの季節だよぉ(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ

123 :名無しさん@ピンキー:2012/05/17(木) 00:50:03.01 ID:???
ヒカルたんのすねはツルツルかな?

124 :名無しさん@ピンキー:2012/05/17(木) 12:13:40.14 ID:???
ヒカルたんがハーフパンツでM字開脚する夏(;´Д`)ハァハァ
無防備に脇腹を見せる夏(;´Д`)ハァハァ

125 :名無しさん@ピンキー:2012/05/17(木) 14:22:58.71 ID:???
二の腕と脇も忘れてはいけない(;´Д`)ハァハァ

126 :名無しさん@ピンキー:2012/05/17(木) 18:00:50.62 ID:???
ヒカルたんは子供のころはハーパンの下にスパッツ穿いたりしてガードが堅かったよね
でも、それも可愛い(;´Д`)ハァハァ

127 :名無しさん@ピンキー:2012/05/18(金) 00:24:24.07 ID:???
へそチラも美味しい(;´Д`)ハァハァ

128 :名無しさん@ピンキー:2012/05/18(金) 19:06:57.71 ID:???
尻の割れ目もチラ見せして欲しかった(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

129 :名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 08:10:39.29 ID:???
ヒカルたんの桃尻(;´Д`)ハァハァ

130 :名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 15:36:35.59 ID:???
本当に桃の匂いがしそうだから困る>ヒカルたんの尻
(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ

131 :名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 16:54:46.58 ID:???
桃の香りのボディソープで洗ってあげてる(;´Д`)ハァハァ

132 :名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 20:39:13.77 ID:???
ヽ(`Д´)ノ

133 :名無しさん@ピンキー:2012/05/27(日) 12:20:14.80 ID:???
ヒカルたんにぶっかけうどんの季節だお(;´Д`)ハァハァ

134 :名無しさん@ピンキー:2012/05/27(日) 20:34:14.14 ID:???
それどんな季節だよ!(;´Д`)ハァハァ
怖いねヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

135 :名無しさん@ピンキー:2012/06/03(日) 21:01:32.26 ID:???
風呂上がりにヒカルたんとガリガリ君食べたい(;´Д`)ハァハァ

136 :灼熱 ◆/iQkji7HqY :2012/06/05(火) 02:03:41.64 ID:???
おひさしぶりでございます、灼熱でございます。
つか、もう忘れ去られているような気がするぜ!www

いやもうここ数ヶ月、怒涛の毎日でしたが、みなさん元気でしたかー?
さて、いい加減、再開したいところなんですが、久しぶりにプロット帳めくって細かいところを手直ししようとしたら…

ぜんぜん、以前と違う展開になっていくじゃないかwww

なんか、最近は淫乱ヒカルたんより、ストイックな大人のヒカルたんを妄想しては萌え萌えするですよ…。
「灼熱の放課後」で、最初に出てくるようなヒカルたん26歳、みたいなやつね。
熱い視線を向けてくるのに、肌は許さない!みたいな。

ゆえに、DAZED&CONFUSEDとか、お江戸異聞録を読み返して、ズズーーーンw ←撃沈
あぁぁぁああああ!オレのストイックなヒカルたんor光が!なんてことしやがるんだ!どんな変態が書いたんだよ!
あ、オレだな、いや、なんかへんなもん食って書いてたんじゃねーのか!?

と叫びながら、進行中。
たぶん、灼熱シリーズのほうが先に出来そうです、ウン。
近日公開できたらいいな。

でわでわ。

137 :名無しさん@ピンキー:2012/06/05(火) 10:19:20.73 ID:???
灼熱たんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
お久!!相変わらずテンション高くて元気そうで安心したお
どこの変態が書いたんだよワロタ
近日公開(;´Д`)ハァハァ しながら待ってる!

138 :灼熱 ◆/iQkji7HqY :2012/06/08(金) 00:25:39.56 ID:???
さて、ひさびさの執筆、ちょっと軽くエロいもん書いてみました。

【復活ウォームアップ】HONEYDRIPPER

調子にのりすぎた。
生のライムがたっぷり入ったモヒートは、未成年のヒカルにも口当たりがよすぎて、すすめられるまま
に飲んでいたら、つぶれてしまったみたいだ。

飲んでいたバーからひきずられるようにして、どこかの家に連れて行かれ、冷たい水をあおったあとに
ベッドに転がる。
シーツの冷たさが心地よくて、しばらくうとうととしていた。

「まだ、水飲むか?」
伊角のやわらかい声が遠くで聞こえる。
聞かれるままに頷くと、不意に唇にやわらかいものがおしつけられて、生暖かい水が押し込まれた。
「ひぁっ…!?」
驚いて体を起こそうとしたけど、なぜか起き上がれなくて、おまけにまだ視界がぐるぐるしている。
薄く目を開くと、伊角の顔がすぐ目の前にあって、伊角の唇が性急にヒカルのそれを吸い上げている。

139 :灼熱 ◆/iQkji7HqY :2012/06/08(金) 00:26:58.40 ID:???
そして、指先で体を撫で上げられると、背筋がぞくっとした。
「い、いすみさん…らめらよぉ…」
ろれつの回らない舌で言ってみたが、耳に響く自分の声はあきらかにたよりなく、伊角がうふふと笑う。
「かわいいよ、進藤。」
両膝を掴まれて、広げられる。
びっくりして、下目使いに見ると、和谷のジェルで固めた髪が見えた。
「わ…や…。」
和谷はヒカルの開いた脚を固定するように、その間にぺたりと正座していた。
上半身は脱いでいて、裸の肩が見える。
しかし、ヒカルの体はシャツも下着もすべて剥かれていて、おまけに両手首はタオルでくくられたまま、
パイプベッドに固定されている。
わけがわからないまま、呆然としていると、伊角が左の乳首を撫で上げた。
「ひぁ…!」
思わぬ刺激に腰が反ってしまう。
「進藤の胸、ちっちゃくて可愛い……。」

正気じゃない、と思った。
この二人もきっと酒を飲みすぎておかしくなっているのだろうと。
だが、体を固定された状態では何もできず、ヒカルは唇をぐっと噛んで堪える。

140 :灼熱 ◆/iQkji7HqY :2012/06/08(金) 00:27:46.06 ID:???
「じゃあ、そろそろやってみっか。」
和谷がそう言って取り出したもの……。
それは琥珀色をした液体のビンで、和谷はそのキャップをあけると、乳首の上にその液体をぶちまけた。
あまったるい匂いがたちこめる。

「生クリームにするかチョコレートにするか迷ったんだけどさ、一番高いヤツ買っちゃったよ。輸入のはちみつ?」
それはたらたらと糸を引きながら、ヒカルの体に模様をつくっていった。
一体、なにをするつもりなのだろう。
蜂蜜はどろりとヒカルの上を流れ、そして和谷の手によってあちこちに散らされていった。

気持ちが悪い。

伊角が音を立てて、蜂蜜つきの乳首に吸い付いた。
「ん……!」
伊角の舌が尖った乳首をなであげ、吸い上げる。
もう一方の乳首も和谷が舐め上げている。

141 :灼熱 ◆/iQkji7HqY :2012/06/08(金) 00:29:10.63 ID:???
その感触にくらくらしそうだ。
何か抵抗しなければいけないのに、背中がすくんだように身動きが取れない。
なにより、和谷と伊角二人に触れられ、吸われているところから、焼け付くような狂おしい快楽の波が押し
寄せてきて、ヒカルをどろどろと飲み込んでいく。

左の胸にちくん、と刺すような痛みを感じてヒカルは声をあげた。
「痛い……!」
和谷が歯の間から赤く染まった乳首をはずし、ニヤリと笑いかける。
「わり、痛かったか?」
カァッと体が火照り、ヒカルは体をよじった。
伊角の手がヒカルの膝にかけられ、ゆっくりと開かれた。
「や……いすみさ……。」
懇願するように伊角を見上げる。
が、彼はやけに瞳をぎらつかせ、無言のまま、息を詰めていた。
「進藤、お前、無防備なんだよ……。あちこちで尻振りながら誘って…。」
驚いた。

そんなことはした覚えもない。

142 :灼熱 ◆/iQkji7HqY :2012/06/08(金) 00:33:59.87 ID:???
和谷がこめかみに唇を寄せてささやいた。
「おまえ、塔矢にはやらせたのか?」
「し、してねぇよっ!」
「ふぅん。じゃ、気をつけろよ。あいつとイチャついてるけど……やらしい目でおまえんこと見てるぜ。」
「……!」
信じられなかった。
たしかに、塔矢アキラとはよく対局もすれば、近頃ではよく話もする。
勝負事にはたしかにきびしいものの、ときおり、塔矢はヒカルを気遣うふりをする。案外、やさしいイイやつ
なんだと思い始めていた。
「ま、塔矢とヤッてないんだったら……オレと伊角さんが初体験ってことになるのかな。」
そのおぞましい言葉にヒカルは目を伏せた。
「やっ……やめろよ…。」
出た声が情けないほどか細い。
伊角には右の脚を持ち上げられ、和谷も反対側の膝を抱え上げて、すでに立ち上がった足の間がさらさ
れる。
ぱっくりと開いた足の間で、禁断の実がたちあがりはじめている。
「や、やだ……。」
「進藤ってあんま毛生えてないのな。ここもピンク色で。」
生暖かいぬるっとした感触が一番敏感なところを包み上げる。
和谷の紅っぽい頭がヒカルの股間で蠢いていた。

【つづく】
久しぶりに書いてみた。ちょっとBL風味にしてみたお。和谷と伊角なんていう、オレにしては珍しく
王道な二人に犯されるヒカルたんです。

143 :名無しさん@ピンキー:2012/06/08(金) 13:47:37.83 ID:???
>>138
灼熱たん新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ヒカルたんに正気じゃないとか言われたり尻振って誘ってるとか
思い込み満々のヘタレが妙にツボに入ったw
ぱっくり開いた足の間(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ

144 :名無しさん@ピンキー:2012/06/08(金) 19:58:19.72 ID:???
うおおおおお乙!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
美味しそうなヒカルたんだな(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
味見させてくれ!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

145 :名無しさん@ピンキー:2012/06/09(土) 08:17:43.50 ID:???
今日はヒカルたんの中の人の命日だな
去年ここで訃報を知った衝撃は忘れないよ
とも蔵リスペクトとヒカルたんハアハアは永遠だ(;´Д`)ハァハァ

146 :名無しさん@ピンキー:2012/06/09(土) 21:54:09.09 ID:???
おおう川上さんの命日だったですか…
早いもんだね…(´;ω;`)
ヒカルたん声は川上さんで永遠に再生されるお
オレも一生ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ の道やめない
ヒカルたんヒカルたん(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ
大好きだーーーーーーー(*´Д`)

147 :HONEY DRIPPER ◆/iQkji7HqY :2012/06/19(火) 02:03:56.78 ID:???
自分の下半身がどうなっているかなんて考えたくもなかったが、足の間にへんなむず痒さが
こみあげてくる。
手で皮をむかれる感触に、ぎゅっと目を閉じ、体が跳ねてしまう。
「う……く……。」
恥ずかしかった。
追い打ちをかけるように生ぬるい舌の感触に剥かれた先端を包み込まれ、ヒカルは泣き声を
上げた。
「や、やめろッ!」
酒臭い息とともに伊角のささやき声がする。
「じっとしてろ。――今日は二人で気持ちよくしてやるから。な?」
伊角は右の耳にふっと息をふきかけながら、ぬめった舌先をねじこんできた。
耳の穴の入り口を舌先で蹂躙されると、全身にじわりと熱いものが広がる。それが下半身で
ありえないことをしている和谷の舌先とリンクして、ヒカルは徐々に抵抗する力を失くしていった。

148 :HONEY DRIPPER ◆/iQkji7HqY :2012/06/19(火) 02:05:46.07 ID:???
(2)
シャワーの下で、ヒカルは頭からぬるいお湯をひっかぶった。
シャンプーの量が多すぎたのか、頭の上で大きな泡のかたまりが揺れ、そこにおさまりき
らない泡が肩に、背中に降ってくる。
体も安っぽいボディーシャンプーの匂いと大量の泡に包まれている。
スポンジで体をこすりあげるが、ぬるぬるとしたあの液体の感触はいっこうに落ちず、ヒカ
ルはくぐもった舌うちをした。
家に帰ってくるなりバスルームに駆け込んだヒカルを、母親が首をかしげて見ていた。
昨日は伊角の家に泊まる、それはあらかじめ伝えておいたから深くは追及されなかったの
が幸いだ。
――しかし。
ぬるま湯が体の泡を押し流していくのと同時に、体のあちこちにつけられたあとが浮かび
上がる。
脇腹や太腿にはうっすらと歯型がついている。

うかつにもそれが目に入ってしまい、ヒカルは唇をゆがめた。

149 :HONEY DRIPPER ◆/iQkji7HqY :2012/06/19(火) 02:07:29.76 ID:???
記憶の断片がつなぎあわされる。
長らく足踏み状態だった和谷がようやく四段に昇段し、昇段祝いにかこつけて飲みに誘わ
れた。伊角以外は未成年だが、ヒカルも和谷も十四、五からプロの世界で戦っているせい
もあって、どこか大人びた空気を背負っているから、二十歳すぎに見えないこともない。
唯一、ヒカルは童顔めいてはいるが、それでも数々の棋戦をくぐり抜けることで培われた
受け答えは堂に入ったもので、とても十七、八の小僧には見えないだろう。
はじめはそれでも、伊角がとりなしてウーロン茶と大量の食い物で済ませていたのだが、
そのうちヒカルも大胆になり、気がつけば四杯ほど飲んでつぶれかけていた。
 伊角のアパートで寝かされていた。
そして、服をすべて剥がれ、おぞましい液体をぶちまけられて、流されるように体じゅうを舌
が、唇がはいまわっていた。
驚きのあまり、抵抗すらできなかった。
それ以上に、嫌だと思いつつも焼け付くような快感。

150 :HONEY DRIPPER ◆/iQkji7HqY :2012/06/19(火) 02:08:37.33 ID:???
やわらかい舌の感覚が体のそこかしこをまさぐり、手で、口で高められては何度も寸前で
離された。
次第にそれに慣らされて、最後には恥ずかしい形に体を開かれ、声をあげて和谷の口の中
に出してしまった。

その感触を思い出すと、背筋がゾクゾクと震える。
それに、舌で耳の中をこじる伊角の吐息が切り裂くように体をさいなんでいる。
何度も何度も、スポンジと泡でそれを洗い流そうとするが、意識すればするほど、感触が
重くのしかかっていく。

ようやく湯で泡を流し、バスタオルで体を拭く。
だが、パイル地のやわらかいタオルの感触さえ体に火をつけるようで、ヒカルはきゅっと
唇を噛んだ。

151 :HONEY DRIPPER ◆/iQkji7HqY :2012/06/19(火) 02:18:28.30 ID:???
(つづく)

本日はここまで書き進めました。

久しぶりに書くとなかなか進めないw

関係ないけど、最近、TAILS OF THE ABISにどハマりしてワロタ。
どうやらオレは腹チラが相当好きらしい…。

ああいうファンタジック系のヒカルたんも書いてみたいっす(いつかねw)

152 :名無しさん@ピンキー:2012/06/20(水) 00:16:15.54 ID:???
灼熱たんおつ!
しかしトーマスはおいといてもだな
ヘタレ
なんか知らんけど許せねえええヽ(`Д´)ノ

153 :名無しさん@ピンキー:2012/06/20(水) 00:59:47.65 ID:???
小僧ども俺のヒカルたんをぺろぺろしやがって…(;´Д`)ハァハァ

ファンタジーなら触手に絡まれるヒカルたんも可能だな灼熱たん
期待!(;´Д`)ハァハァ

154 :HONEY DRIPPER ◆/iQkji7HqY :2012/06/20(水) 02:45:22.74 ID:???
>152たん

え?ヘタレに食われるのってNGっすか?www
オレ的にはトーマスに食われるほうがどっちかってーと許しがたいんですがw
まあ、どっちにしても小僧に食い荒らされるのってなんとなくヤダw
やっぱり座間先生とか、紅葉先生とかだおw 
岸本先輩は特別枠な、自分的にw

>153たん
しょ…触手…ハァハァ…。そんなこというと、ファンタジーぶっとばして
ひたすら触手ばっか書きそうで怖いw
触手→衆目プレイ→触手→媚薬→触手→獣姦→触手…。の無限ループ展開w
「家畜人ヤプー」みたいな、ヒカルたんが犯されたいモードになると音もなく近づいてエロく処理してくれる
家畜触手アイテムもいいなw

あああああああ・・・こうやって灼熱シリーズから遠ざかっていくんだよぉぉぉぉー!
江戸異聞録!?(゚д゚)なにそれ

155 :名無しさん@ピンキー:2012/06/20(水) 12:33:12.51 ID:???
>>154
ヘタレの場合、なんか「ヘタレのくせに」的な思いにかられてしまうなw
ヒカルたんに翻弄されてるほうがお似合いだっと思うものの
原作でもヒカルたんちをいきなり訪ねたり案外行動が大胆で油断ならないんだよなあ…w

156 :灼熱 ◆/iQkji7HqY :2012/06/21(木) 02:56:22.30 ID:???
>>155
なるほどな。
つーか、ヒカルたんはヘタレだけでなく全人類を翻弄する存在だと思うw

自分的には、ヘタレに似合いそうなシチュっていうと、場末の碁会所であやしいおっさんたちの慰みものにされてるとか
ハッテン場をうろついてるとか、見かけによらずリアルゲイな世界でビッチなことやってるw
碁会所で出会った神宮寺さんなんて、なにげにやらすぃー視線をヘタレにおくっているし、
楊海もタダで部屋に泊めていたとは思えないんだがw

157 :名無しさん@ピンキー:2012/06/30(土) 07:15:10.86 ID:???
うおぉちょいとネット離れてたらなんとも素晴らしいものが…BL風味もいいねー
灼熱シリーズ始まってそろそろ一年だよな
こんな長い間楽しませてもらって感謝が尽きないぜ(;´Д`)ハァハァ

158 :名無しさん@ピンキー:2012/07/15(日) 06:30:40.32 ID:???
初心に帰ってヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

159 :名無しさん@ピンキー:2012/07/15(日) 12:16:28.55 ID:???
ヒカルたんにぶっかけうどんの季節だお(;´Д`)ハァハァ

160 :名無しさん@ピンキー:2012/07/15(日) 19:51:58.82 ID:???
ヒカルたんは冷やし中華派(;´Д`)ハァハァ

161 :名無しさん@ピンキー:2012/07/18(水) 21:03:04.26 ID:lfYvExKW
ヒカルたん好きだああああああああああ

162 :名無しさん@ピンキー:2012/07/18(水) 23:24:07.79 ID:???
まさか碁のやつの主人公じゃないよなと思って開いたら碁のやつだった

163 :名無しさん@ピンキー:2012/07/19(木) 01:05:53.06 ID:???
せっかく来たんだからお前もヒカルたん(;´Д`)ハァハァしていけ(;´Д`)ハァハァ

164 :名無しさん@ピンキー:2012/07/19(木) 21:47:18.74 ID:???
ヒカルたんの汗をすする夏(;´Д`)ハァハァ

165 :名無しさん@ピンキー:2012/07/19(木) 23:07:40.80 ID:???
ヒカルたんの膝っ小僧にむしゃぶりつきたいよ(;´Д`)ハァハァ

166 :名無しさん@ピンキー:2012/07/20(金) 00:15:03.59 ID:???
塩分が失われがちなこの時期
ヒカルたんを舐めることで補給するんだな(;´Д`)ハァハァ

167 :名無しさん@ピンキー:2012/07/20(金) 13:03:28.06 ID:???
ヒカルたんをいきなり羽交い絞めしてうなじを舐めまわしたい
そしてパニックに陥ったヒカルたんに涙目になりながらぶっとばされたい(;´Д`)ハァハァ

168 :名無しさん@ピンキー:2012/07/20(金) 18:19:36.84 ID:???
ヒカルたんの体液はビタミンI(愛)がたっぷりだからな
元気になっちゃうYO!(;´Д`)ハァハァ

169 :名無しさん@ピンキー:2012/07/21(土) 05:56:07.93 ID:???
なぜ一斉に変態が湧いているんだ(;´Д`)ハァハァ

170 :名無しさん@ピンキー:2012/07/21(土) 16:25:06.02 ID:???
とうとう文庫も最終巻だしさびしいよヒカルたん…
でもオレは(;´Д`)ハァハァをやめない!ずっとこの道を歩く!

171 :名無しさん@ピンキー:2012/07/21(土) 16:48:42.79 ID:???
俺だって!!ヽ(`Д´)ノ

172 :名無しさん@ピンキー:2012/07/21(土) 17:16:27.80 ID:???
俺もだ!!ヽ(`Д´)ノ

173 :名無しさん@ピンキー:2012/07/21(土) 17:18:51.70 ID:???
俺も俺も!!ヽ(`Д´)ノ

174 :名無しさん@ピンキー:2012/07/22(日) 07:49:10.15 ID:???
ヒカルたんの膝裏の「H」を舐めたいよ(;´Д`)ハァハァ

175 :名無しさん@ピンキー:2012/07/22(日) 14:04:35.05 ID:???
膝裏は任せた!
俺は裏筋(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

176 :名無しさん@ピンキー:2012/07/22(日) 22:59:37.24 ID:???
ヒカルたんのかわいいかわいい上唇をペロしたい(;´Д`)ハァハァ

177 :名無しさん@ピンキー:2012/07/23(月) 11:52:10.94 ID:???
ヒカルたんの唇って小さくて柔らかそう…(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ

178 :名無しさん@ピンキー:2012/07/24(火) 02:14:57.16 ID:???
んちゅぺろぺろちゅるちゅちゅちゅちゅ…ヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

179 :名無しさん@ピンキー:2012/07/24(火) 03:07:39.88 ID:???
ヒカルたんと唾液の交換したいよ…ハァ…

180 :名無しさん@ピンキー:2012/07/24(火) 18:10:32.04 ID:???
ヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ

181 :名無しさん@ピンキー:2012/07/24(火) 20:57:56.90 ID:???
ヒカルたんて痩せてるのに柔らかそうなんだよな
どこもかしこも…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

182 :名無しさん@ピンキー:2012/07/24(火) 21:09:30.07 ID:???
そのやわやわのぷるぷるの唇に
暑苦しいキッスを(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

183 :名無しさん@ピンキー:2012/07/24(火) 21:38:42.39 ID:???
ヒカルたんと汗だくになりたい(;´Д`)ハァハァ

184 :名無しさん@ピンキー:2012/07/24(火) 22:19:45.14 ID:???
ヒカルたんのイキ顔見ながら汁…じゃなくてつゆだく牛丼食いたい(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

185 :名無しさん@ピンキー:2012/07/25(水) 11:51:04.10 ID:???
ヒカルどん(;´Д`)ハァハァ

186 :名無しさん@ピンキー:2012/07/25(水) 17:38:33.17 ID:???
ヒカルどん可愛い(;´Д`)ハァハァ
アンパンマンにかまめしどんっているよな
やなせ先生の画でヒカルたんを想像できるぞ(;´Д`)ハァハァ

187 :名無しさん@ピンキー:2012/07/25(水) 19:44:39.36 ID:???
ヒカルどんとヒカル丼食べたいお(;´Д`)ハァハァ

188 :名無しさん@ピンキー:2012/07/26(木) 20:29:07.80 ID:???
暑くて全裸で寝るヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

189 :名無しさん@ピンキー:2012/07/27(金) 20:00:33.38 ID:???
全く佐為のポジションがうらやましい

190 :名無しさん@ピンキー:2012/07/27(金) 20:08:50.71 ID:???
でもヒカルたんのチンコのポジションも変えてあげられないんだぜ(;´Д`)ハァハァ

191 :名無しさん@ピンキー:2012/07/28(土) 07:54:58.58 ID:???
チンポジを変えてあげるどころかヒカルたんに近付くことさえできないシャイボーイな俺は>>189に同感だぜ…
佐為になってヒカルたんに見つめられたい(;´Д`)ハァハァ

192 :名無しさん@ピンキー:2012/07/30(月) 17:53:32.24 ID:???
俺は近くで見つめてるだけで十分だ(;´Д`)ハァハァ
トイレでも風呂でも食事中でも

193 :名無しさん@ピンキー:2012/07/30(月) 22:52:09.00 ID:???
そんだけ見れたらそりゃ十分!ヽ(`Д´)ノ

194 :名無しさん@ピンキー:2012/08/01(水) 19:20:27.67 ID:???
ヒカルたん体育の授業で柔道あったかな
オリンピック見てて思ったけどヒカルたんてやたら寝技かけられてたんじゃないかと思う(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

195 :名無しさん@ピンキー:2012/08/03(金) 15:26:07.14 ID:???
ヒカルたんと学校生活送れるクラスメートは超幸運

196 :名無しさん@ピンキー:2012/08/03(金) 19:53:46.53 ID:???
柔道するヒカルたんか(;´Д`)ハァハァ
ちびっこだったから投げ飛ばされて痛い目にあわなかったか心配
ましてや寝技など!ゆるされない!

197 :名無しさん@ピンキー:2012/08/05(日) 20:06:07.06 ID:???
この時期は水泳だろやっぱ
スクール水着(;´Д`)ハァハァ
水泳帽(;´Д`)ハァハァ
更衣室に侵入してパンツ盗みたい(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ!!!

198 :名無しさん@ピンキー:2012/08/06(月) 21:10:44.42 ID:???
ヒカルたんにはマンキニを着てほしい(;´Д`)ハァハァ

199 :名無しさん@ピンキー:2012/08/07(火) 13:41:15.32 ID:???
ヒカルたん新体操でもいいお(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
リボンくるくるまわして開脚するヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

200 :名無しさん@ピンキー:2012/08/07(火) 18:45:47.95 ID:???
ロープを振り回し自分の体に巻き付けてしまうヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
その尋常ではない色気で審査員を虜にして金メダルだ!(;´Д`)ハァハァ

201 :名無しさん@ピンキー:2012/08/07(火) 21:28:26.47 ID:???
>>200
>>200
ロープいいおね
自ら緊縛演技しちゃうヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
あっ棍棒をキャッチできなくて思わず口で加えてくれてもいいお…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

202 :名無しさん@ピンキー:2012/08/11(土) 20:03:33.55 ID:???
ヒカルたんはかわいさ金メダル級

203 :名無しさん@ピンキー:2012/08/11(土) 20:16:00.27 ID:???
美しさでは若先生に負けるのかもしれないけど
かわいさと愛らしさとエロさでは敵なしだよね
そんな子がたまにさびしそうな顔してたらそりゃ迷わず襲いかかってしまうは…(;´Д`)ハァハァ

204 :名無しさん@ピンキー:2012/08/11(土) 22:46:58.18 ID:Jii27dj3
どの競技やらせてもエロいヒカルたんだからな(;´Д`)ハァハァ

205 :名無しさん@ピンキー:2012/08/12(日) 08:00:09.46 ID:???
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

206 :名無しさん@ピンキー:2012/08/12(日) 20:54:18.20 ID:FN4q9NCP
ヒカルたん!グレコローマンスタイルで抱きしめて!(;´Д`)ハァハァ

207 :名無しさん@ピンキー:2012/08/12(日) 22:34:12.20 ID:???
>>202
これは名言
ヒカルたんはかわいさ金メダル級(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんはかわいさ金メダル級(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんはかわいさ金メダル級(;´Д`)ハァハァ

208 :名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 08:07:34.96 ID:???
ヒカルたん棒アイスあげるよぺろぺろぺろぺろ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

209 :名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 13:46:17.48 ID:???
ヒカルたんそれは棒アイスじゃない近づいちゃダメだっ!!

210 :名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 16:50:08.77 ID:???
>>208
汚い棒アイスはとっととしまえ!

211 :名無しさん@ピンキー:2012/08/14(火) 00:16:58.34 ID:???
じゃあおいしいソーセージあげるよ(;´Д`)ハァハァ

212 :名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 09:34:12.02 ID:???
ヒカル、噛みちぎっておしまいなさい

213 :名無しさん@ピンキー:2012/08/17(金) 14:37:36.25 ID:???
俺はヒカルたんに少しでも触れることができるなら…
噛み千切られても…(・∀・)イイ!

214 :名無しさん@ピンキー:2012/08/17(金) 18:07:12.41 ID:???
口の周りを血に染めて振り返るヒカルたんか
この季節、ホラーなヒカルたんもいい!

215 :名無しさん@ピンキー:2012/08/18(土) 22:26:16.45 ID:???
メイツの珍子噛み切るホラーヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
噛み切ったあと( ゚д゚)、ペッ とクールに血を吐き出して!!

216 :名無しさん@ピンキー:2012/08/20(月) 06:12:28.82 ID:???
暴漢に襲われてぼこぼこにされながらも抵抗するヒカルたんを受信した(;´Д`)ハァハァ

217 :名無しさん@ピンキー:2012/08/22(水) 00:56:13.52 ID:???
悪い奴はヒカルたんに近付けるもんか
ヒカルたん、俺が守るよ!一生な(;´Д`)ハァハァ

218 :名無しさん@ピンキー:2012/08/22(水) 18:24:51.34 ID:???
俺だって!!
(;´Д`)ハァハァ

219 :名無しさん@ピンキー:2012/08/23(木) 01:51:03.28 ID:???
守っているつもりで実はヒカルたんにはストーカーとしか思われていないメイツ

220 :名無しさん@ピンキー:2012/08/24(金) 17:11:16.19 ID:???
いいさいいさ
メイツは報われないものさ

221 :名無しさん@ピンキー:2012/08/24(金) 18:18:18.19 ID:???
メイツはヒカルたんにキモがられてなんぼじゃい
ヒカルたんヒカルたんヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

222 :名無しさん@ピンキー:2012/08/25(土) 07:10:21.14 ID:???
基本的にヒカルたんには汚いものでも見るような目つきで見られるのが本望だ

223 :名無しさん@ピンキー:2012/08/25(土) 18:06:09.59 ID:???
興奮しちゃう!(;´Д`)ハァハァ

224 :名無しさん@ピンキー:2012/08/25(土) 20:28:46.04 ID:???
>>222
ヒカルたんからの蔑みはご褒美(;´Д`)ハァハァ

225 :名無しさん@ピンキー:2012/08/27(月) 19:39:56.32 ID:???
ごきそを睨んだ時の顔で俺も見下ろされたい

226 :名無しさん@ピンキー:2012/09/01(土) 01:01:43.89 ID:???
夏の終わりにヒカルたんと激しくセックス(;´Д`)ハァハァ

227 :名無しさん@ピンキー:2012/09/01(土) 13:02:30.26 ID:???
阻止だおヽ(`Д´)ノ

228 :名無しさん@ピンキー:2012/09/03(月) 23:18:54.92 ID:???
ヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ

229 :名無しさん@ピンキー:2012/09/04(火) 20:59:25.99 ID:???
BD-BOX化を祝してヒカルたんと激しくセックス(;´Д`)ハァハァ

230 :名無しさん@ピンキー:2012/09/05(水) 20:00:15.98 ID:???
秋の夜長にヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

231 :名無しさん@ピンキー:2012/09/07(金) 18:52:28.04 ID:???
いいネ(;´Д`)ハァハァ

232 :名無しさん@ピンキー:2012/09/07(金) 21:09:22.83 ID:???
近衛光たんも好きだ(;´Д`)ハァハァ

233 :名無しさん@ピンキー:2012/09/15(土) 00:13:47.08 ID:???
ヒカルたんヒカルたん今日は一緒に寝ようね(;´Д`)ハァハァ

234 :名無しさん@ピンキー:2012/09/20(木) 00:16:33.36 ID:???
ヒカルたん誕生日おめでとう!(;´Д`)ハァハァ
いつまでも愛してる(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

235 :名無しさん@ピンキー:2012/09/20(木) 00:19:35.68 ID:???
ヒカルたんおめでとう!
もうヒカルたんというかヒカルさんの齢だけどいつまでもヒカルたんと呼び続けるよ!

236 :名無しさん@ピンキー:2012/09/20(木) 14:04:19.98 ID:???
ヒカルたんお誕生日おめでとおおおおおお
いつまでも大好きだよ(;´Д`)ハァハァ

237 :名無しさん@ピンキー:2012/09/21(金) 05:31:03.55 ID:???
またひとつ大人になったヒカルたんと激しい夜を過ごした(;´Д`)ハァハァ

238 :名無しさん@ピンキー:2012/09/21(金) 07:33:48.25 ID:???
>>237
それは素敵な夢を見たな!

239 :名無しさん@ピンキー:2012/09/27(木) 19:49:01.59 ID:???
儚い

240 :名無しさん@ピンキー:2012/09/27(木) 22:51:39.80 ID:???


241 :名無しさん@ピンキー:2012/09/30(日) 14:58:10.83 ID:???
ヒカルたん台風だから外行ったら駄目だよ
一緒にコロッケ食べようね(;´Д`)ハァハァ

242 :名無しさん@ピンキー:2012/09/30(日) 15:43:29.30 ID:???
ラーメン食わせてやるからコロッケ野郎なんかやめて俺んとこおいでヒカルたん!(;´Д`)ハァハァ

243 :名無しさん@ピンキー:2012/09/30(日) 16:04:35.12 ID:???
台風といったらコロッケだろ!
定番を楽しもうよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

244 :名無しさん@ピンキー:2012/09/30(日) 17:24:55.59 ID:???
ヒカルたんほそっこいから風に吹き飛ばされそうだおね
(;´Д`)ハァハァ

245 :名無しさん@ピンキー:2012/09/30(日) 18:29:47.58 ID:???
うちの近辺、すでに風で転倒して病院運ばれた人いるぞ
ヒカルたんは絶対外出禁止!(;´Д`)ハァハァ

246 :名無しさん@ピンキー:2012/09/30(日) 21:06:27.41 ID:???
小学生ヒカルたんは台風来て休校になったら大喜びしそうだな、と妄想

247 :名無しさん@ピンキー:2012/10/07(日) 19:09:11.64 ID:???
ヒカルたん好きだ(;´Д`)ハァハァ

248 :名無しさん@ピンキー:2012/10/15(月) 00:34:17.01 ID:???
肌寒いよヒカルたん
もっとくっついてくれ(;´Д`)ハァハァ

249 :名無しさん@ピンキー:2012/10/15(月) 03:40:08.63 ID:???
ヒカルたんは体温高そう(;´Д`)ハァハァ

250 :名無しさん@ピンキー:2012/10/15(月) 20:53:38.86 ID:???
菊はもっと熱いんだろうな(;´Д`)ハァハァ

251 :名無しさん@ピンキー:2012/10/15(月) 23:45:16.25 ID:???
うん熱かったよ(;´Д`)ハァハァ

252 :名無しさん@ピンキー:2012/10/16(火) 06:44:38.36 ID:???
妄想乙

253 :名無しさん@ピンキー:2012/10/21(日) 14:50:57.64 ID:GWWuRi/M
可愛いは正義。

254 :名無しさん@ピンキー:2012/10/22(月) 09:48:58.92 ID:???
ヒカルたんのための言葉だな
たとえ失言を連発しようがおっさんや爺さんに愛されるヒカルたん

255 :名無しさん@ピンキー:2012/10/22(月) 19:08:37.15 ID:???
ヒカルたん、あらゆる人にケアされてたもんな
ハァハァは抜きにしても、才能のある人間には周りが甘くなるのかとか
天才とは皆で作るものなんだろうかとか考えたもんだ

俺もご多分に漏れずヒカルたんの世話したいよ!(;´Д`)ハァハァ

256 :名無しさん@ピンキー:2012/10/22(月) 23:37:51.46 ID:???
ヒカルたんのお世話か…夢の職業だな(;´Д`)ハァハァ

257 :名無しさん@ピンキー:2012/10/23(火) 01:20:04.38 ID:???
ヒカルたんの下半身の世話をするだけの簡単なお仕事です(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

258 :名無しさん@ピンキー:2012/10/24(水) 20:45:32.70 ID:???
天国すぎる…(;´Д`)ハァハァ
しっかしなんであんなに可愛く生まれてきたんだろうヒカルたん…(*´Д`)

259 :名無しさん@ピンキー:2012/10/25(木) 16:32:58.35 ID:???
じいさんたちに飴もらってるヒカルたん萌え

260 :名無しさん@ピンキー:2012/10/25(木) 21:24:36.30 ID:???
あんな可愛いのがいたらそりゃ飴ちゃんもあげたくなるわ(;´Д`)ハァハァ

261 :名無しさん@ピンキー:2012/10/26(金) 17:44:19.15 ID:???
なでなでしたいわぁ

262 :名無しさん@ピンキー:2012/10/26(金) 19:58:51.29 ID:???
ペロペロしてぶっとばされたいわぁ(;´Д`)ハァハァ

263 :名無しさん@ピンキー:2012/10/29(月) 14:21:27.30 ID:???
ラーメン祭りに連れてってあげたい

264 :名無しさん@ピンキー:2012/10/29(月) 21:45:44.69 ID:???
寒い夜はヒカルたんとひとつのラーメンをすすりたい(;´Д`)ハァハァ

265 :名無しさん@ピンキー:2012/10/29(月) 22:25:02.42 ID:???
熱々の股関をフーフーしてくれるかなヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

266 :名無しさん@ピンキー:2012/10/29(月) 22:45:32.56 ID:???
>>265
ヒカルたんの代わりに俺がグリグリしてやるよ

267 :名無しさん@ピンキー:2012/11/05(月) 23:09:07.59 ID:???
霜月最初の(;´Д`)ハァハァをヒカルたんに捧ぐ

268 :名無しさん@ピンキー:2012/11/09(金) 20:12:51.41 ID:???
この季節はやっぱヒカルたんと白濁スープのラーメンだな(;´Д`)ハァハァ

269 :名無しさん@ピンキー:2012/11/14(水) 19:00:50.66 ID:???
今日ぶかぶかの学ランを着た中学生を見てヒカルたんを思い出した
あのころのヒカルたんのかわいさは反則級だわ、小畑は狙ってたのか

270 :名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 23:28:55.88 ID:???
ヒカルたんの小悪魔フェイスはやはり小畑の趣味なんだろうか(;´Д`)ハァハァ

271 :名無しさん@ピンキー:2012/11/19(月) 18:37:13.50 ID:???
ショタっ子ヒカルたんもその後のスーパードルフィーみたいな
美人で尋常ならざる色気を放つヒカルたんも小畑せんせえの趣味だろう(;´Д`)ハァハァ

272 :名無しさん@ピンキー:2012/11/22(木) 21:59:58.42 ID:???
井山君とうとう五冠だってな
本当に凄いなあ(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんのエロさも相変わらず凄いな(;´Д`)ハァハァ

273 :名無しさん@ピンキー:2012/11/27(火) 19:43:23.67 ID:???
「ヒカルたちのこれからは井山さんの将来を見てください」みたいな発言は
ほったのリップサービスだと思うが、ヒカルたんが五冠になった姿を想像すると嬉しくなる

274 :名無しさん@ピンキー:2012/11/27(火) 20:18:23.13 ID:???
273メイツのやらしい目線一切なしの清廉なレスがまぶしい(;´Д`)
井山くんは知ったときにリアル塔矢アキラって言うレスを
教育のNHK囲碁の実況で見たせいでオレの中では若先生を
思い出したりもする
ヒカルたんのこれから…また見てみたいなあ
25歳くらいの大人のヒカルたんの物語なんだぜ…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

275 :名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 23:51:39.17 ID:???
ヒカルたんのこれからは予想しやすいからなあ
仕事は順調、プライベートは俺と幸せにエロく暮らす以外に何かあるのか?
ない!(;´Д`)ハァハァ

276 :名無しさん@ピンキー:2012/11/29(木) 00:11:37.18 ID:???
まあだいたい汚れた目でヒカルたんを見ているが、純粋な目も持ってるぞ!
普段騒がしい感じなのに碁盤に向かうとすごく真剣な表情になるのがカッコよかったなぁ

277 :名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 00:54:07.08 ID:???
ヒカルたんは将来どこまで背が伸びるんだろう
170いかなくて気にするヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

278 :名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 18:26:11.24 ID:???
ウルトラマンみたいに巨大化して
スカイツリー引っこ抜いて遊ぶヒカルたんも可愛い(;´Д`)ハァハァ

279 :名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 19:01:32.35 ID:???
ちょwやんちゃ過ぎるだろそれww(;´Д`)ハァハァ
しかし三分経って元通り…になったら凹むだろうなヒカルたん… (;´Д`)ハァハァ

280 :名無しさん@ピンキー:2012/12/03(月) 23:43:59.24 ID:???
ヒカルたん倉庫の途中モノが気になって(;´Д`)ハァハァ

281 :名無しさん@ピンキー:2012/12/04(火) 01:09:29.50 ID:???
職人さんに感謝しつつ、そこはサンタにお願いだ(;´Д`)ハァハァ

282 :名無しさん@ピンキー:2012/12/11(火) 23:14:05.61 ID:???
ヒカルたんスレは禁断氏が途中まで書いていた小説を
いろんな職人が続きを書いてったことで盛り上がったわけだ

つまり>>280ガンバレ(・∀・)!!

283 :名無しさん@ピンキー:2012/12/14(金) 11:10:39.48 ID:???
今日は俺たちの宿敵若、先生の誕生日だな
ヒカルたんが誕生日にかこつけて無体なプレイを強要されてないといいんだが…


(;´Д`)ハァハァ

284 :名無しさん@ピンキー:2012/12/14(金) 11:13:04.34 ID:???
若゛先生だった…ヽ(`Д´)ノ

285 :名無しさん@ピンキー:2012/12/14(金) 22:18:19.69 ID:???
録画したヒカルたんのアレコレを売ってくれたら許すいや許さんいや許す若"
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

286 :名無しさん@ピンキー:2012/12/15(土) 00:02:48.74 ID:???
よし日付かわったぞ!若゙!ヒカルたんかえせ!ヽ(`Д´)/

287 :名無しさん@ピンキー:2012/12/15(土) 19:11:46.11 ID:EMeP9T8E
ニコ生でヒカ碁やってるぞ。生ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

288 :名無しさん@ピンキー:2012/12/15(土) 20:53:20.67 ID:???
おおそうだったな
昨日まで憶えてたのに
生でヒカルたんと…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

289 :名無しさん@ピンキー:2012/12/24(月) 17:28:47.91 ID:???
ヒカルたんメリクリ!
ヒカルたんの股間クリクリしたいよ!(;´Д`)ハァハァ

290 :名無しさん@ピンキー:2013/01/05(土) 05:45:34.17 ID:???
ヒカルたんお年玉あげるから家においで…

291 :名無しさん@ピンキー:2013/01/20(日) 23:14:58.49 ID:???
ニコ生見てきた
やっぱヒカルたん最高!(;´Д`)ハァハァ

292 :名無しさん@ピンキー:2013/01/23(水) 23:55:03.45 ID:???
ヒッカルたぁぁぁんん!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
クンカクンカクンカ(;´Д`)ハァハァ!

293 :名無しさん@ピンキー:2013/02/03(日) 11:18:47.18 ID:???
ニコ生、先が遠いお…

294 :名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 18:52:21.88 ID:???
ニコ生3月だもんな
あーヒカルたんの肉をムニュムニュしたい(;´Д`)ハァハァ

295 :名無しさん@ピンキー:2013/02/18(月) 12:23:46.54 ID:???
嫌だ

296 :名無しさん@ピンキー:2013/02/18(月) 19:57:00.21 ID:???
そんなヒカルたん!(;´Д`)…
嫌よ嫌よも好きのうち(;´Д`)ハァハァ

297 :名無しさん@ピンキー:2013/03/13(水) 03:35:04.97 ID:???
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

298 :自治でスレ立て設定議論中:2013/03/14(木) 01:29:50.92 ID:???
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

299 :自治でスレ立て設定議論中:2013/03/14(木) 02:20:24.12 ID:???
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ 泣き顔(;´Д`)ハァハァ

300 :自治でスレ立て設定議論中:2013/03/14(木) 23:26:23.28 ID:???
なんだよ急に湧いて出て


ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

301 :自治でスレ立て設定議論中:2013/03/14(木) 23:46:33.79 ID:???
俺だってヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
井山六冠ニュースで映ったヒカルたん単行本と
キャスターの発したヒカルの碁という単語にドキッとしたわ
とにかくめでたいめでたい(;´Д`)ハァハァ

302 :自治でスレ立て設定議論中:2013/03/16(土) 01:17:50.01 ID:???
明日は最後のニコ生か…
泣き生ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

303 :名無しさん@ピンキー:2013/04/11(木) 20:08:46.21 ID:???
そうこうするうちにもう四月
今年度もヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

304 :名無しさん@ピンキー:2013/04/13(土) 01:51:06.08 ID:???
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

305 :名無しさん@ピンキー:2013/04/13(土) 01:54:39.26 ID:???
地球

306 :名無しさん@ピンキー:2013/04/27(土) 14:20:53.63 ID:???
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

307 :名無しさん@ピンキー:2013/05/08(水) 23:24:35.21 ID:???
ヒカルたんの……菊が……

308 :名無しさん@ピンキー:2013/05/09(木) 14:58:35.37 ID:???
ふと思い立って検索してみたら
おまいら久しぶり〜〜、そして

ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

309 :名無しさん@ピンキー:2013/05/10(金) 19:18:38.09 ID:???
ちっ、とうとう俺とヒカルたんの二人きりになったと思ったのに…

310 :名無しさん@ピンキー:2013/05/11(土) 17:41:14.09 ID:???
そうはさせん ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

311 :名無しさん@ピンキー:2013/05/11(土) 21:52:33.27 ID:???
じゃあ、みんなで仲良くヒカルたんを輪姦する (;´Д`)ハァハァ
ヒカルたん、淫乱だからな……一人じゃ足りないに決まってる

312 :名無しさん@ピンキー:2013/05/11(土) 22:51:13.07 ID:???
おいらは初心なヒカルたんのが好みだぜ

313 :名無しさん@ピンキー:2013/05/12(日) 00:04:26.50 ID:???
じゃオレは向こう見ずな罵倒をするヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

314 :名無しさん@ピンキー:2013/05/12(日) 15:58:37.19 ID:???
初心なヒカルたんなんて、おまいら騙されてるな。
オレの前では菊孔をグズグズにしておねだりしている。

315 :名無しさん@ピンキー:2013/05/12(日) 23:56:26.53 ID:???
花園メイツ ヒカルたんの菊に集まってきたのか(;´Д`)ハァハァ

316 :名無しさん@ピンキー:2013/05/13(月) 18:05:13.38 ID:???
まあ春だしな
いやもう夏か
ヒカルたんには夏が似合う…

317 :名無しさん@ピンキー:2013/05/20(月) 21:03:41.55 ID:???
ヒカルたんは初夏から真夏だな(;´Д`)ハァハァ

318 :名無しさん@ピンキー:2013/05/25(土) 23:12:24.16 ID:???
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

若゛は相変わらず暑苦しい視線とヘアだな

319 :名無しさん@ピンキー:2013/06/12(水) 04:04:26.95 ID:???
簡単

320 :名無しさん@ピンキー:2013/07/22(月) NY:AN:NY.AN ID:???


321 :名無しさん@ピンキー:2013/07/27(土) NY:AN:NY.AN ID:???


322 :名無しさん@ピンキー:2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN ID:???


323 :名無しさん@ピンキー:2013/09/10(火) 23:53:46.77 ID:???
最近ヒカルたんにハマり、1からみてきたんだが、もう人がいないんだな…

324 :名無しさん@ピンキー:2013/09/11(水) 22:55:51.04 ID:???
同士よ、俺も今更はまっちゃったよ…
こんなにかわいかったなんて当時は気づかなかった

325 :名無しさん@ピンキー:2013/09/11(水) 23:03:10.05 ID:???
メイツに参加希望か?(;´Д`)ハァハァ

326 :名無しさん@ピンキー:2013/09/12(木) 23:10:12.20 ID:???
>>324
おお、同士よ…

参加希望でつ
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

327 :名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 00:07:31.79 ID:???
>>326
じゃあまづ、ヒカルたんのどこに(;´Д`)ハァハァするか答えてもらおうハァハァ

328 :名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 00:10:25.58 ID:???
おいらは10年くらい前に大学生活板の常連だった
最近なんとなく再ブクマしたお

329 :名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 00:52:34.07 ID:???
おお!同志よ!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
大学生活板は熱かったよな!

330 :名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 01:24:37.97 ID:???
同士かよ!最敬礼したくなるぜ
ヒをヒカルたん(;´Д`)ハァハァ変換で登録してたあの頃www
パパとかまだお元気なのかな?

331 :名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 01:27:59.06 ID:???
・(ノД`゚)・。 パパ!海より深いヒカルたん(;´Д`)ハァハァ愛で全てを受け止めてくれたな
職人さん豊富でありがたい時代だった

332 :名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 01:36:50.07 ID:???
あの激しくも猥雑な愛の坩堝スレに懐かれてしまってた大学生活板にも感謝w
職人さんもお元気かな
でも何が驚きってヒカルたんのふつくしさが時を超えちゃってるこった!

(;´Д`)ハァハァしたくなったらまた来るよ!

333 :名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 01:40:50.46 ID:???
メイツがいた…どこにもいなかったメイツが…このスレの中に・(ノД`゚)・。

334 :名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 01:46:06.49 ID:???
>>332
また会おう!ちなみに若゛は変態ロンゲに進化したらしいw
まじ天使ヒカルたん!(;´Д`)ハァハァ

335 :名無しさん@ピンキー:2013/09/20(金) 00:51:07.81 ID:???
27歳おめでとう!
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

336 :名無しさん@ピンキー:2013/09/20(金) 00:56:53.05 ID:???
もう27か〜時の流れは速いものだ
ヒカルたんはタイトルいくつとったかな?という妄想

337 :名無しさん@ピンキー:2013/09/20(金) 03:03:09.02 ID:???
引退

338 :名無しさん@ピンキー:2013/09/20(金) 07:17:26.50 ID:???
ヒカルたん27歳、小悪魔度は健在だぜ!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

339 :名無しさん@ピンキー:2013/09/20(金) 14:31:14.08 ID:???
ヒカルたん27歳とか何なの?神なの?
年上年下メイツが「ゆりかごから墓場までヒカルたん」をスローガンに掲げるお年頃じゃん

おめでとうヒカルたん!
後輩思春期軍団の先走り(;´Д`)ハァハァに気をつけてね

340 :名無しさん@ピンキー:2013/09/20(金) 23:42:01.25 ID:???
ヒカルたんお誕生日おめでとう!(;´Д`)ハァハァ

土日でアニメ見返すぜ…!

341 :名無しさん@ピンキー:2013/09/25(水) 22:34:08.04 ID:???
>>327
まずはヒカルたんのまんまるの大きな瞳とぷにぷにのほっぺだろうか…(;´Д`)ハァハァ
成長してからは憂いの帯びた瞳とか身長故に上目使いになったりするのとか(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

そもそも俺はあかり目的でヒカ碁を見始めたんだ…!
なのにいつの間にかヒカルたん(;´Д`)ハァハァしてたんだ…!
マジ魔性のヒカルたん

342 :名無しさん@ピンキー:2013/09/25(水) 23:05:18.37 ID:???
>>341
佐為消失(成仏?)からのヒカルたんの未亡人風情に(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんの泣き顔でご飯何杯もいけるぜ!(;´Д`)ハァハァ

343 :名無しさん@ピンキー:2013/09/26(木) 23:56:50.09 ID:???
>>342
俺も泣き顔が好きだが睨んでる表情も心底堪らねえぜ!(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんに睨まれてる御器曽が羨ましいぜ…!

344 :名無しさん@ピンキー:2013/09/27(金) 00:01:35.94 ID:???
アニメを観返してきたわけだが、若゛って一番おいしいポジションにいるよな…。
ヒカルたんと追われ追いつつの関係であり、さらにヒカルたんの手をもみもみし、肩までむにむにし、
ヒカルたんが精神的に追いつめられたときには心の中で名前まで呼ばれてるんだぜ…
好敵手という立場を利用して、一生ヒカルたんの傍にいられるのかと思うと歯軋りがとまらねえ…!

くそぉ!ヒカルたんヒカルたん!(;´Д`)ハァハァ
君が一番かわいいよ!!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

345 :名無しさん@ピンキー:2013/09/30(月) 07:29:47.30 ID:???
ヒカルたんおはよおうおおうメイツおはよう
>>344読んだらあまりに若゛様が裏山憎たらしいので
ロンゲの裏側がちょっとだけ禿げる呪いをかけたよ…

346 :名無しさん@ピンキー:2013/10/02(水) 20:24:04.78 ID:???
10年後ヒカルたんの隣にドヤ顔で立ってるからな、若゛は…。
10年後ヒカルたん、若゛に身長追いついたんかと思ってたが、
角度でそう見えているだけであって、よく見れば全然そんなことなかった。
何かと見下ろされてムッとしてるヒカルたんかわいいよ…

347 :名無しさん@ピンキー:2013/10/02(水) 20:25:36.17 ID:???
今日は豆腐の日なのでヒカルたんのおへそに豆腐を乗せて食べよう

348 :名無しさん@ピンキー:2013/10/06(日) 00:39:59.33 ID:???
アニメ1話のヒカルたんにツインテールをつけて美少女にする作業(;´Д`)ハァハァ

349 :名無しさん@ピンキー:2013/10/15(火) 01:04:17.96 ID:???
ヒカルたんの髪の長さって絶妙だよな
後ろ髪を短くすると女の子っぽくなるのが不思議だ

350 :名無しさん@ピンキー:2013/10/15(火) 02:18:08.01 ID:???
ヒカルたんの細いうなじ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

351 :名無しさん@ピンキー:2013/10/20(日) 22:27:11.91 ID:???
うなじも好きだが、個人的には首筋から鎖骨にかけての部位も(;´Д`)ハァハァ

352 :名無しさん@ピンキー:2013/10/24(木) 01:19:50.76 ID:???
1巻の体操服ヒカルたんかわいいよ(;´Д`)ハァハァ
同学年に比べると頭一個分小さいヒカルたんたまらん(;´Д`)ハァハァ

小6の平均が145cmらしいから、ヒカルたんはそれ以上に小さいのか…誘拐しやすいサイズだな………

353 :名無しさん@ピンキー:2013/10/24(木) 02:36:56.25 ID:???
うわぁ!……うわぁ!

354 :名無しさん@ピンキー:2013/10/28(月) 00:04:29.87 ID:???
ヒカルたんヒカルたんあぁ可愛いヒカルたん

355 :名無しさん@ピンキー:2013/10/29(火) 00:12:43.98 ID:???
ヒカルたんは未来永劫アイドル

356 :名無しさん@ピンキー:2013/10/29(火) 01:50:50.37 ID:???
ヒカルたんはオレの嫁(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

357 :名無しさん@ピンキー:2013/10/29(火) 23:49:06.01 ID:???
ヒカルたんは俺の嫁だ譲らんぞ(;´Д`)ハァハァ

358 :名無しさん@ピンキー:2013/10/30(水) 00:02:17.40 ID:???
金のヒカルたん
銀のヒカルたん
銅のヒカルたん
全部おれのヒカルたんだから(;´Д`)ハァハァ

359 :名無しさん@ピンキー:2013/10/30(水) 16:48:07.06 ID:???
普通のヒカルたんはいただきますね(;´Д`)ハァハァ

360 :名無しさん@ピンキー:2013/10/30(水) 21:40:30.00 ID:???
女神なヒカルたんはいただいていきますね(;´Д`)ハァハァ

361 :名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 21:11:00.88 ID:???
ヒカルたんうちに来てくんねえかな…
毎日ラーメンあげるよ

362 :名無しさん@ピンキー:2013/11/05(火) 17:21:21.52 ID:???
いらね

363 :名無しさん@ピンキー:2013/11/05(火) 17:38:19.39 ID:???
>>362
ヒカルたん!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

364 :名無しさん@ピンキー:2013/11/07(木) 23:06:21.82 ID:???
ハッ・・・ヒカルたん!!(;´Д`)ハァハァ

365 :名無しさん@ピンキー:2013/11/07(木) 23:34:32.92 ID:???
ヒカルたんの残り香…

366 :名無しさん@ピンキー:2013/11/08(金) 20:47:23.49 ID:???
ヒカルたんはどうしてああもかわいいのか…

367 :名無しさん@ピンキー:2013/11/08(金) 20:51:52.51 ID:???
エロゲやってて金髪の気の強い女の子が出てきたら
ヒカルたんで妄想してしまうのは俺だけじゃないはずだ

368 :名無しさん@ピンキー:2013/11/12(火) 05:00:16.08 ID:???
髪の毛がツートンカラーだと未だにヒカルたんを連想する

369 :名無しさん@ピンキー:2013/11/12(火) 22:35:10.79 ID:???
やっぱりヒカルたん一番なんだよなあ

370 :名無しさん@ピンキー:2013/11/12(火) 22:47:11.58 ID:???
オイそこのメイツ 誰に浮気してたんだよ?(;´Д`)ハァハァ

371 :名無しさん@ピンキー:2013/11/13(水) 00:00:12.53 ID:???
ヒカルたんのえろい表情を想像しただけで1か月は生きていける

372 :名無しさん@ピンキー:2013/11/13(水) 00:08:18.23 ID:???
ヒカルたんのえろい表情を想像→即死→煩悩のあまり蘇る
これの繰り返しで忙しい

373 :名無しさん@ピンキー:2013/11/13(水) 00:13:53.08 ID:???
ヒカルたんが自分で菊門にバイブいれてるのとか妄想しただけで(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

374 :名無しさん@ピンキー:2013/11/13(水) 22:53:56.62 ID:???
>>373
寧ろ今すぐ行くからねヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

375 :名無しさん@ピンキー:2013/12/09(月) 00:32:43.87 ID:???
もうすぐ若゙の誕生日だねヒカルたん・・・

376 :名無しさん@ピンキー:2014/01/05(日) 00:19:48.78 ID:???
遅くなったが、あけましておめでとう ヒカルたん・・・とだけ言っておく

377 :名無しさん@ピンキー:2014/01/05(日) 00:55:26.06 ID:???
(;´Д`)ハァハァはないのか?

378 :名無しさん@ピンキー:2014/01/25(土) 01:15:22.68 ID:???
ヒカルたん元気してるかな…
俺はいつでもヒカルたんで(;´Д`)ハァハァしてるよ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

379 :名無しさん@ピンキー:2014/01/25(土) 02:55:07.83 ID:???
うわああああああああああああああ

380 :名無しさん@ピンキー:2014/01/25(土) 19:07:05.83 ID:???
ヒカルたんを剥きたいこの衝動(;´Д`)ハァハァ

381 :名無しさん@ピンキー:2014/02/07(金) 13:43:35.35 ID:???
知らないメイツはいないと思うが、まだ聞いたことのないメイツのために、念のため(;´Д`)ハァハァの種を置いとく
www.nicovideo.jp/watch/sm20804857

382 :名無しさん@ピンキー:2014/02/09(日) 13:27:28.14 ID:???
ヒカルたぁあああああん!好きだぁあああああ!
3分誰もいなかったら俺の嫁!

383 :名無しさん@ピンキー:2014/02/16(日) 23:11:57.81 ID:???
バレンタインは楽しかったなー
チョコくれた時のヒカルたん真っ赤で可愛かった(;´Д`)ハァハァ

384 :名無しさん@ピンキー:2014/03/30(日) 06:19:03.93 ID:???
ゴミ

385 :名無しさん@ピンキー:2014/04/04(金) 23:27:07.31 ID:???
とうとう俺だけだなヒカルたん

386 :名無しさん@ピンキー:2014/04/08(火) 23:46:40.27 ID:???
ヒカルたんは渡さん

387 :名無しさん@ピンキー:2014/04/09(水) 12:59:24.25 ID:???


388 :名無しさん@ピンキー:2014/04/09(水) 23:36:27.16 ID:???
ヒカルたんのぷにぷにとした前腕に興奮を抑えきれないよヒカルたん・・・(;´Д`)ハァハァ

389 :名無しさん@ピンキー:2014/04/09(水) 23:37:30.40 ID:???
院生時代のぷに感やばい

390 :名無しさん@ピンキー:2014/04/13(日) 16:17:55.62 ID:???
院生時代のヒカルたんは自分の持っている魅力を盛大に活かしていて最高だったよ…(;´Д`)ハァハァ
今も変わらず最高に素敵で無敵だけどな

391 :名無しさん@ピンキー:2014/04/29(火) 10:22:24.67 ID:???
何回見ても完全版表紙のヒカルたんはかわいいお…(;´Д`)ハァハァ

392 :名無しさん@ピンキー:2014/05/16(金) 10:18:23.96 ID:???
完全版も文庫も出た
あとはアニメ北斗杯完全版

393 :名無しさん@ピンキー:2014/05/17(土) 05:11:33.35 ID:???
チェックメイト

394 :名無しさん@ピンキー:2014/05/23(金) 09:36:09.69 ID:???
実写化やろ!

395 :名無しさん@ピンキー:2014/05/26(月) 04:19:39.12 ID:???
実写はいけそうでいけなさそう

396 :名無しさん@ピンキー:2014/05/26(月) 04:40:14.74 ID:???
王手

397 :名無しさん@ピンキー:2014/05/26(月) 13:57:19.66 ID:???
まだ諦めない

398 :名無しさん@ピンキー:2014/05/28(水) 17:43:23.77 ID:???
古い漫画が実写化したりしてるじゃん
ありえないとは言い切れない

399 :名無しさん@ピンキー:2014/05/28(水) 18:20:17.24 ID:???
要らない
大きなお世話

400 :名無しさん@ピンキー:2014/05/30(金) 02:47:31.20 ID:???
前髪メッシュの小学生

401 :名無しさん@ピンキー:2014/05/30(金) 18:27:30.32 ID:???
前髪かサイドだけ金髪にしてる奴たまにいるよな

402 :名無しさん@ピンキー:2014/05/30(金) 18:29:15.91 ID:???
で?

403 :元・盆 ◆lRIlmLogGo :2014/06/03(火) 21:47:25.63 ID:???
メイツ…いるかい?
懐かしくなって久々に過去ログ漁ってしまった
灼熱たん元気かな
十九路?(∩゚д゚)アーアーきこえなーい

PC変わったんで鳥も変えた

404 :名無しさん@ピンキー:2014/06/03(火) 23:19:57.54 ID:???
去年からヒカ碁にはまった新参だけど魔境の話は大方読んだかな
全盛期にはまっていればと悔しい気持ちとこうしてまだ関連スレが残っていることに嬉しい気持ちとがごちゃまぜだ
今だに根強いファンが多いヒカ碁すごい
ヒカル可愛い大好き!

405 :元・盆 ◆i/ct1QYmAM :2014/06/04(水) 09:42:13.04 ID:???
お節介たん関連の倉庫がのきなみ消えとるな…
さみすぃ
>>404
メイツがいた…(ry
そっと隠れてた

406 :名無しさん@ピンキー:2014/06/04(水) 11:48:54.20 ID:???
みんなもっとヒカルたん(´Д ` ;)ハァハァしようず

407 :名無しさん@ピンキー:2014/06/04(水) 13:52:29.81 ID:???
小学生ヒカルたんのほっぺたをプニプニびよーんしたい…(;´Д`)ハァハァ

408 :元・盆 ◆i/ct1QYmAM :2014/06/05(木) 22:59:20.98 ID:???
仕事の納期が詰まっているというのに…
過去ログと倉庫の小説読んで、なんか書きたくなってもーたやないか

考えてる話はえろ少なめで、メイツには物足りんかもしれん
22、3歳のヒカルたんが囲碁界にいられなくなるかもしれんというのを
…あああ、灼熱たんと比べて月とゴキブリくらいに文章力の差がある
俺ごときに書けるんか…

仕事からの逃避が我ながら甚だしいorz

409 :名無しさん@ピンキー:2014/06/06(金) 01:48:21.83 ID:acFJElrD
盆たん!仕事おつかれ。
小説気が向いたときでいいから無理せず盆たんのペースでヒカルたんハァハァといこうぜ!
いつでも待ってる!
十九路は乳首好きの俺にはたまらなかったぞ(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんならどの部位も好きだけどな!

喜びのあまりついに初カキコしてしまったww
かわいいと思うキャラは色々いるんだがなんかヒカルたんは強烈に俺の心をつかんで離さないんだよな〜
といっても俺はセレクションでヒカ碁を知ってから4年前にヒカルたんにはまった新参者かもしれんがww
でもこんなにずっと好きなキャラって初めてなんだよな・・・
ヒカルたんはやっぱり魅力的だよ…(;´Д`)ハァハァ

410 :元・盆 ◆i/ct1QYmAM :2014/06/06(金) 09:45:31.70 ID:???
若きメイツよ、ありがとう元気でた
よーし、今日明日は徹夜で仕事のノルマを進めるぞ!
納品は月曜の朝だ!
そんでもってヒカルたん(*´Д`)ハァハァするんだ

てか、なんで俺、デスマな世界から足を洗ったはずなのに
新たなデスマの扉を開いてるんだwww

うっかりヒカ碁アニメ観直してノンストップになってしまったせいだなんて
クライアントに言えない、言えないぜ
ヒカルたん新初段シリーズのいいとこで中断してしまって
つらいつらすぎる

411 :予告編 ◆i/ct1QYmAM :2014/06/06(金) 11:06:03.57 ID:???
あれはいつだったろう。
少し寂しげな笑みを浮かべて、彼は何と言っていたっけ。
──おまえになら、いつか話してもいいかもしれない。

その『いつか』が、今、こんな形で。
よりによって。
こんな。
何故。

僕は、知ることでキミを喪うのか。
それが代償だとでもいうのか。

--------------------------
タイトルはまだ決まってない(おい)
Comin' Soon(ほんとかよ)!

412 :名無しさん@ピンキー:2014/06/07(土) 13:58:44.68 ID:???
久しぶりに来てみたら人がいて嬉しい

予告編だけで泣ける〜
気長に待つのでよろしくお願いします

413 :元・盆商戦 ◆i/ct1QYmAM :2014/06/07(土) 18:45:47.83 ID:???
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
って妄想のしすぎで、ちっとも仕事進んでねぇwww

他のチームは分納でよくて、俺は遅れてきた分も一括納品って
ちょっとこれおかしくね?とか文句をぶーたれても
目の前の仕事は減らないのでまじめにやろう
そんで妄想たっぶりのSSを投下するんだ
ヒカルたん(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ

棋院主催の子供向けイベントで
ガキ相手にムキになるおとなげないヒカルたんとか
妄想してると楽しくて止まらない(*´Д`)ハァハァ

414 :名無しさん@ピンキー:2014/06/11(水) 13:53:46.31 ID:???
予告編イイネ(・∀・)b
適度にヒカルたん(;´Д ` )ハァハァしながら無理せずがんばってくだされ〜楽しみにしてます

415 :名無しさん@ピンキー:2014/06/12(木) 12:51:19.02 ID:???
ほんとだお節介たん…今までありがとう
前スレで暫定保管庫作ったものですが新作楽しみにしてます

416 :元・盆商戦 ◆i/ct1QYmAM :2014/06/12(木) 15:47:25.70 ID:???
>>415
おお暫定保管庫たんだーおつー
お節介たん、まだメイツでいてくれてるかな

毎週水曜日に仕事が来て
毎週月曜日の正午に納期がやってくるんだが
・・・鬼レギュレーションと量に半泣きでつよ
今週分遅れてさー、そのうえPC壊れて納品用のデータ全部飛んでさー
作り直して今日やっと納品したのさ
でも来週の月曜は待ってくれないのさ
いやー、ほんと灼熱たんの凄さがわかる

※実際の内容は、予告と違う可能性があります
ご了承ください
なんちて

でも、予告書いた時とちょっと構想変わったのはホント
ヒカルたんがより可哀想な方向にシフトしたwww

417 :名無しさん@ピンキー:2014/06/12(木) 15:54:09.35 ID:???
可哀想なヒカルたん…だと?楽しみすぐる

418 :名無しさん@ピンキー:2014/06/13(金) 15:37:05.61 ID:???
ヒカルたん!俺はとんこつと味噌が好きだよ!
ヒカルたんは何スープのラーメンが好きだい?
アラサーになってもやっぱりラーメンasナンバー1なのかい?
かわいいよヒカルたん
(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ

419 :名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 06:13:41.88 ID:???
ヒカルたんアラサーとか悲しくなってきた

420 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/19(木) 12:00:28.63 ID:???
zeldaとは
特定ボードゲーム関連動画の投稿者。

特定のボードゲームに関連した動画投稿や生放送をメインに活動している。
ぶっちゃけ、ボードゲーム実況よりも仕事の同期や先輩を呼んでのアホ企画の方が人気が高い。
てゆーか、zelda本人よりも呼ばれたゲストの方がおm(ry

本職は、ものすごく厳しい採用試験に受からないとできない専門職。
日本では基本、年に3人しかなれない、えげつなき門の狭さを誇る職種。
しかも、採用がゴールじゃなくて、そこから「年功序列?なにそれおいしいの?」
という成果主義上等で過酷な蹴落とし合いがエンドレスで始まるのだ。
たまにはハメをはずさねーとやってられっか!って気持ちを動画にぶつけちゃっても仕方がない。
だからといってあんまりやりすぎると、職場からきっついペナルティをくらいそうでもある。
(実際、生放送中に職場の中の人から「いいかげんにしろ」と電話でクレームが来た。
何故かゲストのしんどー君に)
動画のアホぶりからは想像もつかないが、zeldaはもちろんゲストの同期も先輩もガチエリートである。
将来の昇進に響かないか、ちょっと心配になる。

ポイズンクッキング系やゴチになる系の動画が特に人気で、後者はほぼ100%いすみ先輩が被害者となる。
さえき先輩はうまく逃げるのであまり被害を被らない。
あしわら先輩は場を引っ掻き回して漁夫の利を得る天才である。
「時価」の寿司食べ放題企画など、高給取りのエリートが涙目になっているのが
視聴者の笑いのツボとなっている。
「大間のマグロを腹いっぱい食べよう!」とか、それボードゲームとひとっかけも関係ないよね。

zeldaの動画に必ずつく「先生何やってんすか」タグは最初はzelda本人に向けてのものだったが、
のちに同期のしんどー君に対する意味合いがものすごく大きくなった。
てゆーかしんどー君、本当何やってんすか。すげえ偉くなってんのに引責辞任とかなっても知らないよ。

会社の取締役レベルに平気で毒料理を食わすzeldaだが、最近は本業が忙しくなったのか
動画投稿も生放送もペースが落ちている。

関連項目
和谷義高

いすみ先輩
さえき先輩
あしわら先輩
しんどー君

421 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/19(木) 12:01:04.37 ID:???
しんどー君とは
動画投稿者zeldaの動画・生放送によく呼ばれるゲスト。
zeldaと職場の同期かつ学年がひとつ下なので、しょっちゅう便利に使われている。
言動がド天然で失言が多く、視聴者がコメントでいじり倒す格好の的となっている。
「やだよ!何考えてんだよ!オレやらねーよ!」などと真っ向からzeldaの企画を否定することが多く、
先輩方よりも企画による被害が少ない。
「おまえにバカって言われんのがチョームカツク!」んだそうである。
でも「ちょっと足りない感」は動画からも見て取れるので、仕方ないかもしれない。

そんなバカっぽいしんどー君だが、職場での立場は同期で入ったzeldaよりはるかに上。ヤンエグ様である。
いすみ先輩の財布がピンチになるレベルのゴチ企画など屁でもないくらい年収に格差がある。
そこをわかっているので、zeldaは毒料理企画で地味にしんどー君のMPを削りに来る。

ボードゲーム対決実況では、水を得た魚のようにイッキイキしている。
そしてzeldaを笑顔でフルボッコにする。だから先生何やってんすか。

関連項目
進藤ヒカル

zelda
いすみ先輩
さえき先輩
あしわら先輩

422 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/19(木) 12:02:20.92 ID:???
進藤ヒカルとは
日本棋院所属の囲碁棋士である。東京都出身。1986年9月20日生まれ。
「ねーよ」ってレベルのキャリア不足を超短期間で克服し、初心者から始めて2年足らずでプロ試験合格。
碁を始めてからずっと師匠がいないとかどういうことなの。
院生試験受ける前の経歴が囲碁部の地区大会敗退しかないってなんなの。
プロ初年度にいきなり2ヶ月サボるとか何考えてんの。
週に1回、森下九段の研究会にいるだけでジュニアの国際棋戦大将とかばかにしてんの。

こんなんなのに20歳で本因坊とかナメてんの。

などという不評がいろいろあるが、純粋培養の囲碁マシーン・塔矢アキラと並んで
不世出のトップ棋士のひとりなのはまあ間違いない。
軽そうな見かけとバカっぽい言動でダマされているだけである。
見た目が可愛いくてキャラも面白いので、TVのバラエティ番組でヒナ壇に座らされることが多いが、
本人には日本棋院のスポークスマン的役割がいまいち理解できていない様子。でもまあ人気だからいいか。

バカそうだから碁もおおざっぱで力押しなのかと思われがちだが、緻密で繊細、
古い定石をベースに非凡なひらめきを加味したクレバーな打ち筋が特徴。
現存する秀策の棋譜はすべて丸暗記して、日々応用しているという。
倉田厚によれば、秀策の筆跡も鑑定できるほどの秀策フリーク。

実力の伸びに経験が追いつかない、という逸話は、zeldaこと和谷義高の投稿動画でいくつも語られている。
そのなかでも、新初段シリーズを目前とした時期に「大手合」の存在を知らなかったというのは
衝撃のエピソードである。笑い話にされてはいるが、囲碁にまったく興味がなかった状態からスタートして、
知っていてしかるべきことも知らぬままプロになったという凄まじいステップアップのスピードが見て取れる。
本因坊を筆頭に、7大タイトルを塔矢アキラと奪い合っている状態が数年続いている。
他のタイトルは獲ったり落としたりだか、本因坊のタイトルだけは初奪取から3年連続で防衛し続けている。

423 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/19(木) 12:09:37.89 ID:???
ども、盆です。
あるぇ?鳥違う、なんで?
おんなじPWぶちこんだのに・・・
まいっか。

ニコニコ大百科パロは別物として書こうと思ってたんだけど、結局本編の一部に
したったwww

書くために、家の中から単行本引っ張りだして読みふけってもうたwww
かわいいよやっぱヒカルたんかわいいよ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
明日から仕事に戻らないと納品がヤバいので、今日中に続きが書けたらうpします

424 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/19(木) 21:19:23.28 ID:???
ガタン!ゴツ!という大きな音と、何人かの客が小さく叫ぶ声がした。
石亭は、音と声のした方に反射的に振り返った。
店の一角、人だかりの中心。
今日は、久々に顔なじみのプロ棋士が遊びに来ていた。人懐っこい性格で、客の誰もに好かれている。
多忙な棋戦スケジュールの合間を縫って、息抜きがてらの来訪だった。
「先生!オイ!進藤君!」
「ダメだ、まともに後頭部からいった!」
「マスター救急車救急車!意識ねェよこの子!」
まだあどけない顔をしていた頃から彼を知っている常連客がまくしたてる。
おそらく、席を立った時に立ちくらみを起こして意識を失ったのだろう。
石亭はカウンターにいる自分の妻を見やる。いつもの不満気な表情をちらとも変えず、
彼女は受話器に向かっていた。
「……ええ、『道玄坂』って看板あるんで、そこ目印にしてもらえます?」

「……おまえまで怒鳴るなよ?河合さんが耳元でギャンギャンやっかましくてさ」
「あのオッサンと一緒にすんな。説教なんざちっせー声でもできらァ」
仏頂面で見下ろしてくる和谷義高の視線が痛くて、ヒカルは毛布を頭からかぶった。
救急搬送された病院の個室。ここにやってきたのは和谷でまだふたり目だった。
河合は倒れた現場に居合わせて、搬送時に付き添ってきたからまだわかるが。
(情報はえーな和谷、どこで聞いたんだ)
少し考えて、河合か石亭のどちらかが気を利かせて和谷と伊角に連絡した可能性に思い当たる。
伊角は今東京にはいない。なるほど。
「今回は長くねーか?進藤」
「…………」
「いつもならちゃんと食えるようになって、体重も戻りだす頃だろ」
「…………」
「まだ、ダメなのか?」
「……ぅん」
左腕には、栄養点滴のチューブが繋がれている。
「次の棋戦が始まってもまだメシ食えねーとか……悪化してんじゃね?」
「さぁ……」
頭がまだ朦朧としている。倒れた時に後頭部を強打した時の痛みも残っている。
「本因坊サマが栄養失調でぶっ倒れるとか、シマんねーにもホドがあんぜ」
「それもう耳タコ」
「タコができても改まんねェから言うんだろうがよ」
「あと何人に言われるのか、数えたらイヤんなりそー」
「坂巻さんは確実だな。あのヒトおまえにキビシイから。棋院行ったらしぼられんぞ」
「うへぇ……うんざり」
「あと森下先生な。毎年、七番勝負なんてあんな体調で大丈夫なのかってすげえ心配してるし」
森下九段には申し訳ないと思う。いちど、食事に呼んでもらった時に粗相をしてしまった。
気を遣ってもらったあげく、その家族にまで迷惑をかけてしまったことが、今でも気になる。
あれは一昨年だったろうか。最初の防衛戦の時。
「本因坊戦の時だけ、ねぇ。他のタイトル戦は平気じゃんおまえ」
「本因坊戦だって、挑戦者だった頃は平気だったさ」
頭上から、呆れたような嘆息が降ってきた。
「おまえんちに電話入れといたから。もうじき親とか来るだろ」
「……母親に泣きながら説教されんのが一番キツイ……」

425 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/19(木) 21:20:15.27 ID:???
※※※

棋院に顔をだすと案の定。
坂巻はヒカルの顔をみるなりくどくどと文句を垂れ始めた。
いわく、不完全な体調で棋戦スケジュールに穴が開いたらどうする。
いわく、君には無届けで長期間手合に出なかった前科がある。
いわく……ヒカルは途中で頭に内容が入らなくなった。
「誰が見ても不調なのがわかる状態なんだから、休養すると届けを出せば最大限の調整は」
「……いえ、大丈夫です」
「大丈夫じゃないだろう!今も上体がフラフラ泳いでるじゃないか」
「手合に穴はあけません、絶対です」
「絶対ってキミ……人間に不可能な約束を口にするもんじゃないよ」
それでもヒカルが首を小さく横に振るのを見て、坂巻は休養の説得を切り上げた。
「きちんと専門医の治療は受けてるのかね」
「え」
「え、じゃないよ。もう三年も連続してる。精神的なものだと素人でもわかる。
あまり続くと本格的に体がガタガタになるよ?医者には?」
「……行ってないです」
「行きなさい」
生返事しかできなかった。
実は、最初の防衛戦の時にいちど精神科は受診した。
出された薬が合わなかった。
思考を鈍らせ、大事な勝ちをひとつ落とす結果となって、余計に追い詰められた。
以来、病院には行っていない。

本因坊戦の防衛の時期にだけ、体がおかしくなるのは何故か、わかっている。
そして、今回の特に長引く不調……これは別の原因によって引き起こされている。
このもうひとつの原因を、誰にも言うつもりはない。
言えない。
誰にも。
何も。

426 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/19(木) 21:29:27.92 ID:???
ここまでしか書けんかったorz
えろ展開は(゚Д゚≡゚Д゚)ドコドコ?ー

たぶん、次の投下は来週になるでつ
こんなんでよかったらよろしくでつ

427 :名無しさん@ピンキー:2014/06/23(月) 17:22:42.84 ID:???
小説キテル━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ニコニコ大百科パロ面白いなww
ヒカルたんの不調の原因がハゲシク気になる・・・!!
盆たんおつ!
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ はやっぱりオレの元気の糧だ!
続きいつでも待ってマース!!

428 :名無しさん@ピンキー:2014/06/27(金) 02:19:18.51 ID:Ybi4mx/n
小説キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!
今日また漫画を読み返してヒカルたん(;´Д`)ハァハァしてきたところだったから嬉しいぜ・・・!w

429 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/27(金) 20:26:27.90 ID:???
※※※

───慟哭がきこえる。
私の魂を引き裂くような、悲しく痛い叫びが。
私の名を何度も呼んで、後悔に溺れてもがく声が。

この涙の雫はたれのものぞ。
……ああ。問わずとも知っている。

※※※

毎度おなじみの仏頂面が、ヒカルをじっと見据えていた。
塔矢アキラが不機嫌な理由には、いくつも心当たりがありすぎて困る。
「医師の反対を押し切って、無理やり退院したんだって?」
「あー……だって、検査しても頭に異常なかったし、いる理由ないじゃん」
アキラの目がすっと細められ、ヒカルはその視線に小さく首をすくめる。
まるで目で斬り殺されそうだ。
「理由がないとは、ボクには思えないけどね。キミ自身が一番わかってるんじゃないのか」
「もっと言ってやってちょうだいな。この子、親の言うことなんかちっともきかなくて」
茶と茶菓子を持ってきた母親が尻馬に乗る。
盆に乗っているのはアキラの分だけ。
「母さんには関係ないんだからクチはさんでくんなよ」
「進藤、世話をかけてる人にそんな言い種はないだろう」
二対一では分が悪い。黙りこむしかなかった。
体を起こしているのが辛い。
来客に対する行儀もへったくれもなく、ヒカルはベッドに体を投げ出した格好でアキラに相対している。そんな息子を心配げにちらりと見やってから、美津子は口を開いた。
「ヒカル、お母さんこれからお夕食の買い物に行ってくるから。お留守番、大丈夫?」
「幼稚園児かよオレ。大丈夫だって」
「ご心配なく。戻られるまで、ボクがついてますから」
アキラの言葉を聞いて、美津子の顔にちょっとした安堵の表情が浮かぶ。
「忙しい中来てくださってるんじゃないの?お仕事の都合は大丈夫?」
「進藤君と似たようなものですから。大丈夫です」
嘘だ。
ヒカルはこんな体調なので、手合以外の仕事は入って来ていない。事務方が勝手に「気を利かせて」
広報や普及などの仕事を入れていないのだ。
数ヶ月前には何本かあったテレビ出演も、本因坊戦の少し前から事務局側でオファーを断っている。
棋院が斡旋する仕事以外に、父親について中国や韓国に出向くことの多いアキラの方が
はるかに忙しいのは明白だった。
だが、美津子にはそのようなことはわからない。
わからなくていい、とヒカルがずっと説明を避けてきたせいだ。
かつて北斗杯を観戦に行った際、劣勢の息子への野次に耐えきれず会場から出てしまったと
祖父・平八に聞かされて以来、母に碁のことを言うのは必要最低限の連絡事項だけになった。
それでいいと思った。
ヒカルなりの気遣いのつもりだった。間違っているとは今も考えていない。
「じゃあ、この子をしばらくお願いね。すぐ戻りますから」
「いいえ、ごゆっくり行ってらしてください」
美津子は軽くアキラに頭を下げて、部屋を出て行った。
「……なーにが『ごゆっくり』だよ」
「何もどうもないさ」
「悪いな」
言葉では謝っているが、揶揄するようなヒカルの表情。アキラはかすかに鼻白んだ。
「キミの言いたいことくらいわかるさ」
「ああそう?エスパー?」
ぐっとベッドに身を乗り上げるようにして、アキラは顔を近づける。
息がかかるほど互いの顔が近づいた時、ヒカルがはぐらかすように言った。
「あー……一人暮らししてェ」
「今のそんな体たらくでか?」
「言うと思った。それは置いといて、色々しんどいんだよ親といるとさ」
「社よりはずいぶん理解のある親御さんだと思うけど?」

430 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/27(金) 20:27:12.73 ID:???
進学を条件にプロ入りをどうにか許可された関西棋院の社。そこを出されるとヒカルには痛い。
「最初は高校に行けばって話だったのに、結局大学まで行かないと認めないって言われて」
「でもアイツ、大学入る時に家出れたじゃん。オレなんか」
「何が不満なんだ」
「色々としか言えねーよ」
「相変わらず語彙が貧弱なんだな」
「うるせェ。……この家はゆくゆくオレのもんになるんだから、出て行く必要がどこにあんのかって」
「正論だね」
「おまえだって家を出ようかって考えてた時期あったんじゃん?市河さんに聞いたぜ」
「昔の話だ」
アキラの指が、痩せて肉の削げ落ちた頬を軽く撫でる。
その指に、ヒカルの指が触れる。
もともと大きな目が、病んだ者特有の鈍い光をたたえてアキラをじっと見ている。

「──母さん、すぐ帰るなんてアレ、無理だから」

「?」
「オレがちっさい頃からずっとさ。買い物に行くって出てって、二時間以内に帰ってきたの
見たことない」
すっかり細くなった指が、アキラの手首を力なく掴む。
「スーパーの中か道の途中で、近所のおばさんと立ち話始めちゃうんだよ」
空いた方の手がふらふらと力なくアキラの胸元に伸びる。
長い髪に触れると、ヒカルはそれを軽く引っ張った。
それに抗わず、アキラは上体を倒してヒカルに覆い被さる。
「悪いな」と言ってすぐに、話題を不自然に変えたヒカルの意図。
アキラにはそれがわかりすぎるくらいわかっていた。
去年までは、本因坊防衛戦が済んで最短で二週間の我慢でよかった。
それを遥かに超えてのおあずけ。さぞがっつきたくてたまらなかろう、とヒカルは言いたいのだ。
「こんなんだから抱き心地はすっげぇ悪いだろうけどさ。いいぜ」
美津子が買い物から戻るまで、時間は充分。
「キミがそのつもりなら構わないけど……」
アキラは頬を撫でていた指を、つ、とヒカルの唇に這わせた。
そこは乾いて荒れ、ところどころ切れた痕があった。
「……っ、ふ……」
掠めるような愛撫に、半開きになった口から小さな喘ぎが漏れる。
「恩着せがましいことを言って。欲しがってるのはそっちじゃないのか」
言いながらアキラは指を一本、そっと口内に侵入させる。
舌に触れたその時。
「─────────────!」
ヒカルは体を捻り、アキラを突き飛ばしてえずいた。
そもそも食べていないのだから、吐くものなど何もない。
それでもせり上がってくる強烈な嘔気と痙攣。ヒカルは涙を流しながら空えずきを繰り返した。
「進藤、水は飲めるか?持ってこよう」
アキラの言葉に、力なく首を振る。今は水すら口に入れられない。
「無理なんかするから……」
返事は、苦しげな荒い呼吸だけだった。

431 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/27(金) 20:28:28.37 ID:???
※※※

初めてヒカルの唇に触れたのは、第一回北斗杯が済んで、若獅子戦も終わった後くらいだったと思う。
木曜日、高段者相手の手合の日。昼休みに声をかけ、終わったら一緒に碁会所へ行こうと約束した。
ふたりともその日は勝った。ヒカルはもう、北斗杯の敗戦を全く引きずっていないように見えた。
一階に降りるエレベーターには自分たち以外、誰もいなかった。
アキラは自分と並んで立つヒカルをちらりと横目で見た。
昔はつむじが見えるほど小柄だったのに、随分背が伸びた。それでもアキラよりは小さい。
幼い子供特有の肉付きのよさはなくなって、華奢な印象になった。
前の年の夏、碁を続けると宣言しにやってきた時はもっと病的で、別人と見紛うほど
げっそりしていた。
何があったのかは知る由がない。ヒカルも話そうとしない。
「いつか話すかもしれない」という言葉を信じて、待つしかない。
(まだ細いけど、去年の夏…あの時に比べたら、随分戻った)
だが。手合を休む前とは違う空気が、復帰してからずっと変わらずヒカルに纏わりついていた。
アキラの視線を感じたのか、ヒカルがこちらを向いた。
くるくるとした大きな瞳は知り合った当初から変わらない。いや、顔がすっきりした分、以前よりも
目の大きさが目立つ。
「なに?」
小さな唇が、言葉をかたちづくる。そこに釘付けにされ、目を離すことができない。
口の中がみるみる乾いていく。何か話さなければ、何か。
これまで、彼の碁の幻影を追い、彼が自分を追ってくる足音ばかりを気にしていた。
いざ、こうやってまともに彼に向き合うと、奇妙な衝動が沸き起こってきて戸惑う。
(……おかしいだろう、そんな)
だけど。
(彼だって困るに決まっている)
それでも。
「なんだよ、だんまりで。オレ、怒らせるようなことした?」
「……」
否定の言葉を懸命に引っ張りだそうと努力したが、カラカラになった口からは一言も発せられない。
怒ってなんか。キミが悪いんじゃ。
何か言わなくちゃ。必死の努力も虚しく、時間切れとなってしまった。
エレベーターの扉が開く。
「おまえがそんなんじゃ、今日は碁会所行くのやめといた方がいいかな」
ヒカルの言葉に、弾かれたように体が動いた。
「いたっ……何!なんだよ!おい!」
乱暴に手を引いて、人の来ない物陰を探す。大きな観葉植物の鉢の裏、大勢の目から死角になりそうな
場所まで大股に歩く。
「な」
ヒカルの抗議の声が途中で止まる。
自分よりも小さく細い体を、アキラは壁際に押し付けた。
全力疾走するが如くに速い鼓動は、一体どちらのものなのかわからない。
上半身と壁の間にプレスするようにして、逃げられないように膝の間に足を入れて。
どういう反応をすればいいのかわからない、と困惑した表情でヒカルは見上げてくる。
いつだったか、体育は大の得意だと聞かされたことがあった。
もしかしたら、力で負けるかもしれない。
彼の足の早さも、走って追いかけたことがあるから知っている。
そんな不安を捩じ伏せ、片手で頬に触れる。
びくり、と小さな震えが密着した体越しに伝わってきた。
「……イヤなら言って、やめるから」
心にもないことを。やめるつもりなんて毛頭ないくせに。

社のせいだと思った。
北斗杯直前、練習手合のために上京してきて、ヒカルと一緒に自分の家に泊まった。
(なんやアレ、あんなんでよう毎日電車乗れんなぁアイツ)
ヒカルが当番で台所に湯を沸かしに行った隙に、こう言われたのだ。
(え?)
(気の毒に、めっちゃ触られとったで。オレ何回助け舟出したったか)
(触られ……って、痴漢に?)
(それ以外の何やねんな)

432 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/27(金) 20:30:29.73 ID:???
まさか、と返した自分の声は裏返っていなかったろうか。
(進藤が?彼なら大声あげて腕を掴みあげて返り討ちにするだろ)
(……ふーん。おまえにとってはそーゆーイメージなんや)
(そうとしか、というか、そもそも彼を触ろうなんて物好き)
(そうか?オレはわかるけどな)
───────え。
こいつは何を。
(本人に言うたらごっつ気ィ悪するやろから内緒やけど)
やめろ、それ以上は。
(顔かわいいし、パッと見、貧乳の女に見えんことはない)
自分の中で、何かが音を立てて決壊したような気がした。
(予選で初めて見た時、あれ?女流おったんやって思たわ、名前も違和感ないし)
(………)
目眩がする。もう聞きたくない。
(ま、女やとしてもオレのストライクゾーンから離れとるし。そもそも男やてわかってたら
どうも思わんわ……オレはな。けど、他は知らんで?)
その、『他』に自分が入っているだなんて。
自覚したくもなかった。
いつからかなんてはっきりわからない。
けれど、自分が今現在、ヒカルにどんな感情を抱いているかだけは明白で。
事実を不躾に突きつけてきた社が恨めしかった。
知らないふりを、ずっとしていたかったのに。

頬を何度も指が行き来する感触に、ヒカルが身を捩る。
嫌なのか、くすぐったいのか。顔が赤くなっている。耳まで。
たまらなくなって、耳朶に唇で触れた。
「………ッ!」
即座に体が反応して跳ねる。
こんなことをされるのが嫌なら、もうとっくに声を上げて拒否しているはずだ。
ヒカルは必死に声を抑えているように見える。
半開きの唇が、熱い呼気にあぶられたように紅くなっている。
指で触れずにいられなかった。
少し湿っていて、柔らかい。何度もなぞって、感触を味わった。
耳朶に軽く歯を立てる。喉の奥でくぐもった音が鳴った。
右の袖がくいっと引かれた。いつのまにか、ヒカルに掴まれていた。
逃げる気はないという意思表示だろうか。
それとも、もうやめて欲しいという無言の懇願だろうか。
無論、自分の都合のいい方に解釈するに決まっている。
はあっ、とヒカルが詰めていた息を吐く。それが合図のように、アキラは指で撫でるだけだった唇に
自分の唇を寄せた。歯をぶつけないように気をつけながら、そっと触れる。
何度も何度も、触れては離しを繰り返す。ヒカルの唇は熱くて柔らかくて、いつの間にか自制心など
どこかへ行ってしまった。
気がつくと、強く自分の唇を押し付けて、舌先で歯列を割ろうとしていた。
誰に教えられたわけでもない。ごく当たり前のように。
「……っ、ん」
苦しげな呻きは、アキラにとってはもう火に油でしかなかった。
唇を吸いながら、舌を口内に忍び込ませる。抵抗はない。すんなりいった。
腕の中に閉じ込められたヒカルは時折体を震わせるだけで、逃げるそぶりもない。
味など感じる余裕はなかった。ただ必死でヒカルの口内のあちこちを舌で嬲った。
口蓋を何度も舐める。ここが一番敏感なように思えた。
がくん、といきなり袖を下に引っ張られ、アキラはバランスを崩して転びそうになった。
その拍子に唇が離れる。
アキラの袖から手を離したヒカルがしゃがみこんでいた。肩で荒い息をして、俯いている。
脚の力が抜けたようだった。
「……し」
どう声をかけて取り繕えばいいのか。
とにかく手を貸して、起こしてやらなければ。腕を掴んで引っ張ったが、少し腰が浮いただけで
立ち上がれそうにない。
今の今まで見つからなかったのが奇跡的なだけで、棋院の中なのだから誰が見咎めるかわからない。
焦りが今頃になってわいてくる。

433 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/27(金) 20:31:05.31 ID:???
ヒカルの両脇に手を入れて、立ち上がらせようとした。びくっ!とヒカルが大きく体を震わせる。
(キスの……せい?)
全身が過敏になっているのか。どこかを支えに立ち上がらせようとするたび、ヒカルは反応した。
「もう……いいよ」
消え入りそうな声が聞こえた。
「……ほっといてくれよ」
「そ、そんなわけには」
「いいってば!」
強い口調には、涙が混じっていた。
「っ、ごめん、済まない……ボクは」
「うるせぇバカ!」
アキラを見上げたその目は熱っぽく潤んで。
非難する声を聞きたくなくて、アキラは動けないヒカルを置いて踵を返した。
これから先、どんな顔をして彼に向き合えばいいのだろう。
これから先、今までどおりにボク達は碁盤越しの会話ができるのだろうか。
これから先。
これから先。
思考がループしてしまって、もうどうしようもない。

434 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/27(金) 20:52:34.13 ID:???
納期?なにそれおいしいの?
…盆じゅーる、けつくせー?

納品に追われているというのに、作業用バッチファイル作ってうpしたり
SS書いたりプロット作ったりで今日が終わってしもうたがなwww
というわけで、続きです。
えろを書くまでは、エロシーンにたどりつくまでは!と
頑張ったあげくがこのありさまだよ!

えー、ざっくり途中までプロット書いたら、なんつーかその、
23歳のヒカルたんにエロシーンが来るのか実に不安になり申した…
かわいそうなのは間違いないんですがね(ぉぃ

とりあえず15歳の若゛は爆発してしまえと思いながら書きますたww
痴漢野郎はもちろんメイツの特別出演でつよ!

区切りがいまいちよろしくなかったんだけど時間切れですまんでつ
次回は若゛もっと爆発しろ!なところから始まるでつ

楽しみにしてくれてるメイツがいてほっとしたよ…
では、おーるヴぉわー!

435 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/27(金) 20:58:22.24 ID:???
<おまけ>
さすがに20代のヒカルたんに「お母さん」と呼ばせるのは
無理があるのでやめときますた

436 :名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 14:58:04.06 ID:???
盆たんおつ!若゛うらやましいぜ
おれもヒカルたんがびくんびくんてなっちゃうキスしてぇ〜(;´Д`)ハァハァ
痴漢野郎め・・・どこのメイツだ!
ヒカルたんのおしりをサワサワしたり乳首をびーっと引っ張ってやったりしたのか!?
社はそんなコトされて困惑してるヒカルたんのカオをみたのか・・・(;´Д`)ハァハァ

続きが気になるな! 盆たん、めちゃくちゃ楽しみに待ってるよ!(;´Д`)ハァハァ
仕事大変だと思うが気がむいたときうpおながいします

437 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/28(土) 15:15:38.33 ID:???
どれだけ顔を合わせづらくても。互いにプロ棋士である以上、避けられないのが対局だ。
アキラは暗澹たる気分で棋院に向かった。
対局場に着いてみれば、ヒカルがもう所定の席で待っていた。
もう随分会っていないような気がした。毎日のように彼と打つのが当たり前になってしまっていて、
それ以前の没交渉ぶりが我ながら信じられない。
近づいてくる足音に、ヒカルは顔を上げる。表情を直視するのが怖い。
「おはよ」
笑顔こそなかったが、ごく普通に挨拶してきて拍子抜けした。
「……ああ、おはよう。早いな」
「そう?オレいつもこんなもんだけど」
「そうだっけ」
話の接穂を求めて、必死に言葉を探す。
「おまえ、今日はよく喋んね」
「あ、ぇ、……そ、そう?」
「いっつも対局前はほぼ無言じゃん。ま、おまえとは滅多に本番で戦んねーけど」
「そ、ぅかな……?」
「そーいやさ、おまえならもう知ってるかな。なんか昇段のアレが変わるとかなんとか」
「ああ、来年からだね。大手合が廃止になるらしいって」
「それでどうやって昇段すんの」
「各棋戦の成績次第だったんじゃないかな、確か」
「ふーん、よっくわかんねぇや」
「高段者が多くなりすぎるんだってさ、今のシステムだと」
「もっと実力主義になるってこと?」
「そうだな、そうなるか」
ヒカルの方から積極的に話を振ってきてくれて助かった。
緊張も罪悪感もやわらいでいく。
気がつけば十時。対局開始のブザーが鳴った。

昼休み、仕出し弁当を注文していたヒカルが食べるところに同席した。
さすがに嫌がられるかと思ったが、予想は外れた。
休憩室にはずっと年上の高段者ばかり。十代なかばのふたりが一緒にいても不自然ではなかった。
「いっつも思うけど、メシ食わないでよく最後まで保つよな?オレなら目ぇ回すぜ」
さほど真剣に読んでいない文庫本から目を上げて、アキラは答えた。
「昼食を摂ると、頭が鈍るんだ。ちゃんと朝と夜は食べてるから問題ない」
「理解不能。ハラ減って集中力なくなるタイプだからオレ」
「キミはそうだろうね」
「なんだよ」
唇を尖らせて拗ねる顔が可愛い。ころころ変わる表情をもっと見ていたい。
「お?珍しいな、君らがケンカしてないとは」
中年の男性棋士が、通りすがりに茶化す。
「ハハ、対局後の舌戦がこいつらの本番だもんな」
周りもそう言って揶揄ってくる。なんとなく気恥ずかしい。
そういえば。アキラはふと気づく。
「キミはそうだろうね」と自分が言った時点で、いつものヒカルなら激発していないか?
やはり、少しおかしい。
いや。北斗杯を経て、精神的に成長しただけだ。何もかもをあの日の出来事に結びつけるのは
短慮にすぎる。
「ケンカぁ?オレ達ここでもハデだと思われてんの?塔矢んとこの碁会所でなんかもっとヒデェよ?」
「そりゃ凄いな、営業妨害クラスじゃないのか?塔矢先生からクレーム来ないかい?」
「あそこ常連ばっかだからビクともしねぇや。オレいっつも超アウェーだもん」
コロッケを頬張りながらヒカルがぶうたれる。
「そういえば進藤、キミがいつも行くところ、前に紹介してくれるって」
アキラは続く言葉を飲み込む。ジト目と表現するしかない顔で、ヒカルはぼそりと言った。
「連れてってやろうとちょっと思ったけど却下」
ごくり、と喉が鳴る。やはり進藤はあの日のことを。気にして。怒って。
「だーってさー。ちょろっと『連れてこよっかな』的なこと言ったら、スッゲー食いつくんだもん。
サイン欲しいサイン!とか、いいオッサンどもが鼻息荒くしちゃって」
「進藤君、それでスネちゃったのかい?人気を取られてさ」
中年棋士が面白そうに笑う。
図星だとヒカルの顔に書いてある。完全にむくれていた。

438 :名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 15:16:18.28 ID:???
ヒカルたんの口調はやっぱり可愛いな〜
社は痴漢されているヒカルたんを平常心で助けるなんてスゴイ奴だったんですな
痴漢役の募集があったら応募します!

お仕事を頑張りつつ続きもいつかお願いします

439 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/28(土) 15:16:26.65 ID:???
自分の被害妄想に、いい加減アキラは疲れてきていた。
どれもこれも自分の考え過ぎ。進藤はあの日のことなんて別になんとも。
……思って、いない?

自分がこんなに思い悩んでいるのに。
ヒカルにはどうということのない出来事だった?
そんな、はずはない。
腰が砕けて、半泣きで、感情をぶつけてきた。
もう心のなかで整理をつけた?とっくに?
どういう結論を出した?

「塔矢?珍しく本に集中してたみたいだけど、もう午後始まるぜ。行こう」
とっくに食べ終わっていたヒカルに声をかけられる。どれだけ自失していたのか。
対局の続きに集中しなければ。中断した時点では向こうが優勢。
悔しいが、劣勢に立ってもヒカルのレベルで終盤までしつこく粘るなんて芸当はできない。
ならば力で押すしかない。読み合いでは互角。技術面の差はどんどん埋まってきている。
彼に対するアドバンテージは、いまや経験値だけといっていい。それも早晩、踏み越えられるだろう。
だが追い抜かれても、抜き返す。突き放されはしない。ただ前だけを見よう。ふたりで。
それがボクらの選択した道。
なのに。どうしてボクは、あの日。

「ハラ減った……昼の弁当、あれ少ねーややっぱ」
終局後の検討は、いつものように長引いた。
だが、周りが期待するような舌戦らしい舌戦も起こらなかった。
ちょっとした一言で何度か挑発してみたが、ヒカルは全く乗ってこなかった。
盤面はヒカルが終始優勢なままで、少し詰めたものの結局一目半及ばなかった。
若獅子戦とこれで、ヒカルに連敗だった。雑念のせいかと思いたかったが、そうではない。
これが自分たちの今の力。直視しなければならない事実。
「なー。さすがにおまえもこんな時間じゃハラ減んねー?どっか寄ってちょっと食おうぜ」
「キミのいう『どっか』は大抵ろくなとこじゃないだろ」
「お坊ちゃまの口に合わないとこばっかで悪かったな」
いつものようにどかん、と爆発はしなかった。同じ科白でも、しれっと出されたらこんなに違うのか。
すっと体温が下がるような錯覚。背筋を走る寒気。
(何を考えている。進藤はどこかに寄ろうと誘ってくれてる、それを何故素直にとれない)
どうしてもあの日のことに思考がいきついてしまう。
少し触れただけのあの肌を。夢中で貪ったあの唇を。思い出さずには。
ぱしん、と後頭部をはたかれた。
「っ、」
「だぁから。行こうぜ。……話もしたいから」
かすかに口元は笑みを浮かべている。でも。
目は笑っていない。
「おまえが入れそうなとこでいいよ、どっか知んない?」

どうやって店を選んだのか、気もそぞろだったので覚えていない。
一度も来たことのないところだった。
「イタ飯ねぇ。なんか意外なチョイス」
メニューをめくりながら、ヒカルがひとりごとのように呟く。
「つか高っけぇなオイ」
「……ボクが出すよ、ここに決めたのはボクだから」
「いいよ別に。出せないって値段でもないし」
やはり、気のせいではなくヒカルの言葉の温度はいつもより低い。
「話をしたいって……それは」
「食ってからでいい。ここ、長居しても大丈夫っぽいし」
そっけなくあしらわれる。いたたまれない。
「進藤、ボクは」
「せめてオーダー来てからにしようぜ。おまえはさておき、オレは無関係の他人に聞かれんのヤだし」
ヒカルの表情は、だんだん剣呑になってきていた。
何の話をしたいかなんて、わかりきっていることだったじゃないか。
今更怯えるなんて馬鹿みたいだ。

440 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/28(土) 15:17:39.74 ID:???
「ごめん」
「それ、何に対して謝ってんの?今空気読まなかったこと?それとも」
無言で俯くしかない。何を言っても言葉尻を捉えられる気がした。
店員がオーダーを取りに来るまでの時間が永遠に思えた。
料理が来るまでの時間を耐えるのが苦痛だった。
決められない自分の代わりにヒカルが適当に注文したものが、目の前に並べられる。
とても手をつける気になれなかった。
テーブル越しに、ヒカルの嘆息が聞こえた。
「そんな悩んでたのかよ」
「え」
「おまえが強引でオレの都合におかまいなしなのは、いつものことだと思ってたけどな」
大口を開けてピザにかぶりつきながらヒカルは言う。
いつものことだと。
そんな程度の認識だったのか。
覚悟していた以上に、ヒカルの舌鋒はアキラを傷つけた。
「緒方先生にこないだとっ捕まっちゃってさ。最近アキラ君がおかしい、おまえのせいだろうって」
「緒方さんが?」
「知ったこっちゃねぇよ、アイツが盛大に自爆しただけでオレは悪くねぇって言ってやった」
自爆か。そのとおりだ。反駁の余地などない。
「で?」
脈絡のない問いかけにアキラはうろたえる。
「で、って何……」
ヒカルは行儀悪く、フォークでアキラを指しながら言葉を足した。
「おまえがグダグダ悩んでんのって、オレに悪いことしたから?」
「、ぁ、ぁあ、うん」
「だけかよ」
「!」
ヒカルはこんなに勘のいい人物だったろうか?
それとも初対面の先入観のまま、他者に対して鈍感だと自分が勝手に思い込んでいただけか?
「一回マチガエただけってことにして、もう終わりでいいのか?」
「そ、それ……は」
終わりになんてしたくない。もっとあちこちに触れたい。抱きしめたい。
そして、叶うなら。
「やっぱムリなんじゃん、謝って仕舞いにするとか」
「進藤、でもキミのきも、」
「怒ってるさ当然」
「それなら平行線じゃないか。キミはボクがどうしたら満足なんだ!」
テーブルを拳で叩かないように、自制心を最大限に発揮しなければならなかった。
それでも周りの客の視線を集めてしまうのは避けられなかった。
「逆ギレすんなって。こっちこそ訊きたいね、おまえはオレをどうしたいの」
「そんな……ことを、口に出せというのか……?」
「はぁーん、口に出せない、ねぇ」
馬鹿にした響きが、煮え立った脳細胞をさらに加熱する。
言い返したいのに、単語ひとつ思い浮かんでこない。
ただぱくぱくと、無駄に口の開閉をするだけだった。
「……あのさ。ものすごく基本的なこと、訊いていいかな」
どんな質問がきても、まともに答えを出す自信はまったくない。
だから逆に、何でも来いと思えた。

「おまえってさ。オレのこと好きなの?どうなの」

そこから先の記憶がはっきりしていない。
完全に真っ白に灼けついていて、思い出そうにも思い出せない。
どう答えたのか。
どうやって店を出たのか。
どう言いくるめてヒカルを自宅に連れてきたのか。
それから──それから?

441 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/28(土) 15:18:16.17 ID:???
「いい加減慣れたけどね、おまえのそのイノシシっぷり」
ぐったりとシーツの上に汗まみれの体を横たえ、まだ荒い息を整える努力を見せながら
ヒカルは半ば諦観の表情でアキラを見やった。
「力づくで突っ走っちゃって、いっつも説明が後なんだから。おまえの碁、そのまんま」
責められても仕方がない。ヒカルの体のことなど考えずに酷いことをした。
しばらく歩くのが辛いかもしれない。用を足すのもきついだろう。
次の手合日まで間があいているのだけが救いだった。
「で?まださっきの答え、聞いてないんだけど塔矢」
ダメ押しで来るのか。もう許してくれ。
「……その、キミは……どうなんだ」
「んー、まあ、好きなんじゃないの?これだけムチャクチャされても怒れねぇとこみたら」
「───もう一回」
「は?」
「進藤、もう一回。今度は性急なことはしない」
「答えになってねぇよ……っ、ぁ」
彼の弱いところはおおむね把握した。どこを愛撫すれば感じるか。声が我慢できなくなるくらいに
気持ちいいところはどこなのか。

ナカは強引にこじあけたせいで、苦痛しかまだ与えていない。
でもこれから少しずつ快楽を覚えてもらおう。勉強しなくてはいけない。
「ゃ、だ……っ、そんなとこ舐め……っ!ぁ、は!」
まだ敏感なままのヒカルの肌に、ふたたび熱を入れていく。
どこに触れてはいけないなんてタブーは自分にはない。
「ぃや、っ!ダメ、ダメだって……ん、んん…っ、おま、ぇ、また絶対挿れてくんだろわかってんぞ!」「しないと言っているだろう!」
「ねぇよありえねー!そのうちまたアタマぶっ飛んで、やだっつっても突っ込むに決まってる!」
ぜいぜいと息をついて、互いにしばらく無言でいる。沈黙が苦しくて、アキラが先に口を開いた。
「もうキミが辛いことは絶対しない……約束する」
「じゃあソレ、どーすんのさ」
顔を歪めてヒカルが指さした先には、アキラのいまだ猛った陽根が存在感を誇示していた。
泣いても叫んでも聞いてくれず無慈悲に、ヒカルを蹂躙した元凶が。
そこにこびりついた血が、激痛と熱さと恐怖を否が応でも連想させてしまう。
これだけ警戒されてしまっては、もう無理なのかもしれない。
「……悪かったよ。今日はこれで終わりだ。安心して」
必要以上に怖がらせて、次がなくなってしまってはたまらない。
念には念を入れて、別々の部屋で寝ることも確約した。
「自分ちに親がいないとやりたい放題だな、ったく」
ヒカルの悪態にいつもの闊達さが戻ってきたようで、アキラは内心、胸を撫で下ろした。
まだ新しい関係は始まったばかり。いたずらに焦って、自ら壊す真似だけはすまい。
そう誓った。

442 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/28(土) 15:25:47.66 ID:???
最後あたりセリフの改行しくったところは許してつかあさいorz

HAHAHA!納期ってなんだっけ!HAHAHAHAHA!
書き物の仕事してるとすぐ脱線するからいけねぇや!

てなわけで、仕事そっちのけで若゛大爆発しやがれな部分を
書いてしまったYO!
メシも食わずに俺はナニやってんだYO!
でもってイタ飯屋で聞き耳立ててたのはやっぱりメイツだYO!

この先は延々と鬱展開…(ぼそっ

443 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/28(土) 15:35:05.69 ID:???
>>436たん
この話の社は基本、紳士ですお(たぶんwww
痴漢メイツはマジお楽しみだったことだろうよチクショーメー!

>>438たん
痴漢役オーディションを近日中に…

444 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/28(土) 22:21:38.54 ID:???
※※※

あれから何度、肌を合わせただろう。
互いのスケジュールが複雑に混み合ってくるにつれ、頻度は減っていったが。
ヒカルに飽きたなどと考えたことはなかった。
他の誰かに目が行くなんてことも一度もなかった。
彼はどうなんだろう。問いただすのは女々しい行為だと自重はしていたものの、
本音としてはは知りたくてたまらなかった。
(まあ、好きなんじゃないの?)
曖昧な返事。はっきり『好き』じゃない。そんな宙ぶらりんな状態でかれこれ八年だ。
今更、改めて問い直す勇気はない。どんな返事をされるかが、怖い。
彼は求めれば応じてくれる。
こちらが我慢しているとわかれば誘惑してくる。
もう、体内を掻き回されることに苦痛も不安もなくなっていて。
ナカで達く方が好きだと言うようになって。
本因坊防衛戦で初めて摂食障害を起こしたときも。
(ゴメンな、したいだろ)
詫びる義理もないのにそう言ってくれた。
ヒカルは一見、裏表のない単純な性格に見える。
その実、秘密主義で何かを隠し続けている。
その秘密を尊重したい気持ちと暴き立てたい気持ちが、アキラの心中で常にせめぎあっている。

「あ、社だ」
「『あ』やあれへんがな。何や、東京来たついでに見舞いに来たったのに」
「『ついで』の方が失礼だと思うけど……こっちには手合で?」
「まーな。で。進藤おまえいっぺん、本因坊落としたらどや?」
いきなりの直球で、理解に数瞬の時間がヒカルにもアキラにも必要だった。
見舞いに行きたいと申し出た社を連れてきたのはアキラだ。
防衛したてのヒカルに、まさか社がそんなことを言い出すなど考えもつかなかった。
「落とす、ってオレ防衛したばっか」
「せやから来年の話や。なんも今回必死こいて守ったもん手放せとかオニみたいなこと
さすがによう言わんわ」
冷静に考えたらそういう文脈だ。だが、社以外のふたりには塔矢行洋引退時の印象が強すぎて、
ついそちらの考えに引っ張られてしまっていた。
「いっぺん落としたら、ヘンな病気もケロッと治るんと違うか?」
「そう簡単に言うな。キミには挑戦手合の経験しかないから…あ」
アキラは失言に気づくが、もう遅かった。
「悪うございました。タイトルホルダーの気持ちとか、そらオレはわからんし」
「ばっか塔矢。横からクチ出すから…見舞いって、手ぶらでかよ」
「果物やの買うて行ったかて、モノ食えんゆうとるヤツにどないやねんてな」
「疲れる、すっげぇ疲れるこのノリ……うまく言えないけど疲れる」
「気ィ悪いわー。けどま、スポドリくらいやったらいけんやろ?ほい」
コンビニの袋を悪びれもせずに突き出してくる。
(絶対、自分で飲む用に買ったんだ)
口には出さないが、ヒカルの表情は雄弁だった。
「そうだ、キミ実家に戻ったんだそうだね」
会話が途切れそうな空気になったのを、すかさずアキラがフォローした。
「え?なんでさ、せっかく出れたのに」
「大学は実家から遠かったんでな。卒業したんやったら戻ってこいて親は言うわな」
「もう親に見せる実績は充分じゃねぇの?」
「理由はなんとなくわかる。多分、進藤と同じだ」
「はあ?わかんね」
「ゆくゆくは自分名義の家になるのに、別に部屋を借りる必要はないってことさ」
「ご名答やな」
「……売って新しい家買おうぜ、もう」
「おのれの収入の基準でモノ言うなや」

445 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/28(土) 22:23:13.42 ID:???
「もっとシナシナに萎れとるんかと思たら、案外元気残っとったな」
早々にヒカルの家を辞去して、社を駅まで見送る道中だった。
「あれで全く手合を休んでないからね。気力がなければとうに潰れている」
「マジでなんも食うとらんのかいな」
「家にいる時は無理して食べるんだそうだ。そして全部吐く」
「無駄ちゃうの、それ」
「ちょっとでも身になれば、ってことらしいけど。正直、キミと同意見だよ」
社は少し考えこむように腕組みをして小さく唸った。
「……あんなぁ……コレ、言うてええもんかどうか迷とんのや」
白黒はっきりした性格の彼らしくもなく、言い澱む。
「関西棋院(こっち)にも聞こえてくるんやけど、あんまええ話やないちゅーか」
ヒカルに関することだろうことは容易に想像がついたが、その内容までは読めない。
進藤本因坊がずっと体調不良なのは周知の事実で、関西棋院でそれをどうこう言われても痛くも痒くもない。
「ホンマは直でアイツに言うたりたかったんやけど、あの骨と皮見たら無理やったわ」
社の本当の目的は、忠告か慰めか。おそらく、前者だろうとアキラは見当をつけた。
関西棋院に流れている噂話なら、日本棋院でも同じだろう。しかし、アキラは該当する話を聞いたことがない。
「そらおまえが、進藤の側の人間や思われとるせいやろ」
「『側』?なんだそれは」
「なあ、知っとったら教えて欲しいんやけど」
一体何を訊かれるのだろう。緊張して身構える。
「アイツ、緒方先生に院生試験、ゴリ押しで捩じ込んでもろたてホンマ?」
「……なんだ、そんなことか」
大した話じゃなかった。東京総本部の人間なら昔から結構知っていることでしかない。
「そんなこと?マジで言うとんのかいな」
しかし、社とはえらく温度差がある。
「申し込み期限にギリギリで間に合わなかったから、緒方さんが受験できるよう便宜を図っただけさ。
本来なら実力的に不合格なのに、無理矢理合格にしろと圧力をかけたとか?まさかそんな話に
なってるの?」
「期限アウトなんやったら、受ける前から不合格やろ。そら言われてもしゃーないわ」
事実に大きな尾ひれがついているというだけか。やはりあたふたする類の話じゃない。
「ほな。緒方先生に便宜図らせるくらいやったら、やっぱ進藤てもともと塔矢門下なんやろって話は」
「ないね。緒方さんが院生試験までに彼に会った回数はせいぜい三回だ。父とは会ったんだっけ」
けれど、いまひとつ話の全貌が見えてこない。なんだろう、この不安感は。
「碁を始めてから誰かの弟子になったことまったくないとかも嘘やろ、て言われとる」
「嘘臭い話だけど、そこはボクが保証しよう。森下先生の研究会に通いだしたのが院生になってからで、それまでの彼がどうやって廃部寸前の囲碁部で腕を上げたのかは正直わからないがね」
「廃部ぅ?なんやそれ!」
「団体戦に出れる人数をどうにかこうにか確保して大会に出てた。夏の地区予選で対戦したから、
当時の彼の実力も知ってるよ」
「全中の地区予選言うたら、五月?六月?っておま、囲碁部おったんかい!」
「学長に是非にと頭を下げられてね。父の恩師の顔は潰せない」
半分隠してはいるが、嘘は言っていない。
「その年におまえプロ試験受かっとるやないか、反則やろ囲碁部て」
「地区予選限りで退部したよ。結局、居場所がなくてね」
また、理由を半分隠す。警戒したほうがいい。
「当時の進藤の実力を知っとる、か。えらい含みがありそうやけど」
「多分、アマ初段のレベルにすら届いてなかった。彼と直接打ったから確かだよ」
社の目が見開かれていくのを見ながら、これが普通の反応だろうとぼんやり思う。
「そっから……半年で?東京総本部の院生?あほな」
「囲碁部の活動だけでね。この期間に進藤に碁を教えたプロ棋士は誰もいない」
「身内にアマの高段者がおったんやろ、いくらなんでも」
「父方のお祖父さんがそうだね。でも、町内会同士の大会で優勝したレベルでしかないし、
教わったことは一度もないと進藤は言ってた。嘘をついているとしたらここだが、多分ないだろう」
「なんでそう思う」
「囲碁部で対戦した時。手ほどきを受けていたならあそこまでお粗末な腕のわけがない」
ありそうな可能性を全部潰す。不自然で、歪な事実だけが残っていく。
昔、自分が没頭したことだ。そして、いつの間にか追求することをやめた。
(おまえには、そうだな。いつか話すかもしれない)
そう言われたから。

446 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/28(土) 22:23:50.88 ID:???
「関西棋院でどんな悪い話になっているのか端的に聞かせてくれないか」
「どんなも何も、言うた通りや」

進藤本因坊は緒方精次、ひいては塔矢行洋の強力なコネで裏口入学して院生になり。
その経歴は詐称されていると。
もしかしたらプロ試験の結果も不正に操作されているかもしれないと。

不正に操作。言い換えれば、他の受験生に八百長を持ちかけて、勝ち星を買った。
ひとつの疑惑は、次々とほかに飛び火する。
そのいきつく先は。
プロの棋戦で、進藤が正当に得た勝利は実際のところいくつなのだという一点に収束する。

「俺はアイツとガチで打っとるから、ヤオ云々はないと思とる」
「ボクだってそうだ。ありえない。だいたい、当時の父にそんな権限はない」

こんな話、確かに病身のヒカルに言えたものではない。
けれど、放置しておいては絶対だめだ。
単なる棋界での内輪の噂話で留まっているうちはまだしも。
外に漏れてしまったら。

「ネットに詳しい若手の知り合いおらんのかいな。もう手遅れっぽいで」
頭から氷をぶちまけられたような気分になる。冷たい手で、心臓を鷲掴みにされたような痛みが走る。

───本因坊位を手放せ。スキャンダルで火達磨になる前に。たとえ濡れ衣でも。
社が本当に言いたかったことが、やっとアキラにも理解できた。

447 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/28(土) 22:24:58.36 ID:???
(こっそり、不吉の使い・社を置いていく俺)
…今度こそマジで仕事戻ろう

448 :名無しさん@ピンキー:2014/06/29(日) 08:20:15.27 ID:???
乙乙乙
ゆっくり楽しみにしてます

449 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/30(月) 22:32:53.34 ID:???
※※※
あなたの涙を乾かすために、いまここにいる。
けれど、私の存在が、何よりあなたをいま苦しめる。

ヒトというものは、何故にこうも御し難いのか。
おのれ自身ですらもままならぬ。

※※※

「……ぁ、…ぁあっ、はっ、はぁっ」
遠くで誰かが何か話しかけている。いや、遠いように聞こえているだけ。
自分が聞きたくないだけ。

苦しい。息がつらい。
早く解放されたい。
伸し掛かる体重が心まで押し潰す。
「も、……ぅ、ゆるし……っ!」
肌を這いまわる何かがおぞましい。
なのに、体の奥に付け火され、強制的な快楽に引きずり込まれる。
いやだ。こんな。

でも、これは約束だから。
自分が承諾した取引だから。

ほんのつかのま、昔の罪を忘れることができるから。

体のずっと深いところまで穿たれて、意識が飛びそうになる。
「ぃや、っ、あ、あっ、あ!」
気持ちいい、と口走りかけるのを必死で制する。
あさましい。自分が汚らしくて嫌になる。
「やだ、ゃ、たす、け」
誰に救いを求めているのか。
そんな資格が自分にあるとでも?

精算できたのだと勝手に思い込んで、前に進んできた。
そう思わなくては、十四歳のあの夏、迷路の出口を探すことすらできなかった。
そのツケを、今、払わされているだけ。

後ろを振り向かない、というのは体のいい言い訳。
過去を直視しなくても済む便利な言い訳。

目の前で、閃光がはじけた。
次にやってくるのは決まっている。底のない闇。

「『貪婪』って言葉、知ってます?進藤先生」
やけに遠いところから声がする。すぐそばにいるはずなのに。
「ご存知なければ、辞書で引いてみて下さい……あなたのことですよ」
含み笑いが、尖った針のようにちくちくと耳を刺す。
もう眠りたい。眠らせてくれ。
おまえはもう帰っていいから、オレをほっといてくれ。
「この有様で放置して帰ってもボクは構わないんですよ?
……困るのはそちらなんだし」

好きにしろ、と言い捨ててしまいたかった。
けれど、そうするには立場が重くなりすぎた。

自分は無力で、そのくせがんじがらめだ。

「病人をほったらかして変死体にするのはボクの本意じゃないですしね。
ご自宅まで車を手配するくらいのことはさせて下さいよ」

450 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/30(月) 22:33:47.54 ID:???
※※※

『ネットに詳しい若手』の心当たりは、いるにはいた。
しかし、協力的な態度をとってくれるかどうかは甚だ疑問だった。
昔から、どうしてか毛嫌いされていたから。
だが今は非常時だ。嫌われようがどうしようが力を貸してもらうしかない。

「……今頃その話かよ。遅ぇっつの」
案の定、どうにか呼び出すことに成功したはいいが、和谷義高はこのうえなく不機嫌だった。
棋院の近くでは誰に会話を聞かれるか知れないので、数駅離れた不便な喫茶店を落ち合う場所に
決めたせいもあるのだろう。
「誰より進藤にべったりのおまえが、今頃んなってンなこと言ってきやがる。なぁ塔矢?
一周回って大笑いしてぇ気分だわホント」
「和谷君、知って……」
「あのな。アイツの胡散臭い噂なんて、もう何年も前からネットじゃいいネタだったんだよ」
そんなことも知らないなんて、と嘲るような目で睨んでくる。
「逃げ隠れしたらますます後ろ暗いのかって指をさされる。だから、逆に動画でバカをやらして
わざと晒してやってたんだ」
「……あのふざけた動画に、そんな意味が?」
「ふざけた動画をご視聴くださってたようで恐縮だね」
院生時代の仲間とくだらないことに興じる、子供のようなヒカルの姿を見ると、何故かほっとした。
ただそれだけの理由でしかなかった。
「今年に入ってからだ。ただの胡散臭い噂でしかなかった話に、ソースがつき始めた」
「ソース?」
「おまえが社に聞いたってぇのに、関係者を名乗る証言で裏付けが出だしたんだよ」
あの話に信憑性を与えられる関係者といえば、まず棋院内部の人間。それから。
「オレだってびっくりだ。アイツのことは、院生になった後しか知らない。
その数ヶ月前には、マジで弱小囲碁部のさらに最底辺だったなんて想像できるかよ」
「……中学の、囲碁部に関わっていた人物?」
「オレの知ってる人間だったからな。疑いたくても疑えねぇ」
アキラは必死に誰なのか考える。
「元院生だ。伸び悩んで辞めてった。オレよかいっこ上」
「そんな人物が中学時代の進藤とどう関わりが」
「アイツに、チンタラ囲碁部で遊んでないで院生試験を受けろっつった張本人なんだと」
「だから」
「おまえ海王の囲碁部にいたんなら、部長のツラくらい憶えてんだろ」
息が止まる。
「岸本先輩……が?いや、今更、どうして、誰に話した?」
確かに、岸本ならあの大会時点でのヒカルの棋力を知っている。だとしても。
「そのへんに転がってるフツーの若手の過去なんざどーだっていいんだろうけどな。
ハタチで本因坊、翌年には合わせて二冠じゃあ、色々ほじくり返されて当然だ。
おまえみたいな非の打ちどころがないサラブレッドと違って、アイツは突っ込みどころ満載だしな」
半分マスコミ、半分野次馬といった中途半端に取材力と信頼性のあるサイトが、イニシャルで
岸本の証言を出した。
その内容から当たりをつけ、和谷は院生時代の人脈を頼りに本人に確認をとったのだ。
「あそこに目ぇつけられたらさすがにヤバイと思ったから。火消ししなきゃと思って」
「……それで」
「ちょっとした小ネタをくれって言われたんだと。どんな目的での取材かも知らないで」
ふと、小さな疑問が心に湧き上がる。
「昔から、噂はあった?」
「ああ」
「その手のゴシップを狙うなら、もっと早くに目をつけられていてもおかしくないのに、今年……」
「そうだな。アイツ、マスコミ関連の露出も十代の頃からだし」
和谷はその理由まですでに掴んでいた。
「そのサイトってさ。タレコミでも動くんだよ」
「え」
「依頼さ。進藤と囲碁界に黒い癒着あり。情報はこれだけ上がってるから詳細を調べてほしい、
ってな」
撥条のロックがいきなり外れたかのように、アキラは立ち上がった。

451 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/30(月) 22:34:39.01 ID:???
できるだけ体を空けなければ。
できる限り、ヒカルが自分の目に届くようにしていなければ。
手合以外の予定をいざキャンセルしようとすると、その膨大さにアキラは目眩がした。
父との海外行きを、どう言い繕って断ろうか考えたら頭痛がしてきた。
それでも、ヒカルを喪うよりは何倍もましだった。
半分マスコミだのという触れ込みの怪しげなサイトから、週刊誌やテレビを賑わす本格的な醜聞に
発展してしまったら。
想像しただけでぞっとする。
自分だってただでは済まない。自分だけにとどまらない。
父を筆頭に、塔矢一門の名前も俎上にあがっているのだ。

だがもう、全ては遅きに失していたのだ。

※※※

「這って帰ろうとしてたぜ、よくあんなんで出てくるな」
「完全に頭トンじまってんのに、あれで勝ってくんだからこちとらたまらんよ」
「……例のヤツ、本当なのかね」
「ヤオはさすがにねぇだろ。国内ならともかく、中韓がそんな話通じる相手かよ」
口さがない連中の吐き出す雑音の塊。それらに実体があったなら、手で弾いてぶつけ返してやりたい。
振り上げた拳をどこかに叩きつけたい気持ちを堪え、アキラは休憩室に急いだ。
ほとんど意識を手放した状態のヒカルが、力なく横たわっている。
「救急車を呼ぼうって言ったんだけどね。本人が頑としてきかないんですよ」
事務局の職員が、困り果てた顔をアキラに向けた。
額に触れる。乾いていて熱い。
「水も飲めないって言うし、脱水起こしてますよこれ。汗が出ないんじゃまずいと思う」
「……わかりました。どうにかして病院には連れて行きます」
ここ最近のヒカルは、長考ができなくなっているようだった。対局の終わりが早い。
それでも勝率は六割を超えている。格下相手の取りこぼしがない。
アキラは四六時中ついていられるわけではなかった。自分の予定がある。
今日はたまたま、同じ日に棋院での手合があったからこうしてそばに駆けつけられたが。
「調整して、しばらく空きを作ってもらうのが本当はいいんだけどねぇ」
ぎっしり詰まってるから限度があるでしょうがね、と職員は付け加えた。
予定を先送りするだけでは体調の回復は見込めないだろう。
それはすなわち、不戦敗も勘定に入れろということ。
ヒカルが承諾するわけがなかった。あの不可解なサボタージュ期間を除けばこれまで皆勤だ。
復帰以降、休むということにひどくナーバスになっているようにアキラには見えた。
「進藤、聞こえるか。救急車はともかく、病院には行かないとまずい」
瞼がうすく開かれる。
「……、………?」
声が小さすぎて聞き取れない。アキラは耳を寄せた。

『オレ、勝ったっけ、負けたっけ?……あれ?まだ終わってなかったかな』

全身が悪寒で粟立った。
本人の意志などもはや斟酌している場合ではない。アキラは携帯電話を手にした。

二本目の点滴で、拍子抜けするほどあっさりとヒカルは普通の会話ができるまでに回復した。
「正直に教えてくれ。誰かに、何か弱みを握られていたりはしないか」
体調が比較的ましなうちに、確認しておかなければならない。
「おまえ何言ってんのかわかんねぇ。てゆーかそれよりさ、オレ手合中の記憶ないんだよ」
長い長い息を吐ききってから、勝ったと答えてやった。
それを聞いて、ヒカルの表情がふっと緩む。
「ご家族の方ですか」
入室してきた看護師が尋ねてくる。
「あ、いえ……そう、仕事の、同僚です」
一般的な単語を引っ張りだすのに一苦労した。これだから純粋培養は、とまた言われそうだ。

452 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/30(月) 22:35:29.37 ID:???
「彼の家族にはもう連絡してあります。ボクでよければ先生のお話を」
「おまえの方がいいかもね。母さんだとテンパるかも」
「自分のせいだろうに、よくそんな口がきけるな」
少し腹立たしくなって、乱暴な言葉をぶつけた。
「きっちり話をしてきてやる。待ってろ」

前回『道玄坂』で倒れた時に運び込まれた病院とは違ったので、一からの説明になった。
いつから、どんな症状で、経過は。
救急担当の医師は、アキラの言葉をカルテに書き込みながら所見を話した。
「詳しく検査をしないとなんとも言えませんが、内臓が相当弱っていることだけは間違いないですね」
摂食障害が原因で、消化器系の機能が落ちる。機能低下のせいで、さらに食べられなくなる。
悪循環になっている可能性が高いという。
「水分を摂っても吐いてしまうなら、腎臓もちょっとまずいかもしれない」
「休めと周りがどれだけ言ってもきかないんです」
「ワーカホリックってやつかな」
「少し違うかもしれません……その、ちょっと特殊な仕事なので」
「ご職業は何でしたっけ」
「囲碁のプロです」
「なるほど。勝ち負けで生活するとなると、そうそう休むというわけにも」
「自分が勝ったのか負けたのか憶えてない、最後まで打ちきったかすら記憶にない。
こんなのは同業者から見ても異常です」
「ご同業の方がそう仰るとなると、かなり深刻ですね」
「できればちゃんと、根本から治してほしいんです……でも、彼は」
「休まないで仕事に戻ってしまう?」
「……はい」
アキラは唇を噛む。
「最悪、多臓器不全なんてこともありえますからね。こちらとしては、やはり長期的な入院加療を
薦めたいところですが。本人が拒否では……ご家族は?奥さんとか」
ちり、と胸の奥が灼けた。なんてことのない普通の言葉だ。気にするな。
「いえ。独身で……ご両親と同居してます」
扉がノックされ、先刻とは違う看護師が顔を覗かせた。
「先生。救急の進藤さん、お母様が来られました」
「はいはい。こっち案内してくれる?」
「それが、その。具合を悪くされて」
「ありゃりゃ、そりゃいかんね」
医師は席を立って、看護師の先導で出て行った。一瞬どうすべきか迷ったが、医師の後をついて行く
ことにした。どこまで自分が入り込んでいいものか、判断が鈍る。
出過ぎていると非難されてもいい。やはりヒカルのそばを離れたくはない。

※※※

少し整理を怠ると、すぐに雑誌や新聞がたまってしまう。患者が病室に持ち込んだものが大半なので、
詰所に置いておくとあっという間に増殖する。資源ゴミの押し付けとはいえ、くれるというものを
無下にはできない。
「……あら?あ、ああ!そうだ!」
当直看護師のひとりが、いきなり素頓狂な声を出した。周りが何事がと振り返る。
「やめてくださいよ、落として割るとこだったじゃないですか」
注射器の準備をしていた看護師がたしなめる。
「見たことある名前だと思ったのよ、痩せて顔が変わっちゃってるからわかんなかった」
奇声の主が、二ヶ月ほど前の新聞をひらひらと振って見せた。
「誰…って、なんだ、進藤さん」
「そうよ、なんで忘れてたんだろ、最近までバラエティとか出てたし」
「アホっぽい子、そうそう思い出した」
新聞の見出しには『進藤、本因坊防衛 2冠を死守』と大きく書かれている。
写真の人物にはまだ、テレビに出ていた頃の面影がかろうじて残っていた。
「新聞にこれだけでっかく出るってことは、なんか凄い人だったんだ?」
「よく知らないけどそうなんでしょうねぇ」
「オレの話かよ」
本人にいきなり出て来られるのは心臓に悪い。
「ど、どうしました?」

453 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/30(月) 22:36:00.44 ID:???
「外出許可もらいに。明日仕事だから」
「あぁ、じゃ、先生に」
「えーと、いつもの場所じゃないんだ。ちょっと泊まりで、山梨まで」
「遠出ですね……どうしても行かなきゃダメなんですか?」
「うん、ダメ」
即答だ。
「許可、出るかしらね」
「えー?それ訊いてよ早く」
ああ、テレビのあの子と確かに同一人物だ。何人かが、口に出さずに呟いた。

研究会の誘いを固辞して、アキラは面会時間になるや否や病棟に急いだ。
個室のドアをノックしてもいらえはない。
「進藤?」
部屋にいるはずのヒカルがいない。付き添いの美津子も姿がない。
手洗いに行ったのか、それとも検査でいないのか。
「今日はお仕事って、朝早くから外出しましたよ?お母さんもそれで帰られたんだと」
詰所の看護師の言葉が、しばらく理解できなかった。
仕事?馬鹿な。彼は今日、何の予定もないはず。
嘘をついて抜けだしたと知れたら、せっかく入院させたのに追い出されるかもしれない。
口を合わせておくしかなかった。
「今日中に戻ると?」
「泊まりがけだって、確か。どこに行くって言ってたっけ」
頼む、さっさと思い出してくれ。気が急いて仕方がない。
遠方まで出かけて、また倒れでもしたらどうする。
山梨としか聞いていないという返答を聞くや、アキラは踵を返す。
中央本線一本で行ける甲府あたりか。全く見当違いなのか。ノーヒントでは何も浮かばない。
どうすればいい。追いかけたくても候補が多すぎて絞れない。嫌な汗が背中を伝う。

454 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/06/30(月) 22:40:20.64 ID:???
今週の仕事量が当社比1,5倍になる予定の盆でつ
…これさー、この展開どーやって収拾つけんの俺…

とりあえず書いていけばなんとかなるさ、あは、はは、はははは
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \(壊れた)

エロ成分少なくてごめんよーごめんよー

455 :名無しさん@ピンキー:2014/07/01(火) 01:05:58.09 ID:???
超乙!続き気になる
無理しないでね待ってるよー

456 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/01(火) 12:12:45.21 ID:???
>>455たんとんくす!
まだ1件未納なのに、ヒカルたんいじめたい欲がムラムラと
わいてきて辛抱たまらんとですたい(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ

とりあえず若゛困れもっと困りやがれグヘヘヘ

457 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/01(火) 21:24:32.65 ID:???
「宿題。忘れずにやってきてくれました?」
「……?」
病み衰えた小さな顔に比して、やけに大きな目が見上げてくる。
ちょっと外出しただけで体力が削れ、ほんの少しの時間でさえ立っているのが困難になっていた。
なので窓際のソファに座らせている。
「ひとの話をちゃんと聞かない困った人に、ご褒美をあげるわけにはいかないですね」
「っ、な」
勢い込んで腰を浮かそうとする力すら、もうないらしい。
「知らなかったら辞書で引いて下さいって言ったでしょ」
ああ、完全に心当たりがないってカオだ。たまらない。このおあずけ食ったって表情。
「打って、くれない……んだ、今日は」
「そうですね、もう一度チャンスをあげてもいいかな」
「!」
かすかな希望を粉々に砕いてやるのがこんなに快感だなんて。
本来なら雲の上のような存在を相手に。
「でも今日はだめです。さぁ」
手を引いて促す。ベッドへ。
「あなたの今の姿。なんだっけ、そう、労咳病みの遊女のようでそそるんだそうですよ」
すべての言葉を即座に理解するのは難しい。場合によっては調べなければ会話が成立しない。
おかげで、不要な知識が増えた。
「……ろう……?なに」
「そこは知らなくていいです。で、ちゃんと指示したとおりのでまかせ、言ってきました?」
「ああ」
「関係者がこぞって山梨をしらみつぶしにしてるかと思うと笑いが止まんないな」
「オレを探すような物好きは塔矢くらいじゃないの」
感情の消えた、平板な声。
「オレなんか、いらないんだし」
「結論が早すぎませんか?」
「だってそうじゃないか……そういう、ことなんだろ、それって」
第三者が聞いたら意味不明なことでも、自分たちの間では充分に伝わる。
「それで納得できるなら、そう思ってればいいんじゃないですか、あなたは」
物好きは塔矢アキラだけじゃないことを知っている。
こんな死にかけの病人に、欲情する馬鹿がもうひとりいるのを知っている。
けどそれは自分じゃない。倒錯した嗜虐心以外の感情を、この男相手に持つのは無理だ。
だから、辱めるのに道具を使う。できるだけ接触しない。
「ボクの懐は痛まないですからね。お金出すって申し出たのはそっちだし」
金銭面で負担をかけるのは二義的なものでしかない。もっと大きな仕掛けのための種蒔き。
その仕掛けを実際に使うかどうかは、今のところ保留だ。
「あなたがそこまで身を削る理由、誰一人理解できませんよ。ボクで『すら』ね」
「誰かに理解されたいとか、そんなこと思ってない」
「ご立派なことで」
吐き気がする。畜生。慣れはしたが、まだ解消には至らない。
赤の他人の感情で、体調を左右されるのが不愉快でしかたない。
その腹いせにこいつを道具で一方的に嬲る。ざまあみろだ。

「忘れちゃったんならもう一度言いますよ。二度はないです」

458 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/01(火) 21:25:18.22 ID:???
※※※

戻らないなら、面会時間が終わるぎりぎりまで待つつもりでいた。
『仕事』から無事に我が子が帰ってきてほしいと祈るような表情の美津子と、狭い病室で
顔を突き合わせた状態が続くのは息が詰まった。
少し外の空気を吸おうと立ち上がりかけたところに、携帯電話のバイブが着信を知らせた。
液晶画面に表示された名前を見て、通話ボタンも押さずに駆け出す。

エントランスの自動ドアにすらたどり着けずに倒れこんでいる人影を見た時、叫びそうに
なるのを堪えるのが精一杯だった。駅からタクシーで戻ったのだろうから、車内で待っていれば
いいものを。
来院患者用の車椅子を片手でひきずるようにしてヒカルのもとへ急ぐ。
「どこへ行っていた」
支えた体は、一体何でできているのだろうと思えるほど軽かった。
「ちゃんと、山梨へ一泊つって許可もらってんのに、なに慌ててんのさ」
「仕事だと嘘をついてか」
ヒカルは黙っている。陽も落ちて暗くなり、表情が読み取りにくい。
「これ以上、親御さんに心労をかけるんじゃない」
「……なあ」
小さな問いかけの声は、風に乗って消えてしまいそうなほど頼りなかった。
「塔矢、おまえだったら知ってるかな。え、と。なんだっけ」
「何だ」
「あぁ、だめ。出てこない……思い出さなきゃ、え、と」
「無理に今考えなくていい。後にしろ」
病室までが遠い。本当なら走って戻りたい。だが、院内で車椅子を押してでは流石に憚られる。
「ど……ど?どんかん?……違う、でもこんな感じ、ど、はわかるのに」
「似たような言葉なら、探しておいてやる。だからもう考えるのはよせ」
「……なんかさ、オレのことなんだって……これでわかるもん……かな」
語尾が泳ぎ、ふっつりと言葉が途切れる。
もう病室など悠長に目指している場合じゃない。近くにいる誰かを捕まえないと。

「ちょっとお訊きしても?」
ひととおり診察を終えた医師が、美津子ではなくアキラに顔を向けた。
ヒカルの意識はまだ戻らない。
「なんでしょう」
「私は将棋のことしかわからないので引き合いに出して申し訳ないんですが……
対局が終わると数キロ単位で痩せるとは聞いたことがあります。囲碁でも?」
「タイトル戦のような長丁場だと確かにそのくらい消耗します」
「そうですか。では、これ以上お仕事をされるのは一旦ストップですね」
来るべき時が来た。
覚悟はしていた。しかし。
「しかし、彼が承諾するとは」
「承諾もなにも!しがみついてでも止めますよ!」
もっともだ。親にしてみたらたまったものではないだろう。
「だいたいこの子!院生試験もプロ試験も全部その時になってからで!
私は何も知らなくてあたふたするばかりで!いつもそう!いつだって!
急にふさぎこんだ時も立ち直った時も全部自分の中で完結してしまって!」
「お母さん、少し落ち着いて」
看護師がたしなめるが、一旦爆発してしまった感情は止めようがないのだろう。
「ボクは外したほうがよさそうですね。後日、出直します」
美津子の言葉は、ほぼそのままアキラの気持ちだった。
何をいつまでも後生大事に抱えている。いい加減話して欲しい。
嘘をついてまでどこへ出かけ、誰と会っていた。

心を病んでまで本因坊位に固執する理由はなんだ。
───キミにとって、秀策とはなんだ。

459 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/01(火) 21:30:11.52 ID:???
意図せず美津子ママン無双で困った困った(´・ω・`)

だいぶプロットと違ってきている、こんなライブ感で大丈夫か
大丈夫じゃない、大問題だ

さて、クライアント様より「お仕事増量、納期は短縮」という
ありがたいお達しを頂戴したので、次のうpは…納期明けの日曜は
生きているだろうか俺

では再見〜

460 :名無しさん@ピンキー:2014/07/02(水) 06:05:41.73 ID:???
無理しないでくれよ〜本当に職人さんありがたいっす
ゆっくり待ってます

461 :さよなら若゛(ぜつぼう)先生 ◆lRIlmLogGo :2014/07/02(水) 19:35:04.13 ID:???
「おまえの目がイヤラシイ!」
おもっくそ図星をつかれて若゛は一瞬だけたじろいだ。
「なんだって!失礼なことを言うな!」
心の声(ななななななんだってっちょ、おま、なんでバレたし!)
「わかんだもんね、なんかさー後ろにひっついてきて(*´Д`)ハァハァしてる変態と一緒だ!」
ヒカルたんはビシィ!と若゛を指さす。
「キミには目が後ろにもついてるのか?初耳だね」
「フツーに振り返るとかって発想はないのかよ!」
「振り返ったらそういうヤツは逃げるだろう普通は!」
「あー、やーっぱ変態の考えてることがわかるんだー」
「違うと言っているだろう!」
(へへへへへへへへ変態ちゃうわ!)
「オレに触りてーとか思ってるくせにこのムッツリ!」
「とんだ言いがかりだな!何様だキミは!」
(めがっさ触りたい超触りたいてゆーかもっと触らせろ服の中に手ぇ突っ込ませろ)
「言いがかりもなにもあるかよ!自然なふりしてすげー触ってくるくせに!」
「被害妄想がひどいね、カウンセリングでも受けたらどうだ?」
(くっそバレてやがる!変なとこで鋭いっ!)
「さりげないだろってドヤ顔で肩とか腰とかに手ぇ回してくるし!」
「それくらい誰でもするだろう!」
ヤバイガチでヤバイ、全部知られてるぅ!若゛の顔に冷や汗がタラリと流れる。
「電車とか本屋で触ってくるヤツらと一緒なんだよ気持ち悪さのレベルがっ!」

「ん?」
「あ゛?」
ヒカルたんはものすごくチンピラちっくに顔を歪めて若゛を見ている。
作画:森田よしのりレベルで。

───沈黙───

「……触る?キミを……触る、だと?」
「だからおまえがそいつらと同類だってさっきから」
「電車でだと?本屋でだと?なんて……なんて……っ!」
「おまえに怒る資格とかねーって話だつっってんだろゴラ」

「許せん!断じて許せん!ボクをさしおいてそんな羨ましいことを!」

……さあ、そこのイイ感じの木まで首を鍛えに行こうか若゛先生。


※※※※
えちーがうまく書けないストレスがたまってムシャクシャしてやった。
反省どころか全くこの程度では足りていない。

462 :名無しさん@ピンキー:2014/07/07(月) 03:30:09.88 ID:???
嗚呼、ヒカルたん…ヒカルたんはどうしてそんなに可愛いんだ…
そしてヒカルたんにセクハラできる若゛が羨ましすぎるぜ

463 :名無しさん@ピンキー:2014/07/07(月) 17:28:58.22 ID:???
ふと思い立って過去ログ遡ったら、ちょうど最後の番外編がJに載った頃でさ
「北斗杯と若獅子戦の間にヒカルたんにナニがあった!」
「若゛てめえ許さん」
てなレスが連発してて、単行本見なおしたら

        た  し  か  に

ヒカルたん、大人の階段登ってた感がすげえwwww
若゛の野郎、メイツ筆頭だと思って調子こきやがって・・・ブチコロス

ヒカルたん(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ

464 :名無しさん@ピンキー:2014/07/07(月) 21:14:30.20 ID:???
ヒカルたんのエロさ∞

465 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/09(水) 12:53:00.83 ID:???
自分の体調を顧みず対局に出向くことで『自己の客観視に支障あり』と診断され、
ヒカルへの向精神薬の投与が始まった。かなり早い段階で医師から提示されていたのだが、
対局時の思考に大きなマイナスファクターとなることをヒカルが嫌って、投与は見送られていた。
だが、手合も含めて一切の外出が禁止となっては、ヒカルに拒む正当な理由はなかった。
まだ経口での服用が困難なため、点滴でしか入れられない。
作用が強いのか、一日中うつらうつらと半分眠っているのが常態となった。
その日、アキラが数日ぶりに病室を訪ったときもそうだった。人形のように身動ぎもせず、
時折、瞼を重そうに上げて睡魔と戦っているようだった。
「……起こしたか」
「べつにぃ……いちんち眠くてこんなんだからいーよ」
あくび混じりの返事。少し呂律が回っていない。
「食事、ちょっとはできるようになったと聞いた。よかったじゃないか」
薬の効果が出始めていることに安堵したのはアキラだけでは勿論なかった。
「ん」
だがヒカルは不満気に、小さく返事をしただけだ。
「仕方ないだろう。体調が戻って薬がいらなくなれば解消される。今は我慢しろ」
「……このまま碁が弱くなっちゃったら困るよ、やだよ」
「集中できなくなるのは一時的なものだ。心配ない」
「困るんだよ」
誰に向けてでもないように、ヒカルは呟いた。
「今のところ、最大限の調整で来月いっぱいは不戦敗を免れる。だから焦るな」
「嘘つけ。リーグ戦がふたつ」
会話をしているうちに、意識が少しはっきりしてきたらしい。口調の頼りなさが消えつつある。
「……落ちても、次の予選は間違いなくシードだ。キミならすぐ取り返せる」
「おまえはどんどん先に行くのに?」
アキラの肩が揺れる。そうだ。待ってなどやれない。
手を引いてなどやれない。立ち止まることは許されない。
自分たちが生きているのはそういう世界。
「オレのこと構ってるあいだに、随分おまえも寄り道してる……そんなのはイヤだ」
自分のせいで、若き三冠棋士の足まで引っ張りたくはない。
痛いほど、気持ちは伝わってくる。けれど。
「そう思ってくれるなら、体を治すことに専念して欲しい」
もう何度も口にした言葉は、すでに擦り切れているように思えた。
「覚えてるかな。昔……キミに初めてキスをした時」
「いきなり何だよ」
急に話題をころっと変えられて、ヒカルは戸惑ったような表情を見せた。
「忘れるかよ、あんなこっ恥ずかしいこと。棋院の廊下でとかありえねーし」
声音が少し不機嫌になる。もしかして、まだ怒っているのか。
不覚にも、くすっと笑いが漏れてしまった。それがますますヒカルには気に入らないようだ。
「その後だよ。気まずいまま、公式手合で対局したろう」
「ああ。それが?」
「キミが言ったんだ」
──理解不能。ハラ減って集中力なくなるタイプだからオレ。
「あの当時のキミに、今のキミの体たらくぶりを見せてやりたいね。どんな感想がもらえるやら」
血の気が失せて久しいヒカルの頬に、少し赤みがさしたように見えた。
「ほんっと、ヤなヤツ」
「空腹で集中力が切れるなんて大嘘だったみたいだしね。ほとんど無意識でも勝つ碁が打てる」
「イヤミ言いにわざわざ来たのかよ」
噛みつけるだけの元気も出てきたようだ。
ちゃんと回復に向かっている。間違いない、とアキラは心に言い聞かせた。
だから。
『これ』の意味するところも説明してもらえる。きっと。

466 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/09(水) 12:54:15.17 ID:???
「……なに、その紙」
鞄から取り出した白い紙に、ヒカルが怪訝そうな目を向ける。
「薄情だな。度忘れしたキミの代わりに、わざわざ辞書で調べてやったのに」
「辞書……」
ヒカルの表情が少しだけ強張る。
「ヒントがあったおかげでさほど労力はいらなかった。十ちょっとの候補から、意味をなさない
文字列を省くだけの作業で済んだよ」
枕元に折り畳んだ紙を置いてやる。針の刺さっていない右腕を動かして、ヒカルはそれを取った。
A4用紙の上の方に、何行か文のようなものが印刷されている。

どん‐さん【×呑酸】
胃液が口内に逆流すること。

どん‐らん【貪婪】
[名・形動]《「とんらん」とも》ひどく欲が深いこと。また、そのさま。貪欲。たんらん。
「―に利益をむさぼる」「―な知識欲」 [派生]どんらんさ[名]
どんらん【曇鸞】
[476〜542]中国、北魏の僧。雁門(山西省)の人。唐代浄土教大成の基礎を築いた。
浄土教五祖の初祖とされる。著「浄土論註」「讚阿弥陀仏偈」など。

どん‐わん【鈍腕】
[名・形動]物事を処理する能力が劣ること。腕前のにぶいこと。また、そのさま。「―な指揮官」


「その中に、キミの心当たりはあるか?……誰かに、自分のことだと言われたのだろう?」
「どれもピンと来ねぇな……坊さんってことはないんだろうけど。『呑酸』とか、なさそうでアリかも
しんないし。今のオレなら『鈍腕』でも合ってるぽいし」
「キミは『貪婪』だと、そう言われたのか」
はっ、とヒカルが息を飲む音が聞こえる。
最後まで言及を避けていた単語が正解だと踏んだのは、どうやら当たりだったらしい。
「……ボクには、それがどうしたとしか思えない。勝利に貪欲でない棋士などただの落伍者だ」
ヒカルは口を噤んだまま、印字された文字列をただぼんやり見ている。
「けれど、キミはこの単語の裏に悪意を感じた。でなければああも」
「塔矢」
遮った声には、抑揚がなかった。
「ありがと、助かったよ。意味は今知ったんだし、何て言われたかとか気にしてなかった」
「……誰に」
返答はない。
「だから誰に」
小さく首を振って、ヒカルが拒絶の意志を見せる。

────いい加減にしろ!

腹の中で叫んだだけのつもりが、口に出てしまっていたようだ。だがもういい。構うものか。
「っ、痛い、塔矢……離し」
細い肩を掴んで無理矢理ベッドから引きずり起こし、乱暴に抱きしめる。
「痛い、痛いって!針!腕の……っ!」
死ぬようなものじゃないだろう、大袈裟な。アキラは意に介さなかった。
病院貸与の入院着は、診察や介護のさいの手間を省くようにできていて、中に手を忍び込ませる
ことなど造作も無い。素肌に遠慮無く触れてくるアキラの掌がもたらす感覚から、
ヒカルは身もがいて逃げようとした。入院着は、甚平のように体の横の方で結んである部分を
ほどくと容易にはだけてしまう。
「はっ、はぁ、はぁ……っ!」
少し揉み合っただけで、もうヒカルの息は切れていた。アキラが抱きしめる腕を緩ますと、
力のない上体はベッドの上に落ちた。
点滴スタンドは倒れてしまい、そこに3つ吊られていたパックが床に散乱していた。
左肘の裏に刺さっていた針が抜ける際に大きく動いたのか、傷口が少し裂けている。
血がだらだらと止まることなく腕を伝ってベッドに落ちる。意に介さず、アキラはまた肌を
まさぐり始めた。
「っはっ、……は、……ん……っ、く」

467 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/09(水) 12:55:19.52 ID:???
感度は落ちていない。胸の中に燻る熾火を、ヒカルの弱々しい喘ぎが強く強く煽る。
仰のいて露わになった喉元に吸い付く。ぶるっ、と細い肢体が震える。
「あ、やだっ…ダメだっ、て……っ!」
健康だった頃より鬱血しやすくなっているようで、吸い上げた痕がくっきりと残った。
夢中になって肌のあちこちに舌を這わせ、歯を立てる。そのたびにビクビクとヒカルは反応する。
声を出したいだろうに、病院内では囁く程度が関の山だ。その忍耐を存分に試す。
ヒカルの着ている入院着は、上が膝まである丈のタイプだ。下は履いていない。
アキラは剥き出しの腿を、内側に向かって撫で上げた。
何かに当たる。人工物の感触。柔らかい管のようだった。
「!ゃめ……」
管にアキラの指が触れたとたん、ヒカルが身を捩った。
その片側は、ベッド下に設置されたパックに。
反対側は……ヒカルの。ソコに。
「寝っぱなしで体動かなくてトイレ行けないから!だからっ!」
恥ずかしくて耐えられない、という感情がビンビン伝わってくる。
懇願を無視して、アキラは管をつまむ。ヒカルの体に入っているすぐ近くを。
「とっ、塔……!あッ!」
医療行為の一環でこれが挿入されているということは理性では納得している。
だが。自分が知らない部分を赤の他人に暴かれた、という理不尽な怒りの方が遥かに勝った。
許せない。許せない。許せない。ボクですらこんな場所には。
カテーテルは少し引っ張ったくらいでは容易に抜けなかった。
「ふっ、く……!痛……っ!」
本当に痛いのだろう。声色が涙まじりになっている。だがそれすらも情欲に対する燃料だ。
陽根の先端、カテーテルが入っている周囲を舌でなぞる。
「!……あ、う゛ぅ……ふっ、ん゛んっ、く」
蕩かすように、舌を使う。鈴口とカテーテルの境目を、尖らせた舌の先でこじるように攻める。
「あ゛っ、ふぁ、あ!やだ、だめ……」
抵抗がだんだん弱々しいものになってくる。
「痛いのが好きなんだろう?」
細菌感染?知った事か。ここは病院だ。薬でも抗生物質でもすぐ投与してもらえる。
「乱暴なのが好きなんだろう?強引に攻められるのが」
「ああ……ンッ、ふ」
「昔言われたのをそのまま返そう──キミのその性癖」

キミの碁とそっくりだ。

及び腰のところを攻めこまれて劣勢になりがちな欠点は、実戦経験を積めば解消されると思っていた。
けれど、手強い相手に対しては何年経っても基本的に変わらずで。
それはやがて、彼の碁の個性なのだということがはっきりした。
どれだけしつこく指摘してやっても直るわけがないのだ。
自陣の中に深く誘って罠に嵌めこむ。
ああ。同じじゃないか。ボクに抱かれる時と。

よくよく考えれば、おかしな点ばかりだった。
初めてのキスの時も。
初めて体を繋げた時も。
我慢して声を殺してた。
無茶な行為で体をこじ開けられても無抵抗だった。
暴れて逃げることができたのだ。殴ることだって。なのに。
そんなことにも気づかず、夢中になって彼を貪った。
喰らい尽くそうと待ち構える食虫植物の、花の中に自ら飛び込んだとも知らずに。

それをボクは、おめでたくも勘違いしていたのだ。
「まあ」好きだから許してくれたと。
大馬鹿にも程がある。

468 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/09(水) 12:55:52.44 ID:???
ごうごうと音を立てて逆巻く黒い嵐が、アキラの心を侵食していく。
「本当にイヤなら、いま廊下にまで聞こえる声を上げればいい」
実際はどうだ。腕を噛んでまで、声が漏れるのを必死で防ごうとしている。
アキラの立場を慮ってのように見えるその振る舞いは、実のところどうだか判ったものではない。
「その場じゃ抵抗なんてしないくせに、後でグチグチ文句を垂れるのがキミのいつものやり口だ。
でも、もう騙されない」

※※※

469 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/09(水) 13:16:52.23 ID:???
今の案件を受けてから、PCが2台氏にますたorz
納品できなかった今週分を引き続きやってまつ

単語のアレはgoo国語辞書からの引用でつ
ひらがなで「どん○ん」、○部分ア音列の候補をピックアップして
13個を国語辞書の検索文字列にぶちこんで調べたお
まあだいたい若゛の感想まんまの作業ですた

一行でわかる今回うp分
「ヒカルたんなんかっ、ヒカルたんなんかっ…可愛い顔して肉食のくせにっ!」by若゛

470 :名無しさん@ピンキー:2014/07/09(水) 23:43:37.91 ID:???
ちくしょう若゛め…!
可哀想なヒカルたんがかわいいぜ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

471 :名無しさん@ピンキー:2014/07/12(土) 02:43:11.37 ID:???
ヒカルたんはどうしてこうも可愛いかな(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんのいない人生なんて考えられないぜ…

ヒカルたんのつぶらな瞳に乾杯

472 :名無しさん@ピンキー:2014/07/12(土) 02:51:37.97 ID:???
俺もヒカルたん(;´Д`)ハァハァな小説を書いてみたいとは思うが、
小説自体ここ数年書いてなくてだな…。

ヒカルたん、俺の夢に現れてえっちなことしてくれねえかな(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

473 :名無しさん@ピンキー:2014/07/15(火) 18:49:11.05 ID:???
ヒカルたんのぶかぶかの服を脱がすとほそっこいカラダが・・・(;´Д`)ハァハァ
はげしく見たい。

小説おつおつ!深く誘って罠に嵌めこむ、なんてエロいな!
若゛にムカつきつつも一緒になって(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんがまた色々秘密抱えてるみたいで気になるよ・・・

474 :名無しさん@ピンキー:2014/07/16(水) 14:57:33.06 ID:mnq9Mk7T
昼休憩になったから三ヶ月ぶりに来たら神ssが…!

ヒカルたんエロすぎて興奮が収まらないお(;´Д`)ハァハァ
俺も仕事大変な時期だけどこのssでしばらく乗り切れそうだ
ありがとう
頑張れ!

475 :名無しさん@ピンキー:2014/07/16(水) 14:58:41.02 ID:???
悪い、sage忘れた

476 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/16(水) 19:52:31.08 ID:???
さっきからアキラが何と言って怒っているのか、ヒカルには理解できない。
懸命に脳内で意味を組み立てようとしても、頭が錆びついたように回らない。
一速に入れてアクセルをガンガン踏み込んでいるのに、ギアが噛み合ってくれない。
そう、エンジンが空吹かしになっている状態。
考えようとすればするほど、ただいたずらに消耗するだけ。徒労感が積み重なっていく。
薬の作用が恨めしい。
なに?なんだって?もっとオレにわかるように言ってくれよ。
言葉は喉元で喘ぎに変換され霧散する。
「く、ぁふ……んンっ!」
アキラは的確に弱いところを攻めてくる。カテーテルを引き抜かれるのでは、という恐怖は
あっという間に快楽に塗りつぶされた。
こんな骨格標本のような体でも欲情するんだ。役立たずな頭の隅で呆れると同時に感心する。
ちょっと前まではそれが「いい大人になっても相変わらずオレがいいんだ」だった。
体の奥深くがどうしようもなく疼く。ナカに欲しいと。
「本当にイヤなら、いま廊下にまで聞こえる声を上げればいい」
大きな声なんか出せるわけがない。欲しくてたまらなくなってるから。
膝ががくがくと笑いだす。うまく息ができない。
とんでもない嬌声が出そうになるたび、腕を噛んで堪えるのが精一杯で。
ここが病院だとかもうどうでもいい、と理性を放棄しそうになるのを踏みとどまって。
「はぁ、ぁっ……」
腰骨のあたりから、ざわざわとした感覚が背中を這い上ってくる。
裏筋から会陰まで、何度も濡れた舌が往復していく感覚に腰が浮き上がる。

焦らすなよ。くれよ。早く!

はしたなく口に出したらアキラの思う壺だとわかっている。だけど、とっくに限界は超えていて。
情けなくて涙がこみあげる。
なんで、こんな場所で、こんなことになってる?
口の中が不自然なくすぐったさで一杯なのをどうにかしたかった。
腕だけではもう、鼻に抜ける甘ったるい声まで塞ぎきれない。ヒカルは頭の下から枕を抜き取って、
顔を押さえつけた。
「そういえば、そもそもの初めからキミはそうだった」
何か昔に遡ってまで、アキラがまだいちゃもん染みたことを言い募っている。
「温和しくボクに手を引かれるままで、嫌がりも逃げもしなかった」
彼がいつの話をしているのかヒカルにはさっぱりわからない。
与太話はどうでもいいから、挿れて欲しかった。早く奥までぐちゃぐちゃに掻き回して欲しかった。
「あの時、キミの力をもう一度見たかったのは嘘じゃない、でも」
自分をこんな浅ましい体にしたのはアキラなのに。どうしてその本人が怒っているのだろう。
「掴んだキミの手が……あまりにも熱くて……柔らかくて。その感触がいつまでも残ってて」
昔の話なんか知らない。ただただ、この体の熱をどうにかしたい。
なのに。アキラはヒカルの欲しいものを一向にくれようとしない。
「ふぅ……ぅ、ふぁ、ひ、ぇへ」
枕のせいで発音が潰れて意味不明の呻きになってしまっている。
「欲しいの?」
そのくせ、アキラにはしっかり通じていて。
「いいの?ここで?こんな場所で?」
仕掛けてきたのはそっちじゃないか!思わず叫びたくなる。
「欲しいならあげるよ……でも。コレが邪魔だな」
「ひっ!」
ずるっ、と尿道を動く異物の感触にヒカルは慄いた。
先刻アキラが引っ張ったときには痛いだけでびくともしなかったのに。
「どうしてかな?随分滑らかに動くよ、ホラ」
意地悪い口調で皮肉りながら、一旦引いたカテーテルをアキラはもう一度押し込んだ。
「ん゛────!」
「ここまで散々感じてるんだから、さっきより濡れて滑りがよくなるのは当然じゃないか」
「ん、ンぅ……っ、ふぅ」
小刻みな抜き差しが、だんだん大きく早いものになっていく。
初めて侵される部分なのに、物凄く気持ちいい。体が跳ねて、何度もベッドにぶつかる。
「アッ!ぁあン!あ!あっ!あぁ!」
枕を顔に押し付けていた手に力が入らなくなって、口が自由になってしまった。

477 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/16(水) 19:53:23.92 ID:???
「そんなにイイなら、もっと早くしてあげればよかったね」
アキラは嫌な笑みを唇の端に浮かべ、後ろに指を突き入れた。前のカテーテルと同調させるように、
抽挿を開始する。
限度を超えた感覚に喉が引き絞られて、声が声にならない。脚が引き攣って突っ張って痛い。
背筋がぎりぎりと収縮して、体が弓なりに反り返る。
「前と後ろ、どっちが好き?黙ってないで教えてよ」
「────ッ、────、────!」
首を振るくらいでしか意思表示ができない。とっくに達っているのに、まだ攻められるのが辛い。
ヒカルが射精なしで達けることはアキラも知っているはず。なのに許してくれない。
「おかしくなっちゃってもいいんだよ?進藤」
今の振り切れたアキラなら、指だけでなく自身も間違いなく挿れてくる。
いくらヒカルが懇願しても聞いてくれた試しがないのだ。
さっきまでは挿れて欲しくて酷く飢えていた。でももういい。だから。
後ろの指が増やされる圧迫感が、カテーテルを抜き差しする刺激と相まって何倍にも増幅される。
いつのまにか体をずり上げ、覆いかぶさってきたアキラが臍下から胸を舐めあげてくる。
左の乳首を噛まれると同時にカテーテルが一気に引きぬかれた。

ヒカルの記憶はそこで途切れている。


※※※

478 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/16(水) 20:08:08.22 ID:???
今回うp分の概要
「ヒカルたんが 尿道プレイを 覚えた」

ああっ月曜に納品してダラダラしてたらもう水曜が終わる!
明日から次にかからないと間に合わないお!
てなわけであんま進まなかったorz

拙文を喜んで頂けてるようで何よりでつ。励みになるでつ
もっとこうエロエロなのをバンバン盛りたいんだけど、この話じゃあ多分・・・(´・ω・`)

これから盆前くらいまで、仕事量がマシマシになるかもなので
ちょっとうpから遠ざかるかもしれんでつ
ジョブチェンジしても俺は盆から逃れられぬのか!

>>472たんの小説に超期待しようぜメイツ達!

479 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/17(木) 20:17:34.74 ID:???
どれだけ秘匿したところで、人の口に戸は立てられない。

哀れな姿で放置されたヒカルを、タオルなどの替えを持って自宅から戻った美津子が見つけた。
半狂乱になった彼女の叫びは病棟中に響き渡り、看護師だけでなく入院中の野次馬までをも呼び寄せた。
看護師の緊急呼び出しで医師が駆けつけたとき、まだヒカルの痙攣は続いていた。
意識はあったものの正気とは判じ難い状態で、医師の問いかけにもまともに応じられなかった。
涙に濡れた半開きの目は焦点が定まらず、だらしなく開いた口からは涎を垂らして。
診察と処置のために触れられると、その都度体を震わせて呻いた。
野次馬たちの中には、美津子の叫びを聞いてすぐ室内にまで踏み込んだ者がいた。看護師によって即座に
追い出されたものの、かれらがヒカルの惨状を目に焼き付けるには充分な時間があった。
点滴と導尿カテーテルは乱暴にむしり取られ、そのうえ体中につけられた痣や歯形の所為で何を
されたかが一目瞭然。暇を持て余した入院患者の好奇心を駆り立てる絶好の噂話の種となった。
それは守秘義務のある医療従事者とて同じで、詰所での看護師同士の内緒話からあっという間に病院中に
飛び火した。
誰の仕業かは推理するまでもなかった。ヒカルの入院以来最も足繁く見舞いに通っていた長髪の若者は、
病棟内で顔を覚えられている。当該人物が逃げるように病室から立ち去る直前、甲高い悲鳴のような声を
聞いた者もいたのが致命的だった。

一般人でも病棟中の好奇の目に晒されるのは居たたまれない。況してや、囲碁界のタイトルホルダーにまで
昇りつめた人間とその家族なら尚更だ。
転院が検討されるのは、当然のなりゆきだった。情報を完全に遮断することは不可能だろうが、それでも現状より
遥かにマシな環境になるだろうことは間違いなかった。追い出されるのと同義なのかもしれなかったが。
病院側も後々のトラブルは避けたいのが本音だろう。それは経営におけるリスクヘッジ上仕方がない。
都内にある同じ医療法人系列の病院がいくつかピックアップされ、23区内を避けた遠い場所を候補にした。
生活基盤のあるところでは落ち着かないというのが理由だった。
都心から通うのに時間がかかる郊外では付き添いする美津子の負担を増すことになるが、それ以上にヒカルから
アキラを遠ざけたいという家族側の希望が加味されていた。

転院が本決まりになるまで、病院側の配慮で面会謝絶の札がかけられることになった。
塔矢家に怒鳴りこみに行くという両親を、ヒカルは辛うじてなだめた。
満足に動けない我が子をアキラが発作的に力尽くで自由にした、という認識しか持たれていないのは不幸中の
幸いだった。助けを呼ばれないようアキラが枕で顔を押さえつけていたのだ、と思われているのが大きかった。
昔からの関係だと知れたらそれこそ終わりだ。隠し事を誤魔化しきるスキルがどこで役立つかわかったものじゃ
ない、と心のなかでヒカルは自嘲する。
院生時代を含めたら人生のおよそ半分、ヒカルは日本棋院の世話になっている。そして、引退して随分経つとは
いえ塔矢行洋がいまだ囲碁界の重鎮であることに変わりない。下手に糾弾して事態が明るみに出れば、
行洋本人はどうあれ周囲の関係者がヒカルの方を追放するように仕向けるのは火を見るより明らかだ。
いくら若くても、学のない碁打ちが満足に再就職できるはずもない。中学の勉強すらろくにしていなかったのに。
大検を取って大学に行けばいいなどと親は言うが、そうしたところで改名でもしない限り元本因坊や二冠の肩書が
どこまでもついて回る。顔だって広く知られている。
就職氷河期と言われて久しい昨今、経歴に傷のついた人物はそれだけで刎ねられる。
自己都合ならともかく、スキャンダルで棋界を追い出されたのが理由なら話にもならない。
プロ入りを諦めて進学を選んだ院生仲間の近況を聞けば、まっさらな新卒でも厳しいのが現実だ。
親の言い分はこうだ。引退してすぐに就職しろと言うのではない。これまでの収入でまとまった年数働かずに
暮らせる。その間ゆっくり勉強して、潰しのきく資格なりを取ればいい。
そう言われても、興味が湧かない分野の勉強をできるか否かは自分が一番よく知っている。記録係の仕事ですら
四苦八苦して覚えられず、後回しにしているうちに記録を取られる立場になったくらいなのだから。

480 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/17(木) 20:18:40.82 ID:???
針の筵に座らされても囲碁にしがみつきたいのかと母に問われた。
それで足が血塗れになっても、自分の居場所はそこしかないとヒカルは答えた。
同じように傷だらけになりながら、アキラもそこに居続けるだろうからとは口に出さなかった。

行洋と同じように活躍の場を日本以外に求める方法もある。恥を忍んで行洋に頭を下げれば恐らくなんとかなる。
数知れず経験した海外遠征や棋戦のおかげで北京語と韓国語には不自由しない。
けれど、本格的に外に出るのは今じゃない。
まだここで、この場所で成し遂げねばならないことが残っている。

かつて、師に諭された言葉が脳裏に蘇る。
一足飛びで分不相応な舞台を望むのは傲慢であると。

そして、ふと思い当たって小さく苦笑を漏らす。
「何がおかしいの、真面目な話をしてる時に」
「ごめん、なんでもない」
────かの師もまた、醜聞の汚名を被った身であった。

違うのは、彼が潔白だったこと。
自分は叩けば埃が出る。境遇を比べるのは不敬なことだった。

※※※

指定された住所にたどり着くのに時間を食った。
土地勘のない住宅街の小さなマンションを探すのだから無理からぬことだ。喫茶店などではなく、態々自宅まで
呼び出された理由はわかっているつもりでいた。
予想が完全に外れていたわけではないが、和谷に突きつけられた事実はもっと深刻なものだった。
「ぶっ殺してもいいか」
開口一番、本当に殺しに来かねない形相で吐き捨てられ、アキラは最悪の事態を悟る。
アキラなど本当は招きたくもない客、顔も見たくない相手。玄関から無言で案内され、茶の一杯も出ないのは
当然のこと。
「おまえらの関係はうっすらわかってたさ、けど進藤がなんも言わねェなら放っとこうと思った」
大間違いだったよ、と絞りだす声は怨嗟に満ちている。
「入院患者にコンプライアンスもへったくれもねェからな。炎上狙いなら格好のエサだ」
すでに起動していたノートPCの画面をこちらに向けられる。目を背けたくなるような文言が踊り狂っていた。
SNS。大型掲示板。動画投稿サイト。まだマスコミ報道されていないのが不思議なほどだ。
警察に届けられていないからなのか。確固たるソースがないためだろうか。
「現時点じゃどこまでホントかなんて本人にしかわからねェやな。で、ご感想は」
「……非難なら甘んじて受けるよ」
「全部ホントかよ」
「そうは言ってない」
「じゃあ当事者様にはっきり線引きをしてもらおうじゃないか?あ?」

頑ななヒカルに腹を立てた。ただそれだけだ。
浅薄だったとは思う。けれど感情を制御できなかった。
「それだけとかいう割に、随分高くついたな」
「済まない」
「謝る相手が違うだろうよ……ま、わかってるかそんなん」
「済まない」
小さく繰り返す。和谷に対しても謝る理由は山のようにあるのだ。
ヒカルの経歴に存在する矛盾をつつかれても平気なよう、露悪的な演出という形でのフォローをしてきたのに。
その努力を水の泡にした。

481 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/17(木) 20:19:22.01 ID:???
「動画は削除しないでそのままにしてある。堂々としてないと逆にやられるからな」
「ボクだけを攻撃対象にする手段はないだろうか」
「殊勝な心掛けだが、もう遅い。これだけ拡散されたんじゃあ……それに」
「それに?」
「警察の関わる事案じゃないのに、ご丁寧に『奥さん事件です』って触れ回るつもりかよ」
「やっぱり……彼が止めてくれたんだろうか」
「知るかよ。話聞きに病院行ったら面会謝絶ときやがるし、家に電話しても誰も出ねェし」
って言いたいところだがな、と和谷はズボンの尻ポケットから携帯電話を取り出した。
「ストレートに『警察沙汰になってんのか』ってメールしてやったら返事はこれだ」
見せられた液晶画面には、差出人の名前とごく短い本文。

『なってない』

我知らず、落涙した。
被害届を出さないのは自己保身のためじゃない。痛いほどわかる。
(オレのこと構ってるあいだに、随分おまえも寄り道してる……そんなのはイヤだ)
あの日、ヒカルはそう言った。言ってくれたのに。
その僅か数分後にアキラは彼の心を踏み躙った。
ネットに明るい門下の若手や中堅なら、この炎上も知っていただろう。誰も事実確認に来なかったのは
師匠の息子だから遠慮したのか、それとも長い付き合いだから気を遣ったのか。幼い頃から友達のように
慕ってきた芦原でさえ何も言ってこなかった。
「泣いてる場合でも、星落としてる場合でもねェだろがよ」
ぶっきらぼうな口調だが、何故か労るような色が含まれているように聞こえた。
ただの願望だ。参っているせいだ。
「俺らだって長いことツレやってんだ。後から入ってきた進藤はとにかく手がかかってモノ知らずで
礼儀知らずで目が離せなくて……世話が焼ける分、他のどの後輩より可愛かった」
こんなこと言いたかないがな、と前置きして和谷は続けた。
「てんでからっきしの腕なくせに、アイツの目標は最初からおまえだった。今のおまえは、あの頃のアイツが
目指すに足る存在か?」
違うだろう。今の自分など、目標にしてもらえる価値はない。
「感傷にひたってるトコじゃないぜ。見せたいものはまだある」
和谷は別ウィンドウで開いていたサイトを最前面に出した。画質がやけに悪い動画のページ。
それでも、自分とヒカルが映っているのは判別できる。碁盤の前にいるようだが、これは。
「こんなもん撮れるヤツは限られてる。これに出てるか観戦に来れるか取材できるか」
院生か。プロか。出版部の人間か。
「若獅子戦……?まさか」
ヒカルとアキラがこの動画のように会話するような関係で出場しているのは十五歳の時だけだ。その前年は
ヒカルが無断で休んだ。さらにその前はプロと院生の間柄だったが一回戦で当たらず、互いに口をきくことも
なかった。
若獅子戦に出られるプロは二十歳以下かつ五段以下。
段位認定のレギュレーションが変わったせいで、十六歳以降は二人とも若獅子戦の出場資格がない。
第一回北斗杯が開催された年、ヒカルもリーグ戦に加わった。その成績をもって、アキラと揃って七段に飛び級
したのだ。
「よく見ろ、おまえら選手じゃねーよ。記憶にないのか」
そんなことがあっただろうか?選手としてでなく、若獅子戦の会場に行ったことなど?
(なぁなぁ塔矢。十四年会に来てる院生のチビらがさ、若獅子戦見に来い来いってうるせーんだよ)
「あ」
思い出した。

482 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/17(木) 20:25:37.41 ID:???
十四年会というのは和谷が主宰する自主研究会で、メンバーは院生の同期だった若手プロを中心に現役の院生から
外来出身のプロまで、門閥に関係なく集まっているとヒカルに聞いたのだった。
何故『十四年』なのかと質問したことも覚えている。平成で言うなら和谷もヒカルも十三年デビューのはずだ。
会の結成年かデビュー時の年齢かとも思ったが、どちらもハズレだった。
(アハハ、和谷がさー、伊角さんと門脇さんに気ィ遣ったんだよ、それだけ)
会の実体は前年から存在したが、当初は院生仲間がつるんでワイワイやる集まりに毛が生えたようなものだった。
本格的な研究会のなりを呈してきたのが伊角と門脇の入段以降だからというのが真相だったようだ。
その十四年会に参加している院生の後輩が何人か出るから来て欲しいと頼まれた、と。
「見に行ったんだ、誘われて」
「そんでこれは、十四年会の誰かに拝み倒されて進藤が検討に加わったとこだな」
席に座っているヒカルの対面には、小学生高学年と思しき少年の後ろ姿。中学生かもしれない。
記憶が正しければこれは三年前だ。この子はプロになれただろうか。
「残念ながら今年も試験を受ける身だよ。そう珍しくもない。オレだって四年足踏みした」
アキラはヒカルの後ろから身を屈めて、ああだこうだと口を出している。
それだけなら、プロを夢見る子供が若手トップ棋士に指導してもらう微笑ましい場面でしかない。
だが。この動画が見せたいのはそんなありきたりのモノではなかった。
当の院生は完全に無視して、カメラは若手トップふたりにだけ向いている。
「…………っ」
「な?これで少なくとも、おまえの進藤に対する距離感がおかしいのは丸わかりだろうが」



------------------------
※就職状況は2010年現在のものでつ
※昇段のレギュレーションは2003年改定のものに準拠しますた
 (間違ってたらごめんよ)いろいろ変わりすぎィ!

なんで仕事にとりかかった途端、こんなにこっちが進んでしまうんだwww
中学生の頃を思い出すwwwww
勉強しようと思っていたらいつの間にか長編漫画読破してたりwwwくっそwwww
俺のあほんだら!

483 :名無しさん@ピンキー:2014/07/19(土) 02:53:38.85 ID:???
しばらく続きが読めないのか…と思ってたら続ききてた!
無理しない程度にがんばってくれ。
いつまでも待ち続けるし、応援し続けるぜ!

484 :◆lRIlmLogGo :2014/07/22(火) 12:35:11.61 ID:???
仕事から逃避してきたダメ人間でつ

【朗報1?】23歳ヒカルたんのエロシーンが当初予定より大幅増量見込み
まだ脳内妄想の段階でどう転ぶかはわからんけど
【朗報2?】13歳ヒカルたんのエロシーン追加見込み

いずれも予定は未定

485 :名無しさん@ピンキー:2014/07/27(日) 16:51:40.30 ID:???
ヒカルたんエロシーンを全裸でいつまででも待機してる
暑さが本格化してきたし体調には気をつけて無理しないでなー

486 :名無しさん@ピンキー:2014/07/30(水) 23:52:35.71 ID:???
小説先が気になるぞ!
ヒカルたんエロシーンマジで(;´Д`)ハァハァ して待ってる!
ああ・・・ヒカルたん好きだ!(;´Д`)ハァハァ

487 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/31(木) 21:14:26.37 ID:???
※※※

アキラが来ない。
来られるわけがないことは解っていたが、ぱったり足が途絶えると妙な感じがする。
思えば、入院以来あれやこれやと世話をかけてばかりだった。手合のスケジュール調整も全部
任せきりにしてしまった。ヒカル以上に予定がびっしり詰まっているはずのアキラが日参するのを
怪訝に思って訊けば、手合以外は全部キャンセルした、と事も無げに返事をするのには呆れた。

カテーテルの再挿入はできなかった。アキラの暴挙で尿道の粘膜が傷つき、ひどく炎症を起こして
いたのだ。
経口での食事が少しずつできるようになって、向精神薬の投与量も減り始めていた時期だった。
それに伴い日中の意識レベルが明瞭になりつつあり、自力で動けるならそろそろカテーテルを抜去
する頃合いだと判断済だったことも再挿入しない理由となった。心身ともに多大なダメージを負った
ヒカルを落ち着かせるためにきつめの薬が使用されたが、それも一時的なもので済んだ。

排尿時の激痛は、食いしばった歯の間から悲鳴が漏れてしまうほどだった。脂汗をかき、全身が
がくがく震え、掌に爪が食い込むほど拳を握りしめて耐えなければならない苦行だった。初めて
アキラに貫かれた時と比べてどちらが痛いだろう、などと詮無いことをふと考える。
「バッカだろ、オレ」
小さく吹き出す。どうしたの、と傍らの美津子が顔を向けた。それには応えず、目の前に置いた
携帯用の碁盤に視線を戻した。
アキラはあの日、結局後ろには指だけしか挿れてこなかったようだ。医師が確認しても、直腸内に
他者の体液など見当たらなかった。
「話せ、って言われてて話してないこと多すぎだもんなぁ……」
あんな行動に出たのは、堪忍袋の緒が切れたからだ。ただでさえ、アキラは導火線の短いタイプだ。
「だから、さっきから何なの」
「気にすることないよ。独り言だから」
だが、直情径行を地で行くアキラに打ち明けるわけにはいかない。どれだけ怒り狂われてもそれだけは
できなかった。彼に言えないことなら、他の人間になどもっと言えない。
「……ぁ」
嫌な感覚が下腹部からやってきた。尿意がこれだけ厭わしいものになるなど、想像したこともなかった。
我慢すると炎症の範囲が広がって膀胱だけでなく腎盂に及ぶ可能性があると釘を刺されていた。
腎機能が低下気味なので、特に気をつけろと。
アキラとの一件以降、人目があるため共同の手洗いは使えない。病室で尿瓶を使う。恥ずかしさなど
とっくに麻痺していた。
カテーテルから解放(イレギュラーな手順だったが)されて後、ヒカルの入院着は上下のセパレートに
なっていた。下着もつけている。
下半身の着衣をずらし、尿瓶の口に陰茎を差し込んで、心の準備をする。傷みに対する恐怖感が身を
竦ませる。
「ぅうっ……あ、ぃッ」
ベッド脇にしゃがみこんで、体を小さく丸める。尿瓶は床に置き、自由になった手でリノリウムの床を
力一杯掻き毟る。痛い。灼ける。真っ赤にいこった金串を尿道に突き入れられているような錯覚に陥る。
「ぎ、っ……!が、はっ」
額に汗が浮く。早く終われ。早く早く早く痛い痛い早く。
「ぐぅ、うッ、い゛い゛い゛い゛……ッ!ァア!あ゛!ぐ!」
最後の一滴を出し終えて、ヒカルはぐったりと尿瓶を抱えるような格好で床に這いつくばった。
ふいごのような荒々しい呼吸音が病室内に響く。
涙と鼻水でひどい顔になっているのがわかる。これを日に数回耐えなければならない。
もう一週間近くになるのに、まだこんなに痛い。抗生物質は効いているからもうしばらくの辛抱だと
医師には言われている。確かに、炎症による高熱はおさまった。けれど、この傷みから解放される日が
まだ先だと思うと憂鬱になる。
ただ、激痛が鈍った頭をはっきりさせてくれるのは予想外のメリットだった。
折りたたみの碁盤をベッド備え付けの収納式テーブルに広げ、棋譜の研究をするくらいには頭が回る
ようになってくれた。

488 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/31(木) 21:17:13.20 ID:???
ぐしゅ、と鼻をすすり、ティッシュとタオルで顔を拭う。ベッドに戻り、碁盤ともう一度対峙する。
美津子が尿瓶を持ってドアの向こうに姿を消した。炎症に関する検査が必要なので、尿は所定の場所に
貯めることになっている。申し訳ないな、とちらりと母を思う。
尿意を覚える直前に考えていたことを、もう一度反芻する。棋譜並べは先刻から手が止まっていた。
あの日のアキラの言葉と、それに付随して浮かび上がる昔の記憶。
(嫌がらなかった?無抵抗だった?オレが?)
……ヒカルが誘いこんで云々、という戯言はアキラの考えすぎだった。そんなことをした覚えは一度も
ない。無理矢理、碁にこじつけただけの暴論だ。
実際はどうだったのだろう。記憶を遡ってみる。

手を見せろ、と言われたのだ。
何のことやらわからず、目の前にいる相手の剣幕に圧されてヒカルは右手を差し出した。
アキラは掌や指、爪をじっと検分していた。碁打ちになった後でその意図が理解できた。
(あまりにも熱くて……柔らかくて。その感触がいつまでも残ってて)
そんなことまで考えていたとは思いが及ばなかったが。
間違っても誘惑しようなんて企んでいない。単純にアキラが怖かったからだ。それだけだ。
そして、その手を引かれるまま、あの碁会所に連れて行かれた。
抵抗しなかったのは、挑まれた勝負を師が諾としたからだ。彼を負かしたのは師であって、自分では
ない。それを罠だなどと言われては。
……これを筋道立てて説明するには、ずっと黙っていたことを話さなければならない。
今は諦めるしかなかろう。いつか話す。いつか。
「いつか」など、果たして来るのだろうか。

ヒカルは十二歳の出来事を起点に、記憶の河を下り始めた。

※※※

第一回北斗杯の敗戦は、意外と尾を引かなかった。
あれだけ悔しくて、人前で憚らず涙を流すほどだったのに、不思議だった。
その後の対局は好調で、若獅子戦ではあったが初めてまともな手合でアキラに勝った。
次にあった公式手合も高段者に勝って、波に乗れそうだった。少し上機嫌になっていた。同じく勝った
アキラと碁会所へ行く約束があったので、一緒にエレベーターに乗った。
視線を感じて、アキラの方に顔を向けた。何か言いたいことでもあるのかと思ったが、アキラは
押し黙ったまま、ただじっとこちらを見ていた。なんだか居心地が悪くなる。また自分が失言でも
したのだろうか?一旦臍を曲げたアキラは扱いがやっかいだ。触らぬナントカに祟りなし。碁会所は
残念だけど次の機会。今日は退散したほうがよさそうだと判断した。エレベーターの到着とともに外に
出ようとした時。いきなり手を引かれて人気のない廊下の死角に連れ込まれた。突然のことで、どう
リアクションを返していいのかもわからない。壁に押し付けられ、伸し掛られても思考がフリーズ
して体が動かない。
手を引かれた時、懐かしさがフラッシュバックしたのも抵抗が遅れた一因だったかもしれない。
アキラが何か言い訳じみたことを呟いたが、頭がついていかず理解できなかった。
見惚れるほどに美しい指が伸びてきて、ヒカルの頬を掠めるように触れる。
擽ったくて、自由のきかない身を捩らせる。逃げようとするのを追って、指は何度も頬を撫でる。
齎される感覚に、ぎゅっと目を瞑る。擽ったさの先にある、知っている感覚とよく似たものが
頭をもたげようとしていた。それに気づいて、羞恥から顔が火照る。
耳にかかる熱く湿った息。アキラの目的がわからないふりなど、もうできなかった。

頻繁に電車で痴漢に遭うようになったのは、中学二年の終わりあたりからだったろうか。
新初段シリーズの前には、既にそうだったように思う。
自分が男の生臭い欲望解消のはけ口になるなど想像の埒外だったので、最初は気にも止めなかった。
混んでいる列車で空いている場所を探して乗っていたにも関わらず、やけに接触が多いのをちょっと
不審に感じた程度だった。
あれは二月だったか。森下九段の研究会があった日、棋院で誰かが、言いにくそうに指摘したのだ。
(進藤、服に)
ジーンズの尻のあたりが、精液で汚されていた。ダウンジャケットをまくり上げての犯行だった。
女子学生のようにショックを受けたりはしなかったが、気分は最悪だった。無性に腹が立った。
師は現場を見ていたはずだ。だが、その頃には関係がぎくしゃくし始めていた。
電車で不自然に接触してくるのは大抵痴漢だ、と判明してのち、何も電車だけにとどまらないことが
更にわかって、もっと不愉快になった。書店で立ち読み中に被害に遭って、一処に立ち止まるのが
いけないのだと理解した。

489 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/31(木) 21:18:25.92 ID:???
手合に長期間行かなかった時期と成長期が重なり、短い間に縦に一気に伸びた。
なのに復帰初日、もうないだろうと思って油断してまた触られた。それも何人にも。
北斗杯前、アキラの家に行く道中の車内で、何度も社に庇ってもらった。流石に屈辱だった。

そうだ。今のアキラは自分に密着していやらしく撫で回してくる痴漢と同じ。なのに振りほどけない。
恐ろしく早い鼓動がどちらのものなのかわからない。
耳に唇が触れてくる。ぞく、と体が震える。これは悪寒なのか何なのか。
頬を撫でていた指が唇をなぞってくる。耳への刺激のせいもあって、変な声が出そうになる。
いつの間にか、自分も呼吸が荒くなっていた。このまま雰囲気に流されたら、どこまで行くのだろう。
アキラのことだから、きっと最後まで。要求されたら拒めるだろうか。
飢えていることを思い出してしまったこの状態で。
実体のある存在に明確な意図をもって触れられるのが、いかに強烈かを思い知らされたこの状態で。
耳朶に歯を立てられて、喉の奥でぐっと声を殺す。ああだめ。だめ。もう、限界。
膝が崩れそうになって、慌ててアキラの袖を掴む。それを何の合図と勘違いしたやら、彼は唇をそっと
重ねてきた。すぐにそれは深いくちづけとなって、ヒカルを翻弄する。
口の中の感覚がおかしい。例えるなら、甘すぎてくどいケーキや、肉の脂身の塊を無理矢理食べた
時のような感じ。擽ったいようなもどかしい違和感。
背筋を名状しがたいものが駆け抜けていく。
「!」
下着の中が濡れていくのがわかる。もう脚が体重を支えられない。ぐっと掴んでいた袖に力を入れて
踏ん張ろうとしたが、アキラを転ばそうとする結果に終わってしまった。
ずるずるとへたり込む。アキラはおろおろとしながら、なんとか支えて立ち上がらせようと脇に手を
差し入れてきた。その感触にまた、体がびくりと反応する。
(だめだ塔矢触らないで。お願い、やめて。もう触らないで。あっ……)
現実には、激しい言葉で差し伸べてくる手を拒絶するしかなかった。
でなければ理性をかなぐり捨ててしまいそうだったから。
情けなくて涙が出そうだった。
アキラも泣きそうな顔をしていた。

最悪なことに、次の対局相手はアキラだった。棋院に向かうヒカルの足取りは重かった。
どんな顔をして、碁盤を挟んで差し向かいに座ればいいのだろう。
あのキスの後、コンビニで下着を買わなければならなかった。無性に後ろめたかった。和谷のアパート
で研究会に参加していて急に泊まりが決まった時など、何も気にせず買えたのに。
「くっそ、ムカつく」
苛立ちを紛らわすように、道路に落ちていたゴミを蹴飛ばす。駅からの道中、ひとりふたり知った顔が
挨拶しながらヒカルを追い抜いていく。若手だがいずれも年上だ。今日は三段のアキラとの対局だが、
木曜に組まれているのはどうしてだろうと考えかけてやめた。余計なことだ。
対局場にはアキラより先に着いた。助かる。気持ちを落ち着ける時間が少しでもとれる。
「おはよ」
平常心を装えただろうか。不自然じゃなかったろうか。声は震えていなかったろうか。
自分より明らかに挙動不審なアキラを見て、少し可哀想になった。同時に少し落ち着いた。
来年から適用される昇段のレギュレーションの話を振って、和ませてやろうと気を遣う。
公式手合でのガチ勝負。くだらないことで力を発揮できないアキラに勝っても嬉しくない。

打ち掛けで食事休みに入って、仕出し弁当を手に休憩室の席についたヒカルの対面にアキラが来た。
特に「来るな」とすげなくする理由もなくて、半分無視して食べ始める。周りは中高年ばかり。
大人ズレしたアキラでも、同世代のそばにいる方が気安いのだと今は知っている。
相変わらず食事を摂らずに詰碁の本。昼に食べるとまったりしてしまって頭がなまくらになると
いうのはわからないではないが、それ以前にヒカルならガス欠になる。
二人寄ってケンカしないのは珍しい、と中年棋士に誂われる。
ケンカどころの話じゃねーんだよ、と内心でヒカルは文句を垂れた。
やはり精神的に動揺しているのか、午前のアキラはどことなく碁に精彩を欠いていた。基本的に
後半巻き返し型のヒカルに序盤から攻めこまれ、どうにかしのいでいる状況だ。
こんな調子でスランプに突入でもされたらかなわない。どうしたものか。

490 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/31(木) 21:20:04.52 ID:???
案の定、アキラは後半、ヒカルの仕掛ける包囲殲滅戦を凌ぐのが精一杯で挽回はならなかった。
相手がアキラなだけに、完全にヒカルの得意な状況には持っていけなかったのは流石だったが。
検討はいつものように長引いたものの、恐ろしいほど静かだった。
アキラが探りを入れるかのようにちょっとした挑発をしてくるが、どれもこれも湿気っていて不発。
とても乗る気にはなれない。見ていられない。
食事がてらでも、話をした方がいいと思って誘った。
どう考えてもアキラが行き当たりばったりで選んだとしか思えないイタリアンの店は、メニューに
今ひとつ惹かれるものがなく、おまけにどれも高かった。どうやら、酒を飲む人間に向いた所らしい。
アキラはオーダーを取りに来る前からおたついて、すぐ本題に入ろうとする。
ちったぁ落ち着け。馬鹿。そこまで悩むことかよ。
自分を高く高く棚に放り上げてアキラを揶揄する。
そうだ。先日、自分たちの挙動がおかしいのを緒方に嗅ぎつけられたのだった。それを思い出してまた
不快になる。アキラが自爆して、ヒカルは巻き込まれただけだ。
簡潔に質問してやっても、アキラは煮え切らない返事ばかりを寄越す。
しまいには逆切れだ。
ほほう。口に出せないような事をオレにしたいと。いっぺん死ね。
いい加減、くたびれてきた。もう終わらせたい。
「おまえってさ。オレのこと好きなの?どうなの」
もうどうにでもなりやがれ。

決定的な、逃げようのない質問をぶつけられてアキラはやおら立ち上がった。ぎょっとするヒカルの
手をぐいっと引っ張って、伝票を引っ掴んでレジに向かう。
そうだ。この強引な腕。これに逆らえない。何故だろう。
割り勘にするなどと口を挟む隙もなかった。さっさと勘定を済ませると、ヒカルの手を引いたままの
アキラは大通りに出てタクシーを拾った。停まった車の後部ドアが開くと、有無を言わさぬ力でヒカル
をシートに突き飛ばすように押し込み、自分も乗り込む。
目的地に到着するまで、アキラは無言でヒカルの手を握り続けた。汗ばんだ手を振り払うことが、
どうしてかヒカルには躊躇われた。
タクシーが塔矢邸の門前に着く。車に乗った時点でアキラが何をする気か察しはついていた。アキラの
両親が今、中国に滞在中なのを知っていたから。
逃げずについてきてしまった以上、腹を括らなければならない。どうにでもなれと投げやりになった
自分が悪い。
アキラは玄関の引き戸を開け、中にヒカルを引っ張り込む。靴を脱ぐ暇も与えないつもりか、即座に
抱きしめてくる。不器用な愛撫が、服の上から施される。後頭部に回された手が、髪を掴んで引っぱる。
顎が上がり、露わになった喉元にアキラは吸い付いた。シャツの下から手を這わせ、脇腹を撫でる。
「あの……っ、スイマセン、玄関でですか?」
冗談めかしたのは精一杯の虚勢だった。ほんの少し、性感を刺激されただけでもう息が上がっている。
何をされるかわかっている?具体的に?本当に?
ヒカルは知っている。やり方を。でもアキラはどうだろう?
玄関でがっつくな、という遠回しな抗議を聞き入れたのか、アキラは抱きしめる腕を緩め、上り框
までヒカルの手を引いた。お邪魔します、と言うのも何だか間抜けだった。
間抜けというなら何もかもが間抜けだった。一杯一杯になりながら、せっせと布団を敷くアキラなど、
最高に間抜けな絵面だ。その傍らに、案山子みたいにボケっと突っ立っている自分も入れると、更に
間抜け度合いが増して傑作だ。
敷き終えた布団の上に押し倒される。キスの雨が降ってくる。アンダー代わりに着ているTシャツごと
服をたくし上げられ、闇雲に撫で回される。
(あーあ……流されちゃったよ。どーしよ)
どうしようもこうしようもない。それなりに気分も出てきてしまった。棋院の廊下などという誰に
見られるかわからない場所ではない。自分たちの他には誰も居ない空間。そこでアキラの為すがままに
なっているのは案外悪くなかった。服が全部脱がされる。抵抗する理由を探したが、特に見当たらない。
「……ん」
声を出しても誰にも聞かれない。アキラを除いて。気が楽だ。
「はぁ……、ぁ」
頭がふわふわして、熱に浮かされているようだ。アキラの情欲にあてられたのかも知れない。
全身をくまなく弄られる。感じる場所と、そうでない場所を、選り分けているようだ。
「ア、ぁあ!」
脇腹がダメだ。耳がダメだ。胸がダメだ。吸われたり舐められたりするたび、体がコントロールを失う。

491 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/31(木) 21:20:57.30 ID:???
ダメな所を攻められまくると、今度はダメじゃない所までダメになってくる。
全身がダメになる。
「やだ、っは、あッ」
既に濡れてぬるついた性器がやんわりと握りこまれる。ゆっくり上下に擦られると、腰が勝手に揺れる。
アキラは自分が脱ぐ余裕すらないらしい。その馬鹿さ加減がおかしかった。スラックスのジッパーが
下ろせるのか、と霞がかった頭で心配するくらいに股間が張り詰めているのが見て取れた。
「や、もう……っ!無理!あぁァ!」
乳首をきつく吸われながら下を追い立てられ、ヒカルは弾けた。
ヒカルが出したものを絡めた指で、アキラが奥の襞を探ってくる。一見冷静なことをしているようで、
相変わらず抜け作のアキラは自分がお留守だ。指摘してやる義理もないので、いつ気づくか生暖かく
見守る。
一度出したせいか、妙な余裕ができていた。
ようやっと気づいたらしく、アキラは慌ててスラックスを脱ごうとする。心配してやった通り、ご立派
なモノが見事に引っかかってうまく脱げない。
ヒカルの余裕ぶった自己欺瞞はここまでだった。指はご挨拶程度でしかなく、やっと窮屈な場所から
解放されたアキラの砲身がいきなり後ろに押し付けられる。
「……ッ!なにかんがえ……!」
抗議の声は鋭い悲鳴に取って代わった。
捩じ込もうとしても、固く閉じられたソコは慣らされていないから入らない。それを力任せに挿れよう
としてくる。痛くないわけがない。
力を抜いて、などとこの馬鹿はほざくが、そんな問題じゃない。
中途半端な知識しかないからこんなザマになる。
「痛いッ!痛い!……痛い……ッ!」
涙がぼろぼろ溢れて来る。ずり上がって逃げようとするが、アキラの体重でがっちりホールドされて
いて、おまけに脚を持ち上げられているので動くに動けない。
「この!バカ!そんなの無理に決まって……!いッ!」
「ごめん進藤、限界なんだ、キミに入りたい」
限界だとか言えば免罪符になるとでも思ってんのかこの野郎!
ヒカルはこの段になって、初めて自分が投げやりに選択した事を後悔した。

結果は散々だった。
こうと決めたら決して譲らず、ゴリゴリの力押しで攻めるアキラに敗北した。
傷みのあまり、何度も失神しそうになった。
傷みのせいで、意識を引き戻された。
その繰り返しでどうにかなりそうだった。
終わった時には、下半身の感覚がなかった。

※※※

「……ろくでもねェな」
詳細な記憶を検分して、ヒカルはベッドの上で頭を抱えた。
ただ。
無抵抗だったというアキラの主張が全くの筋違いというわけでもないことに気づいて。
「でも、全部が全部じゃねぇだろよ……」
弁解をしてみたが、それを聞くべき相手はその場にいなかった。

492 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/07/31(木) 21:29:50.52 ID:???
尿カテやるとね、尿道プレイする奴が勇者に見えますわホンマ。

仕事の終わりが見えてきたーやほー
この案件を始めてから、1ヶ月半で7キロの減量に成功したぜー

でもって
蓋を開けたら23歳ヒカルたんの排尿シーン(誰得)と
15歳ヒカルたんの初めてリプレイだったという…

とりあえずラストは決まった
そこまでいくのに結構かかるのかすぐなのかいまいち読めてないっす

待っててくれてるメイツありがとう

493 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/01(金) 09:13:04.89 ID:???
ところどころ変換がおかしいなorz
なんかスマン、ぐぐるIMEのせいだわ

494 :名無しさん@ピンキー:2014/08/02(土) 04:21:23.38 ID:???
ありがたやありがたや
未だに新作小説が読める喜び

495 :名無しさん@ピンキー:2014/08/02(土) 09:32:03.39 ID:???
ヒカルたん(*´Д`)ハァハァしにきた
もう8月じゃまいか!生誕祭までもう一月半じゃまいか!

誕生祝いのラーメンはシャレオツな創作系がいいかい?
シンプルな屋台系がいいかい?
北海道?和歌山?尾道?博多?
ケモノ系?魚介系?
二郎は年齢的にもうキツイかい?

28歳のヒカルたんがお忍びで小汚いちっさい店のカウンターで背中丸めて
中華そばすする姿を想像すると(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ

496 :名無しさん@ピンキー:2014/08/03(日) 01:16:19.16 ID:???
ヒカルたんの排尿シーンなど俺得でしかない(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

497 :名無しさん@ピンキー:2014/08/03(日) 18:10:41.65 ID:???
>>496
俺以外にも変態メイツがいて嬉しい限り
そうだよなヒカルたんの苦痛に歪む顔はいいよな(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
我慢しても漏れちゃう声がいいよな(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

メイツの出番があるシーンがほぼ決定
今回は最終週だから納期厳守ってきつく言われてるのに何やってんだ俺

明日の正午にはヒカルたん(;´Д`)ハァハァが全開に解き放たれる
ヒカルたんのために今夜は徹夜する!

でも納品後に差し戻しが来たら泣く……

498 :名無しさん@ピンキー:2014/08/04(月) 16:32:31.02 ID:???
ヒカルたんがかわいいから今日も生きていける

499 :名無しさん@ピンキー:2014/08/14(木) 02:48:30.71 ID:???
ヒカルたんと夏祭り…太いチョコバナナを舐めてるヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

500 :名無しさん@ピンキー:2014/08/16(土) 13:00:02.85 ID:???
500

501 :名無しさん@ピンキー:2014/08/17(日) 21:49:52.58 ID:???
ヒカルたんの誕生日まであと約一ヶ月か…早いものだな

502 :名無しさん@ピンキー:2014/08/25(月) 21:53:48.58 ID:???
夏風邪ひいてふらふらになりながら、バカだから風邪ひいたんじゃねえかんな!って言ってるヒカルたんかわいいだろうなあ(;´Д`)ハァハァ

503 :名無しさん@ピンキー:2014/08/26(火) 03:31:49.35 ID:???
最近人が少なくて寂しいぜヒカルたん…きみだけは俺のそばに居てくれ(;´Д`)ハァハァ

504 :名無しさん@ピンキー:2014/08/26(火) 03:40:19.67 ID:???
寂しいついでに小説投下するぜ!
書くの自体数年ぶりだが、そこはヒカルたんへの溢れんばかりの愛でカバーだ!
ね、ヒカルたん!

505 :輪舞曲 ◆FvK.L8.adE :2014/08/26(火) 03:41:50.99 ID:???
ハァハァという荒い息が首筋にかけられ、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が下半身から聞こえてくる。
ヒカルは真っ暗な視界の中、紐のような何かで縛られ動かない手を握りしめた。
ベッドにうつ伏せとなったヒカルの上には男が乗り、ヒカルの秘部へ自身を挿入していた。
何度も、何人もの相手をさせられたそこは紅く腫れている。
最も感じる場所を熱いもので擦られ、ヒカルは自身を勃起させているが、一度も射精はしていなかった。
ぐぅと男が呻くと、中へと白濁を吐き出した。
ヒカルは奥へと熱い液体を叩きつけられる感覚に、びくりと体を揺らす。
男がそれを引き抜くと、つぅと白濁が尻穴から垂れる。
指をいれられ、ぐちゅぐちゅと掻き回されると、ヒカルはくぐもった声をあげた。
「ハァハァ、進藤君、せーえきおいしいかい?こんなにいっぱい飲み込んで…」
ふざけんな、と叫びたいが、ヒカルの口には猿轡が嵌められ、言葉を発することができなかった。
「次は僕の番だね…」
中年の男の声がすると、太い手がするりと白い尻を撫で上げる。
いれられていた指が抜かれ、熱い棒がはいってくると、男は激しく腰を前後に揺らす。
先端から精液を滲ませるそれを腰の動きと同じように扱かれ、ヒカルはなかのものを絞り込むように締め付け達した。
びくびくと跳ねるヒカルの腰を掴み、男は熱を吐き出す。
犯され始めてから初めての射精に、今まで一対一で行為を行っていたというのに、他の男達もヒカルに触れ始める。
何人いるのかヒカルにはわからないが、無数の手に乳首や脇、脇腹などを撫でさすられ、萎えていたヒカルのそれも再度熱を持ってきた。
「また勃ってるよ、ヒカル君。もう一回イこうか」
違う男に尻を突かれ、性感帯を嬲られる。
ヒカルは真っ暗なはずの目の前が真っ白になるのを感じた。

506 :輪舞曲 ◆FvK.L8.adE :2014/08/26(火) 03:46:33.11 ID:???
久しぶりに二日間の休みがとれ、ヒカルは恋人であるアキラと家でゆっくり過ごすつもりだった。
だが、肝心のアキラに突然指導碁が入ってしまい、一日目の午後から出掛けてしまった。
待っていれば夕方には帰ってくるだろうが、ヒカルはどうして断ってくれなかったんだと機嫌を損ね、アキラへの反逆を兼ねて、一人旅に出ることにした。
勿論、翌日の夕方には帰るつもりだ。
電車を乗り継ぎ、行く当てのない旅だったが、車内の『海へ行こう』という広告にとりあえず海を目指すことにした。
ここ数年、仕事以外で海近くへ行くのはなかったのだ。
一時間もかからずに海近くの駅へと着く。
流石に近すぎたかなとは思うが、もしアキラに激昂されたときにこの距離ならば迎えに来させることは可能だろうと思い、ホームへと降りた。
八月の夏真っ盛りの昼は陽射しが強く、ヒカルは思わず目を細める。
日焼け止めを塗らなければ、あまり日に当たることのないヒカルの白い肌は赤く腫れてしまうだろうと、慌てて駅近くのコンビニへと入る。
数種類置いてある日焼け止めクリームに、どれがいいのかと物色していると、あの、と声をかけられ反射的に振り返った。
「進藤本因坊ですよね?」
30代くらいだろうか、中年の男にそう尋ねられ、ヒカルは首を縦に振る。
こういうのは初めてではなく、ヒカルとアキラはライバル同士としてよく取り上げられており、囲碁を嗜む者には顔を広く知られているのだ。
「やっぱり!私、進藤先生のファンなんです」
是非にサインをと言われ、コンビニ内にいた客の視線を感じる。
ヒカルの容姿はモデルとして雑誌に起用されることもあるほど並より優れており、「芸能人かな?」と言った声が回りから聞こえる。
ヒカルは日焼け止めクリームを諦め、慌てて外へと出た。
先程の男もヒカルに続くようにして付いて来ており、ヒカルは小さく溜息を吐きながら男が差し出してきたノートにサインをする。
「こちらにはお仕事で?」
「あ、いや、気分転換にちょっと」
「プライベートでしたか。そりゃすみません」
もういいから一人にしてくれ、と言いたかったが、ファンだという男を邪険に扱うこともないだろうと苦笑を浮かべるだけにする。
「あの、よかったらなんですが、ここの近くに碁会所がありましてですね、一局指導碁を打ってはいただけませんかね?」
「え、」
「もちろんお代は払わせていただきます!」
悩むふりをしつつ、腕時計をちらと見る。まだ昼過ぎで、アキラの指導碁が終わるのは夕方だったので、時間はまだまだある。
ヒカルが「いいですよ」と言えば、男は目を輝かせ、こちらですと浮き足立つようにして歩き出した。
突然碁会所に現れたヒカルに、客達は大歓迎し、我先にとヒカルに指導碁を願い入れる。
ヒカルは一度に複数人相手にすることで全員とはいかないものの、過半数の客を相手にすることができた。
お代を払おうとしてくる男の申し出を断ると、代わりに夕飯を奢らせてくれと言われ、有難くそれを受けることにした。
マナーモードにしていた携帯を見れば、着信が二件、メールが一通届いていた。
差出人はどちらともアキラだ。メールを確認すれば、『今どこにいる?』とだけ書かれていた。
「謝りもしないで、アイツ」
腹が立ったヒカルは店へ案内されてる途中に見える海を撮り、本文に『バーカ』とだけ書いてアキラへと送りつけた。
おそらく、アキラは大急ぎで海の情報からここを探し出そうとするだろう。
ヒカルはこれ以上のヒントはやらねえと携帯の電源を切った。
案内された店の料理はとても美味しく、酒も絶品だった。
少し飲みすぎたかもしれない、それは確かだ。
ヒカルが次に目を開いたのは、アイマスクの下でだった。
気付けばヒカルは柔らかいベッドの上でうつ伏せにされており、手首は拘束され、ビクとも動かなかった。
口にも猿轡が嵌められ、呻き声をあげることしかできなかった。
さらに、問題なのはヒカルが全裸であるということだった。
目隠しされている分シーツの感触がリアルで、思わず声が出た。

507 :輪舞曲 ◆FvK.L8.adE :2014/08/26(火) 03:47:18.86 ID:???
「おや、進藤君が起きたみたいですよ」
「ンン…ッ」
知らない男の声だった。先程まで飲んでいた男とも、碁会所にいた男達とも違う。
他にも何人かの男の声が聞こえ、ヒカルは今の状況に身を震わせる。
全裸でベッドの上に拘束されており、複数の男達に囲まれているのだ。
アキラに普段されていることを考えれば、思いつくことは一つだけだった。
脚を掴まれ、無理矢理膝立ちにさせられる。勿論抵抗したが、幾つもの腕に押さえつけられた。
ヒカルの秘部は無意識のうちにひくひくと動く。ローションのような冷たいものをかけられ、指を挿入される。
抵抗のないそこはすぐに数を増やされ、アキラに調教されたそこは他人の指でも快感を探そうと蠢く。
「処女じゃねえのかよ」と言った声が聞こえたが、そんなのはヒカルの知ったことではない。
それから男の太いものがヒカルのなかを何度も犯した。射精こそしていないが、ドライでイくことのできるヒカルは何度もイっている。

そして、二度目の射精をさせられたヒカルは、手首につけられた拘束を外される。
逃げることもできたかもしれないが、イったばかりの身体は震えており、うつ伏せの体勢のままぐったりとしていた。
「まだ寝ないでよ、ヒカル君」
脇に手を入れられ、体が持ち上げられる。
後ろ向きに男の膝の上に跨る体勢にさせられ、何度も陵辱されたそこに当てられる熱いものに、ヒカルはいやいやと首を横に振るが、抵抗できるほどの力が残っていなかった。
重力に従い男の欲望がヒカルのなかへと入っていく。ぐちゅりと根元まで挿入され、ヒカルは猿轡さえなければ大声をあげてしまっていただろう。
下から感じるところを突かれ、また射精をせずにイってしまいそうになる。
突然猿轡を外されたと思えば、口にも熱いそれが突っ込まれた。
前髪を掴まれ、奥へと突かれ胃のなかのものが逆流しそうになる。
思わず舌を使い、口のなかのものをぐりぐりと刺激すれば、機嫌を良くしたのか前髪を離される。
アキラにするときと同じように亀頭を責めつつ唇で扱けば、喘ぎ声と共に男の腰が揺れた。
そうだ、今は抵抗するより相手を刺激せずに無事に解放されることが優先だ。
ヒカルが諦めたことを察したのか、ヒカルの手を掴むと、男の自身を扱かせる。
片手ずつでうまくできないでいると、その上から手をかさねられ、ヒカルの手を使い自慰してる状態になった。
乳首も片方ずつ舌で舐められ、勃起したヒカルのそれも口に含まれる。
この時点で男は最低でも七人いる。早く変われという声が聞こえることから、他にもまだいるのだろう。
喉奥に精液を吐き出され、噎せながらも飲み込むと、男は満足したのが萎んだそれをヒカルの口から抜く。
解放された口は全身への快楽に声を抑えることができない。
「あっあっ、…ンンッだめぇっ、いく、いく、いっちゃ」
自身をちゅうと吸われ、ヒカルは全身を震わせながら達した。
ヒカルの締め付けになかに入ってたものも射精し、手の中にあったそれはヒカルの顔へと吐き出した。
ヒカルの精液は口移しで無理矢理飲みこまさせる。
ローテーションで相手をさせられ、ヒカルは射精するのが難しくなった。
それでもイかせようとしゃぶられ、ヒカルは快感に涙する。
「も、むりぃ…イけないよぉ…」
「しょうがないなあ、進藤君は。少し休憩しようか」
休憩ということは、まだされるのかとヒカルは気が気ではない。
だが、逃げるチャンスはあるはずだと従順なフリをして、休憩を挟むよう懇願した。
その願いは聞き入れられたが、ヒカルは再び腕を拘束されることになってしまった。
今度は仰向けにされ、脚は両膝を頭上へと括り付けた紐に吊られ、ヒカルの秘部が見える状態で固定された。
「じゃあ、精液をこぼさないように、ちゃんと蓋してようね」
え、と思うより先に硬く太いものがなかへと挿入される。
太いそれは、何度も犯されぽっかりと空いたヒカルの秘部でもぐりゅぐりゅと回しながらではないと入らない。
かなり長いそれは、ヒカルの奥まで入り込む。おまけと根元を縛られる。
「じゃあ、俺達はミルクタンク補充してくるから、いい子で待っててね」
「ま、待って…ッあああああああ!!」
機械音を発しながらヒカルのなかのものはクネクネと動き、前立腺を抉るように動くそれは無遠慮にヒカルの快楽を引き摺り出してくる。
止まることのない快楽に声が枯れるまで叫ばされ、それが抜かれたのはヒカルが何度か気絶した後だった。

508 :輪舞曲 ◆FvK.L8.adE :2014/08/26(火) 03:49:12.61 ID:???
「さあ、再開だよ。進藤君の恥ずかしい姿を見てたらまた勃っちゃったよ」
「ゃぁ、…」
再び男のものをいれられたが、先ほどまでずっと玩具で犯されていたこともあり、ヒカルは少し呻き声を上げたが腰を揺すっても反応がなかった。
男は一度抜くと、透明な棒で白い薬をヒカルのなかへと塗り込む。掻き回すように動かすと、ヒカルのなかからごぼっと精液が溢れ出た。
「ヒカル君、いっぱい出してもらって女の子みたいだねえ。ヒカルちゃん、妊娠しちゃったらどうしようか?」
男はクスクス笑いながら掻き回す。他の男達も下品に笑う。
塗り薬の影響か、棒の刺激でヒカルは体を震わせた。媚薬成分が入っていたのだろう。
「や、だぁ、あん、あ、あ」
棒を乱暴に引き抜かれ、男の熱いそれが挿入される。
今度はヒカルはきゅうきゅうとなかのそれを締め付け、男は喘ぎ声をあげた。
「は、は、いいよ、ヒカル君」
「あっあっ、きもひい、よぉ、あうっ。もっとぉ、もっと奥、いっぱい突いてぇ」
ヒカルの淫らな姿に、男達は唾を飲むと、各々がヒカルの性感帯を刺激する。
ヒカルは理性がとんだようで、視点がさだまっていない。
「はぅっ、ちくびっ、ちゅってすって、おねが、やぁん!んん、そこはぁっ、だめ、だめ、すぐいっちゃ、あっあっあああああ!」
亀頭を吸われ、根元を縛られてることもあり、射精することなくイく。締め付けによりなかへと射精した男が抜けると、今度は後ろにいた男がはいってくる。
ビクんっと跳ねるヒカルの膝小僧を舐めると、腰を揺らし始めた。
「はぁン、おっきぃよぉ…、や、や、もっもっと、はげしく、」
ヒカルの媚声が聴きたいのか、誰としてヒカルの口を塞ごうとはしなかった。

そして、ヒカルが解放されたのは、翌日の明け方のことだった。

509 :輪舞曲 ◆FvK.L8.adE :2014/08/26(火) 03:50:01.27 ID:???
「進藤!」
大声とともに頬を叩かれて目が覚める。ヒカルは唖然としたまま、目だけを動かす。
いつの間にか海に面した公園のベンチで寝かされ、体にはタオルがかけられていた。
そして、目の前には怒りを隠そうともしないアキラが目を吊り上げてこちらを睨んでいる。
「……塔矢?」
「キミは!あんなメールだけを寄越して、ずっと連絡もつかなくて、ボクがどれだけ心配したと思っている!
やっと見つけたと思ったらこんなところで寝ているなんて…!」
アキラの怒鳴り声を聞きながら、ヒカルは目を丸くしてアキラを見つめる。
陽は昇りつつあるが、まだ早朝だ。アキラは一晩中ヒカルを探したのだろう。髪もボサボサだ。
ーー…あれは全部夢だったのか?
ヒカルが体を起こすと下半身と胸の突起が痛んだ。その痛みが夢ではないことを告げる。まだ貫かれてる感じもする。
「…ッうぐ」
「進藤?どうした?」
「腹、痛い…」
「…夏場とはいえ、こんなところで眠るからだ」
近くのコンビニでトイレをかりよう、と立ち上がるのを手伝ってくれる。
ーー違う、この痛みは。
アキラに助けられながらコンビニのトイレに入ると、ヒカルは痛みからぎこちない動作でズボンを下ろす。
後ろに触れると、何か硬いものがいれられているのがわかる。
ヒカルは青ざめながらそれをゆっくりと引き抜くと、ちゅぽんという音とともに、精液がポタポタと垂れ落ちる。
いれられていたアナルプラグはヒカルの拳サイズくらいある。
おいて行くわけにもいかなく、カバンの奥へ隠すようにいれた。
便座に座ると白濁と汚物が混じり合うように出る。腹痛が落ち着くと、ヒカルは戸惑うことなく秘部に指をいれ、なかに残った精液を掻き出す。
今処理できる分は全て出し終わり、トイレットペーパーで拭うと水で手を念入りに洗った。
トイレから出ると、アキラは仏頂面のまま仁王立ちで待っていた。
ヒカルのために買ったのか、ビニール袋にはスポーツドリンクがはいっている。
「タクシーを呼んだからすぐに来るはずだ」
コンビニを出ると、スポーツドリンクを渡され、ヒカルは無言でそれを飲む。
ヒカルの様子がおかしいのを、腹痛のためだと思い込んでるアキラは何も言わなかった。
タクシーに乗っている間、そういえば携帯の電源を切りっぱなしだったことを思い出す。
電源を入れると、問い合わせで届いたアキラからのメールが三桁を超えていて、思わずヒカルはアキラを横目で見た。
アキラは気づくことなく前を見ている。
「……塔矢、ごめんな」
「二度とするな」
ヒカルが謝った内容と、アキラが思った内容は異なっていただろうが、ヒカルにはそれを言う勇気も気力もなかった。
知らない男達に陵辱されたなど、言えるわけがない。

数日後、ヒカルの元に届いた写真により、アキラに詰め寄られることなどヒカルは考えもせず、アキラの肩に頬を寄せた。


<完>

510 :名無しさん@ピンキー:2014/08/26(火) 03:52:17.54 ID:???
調子に乗って小説を書いてみたものの、朝から仕事なんだぜ…
ヒカルたん、もし俺が起きなかったら蹴って起こしてくれ(;´Д`)ハァハァ

511 :盆過ぎ ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 07:17:08.13 ID:???
一気に目が覚める神小説がキテタ!
携帯からカキコでけんかったんで大慌てでPC立ち上げた!
えろいよヒカルたんえろいよ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
もしや輪舞曲たん=472たん?

こんな凄エロいのぶちかまされた後に俺のしょぼいリンカーン展開なんて
ハナクソ…orz

でもプロジェクト終わって解き放たれすぎて野生に帰ってた俺の脳が
現実に戻ってこれた!
ありがとう超エロいヒカルたんと輪舞曲たん!
スレ汚しにしかならんと思うけど、メイツの寛大なお心でどうか続きを書くことを
許してつかあさい…

512 :名無しさん@ピンキー:2014/08/26(火) 09:43:18.56 ID:???
472=輪舞曲でつ
少しでもメイツ達の栄養になってくれれば幸いだぜ(;´Д`)ハァハァ

盆たんの小説ずっと待ってるぜ!

513 :名無しさん@ピンキー:2014/08/26(火) 13:26:55.45 ID:???
久しぶりに覗いたら凄いものが投下されていてラッキー!
ありがとう!ありがとう!

酷いことをされているのにヒカルたんがエロ可愛くて悪いおっさん達GJと言いたくなる
また書いてね〜待ってます

514 :名無しさん@ピンキー:2014/08/26(火) 13:31:28.48 ID:???
(;´Д`)

515 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 15:26:16.95 ID:???
※※※

「な?これで少なくとも、おまえの進藤に対する距離感がおかしいのは丸わかりだろうが」
和谷の声が、やけに遠く聞こえる。否。目の前の動画に集中しすぎて、他の情報が脳に届く前に
遮断されてかけているのだ。
記憶が、映像と音声の補助を受けて鮮明になってくる。
(そうだ、これは)
間違いない。三年前だ。

この前日、ヒカルは初めての本因坊戦挑戦手合に臨んでいた。相手は『妖怪』桑原。
老齢をものともせず、ここ数年は緒方や倉田、そしてアキラの挑戦も退けて、余人の理解できぬ
執念で本因坊位を守り続ける難敵。
第一局に勝利し、夜に南紀白浜から空路で戻ったばかりでくたくたに疲れた彼を、アキラはなかば
強引に自宅へ誘った。対局は二日がかりで行われる。その二日目の昼過ぎに桑原が予想外に早々と
投了を宣言したため夕方の便が取れたのだ、と羽田で出迎えたアキラに説明してくれた。
相変わらずホテルが苦手なんだな、と混ぜっ返す。ヒカルはぶう、と頬を膨らませた。
取材の予定もあったろうに。出版部の人間が苦虫を噛み潰している顔を容易に想像できて、アキラは
思わず吹き出した。それを見たヒカルがますます臍を曲げる。

アキラの思惑通りとはいかず、ヒカルが応じてくれたのは第一局の検討だけだった。手淫どころか
キスすらも拒まれた。理由を訊くと、本因坊戦が決着するまで我慢してくれと返ってくる。
もっともらしい言い分だったので従うほかなかった。碁打ちの闘志を鈍らせる真似は、アキラとて
本意ではない。
『羽田まで迎えに来るほど溜まってたんだな、ゴメンな。したいだろ』
申し訳無さそうに小さく笑いながら謝るヒカルに、無体な真似をしてみたいという衝動を辛うじて
抑えた。

そんな経緯があったせいだ。
ほんの少しの時間でいい、触れるだけでもいいと狂おしく思っていたから。

画面の中で、アキラの左手がヒカルの肩のあたりをさりげない風を装って撫でている。
楽しそうな表情で「ここはよかった」「オレならこうする」などと指導をするその頬に顔を寄せて、
髪の匂いを吸い込もうとしている。あくまで、盤面をヒカルの肩越しに覗いているという建前で。
恐らくヒカルは気づいている。だが意に介さないフリをしている。アキラの悪戯などないかのよう
に振舞っている。それが面白くなくて、肩を撫でる左手を時折首筋や耳元にやり、指をかすめてやる。
こうした、敏感な場所への触れるか触れないかの刺激に弱いのを知っているから。
密着しているアキラにしかわからないほど小さく、ヒカルは体を揺らす。
その反応に気を良くして、衆人環視の中でアキラはスリリングな悪戯を繰り返した。
碁笥から白石を取りがてら、右手の指先でヒカルの指の股をいやらしく撫でたり。
院生に話しかけるついでに、ヒカルの感じやすい耳を吐息で擽ったり。
口では「ボクはその応手はどうかと思うけどね」とか何とか、もっともらしいことを言いながら。

唐突に動画が終了する。
二回戦まで終了した後だったので多少は余裕があったものの、退室を急かす空気に負けて、この検討
はごく短い時間で終わったはずだ。恐らくそのためだろう。

516 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 15:26:51.84 ID:???
この動画の後の出来事が気にかかった。
アキラの欲求不満を人前で恥ずかしげもなくぶつけられたことに対して、ヒカルは怒るはずなのに。
そんな記憶がない。何故だ。
おかしいと思ったら、若獅子戦にぶつかったため、毎週土曜にある十四年会の集まりが時間繰り下げで
始まるせいだった。ヒカルはアキラと短い挨拶を交わし、慌ててそっちの人の群れに合流したのだ。
『進藤さん、再来週の第二局も頑張って下さい!』
『もうストレートでいっちゃって下さいよ!』
十四年会に出入りしている院生なのだろう、気安くヒカルにまとわりついて激励の言葉をかけていた
子供たちが印象的だった。

帰宅して自室に入ると、ヒカルの残り香が鼻をついた。
ふと鴨居を見れば、第一局でヒカルが着ていたスーツが吊るされている。
ヒカルは着替えを何着かアキラの部屋に置いているので、若獅子戦にはいつものラフな格好で行ったのだ。
半端に肌に触れたことで、発散されるどころか余計に膨れ上がった劣情が向く先は、自明だった。
アキラは吊るされたスーツに手を伸ばす────────ヒカルの匂いが残っているそれに。

「おーい。かえってこーい」
唐突に耳のそばで聞こえた和谷の声に、びくっ!と体が震えた。
「あ、ああ……済まない」
「どんだけ思い出の旅を満喫してんだ、この非常時に」
非難されても仕方がない。確かに、忘れていた記憶を喚起されて浸りすぎていたようだ。
余計なことまで芋蔓式に思い出してしまった。
「それで……その、これは一体どういう」
「それを探りてぇのさ」
「探る?」
「もう何ヶ月くらいになるっけ?話したろ、ヤバげなサイトがタレコミ情報で進藤の近辺を嗅ぎ
まわってるって」
そういえば。
ヒカルにまつわる不正の噂がどうとか。
それと、いま自分たちが置かれている危うい現状とどう関係が?

「……あっ!」

いきなりの大声に、自分自身ですら驚いた。
「なっ、何だよ!急にでけぇ声出すな!」
「畜生!なんて……っ迂闊な!ボクはっ!」

防衛を果たしてもなお、体調が悪化の一途だったのは。
誰かに弱みを握られていないかと尋ねた時にヒカルが返事をはぐらかしたのは。
仕事だと嘘をつき、病院を抜けだして山梨へ行っていたのは。

────『貪婪』という言葉を、悪意をもってヒカルに突きつけた人物は。

517 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 15:27:30.15 ID:???
「もっと強く、進藤に『教えろ』と迫っていれば!キミに協力を仰いでいれば!こんなことには!」
絞りだすようなその声の悲痛さに、和谷が表情をさらに険しくした。
「強く進藤に迫った挙句、ブチキレてあの有様なんだろ?想像つくわな」
反論できなかった。
「そっちの情報は後回しだ。先にこっちを片付ける……この動画が上げられてるサイト、個人のもの
っぽいんだが」
無言のアキラに構うことなく、和谷は努めて事務的に先へと話を進めた。
「一見、どのページもド素人が頑張ったけど力尽きましたってなショボいもんでな……しかし」
先刻までアキラが見ていたページは動画以外にテキストの一文字もなく、バックグラウンドもブラウザ
のデフォルト色で殺風景このうえないお粗末さだった。タイトルバーも『no title』。
やる気がないのか知識がないのかその両方なのか。
「これを見ろ」
和谷が動画のページ上にカーソルを合わせ、こちゃこちゃとマウス操作をした。
新たに現れたのは、アルファベットの羅列がびっしりのウィンドウ。
「……申し訳ないが、見てもわからない」
どうにか気持ちを立て直し、アキラは答えた。
「おまえにhtmlが読めるなんて期待はしてねぇ。けど、URLくらいはわかんだろ」
「多分」
「充分だ。で、これはこのページのソースなわけだが」
ソースという単語のところで、和谷は元の動画の画面をまた前面に出した。
ソースとはどうやら、このページの中身のことらしい。
ホームページ作成などやったことのないアキラには馴染みのない言葉ばかり。それらを矢継ぎ早に
羅列する和谷にどうにかこうにかついていこうと頭をフル回転させて、自分の知っている語彙に置き
換えていく。
「味も素っ気もない、ぽんと動画をひとつ置いただけのページの裏にこんだけのモン隠してるのは、
まあド素人じゃないわな」
コメントアウトされた部分には、びっしりとどこかのページへのリンクが記述されていた。
「で。例えばコイツにアクセスしようとすんだろ?すると」
リンクのうちのひとつを和谷はダブルクリックする。
アキラが今まで見たことのない入力画面が現れる。
「ひとつを除いて、どれにアクセスしても同じだ。『パスワード入れろや』ってな」
パスワードは、隠されたURLのうちの1つに行かなければ入手できないと入力画面に記載があった。
和谷は、該当するページのリンクをダブルクリックして開けた。
「なぞなぞページだ。わかるヤツには簡単なんだろうが、オレにはお手上げだった」
質問はすべて、表示された二枚の棋譜に関するものだった。

1:棋譜A・棋譜Bはどっちが先に打たれたものか
2:これらが打たれた年・月
3:黒番・白番の打ち手の名前
4:打ち手の年齢それぞれ
5:棋譜A・棋譜Bが打たれた場所
6:回答者のメールアドレスをお願いします
※各項目、すべて入力必須

518 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 15:28:41.53 ID:???
アキラが黙っているので、やはりわからないかと嘆息した和谷は、言葉を継いだ。
「わかんねーから適当に文字列放り込んだら、13桁で入力しろって出た。んで、思いつく限り13桁を
放り込んだが……やっぱ当てずっぽうはダメだな。ジェネレータで解析すりゃいけるんだろうけど、
13桁じゃあソフト立ち上げっぱで何日かかるかわからん。んな悠長なことしてるヒマはねェ」
和谷の手は休まず、13桁の英数字を入力しては撥ねつけられ、を繰り返す。
「おまけにこの入力フォーム、スクリプトじゃなくてサーバーサイドのプログラムくせぇ。ソースを
いくら洗っても、送信先のメアドが出てこねぇ」
もはや独り言だった。アキラに理解させるのではなく、自分の頭を整理するための。
「こんなことできんのは、結構本腰入れてIT系の勉強したか本職か。さて、どっちかな」
「……ひとつ、確認したい」
「なんだ」
「例の胡散臭いマスコミ紛いのサイト……そこに進藤の調査を依頼したのは、このページを作った
人物か」
「だから洗ってんじゃねぇか。今更寝ぼけたことを言うな」
この人物が。ヒカルをあれほど消耗させて磨り潰した上、不正などという濡衣を着せることで。
さらなる侮辱を与えようとしているのか。
そして、今わかった。こいつは。
アキラをも挑発している。
この巫山戯た質問がその証拠だ。

「回答1。先に打たれたのはB」
ぎょっとした表情で、和谷はでたらめなパスワード入力の手を止めた。
慌てて質問フォームの最初の項目、プルダウンでBを選択する。
「回答2。どちらも同じ。1999年1月」
同じくプルダウンで年と月を選択。
「回答3。黒、」
黒番の名前を聞いた瞬間、和谷の手がぴたりと止まった。
「まさか……冗談はナシだぜ?だって」
「越智君も昔、同じような反応だったな」
「なんでそこに越智が出てくる……」
「見せたからだ、Aの棋譜を」
「…………ッ!」
和谷はガリガリと頭を掻き毟った後、最後まで聞くことなく問3の『正答』を入力した。
乱暴に叩かれるキーボードの音が、彼の乱れきった感情を如実に表わしていた。
「どうせコレもA・B一緒なんだろッ!」
「回答4。どちらも同じ。12歳」
「ああそうだろうよ!」
苛立った声で和谷は入力を続ける。
「回答5」
いつもヒカルと二人で閉店まで対局や検討に熱中する、あの場所の名をアキラは告げた。

519 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 15:30:16.80 ID:???
「こんなんだから……っ」
和谷が漏らす軋むような声を、アキラはただ聞いていた。
彼が今、抱いているであろう疑念を晴らす術を、自分もまた持っていなかったのだ。
「…………」
「こんなんだからアイツはいらん疑いとか無駄にかけられんだ!」
「…………」
「オレらといた、あの院生時代は何だったんだ?一体アイツ何なんだ?おまえは知ってんのかよ!」
「……彼が自ら話してくれる、その決心がつくまで。ボクは待っている」
それは遠回しな、「知らない」という返答。
「こんな碁を打つ進藤なんてオレは知らない。今のアイツの碁とも似てるけど違う……これは」
そうだ。和谷は対局したことがあったのだ、とアキラは思い至る。
ほんのひと夏。ネット上を荒らしまわったあの棋士と。
忘れた頃に一日だけ復活し、父と打ったあの棋士と。
「……いや。後だ。全部後だ。最後の項目、おまえ自分でメアド打て。その方が早い」
「え」
「要するに、進藤かおまえか、どっちかにコンタクト取りてぇのさこの野郎は」
和谷の言いたいことを理解し、アキラは自分に向けられたノートPCに自分のアドレスを打ち込もうと
した。
直接会うことが叶うなら、顔面が変形するまで画面の向こうで北叟笑んでいるだろう「そいつ」を
殴り倒してやりたい。
弱ったヒカルの代わりに。
「ちょ、やめろバカ!何考えてんだ!」
アドレスを入力し、送信ボタンを押そうとしたアキラの手を、和谷が咄嗟に掴んで制止する。
「メールアドレスを入れろと言ったから入れた。何がいけない」
「何仕込まれてっかわかんねェのに、馬鹿正直にプロバイダのアド入れんな!つか字面が堂々と本名!
ちったぁ警戒しろ!フリーのメアド持ってねーのかよ!」
「ボクにコンタクトを取るのがコイツの目的だ、とキミが言ったんだ」
「ああもう!おまえにセキュリティのことイチから教えんのがめんどくせェ!ちょい貸せ!」
和谷はノートPCをひったくり、新たにブラウザ画面を立ち上げる。目当てのページを開き、もう一度
アキラにPCを向けた。
「ここでフリーのメアドが取れる。おまえに任すとまたバッチリ本名で取りそうだから」
もう、入力必須の項目は和谷によって埋められていた。プロバイダで取ったアドレスが必須だった
ようだが、先ほどの棋譜の画面から和谷がペーストしたらしく、そこも入力済だった。
「覚えやすいようなヤツにしといてやったから」
和谷が入力した希望アドレスは『at2000_hs2001』。既存アドレスとの重複はないとのメッセージが
表示されていた。
「皮肉のつもりか」
「それもあるがな。ヤツを釣るエサの役目の方がでかい」
そう言って、和谷は送信ボタンを押した。
「今、溜まってるメールに見られて困るものはあるか」
「?」
「プロバの……ああ、プロバイダのメールだよ。取りそこねはあるか」
「今日はまだチェックしてないから、あると思う。困るような、というのは?」
説明するより実践が早い、とばかりに和谷はデスクトップ上のアイコンをダブルクリックする。
アキラが見たことのないインターフェイスだったが、メールソフトであることはすぐ解った。
次々と小さなウィンドウが開き、謎の文字列が入力されていくのをアキラはじっと見ているほかない。
「パスワードは?教えたくねえなら作業はここまでだ」
アキラは躊躇なく英数字を口にする。和谷に知られて問題が発生するのが不安なら、帰宅してから
変更すればいい。

520 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 15:31:10.05 ID:???
「……ち、結構あるじゃねーか」
和谷が舌打ちする。覗きこむと、アキラ宛のメールが受信されているようだった。
どうやったのか、何故そんなことをするのか、を訊くのは時間の無駄だ。
「受信済みのはサーバーから削除しない設定にしたけど、万が一自分ちので再受信できなかったら
面倒だ。さっき取ったメアドに転送しとく。ブラウザで閲覧できるから見失うこたねぇだろ」
「全部任せる」
「さっきのメアドを有効にするには、このメールからもっかいログインしなきゃなんだよ。
安心しろ。それが済んだらこの受信フォルダごと削除する。デバガメなんざ趣味じゃねぇ」
「ああ」
フリーメールのドメインから届いたメールのURLから手続完了ページへ飛ぶ。
メールソフトで受信した分がフリーの方に転送されたのを確認し、和谷は約束通りにアキラの受信
フォルダを削除し、メールソフトを閉じた。
「さて、やっとこっちだ」
取得したばかりの新しいアドレスを棋譜クイズのフォームに再入力し、今度こそ送信する。
驚くほどレスポンスが早かった。送信済み画面には
『おめでとうございます。正解なのでパスワードを以下のメールアドレスに送信いたしました。
すぐにご確認下さい』とある。
半信半疑で別画面のメール受信画面を更新する。タイトルなし、差出人はmailer daemon。
「へったくそな送信エラー偽装かよ。相手の個人情報欲しがるくせに、テメェの素性を隠すのは
徹底してやがる」
ゲス野郎が、と和谷が毒づいた。
本文もなし。サイズの小さな添付ファイルがひとつ。
「嫌がらせのボムだったりしたらぶっ殺す」
アキラは、自分の語彙で変換できる範疇を超えた単語は無視することに決めていた。ろくでもない
代物を送りつけられたかもしれないという懸念だけ伝われば上等だ。
ウィルスチェックは異常なし。解凍すると、テキストファイルがひとつ。
中身は、隠されたページの数だけ用意されたと思しき13桁の文字列が数十行並んでいた。
「おいおい……これをいっこずつ当てはめろってか」
「ひとつ当たれば選択肢が減る。労力は最初のうちだけだろう」
「ってンだよそんなん!」
和谷はパスワードのかかったページのひとつに、テキストの一番上の行からパスワードをペースト
しては撥ねられる、を繰り返し始めた。

二時間ほど経過した頃。
和谷が蒼白な顔でふらふらと立ち上がり、手洗いに向かった。
開けっ放しのドアの向こうから、ごぼごぼと嘔吐する音が聞こえる。
アキラの両拳はずっと固く握られていて。掌に爪が食い込む痛みも忘れて。
きつく噛み締めた唇は真っ白で、切れて血が滲んでも全く気にならなくて。
ただ。

頬をとめどなく流れる涙だけが、異様に熱かった。


※※※

521 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 15:32:20.75 ID:???
久々に書いたのが「トーマス先生のよくわからないIT講座」だった件orz
ヒカルたんは(゚Д゚≡゚Д゚)ドコドコ?
…今に始まったこっちゃねぇやな……とほほー

とりあえず、ヒカルたんはパンダも見ないで羽田にGOということで

今日中に続きうpできたらするです
多分えろくないです…済まぬ…済まぬ…
俺も輪舞曲たんの小説でヒカルたん分を補給させてもらう!
(本末転倒)
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

522 :名無しさん@ピンキー:2014/08/26(火) 20:58:56.02 ID:???
ご褒美きてたー!!
仕事終わりのヒカルたんは一味違うぜ…(;´Д`)ハァハァ

えろくなくとも、そこにヒカルたんが存在する。
それだけで価値があるとは思わんかね…ヒカルたんヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

523 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 23:45:41.51 ID:???
※※※

────────どうして私は。
為す術もなく、愛しい子の苦しむさまを見続けているのか。

────────どうして私は。
いま、ここに存在しているのであろうか。

※※※
はめ殺しの大きな窓から見える看板に記載された電話番号が目に入るたび、23区内にいる現実を何度も
突きつけられる。どう間違ってもここは山梨県ではない。

まだ用途が理解できる形状ならヒカルにも心の準備ができた。
だが、目の前に無造作に転がっている器具はどれもこれも大きくかけ離れていて。
何の予備知識も与えられていないがゆえに、尚更恐怖感が煽られる。
あの金属の奇妙な物体はどうやって使うのか?
あのガラスでできたフラスコのようなものは?
妙に曲がりくねった長い器具は?
ぶる、と大きく震えた体を両腕で思わず抱いた。逃げ出したい。今すぐ。
ひゅぅ、とひきつれた息が喉を鳴らす。
「そんなに怖がらなくていーって。ヒカルちゃんなら楽勝だって」
いかにも素性の悪そうな男達の顔は、何度も犯されるうちにいつのまにか頭に焼き付いていた。
「お道具よりナマがいいってか?」
下卑た笑いが部屋いっぱいに満ちた。
当たり前だ。アキラは一度たりともあんな禍々しいものなど使わなかった。
得体のしれない器具を使われるなど、怖いに決まっている。
「ナマつってもなァ。スポンサーがゴムなしじゃ許してくんねーし」
げははははは。耳を穢す笑い声。
「あれ?スポンサーはボクじゃないですよ?」
人の輪から離れた所に立つ人物が、声音に楽しそうな響きを乗せて言う。
「じゃア誰よ?ゴムなしはNG、見える所にアザひとつ残したらアウト。こんなキビシイ縛りでプレイ
させる鬼畜なスポンサー様は」
「まあ、指図するのはボクですけどね。お金出してるのはこの人ですよ」
『彼』は顎をしゃくり、ベッドに座ったヒカルを示す。
ぶわっは!と、哄笑が沸き起こった。
「マジィ?何それケッサク!」
「ゲイビの撮影チームを丸ごと抱えるとか、おめぇみてーなガキには無理だと思ってたら!」
「ヒカルちゃーん、それホント?」
本当だ。だけど、こいつらに答える義理はない。
言ったところで、お粗末な頭では理由を咀嚼することなどできないのだから。
「ねェねェお返事してよ!しろっつの!」
汚いニキビ痕でクレーターのようになった赤ら顔を近づけて、臭い口で嬉々として訊いてくる。
「スゴイねェ!ナニをどう間違えたらこんなお金の使い道考えつくの?どの世界でも天才はカッ飛ん
でるとか、そーゆータグイ?」
「オレ達ちゃんと黙ってるからエライよなァ?これ、週刊誌とかにネタ売ったら結構儲かるんじゃね?
てゆーか本業のレーベルでDVD売りてェわ……あ、ムリだな、裏だ裏、ヒヒっ」
「……どうでしょうね?あなた方にはタレコミ系の相場とは比べ物にならないほど払ってるつもり
ですけど。無論、本業の売上に比べても破格だと思いますよ?一応調べましたから、そちらの去年の
売上本数」
「おーコワ!どんなルートで調べてんのさボクちゃん」
「その大枚、払ってるのはヒカルちゃんだけどね!」
またしても下品な大笑いが起こる。
「肌に傷がついたり、腸の中に精液を残されたり、誰かにバレちゃったらお楽しみは終了なんです。
そのへん、汲んでいただけませんかね?」
『彼』は年齢相応とはとても思えない、含みのある表情で男たちを言外に威圧する。
「況してや、進藤先生いま入院中ですよ?かなりの綱渡りですよね、お互い」
お互い、という言葉は、ヒカルにも向けられたものだった。

524 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 23:46:55.38 ID:???
『誰かにさぞ相談したいでしょうね?
あなたに執着して已まない塔矢三冠に、何度口を開きそうになりました?
院生時代からの親友、頼りになる兄貴分、和谷五段や伊角六段には?
ご両親には?
いっそ、入院先の主治医に全部ぶちまけたいと思ったことは?

でも、あなたにはできないんですよ。』

そう侮られているのは間違いなくて。
でもどうしようもなくて。
「今日はもう諦めた……でも、次は打って、くれるよな」
「念を押すってことは、信用されてない、と」
「打ってくれない時があった!」
『彼』は両手を肩あたりまで上げて、まあまあ、と宥めるジェスチャーをした。
「それはあなたが、契約をちゃんと履行してくれなかったからですよ。あと、今回の宿題忘れ」
「だから次っ……あッ!」
男の一人に腕をとられ、ベッドに引き倒される。
「そうそう、今日は山梨まで泊まりの仕事って『設定』でした。時間はたっぷりありますから、皆さん
そうガツガツするのもどうかと……くくッ」
くぐもった笑いは、これから長い長い昼と夜の間、延々と続く責め苦の開始を告げるものだった。
「ハナシ長すぎィー!待ちくたびれたわオレら」
ヒカルを引き倒した男が、ニヤついた顔でシャツの上から胸を撫で回す。
嫌悪感で全身の毛が逆立った。

『彼』は決して自分でヒカルを抱かない。そういう趣味はないからと。
他所から連れてきた男どもに犯させ、息も絶え絶えになるまで散々嬲られるヒカルの姿を見て楽しむ。
経営が芳しくない零細AVレーベルの連中を引き込んで、ライトやレフ版を持ち込み本格的なビデオ
まで撮る。
一体何に使うつもりだか知れたものではない。
男どもも含めて、自分の意のままにヒカルを犯すものを全て『道具』と言い放てるその傲慢さ。
人のことを上から見てるくせに、テメェも充分変態だ。ヒカルは心中で唾を吐きかける。

この日も例に漏れず、ちゃちな『撮影セット』が組まれ、ライトなどがセッティングされていった。
準備が済むまでヒカルの服は脱がされない。けれど、布越しに刺激が与えられ続け、撮影可能になる
頃にはすっかり高められているのが常だった。
「っ、はっ……は……ァ、ん」
「まだ早いよー、まだ、まだ。イキそうになってんじゃない?」
「エロいねェ、イイ顔してる。もうちょっと待っててねー……回せる?」
「OKだよー」
カメラを回す男の合図が出るなり、シャツの裾から分厚い掌が入り込んで、無遠慮に肌をまさぐる。
「カワイソーにねー、最初にチョクで見た時から信じられないくらい痩せちゃって」
「ンんッ……や……」
「でもこんなにエッチが好きなんだよねぇ、ホラ。もうぐっしょり」
別の男のひょろひょろと細長い指が、ぶかぶかになったジーンズの中にすっぽり入って下着の濡れ具合
を確かめる。さほど勃ちあがりはしないくせに、手の中でびく、びく、と小さく不随意に跳ねる性器を
揉みしだかれて、ヒカルは細く高い声をあげる。
「このテのは腰で履くからか?こんだけ腹んとこ余っててよくズリ落ちないもんだな」
「見せパンってテがあるからねー、最近はもう廃れたんだっけ?」
「知るかよ、ガキの流行なんざ。ホラ、ヒカルちゃん、まだ早いけど一回イク?」
下着を潜らせてきた手が後ろに回り、垂らした蜜で濡れそぼった窄まりに中指が沈められる。
「相変わらず。ローション要らないってくらいおツユでお尻までヌルヌルだねェ」
浅いところでゆっくりとした抜き差しが始まると、背中から羽交い絞めにするように抱く男の胸に
頭を擦り付けるように仰け反らせ、ヒカルが鳴く。
「あッ、ア、アァ、ハ、あァァ……ッ!」
「まずはおちんちんの裏でイこうねー、ホラホラ」
「イヤ!イヤだッ!やだ!や、アァっイキたくな……ッ!あハぁア────!」
下半身が断続的に痙攣し、足の指がぎゅっと丸まってシーツを引っ掻く。
「はっ、はっ、はっ、は……」
肋がくっきり浮いた胸を大きく上下させ、荒い呼吸に嗚咽を混じらせる己の姿はさぞ淫らがましかろう
とヒカルは思う。アキラが見たらなんて言うだろうか。

525 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 23:47:27.49 ID:???
ああ、思考の逃避が始まった。そんな自覚があるのは、精神に余裕があるせいか?多分違う。
いや。もういい。
いくら考えても頭はまとまらない。無駄だとヒカルは放り投げた。
「あー、一度イクとネジ飛んじゃうんだったなァこのポンコツ」
「なんせ、ケツでイクの覚え込んじゃってるから。いくつで処女喪失したんだっけ」
「げはッ!知るかよ」
「やっぱシラフでクスコ、ブチ込みたかったなー」
自分の頭越しに、わけのわからない会話が飛び交う。
「そりゃダメでしょ、スポンサー、いやさ、プロデューサー様のお達しだよ。キズは付けちゃダメ、
ゼッタイ」
「でもよ、怯えきったとこにネジ込んで、泣き叫ぶの見たかったぜ」
「まあ、違ったイミで泣き叫ぶんだからいんじゃね?」
「そりゃそーだ、ハハ」
ヒカルの背後にいる男が、まだ痙攣の残る脚を後ろから抱えて大きく広げる。ジーンズは下着ごと
乱雑にベッドの下に脱ぎ落とされていた。
「だ……め、もぅ……」
鼻を啜りながらヒカルが訴えるが、聞き入れてもらえるはずもない。
「今度はちょっと深いよー。もっとキモチイイから。オレので届くかなー?奥のイイとこ」
「ひッ」
「ヒカルちゃんのポルチオ、コリコリしてあげられなかったらゴメンよー」
きっと『彼』は、心底下らないという顔をしながらこの茶番を見ているのだろう。
ヒカルに子宮など存在しない。ゆえに子宮口に当てるなど不可能だ、と。
要は、S字結腸の入り口に届くかどうかという話を女性器に擬えて話しているだけだ。
「ぅああ……は、あ゛ぁ、ぐぅ……ッ!か、はァッ!」
この八年、アキラのモノしか知らなかった場所が。
たった数ヶ月で、何人の男を咥え込んだのか、数えるのが怖かった。
今ヒカルを蹂躙している男は何人目で、何回目だったろうか。
考えるな。考えるな。考えるな。懸命に自分に言い聞かせる。
考えるな。でないと。
「あ……たま、こゎれ……る……ッ!」
「うん、壊れちゃっていいからねー。イッパイ感じてねー」
膝裏を支えに持ち上げられた体が垂直に落とされて、その衝撃で根本まで嵌った。
「──────ッ!」
甲高い悲鳴が、男たちの笑いを誘う。
「ホント、声変わりしてねェみてーだわ」
「おちんぽも可愛いもんだしな」
後ろを犯されて蜜を零し続けるヒカルの性器を、前に回り込んだ男が指でぷらぷらと弄ぶ。
屈辱的なことを言われ続けているのが解っていても、感情はぴくりとも揺れなかった。
いつものことだ。ルーチンワーク。そう思え。思い込め。
こいつらが嘲るように殊更「ちゃん」付けで呼ぶのは、バラエティ番組で司会者にそう呼ばれるのが
定着してしまっただけ。こいつらだけがそう呼ぶわけじゃない。一般人が芸能人を渾名で呼ぶのと同じ。
そう。同じ。

これを耐え切れば……打ってもらえる。
打ってもらえる。
「あァ!アッ!深……ッ!」
「深い?奥当たってる?まだ?……んじゃ、もう、ちょっ、と!」
楔を打ち込んでいる男がさらにヒカルの体を縦に揺らし、ぐっと力を入れてより深く嵌めた。
頭の後ろ側で、閃光弾のような眩しさを感じる。
「イヤぁああああ──────────ッ!」
先刻達した時とは比較にならない、脳が受け止めきれない快楽に灼き切れそうになる。
全身が大きな痙攣で跳ねまわる。
男を咥え込んだ柔らかな肉が、緩急をつけて腸内での射精を促す。
「出すよ、出すよ、ああスゴイ、うっは出る出る出る出る……!」
「ヒカルちゃーん、コレまだ前戯だからねー。本番はまだ先だからねー」
声はヒカルに届いていない。衰弱した体に対する過負荷で、簡単に意識が飛んだ。

「まだ二十時間近く残ってますよ、進藤先生。大丈夫、死なないように見てますから」

526 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/26(火) 23:53:46.31 ID:???
ヒカルたんにリゲインを差し入れたいと思いつつ…
AVノリって書いてると楽しくなってくる不思議

気分はAV監督

後半戦は明日中…(予定)
読んでくれてるメイツに感謝!

>>522
もしや輪舞曲たん?
つ【リゲイン】

527 :名無しさん@ピンキー:2014/08/27(水) 00:05:11.03 ID:???
リアルタイムで投稿されてくのを見たの初めてでどきどきしたぜ…!
昨日投下したやつのラストのヒカルたんがかわいそうだから
あんまりエロくないかもだが、時間があれば続きを書こうと思っている

ヒカルたん、リゲイン半分こしよ(;´Д`)ハァハァ間接キス(;´Д`)ハァハァ

528 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/27(水) 00:33:11.37 ID:???
つ、続き…だとぅ?(ゴクリ
全裸で待ってるよ輪舞曲たん!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

輪舞曲たんが賢者モードに入ると俺がエロモードに入るのか…
(いいえ、ケ…偶然です)

とりまヒカルたんが半分飲んだリゲインは俺が貰う約束なので(;´Д`)ハァハァ
新品を進呈しよう!

529 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/27(水) 12:44:58.94 ID:???
自分の予想より、進藤ヒカルは遥かにしぶとかった。
華奢で小柄、少女めいた面影を持つ若き二冠棋士がいつ壊れるか、自分自身と賭けをしていた。
本因坊位三度目の防衛から間をおかず接触を図った時には、二週間も保たないだろうと踏んでいた。
だが、思っていた以上に。
彼は心身ともに頑健だった。

一ヶ月が過ぎ、二ヶ月が経ち。もう三ヶ月目も半ば近い。
彼は『目的』を果たすためならどんな無茶な要求も呑んだ。
病院に閉じ込められ、安静を言い渡されても命令通りの文言で周囲を騙し、今日も今日とてこうして
自分のもとへ忍んでくる。
そして自分の目の前でオモチャにされるのだ。

『ヤツ』のじめじめとした腐りそうな感情と。
『あの本』におまえの残したろくでもないモノのせいで。
ボクの人生は大幅な軌道修正を強いられたんだ進藤。
その代償はきっちり払ってもらう。『おまえ達』に。

目の前で、哀れなオモチャがか細い悲鳴を上げ続けている。
お茶の間に愛された、ちょっと足りなくて天真爛漫なキャラクター像はここでは木っ端微塵。
棋院の大きな勘違いの産物。北斗通信の言うがまま、十六の歳からアイドル売りされた天才棋士。
その末路がこれ。
スポンサーのご要望には逆らえませんよね。台所事情、厳しいですもんね。
御機嫌を損じて北斗杯がなくなったら、若手の経験の芽を摘みかねませんものね。
おかげでこんな場末の業界で生きてるウジ虫みたいな連中にとっても『ヒカルちゃん』の商品価値は
高い。
そうですよね。棋院にとって塔矢アキラは掌中の珠。とても人身御供になんて出せませんよね。
双璧だのツートップだのと持ち上げられても、現実はこんなものだ。

『どうしたら、アンタと縁が切れるんでしょうね?』
『さあ、私に言われても困ります』
ふざけんな。二十四時間プライバシーを侵害され続け、体調に悪影響を及ぼされ続け、すべてに干渉
され続ける生活などごめんだ。
さめざめと泣く声を四六時中聞かされて、こちらの気が狂いそうだ。

チキンゲームといこうか進藤先生?
おまえが廃人になるのが先か。
それとも社会で居場所をなくすのが先か。
オマケしてもうひとつ追加だ。ボクが音を上げるのが先か。
随分、おまえに分が良くなったと思わないか?

腕時計を見る。始まってから、そろそろ四時間が経過しようとしていた。
『彼』は身を沈めていたソファーから身を起こし、持っていた鞄を開けた。
ヒカルは何度目かの失神からまた目を覚ましていて、『彼』が手に持っているものを見て
ろくに動かない手足をばたつかせて逃げようとした。
「やだなあ。そんなに警戒しなくても。先生、そろそろ脱水の症状出てませんか?」

530 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/27(水) 12:45:29.82 ID:???
『彼』の右手には、病院で見慣れた駆血帯と……大きな注射器。そして個包装された針。
注射器の中には、黄色い液体が満たされていた。
「イヤだ……イヤ……」
ヒカルは弱々しくかぶりを振って、なおも逃げようと藻掻く。その怯えきった表情が、男たちをまた
喜ばせた。
「ボクだって鬼じゃないんです。言ったでしょう?死なないように見てるって」
「ンなこと言ってェ、ナニそれ?ヤバイのキメさせんだろ?」
ヒカルの下半身にしゃぶりついていた男が顔を上げて揶揄する。
「忘れちゃいました?このヒト今、口から何にも入れられないんです」
「あーそうだった、そんで上のお口に咥えさせんのもNGでした!ホント縛り多いわー」
「先生。これ打たないまま続けるとガチで死にますよ?それはボクとしても困るんで」
針の包装を破き、プラスチックケースに収まった針の根本にシリンジをセットする。その一連の動きを
見て、ヒカルが上半身を捻って男の腕から逃れようとする。
「慣れてんねぇボク。マジでクスリとかやってんでしょ、おじさん怒らないから言ってごらん?」
「いやだなあ、人聞きの悪い。違法だの脱法だのの類には手を出してませんよ。天地神明に誓えます」
注射する行為そのものがまあ法的に引っかかるんですけどね、インスリンが必要な患者でもないし、
と『彼』はおどける。
左手に注射器を持ち替え、右手で駆血帯をひらひらさせることで意図を察した男の一人が、ヒカルの
右腕を引っ掴んで『彼』に向け、伸ばす。
「はぁっ、はぁっ、っ、く、はっ、ふ」
未知の何かを注射されるという恐怖から、ヒカルは軽い呼吸困難に陥っていた。
「大丈夫、針もシリンジも滅菌済です。刺す前に消毒もしますよ、ホラ」
注射器の影に隠れて見えなかったアルコール綿を指で摘んでヒカルの鼻先に突き出す。
「ね?病院で毎日嗅ぎ慣れた匂いでしょ?」
ヒカルの歯がかちかちと鳴っている。
「それともボクの腕前が不安なのかな?心配いりませんよ、日頃から自分に打ってて慣れてます」
「ひ……ぃや……」
『彼』がふと気づいて、腕を掴んでいる男に注文をつける。
「ああ済みません。せっかくで申し訳ないんですけど左にしてもらえます?」
「なんでさ」
「このヒト、利き腕が右なんです。これから何本もコレ打たなきゃだろうし、碁石持てなくなるのは
不便ですから」
ばっ、とヒカルが顔をいきなり上げる。
「……が」
「え?何です?」
「────おまえがッ!そんなことをほざくのかッ!」
呪うような。腹の底から唸るような。怒りに煮えたぎる声。
それきり、ぎりぎりと歯を食いしばって『彼』を睨む目には、勝負の修羅場を潜ってきた人間特有の
凄みが宿っていた。
「……へぇ……」
『彼』はその殺気の籠る目を涼しい顔でやりすごす。
「チートで下駄履かせてもらったくせに、一端の目ぇしてんじゃないよ偉そうに」
ぐ、とヒカルが言葉に詰まる。目に宿った光が揺れる。
「アンタに碁打ちの誇りとかどうとか、ご高説垂れる資格ありましたっけ?塔矢の二代目にもしこたま
説教食らったアンタが?昔の行状については口を拭ってキレイゴトですか」

531 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/27(水) 12:46:01.19 ID:???
解放された右腕のかわりに、左腕が男によって差し出される。二の腕がきつく駆血帯で縛られ、肘の
内側がアルコール綿で拭かれる。
「あ、血管出すんで拳握らせといてもらえます?」
男は指示通り、ヒカルの手を一回り大きな自分の手で包んで握らせた。
「すいませんね、ちょっと言い過ぎました?そりゃアンタに才能はもともとあったんでしょうよ。
それは認めます。でもね、そもそもアンタ、碁に無縁どころか酷い偏見持ってたでしょ」
器用な手つきで、『彼』は血管の上に斜めに針を添わせ。ぷつ、と肌を刺した。
ヒカルは反論も忘れたように、呆然と為すがままになっていた。
「その才能はね。本来なら埋もれたっきり腐る運命だったんです。その才能の種は不自然に成長
させられたもの。咲いたはいいが徒花です」
先刻の殺気が別人のものだったように、ヒカルはおとなしく聞いている。
「二千年前の蓮の種が泥炭層から見つかり、栽培したら花が咲いたって話。聞いたことないですか」
「にせん……ねん」
「これ年数を半分にしてみましょうか。『何か』と『誰か』の話に不思議なくらい似てますよ」
「せん……ねん」
表情を失ったヒカルの大きな目から、はらはらと大粒の涙が落ちた。
「オレは……いらなかった?」
「何時間か前に、あなたご自分でそう言ったじゃないですか」
「オレなんか……いらない」
「好きに解釈すればいいんじゃないですかね?」
ゆっくり時間をかけて、シリンジの内容物を血管に入れる。『彼』は、針を抜く際にアルコール綿で
圧迫しなかった。針の開けた穴から、赤い液体が玉になり、やがて白い腕を滴り落ちる。
「あっ……ん」
流れた血の雫を、『彼』がそろりと舐め上げた感覚に、ヒカルの背中がざわつく。その光景を見た
男の何人かが、ごくっと生唾を飲む音がした。
男たちは皆、『彼』とヒカルの一連の遣り取りを見ていたが。
口を挟むものはいなかった。
宇宙人同士の会話に等しいほど意味不明だったからに相違なかった。

「オレなんかいらない。おまえがいるから」

頑健な心ほど、ぼっきりと折れた時のダメージは計り知れない。
あと十八時間。

532 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/27(水) 12:54:07.63 ID:???
俺のエロモード、あえなくOFF
そして胸糞モードON

ごめんヒカルたんごめん…(;´Д`)ハァハァ

533 :名無しさん@ピンキー:2014/08/27(水) 18:46:27.70 ID:???
うおお続きが気になるぜ…!
可哀想なヒカルたん見てると興奮してきて(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

534 :残酷なヒカルたんと自販機の罠 ◆lRIlmLogGo :2014/08/27(水) 20:16:55.68 ID:???
とある手合の後。
予想以上に検討の外野が増えて、あーだこーだ勝手なことを言い出した。
もー!こんだけ人数多いと収拾つかねー!
……ってちょっとキレてみたら、皆様ドン引きでいらっしゃいまして。

そうだね、別室でやったほうがよかったね。
って、違う!オレが言いたいのは!

対戦相手には悪いけど、とても検討になんかならなそーなアレだったんでブッチした。
ごめん。えーと。初めてA予選に出てこれたんだっけ?
そんで相手がオレだからって必要以上に萎縮して負けたって?
オレがリーグ戦だの最終予選だのの常連だから?
あのね。それ理由になるかな?
ただのイイワケだよな?
あー、いや。オレも森下先生に初めて負けた時はなんかグダグダ言ったけど。
うん、アンタほど後ろ向きじゃなかったと思うよ、少なくとも。
「相手がアンタじゃなきゃ勝ててたかも」なんて言ってませんよ、ハイ。
てゆか、アンタ、オレより何年もデビュー早いんじゃん。
オレが碁を始める前からプロだったんじゃん。
え?あと一年遅く生まれてたら北斗杯の予選に出れてた?
そんなボケキャラ許されるのは伊角さんくらいのもんだから。
いや、ねェ。オレがとっくに北斗杯卒業してるんですよ?わかってる?
え?挑戦者手合まで出た飛び級の八段にオレの気持ちがわかるかって、わかりませんよ?
頂点立ってないのはオレだって一緒なんですゥー!
アンタと仲のいい外野連中はオレの態度にものすごーくナンか文句言いたそうだったけど!
だから検討にならないっつったの!

なーんかーこーさー。
こんなの愚痴れる相手って実はあんまいないワケさ。
塔矢さん?ムリムリ!あれは世俗とは関わったことのないヒトだから!
で、んな時に限って、聞いてくれそうな伊角さんとか門脇さんとかがいないんです。
越智なんて開いてもない傷をグリグリ開けてきそうで。
和谷……聞いてはくれるけどそれだけで終わるな。
本田さんはー……向こうの肩を持つな、多分。

だんだん、気持ちがダウナーになってきて。
やっべぇ。明日、指導碁の仕事入ってんじゃん。
こんなんじゃマトモな仕事になんねー。
くっそー。

ガコン。プシッ。
ぷっはー!仕事帰りの一杯はたまりませんなー!ってオッサンかよ!
……んん?おまわりさん?オツトメ、ゴクローサンデス!

え?オレ?未成年飲酒?いやいやいやいや!待って!違う!
うあ!トシ証明するモノ?なんも持ってねええええええ!
だって棋院行くのに定期買うと逆に損だし!
ええ?証明できんなら棋院で証明してもらえって?
ソレはいくらなんでも!カンベンしてもらえませんか!
さっきの検討したいヒトらが残ってたら超ハズカシー!

やめてやめてゴメンナサイかんべんして棋院はやーめーてー!

535 :盆は年イチで咲く ◆lRIlmLogGo :2014/08/27(水) 20:24:59.11 ID:???
可哀想なヒカルたんは大好物だけど、
ちょっと俺的ヒカルたんを確認したくなって
自販機でオッサン気分を味わうヒカルたん書いてみた…

思った以上にSだった

536 :名無しさん@ピンキー:2014/08/27(水) 20:54:50.74 ID:???
ヒカルたんはおぼこいからまだ年齢確認とか求められそうだなあ…(;´Д`)ハァハァ

537 :名無しさん@ピンキー:2014/08/27(水) 21:04:20.05 ID:???
おぼこいって方言だったか?と調べてみたら、
処女の意味もあって思わず唾を飲んだぜ…処女ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

538 :おもらしヒカルたん ◆FvK.L8.adE :2014/08/27(水) 22:58:46.84 ID:???
塔矢がやけにこっちをみてくるなとは思ったんだ。
対局中に凝視してくるのは割と慣れたことだったし、今日はいつもよりオレの顔を見たい気分なのかな、なんて、惚気たことを考えていた。
此処はオレと塔矢以外誰もいない塔矢の家で、さっきまで塔矢が作ってくれた昼飯を食って、腹ごなしに一局打とうってなって、終盤を迎えた頃だった。
かなり細かいけど、オレの方がちょっと足りない。
負けましたと頭を下げ、正座をしていた脚を崩す。
終局したというのに、塔矢はじっとオレを見つめたままで、もしかして顔に何かついてるのかと顔を手でペタペタと触ったけど、塔矢にどうしたんだと言われただけだった。
「検討するか」
「……ああ、そうだな」
正座をし直すと、ぶるりと身体が震える。
生理現象に、オレはちょっとトイレ、と立ち上がろうとした。
だが、それは塔矢に手を掴まれることによって中途半端な体勢で止まることなる。
「な、なんだよ」
「進藤、すまないんだが、トイレが壊れてしまって今使えないんだ」
「はぁ?!じゃあどうしろってんだよ!」
こうしている間にも尿意が高まってくる。
漏らすだなんて以ての外だし、他の家に借りにいけとでもいうのかと塔矢を睨みつける。
塔矢は昼飯のときに飲んだ空のペットボトルと持ってくると、オレに差し出す。
「ここにするといい」
「……は?」
「やり方がわからない?手伝ってあげよう」
ベルトに手をかけ始めた塔矢に、オレは慌てて塔矢の手を掴む。
確かに漏らすよりかはマシだが、それなら誰もいないところで一人でやる。
「い、いいって!一人でやるし!」
「遠慮しなくていいよ」
ベルトの上から押されると、尿意で脚がガクガクする。
そのまま脚をかけられ畳の上へと転がされた。
「塔矢っ、やだってば!」
うつ伏せになり這うように逃げようとすれば、緩められたベルトを抜かれ、Gパンを膝まで脱がされる。
蹴って反撃しようとしたが、覆いかぶさるように乗ってきた塔矢に腹の下辺りをぐりぐりと押されると、漏らしそうになって歯を食いしばった。
両腕を掴まれ、後ろにベルトで纏めて縛られる。
「進藤、暴れないで」
耳元で囁かれると、背筋にぞわぞわとしたものが走り、下半身が熱くなるが、尿意がある今それは苦しいだけだ。
下着も膝まで下ろされ腰を引かれ膝立ちの体勢にさせられる。
今にも漏らしてしまいそうなそれを扱かれると、喉からヒィッと声が出た。

539 :おもらしヒカルたん ◆FvK.L8.adE :2014/08/27(水) 22:59:20.23 ID:???
塔矢は満足げに微笑むと、オレの尻にキスをする。嫌な予感しかしない。
「今なら締まって気持ち良さそうだね…」
「とぉや、やだ、やだって、おねがい」
「痛くしないよ、大丈夫」
なにが大丈夫なんだ、と文句を言ってやりたいが、秘部に唾液を垂らされるとびくりと身体が揺れる。
指をいれられ、入り口の浅いところを拡げるように動かされる。
逃げるように前へいこうとすると、腰を掴まれ引き戻される。
それとともに指が根元まで突っ込まれた。
唾液だろうが、動かされるとぐちゅぐちゅという音がする。
「ヒッ、いや…ペットボトルでいいから、するからぁ」
「うん、そうだね」
指を増やされ、オレは畳に額を擦り付けた。
あらかた満足したのか、塔矢は指を引き抜く。
オレは涙目になりながら振り向けば、塔矢は自分のベルトを緩めていた。
「と、塔矢…ッ」
「うん、するんだろ?」
反り立ったそれをぴとりと当てられる。
オレが文句を言う前に奥まで挿入される。衝撃にちょろりと少しだけ漏らしてしまう。
塔矢は「ああ」とペットボトルをオレの尿道口に押し当てる。
「おしっこしたくなったらすぐにしていいよ」
「やっやっ、ん、んん、」
尿意と快感の狭間で頭の中がぐちゃぐちゃになる。
前を扱かれると、オレは我慢ができずにペットボトルへと黄金の液体を吐き出すことになった。
「ぁ、あう、ん、はぁ…」
ちょろちょろという音が終わると塔矢はふぅと息を吐き、ペットボトルの蓋を締めるとそれをオレの顔の真横までコロコロと転がした。
「気持ちよかった?」
「…死にたい気分」
「そう、死ぬほど気持ちよかったんだ」
なんでそうなる、とツッコミをいれる気力なんてなかった。
「じゃあ、続きをしようか」
「ああっ!」
気を抜いていたところを突かれ、声を抑えることができなかった。
激しく奥を突かれ、前を扱かれると声が止まらない。
薄く目を開くとペットボトルと碁盤が目に入る。
(あれ、オレなにやってんだろ…)
奥に熱い液体を叩きつけられ、オレはビクビクと身体を跳ねさせながら射精してしまった。
「やっぱりキミのなかは最高だ」
「るっせえよ…ちくしょう、おまえ絶対なんかしたろ」
「え?」
「不自然にこっち見てたもんなあ。ヘンタイチックなことばっ、うあッちょっ、と、やぁ!」
何も言わせないと言わんばかりに突き上げてくる塔矢に、図星かと後ろを睨みつける。
目が合うとニヤリと笑う塔矢に、ぞわりとしたものを感じながら諦めたように視線を前へと戻した。

<完>

540 :名無しさん@ピンキー:2014/08/27(水) 23:03:04.55 ID:???
ヒカルたんのごはんに利尿剤を仕込む若゛
そしてヒカルたんの聖水の入ったペットボトルをもらっていく俺(;´Д`)ハァハァ

541 :名無しさん@ピンキー:2014/08/28(木) 11:43:30.90 ID:???
ボトラー・ヒカルたん爆誕
そこらのヒキニートなら「うわぁ」なのに
ヒカルたんなら血で血を洗うボトル争奪戦が起こる…

ちょっとボトル持ってる輪舞曲たん狩りに行ってくる

542 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/28(木) 21:18:52.93 ID:???
制約が多すぎる、という苦情を受けて、『彼』はひとつだけ許可を出した。
どうせ壊してしまう人間なのだ。こちらに累が及ばない限り、ヒカルが質の悪い病気に感染しようが
今更大した問題でもないことに気づいたから。
誰彼構わず被写体になりそうな男に声をかけて食いまくっているような連中だ。マメに性病の検査に
通うとも思えない。

「あッ、ひ!いぃ……ッ!いッ!」
苦痛とも快楽ともとれない、歪んだ呻きがヒカルの唇から吐き出される。
振り乱された髪が汗でべったりと額や項に張りついている。
四つん這いで、バックから容赦なく突きまくられ、腕を突っ張る力などとうに失われて。
尻だけを高く上げた格好で、片側の頬がシーツに擦られるがままに揺さぶられている。
「イイの?イイよね、ヒカルちゃん、ぺったんこだったお腹がこんなに膨れてる」
孔から精液を漏らす暇も与えられず、一人が射精すれば間をおかず次の男が挿れてきた。

避妊具なしで挿入してもいい、腸内で出していいというお墨付きに、男どもは喜色満面だった。
ローテーションでメンバーの入れ替えが招集日によってあるとはいえ、どの男も窮屈なクライアント
である『彼』の要求にうんざりしていたのだ。性欲処理というより「いい画(え)が撮れるか」と
いう部分で。
手当たり次第にネコ役を街でスカウトし、本番行為をするにあたってリスクは少ない方がいい。
タチ、すなわちスタッフ側は『彼』が考えているより危機管理、というより保身に長けていた。
そこへきて、まずその種の病気の心配がないカタギの被写体が手に入ったとなれば。
『中出し』を撮らないという選択肢はない。
オモテの世界で名の売れた青年なので、円盤を売るにはそれなりに配慮や工夫がいるが。
いや、商売のことはやはり建前だ。
テレビや雑誌で見た目や言動を持て囃されている可愛い子。
可愛いだけではない。勝負の世界で、おのが才能だけで若くして伸し上がったひとかどの人物。
これを滅茶苦茶に汚しまくれるという後ろ暗い快楽への誘惑には逆らえない。
地位を泥まみれにし、名声を踏み躙り、肉体を陵辱し、魂を地に堕とす。
『彼』から依頼があった時、何度も詐欺ではないかとスタッフ会議という名の飲み会で口論した。
初めて面通しされた際には、テレビとは随分違う生気のない様子に偽者ではと疑いをかけた。
大きな目と小造りでふっくりした唇。頬が削げている以外、顔の造作はほぼ同じだったのに。
『彼』がヒカルに出させた運転免許証で本人確認ができた時には驚いた。
「都内に同姓同名、同じ誕生日の人物がいないとも限りません。何でしたら新初段の免状も持って
来てもらいますがどうでしょう?」とまで言われたら、納得するしかない。

「お、お、またイクの?また?うぉっは、締まる締まるヤバイ」
「あァアっ!アッ、アッ!ア!」
舌を突き出し、涎を垂れ流して、前回から殆ど境目のないアクメにまた駆け上る。
ヒカルの意志など無関係に男の肉棒を締め付ける襞は、半端な位置に残っている精液をみっちり
埋まった肉の隙間から吐き出させ、あるいは体のもっと奥に送り出す。
この残酷な時間が始まった時から、ヒカルは一度も射精していない。
いや。アキラに抱かれる時も射精することは稀だった。
(……あれ。そういやいつからだっけ)
疑問の欠片は、次に来る絶頂感に塗りつぶされた。

「凄いなオイ。普通、こんだけ使い潰されたらいい加減ケツマンもダルッダルに緩むぜ」
「しかもイキまくり。マジで入院中の重病人かよ……こっちが腎虚で殺される」
「あー……目の前がなんか黄色くなってきた」
「もう朝だからじゃね?」

「進藤先生に休憩させていいって誰が許可しました?」
静かな、けれど鞭の一振りのような言葉が男たちを打った。

「あなた方は総勢四人で、ローテで休めますよね?食事だってしてますよね?それでどうして入院中
の『飲めず食えず』の病人ひとりにギブしかけてるんですか」
「キビシイこと言うなよ。こっちゃもう赤玉出そうだ」
ビデオの監督をしている男が苦笑しながら弁解する。
「なら。もう陽も昇ったことだし、あの出番なしで放ったらかされてるアレとかソレとかに助力願っ
たらどうです?」

543 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/28(木) 21:19:58.26 ID:???
消耗と寝不足で気が短くなった男が声を荒らげた。
「クソガキが。他人に出させたカネでデカいツラして、テメェが全能の神サマじゃねェ事、教えて
やってもいいんだぞコラ」
「どうぞどうぞ。ボクに何かあったら、さあどうなるでしょう」
場違いなまでににこやかな表情に、食って掛かった男は鼻白む。
「警察に泣きつくかよ?ゲロ甘くて吐きそうだっつの!」
「ハハ!ボクが無辜の一市民で警察に頼るって考えてる時点で、ねえ」
「どこぞの権力者のお坊ちゃまだってか?」
「まさか。ウチの両親は一介の勤め人ですよ、ごくごく普通の企業の。下手しなくても、お祖父さんが
それなりの資産家でいらっしゃる進藤先生の方がボクよりお坊ちゃまです」
「は!このポンコツを最後までしゃぶるのか、スゲェわ」
「そうですねぇ。微妙にあなたの言ってるのと意味が違うとは思うんですけどね」
「碁のプロってのは!コイツにしろテメェにしろ!イカレてんのばっかか!」
「本当に人聞きが悪い。イカレてないプロに失礼です」
悪びれもせず。
『彼』は自分の異常性を認めた。
「さて。そろそろ先生に次の注射をしなくちゃ」

つまるところ、『彼』が昨日から定期的にヒカルに注射しているのは、病院で点滴されているのと同じ
ブドウ糖とビタミン剤を複合したものだった。浸透圧も人体と同じに調整されている。
今のヒカルの命綱。経口で摂取できない水分と各種栄養素を必要最低限補充できるもの。
これが男たちには頗る評判が悪かった。
「臭ぇ。ニンニク臭ぇ。これどうにかならねーの?」
「ニンニク臭なんて。あなた方の精液と汚物の臭いに比べれば可愛いもんじゃないですか」
注射をしていくらか時間を経ると、血液中に回った注射の成分の余りが汗や尿と共に排出され、独特の
臭いを発する。臭いが必要以上に嫌われるのは、成分の組成から『ニンニク注射』の通称が浸透して
いるせいだというのも大きい。
「汚物だぁ?」
「進藤先生がお尻からいい匂いのするピンクの卵しか産まないわけじゃなし」
その言葉に、ヒカルに密着して長い時間を過ごした男たちは、自分の鼻が麻痺していることに気づく。
それは同時に、職業病でもあるといえた。肛門性交を日常的に扱うなら、臭気をいちいち気にしては
いられない。
おまけに、手洗いに行くことすら許されぬ状況で、ヒカルは何度か失禁している。

この少年とも青年ともつかぬ『彼』に金で抱え込まれてから数ヶ月。
過去、ヒカルを弄ぶのは最大でも準備込みで五、六時間で、ほぼまるまる二十四時間に及ぶ長丁場は
今回が初めてだった。
しかも一切、ヒカルに休息を与えずという厳しい注文つきで。

日陰の世界で生きている人間とて、日の当たる世間の動向を知らずに糊口はしのげない。
ヒカルが入院したという情報は、『彼』に教えられるまでもなくメンバーの皆が知っていた。
報じられているより数段酷い体調であることを承知の上で、それでもなお工夫を凝らした輪姦シーンを
要求される。最中にヒカルが命を落としでもすれば、飯の種を放り出して逃走せねばならない。
最悪後ろに手が回る。
男たちを率いる撮影監督は肚を括る。
今となってはもう後には引けない。このクレイジーな依頼主と一蓮托生だ。それなら、やり得を選ぶ。
表街道を堂々と歩く著名な若者を穢し尽くす快楽と映像的なインパクトを、今更手放せと言われても
無理な相談だった。
正直な所、精神を病んで肉体に悪影響が出ていると自称するナイーブな青年を犯すのには慣れていた。
ニッチな需要を当て込み、そういうビデオシリーズを作っていた。
承認欲求の塊で『芸術』を信仰し、『大衆芸能』を蛇蝎の如く忌み嫌い下に見る連中を釣るのは
容易だった。二束三文の出演料で引っかかる、実にいいカモだった。
概ね、彼らにとっては『芸術』イコール『アングラ』で、凡百に理解できないものが高尚だと思い
込んでいたから、そんな甘ちゃんを舌先三寸で丸め込むのは赤子の手を捻るより容易だった。
そんな脳足りんほど、騙されていることに気づかない。
進藤ヒカルは明らかに、自分たちがカモにして食ってきた、選民思想が具現化したような連中とは
一線を画している。

(『打って』というのは何だ?)
ふと、疑問が脳裏に浮かぶ。寝不足と消耗のせいで、どうも余計なことを考えてしまっている。

544 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/28(木) 21:20:59.05 ID:???
(てっきりクスリの事だと思ってたが)
今回の注射の一件でそれは見当違いだと判明した。では何だ。
彼らが棋士であるなら、答えは自明に見えた。
だが、何かがひっかかる。

『おねがい。おねがい、打って、オレと』
『ねェ、打って』
『どうして!打ってくれない!』
『打ってよ……頼むよ』
『今日はもう諦めた……でも、次は打って、くれるよな』
いずれも、『彼』に向けた言葉。
そうだ。おかしい。
名にし負うトップ棋士が、我が身を投げ出してまで『彼』との対局を幾度も懇願することが。

スタッフがさっき、『彼』に向かって囲碁のプロであることを前提にして突っかかった。
『彼』は自分がプロ棋士であることを婉曲に肯定した。
『彼』はタイトルホルダーに敬意を表してか、あるいは皮肉か『進藤先生』と呼ぶ。
『彼』の顔が一切表に出ないことから、実力はあれど冷遇されているか、それとも箸にも棒にも
掛からぬ程度の棋士でしかないかという推察ができる。
仕事を請ける前、『彼』が依頼してきた名前でプロ棋士の名前も探した。
結果は、該当なし。

依頼の名前が偽名なのか。
プロ棋士であることが虚偽なのか。
何もかもを煙に巻く弁舌の持ち主が吐き出す言葉の真偽が判じがたい。
年の頃は二十歳に届くか否か。
ヒカルが窶れてもなお実年齢より若く見えるので、比較対象にするにはいささか弱い。
もしかしたら高校生くらいかもしれない。

「さすがに、鳴けもしなくなってきたか」
ヒカルに伸し掛かってピストン運動をしていた男が誰にともなく言う。
「ソレ、意識あんの?」
ベッド脇で光量調整をしていた男が、ぴたぴたとヒカルの頬を叩く。身動ぎしてそちらを向こうとする
反応があった。気を失ってはいないようだ。
はあ、はあ、と肩で息をするだけで、意思表示すらできなくなっている。薄く開いた目は視点が定まっ
ておらず、自分がどこにいて何をしているのか認識できていないのが見て取れた。
それでも、男の肉棒が敏感な粘膜を分け入ってくればきゅうっと締め付け、精液を搾り取ろうとする。
時折目を閉じ、眉根を寄せて息を詰める。全身を強ばらせて達したことを男たちに知らせる。
「まだイけんのかよ」
「いやー、大した淫乱だわこりゃ」
一度も掻き出さずにただ受け入れ続けたせいで、下腹だけが不自然に膨れていた。
痩せているだけに、余計に他の部分とのコントラストが際立っている。
ちら、と男の一人が放置されたままで使用されていない性具を見やる。
始まる前、ヒカルが怯えていた様々な形状のもの。
これまで使わずにきたのは、流石に躊躇いがあったからだった。
どれも入院中で弱り切った人間相手に使える代物ではない。ショック死しかねない。
男の視線に気づいた『彼』は、笑顔で言い放った。

「せっかく用意したんだから使いましょうよ。撤収にかかる時間とか考えたら、残り短いですよ」

声を掛けられた男は腕時計を見た。
午前九時を回っていた。

545 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/28(木) 21:24:02.32 ID:???
色々な意味で胸糞回
ごめんねヒカルたんごめんね
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

546 :名無しさん@ピンキー:2014/08/28(木) 21:42:56.20 ID:???
ぐちゃぐちゃにされてるヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
お腹ぽっこりヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

547 :名無しさん@ピンキー:2014/08/28(木) 23:05:19.12 ID:???
かわいいヒカルたんが書きたいのに気づけばおっさんに突っ込まれて
あんあんしてるヒカルたんを書いている俺…

548 :名無しさん@ピンキー:2014/08/29(金) 11:12:57.59 ID:???
ヒカルたんかわいそうと思いつつ(;´Д`)ハァハァはとまらない
最近神が二人も来てくれてすげー満たされてるよ
職人さんありがとう
ヒカルたんはやっぱどうしようもなくエロいな(;´Д`)ハァハァ

549 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/29(金) 16:37:02.58 ID:???
すっかり薄くなった精液をヒカルの腹の中に放出すると、肉棒がずるりと秘部から抜けだした。
その感覚に、力なくシーツを掴んだ指がほんの僅か動く。
閉じきる前の孔から、腸内で散々かき混ぜられた複数の男の残滓が垂れ落ちる。
「ほい、おっつー」
軽薄な労いの言葉とともに、サプリメントの瓶がヒカルを犯していた男に投げ渡された。
精力増強を謳った成分の名前が、瓶のラベルにでかでかと印刷されている。
頬一面に汚いニキビ痕を持つ男が、使う性具を吟味していた。
昨日、ヒカルが怯えるさまを見るのが面白くて、すぐ使うようなことを言って脅かしたが。
『彼』からゴーサインが出た今になっても、正直まだ踏ん切りがつかない。
もう声も出せないほど擦り切れたヒカルに、これらを使ったプレイが耐えられるとは到底思えない。
出し抜けにつかつかとベッドに歩み寄って来た『彼』が、別アングル用のハンディカメラを持って
いる男を顎で促した。撮れ、という指図だと理解した男は、その傲岸不遜な態度にカチンと来ながらも
従った。
撮るのは『彼』ではなく、ベッドでボロ雑巾のようになったヒカル。指で示された通り、涙と汗と涎で
ぐちゃぐちゃになった顔から下腹部までを、舐めるように撮る。
「ぐアッ!が……!あ゛あ゛あ゛!」
ひしゃげた悲鳴。
『彼』が、膨れた下腹に思い切り拳を捩じ込んだのだ。
ぐりぐりと圧迫するその力に負け、濁った音を立てて緩んだ後孔から貯めこまれてきたものが勢い良く
吐き出されていく。
膀胱ごと直腸を圧しつぶすその衝撃が、尿失禁まで引き起こす。
「あ、が……ァ」
大きな目がさらにひん剥かれ、大きく開かれた口から涎の泡が出る。
鬼畜系と言われるジャンルも手がけてきて、そんなシーンには慣れっこのはずの男たちが一瞬言葉を
失う。
それもそのはず。普通はそういうシーンのかなりの部分が打ち合わせ済の演出、仕込みだからだ。
仕込みなしでネコ役を本当に潰してしまうと噂されるレーベルもあるが、彼らは違う。
しかも相手はカタギの人間。怯むのも無理はなかった。
「何やってるんです?肝腎の場所、撮らなくちゃ。ホラ」
笑顔を絶やさず、『彼』はもう一度拳でヒカルの腹を抉った。ごぼ、と、先刻よりも勢いのない濁流が
ぼってり赤く腫れ上がった場所から吹き出す。
「かはッ……は、はっ……」
ビクビクと体を痙攣させ、苦痛の喘鳴を漏らすヒカル。
「まだまだ元気じゃないですか。声が出ないなんて嘘ばっか。体力温存してたんですよねえ?」
髪を掴み、無理矢理引きずり起こされる。
「さっすが健康優良児だったヒトは基礎体力が違うね。飲まず食わずで這ってでも対局して、勝ちを
攫っていくだけあるわ」
「は……は……」
苦しげな喘ぎがだんだん小さくなっていく。
「勝ったんだか負けたんだか、そもそも終局したのか相手が投了したのかさえわかんないなんて言う
クッソふざけた奴に中押しで負けちゃう相手もいい面の皮ですよね」
ヒカルの耳にその嫌味が聞こえているかどうかなど、『彼』には関係ないようだった。
「その人、某所で愚痴ってましたよ?匿名の掲示板なら身バレしないとでも思ったんですかね?
ノータイムでぶっ叩いたんですって?あなたの持ち時間ほとんど減ってなかったって。えげつない
勝ち方しますねぇホント」

550 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/29(金) 16:37:33.10 ID:???
異変に気づき、『彼』は左手でヒカルの髪を掴んだまま、右手で頬を張った。
「寝てんじゃないよ!」
「…………て」
乱暴に意識レベルを引きずり上げられたヒカルが、聞き取れないほど小さく言葉を紡いだ。
「…………打っ、て」
そして、『彼』のと思しき名を呼んだ。
正しくは、ヒカルが時にそう呼ぶので、男たちが『彼』のものだと思っている名を。
それを聞くや、『彼』はヒカルの体をベッドに叩きつけた。

最初に持ちだされたのは、ガラスでできた器具だった。
どこからどう見ても丸いフラスコだった。
怒張した男の肉茎よりも遥かに大きな最大経の部分。
それよりもヒカルが初見で怖いと思ったのは、ガラスが割れそうに薄く見えたことだった。
細いく長い首の部分だけならまだしも、あの大きく膨らんだ部分まで挿れられたら。
そして体内で割れてしまったら。
嫌な想像ばかりが頭に浮かんだ。

ヒカルの想像は、悪い方向に裏切られた。
脚が胸につくまで体を折り曲げられ、秘部を上向きに曝け出される。散々体内に出された精液だけでは
足りないのか、粘度の高いローションが後孔に垂らされ、肛内にまで注入される。
そこに宛てがわれたのは、フラスコの……底部。
「懐かしいでしょう?理科室だったんですよね、中学の囲碁部の活動場所」
ぐっ、とフラスコを持つ男の手に力が込められる。ゆっくりと、秘所が広げられてゆく。
透明なガラスによって、一昼夜かけて荒らされた内部が徐々に詳らかにされる。
「……ッ……」
そんな無機物でさえ、ヒカルのそこは淫らな蠕動をもって迎え入れた。フラスコが沈んでいくにつれ、
ローションと共に残っていた精液が押し出され、隙間から汚い音を立てて漏れ出す。
押し開かれ、露わになった腸内が容赦なく人工の光に照らしだされ、ぬらぬらと蠢くさまをカメラが
余すところなく記録する。
本職もたじろぐ『彼』の所業に消沈しかけていた男たちは、その光景に興奮を再度呼び覚まされる。
びく、びく、と、ヒカルの体が痙攣するのに同調して、フラスコで押し広げられた内部も動く。
こうやって自分たちの精が搾り取られたのだというのを見せつけられて。
こんな大きなものまで呑み込んで、なおかつ感じているヒカルの姿を目に焼き付けられて。
「なあ……」
男のひとりが、別の性具に目をやった。
「いける、だろ、アレ」
「焦らないで下さいよ。まだ充分コレで遊んでません」
『彼』に静止され、男は不満気に鼻を鳴らす。
フラスコの侵入は、最大経の部分で止められていた。抜き差しのような動きをしてやると、限界まで
押し広げられた腸粘膜がガラスの表面についてくるように外側に引っ張られて透けた。そしてローショ
ンの滑りに負け、少し中に引っ込む。
「ッ……ふ」
もっと奥まで押し込んでやると、ごり、と鈍い音がした。骨盤に当たったのだ。
「ぁんッ……!」
腸壁が破れたのではないかという男たちの懸念をよそに、ヒカルは小さいながらも甘い嬌声を上げた。

551 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/29(金) 16:38:05.39 ID:???
「なるほど、ね」
『彼』が得心のいったような顔で呟く。
「塔矢アキラってのは随分な男だったようですね」
ヒカル以外の誰に聞かすでもないが、ヒカルが聞いていることもまた期待していない声音。
「苦労したんじゃないですか?慣れるまで。何度も痛い思いして。中イキできる頃には射精のしかたも
忘れてたってそりゃ仕方ない」
「ああ、理解理解。Mになんなきゃやってらんねェってことか」
男の誰かが、横から割って入った。
それを無視して、『彼』は続ける。
「あれに付き合うのは大変だとお察ししますよ?なんせ、公衆の面前であなたを感じさせようなんて
恥もへったくれもない男ですものね」
「公開プレイかよ」
それにも『彼』はリアクションをしない。
「あそこには小学生だって何人もいたのにねえ?情操教育に悪いことこの上ない」
いつの、どこの、何の話かをしたところでヒカルの耳に届くわけがないのだ、と。そういう口調だった。
「あの男のあなたに対する執着は棋界じゃあちょっと有名ですからね。同世代で拮抗する実力者がいな
かったからずっと孤独だった、なんて言うけど。頭抜けた才能の持ち主ってのは本来、孤独なもんでし
ょ?でもって、概して他人には無関心なんですよ」
そう、あなたのようにね。『彼』はことさら付け加えた。
「あなたが愛したのは、ただ彼の棋力のみ。それを曇らせる要素は排除する。そのためには……そう。
自分の体だって使う。そういう経緯なんですよね?あの男と関係を持ったのは」
「孤独ぅ?コイツが?なんか前にテレビで見たときゃダチの話喋りまくってたのに?」
再三の茶々に、やっと『彼』が反応した。
「まんまと騙されてますよ。進藤先生の交友関係ってね、典型的な『広く浅く』なんです。ていうか、
自分の主目的のためなら簡単に切り捨てられる人間関係しか築いてきていない。中学の囲碁部の一件
なんて象徴的です」
院生になるというヒカルの言があまりに唐突で。
部の空中分解を招きかけた。
ヒカルに囲碁部を尊重する気持ちがあったなら。
もっと言い方が、タイミングが、気の遣い方があったはずなのだ。
「詳しいなオイ」
「ちょっと調べれば出てきます。本人も隠さずにあちこちで言ってることだし。ま、言われてる方は
複雑だと思いますよ?謂わば、キャリアの踏み台にされちゃったわけですから」
塔矢の二代目も似たようなことして囲碁部員に総スカン食らったそうですがね。
『彼』はそう続けた。
「その理由がまた。進藤先生に盛大にフラれちゃったんで、大会で顔を見るためだけに入部したってん
だから」
救われませんよねえ、と『彼』は笑って。
一旦ソファーの前まで戻り、傍らのテーブルに置いてあったものを手に取った。
ふたたびベッドに歩み寄りながら、持ってきた入れ物の蓋を開ける。中身が、じゃら、と音を立てた。

552 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/29(金) 16:43:33.12 ID:???
メイツA「若゛って変態ですよねぇ。ご苦労お察しします」
ヒカルたん(おまえがゆーな)
メイツA「ヒカルたんって昔っからの友達いないよね」
ヒカルたん(おまえが(ry)

ポルナレフではなく優菜嬢が過労死

553 :名無しさん@ピンキー:2014/08/29(金) 19:05:36.57 ID:???
毎日増えてて嬉しいぜありがとう!
ヒカルたんから溢れ出るエロスに(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

554 :名無しさん@ピンキー:2014/08/29(金) 20:42:16.51 ID:???
俺の夏休みの残りはヒカルたんに捧げると決めたんだ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
残り短いけど書けるだけ書くぜ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

内容は…うん。まあ。はい。
ごめんよヒカルたん本当にごめんよ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

555 :褒賞 ◆FvK.L8.adE :2014/08/30(土) 02:55:32.79 ID:???
『20時、流水の間にて』
見知らぬアドレスから届いた一通のメール。
今日は若手の中でも双頭と呼ばれる片割れに白星をあげ、あの生意気な顔を歪ませることができた。
最近はリーグ入りを落としてばかりだが、今回はいけるかもしれないと意気込んだ矢先のメール。
知り合いの棋士達と幾つかの検討を終え、棋院近くで夕食をすませた後で、時計は19時半をさしていた。男は棋院と駅を交互に見る。
ただのイタズラか、それとも誰にも聞かれたくない何かがあるのか。
男は少し迷った後、棋院へと足を向けた。
このまま帰ってこのことが気になり集中力を欠くのは惜しい。
何もなければそのまま帰ればよいのだ。
エレベーターに乗り腕時計を見ると、20時より10分前を示している。
五階へと着き、流水の間の前に立つと、携帯が震える。確認すると、あのアドレスからメールが届いていた。
『中へどうぞ』
それ以外何も書かれてはいなかった。
何処かでこちらを見ているのだろうかと辺りを見回したが、人っ子一人いない。
男は口に溜まった唾を飲み、扉を開けた。
部屋は灯りがついており、何もないはずの部屋の中央には一人の少年が何も身を隠すものを身につけておらず、長いベルトのようなもので後ろ手に縛られた状態で床に寝転がされていた。
こちらに背を向けた状態の少年へとそっと近付くと、金色に光るものが見える。
忘れるはずもない、今日の対局相手だった少年だ。
特徴的な大きな瞳は今はアイマスクで塞がれており、口にはギャグボールが嵌められている。
もしかして、このメールの差出人は自分を犯罪者に仕立て上げようとしているのでないかと感じ、思わず後ずさる。
ただでさえ三十半ばの未婚者だ、少年に手を出したなどと事件になれば、結婚どころか親兄弟にも勘当されるだろう。
ここにいてはいけないと逃げ出そうとすると、再び携帯が鳴る。
その音に男と少年はびくりと肩を跳ねさせた。
男が慌てて届いたメールを確認すると、『勝者への褒賞です。どうぞ、お楽しみください』と書かれていた。
男の頭が言葉の意味を理解しようと働こうとするが、混乱した状態では難しかった。
不意に今まで寝転がされていた少年がうつ伏せのまま、腰だけを高く持ち上げる。
よく見れば、少年の尻から何かが出ていた。いや、何かを挿れられていたのだろう。
「ン、ふ、ンン」
少年が頭を左右に振ると、身体をびくびくと跳ねさせ、腰を高く上げた状態のまま、くたりと力が抜ける。
(もしかして、イったのか…?)
精液は出ていないように見えるのでそっと下を覗き込めば、少年のそれには薄いゴムが被せてあった。
ゴムにも精液が溜まっていなかったことから、どうやらドライでイってしまったようだ。
少年の腹の下にはタオルと開封済みのゴムの箱がある。
つまり、お楽しみくださいとは、そういう意味で楽しめということなのだろう。
そっと少年の腹の下から箱を取り、少年のなかに入り込んだそれをゆっくりと抜く。
少年のなかにはいっていたのは、前立腺マッサージに用いられるエネマグラだった。
イってしまったのもこれが原因だろう。
抜かれたそこはヒクヒクとまるで何かを待っているかのように蠢く。
同性相手だというのに下半身が熱くなるのを感じるのは、相手が成長途中の細い少年だからだろうか。
同性との性行為について知識はないが、女相手に本来使わないはずの後ろを用いたプレイをAVで見たことがある。
人差し指を挿入すれば、熱いなかが搾り取るようにギュッと絞まる。

556 :褒賞 ◆FvK.L8.adE :2014/08/30(土) 02:56:09.63 ID:???
男は興奮を抑えきれずにいきり立ったそれを取り出すと、ゴムをはめ一気に貫いた。
少年は一瞬苦しげに呻いたが、すぐになかはきゅっと絡みついてきた。
腰を動かせば、少年もそれに合わせて腰を揺らす。抜けるぎりぎりまで引き、根元まで貫くと、ギャグボール越しに高い鳴き声をあげる。
声変わりをしてもなお高いその声は、まるで少女を犯しているような気持ちにさせる。
腰を使いながら平らな胸へと手を伸ばすと、ぷくりと腫れあがった突起が指に触れる。
少年はそれだけできゅうと男のそれを締めあげた。男は口元をゆがませ、両手で少年の突起を弄り回す。
「ふ、ぅ、んっ、んん、ふぁ」
舌で舐めまわしてやったらこの少年はどんな反応をするのかと気にはなったものの、締め付けにそろそろ射精してしまいそうだった。
胸から手を離し、少年の細い腰を掴むと絶頂に向かうためだけに激しく腰を動かす。射精する間際に三度程奥を突くと、少年も達したようで、なかを締めあげながらびくびくと腰を跳ねさせていた。
「ハ、ハァ、ハァ」
「ん、ふぅ…」
引き抜き、ゴムを縛ると近くにあったゴミ箱にいれた。
貫かれていたものが抜け、少年の体が崩れ落ちる。
興味本位に少年の身体をひっくり返すと、アイマスクには涙の跡が見え、ギャグボールには涎が垂れ落ち、少年のそれは前を一切刺激しなかったため射精までは至らなかったようだった。
そして、男が一番気になったのは、少年の紅く腫れ上がり、膨れ上がった胸の突起だった。
これまでどれほど調教されてきたのか、試しに先程は試せなかった舌でくるりと突起の皮の薄いところを舐め上げれば、びくびくっと身体を痙攣させた。
扇情的な姿に、再び下半身が熱を持つのがわかる。
もう一度挿入しようかと脚を持ち上げるが、少年が後ろ手に縛られているため、体勢が取りにくい。
一度うつ伏せにさせ、ベルトから片方を抜くと、そのまま頭上まで上げもう一度縛り直す。
少年はそもそも抵抗しようとすらしなかった。
もう一度仰向けにすると、脚を肩に引っ掛ける状態にし、そのまま男のそれを突っ込んだ。
いれたあとでゴムをつけていないことに気づいたが、気にせず腰を振る。
先程と同じように突起を舐め上げれば、少年は歓喜わまったような声を出す。ギャグボール越しなのが残念だ。
本当はギャグボールを外し、叫ぶ程喘がせてやりたいところだが、もし声を聞きつけた誰かに発見されても困る。
突起と少年の勃ち上がったそれとなかを同時に責めあげると、少年はものの数分で射精を伴う絶頂を迎えた。
なかの搾り取るような動きに男も少年のなかへと熱を吐き出した。
最後の一滴まで注ぎ込むと、抜く際にこぼれてしまわないようにタオルで拭いながら自身を引き抜く。
身支度を整え、満足げな息を吐くと、携帯が震えた。またメールだ。
『お疲れ様でした。そのままお帰りください。今日あったことは他言無用にお願いします』
同時に添付されていたムービーを再生させると、男が縛られた少年を犯している姿が記録されていた。
ムービーだけを見れば、男が少年を襲っているようにしか見えない。
もし誰かに今日のことをバラせば、この映像もばら撒くぞ、との意味なのだろう。
男は名残惜しげに少年を見たが、そのまま部屋を立ち去る。
時刻は21時を迎えていた。

557 :褒賞 ◆FvK.L8.adE :2014/08/30(土) 02:57:07.89 ID:???
「進藤、お疲れ」
「ンンっ、ううう!」
「取ってあげるから、動かないで」
暴れる少年を上から黒髪の少年が押さえつける。
黒髪の少年はベルト、アイマスク、ギャグボールを順に外すと、少年の下半身につけられていたゴムを持参していた袋にいれ、ゴミ箱に捨てられていたそれも回収する。
自由になった少年は、慌ててなかに吐き出されたものを掻き出していた。
「あいつ、サイアク!なかに出しやがって」
「負けたキミが悪いんだよ」
悪態をつく少年は精液が付着したタオルをもう一人の少年に投げつけ、彼が持っていた服を身につける。

今までの行為は全て、罰ゲームだった。
もちろん人によってやるかやらないかは異なるが、対局で負けたらその相手に身体を差し出す。
やるかやらないかは全て黒髪の少年ーー塔矢アキラが決める。
誰彼構わず行い、もし棋院の方へ何かいわれたりしたら棋士としてはやっていけなくなる。
だから、頭の軽そうな、欲望に忠実に生きている連中を選ぶのだ。
もちろん、勝てばそれをすることはない。
事実、まだこの屈辱を味合わされているのは進藤ヒカルだけだった。
アキラが負けるのはヒカルから言わせれば頭の硬そうな連中ばかりで、先程のようなことをすればすぐに問題になるだろう。
「なんでオレばっか…」
「だから、キミが負けるのが悪いんだ。勝てばこんなことしなくていいんだよ?キミは快感に弱いから、体に覚えさせるのが一番だろ」
負けたといっても、罰ゲームを始めてまだ三回目だ。しかもそのうちの一度負けた相手はかなりの顔見知りである倉田だったこともあり、行為はなかった。
「文句言ってるけど、気持ち良さそうだったよね」
「んなわけねえだろ」
「でも射精してたじゃないか」
「あ、あんなことされたら誰だってイくに決まってんだろ」
「ふぅん。ボクが調教してあげたおかげかな」
慣れた動作でヒカルへと手を伸ばし、先程の男に舐められなかった方の突起を爪でひっかく。
びくっと跳ねたヒカルの身体を押し倒すと、押さえつけるように唇を重ねる。
「さっきのやつに中出しされてたよね。ボクので綺麗にしてあげるよ」
「ッバカ!」
ヒカルの秘部を指の腹で撫でるようになぞると、ヒクヒクっと動く。
アキラは舌舐めずりをすると、奥まで一気に貫いた。

<完>

558 : ◆FvK.L8.adE :2014/08/30(土) 02:58:24.13 ID:???
ご褒美にヒカルたんがもらえるなら
俺はなんだってするよヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ

559 :名無しさん@ピンキー:2014/08/30(土) 08:21:28.54 ID:???
ヒカルたんの苺が目の前にあったら
そりゃー飛びつくさ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

朝のはよからヒカルたん夏の終わりの苺まつりで
テンションMAX(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
ありがとう輪舞曲たんありがとうアンタ最高だよ!

これで頑張って鬱展開が書ける(アカン

560 :名無しさん@ピンキー:2014/08/30(土) 12:15:17.42 ID:???
メイツによるいちご狩り〜ヒカルたん仕立て〜

561 :名無しさん@ピンキー:2014/08/30(土) 12:38:58.46 ID:???
応募者多数の場合は厳正なる抽選のうえ、招待券の発送をもって
当選発表に代えさせて頂きます。

「ヒカルたんの苺狩り」実行委員会

562 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/30(土) 13:01:33.76 ID:???
その音に対するヒカルの反応の早さに、男たちは何事かと『彼』が持つ入れ物に目をやった。
ヒカルは枯れかけた喉から必死に何かを訴えようと口をぱくぱく動かしている。
あるいは、絶望感から声が出なくなってしまったのか。
自分の脚で視界が塞がれて死角になっているため、『彼』が何を持ってきたのかヒカルには見えない。
けれど、その音だけで充分だった。
「そうですか。喜んで頂けるようで何よりです」
その言葉に、ヒカルは首を横に降って否定する。きつく目を瞑り、眉を寄せて。
はからずも、達したかのような表情に見えた。
「これね、ガラスなんですよ。安物のね。ちょっと手荒に扱うとすぐ欠ける」
『彼』は入れ物の中から小さく白いものをひとつ摘んで撮影用のライトに翳してみせた。
「碁石……?」
ややあって、男たちにも『彼』がしようとしている事と、ヒカルが嫌がった理由がわかった。
「そのフラスコ、材質薄いでしょう?もう見るからに怖いですよね、ええ解ります」
石をフラスコの細い口に軽く当てる。かちん、という硬質の音が響き、ヒカルの身が竦む。
その白石を無造作に内部に投げ込むと、フラスコに触れた粘膜に音が吸収されて若干鈍い音がした。
「じっとしてて下さいよ。余計に危ないですから」
かちっ。かち。指向性のライトに照らされ、腸内を透かし見せたガラス容器の底に、次々と石が放り
込まれていく。フラスコの底を石が覆い、いやらしくぬめぬめと蠢くピンクの粘膜を覆い隠していく。
それは同時にフラスコの総重量を増やすことになり、その圧迫感がヒカルを呻かせる。
石は、フラスコの胴体の半分くらいまで投入された。
「こんなもんかな。満杯にすると逆に面白くない」
碁笥をテーブルに戻し、自らもソファーにおさまって、『彼』はフラスコの抜き差しを担当する男に
指示を出した。
「揺すって下さい、それ、上下に」
言われた男は何も考えずに重くなったフラスコの首を持ち、小さく上下させた。ざら、と中の碁石が
互いにぶつかる音がする。ひ、とヒカルの声にならない悲鳴が漏れる。
「そんなんじゃダメです。石が口のほうから出てくるくらいの勢いでなきゃ」
ガラスの石で半分満たされた、薄いガラスの容器をそんな風に揺さぶればどうなるか。
最悪の結果に思い至った男が、反論しようと顔を向けたその先から。
「そのへんはあなたの腕次第じゃないですか」
底冷えのするような、有無を言わさぬ命令が飛んできた。

じゃらっ!
フラスコの中で、石が激しく跳ね踊る。
フラスコ自体の抽挿と、内部の石がもたらす振動が、苦痛のゲージを超えて快楽に変換され、恐怖心を
凌駕する。碁打ちが石を冒涜する、という背徳感もとうに消し去られてしまった。
ただただ、与えられる刺激に反応するだけ。
粘膜が引きずり出され、また押し込まれる感覚に。
体内のあちこちの臓器に当たる感覚に。
押し流されるに任せるだけ。

563 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/30(土) 13:02:06.32 ID:???
「ッ、……ッ!ふ!……」
来る。また。せり上がってくる。
大きな絶頂の波に、また攫われる。
体を二つ折りにされて持ち上がらないはずの背中が、わずかに反り上がってベッドから浮く。
ぎゅう、っと、フラスコをきつく締め上げる。
そのタイミングと、男が大きく上に揺するタイミングが被った時。
嫌な音がした。
同時に、ヒカルの眼前もブラックアウトした。

「先生凄いですね、締め付けの圧力で割っちゃうなんて。これ一応、割れに強いガラスなのに」
「傷をつけたらアウトなんじゃなかったのかよ」
『彼』に明け方頃食って掛かった男が揚げ足をとらんとばかりに言い募る。
「傷、ついてます?」
蛙の面に水とばかりに『彼』は取り合わなかった。
ヒカルは達する際、フラスコを首元近くまで呑み込んでいた。それを『揺らせ』と命じられた男が引
いたせいで、負荷のかかった首の部分に罅が入り、あわや首と胴体が生き別れになるところだったのだ。
フラスコの罅は一部、首との境目から胴体部分、ヒカルの体内に入っているところまで続いている。
そのまま抜いたらさらに破壊が進みそうな状況だった。
「ああそうだ。この壮絶な画(え)、撮っとかなくていいんですか?」
それは「撮れ」という命令であると、男たちは既に理解していた。
度を越した横暴に従う義務など本来はないのだが、一昼夜ぶっ通しでこの場にいたせいで誰も彼もが
判断力を鈍らせていた。そしてこの、異様な場の空気。

フラスコに罅が入った原因は、ヒカルではなく中のガラス石を激しく揺さぶったことだろうに。
肚の中でそう思っても口に出さないのがこの『現場』での賢いやり方だった。

結合部分にさらにローションを足し、フラスコを引くのではなくヒカルの後孔を押し下げるようにして
これ以上割れないよう、慎重に抜いていく。その間にも意識のないはずのヒカルの肉襞がひくつき、
フラスコを離すまいと絡みついた。カメラはそれを余さず追う。
「よっぽど良かったんだ。イキっぱなしじゃないですか」
「底が抜けてなきゃいいがな」
撮影監督が懸念を口にする。
「そんなの、持ってみた感覚でわかるでしょ。どうです?」
フラスコの形を維持するかのように胴体を支えながら抜こうとしている男に訊ねる。
わからん、という短い返事。
ぬらぬら光るローションを薄く纏わせたフラスコが、少しずつ姿を見せてくる。名残惜しそうに、未練
がましげに肉襞が追いすがっては離される。
その光景は、非常時だと頭でわかっていても抗し難く淫らに男たちの劣情をつつき回した。
胴体の一番太い部分がぬめりながら出てきた。罅はまだ下に続いていた。
ずるっ、とそこから一気に、後孔の収縮も手伝ってフラスコは底部まで押し出された。
ざらり。
崩壊を防ぐため全体を掌で包むように持ち上げた男が、その音に呼吸を止める。
白石が。
持ち上げられたフラスコの底から。
漏れて、ヒカルの体の上にぶち撒けられた。
その数は見るからに、『彼』が放り込んだよりも少ない。
割れたガラスの欠片と一緒に、碁石がヒカルの体内に残っている。
大きな血管を傷つけでもしていたら、ただでさえボロボロのこの体は保たないだろう。
どうするんだ。お尋ね者になるのはゴメンだぞ。
男たちの視線が、一斉に『彼』に向けられる。

「だから、ホラ。うってつけのモノがそこにあるじゃないですか。
あなたでしたっけ?さっき使いたがってたの……さあ、存分にどうぞ」

時刻は午前十一時を回っていた。

564 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/08/30(土) 13:12:42.08 ID:???
ヒカルたん「胸糞つか鬱っつかコレ、グロ展開だろーが!」
すいませんヒカルたんすいません(;´Д`)ハァハァ

もうちょっとだけ続くんじゃ
ヒカルたん「年単位かよ!」

……消化済のプロットが25行分
未消化のプロットが150行分
ヒカルたん「未消化の大半が胸糞じゃねーか!オレを何だと思ってんだ!」

俺の可愛いヒカルたんですが何か?(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

565 :名無しさん@ピンキー:2014/08/30(土) 18:50:02.41 ID:???
ヒカルたんが可哀想な目にあうたびに
興奮してしまうのはなぜなのか(;´Д`)ハァハァ
おしえてよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

566 :名無しさん@ピンキー:2014/08/30(土) 19:53:41.78 ID:???
ヒカルたんのいちご撮影会
一人十秒でヒカルたんの小ぶりないちごをさわさわなめなめできるぞ(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんの搾りたての練乳をかけていただきます(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

567 :名無しさん@ピンキー:2014/08/30(土) 19:56:09.62 ID:???
撮影会終盤には熟れたヒカルたんのいちごがぷっくりと(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

ヒカルたーん!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

568 :ヒカルたん開発〜いちご狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/08/30(土) 21:36:11.51 ID:???
「進藤、いちご狩りをしようか」
アキラの突拍子もない言葉に、ヒカルはかじっていた棒アイスを落としそうになる。
慌てて口で受け止め、しゃりしゃりと咀嚼する。
ヒカルの記憶違いではなければ、いちご狩りの時期はまだまだ先のはずだ。
突然涼しくなったとはいうものの、まだ九月に入ったばかりだった。
冷たいアイスを飲み込み、木の棒だけになったそれをゴミ箱へと投げ入れる。
その間もアキラは黙ってヒカルを見つめていた。
ヒカルもアキラに向き合うように座る。
「なんで急にいちご狩りなんか」
「昨日キミと触れあってるときに思ったんだ」
「はあ?」
おそらくアキラが言っているのは昨夜の性行為についてのことだろう。
だが、何故そこでいちご狩りにつながるのかヒカルには全く理解ができなかった。
少しずつにじり寄ってくるアキラに、ヒカルも思わず後ろに下がろうとするが、壁にもたれかかっていたこともあり、すぐに追い詰められてしまう。
「と、塔矢…」
「ん?」
優しげな微笑みを浮かべる姿は普段ならば見惚れるだろうが、今この状況でのその笑みはヒカルの警戒心を促進させるだけだ。
金色の髪を撫で、耳の先にキスをする。ヒカルは間近にあるアキラの顔を覗き込むように見上げる。
「その、えっちするの?」
「…まあ、確かにエッチなことだね」
ついばむように口づけ、Tシャツをたくし上げる。
舌を絡めてくるアキラに夢中でこたえていると、Tシャツの中へ入り込んだアキラの手がヒカルの胸の突起へと触れる。
ぐりぐりと親指と人差し指でこねくり回す動きに、ヒカルは眉間にシワを寄せながら押しのけるようにアキラの胸板に手をついた。
「どこ触ってんだよ」
「知ってる?乳首を開発すると、ここだけでイけるようになるらしいよ」
「ハァ?女じゃねえんだし、そんなとこで感じるわけねえだろ」
硬い指に刺激され、寧ろ痛みさえも感じる。
アキラは昨夜使ったまま机の上に置きっ放しになっていたピンク色のローションへと手を伸ばすと、ヒカルの剥き出しになった胸へと垂らした。
冷たさにビクリと身体を跳ねさせるが、快感ゆえではない。
ローションを肌になじませるように手のひらで広げる。
ぬるぬるとしたそれで突起を集中的に撫でられると、ぞわぞわとしたものが背筋を走ったが、それが気持ちいいかと尋ねられると違うと答えるだろう。
ヒカルの胸の突起が硬さを持ち勃つのがわかると、アキラはティッシュでローションを拭いとった。
そのままヒカルの勃ちあがったそこに絆創膏を貼ると、身なりを整えた。
セックスをするのだとばかり思っていたヒカルは、いきなり性の匂いを感じさせなくなったアキラに対し怪訝に思い、訝しげにアキラを見る。
「塔矢?」
「今日はこれで終わり。毎日少しずつ調教していこうね」
楽しそうなアキラに頭を撫でられ、子供扱いされてるのはわかるが悪い気はしない。
これがいちご狩りと何の関係があるのか。
ヒカルが知るのはまだ少し後の話だった。


つづく

569 : ◆FvK.L8.adE :2014/08/30(土) 21:38:22.55 ID:???
何を隠そうこのヒカルたん、処女である(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんのもちもちした太ももですまたしてる若゛…ちくしょう!

570 :名無しさん@ピンキー:2014/08/30(土) 22:05:27.16 ID:???
ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

571 :名無しさん@ピンキー:2014/08/30(土) 22:53:13.38 ID:???
ヒカルたんが処女…だと?
ちょっと頂きにお伺いしてもよろしいでしょうか
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

572 :名無しさん@ピンキー:2014/08/30(土) 22:59:41.22 ID:???
ヒカルたんの処女はオレのもの(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

573 :名無しさん@ピンキー:2014/08/30(土) 23:00:08.38 ID:???
ヒカルたんが処女
この響きだけでヌける(;´Д`)ハァハァ

574 :ヒカルたん開発〜いちご狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/08/31(日) 10:23:57.59 ID:???
手合いの後、ヒカルはアキラと検討をするため、一階のロビーで待ち合わせていた。
今日はヒカルの方が先に終わり、アキラが終局するのを待っている。
昨日アキラにつけられた絆創膏は今だにヒカルの胸につけられたままだ。
外して後でアキラに文句を言われるのも癪だった。
つけたまま風呂に入ったりしたこともあり、絆創膏の下は湿気ている。
すぐに外してタオルで拭きたいくらいだ。
Tシャツの上から絆創膏を弄っていると、アキラがエレベーターから降りてきたのがわかり、ヒカルはぴょんと立ち上がった。
「どうだった?」
「勝ったよ」
ヒカルの勝ち負けはボードに書いてあるので言わなくともわかるだろう。
ヒカルはにかっと笑うと、そのまま出口へと向かう。
だが、その手はアキラによって止められることとなった。
「進藤。碁会所へ行く前にしたいことがあるんだけど」
「んんー?なに?」
何か買いたいものがあるのだろうか、と思ったが、アキラはヒカルの手を掴んだままトイレへと向かう。
我慢してたのか、とトイレの外で待っていようと思ったが、アキラは男子用トイレではなく、多目的トイレへと入る。
ヒカルも引きずられるようにして入ると、アキラは扉に鍵をかけた。
嫌な予感がしてアキラの名を呼べば、アキラは熱のこもった瞳でヒカルの胸元へと見た。
「進藤、ちゃんと絆創膏はしてる?」
「ハァ?!…えと、してる、けど…」
「見せて」
ヒカルが抵抗する前にぐいとTシャツを胸上まであげる。
ぺり、とヒカルの汗で湿った右の絆創膏を剥がすと、ヒカルの胸の突起とその回りが絆創膏の四角い形に赤くなっていた。
蒸れたそれは空気に触れるとむずむずと痒くなってくる。
掻こうとする前に、アキラの舌で赤くなったそこをなぞられる。
敏感になったそこは快感ともなんともいえない感覚を生む。
声を抑えて悶えていると、アキラはもう片方の絆創膏も外し、赤くなったそこを同じように嬲る。
「ん、…んふぅ」
息を吹きかけられ、腰にじんわりとしたものが走る。
このままヒカルのそれを扱けば興奮した今ではすぐに射精できるのではないかとすら思う。
強請るようにアキラの名を呼べば、アキラはヒカルの突起から顔を離し、パクパクと動くヒカルの唇にキスをする。
すこししょっぱいのはヒカルの汗を舐めたからだろう。
「進藤、ボクと会えない日でも毎日、自分でここを弄るんだよ。すぐにすごく気持ち良くなるからね。わかった?」
「ん、ん」
首をコクコクと縦に振るヒカルに、アキラはご褒美と言い、ヒカルの勃ちあがった下半身に手を伸ばす。
「声、抑えてて」
バックルを外し、下着からヒカルのそれを取り出すと、指で輪の形を作り扱くと、ヒカルはアキラの肩に口元を押し付け、声をこらえようとする。
アキラはクスッと笑うと、ヒカルの突起を指で擦るように弄る。
興奮し切ったヒカルは、ものの数分で射精した。
飛び散るはずだった白濁は、アキラの手のひらに受け止められる。
トイレットペーパーで拭い、白濁のついたそれはトイレへと流された。
手を洗い、綺麗になった手で床に座り込んでしまっているヒカルを立たせ、蓋の閉じた便器へと座らせる。
「ちゃんと声を我慢できたね。偉いよ」
「塔矢…オレ、腰抜けて立てない…」
「お姫様抱っこで運んであげようか?」
「やめろっ、ばか!」
顔を真っ赤にした状態で怒ってもいまいち迫力がない。
そもそも対局を伴わないときのヒカルはどこにでもいそうなただの中高生だ。
成長期特有の線の細さに、アキラはついムラムラときてしまうのだ。
だが、これ以上手を出してもヒカルの怒りを買うだけだろう。
アキラはヒカルの服を整えると、腕を肩に回し、支えながら立ち上がらせる。
先程までヒカルが座って待っていた椅子に座らせると、ヒカルは此処が棋院だということがボーッとした頭から抜けてしまっているのか、アキラの肩に頭をもたれかからせながら息を吐く。
通り過ぎて行く人がこちらを見てギョッとするのがわかったが、アキラとしてはヒカルが自分のモノだと主張できているようで喜ばしいことだった。
とりあえず、ヒカルの意識がハッキリとするまではこのままでいようと思うアキラであった。


つづく

575 :名無しさん@ピンキー:2014/08/31(日) 10:24:45.38 ID:???
いちご狩りまでもうすぐだよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

576 :名無しさん@ピンキー:2014/08/31(日) 11:36:41.15 ID:???
処女ヒカルたんの苺を開発していく若゛に殺意を覚える今日このごろ
メイツ各位におかれましては如何お過ごしでしょうか…って

(;´Д`)ハァハァしまくって過ごしているに決まっているのでございます
俺が開発したい俺が(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

収穫祭が楽しみでたまらないよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

577 :名無しさん@ピンキー:2014/08/31(日) 21:22:38.73 ID:???
いちご収穫祭の後はヒカルたんの桃を…(;´Д`)ハァハァ

578 :名無しさん@ピンキー:2014/08/31(日) 22:27:04.41 ID:???
いちごを弄られただけでいっちゃうのに処女なヒカルたんエロい(;´Д`)ハァハァ

579 :ヒカルたん開発〜いちご狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/01(月) 00:06:03.26 ID:???
「ん、ん、はぁ…ンン」
自室のベッドに横たわり、ローション塗れになった肌を撫でるように触れる。
アキラがするように手を動かすと、まるで彼に触られているような錯覚に陥り、ヒカルの肌は敏感に反応した。
あれから、アキラの言うとおりに毎日胸の突起を触っていると、絆創膏なしでも紅く膨らんできたような気がする。
そこを触っていないとむずむずとするし、絆創膏を外し普通にシャツを着れば、腫れた突起が擦れて余計に感じてしまう。
何もなしにTシャツを着れば膨らんだそこが浮き出てしまうので、外出するときは絆創膏なしではいられなくなってしまった。
胸の突起を弄りながら下半身に手を伸ばせば、頭の頂点まで駆け巡るような快感が走る。
枕で声を抑えながら手を動かし、高ぶる感情のまま絶頂を迎えた。
手に付着した白濁をティッシュで拭くと、服を整えないままくてんと横たわる。
携帯の待受にしているアキラの画像を見つめながら、最近会えてないなあと体を丸める。
前に会ってから一週間も経っていないのだというのに、こんなことではどうするのかと思うが、溢れ出る好きは止まらない。
うつ伏せになりながらジタバタと暴れていると、インターホンが鳴る。
そういえば今家にはオレだけだったかと身なりを整えると、階段を降りる。
「はいはい、どちらさまですか」
「進藤」
気だるそうに扉を開けたヒカルに対し、玄関前で立っていたアキラは微笑みを浮かべる。
ヒカルは突然のアキラの来訪に、目を丸くし、扉を開け放つ。
「と、塔矢!オマエ、仕事なんじゃなかったの?」
「うん。今日は向こうの都合で早めに終わったんだ」
とりあえず上がれよ、と家に入るようにうながす。
アキラは行儀良さげにおじゃましますと中へと入った。
「今日はお母さんは?」
「んー、なんか友達と遊びにいくんだって。夜には帰るらしいから、オレはお留守番」
「…ふぅん」
アキラの瞳が怪しく光ったように感じたが、ヒカルは見なかったふりをする。
自室だとそのまま押し倒されてしまいそうな、そんな気がしたのでリビングへと通した。
アキラは何も言わずにヒカルに促されるままに椅子へと座る。
「お茶でいい?」
「ああ、ありがとう」
冷蔵庫からお茶を取り出している間もアキラの舐め回すような視線を感じる。
ヒカルは少し唇を尖らせると、アキラの前に少し勢いをつけてコップを置いた。
アキラの前の椅子に腰掛けると、自分の分のお茶を飲みながら肘をつく。
「で、何の用だよ」
「恋人に会うのに、用なんているのか?」
恋人、という単語にヒカルは頬を紅く染める。
ヒカルだってアキラに会いたかったのだ。
だが、それを認めるほどに素直にはなれなかった。
別にと顔を背けるヒカルに、アキラはヒカルが赤面しただけで満足だったようで、いつもキリッとしている顔を緩ませた。
「ねえ、進藤」
「…んだよ」
「そこ、自分でちゃんと弄ってた?」
アキラが指差したのは、ヒカルの胸元。
ヒカルは自分の突起がシャツ越しに浮き出てしまっているのに気づき、慌ててそれを隠した。
どうせ宅配便か何かだろうと思っていたので、絆創膏を貼り忘れたのだ。
「前より大きくなってるね…。進藤、見せてくれ」
テーブル越しに手を伸ばしてくるアキラに、ヒカルは嫌だと首を横に振る。
トイレや自室といった閉鎖空間ではなく、リビングという開放的な空間。
しかも、普段家族と過ごしている場所だ。
黙り込むヒカルにアキラも悟ったのか、手を引っ込め、ヒカルに向かって優しく微笑む。
「キミの部屋か此処、どっちがいい?」
そんなの一つしかない。ヒカルは無言で立ち上がった。

580 :ヒカルたん開発〜いちご狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/01(月) 00:06:58.65 ID:???
アキラはベッドに腰掛けると、ヒカルも隣に座るようにうながす。
おずおずと隣に腰掛けるヒカルに、此処は一体どちらが部屋の主かわからなくなる。
「進藤、ボクに触られたくないのなら、自分で服を捲って。ボクにキミの可愛いここを見せるんだ」
朝から冷房がかかりっぱなしの筈なのに、ヒカルの肌がじんわりと汗ばむ。
射抜くようなアキラの視線に耐えきれず、ヒカルは言う通りに服を捲った。
アキラの視線がヒカルの紅く膨らんだそこに注がれ、羞恥に目をぎゅっと閉じる。
「ああ、やっぱり前より大きくなってる…。ちゃんと自分でも触ってたんだね、偉いよ」
見られているだけなのに、下半身がぞくぞくする。
「とぉや」と消え入りそうな声で囁けば、アキラはヒカルのそこに手を伸ばした。
両胸を捏ねくり回され、喘ぎ声が洩れる。
「さっきまで触ってたの?ベタベタしてる、ローションかな」
「ん、ん、あ、ああっ、ふぁ」
「ああ、良い。とてもエッチで可愛いよ」
乱暴に触られている筈なのに、快感が止まらない。
思わず下半身に手を伸ばすが、アキラに掴まれ阻まれる。
いきたいと目で訴えるが、まぶたをキスをされ宥められる。
「と、や、とぉやぁ」
「もうちょっと我慢して。いい子にしてたらもっと気持ちいいことしてあげるよ」
突起に歯をたてられ、甲高い声があがる。
歯をたてられたところを柔らかい舌で舐められ、ギャップに頭をぶんぶんと振る。
肌が敏感になっているのか、アキラの髪が当たるだけでゾクゾクした。
アキラはヒカルをベッドに横たわらせると、短パンをズラし、ヒカルの勃ちあがりかけたそれを取り出す。
アキラに見られていることに興奮したのか、小ぶりなそれがぐぐと持ち上がる。
裏筋をつつとなぞられ、亀頭を人差し指でぐりぐりと刺激すれば、ヒカルの腰がビクビクと揺れる。
「ご褒美ほしい?」
「ン、ほしい…」
ヒカルが素直にそう言うと、アキラはヒカルのそれを口に含んだ。唇を窄めて扱き、舌で敏感なところを弄る。
ヒカルは叫ぶような声を出し、アキラの口の中で果てた。
アキラは出されたものをヒカルの紅く腫れたそこに垂らす。
赤と白のコントラストが色気を曝け出していた。
「…うん。いい具合だね」
白濁を吸うように舐めとり、ヒカルの胸が唾液まみれになる。
射精後の気だるさにぼやけた視界でアキラを見ると、アキラは意地の悪い笑みを浮かべていた。
「塔矢…?」
「進藤、今日から一週間、オナニー禁止ね」
「え?」
「胸を触るのも、ペニスを触るのもだめ。あと擦れたら駄目だから、ちゃんと絆創膏はつけること。いいね」
有無を言わせない言い方に、ヒカルは動揺を隠せない。
「ちゃんと我慢できたら、…ね?」
アキラのこの言葉がトドメとなり、ヒカルはゴクリと唾を飲み込み、首を横に振ってしまうのだった。


つづく

581 :名無しさん@ピンキー:2014/09/01(月) 00:08:07.67 ID:???
次でついに収穫だよヒカルたん!
ヒカルたんの真っ赤ないちごを(;´Д`)ハァハァ
いただきます(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

582 :名無しさん@ピンキー:2014/09/01(月) 07:40:30.01 ID:???
自分で苺を丹精込めて育てるヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ
食べごろになってきたぷっくり苺…(;´Д`)ハァハァ

583 : 【大吉】 :2014/09/01(月) 08:12:59.71 ID:???
俺とヒカルたんの愛の運勢

584 : ◆FvK.L8.adE :2014/09/01(月) 09:29:08.10 ID:???
今気付いたんだが、最後のところ、首を横にじゃなくて縦にだ…
頭の中で変更しておいてくれ

585 :名無しさん@ピンキー:2014/09/01(月) 09:51:59.67 ID:???
ヒカルたんの自家製いちごを
ヒカルたんの搾りたて練乳をかけていただきます(;´Д`)ハァハァ

586 : 【だん吉】 :2014/09/01(月) 10:05:57.82 ID:???
>>584
「ちゃんと我慢できたら、…ね?」
ふるふる。
「いい子だね」
ぶんぶんぶん。
「可愛いよ進藤」
ぶんばっぶんばっ。

一人で盛り上がる若゛と、(話通じてねぇーっ!)なヒカルたんの図が
ナチュラルに脳内で再生されたwwwスマヌwwww

587 :名無しさん@ピンキー:2014/09/01(月) 10:14:58.69 ID:???
>>586
通常運転の若゛とまきこまれるヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
首を横にふりまくるヒカルたんを想像して
下半身を熱くする俺(;´Д`)ハァハァヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

588 :名無しさん@ピンキー:2014/09/01(月) 11:29:51.67 ID:???
輪舞曲の続きを書くといったな、あれは嘘だレベルで筆が進まねえ…!
しばらくはおばかな話でいくぜ…

いちご狩りの次は引き続きヒカルたんの桃を完熟させるか、
モブにヒカルたんを襲わせるかで迷っている…(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんと楽しいリンカーン学校しようず

589 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/01(月) 21:26:39.54 ID:???
区別するのが面倒臭いので男たちの間ではクスコで通っていたが。
それは医療用の膣鏡とは違う、肛門拡張用の別の器具だった。
膣鏡よりも開口径が広い、マニアックなプレイに使う別物。
独特の癖があり、扱いに細心の注意を払わないとすぐ肉を挟んでしまう。
冷たい銀色の光を放つ嘴をヒカルの中に差し込むと、わずかに体が捩れた。
「……、く……」
意識のないヒカルの漏らすその声が苦痛からなのか快楽からなのか、もはや判断が難しい。
「ああ、最初はあまり深くない方がいいんじゃないですか?石とか取るの大変になりますよ」
この器具はフラスコより開き方はやや小さいものの、深さでは勝っている。
いきなり奥まで広げると、石や破片がさらに内部に落ち込んで除去が難しくなる。
『彼』の言葉の意図を汲んだ男が、嘴を少し引き抜いて深さを調整した。
ぎりぎりと手元のネジを締め付けると、差し込まれた先端が開いていく。
器具によって外気に曝された腸粘膜が、男の肉棒を欲するかのようにぐにゃぐにゃと蠕動する。
その底のほうに、今にも奥に引きずり込まれそうな白石が見えた。端が欠けているのが、ライトの反射
でわかる。
「指、届くか」
拡張器具を操作している男が仲間に訊く。
訊かれた男が指を入れてみるが、拡張器具の口の部分に阻まれて途中までしか届かず、虚しく空を掻く。
かなり深く入り込んでいる。
このトラブルを煽るような真似をした『彼』に対して、恨みがましい視線が集中する、
「なら。先生ご自身に『出して頂く』ほかないですねぇ」
相変わらずの糠に釘。
「シャワーで洗って、その後グリセリン3リットル2回で。これでキレイにならなきゃ、覚悟を決め
ましょ」

部屋に備え付けのユニットバスに、ぐったりしたヒカルが放り込まれた。一人がバスタブに入り、力を
失った体を抱えて支える。
散々嬲られたうえ拡張されたままの秘所に、シャワーヘッドがぴったり押し付けられた。ノズルが切り
替えられ、太い水流がヒカルの体内を犯す。体が震え、苦しげな呻きが漏れたが、意識は戻っていない。
器具を抜かないのは、鋭い破片が外に出ようとする際に腸壁や括約筋を傷つけないようにするためだっ
た。
浅知恵でも、やらないよりはましだろう。
腸内を洗ったぬるい汚水が渦を巻いて排水口に流れ込んでいく。
『彼』は場に立ち会わない。どっかりとソファーに腰を落ち着け、テーブルに置かれたモニターでその
様子を見ている。
やがて。水音の中に混じって、硬質のものがバスタブの下部を叩く音が時折聞こえるようになった。
からん。ちり。からん。
ゆっくり、だが確実に、フラスコの破片と碁石がぬるま湯と共に排出される。
あまりに小さな欠片はとうに流されてしまっているだろう。水流の勢いが強いので視認が難しい。
ざらざらっ、と、いくつかの碁石がまとまって落下した。
「シャワ浣だけで全部出そうだな」
ノズルを持つ男が安堵の表情を見せる。限界まで注入したグリセリンで蛙のように膨らんだ腹を抱えて
強烈な便意にのたうち、泣き声を上げて顔を歪ませるヒカルの姿を拝みたい気もしたが、それはまだ体
力が残っている時の話だ。正直、今の状態のヒカルに使っても面白くもなんともなさそうだった。
前々回だったか、極太のプラグで栓をされて悶え狂うさまは見応えがあった。
もう昼も回っている。この洗浄でタイムアップだろう。
その見積もりを、甘い、とばかりに依頼主の声が一蹴する。
「そうそう。せっかく出番が来たと思ったのにそんな使い方しかされない『ソレ』、可哀想だから
もっと活躍させてあげましょ」
ヒカルに嵌っているままの肛門拡張器具のことを指していることは質問するまでもない。

590 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/01(月) 21:27:13.08 ID:???
うまい話には裏があると、嫌という程学習してきたはずだった。
依頼人が質の悪い美人局でないという保証はどこにもなかった。
警戒は怠っていないはずだった。
それがこの醜態である。
どの辺で道を間違えたのだろう。
だが、もう引き返せない。
ルビコンはとうに渡ってしまった。
撮影監督がこの一昼夜で、何度もした詮無き後悔と開き直りだった。

掌に吸い付くような肌。
感じ入って漏らす幼な気な、なのに決して意図的に作ってはいない高く甘い嬌声。
肉棒を呑み込み、逃すまいときゅんきゅん締め付ける名器。
穢れを知らぬと言いたげな童顔と、犯される快楽を享受するのに慣れきっている艷冶な表情との激しい
落差。
被写体としては申し分なかった。販売ルートに乗せられるのであればの話だ。
不満があるとすれば、制約が多いこと。最大のネックは、肌に痣ひとつつければペナルティを課せられ
る点だった。
シミひとつない肌には、歯形や縄目がさぞ似合ったろうに。
首輪や足枷、猿轡に貞操帯も試したかった。
SM用の蝋燭で責めるのも良さそうだった。
性器の勃ちの鈍さから、スイッチが正常なところにないのだというのは推察できた。
それを検証するために、熟れていそうな乳首を試すことができないのがつくづく残念だ。
歯を立てるどころか舐めることすら許さない、撫でるだけが許容範囲というのだからお手上げである。

『彼』が新たに用意したのは、何の変哲もない透明なビニール袋。
洗浄が終わり、濡れた体をろくに拭かれもしないヒカルが汚れたベッドに戻された時に差し出されたも
のだ。
「本当に残ってないでしょうね?」
「碁石なら、あんたが数えて確認しな。破片は知らねぇ。どっか引っかかってるなら血が出るはずだ」
「出血はなかったんですね?」
「ああ」
苛立ちを隠しもせず、ヒカルに洗浄を施した男は答えた。
「シャワー止めて暫く様子見たし、今も出てねぇ。テメェの目で見ろや」
顎をしゃくり、ベッドのヒカルを示す。
「まだ何かする気かよ」
もういい加減疲れた、勘弁してくれという心の声が滲み出るような口調だった。
「そりゃテメェは優雅に座って見物してりゃいいだけだがな、こちとら肉体労働なんだよ」
「病人相手に四人がかりの、ね」
何を言っても勝てないのは解っていたはずなのに。
「ボクだって一睡もせずです。まあ、あなた方より楽は楽ですがね」
男は大きく嘆息し、『彼』の差し出したビニール袋を受け取った。
「んで?コレをどーすんだよ」
「その前に。一番奥まで挿れ直して、最大まで開いて下さい。さっきまでの体勢で」
横向きに寝ていたヒカルが仰向けにされ、また脚を胸につけて屈曲した形をとらされる。
シャワーで流れてしまったローションを追加し、ネジを調節して一旦嘴を狭めてから、男は慎重に拡張
具を一旦引き抜く。丹念にローションを器具にまぶし直し、肛内にもたっぷり注入し直した。
ゆっくりと、銀色の嘴がまた少しずつヒカルの体内に埋まる。
嘴の根本まで埋めこむと、男は手元のネジで秘所を広げていった。ライトが粘膜を照らし出す。
器具が広げることのできる限界まできた時、ベッド脇で傍観していた『彼』がヒカルの頬を叩いた。
「進藤先生、起きて欲しいんですけど」
長い睫が動き、うっすらと瞼が開かれる。

591 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/01(月) 21:28:01.34 ID:???
「うーん、ちょっと脚が邪魔ですね。もう少し開いてあげてくれます?見えやすいように」
指示に従い、掴まれた脚がさらに大きく開かれた。持ち上げられた下半身が、ヒカルから丸見えになる
ように。目を背けたくなる現実を見せつけるように。
「碁石を随分気に入って頂けたようですから。本日の最後に大サービスしちゃいます」
ヒカルがその言葉の意味を理解するまで、暫くのタイムラグがあった。
もう頭が全く回っていないのだろう。
「……………………、」
首を弱々しく振って拒否するのが精一杯のヒカルをことさら無視するように、男への指示をする。
『彼』に言われた通り、拡張具の口の部分からビニール袋が差し込まれた。
「さっきは白でしたからね。今度は黒でいきましょう。黒先番じゃないのがちょっとキレイじゃなかっ
たかな?」
拡張具の周囲を漏斗のように広げたビニール袋の中心に向けて。
持ってきた碁笥から『彼』が無造作に掴んだ石をざらざらと流しこむ。
「!……ぅ」
フラスコ越しとは比較にならない重みと圧迫感に胃袋まで押され、嘔気がこみ上げてくる。
「ぐぅ………」
吐くものは何もない。それでもえずかずにいられない。
「かはっ、は……っ」
拡張具の口から溢れるほどに黒石を入れて、『彼』は次の指示を出した。
「もういいです。こっち、抜いて下さい」
「挿れたばっかでもう抜くのかよ」
「時間、押してますしね」
悪びれもせず、『彼』は笑顔で答えた。
拡張具が少し緩められ、ゆっくりと抜かれる。ヒカルの体が揺れたが、それは快感のせいではなかった。
残されたのは、ビニールに包まれた黒石の塊。そこへ追い打ちをかけるように、追加の石が無造作に詰
め込まれた。
袋の口が、固く閉められる。
「さて。このまま帰ります?自分で出します?二択です」
決まっている。力の入らない手を震わせながらソコへ伸ばす。だが、届かせるには上体をやや起こさな
くてはならない。なんとかしようと藻掻くが、掌の厚みほどに頭を浮かすのがせいぜい。
痩せたせいで、腹筋も背筋も衰えてしまっている。後孔の締まりも悪くなっているはずなのに、この場
の誰も言わないのがヒカルには不思議だった。
「馬鹿のふりはもう結構。じゃあこのまま病院へ戻るんですね」
「…………理……ッ」
「無理って。やっぱわかってんじゃないですかカマトトが。さっさとどうぞ」
会話が呑み込めた撮影監督が口を挟んだ。
「碁石ひり出せってか」
「そうか。その体勢じゃあ難しいですね、こりゃ失礼……脚、もういいです」
脚が自由になり、ばたりとベッドに落ちる。
「いきみやすいようにお好きな格好で」
ヒカルはただ首を振る。下腹に力を入れるどころか、全身がままならない。
起き上がることすらできない。指一本動かすことにも体力の消耗を感じる。
脚が下ろされたおかげで、あの嘔吐感が多少マシになっただけだ。
傍目には、死にかけの魚のようにぴくぴく動いているようにしか見えまい。
「仕方ないなぁ。もうこれ、大サービスですから」
『彼』は言うなり、ビニール袋の結び目を持って、力いっぱい引いた。
碁石のデコボコが腸壁全体を擦る感触に、もう残っていないと思っていた快楽の種火が一瞬だけ燃え上
がる。
蝋燭が燃え尽きる前に見せる輝きのように。
「あぁああああぁぁあああアァ────────……」
掠れた悲鳴は途中で途切れた。

そして、一昼夜に渡る撮影が終了した。

592 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/01(月) 21:28:32.07 ID:???
医療関係者に不審感を持たれぬよう、ヒカルの体には一切の痕跡を残してはいけない。
全身を綺麗に洗い、腸内をチェックし、髪を乾かして服を着せる。
汚した下着は新しいのに替えると家族に気づかれかねないため、行為の間に洗濯乾燥機に放り込む。
手間と労力と時間がかかることだが、毎度欠かせぬ最終工程だ。
特に今回、体力をいつもの倍できかぬほど削られた男たちにとって、これは苦役に等しかった。

男たちの会社が所有するワゴン車に、機材と一緒にヒカルを乗せる。
これから戻るのだ、という認識が、辛うじてヒカルの意識を繋ぎ止めているようだった。
まず間違いなく、塔矢アキラは昨日から病院に詰めているだろう。スケジュールは確認済みで、昨日今
日は空いている。暇がなければ作ってでもヒカルの見舞いに来る男だ。遠方で日帰りできない手合とい
う不可抗力さえなければ。
病院の車両進入路に差し掛かったところで、ヒカルの携帯電話をちょっと失敬する。アドレス帳を覗く
までもない。受信履歴から目当ての名を探し、通話ボタンを押してしばらく呼び出してからヒカルの
ジーンズのポケットに戻す。途中で切れようが構わない。
「進藤先生」
エントランス前に車が止まり、スライドドアを開けざま。
『彼』は念を押した。

「今度こそ、宿題。忘れないでほしいな」

ヒカルをエントランスに放り込んで、車はすぐにその場を離れた。

※※※
山梨。
────山梨。
『ちゃんと、山梨へ一泊つって許可もらってんのに、なに慌ててんのさ』

鍵のかかっていたページは、すべて動画ファイルだった。
一本あたり一時間ほどの。
そこには。
『山梨』でのヒカルの『仕事』が。

ほんの断片を見ただけで、これだけの憎悪と嫌悪の感情が湧き上がるのだ。
全部見たなら、和谷でなくとも胃の中身を全部ぶちまけてしまうだろう。
動画内で、一昼夜という単語が散発的に出てきた。
つまり、そういうことなのだ。

吠えるしかなかった。
ただ無力に。声を張り上げるほかなかった。

こんなことで。
ヒカルは命を削られていたのだ。
なのに自分は隠し事をしていると一方的に責めて。追い打ちをかけるような真似をした。
恐らく、少なくとも七月に入ってからずっと。二ヶ月以上もの間。
この地獄のような日々は続いていた。
気づいてやれなかった。
したり顔で、保護者ぶっていたくせに。

ヒカルを弄んだ男たちと同じくらい、アキラは自分自身を許せなかった。

593 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/01(月) 21:35:19.87 ID:???
もうSMグッズはハラの中がパンパンだぜ

ヒカルたんの『山梨』探訪パート、やっと終了
長ぇ!思ってたよか長ぇ!そんでもってグロい!
書いてる俺のライフがゴリゴリ削られるぅ!

…むー、トーマスがリバースするレベルってどんなんやろか?と
探求してたらこうなった…

でもって、これからは別の意味で胸糞が待っている

申し訳ございません誠に申し訳ございません
ヒカルたんのお怒りはごもっともでございます重々承知いたしております(;´Д`)ハァハァ

594 :名無しさん@ピンキー:2014/09/01(月) 21:55:24.43 ID:???
あんたやっぱ天才だよ…(;´Д`)ハァハァ
こうしてヒカルたんは開発されていくのであった…

595 :◆lRIlmLogGo :2014/09/01(月) 22:09:34.23 ID:???
これでプロットたった2行消化しただけってんだから
乾いた笑いしか出てこないお…

次にヒカルたんに(;´Д`)ハァハァできるシーンが遠いよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

596 :ヒカルたん開発〜いちご狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/02(火) 00:22:31.90 ID:???
触りたい。
ヒカルの頭にあるのはそれだけだった。
対局や検討をしているときは集中しているからいいのだ。
だが、一度集中が切れると、胸がじんじんと熱をもつのだ。
自慰も禁止され、性欲が発散されることなく溜まっていく。
ヒカルは15歳でやりたい盛りだ。
まだ我慢してから5日しか経ってないとはいえ、禁止されているということで余計に気にしてしまう。
アキラとのセックスは怖いのが理由で体は繋げてはいないが、アキラの熱くて硬いものが自分の股を擦り、下から裏筋を擦られるときの快感は手で触れるのとは全然違う。
アキラの口に咥えられたのも気持ちが良かった。
思い出しただけで全身が性感帯になったように、服が擦れるだけで反応してしまう。
ヒカルは慌てて棋院内のトイレへと駆け込んだ。
触りたい、すこしくらいならアキラにはバレないんじゃないだろうか。
そうは思うものの、アキラなら何故かバレてしまうような気がして、結局は我慢してしまうだ。
深呼吸をして体を鎮めると、溜息を吐きながらトイレから出る。
トイレについてある鏡の前にアキラが立っており、ヒカルはまるで粗相をしたのがバレた犬のように過敏に反応した。
悲鳴を上げなかっただけでも褒めて欲しいくらいだ。
アキラはじっとヒカルを見つめた後、ふっと笑う。
「まさかと思って着いてはきたけど、ちゃんと我慢したんだ」
アキラの言葉にハッとし、開けっ放しだった扉を閉める。
なにも悪いことはしていないのだから、堂々とすればいいのだ。
ふんっとアキラの横を通り過ぎようとすると、すれ違いざまに腕を掴まれる。
抵抗する前の一瞬に絆創膏と服越しに胸を爪で引っかかれ、情けない声が出る。
その場に座り込みそうになったが、アキラに支えられる。
「うー…」
「ほら立って。本当は二週間禁止にしようと思ってたんだけど、一週間も耐えられないなんてね」
呆れたような声を出すアキラにヒカルは呻き声をあげる。
やらしい体になってしまったのはヒカルにもわかるが、これも全てアキラが原因だ。
「ッ責任とれよ!」
「…そうだね。これ以上我慢させて他の男を誘惑されても困るし」
「ゆ、誘惑なんかしてねえし!」
ヒカルは気付いていないが、目尻を紅く染め、熱い息を零す姿はとても色っぽく、男たちがヒカルによからぬ目を向けていることにアキラは気付いていた。
そうだな、とアキラは考える仕草をすると、ヒカルの腕をひく。
トイレから出ると、ヒカルに荷物をとってくるように指示した。
本当は研究会の途中だったのだが、顔の赤いヒカルに勘違いしてくれたのか、すぐに抜け出すことができた。
アキラの元へ早歩きで向かってくるヒカルに、アキラは黙ってエレベーターのボタンを押す。
「塔矢、どこいくんだ?」
「ホテル。見られたら困るから、ちょっと歩くけどいいよね?」
アキラも興奮しているのか、目元が紅く染まっている。
ヒカルはこれから訪れるであろう快感に期待し、歓喜した。

597 :ヒカルたん開発〜いちご狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/02(火) 00:23:50.56 ID:???
着いたラブホテルは無人らしく、機械で清算をする。
ヒカルは誰にも見られていないことに安心し、おとなしくアキラの後ろをついていく。
「ここだね」
部屋は普通のビジネスホテルのようだった。
様々な部屋があったのだが、アキラはヒカルが怖がらないようにあえてこの部屋を選んだのだ。
「進藤、一緒にシャワーを浴びようか」
「え、一緒に?」
ヒカルは驚きながらも頬を赤らめる。嫌そうな様子はない。
荷物をベッド横に置くと、そそくさとアキラに続くように脱衣所に入る。
浴室はヒカルの家のものより二倍以上の広さがあった。
服を脱いでいくアキラに、ヒカルもどきどきしながら服を脱ぎ捨てていく。
絆創膏も剥がそうかと思ったが、その前にアキラに手を引かれ、浴室内へと入った。
シャワーが水からお湯に変わるまでの間、互いの唾液を交換するように深い口づけを交わす。
湯気が浴室内を満たした頃、アキラは名残惜しげに唇を離し、湯の温度を確認する。
熱すぎないことを確認した後、ヒカルの胸へとシャワーを向けた。
絆創膏越しにシャワーの刺激を当てられ、ヒカルはそれだけでビクビクと体を跳ねさせる。
床に座り込んでしまいそうになるが、その前に股にアキラの膝が押し挟まれ、それ以上下へとずれ落ちないようにされた。
「ぁ、あ、あうっ」
「これだけでそんなになったら、直に触ったらどうなっちゃうんだろうね?」
「さ、触ってぇ」
「まだダメ」
不意にシャワーの刺激が止まったかと思うと、少し湿気たタオルで身を包まれる。
体を大方拭かれた後、浴室から引きずるように連れ出され、部屋の中央にあるベッドへと突き飛ばされた。
起き上がろうと仰向きになれば、上からアキラが覆いかぶさってくる。
胸の絆創膏がぺりと剥がされ、紅く染まったそこが姿を現す。
早く触ってくれとじんじんと痺れるような熱をもつ。
ちゅ、と軽く吸われただけでヒカルは悲鳴をあげた。
ここはラブホテルで、近所に声を聞かれることも、家族に聞かれることもない。
胸の突起を弄られ、ヒカルは声を抑えることなく、感じるがままに叫んだ。
「進藤の真っ赤ないちご、とっても美味しいよ」
「いちご…?」
首をこてんと傾げる姿は幼い子供のようだが、胸の紅さが違和感を発する。
アキラはくすくすと笑うと、再びヒカルの突起を刺激始めた。
皮の薄いところを集中的に攻められ、ヒカルは思わず腰を動かす。
そこは触られていないのにとろとろと先走りを漏らしている。
「…ここだけでイけそうだね」
何がと尋ねる前に、舌と歯で痛いほど刺激される。
痛い筈なのにそれが快感へとつながり、ヒカルは頭の中が真っ白になり、甲高い声を発した。
温かいものがヒカルの腹へと飛び散る。
ヒカルが目線を下へと向ければ、ひくついたヒカルのそれが精液を吐き出したのだと一目瞭然だった。
「嘘…」
「本当にイけちゃったんだ」
濃いそれを指で掬うとヒカルの胸へと塗りたくる。
ピンク色になったそれを口に含むと、舌でちろちろと舐め上げた。
「ぁ、やん」
「進藤、もっとボクに食べさせて」
その後も胸を徹底的に刺激され、アキラが満足したころにはヒカルの胸は痛みを感じるほど腫れぼってしまっていた。
シャワーをもう一度浴び、体はスッキリとしたが、胸からは熱が発せられていた。
項垂れるヒカルとは違い、アキラはご機嫌そうにヒカルの頭を撫でる。
「楽しかったね、いちご狩り」
「…だから、そのいちご狩りってなんだよ」
不貞腐れたようにアキラを見上げれば、アキラはヒカルの胸を指差した。
ヒカルはいちごの意味を理解すると、顔を真っ赤にさせる。
「な、なんだよそれ!バカじゃねえの!」
「次は桃を完熟させてみようか」
そう言いながら、アキラはヒカルの尻を撫でる。
今まで一度も触れたことのないそこは、堅く閉ざされている。
ヒカルは恐怖を感じながらも、ほんの少しだが期待してしまうのだった。

おわり

598 : ◆FvK.L8.adE :2014/09/02(火) 00:30:26.93 ID:???
そしてヒカルたんの完熟桃篇へつづく…(;´Д`)ハァハァ

盆たんのエロスキルが半端ない
続きはまたーり待機してるので、盆たんも無理せずまたーり書いていこうず

599 :名無しさん@ピンキー:2014/09/02(火) 00:39:58.53 ID:???
そろそろ寝ようかと思ってたら収穫祭が始まってた!

い・ち・ご!い・ち・ご!
いざ収穫しに行くぞヒカルたん!
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

そんで完熟桃!桃!白桃!
熟れるのを一日千秋の思いで待ってるよヒカルたん!

(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

600 :名無しさん@ピンキー:2014/09/02(火) 02:34:27.00 ID:???
身長の低いヒカルたんは夜な夜な家を抜け出し、
公衆トイレの一室でアイマスクと開口マスクをつけ、
みるくくださいと書かれた札をさげて誰かが来るのを待っている
毎日上のお口にも下のお口にもいっぱいみるくを
もらって大満足なヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

601 ::2014/09/02(火) 09:11:00.78 ID:???
>>598
エロスキルとか、尊敬してやまない田亀源五郎先生の足の爪の垢を
べろんべろんして下賜していただかねばならないレベルで
まだまだ修行が必要だと痛感してもうた…orz

俺の夏休みは自主的な延長が決まった(おい
もうちょい集中して書くお
その後しばらく日数空くかもしれんでつ
さすがに今月はネジ巻いて仕事せんとまずい

>>600
ちっちゃいヒカルたんに○リエッティ的なものを感じた(;´Д`)ハァハァ
トイレはミニチュアサイズを用意するお(;´Д`)ハァハァ

602 :名無しさん@ピンキー:2014/09/02(火) 13:24:26.78 ID:???
○リエッティヒカルたんにはいつも住処の近くにはミニラーメンをおいておくよ!
たまに媚薬を垂らしておいてハァハァしてるところに綿棒をいれて(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

603 :○○暮らしのヒカルたん ◆lRIlmLogGo :2014/09/02(火) 16:32:09.49 ID:???
○○暮らしのヒカルたん

ある日、小さくてかわゆいヒカルたんを見つけた。
メシでも食おうとシンク下の収納を開けたら、俺のマグカップヌードルを一袋失敬しようとしている現場
に遭遇したのだ。
くりっくりのお目々がさらにびっくりまなこになってて、いや実に可愛かった。
いいよいいよ持ってけ。そんな気持ちを込めて笑顔を向けてやると、ほっとしたような表情で自分の体ほ
どもあるヌードルの袋をよいしょ、よいしょと引きずるように運んで、奥に空いた穴の中に消えていった。
何日かして、またヒカルたんが出た。
今度は、俺の夏場の必需品・タオルハンカチを取り込んだ洗濯物の山から持って行こうとしていた。
またしても、いいよいいよと持って行かせた。
タオルケットにでもするのだろう。

このテの生き物は大事にしないといけないと、古今東西のお伽話では教えている。
どうやらムサい一人暮らしの俺んちに住み着いたらしいヒカルたんのために、必要そうなものを巣穴の前
に用意しておいてやることにした。

キレイな水が飲みたかろう、と思い立ち、コンビニの駄菓子コーナーで小さいラムネ菓子を買った。
中身は食ってビン型の容器を水道でしっかり洗い、そこにミネラルウォーターを入れて置いておくと、翌
日巣穴の前からなくなっていた。

自炊が面倒で、ラーメンすら作りたくない仕事帰りにハンバーガーを買って帰った時には、好きだろうと
思っておすそ分けをした。速攻でなくなっていたところを見ると、ジャンクフード大好きなんだな。俗な
妖精だ。でもそこがかわゆい。

他にもまめまめしく、俺自身にもやらないだろうというほどの気配りをもって色々用意した。
妖精さんの怒りを買って失業なんてことになったら目も当てられないもんな。うんうん。そうそう。
え、餌付けなんかじゃなんだからねっ!

さて。ある日。台所の床に倒れているヒカルたんを見て、俺はあわあわした。
横たわってるヒカルたんの様子がおかしい。どっかでネコイラズでも拾い食いしたのか?
バカだな!そんな危険がないよう、俺がちゃんと毎日お供えしてるというのにこのコは!

……あれ。
んん?

どうやら違うようだ。
まさか……これ。

【To be continued】

604 :○○暮らしのヒカルたん ◆lRIlmLogGo :2014/09/02(火) 16:38:23.61 ID:???
こっから結構えろ妄想が捗ったwwww
>>600たんのラスに向かってGO!

てなわけで妖精なヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

605 :名無しさん@ピンキー:2014/09/02(火) 19:19:50.18 ID:???
○リエッティヒカルたんはかわいいなあ…(;´Д`)ハァハァ
いっぱい餌付けして俺なしでは生きられない体に(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

606 :名無しさん@ピンキー:2014/09/02(火) 19:28:19.17 ID:???
○リエッティヒカルたんは大人のみるくの味を覚え、
毎日朝勃ちのときを狙ってちょうだいちょうだいと来るのか…(;´Д`)ハァハァ
いっぱいあげるからこっちにおいで(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

607 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/02(火) 21:59:05.20 ID:???
全部吐き切った和谷が、手洗いから戻ってきた。いまだ足元がおぼつかず、青褪めた顔をしている。
脳貧血でも起こしたのかもしれない。胃の痙攣も治まらないのか、時折うっ、と呻く。
「……近所迷惑だろーが。ウチは安普請の集合住宅なんだ」
憎まれ口も、今は虚勢にしか聞こえない。
「今日はムリだな、おまえの方が。もう帰れ」
和谷はノートの方ではなく、デスクトップPCの電源を入れる。まだ作業をする気なのだ。
多分それは、アキラがいてもなんの役にも立たない類の。
「オレまでメシ食えなくなったじゃねーか。当分生肉は見たくねぇ……ぅぷ」
追い出しにかかられても、尻に根が生えたようにアキラは動けなかった。
「そこでボケッとしてても、事はいいようには転がんねーぞ」
「…………キミは案外、平気なんだな」
「あ?」
そんなものなんだな。ボクとキミにとって、進藤の存在の重さの違いは。
こう続く言葉は決して、口にしてはいなかった。
だが、和谷には前段で充分だったのだ。
頭頂部にいきなりの衝撃と、やや遅れて熱感。さらに痛みがついてきた。
「、っつ」
見ると、背後の机で作業を始めようとしていた和谷が、凶器となったキーボードを両手で構えていた。
「平気でもねーさ。そうだな、南米関連のグロ死体画像にも慣れっこなはずのオレが、対象が生きた
進藤になるだけで肉とトロが食えなくなるくらいの破壊力だったぜ」
「わからない例えはよしてくれ」
「帰って、自分ちにある箱でぐぐれ……検索すればわかるさ」
キーボードを机に置きなおし、和谷は嫌味たらしく壊れてないかと撫でさする。
「多分、おまえが全部見なきゃ意味が無いんだろアレ。URLの一覧とパスワードはさっき作ったメアド
に送っとく」
「キミは」
「オレにできることを粛々とやるだけさ。ったく、負けが込んで昇段が遅れたら進藤のせいだ」
「ボクにできることは」
「動画全部見てゲロゲロ吐いとけ……てのは本当だが、まあ可能なら……」
和谷が努めて冷静な風に振る舞ってくれたおかげで、いつの間にか自分も何とか脳が働くようになって
いる。アキラは心の中で感謝した。言葉にしても、彼は受け取らないだろうから。
「そうだな、可能なら岸本に接触してくれ。オレが聞き逃したことがあるかもしれない」
「他には」
「……これからしばらく、おまえヒマになりそうな感じだしな」
「?」
「一杯一杯で状況把握できてねーか。もしかしたら大甘判断が出るかもだしな、おまえだし」
「どうもキミとは、昔から会話がうまくできない」
「噛み合わないと思ってんのはお互い様だ」
一拍置いて、和谷は続けた。
「動画全部見ろつったのは、おまえにしか判らない符牒みたいなもんがあるかも知んねぇからだ」
そうだ。この動画の主は、アキラとヒカルにコンタクトを求めているという推理を数時間前に立てた。
あの棋譜にまつわるクイズから、そう考えたのだ。
しかし、実際にパスワードが届いて鍵を開けてみれば違う。
ターゲットはアキラだけだ。
既に手中に収めたヒカル相手に、回りくどいメッセージを発信する必要がない。
もしくは、ヒカルが先にあのページを見つけ、正解を送信したせいで毒牙にかけられたのか。
その線は薄いのではないか、とアキラは思う。
PCやネットの知識はアキラ同様、自分にとって必要最低限しかヒカルは知らない。
いつだか、和谷の動画内で面倒な設定は全部和谷にやってもらったというくだりがあった。
そんなヒカルが、どこからどんな手順で探し出せるのかも不明なページを一発で見つけ、アクセスする
というのは確率的にみてほぼないだろうと思う。
ゆえに、この膨大なボリュームの悪趣味極まりない動画は、アキラに向けてのものだと推察できるのだ。
「オレもこれから通しで見てチェックするがな。いくつか、気になる会話がひっかかった」
胃がひっくり返りそうなのを限界まで我慢しながら、そんな細かいことを気にしていたのか。
アキラに言われて、和谷は顔を顰めた。
「何回同じことを聞きゃ理解するんだ。最初っからクサいんだよこいつのサイトは」
そうだった。胡散臭いマスコミ紛いに胡散臭いネタを提供して、ヒカルの経歴のアラをつつけと依頼し
た疑いがあるから。
もう疑いの段階はとうに過ぎていた。
こいつだ。

608 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/02(火) 21:59:45.49 ID:???
「……つったんだよ」
「え」
耳を打った言葉が聞き間違いではないか、と。
「sai、つってたんだよ、進藤が」

和谷宅を辞去してもなお、最後の最後にもたらされた情報が頭にこびりついて離れなかった。
足がふらつく。飲んでもいないのに、目の前がぐらぐらする。
ここへきて、わからなくなった。
何故、今、その名が出てくる。
父との対局以来、完全に姿を消した幻の棋士。
ヒカルがどうして、今になってその名を口にする。
何回か、誰かに向かって呼んでいたという。
最初に耳に入ってからは、特に傾注して聞いていたからほぼ間違いないと和谷は言った。
目に飛び込んだ映像の衝撃と、ヒカルの悲痛な声ばかりに気を取られ、そんな重要なことを流してしま
っていた。
注意力が散漫になって、何度も十字路で飛び出してくる自転車や車と接触しそうになる。
そのたびに転びそうになり、危うく踏みとどまる。
「おっと、危ないな」
「あ、済みません」
この時も、親切な人が転ぶ前に肩を支えてくれたことに機械的ではあるが礼を述べた。
それでこの人との関わりは終わりのはずだった。
「塔矢アキラ先生でいらっしゃいますよね?」
予想に反して、相手は関わりを保持しようとしてくる。
煩わしい。今はファンに対してですらいい顔をできる自信がない。
「私、こういう者なんですが……少々、お話よろしいでしょうか」
差し出された名刺には、大手出版社の名と雑誌名と思しき名があった。
「進藤ヒカル先生の件で、といえば解って頂けるかと」

──────来た。ついに。
食いつかれた。ネットだけの話で済まなくなった。

「取材のご依頼でしたら、棋院を通して下さい。申し訳ありません」
そう紋切り型の返答を残して去るのが関の山だった。
走るに走れなかった。行動が疚しさを増幅してしまうから。

棋院を通せとアキラが言ったのだから、事務局に話が行くのは当然の帰結だ。
既にアポを取ろうとしていたかもしれない。
だとしたら、今度こそ問いただされる。
ネット上の根も葉もない話で閉じているなら、棋院側も見て見ぬ振りができた。
ここ数日、事務局に噂の真偽を問う電話が殺到しているのを知っている。
あくまで噂、個人からの問い合わせということでこれまで押し通してきている。
変な噂が立つもんだねえ、と表面上は同情してくれてはいたが、疑いは持たれていたろう。
だが、マスコミ相手となると対応を変えざるを得ない。
恐らく取材と称するハイエナどもは、ヒカルの入院先にも押し掛けている。病院側も苦慮しているはず。
そちら側の返答と、こちらとで齟齬があっては困るのだ。
最悪、プレスリリースを出すことを考えれば棋院は当然、双方に確認を取る。
悪いのはアキラだ。ヒカルに落ち度は何もない。

選択肢は一本だけだ。

翌日、棋院からアキラに呼び出しがかかった。
長々と言い訳をする気は端からなかった。

アキラの無期限の謹慎が決まるのに、大して時間はかからなかった。

609 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/02(火) 22:07:37.23 ID:???
トーマス「謹慎中に存分に喰らえ、メキシコブラクラ!」
若゛「お゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛」

若゛を突き落とすのに何の躊躇もない俺

はー、もいっこ通過ポイント抜けた
先にヒカルたんに謝っておこう…(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんヒカルたん申し訳ございませぬぅううううう!(五体投地)

610 :名無しさん@ピンキー:2014/09/03(水) 00:04:38.76 ID:???
続きキテター!
ヒカルたんがこれからどんな目にあっていくのか想像するだけで涎が(;´Д`)ハァハァ

そして盆たんのシリアスな流れをぶった切るかのように温度差の激しいの投下するぜ…

611 :ヒカルたん開発〜完熟桃篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/03(水) 00:05:51.89 ID:???
アキラの手によって温められたローションがヒカルの尻に垂らされる。
生ぬるいそれが尻を伝う感触に、ヒカルはびくりと体をはねさせた。
アキラの匂いがする部屋で、アキラの匂いがする布団の上で、アキラの匂いがする枕に顔を埋めながら、アキラによって尻を撫でられる。
腰を高くあげた体勢のため、アキラにはヒカルの秘部が丸見えだ。
人差し指で入口をくすぐるように撫でると、ローションがくちゅくちゅと音を発する。
指を少しだけいれただけでも痛みが走り、ヒカルは小さく悲鳴をあげた。
それでもアキラはローションを塗り込むように指の指貫を繰り返す。
ハ、ハと浅い息を繰り返し、仔犬のような鳴き声をあげると、まるでアキラの犬になったような気分になる。
人差し指程度ならなんとか入るようになった頃、不意にアキラは自分の勃ちあがったそれを取り出した。
アキラのそれはヒカルの一回り以上の大きさがあり、ヒカルはいつも触り合いっこをしたとき劣等感を抱いていた。
アキラはこれを自分のなかにいれようとしているのかと思うと、ヒカルはぶるりと震える。
「大丈夫だよ、進藤。まだ挿れないから」
アキラはヒカルのなかから指を抜くと、アキラの熱の持ったそれを、ヒカルの尻の形に添うように動かし始める。
ローションとアキラの先走りが混ざり合い、ぐちゅぐちゅと音を立てる。
暫くヒカルの秘部の上を擦り、尻タブで扱いていたアキラだったが、熱が離れたと思いきや、ヒカルの股へと完勃したそれを突っ込んだ。
ヒカルの白くてすべすべとしたそこは気持ちがいい。
夢中で腰を振り、ヒカルの胸の突起に指を這わす。
爪を立てられた瞬間、ヒカルは耐え切れずに精を下に敷かれていたタオルの上に吐き出した。
「ん、ッ進藤、だすよ」
切羽詰まった声とうめき声と共に、アキラはヒカルの腹に下から叩きつけるように熱を吐き出した。
「うう……」
崩れ落ちるヒカルを仰向けにさせ、精液を拭っていく。
それを終えると足を肩にかけ、再び指を挿入する。
一度欲を解放したこともあり、脱力したそこは先程よりアキラの指を受け入れる。
二本目を挿れるときゅっと締め付ける。
「ん、ん」と声を洩らすヒカルに、アキラは首を伸ばしヒカルに口付けた。
「ん、ふぁ」
「進藤、痛い?」
「くるし、けど、痛くはないよ」
ふにゃと笑うヒカルに、アキラは愛しさが湧き上がる。
ちゅ、ちゅと何度も啄ばみ、指をくるりと回す。
ヒクッと揺れたヒカルの体に、もう一度同じところに触れると、「あうっ」と喘ぎ声が出る。
「進藤、ここ、気持ちいい?」
「ん、きもちい…」
ヒカルが感じるところばかりを刺激していると、ヒカルのそれがぐぐと勃ちあがるのがわかる。
今日はこれ以上指を挿れることは困難だろうと考えたアキラは、ヒカルの前と後ろを同時に刺激することにより、二度目の熱を吐き出させた。
「はー…はー…」
「進藤、今日から家にいるときだけとかでもいいから、これつけて」
ぼんやりとしているヒカルに差し出したのはこぶりのアナルプラグだ。
アキラの指と同じ長さくらいあるそれは、ローションを用いればなんとか入りそうだ。
「乳首のときも慣れたら気持ち良くなっただろう?こっちはそれよりもっと良くなるから、ちゃんとしてきてね」
家にいるときだけでいいならなんとかなるだろうか、と首を縦に振ると、アキラはよしよしと頭を撫でる。
アキラはヒカルを風呂にいれ、綺麗にするとタオルで優しく拭い、アキラの布団に寝かせる。
親がまるで子供が寝付くのを待つようにぽんぽんと一定のリズムで撫でる。
うとうととするヒカルの眉間にキスをすると、寄り添うように隣に横になった。


つづく

612 :名無しさん@ピンキー:2014/09/03(水) 00:08:13.06 ID:???
これからヒカルたんの桃尻を完熟させていくぜ!(;´Д`)ハァハァ

まだ続きは書いてないけど、だいたい毎日0時過ぎくらいに投下していけたらいいなとは思ってる
もし投下できてなかったら間に合わなかったか寝落ちたと思ってくれ…

613 :名無しさん@ピンキー:2014/09/03(水) 00:28:37.40 ID:???
桃尻きてた!やったー!
指で感じるかわいいヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

輪舞曲たんキニスンナ
俺なんか○リエッティ書いた後に自分でぶった切ったze

0時過ぎは桃尻の時間…とc⌒っ゚д゚)っφ メモメモ...

614 :名無しさん@ピンキー:2014/09/03(水) 12:51:27.31 ID:???
いつもヒカルたんにえっちなことさせて(;´Д`)ハァハァしてるわけだが
本当はヒカルたんが幸せならそれでいいんだぜ…

615 :名無しさん@ピンキー:2014/09/03(水) 19:33:13.17 ID:???
不幸なヒカルたんを書いて(;´Д`)ハァハァしている
バチ当たりな俺は一体…

○リエッティの続きは今日は無理っぽい

616 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/03(水) 20:57:28.70 ID:???
「面会謝絶なのに、無理言って押しかけて済まんね」
額の汗をハンカチで拭きながら、坂巻は謝った。外は残暑がまだ残っているのだろう。
「……いえ。カタチだけですから」
ヒカルは微苦笑を浮かべながら答えた。
今年は三十年に一度の猛暑だった。七月が暑かったのは覚えているが、八月に入ってからどうも曖昧だ。
入院してからも病室から手合に出るため外出していたはずで、その際に暑さを体感していないはずがな
いのだが。まあ、対局の記憶がところどころ飛んでいるようなコンディションではむべなるかな、と言
ったところか。
「いや参った。予報じゃ雨が近づいていて、それを境に急に涼しくなるなんて言ってるがね。天気予報
は話半分に聞いとくに限るよ」
「ハハ」
「転院の話が止まってしまってるんだってね」
「そうなんですよ。担当の先生は自宅でいいって言う、親はまだ入院させときたいって言う。
それでまあ、その」

医師の見立てより早く、ヒカルの体調は二次曲線的な回復基調にあった。
点滴による投薬量がぐっと減り、消化のいいものを少量ずつではあるが口に運べるようになったことか
ら経口での投薬に切り替わりつつある。
あの日から、『彼』の呼び出しはない。流石に、アキラの一件で世間が鵜の目鷹の目な現状では、接触
を図るのは困難だろう。呼ばれたところで、病院を抜け出すのはイリュージョニストでもなければでき
まい。
肉体的、精神的に摩耗する最大の要素が当面消えたことが、ヒカルの回復ぶりに拍車をかけていた。
八月初旬の入院以来、悪化の一途だったのが急に好転。手合を含め、一切の外出を禁じたのが良かった
と医師は考えているだろうが……それは表向きで。
『彼』との繋がりを得意の力技で断ってくれたアキラには感謝していいのかどうか。

病院側が転院を渋るのには、系列病院がヒカルの受け入れに難色を示しているという理由もあった。
政治家や大物芸能人がスキャンダル逃れに利用するような病院なら持ちつ持たれつなのだろうが、この
医療法人にはそういった『お客さん』を囲うノウハウもキャパシティもなかった。
しかし、ヒカルの両親は退院を頑なに嫌がった。
そもそも、他人の好奇の目から我が子を隠すために決めた転院なのだ。生活圏外への隔離を希望してい
る人間に、生活圏内に戻れと言えば平行線になるのは火を見るより明らかだった。
押すもならず、引くもならず。結局、現状維持のままヒカルはこの病室で籠の鳥にされている。

「キミが被害届を出していなかったおかげで、塔矢君の件については内々で収められそうだよ」
世間話を切り上げて、坂巻が本題に入った。
ヒカルは無言だった。
アキラが棋院側に対してどう釈明したのか、聞いてからでないと迂闊に喋れないからだ。
「彼、あっさり自白したからね。逆に外部への対応に困るよ」
「内々……って、具体的にはどんな」
坂巻の説明はこうだ。
アキラは無期限の謹慎とする。その間、休養ではないので既に組まれた手合はスケジュール調整をせず
、すべて不戦敗とする。
棋院からは外部に一切の公式アナウンスはしない。
棋院公式の情報ソースがないまま『憶測』で記事や読み物などにした場合は逐次、当該メディアに対し
て抗議する。これにはネットメディアも含む。
「我々としては、かなりキミ達側に立った対応だと思うが、不満はあるかね」
「ないです。ありがとうございます」
純粋に自分達ふたりのためだけに棋院が動いてくれたと鵜呑みにするほどおめでたくはない。
いち営利団体である棋院そのものにマイナスイメージがついては困る人間が山ほどいる。
「北斗通信システムの戸刈常務がね。北斗杯のスポンサードを見直したいと仰って来られた」
やはりか。ヒカルは唇を引き結んだ。

617 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/03(水) 20:58:06.34 ID:???
戸刈という人間は、北斗杯の企画を当てた功績によって役付にまで出世した。
第一回、正確には単発企画である北斗杯は間違いなく成功だった。二回目以降も囲碁ファンの評判は上
々で、十八歳以下の棋士にとって貴重な国際戦体験の場として定着することも期待された。
しかし、三回目にして問題が噴出した。
日本代表のメンツが全く変わらないのだ。他の若手が入り込む余地がない。
中国・韓国は若手層の厚さもあり、毎年最低一人は入れ替わった。それに対する日本側が出してくるの
は虎の子の『いつもの三人』。

社には他の二人に対して扱いが悪いせいで不満もあったろう。日本棋院にとって外様だからか、という
勘繰りもしたくなろうというもの。かといって、第一回と同じくアキラのみを予選免除にすれば、実績
重視とのたまいながら何故ヒカルが予選からなのか、というファンからのクレームが来かねない。では
予選を廃止して三人全て棋院側で選抜する、となると、他の十代の棋士が割を食う。
社に肉薄する棋士がゼロだったわけではない。越智は毎回、予選で社に苦杯を喫していたが、年々その
差を詰めつつあった。越智の存在が、辛うじて予選を存続させていたと言っていい。結局、社に勝ち逃
げされるような形で、十八歳ギリギリで代表となった越智に十四年会で顔を合わせても、ヒカルはかけ
る言葉を持たなかった。

最初の三人が全て同学年・同年齢なのも痛かった。十九歳となり、出場資格を失うのが同時。世代交代
が完全に失敗し、代表選手は前の世代が抜けたおこぼれに与っていると叩かれ。おまけに中韓には歯が
立たず。ファンにとっても棋士にとっても、北斗杯は魅力ある棋戦ではなくなっていった。
「キミ、北斗杯を卒業したと思ったらすぐ本因坊奪取だからねェ。トドメ刺しちゃったよあれで」
そんな状況でもこの棋戦が今まで廃止されなかったのには理由がある。

三年目の時点で次世代が台頭してこないことに対する棋院側の危惧を察した戸刈は、以降の北斗杯存続
の条件としてある提案を出した。
『弊社が専用枠でCMを出している帯番組全てに進藤七段の出演を』

その前の段階の話として、インターネットソリューション部門を持つこの会社が、ネットに興味を持つ
若年層・ファミリー層に訴求すべく第一回大会の映像を使ったCMを作成していたという下敷があった。
企業の社内ネットインフラ構築をメインに押す同業他社と差別化を図り、家庭にネット環境があるのが
当たり前になる社会を先取りしようとしたのだ。2002年。サッカー熱が日本を席巻した時期、テレビで
はなくネットで未加工のリアルタイム情報を求める動きが一般人の間で活発化し始めていた。
1990年代に携帯電話がポケベルを駆逐したように。ネットも企業やヘビーユーザーだけのものではなく
なる。多くのマーケッターがそう読むよりほんの少し早く、戸刈は動いた。
最初のCMシリーズは、戸刈の目論見通りに視聴者を掴んだ。
予想外だったのは、一本目に対する視聴者からのある問い合わせが非常に多いことだった。
『北斗通信のCMに出ている、あの泣いてる子は誰?』
韓国戦での敗北に涙を流すヒカルの姿への反響があまりに大きかったので。
戸刈はすぐに、制作会社にシリーズ二本目のコンテを書き換えさせた。
会社の公式サイトにCMメイキング動画のページを追加するよう、社内の担当部署にも通達した。

翌年、ヒカルとアキラの十六歳での七段昇進がほぼ決まりとなると、次はCM出稿している番組へのゲス
ト出演者としてヒカルを捩じ込んだ。後追いする番組も出たが戸刈は意に介さなかった。
若手棋士をアイドルのように扱うことに、棋院内部では批判の声が多数出た。
それでも、棋戦のスポンサーに阿ることを最終的に選んだ。

そしてさらに翌年。
『若手躍進の機会を奪うことはできない』という大義名分と引き換えに。
ヒカルは棋院によって北斗通信システムに売られた。

618 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/03(水) 20:58:37.28 ID:???
「まあ、肩の荷が下りたと考えなさい」
どんな風に解釈しなおしたところで、イメージに傷のついたヒカルを戸刈がお払い箱にしたという事実
は動かない。それ以前に、四月を最後にテレビ出演は途切れている。
広告塔はとっくに役立たずになっていたのだ。
「変なファンがついちゃて、キミも怪我させられたり色々大変だったろう」
「……でも、まだ。出たいってヤツ、結構いるんですよね。研究会とかで院生が目標にしてんの」
「そもそも、キミがそれを気に病む必要はないんじゃないか?」
(は。ヒトにクソ重たいもんおっ被せた側のくせしてよく言うぜこのオッサンも)
そんな毒などおくびにも出さないくらいの腹芸はヒカルにもできる。
「これで心置きなく碁だけに邁進できるじゃないか。後は体を治して復帰に備えることだけ考えればい
い」
十八歳以下の怨嗟の声を聞きながらか。それは素敵な環境だ。
それを婉曲に、オブラートに包んで言ってみる。坂巻は鼻白んだ。

「部屋にテレビ、ないんだね」
気まずい空気を何とか変えようと努力しているのならば、ヒカルに好印象を持っていない坂巻にしては
最大級の気遣いだろう。だとしたらその方向が最悪だ。
「ええまあ。ある日を境に親に撤去されまして」
まだヒカルの口調からは刺が出ている。
「さすがに携帯まで取り上げられたら困りますから、それだけは死守しましたよ」
「キミの携帯、ネットは」
「まあ一応は。でも見づらいし重たいし、全然使ってないです」
院内での使用は本来は禁止で、所定の場所でと決められている。PHSなら使えるらしいが、生憎普通の
セルラーだ。
なので電源を常時入れているわけではなく、ほんの僅かな時間だけメールと着信の確認をする。
個室の外には出られないため、通話が必要な要件があれば母に託ける。メールは大抵は返信しないが、
どうしても必要な件だけを選んでごく短い文面で送る。
こんな使い方なのでネット機能の出番はない。
「……マスコミ取材は来たかね」
「らしいですけど、病院が拒否ってくれたみたいで。面会謝絶の威力ってヤツで」
「それが尾ひれにならなきゃいいがね」
周りくどい。苛つきがますます酷くなる。
言いたいことは解っているのだから、単刀直入に言ってくれたほうがむしろ楽だ。
「塔矢だけじゃない。オレも色々好き放題に言われまくってるんでしょ」
坂巻の沈黙が、実に雄弁に『その通りだ』と語った。

坂巻が部屋を辞し、ヒカルは起こしていた上半身をベッドに投げ出した。頭から上掛けをかぶる。
久しぶりに人と本格的な会話をして疲れた。
こんなに頭を使うことだったのかと思う。
母とはほとんど会話がなくなった。口を開けば繰り言が出てしまうのだからと我慢しているのだろう。
そのせいで言語中枢が退化してしまったのかもしれない。
脳全体に退化が及んでいたらどうしようか。
「引退しかねェな」
ぼそりと呟き、その響きに思いがけずぞっとする。
封印していた嫌な感情が胸を満たしかけるのを、目をきつく閉じて振り払う。

オレはいらない。
オレなんかいらない。

駄目だ。まだ駄目だ。
支配されるわけにはいかない。

神様、お願いです。
あと一年だけ、オレに時間を下さい。

619 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/03(水) 21:04:28.22 ID:???
ヒカルたん「大人の事情を察することくらいできるし!(ドヤア」

本当の地獄はこ(ry
てなわけで本当にゴメンよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
こんな変態でごめんよ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

620 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/03(水) 21:33:37.92 ID:???
そして「馬から落馬する」的なアレを投下後に発見して凹むのも
いつものお約束である…くそう
仕事用の校正ツール使おうかマジで

621 :名無しさん@ピンキー:2014/09/03(水) 22:14:00.02 ID:???
ヒカルたんが元気そうで安心したよ…
こんなに大人になっておじさんは…おじさんは…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

622 :ヒカルたん開発〜完熟桃篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/04(木) 00:02:11.41 ID:???
「う…、ん、ん…」
ベッドでうつ伏せになりながら、ローションをたっぷり垂らしたアナルプラグを挿入する。
アキラになら指を二本いれられても平気だったというのに、今では自分の指をいれるだけでも困難だ。
一度伏せた上半身を起こし、ローション塗れになった手をタオルで拭く。
携帯を開くと、以前こっそり撮ったアキラの寝顔写真を表示させる。
(うう…かっこいい)
普段はきりりとしている顔が、寝顔はとても穏やかになる。
そして、ヒカルへと向けられる目はとても優しい。
ヒカルだけが特別なのだと物語る目に見つめられると、ヒカルは彼の言いなりになってしまうのだ。
もう一度試してみようとヌルヌルとするそれを秘部にあてがう。
枕元に携帯を開いたまま置き、ぐりゅぐりゅと回しながらいれていく。
なんとか根元まで挿入することができ、ヒカルはふぅと息を吐いた。
ローション塗れになった尻を拭き、衣類を身につける。
ベッドに座るとプラグが圧迫され、ヒカルは慌てて正座をした。
「…これ、飯食うときとかどうしよう。椅子の上で正座するわけにもいかねえし…」
弾力のあるベッドに座っただけでも悲鳴がでそうになるのに、硬い椅子の上に座ったらそれだけではすまないような気がする。
「慣れたらなんとかなるのかな」
そっとベッドに腰掛けると、押される感覚に息が荒くなる。
平常心平常心と落ち着かせていると、段々楽になってきた感じがする。
ヒカルのなかに入っているそれは指二本分ほどの太さで、これをいれるだけでも一苦労だというのに、アキラはそのうち指とは比べものにならない太さのそれをいれるつもりらしい。
確かにアキラに刺激されたところは前を弄るのとは比べものにならないほどの快感だった。
頭が真っ白になり、声を抑えるのも困難だった。
アキラのそれで刺激されたらいったいどれほどの快楽があるのか、それを考えただけでヒカルのそれはぐぐと持ち上がる。
ごくんと唾を飲み、身体を横たえるとプラグに手を掛ける。
ゆっくりと引き抜くと息苦しさがあったが、痛みは感じない。
ギリギリまで引き抜くと、以前感じたところへ向かってそれを突き刺す。
枕に顔を埋めていなければ、叫んでいたかもしれない。
階下には母親が夕食の準備をしているのだ、何があったのかとすぐに見に来るだろう。
ヒカルはびくびくと跳ねる身体を抱きしめ、一度突いただけでしびれるほどの快感をぐっと押しとどめる。
「は、はぅ…ん、ん……」
快感が全身をめぐり、落ち着いたところでもう一度それを動かす。
今度は小刻みにゆっくりと動かすと、甘い声が出る。
枕に噛みつき、声を耐えさせながら頭のなかが真っ白になるほどの快感にヒカルは思わず前へと手を伸ばす。
アキラにされたときのように痛いくらいに扱くと、全身を震わせながら絶頂を迎える。
暫く射精の快感に横たわっていたが、母の夕飯を呼ぶ声にガバッと起き上がる。
精液塗れになったタオルを袋にいれ縛り、窓を全開に開け放つ。
「ヒカルー?」
「い、今降りるから!」
乱れた服を整え、階段を降りる。
プラグのことをすっかり忘れ椅子に座り、カエルが潰れたような声を出すのだった。


つづく

623 :名無しさん@ピンキー:2014/09/04(木) 00:03:39.85 ID:???
▽ヒカルたん は あなにー を おぼえた!

そろそろヒカルたんは一人暮らしを検討すべきだな…

624 :名無しさん@ピンキー:2014/09/04(木) 00:09:29.96 ID:???
全裸にネクタイと靴下(紳士の正装)で
正座して待ってた!

プラグをズボズボするヒカルたん…たまらん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

625 :名無しさん@ピンキー:2014/09/04(木) 00:22:27.18 ID:???
個人的にヒカルたんには猫耳+尻尾付きバイブをつけてあにゃにーをやっていただきたい(;´Д`)ハァハァ
ねこになりきってにゃあにゃあ鳴いてるヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

626 :名無しさん@ピンキー:2014/09/04(木) 01:14:31.25 ID:???
>>625
よろしいならばにゃあにゃあさせよう(;´Д`)ハァハァ
明日の桃ネタはそれだ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

627 :名無しさん@ピンキー:2014/09/04(木) 09:21:33.77 ID:???
あ、あの、鈴付き首輪もおながいします…(;´Д`)ハァハァ

628 :○○暮らしのヒカルたん ◆lRIlmLogGo :2014/09/04(木) 10:26:49.41 ID:???
「はぅん……んん、はひゃぁ〜、んふぅん」
妖精さんとは思えないような声を漏らしながら、シンクそばの床にスリスリ、もだもだ。ごろんごろん。
体中をこすりつけながらぐにゃんぐにゃん体をくねらせている。ほっぺはピンクに染まってて、目はウル
ウルでとろーんとしている。見覚えのある俺のハンカチで作ったらしいポンチョが脱げちゃってる。

あれだ。ニコ○コで見たことあるぞ。ホレ、アレ。
ぬこにマタタビ。

マタタビなんて覚えがないぞ?いや待て、酒でもこぼしたか?
小動物ってちょっとのアルコールでも酔っ払うっていうし。そういや俺昨夜ウイスキー呑んだっけ、スト
レートで。でもこんなトコにこぼしてないぞ、うん、部屋で手酌だったから台所でこぼすわけない。

「ぁん、はぁぁん、あぁん」
ちょっと待って、段々声がいやらしくなってきてないか?待て待て待て。
ヒカルたんはどうやら、気持ちイイところを重点的にこすり付けだしている。ごくりと生唾を飲んで、神
のお使いかもしれないちっちゃい妖精さんの痴態を観察する。ごめんなさいバチを当てないで。俺を失業
者にしないで。

「あっ、ぁはぁん、んんっ、んんんっ」
腹ばいになって超ミニサイズのかわゆいアソコを床にコスコスしながら、ヒカルたんはお尻を揺らしてる。
こんなちっちゃくても感じるのかぁ。すごいな。擦りつけたところが濡れて光って非常にやらすぃ。
と、今度はお尻を高く上げて、胸をぺったり床に押し付ける。体やらかいなぁ。
「んっ、ん、ふぅっん、んん〜」
ゴマ粒くらいの乳首を懸命にスリスリ。そんなとこ感じるの。へー。

俺は明らかに発情してるヒカルたんに、思わず手を伸ばしてた。いけね、妖精さんはお触りしちゃダメだ
ろ!しかし理性が引き止めるのが一足遅く、指先がヒカルたんのぷにぷにほっぺにタッチしてしまう。
うはぁ、やーらけー!
ヒカルたんが俺の指に視線を送る。すっげぇハァハァしてて……正直エロいです。

と。
ヒカルたんがその指先をがっちりホールドして、爪の間をペロペロしはじめ……って、えぇええ?
予想もしなかったヒカルたんの行動にわたわたする。
そのうち、ペロペロだけじゃ済まなくなって、ちっちゃい口元やほっぺ、額を俺の指先にスリスリしはじ
めた。やめっ、やめてヒカルたん、俺のなけなしの理性が飛ぶぅ!

もしや、床と俺の爪の間に残った物質が同じなのか?
床。爪。指。共通項を必死こいて探す。
床……まさかな。ないだろ。ないない。いや、だけど。心当たりってこれくらいしか。
俺はヒカルたんがしがみついてない方の手を伸ばし、シンク下の扉を開く。右スミにまとめてある洗剤類
のボトルの中から『ソレ』を引っ張りだしてきて、キャップを開ける。

ボトルの口をちょいっとなぞって、指先にニオイだけつけたらキャップを閉じて元の位置へ戻す。
その指を、最初の指に相変わらずスリスリペロペロしてるヒカルたんの鼻先に近づけると。
「ぅふぅあ、あぁん、あぁああんっ」
ヒカルたんがものすごい勢いで。
いやペロペロとかそんな生易しいもんじゃない、ガジガジ!ガジガジ!すりんすりん!
「はぁンっ、あん、あっ」
通訳したらこうかな、『らめぇいっちゃうぅぅうううう』

まさか、妖精さんが台所用液体ハイターでヘブン状態になるとは思わなかったぜ。

【To be continued】

629 :○○暮らしのヒカルたん ◆lRIlmLogGo :2014/09/04(木) 10:32:25.66 ID:???
さて次は俺がヒカルたんをベロンベロンする番だぜぐへへへへ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

630 :名無しさん@ピンキー:2014/09/04(木) 13:35:00.44 ID:???
妖精ヒカルたん…!!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
なんてエッチなんだ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

631 :○○暮らしのヒカルたん ◆lRIlmLogGo :2014/09/04(木) 19:20:49.18 ID:???
布巾がクッサかったんだよ。もう壮絶に。
この暑いのに油断して、カップ麺の汁こぼしたのをいい加減に拭いてテキトーにゆすいでろくに絞らずに
ぐしゃっと丸めて放置しておいたら、一晩熟成されて尋常じゃないスメルを発してやがったんだよ。
で、だな、代わりの布巾がないんだこれが。タオルハンカチは俺の汗ふきに必須だし、何よりヒカルたん
がタオルケットの替えを欲しがるかもしんねーだろ?ふつーのハンカチは冠婚葬祭用にしか持ってねーん
だよ。正しくは、ヒカルたんのポンチョ用に二枚持ってかれてそれしか残ってないの。

休みの前の日ってつい適量超えて呑むよな。仕事帰りの赤提灯はたまらんよな。
だもんで盛大に酔っぱらってたし、もーコンビニ行くのタルくてさ。シンクの洗い桶に悪臭を放つ布巾を
突っ込んでハイターをどばっとぶちこんで蘇生をはかったわけだ。
その時だな。間違いない。できあがってて手元不如意だったから、なんかの拍子にハイターこぼしたんだ
。床に。多分、気づかないくらいちょっぴり。
おまけに俺はその後、追加でウイスキーやりだしたから、本当にちょっぴりなのか自信がないという。

その昨夜のハイターが俺の爪の間にも残ってて……ヒカルたんがなんかえらいことに。
「んっんっんんっんっ……」
ヒカルたんは、ヒカルたんは今……俺の掌にミニミニポークビッツを押し当てて、腰をカクカクやってる。
おかげで、ちょっと俺の掌はヌルヌルしてきてる。

これ成体じゃないよな多分。生えてないもん。ムケてないもん。いや妖精さんに生えたりムケたりがある
のかどうか知らんが。顔だってモロ子供だし。体型も幼児とまではいかないけど、ちょいおなかの丸い子
供だし。イケナイことしてる感満載。

……子供なのにナニこのエロ顔。
唇が赤く濡れてて、おヨダが端からつーっと垂れてて。けしからん。
俺を誘ってる?誘ってます?いいの?いいんですか?イタズラしても。するよ?しちゃうよ?しますよ?
ごっ、くん。もう一回、唾を飲み込む。
神様ごめんなさい。俺はあなたのかわゆい使いを……もう辛抱たまらん。

「ひぁっ!?」
ヒカルたんの体は、片手でひょいっと持ち上げられるくらいの大きさ。
いきなり足が宙に浮いたのでびっくりしたのか、じたばたする。軽いから大した抵抗にならない。
こっ、こっ、怖くないよヒカルたん、キモチよくしてあげるからね、じ、じっとしててね。
片足を指で固定して、モロ出しのタマタマから胸の上くらいまでを一気にベローンと舐め上げてやる。
「ふぁあはぁああああん!」
びくびくっ!と手の中のちっちゃい体が跳ねる。
何回も何回も、下から上にベロンベロン。そのたびに、カチカチに張り詰めた超ミニポークビッツとコリ
ッコリのゴマ粒乳首の感触がプチっと舌に当たって得も言われぬ悦楽。

精通来てるのかな?いや妖精さんに精(以下略)。でもまあ、スリスリカクカクやるってことは。
俺は広範囲の攻めからピンポイント攻撃に移行する。タマタマごとちゅうっとソレを吸う。
「あッ!や!」
いい反応。もっとキモチよくしたげるねヒカルたん。でももうイクかな?なんか全身がガクガクしてるし。
吸い上げたまま、舌でコロコロっと転がしてやる。
「んン────────ッ!」
ヒカルたんは俺の掌の上で、背中を弓なりにして仰け反った。しばらくピクピクしてからくったり脱力する。
口の中がビミョーに苦い……かな?やっぱちょっとしか出ないんだ。
「はぁ、はぁ、はぁ……ぁ、んん」
イッた後の喘ぎ声も顔もたまらんなあ。

連続イキは可哀想なので、ちょっと休憩。
ヒカルたんのすべっすべのお肌を堪能することにする。力入れすぎて潰しちゃったらいけないから、そー
っとそーっと、さわさわさわ。
「やぁ、ん、ふぅ……あぁ」
敏感になっちゃってるなぁ。背中をつつーぃ、っとな。そうかぁ、ここダメなの。つつー。
どこを撫でても体をくねらせて声を上げるヒカルたん。
脇腹が特に弱いと判明。集中的にさわさわさわさわ。あれ、またポークビッツがカチカチだ。
でも休憩中だしね。あーとーでーねー。
ヒカルたんが、なんだか訴えるような眼差しを向けてくる。あえて無視。休憩中だしねっ。
爪先で乳首を優しくかりかり引っ掻いてやると、ああん、って悶えた。

632 :○○暮らしのヒカルたん ◆lRIlmLogGo :2014/09/04(木) 19:25:49.26 ID:???
こう、なんですか。
俺の性癖が露骨に反映されていますな。

まいっか。ミニチュアヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

633 :○○暮らしのヒカルたん ◆lRIlmLogGo :2014/09/04(木) 19:26:56.56 ID:???
忘れてた
つ【To be continued】

634 :名無しさん@ピンキー:2014/09/04(木) 20:48:09.66 ID:???
ミニチュアヒカルたんエロ可愛いぜ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
ポークビッツをおいしく調理してあげるよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

635 :ヒカルたん開発〜完熟桃篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/05(金) 00:02:57.30 ID:???
アナルプラグに慣れてきた頃、アキラにそれをつけたまま来るようにとアキラの家に呼ばれた。
外につけてくるのは初めてのことで、誰もみてはいないだろうに、来るまでにやけに人目が気になった。
無意識に尻を隠すように手を当てつつ、アキラの家へと辿り着いた。
何回も訪れた家だが、入る時には緊張してしまう。
今は殆ど家にいることはないが、ここは塔矢行洋の所有地なのだ。
鈴を鳴らすと、アキラはすぐに出迎えてくれた。
綺麗な顔で微笑まれると、ヒカルは先ほどとは違った意味でドキドキしてしまう。
頬が紅潮したことに気付いたのか、アキラはヒカルの柔らかな頬を撫でると、中に入るよう促した。
「お、おじゃまします…」
「今日もボクしかいないから、そんなに緊張しなくていいよ」
お前しかいないから緊張してるんだよ、とは言えず、ヒカルは首を縦に振り、アキラの後に続く。
連れて来られたアキラの部屋には、すでに布団が敷かれていた。
予想できていたこととはいえ、恥ずかしさはある。
入口で立ち止まるヒカルに、アキラはポンポンと布団を叩く。ここに来いということだろう。
ヒカルはおずおずと布団に座ると、そのまま押し倒される。
仰向けに転がったヒカルの抵抗を無くすように、上から口付ける。
舌が入り込む深いキスに、ヒカルは息を荒くしながらもアキラの肩に腕を回す。
「進藤、挿れてきたんだろ?見せて…」
甘い声で耳元に囁かれ、ヒカルは顔を赤くしながらこくんと頷く。
アキラに背を向けた状態で座り、ベルトを外すと四つん這いになる。
釦を外し、下着ごと下ろすと、プラグが挿入されたヒカルのそこがアキラに丸見えになる。
「ああ、ちゃんと飲み込んでるね…ボクの言いつけ通りにしてんだ、偉いよ進藤」
「んん…っ」
ぐりゅ、と抜かれたと思えば根元まで突かれる。
自分でやるときに比べ容赦ない動きに、ヒカルは高い声をあげる。
「感じやすくなってる。自分でもやってたのかな」
「ぁ、あ、んぅ、んん、あっ」
「進藤はオナニーでお尻を弄っちゃうんだ。ボクのことを考えてした?」
返事がなくとも、アキラが質問した瞬間に図星をつかれたのか体が跳ねた。
アキラはニヤと笑うと、ヒカルのそこからプラグを引き抜く。
ヒカルを置いて押し入れを漁り出したアキラに、ヒカルは縋るように目線を送る。
アキラがヒカルの元へと戻ってくると、その手には小さめのダンボールが乗っていた。
「もう少し後に使おうと思ってたんだけど、キミがあまりにもエッチだから、もう使えるんじゃないかな」
「…?」
一度開いた形跡のあるガムテープを剥がすと、中から猫耳と尻尾が出てきた。
新しいプレイを試すつもりだろうか、と眺めていると、服を脱ぐように言われ、何も纏わぬ姿になる。
再び四つん這いの体勢になると、アキラは楽しそうにヒカルの頭に猫耳をつけた。
尻尾には先にピンク色の何かがついており、アキラはそれと一緒に同じピンク色のリモコンのようなものを取り出した。
「これは先がバイブになってるんだ」
「バイブって携帯とかについてるやつ?」
「そう。これをキミの中にいれるんだよ」
アキラが試しにスイッチをいれると、猫の尻尾の先についたそれがヴヴヴヴと振動する。
これが入るのかと思えば、体の奥がじわじわと熱くなる。
振動を止めると、アキラはそれにローションを垂らし、ヒカルの秘部に捩るようにして挿入した。
プラグと同じくらいの大きさのそれは、ヒカルの中へと抵抗もなく入っていった。
スイッチをいれると、中で振動が始まる。
だが、感じるところにいまいち当たらないそれに、ヒカルは焦れるように腰をもぞもぞと動かす。
「進藤、自分で感じるところに動かしていいよ」
「ん、んん」
アキラの言葉に、ヒカルはそっと尻尾に手を伸ばす。
ぐり、と動かすと、ヒカルはアンと女のような高い声で鳴く。
感じるところにバイブが当たり、ヒカルは快感に布団に顔を押し付けることで耐える。
突然小さな喉仏を圧迫され、ヒカルが驚きに顔をあげると、ちりんと鈴の音がした。

636 :ヒカルたん開発〜完熟桃篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/05(金) 00:04:04.09 ID:???
「ん、ン。な、に…?」
「首輪だよ。飼い猫にはちゃんと首輪をつけないと、ボクから逃げないように」
ヒカルの頬を撫で、肩から伝うように手の甲に触れる。
掌を開けると、そこにバイブのリモコンを握らせた。ヒカルは小さく首を傾げる。
「このバイブは振動の大きさを調整できるんだ。キミの好きにしていいよ」
「え?」
「その代わり、これからキミの鳴き声はにゃーだ」
「え、にゃあ?」
ヒカルがにゃあと言うと、アキラは微笑み、ヒカルの体を横に倒す。
四つん這いのときより中のそれを締め付け、ヒカルは思わず「ああっ」と声を漏らす。
アキラはその声を聞くと、ヒカルの手をリモコンごと握り込み、振動を弱から強へと合わせた。
「ヒッ…あああああッ!」
「違うよ、進藤。にゃー、だろ?」
「ひっ、ぅう、にゃ、ぁ、あ、にゃあッ」
ヒカルがにゃあにゃあと必死に鳴くと、弱に戻す。
びくびくと跳ねるヒカルに、アキラは寄り添うように横たわり、頬を愛しげに撫でると、甘えるようにアキラの胸に顔を埋めた。
「気持ちいい?」
「んっ、にゃあ」
目をとろんとさせ、こくこくと首を縦に振るヒカルに、アキラは口元をにやけさせ、ぎゅうと抱きしめる。
「進藤、もっと鳴いて?」
「にゃあ、にゃあん」
鳴きながらヒカルは振動を少し強める。
甘さの増す声に、アキラは興奮して勃ちあがったそれを取り出す。
ヒカルは期待した目でアキラを見上げたが、アキラはヒカルに触れることなく扱きあげる。
え、え、と動揺するヒカルに、ちゅっとキスをする。
触れ合うだけのキスにヒカルは物足りなさを感じ舌を伸ばすが、アキラはすぐに顔を離した。
「進藤、強さが足りないんじゃないか?」
「ぁっ、」
リモコンに手を伸ばすアキラにヒカルは咄嗟に手を覆うように隠す。
また先程のような快感を与えられたら理性を保てなくなる。
「進藤」
まるで子供を叱りつけるような声を出すアキラに、ヒカルは肩を震わせる。
「進藤」
今度はさっきと打って変わって優しい声で呼ぶ。
ちょうだい?と耳元で囁かれ、ヒカルはすぐに陥落した。
リモコンがアキラの手に渡ると、額にキスをするのと同時に一気に強にされ、ヒカルは呼吸するのが困難なほどの声をあげる。
あんあん鳴いていたヒカルだが、アキラににゃーは?と囁かれ、にゃあにゃあ鳴き始める。
「にゃあっ、ん、にゃ、にゃぁ、にゃんんっ」
ヒカルの痴態を見つめながら、アキラは自分のそれを扱き始める。
オカズにされているのだと気づき、ヒカルは目の前にあるアキラの平らな胸の突起をぺろりと舐める。
ヒカルのと比べて小さな粒をちゅっと吸えば、アキラは仕返しとリモコンから手を離し、ヒカルの突起をくりくりと捻る。
ヒカルはにゃぁんと鳴き、勃ちあがったそれをアキラのそれに摺り寄せるように腰を動かす。
「いきたい?」
「にゃ、にゃ!」
二人のそれを包み込むアキラの手に被せるようにヒカルも手を添える。
混じり合う精液にぐちゅぐちゅと音が出る。
アキラの呻き声とヒカルのにゃあという鳴き声、そして首輪の鈴の音が部屋に響く。
ぎゅうと握り締めると二人でほぼ同時に熱を吐き出した。
息を整えるアキラに、ヒカルは振動するバイブに休む暇もなく喘ぐ。
スイッチを切ると、ヒカルはやっと落ち着いたように息を吐いた。
「ね、進藤。写真撮っていい?」
「にゃ…?」
ごろんと仰向けになるヒカルに、アキラは耐え切れずキスをすると、ヒカルの返事を待つ前にカメラを構え、数枚撮影した。
素面のヒカルだと怒るかもしれないが、今のヒカルは快感の余韻に思考がうまく働いていないようだ。
アキラはヒカルから猫耳と尻尾を外し、首輪だけになったヒカルを最後に一枚撮る。
「ああ、最高にかわいいよ…」
頭を撫でるとすりすりと寄ってくるヒカルに、アキラは飛びつくように抱きしめる。
アキラの腕の中でぐったりとするヒカルに、次はもう一回り大きめのプラグを使わせてみようと考えた。

つづく

637 :名無しさん@ピンキー:2014/09/05(金) 00:06:28.47 ID:???
ヒカルたんににゃあにゃあ言わせれて俺は満足だ(;´Д`)ハァハァ

次で処女でえっちなヒカルたんは卒業を迎えるんだ…

638 :名無しさん@ピンキー:2014/09/05(金) 00:14:31.95 ID:???
にゃーにゃーヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

639 :名無しさん@ピンキー:2014/09/05(金) 09:30:30.31 ID:???
ぬこヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
毎日新鮮な魚とオトナのミルクを与えなければな…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

640 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/05(金) 14:15:15.19 ID:???
夜中に目が覚めたのは、入院以来初めてのことだった。
今までは、昼に爆睡しようが日中ずっとうとうとしてようが、夜はきっちり眠れていたのに。
薬が弱いものに変わったせいだろうか。量が減ったからなのか。
妙に頭が重い。
────ああそうか。フトン被って変な考え事してる最中にそのまま寝ちゃったんだ。
室内は真っ暗だ。午後九時が消灯だから、それより遅い時間なのか。
自分以外の人の気配がない。
そういえば母が、家に戻って溜まっていた用事をすると言っていたような気がする。

時間を見ようと、ベッド脇の台に置かれた時計に目をやる。蛍光塗料で闇にぼんやり浮かぶ数字は、午前
二時前を指していた。病院というところは一日の始まりが馬鹿みたいに早い。あと三時間半もすれば、看
護師が最初の検温にやって来る。
寝直そうか、起きて棋譜並べでもやろうかと迷う。
どっちつかずの気分で、ヒカルはもぞりと体を動かす。
「…………」
衣擦れが肌を擦る感触に、一瞬だけ息を詰めた。
思い出したくないのに思い出す、男たちによる服越しの執拗な愛撫。
『撮影』開始直前の段階で何度か軽く達かされるほどの。

あの日、アキラは言及しなかった。感度が上がっていると解ったら、嬉々として言ってくるはずなのに。
(あん時、逆にニブかったかもな……動けないくらい薬で眠らされてたし)
ちょっと体調が上向いて薬が減ったら今度はこんなことで悩まされるのか。
一度思い出してしまったら、もう肌がその気になってしまっている。
少し動くだけで、布が軽く擦れた部分が敏感に反応する。

あの連中は、決してヒカルの肌に唇や舌で触れなかった。たまに性器を咥えてくるのがいたが、こっぴど
く怒られていた。吸い痕や歯形をつけてはいけないという『契約』だったらしい。

(ヤバいって……ダメだって。頭から出てけってもう!)
浮かんでくるのはあの日の、何ヶ月ぶりかも忘れたアキラの唇。肌の上をなぞっていく濡れた舌。絶妙な
力加減の甘噛み。
記憶が、今の鋭敏になった感覚の上に重なって辛い。

「……ぁあ」
何もしていないのに声が漏れて。息が荒くなる。どうしよう。このままだと下着を汚してしまう。
中学時代、精通が来た頃に戻ってしまったみたいにおたつく自分が滑稽だ。
時計の載った台の下部にある扉を開ける。母がいくつかストックしているレジ袋を一つ出して、枕元に置
く。ティッシュの箱から何枚も無造作に引っ張り出して、下着の中に詰め込む。
不細工だが、これでどうにかなるだろう。

躊躇いがちに、手を着衣の中に忍ばせた。怖いので、感じる場所とは微妙にずらして指を滑らせる。
「ぁ」
まずい、と、咄嗟に口を閉じて声を封じる。
既に全身が性感帯になってしまっていた。
「っふ……ぅ」
それでも怖くて、結果的に自分で自分を焦らしまくる。
(ああ……っ、ヤダ……ダメ、早く、でも……ダメ)
本当はもっと弄りたい場所がある。でも怖くて。
(ぁん……奥。キそうに……っ、でも、でも)
胸を撫でても乳首には近づけられない。
内腿をなぞってもその奥まで触ることができない。怖い。
もどかしくて、体が捩れる。
(ダメ、ダメ、ダメ……あぁん)
「んんん……ッ、はッ」
息継ぎをするたびにどうしても声が漏れる。
(ねぇ……っ、触って……もう焦らすのは……っ)
触っているのは自分だ。自分に自分で懇願してどうすんだ。頭の中の冷めた部分で冷笑する。
触りたければさっさとすればいいじゃないか。誰とゴッコ遊びをしているつもりなんだ。

641 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/05(金) 14:16:35.49 ID:???
わかっているくせに。
欲しいくせに。
舐めまわして欲しいくせに。
吸いまくられたいくせに。
噛まれたいくせに。

自分の手なんかじゃ満足しないくせに。
「はァっ、はっ、ァ」
発散されない熱が、体中をぐるぐる荒れ狂う。
足先が何度もシーツをかき乱す。

ごり、と鎖骨に食い込む歯の感触。痛みよりも先に来る甘い痺れ。
(もっと、強くして……っ)
項を這いまわる柔らかい舌。
(あぁ……舐めるだけじゃ……吸って、きつく)
体中に紅い痕をつけながら吸いたてられる。
(ダメ、そこ……服で隠せない……でも、は、あ、あんイイ)
じりじりと焦らしながら胸を這いまわる舌。
期待に、触られてもいない乳首の先端がじんじんする。
乳頭の中程を強めに噛まれて、背中が浮き上がる。そのまま、さらにじんわり歯に力を込められるのが好
きだ。呼応してナカが疼く。たまらない。
(あ、あ、あ)
噛まれていない方を指で抓られる。痛いくらいでいい。
(あぁあ……っ)
乳首への刺激でナカがひくひくと、あると勘違いした肉棒をしゃぶる。腰骨から怖気にも似た、けれど甘
美な感覚が這い上がってくる。
尖らせた舌が乳輪を何度もなぞって来る。抓られていた方は指の腹で軽く乳頭を転がされていて。
(ぅン……っ、ぁはぁ……)
早く早くと気持ちが急き立てる。

もうすっかり、長年蓄積されたアキラの愛撫の記憶に体が侵食されている。止めようがない。
最初、こわごわ肌を這っていた手にはもう遠慮がなくなっていた。
「アァ……」
熱くなった息と一緒に喘ぎが漏れる。
「イかせて……ココで」

『イキたいの?ココで?』
アキラの意地悪な含み笑いが聞こえる。
さらに焦らすぞ、という意味。
乳首の先だけに、触れるだけの軽いキスが繰り返される。左右交互に。
腰が小刻みに揺れ、先を催促する。
『奥でイクだけじゃ足りないんだ』
そんなことを言うのは、ヒカルのナカで先に出して余裕なせいだ。
(ぁん、ん、はや、く)
尖らせた舌先で乳頭を押しつぶすように転がされると、脚がびくつく。ぎゅうっとナカが締まる。
(はやく、吸って……噛ん、で)
恥もへったくれもないおねだりに、やっとアキラは望みのものをくれる。
乳輪の更に外側まで舌で巻き込んで強く吸われる。乳首の芯を刺激するように、口の中で何度も甘噛みさ
れる。
(あッ、あ、あんッ……あアァ……っ!)

「イ……ッ……!」
乳首をきつく摘んだ指の力が抜けそうになるのを堪える。半端に達くと逆に後がきつい。
どちらにしろ、波が引くのが遅いタイプの達きかたなので大差ないのだが。
「はっ、は……は────……」
もしかしたら、声が廊下に漏れたかもな。途中からあんまりガマンしてなかったし。そう投げやりに思う。
ふと目線を横にやると、時計が目に入る。午前三時過ぎ。
一時間以上も自分をいじくってたのか、とヒカルは気の抜けた笑いを漏らした。
下着の中のティッシュが完全にカウパーを吸い取りきるまでまだ時間がかかる。
検温まで起きているしかなくなった。

642 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/05(金) 14:18:33.87 ID:???
ヒカルたん真夜中のチクニー

投下は真っ昼間

643 :名無しさん@ピンキー:2014/09/05(金) 21:41:04.58 ID:???
エロい…エロいよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
お手伝いしてあげたい(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァw

644 :名無しさん@ピンキー:2014/09/05(金) 22:21:14.00 ID:???
若゛が般若の形相で>>643を見ている
そして黒い表紙のノートを開いておもむろに名前を

645 :名無しさん@ピンキー:2014/09/05(金) 22:50:30.28 ID:???
若゛なんか、若゛なんか、ヒカルたんにセクハラしすぎて嫌われてしまえばいいんだァ!

646 :ヒカルたん開発〜完熟桃篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/06(土) 00:08:11.78 ID:???
お腹の中がぐるぐると鳴る。
洋式トイレに跨りながら、我慢しなければと歯を食いしばり、尻をぎゅっと締める。
トイレの扉の向こうではアキラが待っているのだ。
「ぅ、ぐう…」
気を抜けば腹の痛みとともに全て出て行くだろうが、まだアキラの許可が降りていない。
ヒカルは息を絶え絶えにさせ、目を閉じ痛みに耐えた。
「進藤、どんな感じ?」
「も、だめ…出したい…」
「ボクも見ていい?」
「絶対ダメ!」
叫んだ瞬間、集中が途絶えたのか汚物と液体が混じったそれが排出される。
ヒカルは慌ててキュッとそこを閉じた。
毎日アナルプラグとバイブによって慣らされたそこは、今日はアキラのそれを受け入れることとなった。
以前も訪れたラブホテルに着くと、行為の前に洗腸をしなければならないとポンプのようなものと薬を渡された。
やってあげようかというアキラの申し出を断り、浴室兼トイレに立てこもっている状況だ。
アキラにこんなところを見られたら恥ずかしくて死んでしまいそうだ。
「進藤、もう出していいよ」
「ん、んんん」
腹の中の痛みを全て吐き出すと、もう一度するように言われ、シャワーから生温い湯を出す。
下半身から出るものが透明な水になった頃、ヒカルは身体をシャワーでさっと洗うと、タオルに包まり疲労にぐったりとさせながら扉を開けた。
「お腹の中、綺麗になった?」
「う、うん」
丸出しの下半身をアキラにそっと撫でられる。
尻を揉まれ、ヒカルはキッとアキラを睨みつけた。
「お前、まだシャワー浴びてないだろ」
「ああ、そうだった。疲れたからって待っている間に寝るなよ」
「寝るかよ」
アキラが浴室に入って行ったのを見届けると、ヒカルはタオルをぽいと床に放り、ベッドへダイブした。
ふかふかのベッドに確かに眠ってしまいそうだったが、そんなことをすれば寝ている間に襲われるに決まっている。
うつ伏せに寝転がっていると、扉の開く音と、ひたひたという足音が聞こえる。
顔をそちらと反対側に向けていると、ヒカルの上にのしかかるようにアキラが乗ってきた。
重い、と眉間に皺を寄せながら見上げれば、ニコニコとしているアキラと目が合う。
「やっと、やっとだ。もう怖くはないだろう?」
「ここまでオレの身体を開発しておいて、よく言うぜ」
「ボクとしてはもっといろんなところを性感帯にしてあげたいんだけど。こことか」
耳の後ろにふっと息を吹きかけられ、ヒカルは「ひゃっ」と身体を跳ねさせる。
アキラはくすくすと笑いながら、そこを指で擽る。
「ああ、ごめん。元から性感帯だったのか」
「ん、こら、あんまりさわんなっ」
耳の中に舌をいれると、甘い声で啼いたが、やめろとアキラの下で暴れ始める。
ここでやっぱりやめると言われても困るので、アキラはおとなしく顔を引いた。
ヒカルは涙目でアキラを睨むが、すぐにぷいと顔を逸らす。
今度は曝け出された項にキスをし、ヒカルの剥き出しの尻を壊れものを扱うかのように優しく撫でる。
項をちゅっと吸うと、紅い痕がつく。ヒカルにキスマークをつけたのはこれが初めてだった。
自分の物だとアピールしているようで、優越感にぞくぞくと震える。

647 :ヒカルたん開発〜完熟桃篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/06(土) 00:08:57.38 ID:???
「塔矢…」
恥ずかしげに見上げる目に、アキラは瞼にキスをし、ベッド横のテーブルに置いておいたローションを手に馴染ませ、尻へと塗り込む。
ヒカルを四つん這いの体勢にさせ、ローションでべたべたになった指を挿入した。
中はアキラの指を飲み込むと、きゅうきゅう締め付けた。
ヒカルの感じるところとは微妙にズラし、指を増やしていく。
もどかしいのか腰を揺らすが、アキラは気づかないフリをした。
指を引き抜くと、ゴムを取り出し自身のそれに被せる。
薄いゴムに覆われたそれはそそり立ち、ヒカルのひくつくそこに押し当てると、先端を飲み込む。
アキラはずっとこの日を夢見てきた。
ヒカルのことを考えて初めて自慰をしたのはいつのことだったか。
そのときはヒカルとこんな関係になれるだなんて思いもしなかった。
「進藤、挿れるよ…?」
「ん、塔矢…」
ゆっくりと挿入していくと、ヒカルは息をぐっと詰めた。
ここで止めても互いに辛いだけだろうと、ぐっと奥へと押し込む。
「ぁ、あああ」
「ぅっ、」
どうにか根元まで挿入することができたが、ヒカルは苦しげに浅い息を繰り返している。
今すぐにでも突き上げたいのを我慢して、落ち着かせるようにヒカルの背中を撫でた。
背中に幾つものキスマークをつけると、背中に吸い上げるようなキスを繰り返すアキラを不審に思ったのか、ヒカルが振り向く。少し余裕ができたのかもしれない。
「進藤、平気?」
「ん、大丈夫」
キスをしようと顔を近づけるが、二人の密着をより深めるものになってしまい、ヒカルは喘ぐと枕に頬を押し付けた。
慌てて引くが、ヒカルはその体勢のまま瞳を薄く開け、来てとアキラを誘う。
アキラは堪えきれずにヒカルのそこを突き上げた。
指で何度も触れた前立腺を集中的に狙うと、ヒカルからは叫ぶような喘ぎ声が出る。
アキラは腰の動きを止め、今にも射精しそうになるのを耐える。
今日のために三日間禁欲生活を送っていたし、初めての行為に興奮していたのもある。
勉強のために見たAVでも男はもっと耐えていた気がする。
ヒカルに勘付かれないためにも、胸の突起に手を伸ばす。
「あ、ん、あっあっあっ」
調子に乗ってヒカルの勃ちあがったそれにも手を伸ばし、扱くとそれに連動するかのように後ろがギュっと締まる。
アキラはそれが失敗だったと思うより先に射精してしまう。
くたりと中で力の抜けたそれに、ヒカルは目を丸くしながらアキラを見上げた。
「え、お前今…」
「…ッ」
「もしかして、お前って早漏…」
ヒカルのその言葉に、アキラは自分の中の血管が切れる音が聞こえた気がした。
自身を引き抜き、ゴムを縛りゴミ箱に投げ入れる。
数回扱くと再び熱を取り戻したそれにゴムを被せ、一気に貫く。
「アッ!ま、待って塔矢…」
「五月蝿い」
夢想していた行為後の甘い時間も、自尊心もボロボロだ。
こうなったら徹底的にいじめてやると、腰を突きつけるのであった。
後日、アキラを早漏とからかうヒカルの姿が見られたが、アキラに目一杯お仕置きをされ、早漏という単語は二人の間で禁句となった。


おわり

648 : ◆FvK.L8.adE :2014/09/06(土) 00:09:57.44 ID:???
ヒカルたんにはお赤飯を炊いてあげないとな…

別名、若゛の筆下ろし篇である

649 :名無しさん@ピンキー:2014/09/06(土) 10:15:17.04 ID:???
おつおつ!
やらしくて一言多いヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
お赤飯が出て恥ずかしくて下向いちゃうヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

ヒカルたん「そうか過去スレで輝くかずかずの変態プレイのベースは早漏だったのか」
若゛「」

650 :名無しさん@ピンキー:2014/09/06(土) 23:20:58.71 ID:???
早漏若゛と淫乱ヒカルたんか…(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんの特盛りつゆだくができあがってしまうな(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

651 :名無しさん@ピンキー:2014/09/06(土) 23:31:44.82 ID:???
ん?どうしたんだいヒカルたん
さみしかった?ああごめんね、お仕事が忙しくて構ってあげられなかったんだ
お詫びにブドウを買ってきたから許しておくれ
こらこらヒカルたん、嬉しいのはわかるけど、ブドウの汁が垂れてヒカルたんの手がびしょびしょじゃないか
え、舐めて綺麗にしてってヒカルたん、いいのかい?
ああ、ヒカルたんの味がして美味しいよ!
もっと舐めてって…ヒカルたぁん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

652 :名無しさん@ピンキー:2014/09/07(日) 23:05:55.88 ID:???
ヒカルたんのパンティおくれー!

653 :名無しさん@ピンキー:2014/09/07(日) 23:29:01.98 ID:???
ヒカルたんのパンツ【時価】

654 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 09:04:32.87 ID:???
ヒカルたんのパンツ
<おしながき>
・新品の買い置き
・使用済(洗濯済)
・使用済(洗濯前)
・使用済(脱ぎたて)
・使用済(目の前で脱いでくれるオプション付)

価格は応相談

655 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 09:20:43.09 ID:???
使用済(目の前で脱いでくれるオプション付)でお願いします(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

656 :ヒカルたんのパンツ:2014/09/08(月) 09:29:42.37 ID:???
な、なんだよおじさん。
はあ?オレのパンツが欲しいって、マジで言ってんの?
幾らでも払うって……、じゃあ百万くれんの?それならあげていいよ、オレ。
……え、これ札束……。あ、あのさ、本気、なの?
うっ嘘じゃねえよ、男は約束をちゃんと守るもんだ!
待ってろよ、今家に帰ってパンツ取ってくっから!
……って、え?今履いてるやつ……?
…………。
今脱いだらもう百万……?
……わ、わかったよ。あんまり見んなよっ!
…………、ほら、パンツ。あ、こら!匂いとか嗅ぐな!
せめてオレの見てないとこでやれよ!ばか!
オレ、帰るから。今日のことは誰にも言うなよ!絶対だかんな!

ヒカルたんのパンツ…(;´Д`)ハァハァ

657 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 11:37:11.49 ID:???
ああ、そうやってテストの点悪かった時に
小遣い不足を補ってたんだねヒカルたん…悪い子だなあ
小学生がそんなことしていいと思ってるのかなあ
けしからんな全く

(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

658 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 12:29:40.76 ID:???
プロになってからはプレミアついてそうだなあ、ヒカルたんのパンツ(;´Д`)ハァハァ

夜道歩くヒカルたんのパンツを狙い襲いかかるメイツ
パンツを奪われノーパンで帰ることになるヒカルたん
電車では痴漢をされ、一枚の布越しにさわさわされ感じてしまうヒカルたん
日に日にパンツが減っていくヒカルたん

659 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 13:22:23.53 ID:???
そしてオク出品物となったヒカルたんのパンツに「ガタッ」する若゛
怒涛の勢いで釣り上がる希望落札価格

戦利品をうっかりヒカルたんに見られてしまうがいい

660 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 13:59:25.88 ID:???
「あれ、このパンツどっかで見たような……?」
「ああ、駅前のスーパーでタイムセールしていたものだからそれをキミも見かけたんじゃないかな(真顔)」
「そっかー」

661 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 14:38:04.46 ID:???
(よし、誤魔化しきった!)
「……ふーん。でもこんなちっせーサイズ履くヤツ、おまえんちにいないよな」
(ギクッ!)
「で、さぁ。ゴムんとこに名前書いてるパンツ売ってるんだ、そのスーパー」
(ギギクッ!)
「それも、何回も洗ってマジックの字がにじんでるようなの」
(ギギギクッ!)
「んでもって何で、おまえの名前じゃないの」
(……………………)
若゛の脳内はブルースクリーンエラーを起こしている。

「オレの目の前で焼き捨ててくんない?ここんち庭広いんだし、焚火くらいヨユーでしょ」
(そそそそそそれは困る!一体いくらオークションに注ぎ込んだと!)

「今すぐ。でないともう今後一切金輪際」
ヤらせてやんないかんな。指一本触らせないかんな。
実に無慈悲なご命令が若゛を襲う!さあどうする!

1:ヒカルたんの仰せの通りにする
2:断固として拒否する
3:問答無用で押し倒す

662 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 14:46:31.17 ID:???
若゛のターン、ドロー!
3の押し倒してやらかした後に燃やしてもいいが代わりにキミの今履いてるパンツをくれ、でターンエンドだ!

663 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 15:30:14.47 ID:???
3:問答無用で押し倒す

「なっ……やっ!テメこのっオレの黒歴史!んんっ!」
とりあえずベロチューで口塞いどけばいいとか思ってんだろコノヤロー離せ!
乗っかってくんなコノ!はな……
「ん……ふぁ……れろ……ちゅっ、ちゅ……んン」
ヤバイ感じてる場合じゃねーオレの尊厳に関わる大事なっ……あんっ……
だから下脱がしてんじゃねーよクソッタレがダメだって感じるってヤだってあんダメ
耳舐めるなつってんだろ聞いてないってかそうですかああん気持ちいい違うそうじゃない
いやいやいやろくな準備もなしに突撃かましてくる気ですか相変わらずですねクソが死ね
「いゃぁ……あん、だ、めぇ」
誰の断りを得て乳首吸ってくれてやがんですかとっととパンツ焼けつってんのがわかんねーのか
まずい乳首良すぎて飛びそうおまえ鼻息荒いんだよどーにかしろよそれああん声出ちゃう
勝手に指挿れてくんな殺すぞダメ気持ちいいもっと動かして
「あっあっあっ」
はぁぁっデカイの挿ってくるぅってそんな場合じゃないはよパンツ焼けもっと奥までぇ
「あん前はダメぇすぐキちゃうからぁっ」
焼けつってんだよズボズボしてる場合じゃねーんだよあはぁあん奥ぅもっと突いてぇああん
「もうダメ、ダメ、ダメぇああぁあイクぅう!」

「進藤、ほかならぬキミの頼みだ。断腸の思いではあるが焼こう。そのかわり」
「…………」
「今キミが履いてたこっちをもらう」

「バカヤロー!交換条件なんてナシだナシ!」

664 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 15:44:21.79 ID:???
心は素直じゃないけど身体と口は素直なヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんは黒歴史抹殺を選ぶのか、今のパンツの喪失を選ぶのか…

665 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 17:17:18.33 ID:???
あっ、黒歴史抹殺とパンツ喪失同じじゃねえか!
今のパンツの保護だ…

666 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 17:31:07.89 ID:???
パンツを奪われないためにそもそもパンツを履かなきゃいいんだ!と考えたヒカルたん
いざやってみてズボンのチャックに皮を挟んでしまい、パンツからは逃れられないと悟るヒカルたん

667 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 17:38:54.50 ID:???
もうパンツは懲り懲りだと褌の世界に足を踏み出すヒカルたん
ここぞとばかりに「さぶ」のバックナンバーを古書店で買い集める若゛

668 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 17:47:26.76 ID:???
若゛は一体何を…いや、ナニをするつもりなんだ

褌から零れ落ちるヒカルたんのなめらかな桃…(;´Д`)ハァハァ

669 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 17:53:52.88 ID:???
若゛「しまった、進藤なら『薔薇族』の方がよかったか」

670 :名無しさん@ピンキー:2014/09/08(月) 19:57:18.74 ID:???
若゛はもしかしたらヒカルたんにSMプレイに目覚めさせるつもりかもしれない…

671 :名無しさん@ピンキー:2014/09/09(火) 02:03:52.07 ID:???
SM初心者ヒカルたんにはまずは手錠から始めるか…(;´Д`)ハァハァ

672 :名無しさん@ピンキー:2014/09/09(火) 03:36:25.25 ID:???
えすえむぷれい?
それってあれだよな、女王様が鞭とかでいじめるやつだろ?
お前、オレにそんなことしたいの?
やだ、絶対やだ。
オレ、気持ちいいことは好きだけど、痛いのは嫌いだから。
痛いことは絶対しない?
塔矢、いつもそんなこと言って絶対嘘つくもん。
使うのは手錠とバイブとローターと貞操帯だけ?
貞操帯ってなに、何に使うの?
使ってみればわかるって……痛くないんだよな?
……気持ちいいなら、やっても、いいけど……。

このあとめちゃくちゃせっくすした

673 :名無しさん@ピンキー:2014/09/09(火) 03:37:53.62 ID:???
若゛は焦らしプレイと言葉責めに定評がありそうだな…
ヒカルたんはいきたくていきたくて卑猥な言葉を無意識のうちに言いまくるといいよ(;´Д`)ハァハァ

674 :名無しさん@ピンキー:2014/09/09(火) 10:46:51.36 ID:???
SM用の低温蝋燭垂らされて肌が紅く染まるヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
蝋垂らされたところが超敏感になってペロペロしたらアンアン鳴くヒカルたん
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

675 :名無しさん@ピンキー:2014/09/09(火) 14:47:44.27 ID:???
ヒカルたんの白い肌に咲く赤い華…(;´Д`)ハァハァ
怖いって涙目で見上げるヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

676 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 00:07:04.22 ID:???
ヒカルたんの誕生日、略してヒカル誕まであと9日だぜ…
ヒカルたんもついに28歳、ますます色気が増しておっさん達からの人気は凄まじいものになっていることだろう

677 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 01:03:36.10 ID:???
ヒカル誕カウントダウンか…(;´Д`)ハァハァ

678 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 01:52:10.93 ID:???
ヒカル誕には何か書けたらいいな
えっちいヒカルたんを(;´Д`)ハァハァ

679 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 01:58:16.32 ID:???
おじさん達とリンカーンか若゛からのレイープならどっちがいいかな(;´Д`)ハァハァ
質より量or量より質だよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

680 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 02:12:56.85 ID:???
若゛を搾りカスになるまで搾り尽くすヒカルたんでひとつ(;´Д`)ハァハァ
宴のあと、そこにはミイラ化した若゛の残骸が…

681 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 03:18:24.13 ID:???
「足りねえよ、塔矢…オレが玩具に浮気してもいいのか?」
「そ、それだけは…!」
な展開だな(;´Д`)ハァハァ
絶倫淫乱ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

682 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 03:34:52.24 ID:???
ヒカルたんによる逆レイープか?(;´Д`)ハァハァ
若゛が羨ましい限りだ…ギリギリ

683 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 12:20:59.81 ID:???
ヒカルたん「塔矢おまえまだ27じゃん、28のオレにギブしてどーすんのさ」
若゛「学年は…同じ…(ゼイハア」
ヒカルたん「じゃーん!バー○ーアーグーラー」(テーテレッテテーテーテー♪)
若゛「ひぃッ!」
ヒカルたん「これで日付が変わるまでヤれるよ!やったねアキラくん!」
若゛(おいやめろ)

684 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 15:17:01.96 ID:???
某猫型ロボットの声真似してるヒカルたんが頭に浮かんだぜ…(;´Д`)ハァハァ

685 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 19:25:13.76 ID:???
アキラくんをプロ棋士にするために未来からやってきた猫人型ロボットヒカルたん

「助けてヒカルたん!」
「どうしたんだい、アキラくん」
「ヒカルたんのことを考えていると、勃起が止まらないんだハァハァ」
「ええ?そんなのオレにはどうしようも…」
「大丈夫、ヒカルたんはただ横になっていればいいんだ。すぐに終わるから」

っていう感じに毎回若゛にいただかれてしまう話しか思い浮かばなかったぜ…(;´Д`)ハァハァ

686 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 20:47:08.91 ID:???
猫人型ロボットヒカルたんの燃料はラーメンです

「えっち一回につきラーメン一杯な、エネルギー消費激しいから」
「安いじゃないか」

687 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/11(木) 20:47:57.94 ID:???
何時であろうと、大所帯である病棟の共同手洗いには誰かしらいても不思議ではない。
だがこの時、手洗いには誰もいなかった。
ここは消化器内科病棟、症状が重く動けない患者の下の世話をする付添人が尿瓶や簡易便器の始末にや
って来ることも珍しい光景ではない。腸疾患で夜中や明け方を問わず便意に苦しむ患者もいる。

その患者は前述のような理由を何も持たず、ただ検温より早い時間に尿意を催したから手洗いに来た、
ただそれだけだった。
そこに誰が居合わせようと、通常なら何とも思わない。入院生活を送るうちに顔見知りになった別室の
話し友達の誰かに会えば軽い挨拶とちょっとした立ち話をするくらいだ。

誰もいない手洗いで用を足し、彼が出ようと踵を返した時。扉が開き、人が入ってきた。
話し友達でもないのに彼が無視できなかったのは、ここ十日ほどの騒ぎの渦中にいる人物だったからだ。
「面会謝絶の人間がこんな時間に出歩いていいのかい」
我知らず、口調が悪意混じりになる。
「まぁね」
期待していなかったのに短いながらも返答があったので、少し動揺する。
「……いいねェ有名人は。都合が悪くなったら病院に匿ってもらえて。幾ら掴ませたの」
右手の親指と人差し指で輪を作って、金銭を意味する形を示す。
相手はそれには答えず、洗面台そばに設置されたプラスチック製のゴミ箱のペダルを乱雑にガン、と踏
んだ。蓋が開くと、手に持っていたレジ袋をそこに放り込んでペダルから足を離す。軽い音とともに蓋
が閉まる。
「オレはトイレにも行っちゃいけないんだ、へーぇ」
思わぬ反撃に、彼は眉間に皺を寄せた。
「面会謝絶じゃないなら、んなこた言わないけどさ。体裁繕う気がないんだな」
「体裁って?オレが何を繕うの?どうして?」
相手の表情はにこやかだが、目が笑っていないことに彼は気づいていた。
もっと怒らせてやれ。ボロを出させてやれ。そんな誘惑が脳内を擽る。

三ヶ月以上も単調な入院生活を送っていて、退屈な毎日にちょっとした刺激が欲しかったせいもある。
慢性疾患で会社を休職して根治を目的に入院したものの、酒と煙草の禁止と食事が味気ないこと以外に
大した制約もなく。毎日をただ漫然と過ごしているだけだった。そこへ今回のレイプ騒ぎ。
話し友達のひとりである大学生は、病室に持ち込んだPCで『スクープ』を発信した。それが波紋のよう
に広がり、マスコミが取り沙汰するようになっていくさまに興奮した。退屈が吹き飛んだ。
囲碁のタイトルホルダーという重圧による体の不調をおして病院から対局に出掛ける健気な棋士像があ
っという間に崩れ落ち、かわりに。

「小学校の時からオトコ咥えこんでたんだってな。それで成り上がったんだろ?ド淫乱が偉そうに」
相手は一瞬、言われた内容が理解できない風にきょとんとしていた。トレードマークの零れ落ちそうに
大きな瞳が、じっと見据えてくるのが居心地悪い。
「…………」
「よくもまあ、テレビで『ボク何も知りませーん』ってツラでヘラヘラしてられたもんだよ」
「……あー……今そーゆーコトになってんだ……なんかすげェな。小学生のオレすげェ。貴重なご意見
、ありがとうございました。今後の参考にさせて頂きます」
木で鼻を括ったような、クレーム処理の定型文。そして、こちらを射抜くがごとき鋭い眼光。
その迫力に呑まれ、彼は二、三歩後ずさった。その歩数分、相手が詰めてくる。
小さい小さいとネタにされているから、自分より小さいのだと勝手に思い込んでいた。実際は若い世代
の基準で小さいのであって、自分自身がそもそも小柄なのだということを棚に上げていた彼は、間近に
迫ったその顔の高さがほぼ同じであることに意外さを禁じ得ない。
小さな唇が彼の耳元に寄せられて、はからずも鼓動が跳ねる。
「小学生のオレに男コロがす才能なんてあったら、今頃は碁打ちじゃなくてそっちでメシ食ってるよ」
耳に触れんばかりの至近距離で囁く声には、抗えない魔性が潜んでいるような気がした。

688 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/11(木) 20:48:28.90 ID:???
「じゃあね」
病み窶れてはいたものの、テレビでお馴染みの人懐こい笑みを浮かべ。
ただし、剣呑な眼差しはそのままで。
進藤ヒカルは彼の目の前から去った。

(思ってたよりえげつねーなオイ)
小学生の頃から自分が男好きにされていたというのは流石に予想外だった。
病室に戻ったヒカルの眠気は完全に飛んでいた。検温の時間まで起きているのは恐らく容易だろう。
三日前から、母に下の世話はもういいと断りを入れていた。排尿痛は抜管後五日を境に急激に軽くなっ
ていったし、意識がクリアになれば大小の世話を親に頼る恥ずかしさが先に立った。面会謝絶なのだか
らトイレに一人で行くのは、という美津子の言葉は何の拘束力も持たなかった。

隔離され、何も知らないままでいるのは下策だ。
何より、アキラの今後が気にかかる。
自分がこうまで悪し様に叩かれているなら、アキラはそれ以上だとヒカルは考えた。
坂巻は無期限の謹慎処分だと言っていた。恐らくは、この件のケリが何らかの形で決着を見ない限り、
アキラの復帰はない。下手に長引きでもすれば、三冠全てを失うことになりかねない。
自分とて、このままぐずぐずと休んでいたら二冠棋士でなくなるが、少なくともこの六月に防衛を果た
した本因坊位については、来年の防衛戦に出るまで失われることはない。そして自分は謹慎ではなく療
養中の身。アキラと違い、医師の許可が出れば戦線復帰が叶う。
現状、退院してもいいと医師に言われているのだ。親の反対をどうにかしさえすれば手合に戻れる。
何かできることはないか。アキラをああまで追い詰めたのは自分だ。
自分がどう言われてもいい。北斗杯の廃止で十代の若手に恨まれるのも、もう覚悟はできた。外野がい
くら喧しかろうが、対局には望めば出られるのだから。だがアキラは。
「打たせてすらもらえねェのは……キツイよ」

情報が欲しい。闘うためのフィールドにふたたび戻るための。
「せめてあと一年、オレは」
ヒカルはすんでのところで親から守り切った携帯電話を、病室の隅にあるコート掛けに下げたまま久し
く出番のないリュックのポケットから出し、電源を入れた。メール作成画面を出す。
もうすぐ検温の看護師が巡回してくる時間。それまでに打ち終わりたい。焦る手が、打ち間違いや誤変
換を繰り返す。

※※※
和谷の手際は恐ろしく良かった。寝ていないのではないかさえと思われた。謹慎中のアキラと違い、手
合もあるし研究会にも行く。普及の仕事も入れている。
その合間を縫っての作業の早さは驚異的だった。
アキラが胃を捩じ切られそうな苦痛と格闘しながらのっつこっつと動画を見ている間に、もう要約され
た会話のテキストがメールで送られてきた。
動画を見る前に和谷から来たURLとキーワードには注釈がついており、ぶつ切りにされたファイルを時
系列順に見られるようURLを並べ替え、対応するキーワードを隣に配置してくれていた。
マスコミに騒ぎたてられている今の状況で岸本に接触を図るのは難しい。メールアドレスを知っていれ
ばどうにかなったかも知れないが、生憎、中学っきりで縁遠くなった人物だ。和谷に教えてもらった電
話番号以外はわからない。電話では思わぬ迷惑がかかるかもしれない。否、藪蛇が怖い。
動画を見続けるのがあまりにも苦痛なので、アキラは一旦中断して和谷のテキストに頼ることにした。
箇条書きで簡潔に纏められていてもなお、かなりの量だった。すでに視聴済の部分で知っていることも
あったが、知らない情報の方がまだ遥かに多い。
ざっと拾い読みしていって、特に気になる部分はこんなところだった。

689 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/11(木) 20:48:59.67 ID:???
<基本情報>
・動画を撮影した連中はエロ系のプロ
・顔モザイクとボイスチェンジャーで正体隠してる奴がサイトを作ったと推定(以下Aと呼ぶ)
・撮影の連中を引っ張って来たのはA、その金を出したのは進藤。経緯は不明
・撮影にあたっては『進藤の体に目に見える痕跡を残すとペナルティ』という契約らしい
・Aは恐らく碁打ち、若手プロの可能性(何度かガキ呼ばわりされてた)
・Aの行動原理は不明、私怨に見える。もしくは倫理観が完全に壊れている愉快犯
・Aはsaiをまず間違いなく知っている、どういう関係かは不明
・進藤がAに会っていたのはsaiと打つため、これは会話からほぼ確定

<重要・疑問>
・言動や推定年齢から考えてAはsaiではない、saiらしき人物は動画内に見当たらない(フレームアウ
 ト?)
・にもかかわらず、進藤は何度かAをsaiと呼び、打ってくれと言っている、これがわからん、謎すぎ
・もしあの場にsaiがいたのだとしたら、どうして何のアクションも起こさないのか?
・Aは塔矢との関係に言及、いつ誰に聞いたのか?根も葉もない噂を鵜呑みにするタイプには見えない
・進藤はsaiに対して過去に何か重大な迷惑をかけた?しきりに「オレを恨んでる」「許してもらえな
 くて当然」と口にしていた。個人的にこれが一番気になる
・進藤はsai絡みの『罰』を受けてるつもりだった可能性、つかどういう思考回路だマジわからん
・『宿題』って何だよ
・「チートで下駄履かせてもらった」?なのに院生最初の三ヶ月は底辺這いずってた?何じゃそら
・つかおまえ、碁のことで進藤に説教かましたのかよ、いつの話だよ
・2000年前の蓮の話と絡めて進藤の才能は不自然な成長をしたとか?キッカケがあれば一気に伸びるタ
 イプだとしか思ってなかった、そんな不自然か?言われてみればそうか?
・何かと誰か?このへん、マジ何言ってんの?
・「碁に偏見持ってた」年寄りの娯楽だって馬鹿にしてたことか?そんな大層なことか?
・「オレなんかいらない、おまえがいるから」重要くさいが意味不明
・Aは進藤を死ぬ寸前まで追い込むが殺す気はない、死ぬ以上の地獄を見せたいってことかも?
・どっから注射とか調達してんだよ、てゆーかどういう人脈持ってんだよガキだろ?

<ただの憶測>
・嫌な予感。Aはもしかしたら昔、十四年会に出入りしてたヤツかも知れない。顔モザとボイチェンで
 はっきりと断定できないし、三年前に来始めて一年くらいで来なくなったからあやふや
 来ても他の連中に埋没しているんだかいないんだかって感じだったし、とりたてて進藤と親しかった
 あるいは仲悪かったって記憶もない。確定と言えないから今は名前は伏せる
・プロのAV屋呼んで撮影したブツ、塔矢に見せるためだけにしては大掛かり過ぎ。要警戒。まる一昼夜
 かけたのがこれが最初で、以降、進藤がAに会う機会が塔矢のせいで逸失していることを考えても、A
 が何か仕掛けてくる可能性が高い

<その他・あまり重要でない?がおまえには重要かもな>
・中学の囲碁部入った理由が進藤にフラれたからってのがガチならご苦労さんだな
・Aさん曰く、進藤が愛してんのはおまえの棋力だけだってさ。ヤらせないせいでスランプにでもなら
 れるくらいなら、らしいが。心当たりは?

Aと仮称された人物はヒカルが碁を始めた時期からのプライベートや人間関係、学校生活に至るまで通
暁している、ヒカルの経歴にある不自然な部分についての詳細まで知っているのはまず間違いないだろ
う、と和谷は結んでいた。

それよりも。

「愛しているのは棋力……だけ」
思い当たる節がありすぎた。
ヒカルは求めれば応じてくれる。アキラが欲求を溜めていると察すればそれとなく誘惑してくる。
敏感な肌を愛撫すれば甘い声で鳴き、熱い体内はアキラの楔を迎え入れて歓喜に震える。
彼の都合で行為に及べない時は、申し訳無さそうに「ゴメンな、したいだろ」と。

したいだろ、と。

「一度だって進藤は、ボクを」
求めてはいなかったことに今更気づく。

690 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/11(木) 20:49:47.41 ID:???
ヒカルたん「覚 悟 完 了」
強化外骨格も零式鉄球もなしで?三千の英霊つか平安の霊もいませんがそれは。
ヒカルたん「じゃあオーバーソウルっ」
同時期に連載されていたよしみで阿弥陀丸かS・O・E借りるんです?
フツノミタマの代わりに扇子で大丈夫ですかね。棋力カンストでも巫力はどうなん?

ヒカルたん「ちょっと前までオレに散々ゴメンナサイしてたのは何だったんだ」
あれは嘘だ。
ヒカルたん「(#^ω^)ビキビキ」

──────────<しばらくお待ち下さい>──────────

ご愛読ありがとうございました。
次回より作者を新・盆回しに変えてお届けいたします。

そして恐ろしいことに、この作中でもヒカル誕(24)の時期でつ
正直、狙ってなんかなかった何これこわい

691 :名無しさん@ピンキー:2014/09/11(木) 23:06:05.59 ID:???
続ききてた!待っていたぜ!
新・盆回し先生になってもヒカルたんの境遇は変わらないのであった…(;´Д`)ハァハァ

ヒカル誕は運命の巡り合わせだなあ

692 :ヒカルたん開発〜松茸狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/12(金) 01:21:20.55 ID:???
「最近は真面目に手合いに出ているキミに言うのもなんなんだがね…」
手合い後に職員に呼び出されたヒカルは、耳を疑った。
なんでも、ヒカルを棋士から除名させようという声が出たというのだ。
北斗杯にも出た棋士が、長く不戦敗を続けていたなど知られたら、棋院の恥だというのだ。
職員は気まずそうな表情をしているが、彼に文句を言っても仕方が無いだろう。
ヒカルはぐっと堪える。
「オレはどうすれば…」
「なんでも、指導碁をして棋士に値するとわかればその申し出を取り下げると」
「わかりました」
何が何でも認めさせてやる。ヒカルは拳をぐっと握る。
「向こうが指定してきたのは20日の10時に××ホテルに……」
20日、それはヒカルの誕生日だった。
アキラと過ごす予定だったが、ここで日にち変更を申し立てて条件を変えられたりしたら溜まったものじゃない。
それに、朝からならば、夕方には確実に終わっているだろう。
言われた通りにメモをし、頭を下げて部屋から出る。
アキラにはこのことを言わない方がいいだろう。
ふざけるな、と怒り出す姿が目に浮かび、思わず笑みを零す。
絶対、負けてたまるか。気合をいれるために頬を叩き、よしと意気込んだ。

当日、ヒカルは指定されたホテルの一室へと向かった。
中は広かったが、異質にもベッドしか置かれていなかった。
誰もいない部屋に、少し早くつき過ぎたかとそわそわする。
ヒカルが部屋に到着して5分ほど過ぎた位に、扉がノックされた。
ヒカルはぴしっと姿勢を正す。
部屋に入ってきたのは10人の中年の男達だった。
中には50代と思われる者もいる。
「よくきてくれたね、進藤君」
「いえ…」
よく考えればここには碁盤がない。
これでは指導碁もできないではないかと言おうとする前に、長身の男が一人ヒカルへと近づく。
「今日を楽しみにしていたんだ。よろしくね」
「はい、よろしくお願いします」
除名を進言していたやつが楽しみだと?
嫌味のつもりかと睨みつけたかったが、そのことをおくびにもださずに笑みを浮かべた。
「じゃあ始めようか」
もしかしたら、誰かに持って来てもらうよう頼んでいるのかもしれない。
遠巻きに見ていた男達だったが、ヒカルに一歩ずつ近づいてくる。
机も椅子もない部屋でどう指導碁を始めようかと考えていたヒカルの背をトンと押され、ヒカルは長身の男に倒れこんだ。
慌てて離れようとするが、彼はヒカルの肩を掴んだまま離さない。
「あ、あの」
戸惑いながら声をかければ、足をひっかけられ床に倒される。
絨毯の敷かれた床はヒカルを優しく受け止めたが、上から押さえつけられ、圧迫感に眉間に皺を寄せる。
一体何だと言うんだと睨みつけたが、男達の欲情を隠しきれない瞳に、ヒカルは身震いした。
「本当に可愛いなあ、進藤君は」
「北斗杯で見たときからずっと触りたかったんだ」
「棋士を辞めたくないんだろう?」
スーツの釦を外され、ヒカルはやっと現状を理解した。
ヒカルはこれからこの男達に犯されようとしているのだ。
ふざけんなと暴れるが、複数の男に押さえつけられると身動きがとれない。
まず一番攻撃力のある靴を脱がされ、一枚ずつ剥がれていく。中に着ていたTシャツと下着、靴下だけになると、男達は息を荒げてヒカルを見つめていた。
「や、やめろ…!」
胸の突起をシャツ越しに爪を立てられる。
びくっと跳ねたヒカルに、爪を立てた本人は「おや」と首を傾げた。
Tシャツを捲ると、ヒカルの乳首には絆創膏が貼られていた。
ゆっくりそれを剥がすと、紅く充血し、熟れた突起が現れる。
「おお…」と男達は歓声をあげ、一人の男が片方にしゃぶりついた。
赤ん坊が乳を求めるように吸われ、ヒカルは高い声を漏らす。
「ひっ、ああっ、や、やめ、やめてぇ」
「進藤君はすでに開発済みだったのか。じゃあ、もう挿入もできるってことだね」

693 :ヒカルたん開発〜松茸狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/12(金) 01:22:13.64 ID:???
今までアキラ一人だけを受け入れて来たのだ。
それだけでも発狂したように感じ喘いでいたというのに、10人も受け入れるだなんて無理に決まっている。
ヒカルは再び暴れようとしたが、もう片方の突起にも舌を伸ばされ、悲鳴をあげた。
下半身にじんわりと熱が篭り、無意識に腰が揺れる。
深い口づけをされ、ヒカルは嫌悪感に吐き気がした。
引っかかった状態のTシャツを脱がされ、男達の目はヒカルの勃ちあがったそこに向けられる。
つつ、と指で下着越しになぞられると、ヒカルはひぃと喘ぐ。
先走りに濡れた下着を脱がされると、靴下だけになった。
やだやだと首を横に振るヒカルに、長身の男はヒカルの顎を掴む。
「進藤君、わかってるかい?ここでキミが拒否すれば、除名なんだよ?」
「そ、そんな、」
「いやだろう?じゃあ、四つん這いになって、俺達にキミの大事なところを見せるんだ」
押さえつけていた男達の手が離れる。
ヒカルは身体を震えさせながら、言われた通りに四つん這いになる。
ヒクヒクと動くヒカルの秘部に、再び歓声があがった。
濡れた指がヒカルの秘部を撫でる。濡れているのは唾液だろう。
ぐにゅと一本挿れられると、それはあっさり飲み込まれた。
ぐい、と中で曲げられると、ヒカルの体はビクビクっと反応する。
反応する場所を狙って刺激されると、ヒカルの口からは喘ぎ声が絶えず漏れた。
「あっあっやだぁ!」
口をだらしなく開け喘ぐヒカルに、男は勃起したそれを取り出すと、ヒカルの口へと挿入した。
無理矢理突っ込まれたそれに噎せたヒカルだったが、男は構わず腰を振る。
「ん、ん、んううう」
「はぁ、はっ、進藤君の口の中、すごくきもちいいよ」
指を増やされ、気付けば四本の指がヒカルの中でバラバラに蠢いている。
前立腺を引っ掻くように刺激され、ヒカルはぎゅうと指を締め付け、絶頂を迎えた。
指を引き抜かれ、今度は無機質なものが当てられる。
振り返りたいが、ヒカルの口に突っ込まれているもののためにそれは不可能だった。
温かいものが中へと大量に注ぎ込まれる。
これには身に覚えがあった。アキラとの行為の前に必ずやることだ。
「んんんんっ」
「だめだよ、進藤く、しゃべったら、あ、あ、でるでる」
中に何かが押し込まれるのと同時に口に白濁が注ぎ込まれた。
ヒカルは反射的に不味いそれを飲み込む。
飲み込んだことに満足したのか、男がそれをヒカルの口から抜くと、ヒカルの口から精液がつうと垂れた。
口を拭うことより、ヒカルは後ろを振り返ると、ヒカルの後ろに立っていた男の手にはリモコンが握られていた。
ヒカルが何かを言うより先に、ヒカルの中に押し込められていたものが機械音を発して震え出す。
「ひっあああ!」
腹の中には液体が注ぎ込まれ、それを掻き回すようにバイブが震える。
ヒカルは絨毯に額を擦り付け、快感から意識を逸らそうとする。
「あ、あ、やぁ、う、ううっ」
前髪を掴まれ無理矢理持ち上げられると、再び口の中に違う男の青臭いものが突っ込まれる。
快感と共に、じわじわと腹から痛みがやってくる。
ヒカルの揺れる腰を見ながら、男達は準備をするように自分のそれを扱く。
二度目の精液を飲まされると、ヒカルは腹の痛みに耐えかね、立ち上がろうとしたが、腕を押さえつけられる。
「あ、ああう、おねが、だしたいッ」
二人の腕により、ヒカルの身体が宙に浮く。
小さい子供が使うオマルに股がらさせられ、ヒカルはサァと顔を青くした。
「そこにしていいよ」
アキラにも絶対に見せなかった排泄を、見知らぬ男達に見られるのかと思うと、ヒカルは先程飲み込んだ精液が逆流してくるのを感じる。
だがそれ以上に、腹痛が限界を迎えていた。汗がびっしょりとヒカルを濡らす。
「う、うう…」
ヒカルは涙と汗で目の前が見えなくなると目を閉じ、バイブを引き抜いた。
ひどい臭いだろうに、男達は嫌な顔一つせず、興奮気味にヒカルの排泄を見つめた。
やがて何もでなくなると、再び床に押さえつけられ、液体が注ぎ込まれ、バイブが突っ込まれた。
今度は男の肉棒を咥えさせられることはなかったが、ヒカルは涎を垂らしながらバイブからの刺激に耐えた。
何度か排泄されされると、透明な水しか出なくなる。
タオルで汚れたそこを拭われると、横抱きでぐったりした身体をベッドまで運ばれた。

つづく

694 :名無しさん@ピンキー:2014/09/12(金) 01:23:40.06 ID:???
襲い受ヒカル誕が完成したのでちょっとずつ書いてたヒカルたんの松茸狩篇を
ヒカルたんの誕生日までには終わらせるぜ!

695 :名無しさん@ピンキー:2014/09/12(金) 01:43:18.05 ID:???
凄いのきちゃってた(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
生殺与奪握られてアンアンよがるヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

(除名ちらつかせを輪舞曲たんに先にやられたなんてのは内緒だorz)

696 :名無しさん@ピンキー:2014/09/12(金) 09:39:35.83 ID:???
被ってもいいじゃないか!
ヒカルたんを脅し好きにいじりまくる楽しみをもっといろんなメイツ達に(;´Д`)ハァハァ

697 :名無しさん@ピンキー:2014/09/12(金) 11:39:43.13 ID:???
そうだ俺が間違っていた!何を寝ぼけたことを言っているんだ俺は!
ヒカルたんをねっちりみっちりアレコレするメイツ道に果てはない(;´Д`)ハァハァ

そういうわけで待っててねヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

698 :名無しさん@ピンキー:2014/09/12(金) 13:35:41.72 ID:???
生意気なヒカルたんを逆らえなくしていたずらをだな(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
もうやめてよっ!と真っ赤な顔して涙目で見上げてきてアアアアヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

699 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/13(土) 00:53:22.85 ID:???
ただでさえギリギリと絞られるように痛い胃が、さらに捩じ上げられるような錯覚。
脂汗が額にびっしり浮かぶ。

初めて抱いた時、無抵抗でついてきて、無抵抗で身を任せた。
その日、アキラはヒカルに二連敗を喫した。
前の週、互いに気まずくなるような行動にアキラが出て、それを引きずったのが原因の敗戦だとヒカル
が考えたのだとしたら?自分のせいだなんて嫌だと思ってしまったのだとしたら?
辻褄が綺麗に合ってしまう。

自分に負担をかけずにアキラの要求を受け入れるには。体を慣らすしかないではないか。
とかく強引にヒカルの体を開きたがるアキラに合わせて。
アキラの成績を落とす心的要因になることを厭い。
何故、そんな単純なことに今まで気づかなかったのか。八年も。
ヒカルを長い時間かけて淫奔に変えてしまったのはアキラ自身だ。その罪深さに慄くしかない。
貫かれる激痛が耐え難ければ快楽にコンバートする。人間の脳は便利にできている。
痛いのが好きなわけじゃない。アキラの身勝手な行為にヒカルの脳が、体が適応せざるを得なかっただ
けなのだ。体の奥で達く方が好きなどという言葉を、真に受けていた己のご都合主義的な頭ときたらど
うだ。

敷衍すれば、ヒカルにとってのイントレランスは、自分が原因でアキラの前進が阻害されることだ。
では、今の状態は。
「あ……あ……」
ヒカルに良かれと思って、進んで棋院に自らの罪状を告白し。甘んじて謹慎処分を受けたことは。
ヒカルには耐え難いことではないのか。
「そうだ……だから……言えるわけ……なかっ、たんだ……」
自分さえ口を噤んでいれば、アキラにかける心配は最低限で済む。そう考えて、この二ヶ月余りの出来
事を胸ひとつに納めるとヒカルは決めたのだ。
アキラにみっともない碁を打たせないために。
言え、話せ、何があった、教えろと。何度詰め寄ったことだろう。
今回のことだけに限らない。まともに会話する関係になってからこっち、数えきれないほど。
そのたびにヒカルはこう言っていたではないか。
オレの方ばかり見るな。前を向け。おまえが転ぶのを見たくない。
そう、今回だって例外ではなかった。病床で、ただアキラの碁が鈍ることを嫌がった。

「く……」
悪化する一方の胃痛に、思わず上体を丸めて左手で腹を押さえる。
キーボードの脇に置いた携帯電話がバイブレーションでメールの着信を知らせた。無視したかったが、
和谷からの連絡ならすぐ見なければまずい。
果たして、メールの相手は予想通り和谷だった。続けて二通。
一通目は、自分に届いたものを転送する、との短いものだった。
転送元の差出人は岸本だろうか。こんな事態で電話連絡をとるどころではないと気づいた和谷が気を回
したのか。
本文の前についたヘッダー情報の、差出人名が目に入る。

「進藤……酷いな、キミは……追い打ちをかけてくるのか」
歪んだ口元が震えるのを止められない。この何日かで、一生分の涙を流したような気がする。

『完全に情報が遮断されてて、オレと塔矢が今どんな状況に置かれてるのかがさっぱりだ。頼む、テレ
ビとか雑誌とかでどんな言われ方してんのか、ざっくり教えてくれ。ノーガードじゃ戦えない。それに
塔矢の謹慎が長引くような方向に行ってるなら何とか止めたい、オレにできることある?』

「本当に酷いヤツだよ、キミは……」
アキラは流れる涙を拭うことすらも忘れていた。
ふと脳裏に浮かんだのは、一昨年のこと。ヒカルが初めて本因坊位防衛に臨む対局。
挑戦者は自分だった。

第一局が行われたのは五月十四日と十五日、北海道滝川市。
道央はいまだ寒く、初日の最低気温は岩見沢で1℃と冷え込んでいた。

700 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/13(土) 00:53:58.81 ID:???
ヒカルは五月に入ったあたりから体調を崩し、食べたものをすぐに戻すという症状に悩まされていた。
本因坊戦の時期に起こる摂食障害はこの頃からだった。そこへきて、東京との気温差。レセプションに
はどうにか出たものの、立っているのがやっとのヒカルを見た者は、誰もがストレートでタイトル陥落
と読んだ。
翌日の第一局一日目。対局中、午前だけでヒカルは二度倒れた。立会のベテラン棋士が棄権を勧めるが
、頑として聞き入れない。止めたら恨むとまで言われ、立会は様子見を決めた。
打ち掛けとなり、壁伝いにしか歩けないヒカルの肩にアキラは手をかけた。
その手が意外なまでの強さで振り払われ、一瞬たじろぐ。
見たこともないような険しい目をしていた。
『何だよアレ。あんな碁で勝つ気かよ』
アキラの動揺が、手筋に出てしまっているのを見抜かれていた。
『無理だ、そんな体調では。キミの方こそそれで勝てるつもりでいるのか』
『ああ勝つさ』
『……大丈夫なのか』
気遣わしげな口調に、ヒカルは激した。

『初日っから余計なこと考えてんじゃねェ!今は敵だ!』

アキラの選択できる答えは、目の前に一つしか用意されていなかった。
『わかった。キミの、戦う意志を尊重しよう』

アキラの封じ手で、一日目は終了。まだ診療時間に間に合う病院がある、とヒカルは立会に付き添われ
タクシーに乗った。取材を終えたアキラがそれを追い、病院に到着する頃には診察は済んでいて、ヒカ
ルは処置室のベッドで点滴を受けていた。ストレスで胃が弱っているうえ、風邪で脱水症状を起こして
いるという診断だった。風邪は東京との気温差のせいに違いなかった。
医師に掛け合い、翌日は看護師を派遣してもらうことになったという。持ち時間を使って経口では摂れ
なくなった糖分と水分を注射で補うのだと。
脳はブドウ糖がなければ働かない。頭を長時間フル回転させるのが仕事の碁打ちにとって、糖分補給は
生命線だ。普段の対局では昼食を摂らない主義のアキラでさえ、タイトル戦ではその主義を返上する。
『……来たのかよ』
ヒカルの態度は相変わらず硬直したままだった。
『万全のキミと戦って、堂々と本因坊を奪いたかったよ』
『過去形にすんのはまだ早ェ』
『早く楽にしてやりたい。だから』
『だから?』
一旦、ぐっと飲み込んでから。アキラはきっぱりと言った。
『叩き潰す』
硬いままだったヒカルの表情が、その時初めて変化した。嬉しげに。
そのほころんだ唇を存分に啄みたいという衝動を、アキラは必死に抑え込んだ。

北海道での初戦はアキラの勝利だった。だが、周囲の予想とアキラの『早く楽にしてやりたい』という
希望とは裏腹に、この年の七番勝負は最終戦までもつれ込んだ。
兵庫・新温泉町。福岡・北九州市。三重・四日市市。千葉・銚子市。静岡・伊豆市。新潟・妙高市。
七月二十二日に決着するまで全国を転戦した。
ヒカルの体調は最悪のままで、行く先々で最寄りの病院から医師か看護師に来てもらわねばならなかっ
た。第五局で三敗となったが、崖っぷちから起死回生の一勝でアキラと五分に持ち込んだ。終始劣勢で
ありながら終盤に驚異的な粘りを見せるのはヒカルの真骨頂だった。どの対局も紙一重で勝敗が決まっ
た。
最終日、終局。ありがとうございましたと小さく呟くと同時に、ヒカルは意識を手放した。
半目差。初防衛は成った。畳の上に倒れ伏すヒカルに駆け寄ることを、アキラはやっと許された。

※※※

アキラがことを起こして以降。
ネットでのリークを起点に、最もマスコミ露出の多い棋士であるヒカルのスキャンダラスな災難に関す
る憶測記事やそれを取り上げるワイドショーのコーナーは連日垂れ流され、棋院の抗議が追いつかない
炎上状態は一向に鎮火の気配を見せなかった。
日本棋院公式サイトのプレスリリース欄のボリュームは、毎日のように増え続けた。抗議対象となる雑
誌、新聞、ネットメディア、テレビ番組の名前がどんどん追加され、中には同じ名前が複数記載されて
いる常習犯まで出る始末。

701 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/13(土) 00:54:47.51 ID:???
特に悪質なメディアに対しては、文書で記事・放送差し止めと訂正及び謝罪を申し入れねばならず、事
務局の人間は頭を抱えていた。
伏せたところで露見するのは時間の問題だと予想していたアキラの謹慎も、初めての不戦敗が公表され
るや感付かれ、事務局に問い合わせが殺到するなど騒ぎに拍車をかけた。
名誉毀損で訴えてもいいほどの破廉恥な憶測記事が出るのは圧倒的にヒカルで、そのたび真偽を確認す
る必要があった。

実害も出ている。北斗通信システムがヒカルを広告塔として使うことのバーターとして存続していた北
斗杯だが、それが廃止の方向に動くと知った十代の若手棋士は少なからず動揺した。既に死に体となっ
た棋戦ではあるが、注目度が下がることで昔ほど代表選手に対する風当たりはきつくなくなり、国際棋
戦を経験したいという若手のモチベーションを辛うじて繋ぎ止めていた。
勝って当然ではなかった、拮抗した勝負ができて当然ではなかった、塔矢と進藤が突出しすぎていたの
だ、という認識は褒められたものでなかったにせよ。
皮肉にも、その塔矢と進藤のせいで北斗杯が廃止される。若手の心中は複雑だったろう。

「だんまりでは困るんだよ、進藤君」
先刻から坂巻がしつこく問い質しているのは、アキラと具体的にどういう関係なのかということだ。
半身を起こしたヒカルの前にある、ベッド付属のテーブル。碁盤がどけられたその上に、坂巻が持って
きた新聞や雑誌が乱雑に置かれていた。
「こちらとしても、間違ったことをさも本当のように書き立てられている記事については訂正を要求し
なくちゃならん。決して興味本位で訊いているのではないのは理解してもらえてると思うんだが」

荒唐無稽な、根拠のないゴシップ記事については即座に否定できた。先日、手洗いで絡んできた入院患
者が真に受けていた『小学生の頃から援助交際』という記事も、テーブルの上のスポーツ新聞に掲載さ
れたものだ。ざっと目を通したが、笑うしかない内容だった。小中学校時代の同級生に取材したそうだ
が、恐らくその内容はある部分をトリミングし、ある部分を誇張したものに違いない。
知らなかったのは『中学の修学旅行に進藤が行かないと判って、がっかりした男子生徒が何人もいた』
というくだりで、その文言が本当だとしても意味はきっと歪められているのだ。
「ああ、その記事ね。緒方先生、苦慮してらしたよ。キミにとっては身から出た錆だがね」
どこから援助交際などという飛躍した話になったのか。その端緒は院生試験申し込み時の押し問答だっ
た。緒方が助け舟を出したことでヒカルは申し込み期限を過ぎていたにも関わらず受付してもらえた。
それが捻じ曲げられ、ヒカルが緒方をたらしこんでいたから特例が認められた、という話が捏造された
のだった。

もはや、面会謝絶の建前など事務局にはどうでもいいものだった。頻繁に人が出入りする病室に対し、
訝る者が出ても知ったことではないのだ。
とにかく、延焼する一途の記事や放送、ネットの話題を一刻も早く鎮火せねばならない。
それらの話題の中で、最も多く取り沙汰されているのがヒカルとアキラの関係だった。これさえ潰して
しまえば、大方黙らせてしまえる。
それなのに、二人とも示し合わせたかのように口を閉ざして欠片すらも語ろうとしない。
「塔矢君と連絡をとっているのかね?」
坂巻は苛立ちを隠せぬ声で問う。
「いいえ」
ヒカルの返答は簡潔だった。
「嘘はキミ達の為にはならんよ」
「嘘じゃないです」
食い下がる坂巻の心境はわからないでもない。一刻も早く平静を取り戻さないことには、所属する棋士
にも院生にも悪影響がずっと続くことになる。プロ試験の受験生にもだ。
それはヒカルとて本意ではない。
「キミ達が互いを庇い合うのは当然だと私も思うよ。だがね、時と場合ってもんがある」
「塔矢とは連絡なんて取ってません」
「言葉を選んでる場合じゃないので、失礼を承知で言わせてもらうよ。この一件、あまり縺れるとね。
キミにも何らかの処分が必要になる可能性が出てくる」
「脅しと取っても構いませんか」
坂巻は感情を抑えるためか、返答に数秒の間を置いた。
「どう取ってもらっても結構だ」

702 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/13(土) 00:55:47.78 ID:???
若゛「ボクが可哀想な話になってないか?」
ヒカルたん「どんまい♪」

2008年5/14,15の滝川市近辺の気象情報がなかったらどうしようかと思って
探したら岩見沢しか出てこなかった
5月で1℃とか、北の大地に常春の国の人間は住めないと実感したでつ

703 :名無しさん@ピンキー:2014/09/13(土) 02:31:51.35 ID:???
ヒカルたんだけに苦しい思いはさせねえってか…
どんどん追い詰められていくなあ
続きが楽しみだぜ(;´Д`)ハァハァ

704 :ヒカルたん開発〜松茸狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/13(土) 03:28:16.16 ID:???
「誰からやるんだ?」
「ジャンケンか?」
ヒカルを押さえつけながら、ヒカルを犯す順番について話し合っているようだ。
もう誰でもいいから早くして終わって欲しい。
やがて話し合いに決着がついたのか、一人の男がヒカルの身体を持ち上げると、他の男達に見せつけるようにヒカルを背面に自分の膝に座らせ、ゆっくりと挿入していく。
「う、おお、締まる…ッ!」
「あ、ああ…」
根元まで入ると、男は急激にヒカルを突き上げた。
前立腺をぐりぐりと擦られ、ヒカルは悲鳴に似た喘ぎ声で叫ぶ。
「あ!あ、あん、あ、や、やら、ひっ」
ヒカルがうっすら瞳を開くと、ビデオで撮影されていることに気づくが、喘ぐだけで何をすることもできない。
ヒカルが射精するのに合わせて、男もヒカルの中に熱を吐き出した。
男のそれが抜けると、ヒカルの中から白濁がぼとりと垂れる。
次の男はそれに怯むことなく、ヒカルを四つん這いにさせると貫き、獣のように腰を振った。
乱暴に突かれても、アキラに調教されたヒカルの体は快感に変えてしまう。
「ひっいやあ、ああ、あん、あうう、あ!んんう」
同時に口に性器を突っ込まれ、ヒカルは息絶え絶えになりながら喘いだ。
口と中に同時に熱を吐き出され、ヒカルも射精する。3回目の射精に身体を痙攣させたが、若い体は刺激を与えられると再び熱を取り戻す。
また背面座位の体勢を取らされると、下から貫かれる。
機械的に喘いでいたヒカルだったが、衝突に自身を咥えられ、中を締め付けてしまう。
根元を指で締め付けながらしゃぶられ、中で前立腺が擦られる。
イきたいのに射精できずに、ヒカルは行き過ぎた快感に痛みすら感じてくる。
「や、やだ、いっいきたい、いかせ、いかせて」
「じゃあ、自分で動いて」
「え、ぁ」
ヒカルの自身を咥えていた男は離れ、ヒカルは下から串刺し状態のまま放置される。
動いて、とは、自分で腰を揺らし、快感を得ろと言いたいのだろう。
戸惑うヒカルに、下から突き上げられ、ヒカルは快感に理性が飛んだ。
自分で腰を浮かせ、下ろす。
機械的な動きだが、前立腺を擦ると、快感に喘ぎ声が止まらない。
そろそろイきそうだと腰の動きを早めたが、突然腰を掴まれ動きを止めさせられる。
「やだぁ!いきたいっいかせてよっ!」
今にも爆発しそうなのに、堰き止められた熱は体の中をぐるぐると回る。
「じゃあ、今度は『オレの中に精液いっぱい出してください』って言うんだ」
「ぇ、ぁ、う…」
熱が段々と収まり頭に理性が戻ってきたが、一度だけ体の奥を突かれ、ヒカルは耐え切れずに叫んだ。
「おれ、の、なかに、せーえき、いっぱい、くださいっ」
どくん、と中のものが脈打つ。
それを合図に下からガツガツと突かれ、快感に涎を垂らしながら喘ぐ。
男が一人ベッドに近づいたかと思えば、扱いていたブツをヒカルに向け、顔に精液をぶちまけた。
生臭いにおいに顔を拭いたかったが、腕を押さえつけられそれは叶わなかった。
顔に精液を滴らせたまま、ヒカルは射精を迎えた。中にも熱いものを吐き出される。
「あぅ…」
抜かれると、力をなくしたヒカルはベッドに横たわる。
今度は仰向きのまま、脚を持ち上げられると中を貫かれた。
すぐにヒカルの弱いところを見つけると、そこを集中的に擦り、びくびくと反応するヒカルの反応を楽しむ。
「はぁ、はぁ、進藤君は精液がいっぱい欲しいんだろ…っ?」
「う、う…」
仰向けに喘ぐヒカルの目の前に、複数の肉棒が現れる。
ヒカルが思わず目を閉じると、びゅくびゅくとヒカルの顔を白濁まみれにする。
目を開けることができずに喘ぐと、口の中にも精液を注ぎ込まれる。
そのまま中にも吐き出され、ヒカルは汁まみれのままベッドに力なく横たわった。
近くでカメラの小さな機械音が聞こえ、撮られているのだと実感する。
やがてタオルで顔を拭われると、50代の男がヒカルの目の前にいた。

705 :ヒカルたん開発〜松茸狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/13(土) 03:29:38.20 ID:???
男のそれは今まで見たもののなかでも一番太く、長かった。
この年でこれなのだから、若いときはもっと凄かったのだろう。
「進藤君は前のお口か後ろのお口、どっちがいい?」
こんなの、中にいれられたら壊れてしまう。
ヒカルは慌てて這うようにベッドを動き、男のそれを口で咥えた。
口の中には半分も入り切らなかったが、これが最大の大きさではないようで、ヒカルがしゃぶるとさらに大きさを増す。
口が痛かったが、なんとか耐えながら手でも扱き射精を促す。
「はぁ…、口もいいけどやっぱり、進藤君の後ろの感覚も味わってみたいなあ」
「んっ!」
突然引き抜かれ、四つん這いで奉仕していたヒカルの肩を押さえつつ、後ろに回る。
嫌だと前に逃げようとしたが、脇に手をいれられ、身体を起こされる。
男の膝に座らされ、背面座位であてがわれたものに、ヒカルは血の気が引いた。
重力に従ってずぶずぶと入り込んで行く。
ある程度まで入ると動きが止まったが、まだ根元には達していないようで、肩をぐっと押される。
苦しさに呻き声をあげるヒカルだが、根元には届かない。
「ぁ…は、ぐぅ…」
「入らないねえ。他の人にも手伝ってもらおうか」
「ぁ、ああぅ…」
ヴヴヴという振動音に目を前に向ければ、複数の電気あんまがヒカルに向けられている。
ヒカルの勃ちあがったそれを中心に、胸の突起などを押し当ててくる。
玉や竿を挟むように当てられると、先走りがドロドロと溢れる。
「あ、ひぃ、あっあ、や、やらっ」
前の刺激が後ろにも連動し、加齢臭の篭った吐息がヒカルの耳にかかる。
中途半端に入ったそれを一度引き抜くと、再び奥まで入り込む。
先程より深くに挿入されたそれに、ヒカルはぐぅと鳴く。
快感より苦しさが勝るが、電マに刺激され頭の中がこんがらがる。
何度か出し入れを繰り返すと、ほぼ根元まで入ることができた。
男は熱い息をヒカルの項に吹きかけ、中の感覚を楽しむ。
「は、は、ううう…」
「おじさんのを美味しそうに咥え込んでるねえ。ほら、他の人にも見てもらおう」
脚を高く持ち上げられると、接続部分が露わになる。
太いそれを飲み込んでるヒカルのそこに、唾を飲む音が聞こえる。
「ほぉら、動かすよ」
「ひぃ!あっあっやっうっううぐっ」
入口から奥の奥まで男の肉棒で満たされ、内臓の形が変わるような錯覚に陥る。
「あ、ぐ、あ、あ、」
男は息を詰まらせると、ヒカルの最奥に熱を吐き出した。
未知の感覚に身体を震わせながら、ヒカルも達する。
精液を全て吐き出すと、ヒカルの中から抜ける。
抜け出た後も、中の異物感は消えなかった。
焦点が合わずに身体を痙攣させるヒカルに、次の番の男は眉を八の字にして起き上がらせる。
「大丈夫なのか?壊れちゃったんじゃないのか?」
ベッドに転がっていた電マを取ると、ヒカルのくったりとしたそれに押し当てる。
「うう…」と反応を返したヒカルをうつ伏せにさせると、そのまま挿入する。
四つん這いと違いぴったりとくっ付かれ、腰を動かされるとヒカルのそれがベッドのシーツに擦れる。
精液でぐちゃぐちゃに濡れたシーツは痛みを与えることなくヒカルに快感を与えた。
この男で六人目で、あと最低でも三人は相手にしなくてはならない。
それは一度で解放されたらの話で、実質二倍以上は覚悟しなくてはならない。
だが、ヒカルの身体はもう限界だった。
すでに五回は射精しており、出す量も減ってきている。


つづく

706 :名無しさん@ピンキー:2014/09/13(土) 03:30:32.02 ID:???
とりあえず、今書いてるところまで
つゆだくヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

707 :名無しさん@ピンキー:2014/09/13(土) 03:43:29.41 ID:???
ヒカルたん一丁つゆだくで!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
オーダー入りまーす!ヒカルたん一丁つゆだくで!

そんなお店はありませんか?(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

708 :名無しさん@ピンキー:2014/09/13(土) 11:17:51.55 ID:???
ヒカルたん専門店か(;´Д`)ハァハァ
じゃあ俺は12さいヒカルたんをいただこうかな(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

709 :名無しさん@ピンキー:2014/09/13(土) 11:45:49.90 ID:???
オレ未亡人ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

710 :名無しさん@ピンキー:2014/09/13(土) 12:03:32.35 ID:???
お客さんの手でヒカルたんの桃を解してください(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたん、緊張しているのかい?
大丈夫だよ、おじさんに身を任せて(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

711 :ヒカルたん開発〜松茸狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/14(日) 00:49:24.10 ID:???
今度の男は射精が早く、10分足らずでヒカルの中に吐き出した。
早い割には吐き出した精液の量が多く、抜くとどろりと釣られるように大量の精液が流れ出た。
「う…うー…んんっ」
「そろそろ薬使っとくか?」
ごろりと転がされ、仰向けにされると中途半端に刺激されて勃ちあがりつつあるヒカルのそれが主張する。
それをみた50代の男は、ヒカルの亀頭を掌でぐりぐりと回すように刺激し始めた。
ヒカルは暴れようと試みたが、力の入らない身体では意味のないことに等しかった。
射精ではない感覚がじわじわと溢れてくる。
「ぁ、だめ、だめ、おしっこ出る、出ちゃう、あっあっ」
「おしっこじゃなくて潮吹きだから、気にせずいっぱい出そうねえ」
潮吹きとは何かよくわからなかったが、男達がニヤニヤと見つめている中で漏らしたくはなかった。
だが、快感に慣らされた体に拒絶できるほどの力はなく、透明な液体をぶちまけた。
男達の歓声を聞き、ヒカルは羞恥に顔を逸らすが、射精とは違う謎の絶頂感に体が痙攣するのを止められなかった。
「じゃあ、お薬いれようか」
ピンク色の、悪趣味な液体が入った小瓶をヒカルに見せつけるように揺らす。
なんの薬かはわからないが、ロクでもないものであることは確かだ。
「ぅあ…やだ……」
「すぐ気持ち良くなって何もわからなくなるよ」
直腸に直接いれるのか、ヒカルの脚を広げさせる。
「や、やめて、オレ、頑張るから…っ」
のそのそと起き上がると、小瓶を持つ男の勃ちあがったそれを根元から舐め上げる。
必死に奉仕するヒカルに、男達は目を合わせると、小瓶をベッドの端に置く。
「じゃあこれは、進藤君が気絶したり動けなくなったら使うことにするね」
四つん這いになりながら奉仕するヒカルの頭を撫でる。
男が一人ヒカルの後ろに回ると、腰を何度もぶつけられ赤く腫れた尻を撫でる。
触れるか触れないかのラインで撫でると、くすぐったいのかヒカルの尻が揺れる。
誘うように動く尻に男は息を飲むと、ヒカルの中へと一気に貫く。
「ぅぐっ」
内臓を押し上げられ、思わず口の中のそれに歯を立ててしまう。
「はっ、悪い子だね」
「んっ、うううう」
前髪を掴まれると、喉奥を突かれ、吐き気にすっぱいものが溢れる。
口と後ろを無茶苦茶に突かれ、ヒカルは嘔吐に耐え忍ぶ。
後ろを貫く男にヒカルのそれを乳搾りをするような動きで扱かれる。
「ん、んう、ううっ」
射精したのか一瞬わからなかったが、絶頂感がビクビクと続く。
後ろを貫く男は喘ぐと、ヒカルの中に射精した。
前立腺を抉るものの動きが止まったはずなのに、体は絶頂感が続いていた。
やがて口の中にも熱いものを吐き出され、ズルリと抜かれる。
「ドライでイっちゃったかな」
「進藤君は本当に淫乱だなあ」
「ほら、進藤君。まだ相手をしてない人が二人いるんだよ」
「ぅ…はい…」
重い身体を起こすと、四つん這いで秘部を向ける。
今にも眠ってしまいそうなほど身体は疲労しきっていたが、ここで倒れたらあの薬を使われるのだろう。
熱い肉棒が精液の滑りを借りてぐちゅぐちゅと入ってくる。
「まだ締め付けてくるんだ、すごいな進藤君」
「う、う、うあ、あ、」
前立腺を容赦無く狙われると、息をするのも困難になってくる。
生臭いシーツに顔を押し付け耐えていると、やっと達したのか呻き声とともに中に熱を吐き出した。
倒れることなく次の男を待っていると、仰向けに転がされた。
正常位がいいのかと力を抜いていると、ヒカルのそれにゴムを嵌められ、違和感に前に目を向ける。
小太りの男は息を荒げ、ヒカルのそれを勃たせようと扱く。
大方硬さを持つと、男はヒカルの上へと跨る。
「おいおい、進藤君の骨が折れるんじゃないのか?」
周りの茶化すような声とともに、男はヒカルのそれを男の中へと挿入していく。
ヒカルは今まで犯されたことは何度もあれど、前を用いたことはなかった。
つまり、童貞だったのだ。

712 :ヒカルたん開発〜松茸狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/14(日) 00:51:02.44 ID:???
初めての感覚と嫌悪感に鳥肌がたつ。
「ゃ、やめ、うっ」
「ああ、少し萎えちゃったね」
男が上下に腰を動かすと、熱い肉壁にヒカルのそれが擦られ、否が応でも身体が高ぶる。
「ぅ、う、うごかな、で、うっ」
初めてを小太りの男に奪われるだなんて、ヒカルはショックで涙をポロポロと零す。
それに興奮したのか、男は腰を振りながら自分の勃ちあがったそれを扱きあげる。
男が喘ぎ熱を放つと、中が搾り取るような動きをし、ヒカルは屈辱的にもゴムの中に射精した。
男はヒカルの上から退くと、ヒカルが射精するのを確認し、嬉しそうにゴムを外す。
「夢のようだよ、進藤君…」
「ひっく、うう…」
ヒカルは目を腕で覆い隠すと、肩を震わせながら泣く。
「そんな泣き顔見たらまたやりたくなってきたじゃないか…」
「ッも、やだ…」
「一人一回ずつの挿入の約束だからなあ」
「やく、そく……?」
「僕達はちゃんと棋院にお金を払っているんだよ」
つまり、ヒカルは棋院に売られたということだ。
絶望感が身を包み、ヒカルは今すぐにでもアキラに会いたくなった。
もしかしたらまた除名をちらつかせて、こういうことを要求されるかもしれない。
そこまでしてこの世界に身を置くべきなのだろうか。
「ゆっくりしていくといいよ。じゃあね、進藤君」
楽しかったよと一人ずつに声をかけられたが、ヒカルは頭を抱えたまま反応はしなかった。
パタンと扉の閉まる音が聞こえ、広い部屋に一人になる。
ビデオも撮られているのだ。
例え逃げたとして、もしそれをばら撒かれたら?
「うぅ、塔矢ぁ…」
のろのろと起き上がり、床に落ちていた鞄を拾う。
携帯を取り出すと、アキラから終わったら連絡するようにとメールが入っていた。
戸惑うことなくアキラに電話をかけると、2コールも鳴らないうちに電子音が途切れる。
「もしもし」
「……塔矢」
縋るようなヒカルの声にアキラも異質さを感じたのか、すぐに今どこにいると尋ねる。
ヒカルはボソボソとホテルと部屋番号を言うと、アキラはすぐにやってきた。
「進藤!」
裸でベッドの横に座り込んでるヒカルに慌てて駆け寄ると、精液独特の臭いとヒカルの肌にこびりついたそれに眉間に皺を寄せる。
何があったか一目瞭然の姿に、アキラはとりあえずシャワーを浴びさせようと、腕を回して立ち上がらせる。
「進藤、気持ち悪いだろう?綺麗にしよう、ボクも手伝うから」
「……うん」
返事をしたヒカルにホッと息を吐きつつ、シャワールームへと連れ込む。
濡れてはいけないのでアキラも服を脱ぐと、温度を調節しヒカルに湯を浴びせる。
秘部から垂れる白濁に、アキラは指を挿れると掻き回すように動かす。
「ヒッ、塔矢ぁ」
「ボクに掴まってて」
シャワーを押し当てながら掻き出し、色が透明になったところで離す。
ボディソープをタオルで泡立たせると、ヒカルの身体を洗っていく。
その間もヒカルはアキラにしがみついたままだった。
自分の身体を軽く拭いた後で、綺麗なタオルでヒカルの身を包むと、シャワールームから出る。
家具がベッドしかなかったので、床に座らせることにした。
「進藤、何があったか話せるかい?」
「ぁ…」
ヒカルは唇を震わせながら、ポツリと言葉を吐き出して行く。
アキラは手をギュッと握りしめ、ヒカルの言葉を聞き逃さないように目を逸らすことなく聞いた。

713 :ヒカルたん開発〜松茸狩り篇〜 ◆FvK.L8.adE :2014/09/14(日) 00:51:41.61 ID:???
「棋院が…そうか、わかった」
「どうしよう、塔矢。ビデオも、撮られて」
「大丈夫だよ、進藤。ボクに任せて」
ヒカルを落ち着かせるためか、にっこりと笑うアキラに、ヒカルは逆に不信感を持つ。
「……塔矢、オレを捨てるの?」
「ッ何を言ってるんだ」
「だって、オレ汚いだろ。もしかしたら性病にかかったかもしれないし」
あれだけヒカルに行為を求めてきたアキラだ、抱けないとなれば、冷めてしまうのではないか。
ヒカルは瞳に涙を滲ませる。
だが、アキラは肩を震わせると、激情のままヒカルの肩を掴む。
「ボクは別に、キミとセックスができるからキミと付き合っているわけじゃない!
確かにそれも愛情表現の一つだけど、それだけをキミに求めたつもりはない」
「塔矢…」
「ボクは、ボクはキミを愛しているんだ。
キミが傍にいてくれるだけでいい、それだけで幸せなんだ。
寧ろ、キミが罪悪感でボクから離れようと言うのなら、ボクはキミを監禁してでも離さない。
……わかった?」
「……うん」
ギュッと抱きしめれば、同じだけ返してくれる。
ヒカルはアキラの匂いに包まれると、そのまま目を閉じた。

HIVの検査には一ヶ月経過してからの方がいいと言われ、ヒカルはその期間を過ぎた後で病院に向かった。
3日後に結果が出ると言われ、今日がその日だ。
今日までアキラとは行為どころかキスすらしていない。
アキラは気にしないと言ったが、ヒカルが拒絶していたのだ。
病院帰りにアキラの家に来るように言われていたので、ヒカルは結果の書かれた紙とともにアキラ宅へと向かう。
庭から煙が出ているのを見、ヒカルは鈴を鳴らさずに庭へと向かった。
「塔矢、何してるの……?」
「やあ、進藤。結果はどうだった?」
「陰性だった」
「そう、よかった」
アキラは何かを燃やしているようだった。
ヒカルが近づいてよく見ると、ビデオのテープのようだ。
ヒカルは何も言わずに縁側に腰掛け、燃え盛る火をじっと見つめる。
あれから、ヒカルを凌辱した男達が、何かしらの罪で摘発されたり事故にあったりしたのをニュースや新聞で見た。
きっと、アキラが何かをしたのだろう。
だが、ヒカルは何も言わない。
アキラも何も言わないのだから、ヒカルもそうすべきなのだろうと悟ったのだ。
大方燃えると、アキラはバケツにためておいた水をかけ、トングで黒い塊となったそれを拾って行き、ゴミ袋に詰める。
口を縛ると放り投げ、ヒカルの横へと座る。
「進藤、キスしてもいい?」
「え?」
「だめ、かな?」
困ったように笑うアキラが愛おしくなり、ヒカルはアキラの肩にもたれかかる。
耳元で「いいよ」と小声で囁けば、アキラは嬉しそうに笑った。



714 : ◆FvK.L8.adE :2014/09/14(日) 00:53:08.05 ID:???
ハッピーエンドだよヒカルたん!
若゛は悪いところにお金を払って暗躍しました

715 :名無しさん@ピンキー:2014/09/14(日) 00:59:44.11 ID:???
潮吹きヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
松茸の初物頂かれちゃったヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
媚薬がイヤで頑張っちゃうヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
ええもん見せてもろたありがとうありがとう(;´Д`)ハァハァ
乙ですた(;´Д`)ハァハァ

若゛の黒さが何ともいえんwww

716 :名無しさん@ピンキー:2014/09/14(日) 01:13:27.26 ID:???
ヒカルたんが男達の松茸狩りをするかと思いきや、ヒカルたんが松茸狩りされる話だったのであった…
要素いろいろ詰め込みすぎて書いてるこっちがお腹いっぱいだったぜ

ヒカルたんイジメは楽しいなあ(;´Д`)ハァハァ
ああん!ヒカルたんもっと踏んで!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

717 :名無しさん@ピンキー:2014/09/14(日) 01:41:09.75 ID:???
可哀想なヒカルたんはよいものだ(;´Д`)ハァハァ
心が強ければ強いほど折り甲斐があって胸が踊る(;´Д`)ハァハァ

…でも今書いてるヒカルたんの心をぶち折れる気がしない
なんであんな鉄メンタルになってんだオイ

718 :名無しさん@ピンキー:2014/09/14(日) 02:14:02.16 ID:???
ヒカルたんは佐為を一度失ってからメンタルが強化されたんだ…
ヒカルたんは神経図太い位がちょうどいいよ!(;´Д`)ハァハァ
それでこそ我らがヒカルたん!

719 :名無しさん@ピンキー:2014/09/16(火) 01:11:58.92 ID:???
tkbを刺激するとホルモンが増えて男性でもおっぱいが出ても不思議ではない→
ヒカルたんのいちごを刺激し続けるとおっぱいがでる

つまりは、わかるな?(;´Д`)ハァハァ

720 :名無しさん@ピンキー:2014/09/16(火) 01:43:53.27 ID:???
おっぱいは妊娠すると出る
…さて、飲乳プレイの前準備としてヒカルたんにガッツリ種付けしてこよう
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

721 :名無しさん@ピンキー:2014/09/16(火) 08:37:27.76 ID:???
下からみるくを注ぎこまれて上からもみるくが出ちゃうヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
下半身からみるくを垂らしつついちごからもみるくがこぼれ落ちてたらすごくエロいよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

722 :名無しさん@ピンキー:2014/09/16(火) 11:22:28.60 ID:???
若゛と授乳プレイヒカルたんか…(;´Д`)ハァハァ

723 :名無しさん@ピンキー:2014/09/16(火) 13:07:41.53 ID:???
「進藤のミルク、とても美味しいよ」
「ば、バカ!あっ吸うな、ン、んぅ……」
「ぱんぱんに張ってるよ。吸ってあげないと」
「うぅ……、優しく吸ってくれよ」

ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

724 :名無しさん@ピンキー:2014/09/16(火) 13:19:42.23 ID:???
苺からぽたぽたとミルクをこぼし、ポークビッツはトコロテンでミルクだらだらで
上のお口がらは飲みきれなかったミルクが垂れてて
ぽっかり空いた下のお口からもミルクをとろとろ流して
M字開脚で全身ビックンビックンさせてるアヘ顔のヒカルたん…

(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

725 :名無しさん@ピンキー:2014/09/16(火) 14:48:34.02 ID:???
はー、はー、と肩で息をしながらチラッとこっちを見て微笑み、
もっとくれよ……と下のお口を指で広げるヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

726 :ミルク永久機関ヒカルたん:2014/09/16(火) 19:40:26.30 ID:???
ぷっくり山なりに膨らんだ乳輪ごと音を立てて吸い上げると、ヒカルは淫らがましい声を上げて身をよ
じった。
「いやっあん、痛い……っ」
根本からつんと固くしこった頂上まで絞り上げるようにして、唇と舌、歯まで使って扱き上げる。
「やっ、は、だめぇ」
乳腺は乳輪周辺までしか発達しておらず、脂肪に守られていない。噛んでやるとコリコリと独特の固い
感触が歯に当たる。
「い、ぁあ、いた、んンぁ」
どこかで見た覚えがある。男にも乳腺がごく短いながら発達する時期があり、そこを逃さず開発してや
ると素晴らしい感度を持つ淫乱な乳首に仕上がるのだとか。眉唾だと思っていたが、目の前であえかに
乱れる天使を目の当たりにすれば、信じてもいいような気にさせられる。
お留守になっている方を、やはり絞り上げるように指で摘んでゆっくり扱いてやる。
頭ががくりと仰け反り、明るい色の前髪が流れて形のいい額が露わになる。
「あぁ、はぁっ……あ、あ」
指できつく挟んだ乳頭から、ぷくりと白濁した雫が膨らんでくる。
「もっと出るだろう?」
乳首から口を離し、耳孔に舌を差し入れて意地悪く囁いてやる。
「ココに……ほら。補給してやってるんだから」
言いながら、太い肉棒を咥え込んだ腰を前後に揺らしてやる。それだけでヒカルは甘く鳴いた。
「おが、た、せん……せ、も……らく、に、して……」
呂律の回らない泣き言を垂れる小さな口の端からは、さっき飲み損ねた精液が筋を作って顎に伝ってい
る。
胡座をかいた上に小柄な体を対面で座らせ、自分で動くように命じたが、ハイペースで何度もイったせ
いでもう力が残っていないようだ。というよりも、さっきからずっとトコロテンだ。勃ち上がりっぱな
しの小ぶりな性器からは、止めどなく精液が出続けている。
「だ、って……、オレばっか、で……せんせ、まだ、ココ、でっ、いっかいも……」
まだ中で一度もイかせていない。余程そっちが欲しいらしい。
ねっちりと口の中を犯してやっただけで、全身の感度が跳ね上がる。
「じゃあ二択だ進藤。俺が乳搾りを存分に楽しんでから止めを刺されるか、中でイってから乳搾りか。
忠告しておくが、後者は生殺しだぞ」
涙をたたえた大きな瞳が、すがるように見上げてくる。

727 :ミルク永久機関ヒカルたん:2014/09/16(火) 19:40:57.61 ID:???
「……同時、ひっく、じゃ、ダメなの……?」
しゃくりあげながら哀れっぽく訴えてくる声に、緒方の気持ちが少し揺れる。
「そんな芸当ができるほど器用じゃないぞ」
中断していた乳吸いを再開する。
「あぁぁあン!あ、ぁはア、胸、で、また、キちゃ……!」
口の中に、微妙に甘ったるい味が広がる。指で扱いているもう片方も乳汁の雫が垂れ落ちて、手首まで
流れてきている。成程。こっちでイく時は量が増えるのか。乳首で射精してるみたいだな、とよしもな
い事を考える。
吸っていた方を解放し、もう片方を味わう。ヒカルの全身がわななき、中にいる緒方を容赦なく締め付
ける。緒方の方も余裕ぶってヒカルを虐めてはいられなくなってきた。
「いい子だ。ご褒美をやらなきゃな」
嵌めたまま、ぐるりと体を入れ替えてやるだけで敏感な粘膜はもう限界のようだった。
「中にたっぷり補給してやる」
小さな背中に覆いかぶさり、獣のような体位で最初から激しく突きまくる。
「アァッ!アッ!ア、ア、ひァ、んんッア!」
四つん這いで汗に濡れた髪を振り乱し、ヒカルは嬌声を上げ続ける。
最後の強烈なひと突きに、受け止めきれない絶頂感が襲ってきたらしい。
声にならない悲鳴を細く長く上げ、全身を大きく痙攣させた。
それに伴って肉棒が絞り上げられ、緒方はヒカルの中深くに放った。

「はっ、はっ、はっ……」
部屋の灯りに、華奢な背中の汗が反射してほの白く光っている。
脱力したヒカルの体を、緒方は引き起こして自分の上半身に凭れかけさせた。
まだぼってりと張った乳首からは、乳汁が垂れている。
指で軽く触れてやると、びくっと体が揺れ……そして。

最中はあんなに終わって欲しがったくせに。
まだ欲しい、とだらしなく開いた秘所を指で拡げて見せた。
そこからも、白く濁った淫汁がどろりと流れ出していた。
ヒカルの顔は蕩け、精液を纏わせたままの口元には薄っすら笑みが浮かべられていた。
緒方はその胸元に、もう一度舌を伸ばした。

<おそまつ>

728 :ミルク永久機関ヒカルたん:2014/09/16(火) 19:43:43.01 ID:???
書いてるうちに、何となく緒方兄貴の出番だと思った
おっぱいヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

729 :名無しさん@ピンキー:2014/09/16(火) 21:32:41.06 ID:???
おっぱいヒカルたんエロス(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
緒方の兄貴も調教のプロだったか…
塔矢門下は調教のプロが多いぜ
この調子だともしかして芦原も…

730 :名無しさん@ピンキー:2014/09/16(火) 21:33:51.85 ID:???
もしかして塔矢門下の朝のミルクはヒカルたんのミルクだったり…
ハッ!俺、今日から塔矢門下に入るよ!(;´Д`)ハァハァ

731 :名無しさん@ピンキー:2014/09/17(水) 02:10:33.11 ID:???
行洋先生は弟子(息子含む)に何を指導しているのやら
ついでにヒカルたんにも色々仕込んでいるとそういうわけか(;´Д`)ハァハァ

732 :名無しさん@ピンキー:2014/09/17(水) 02:40:18.47 ID:???
塔矢門下によるヒカルたん開発(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんの身体に快感を覚えさせて逃げられなくする作戦か(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

733 :名無しさん@ピンキー:2014/09/17(水) 02:55:26.37 ID:???
ヒカルたんは若゛の伴侶として扱われてそうだな…
若゛の独占欲の強さから察するに、自分以外と行為をしたらヒカルたんにはきつーいおしおきが待ってる
※ただし「性的な」がつく(;´Д`)ハァハァ
なのでヒカルたんはおしおき目当てに色目を使いまくる

734 :名無しさん@ピンキー:2014/09/18(木) 03:56:38.52 ID:???
明後日はついにヒカル誕か……早いものだ

735 :名無しさん@ピンキー:2014/09/18(木) 03:58:44.98 ID:???
ヒカルたん、誕生日プレゼントは何がいい?(;´Д`)ハァハァ
「えーっと、腕時計と靴と鞄と、あとスーツ」
わかったよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

ヒカルたんのATMに俺はなる

736 :名無しさん@ピンキー:2014/09/18(木) 15:31:01.74 ID:???
タイトル戦用の和装一式も買ったげるよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ

737 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/18(木) 15:32:12.82 ID:???
歯切れの悪い言い方で、坂巻は先を続けた。
「キミに言うまでもない事だが。北斗杯がそうであったように、各棋戦それぞれに主催……スポンサー
企業がいる。企業にとってイメージ戦略は欠かせない」
「自分の会社が金を出してる棋戦のタイトルホルダーがヨゴレだと困る、と」
ヒカルはそれを身も蓋もない直截な言葉に変換して坂巻に叩き返す。
言われっぱなしでゴメンナサイと米つきバッタのようにペコペコ謝っていた昔とは違う。
「……有り体に言えばな。最近は、その、一般の人が知恵をつけて……企業に『クレーム』だけじゃな
く『問い合わせ』をしてくるんだそうだ」
「それが?」
「クレームなら担当部署がうまく宥めて話を現場止まりにできる。しかし、問い合わせではそうはいか
ん。必ず返答する義務が生じるし、担当部署にその権限を持つ人間がいなければ、いる部署にまで回さ
ねばならないんだよ」
「例えば、北斗通信なら常務の戸刈さんにまで『問い合わせ』という名の、返答義務を持つ『クレー
ム』が上がってくるということですね」
合点がいった。ヒカルはそうやって切り捨てられたわけだ。
本因坊戦の主催はメジャーな新聞社だ。企業や官公庁などの大口顧客から解約をちらつかされれば。
ヒカルから本因坊位を剥奪、という可能性も充分ありうる。
それはアキラとて同じ。最悪、不祥事でヒカルの二冠とアキラの三冠、合わせて五冠が空位になるとい
う笑えない事態に発展しかねないのだ。この騒ぎが収まらない限り。
無冠に堕したくはないだろう、と坂巻は遠回しに柔らかい言葉で恫喝しにきている。
だが、保身のために嘘など吐けない。本当にアキラとは一切の連絡を断っている。
和谷がメールを転送したらしく、一度アキラからその返信が来たが、もう送ってこないよう和谷経由で
頼んだ。当事者同士で連絡し合うのは、今は得策ではないと思ったからだ。根拠はない。ただそう感じ
ただけのこと。
「今回の事は、実際に塔矢君の単独犯かそうでないかで対応を大きく変えなくちゃならないんだ……そ
の、だね……つまり」
結局、その論点に戻ってくる。
単なるアキラの暴走にすぎないなら、ヒカルはただの被害者。
しかし二人に以前から肉体関係があり、ヒカルの同意があっての上でアキラの歯止めが効かなくなった
としたら同罪。
ヒカルが誑かしたのなら自業自得、アキラを逆に被害者に仕立てることもできる。
アキラは謹慎処分を受ける際、全面的に自分が悪いと主張したという。
事務局としては、片方の言い分だけでここまで大きくなった騒動に対処するのは危険だと判断している。
「みんなが納得できる落とし所としては、キミ達はもともと不適切な関係にあって……些細なことから
口論がこじれ、塔矢君がキミを黙らせるために褒められない手段に出た、というあたりだ」
(大体合ってるから困る)
ヒカルは小さく眉を顰める。
「ゴシップ記事の偏り方からみて、そういう方向で話を収めるのが妥当だろうと思う。いや、誤解しな
いで欲しいのは、こちらから喧伝するような真似はしないということだ」
じゃあどうするんだ、とはヒカルは訊かなかった。訊いたところでどうなるものでもない。
「キミ達が二人して口を貝みたいに閉ざしてるんじゃあ、本当の事も知りようがないしね」
「……オレが塔矢を誘ったってことにすれば、塔矢の処分を軽くすることはできますか」
坂巻は不快感を露わにした表情を見せた。事務局のシナリオに逆らう姿勢を見せたからだ。
「坂巻さんの言う落とし所じゃあ、オレ達がデキてるってトコでスポンサー的にアウトじゃないんです
か。それじゃイミないでしょ」
「しかしだね、世論との摺り合わせってやつが」
「それやると確実に五冠が宙に浮きますよ、ああそっか、棋院的にはそっちの方がいいかもなんすね」
「進藤君!口を慎み給え」
「それで塔矢がまた手合に出れるようになるならいいですよ、無期限の謹慎が二週間とかの期限付きに
なるなら!でも絶対そうじゃない!」
「落ち着きなさい!」
「タイトルは失ってもまた獲ればいい、棋力まで奪われるわけじゃない!でも対局の機会を奪われたら
前に進めない!オレはそれが一番怖い!」
「進藤君!」
失ってもまた獲ればいい?それは塔矢の話だ。オレのじゃない。
オレは手放せない。手放せない。せめて来年までは。
来年、防衛できたら。その時はオレを煮るなり焼くなりしてもいい。でも今はまだ。
「だからオレが泥をかぶってもいい!塔矢の復帰を」
ああ何を言ってるんだ、そんなことしたらオレは。

738 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/18(木) 15:33:34.35 ID:???
視界がいきなり、ぐにゃりと歪んだ。間をおかず、目の前が真っ暗になる。
坂巻の声が遠くなり、耳障りなノイズが外界の音を遮断する。
鳩尾から喉元にせり上がってくる熱く不快な塊。ヒカルは咄嗟に上体を捩り、ベッドの外に頭を低く下
げた。
「う゛ぁ゛、っは、ごはっ」
吐き出されたのは殆どが胃液。それでも、吐くものがあるだけ上等だ。少し前まではどれだけえずいて
も何も出なかった。
「大丈夫かね進藤君!」
病室のドアが勢い良く開け放たれ、ずっと部屋の前にいたのであろう美津子が飛び込んでくる。
大事な話があるので人払いを頼むと言われ退出したものの、心配のあまり他所で時間を潰すこともでき
なかったのだ。目を離した隙にアキラに無体を働かれた、という自責の念も、彼女を部屋の前に縛り付
ける大きな一因となっていた。
「この子に何を言ったんです!まだこんなに弱ってるのに!」
噛みつかんばかりの剣幕に、坂巻はおろおろする。美津子の目に、ベッドテーブルの上に置かれた雑誌
や新聞が飛び込んでくる。それを乱暴にかき集め、彼女は坂巻の胸に押し付けた。
「ヒカルはまだ、こんなものを見ていい体調じゃありません!持って帰って下さい!帰って!」
「……いや。置いてって下さい」
大声でまくし立てたせいで起こした脳貧血から少し回復したヒカルが、蒼白な顔をまだ上げられはしな
いものの、はっきりした口調で母の舌鋒を遮った。
「呑気に寝てるだけじゃ……いいようにボコられるだけだ」

※※※

「いや参った。母親に血相変えて追い出されたんじゃ話をするどころじゃなくてね」
事務局に戻ってぼやく坂巻に、同僚が労いの言葉をかけた。
「ご苦労さんだねぇ。で、それでもちったぁ何か進展はあったかい?」
「ありゃ多分クロだよ」
「何がだい」
「全く、頭が痛い。いつからそういう関係だったのかは知らんが」
「ああそっち。観念して白状したんだ」
「いや。自分はタイトル剥奪でも何でもいいから、と塔矢君の減刑嘆願だ」
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれとは言うが、そりゃ進藤君が沈むだけだなぁ」
自席の椅子に身を深く預け、坂巻は深く嘆息した。
「あの子のことは如何せん昔からどうも好きにはなれんが、北斗通信の件やら何やらで可哀想に思うこ
ともないではないんだよ」
「棋士の本分を超えた範疇の仕事を要求されちゃった子だからねえ。広義の意味で普及と言えないこと
もないかも知れんがね。でもきっちり碁で結果を出すんだから偉いよ」
「そこに異存はないさ。碁打ちは結果が総てだからね……と。たく、この自称関係者、本当に関係者か
ウラ取れたの?」
「出版部の小瀬村さんにも心当たり訊いてみたけどダメだね、となると棋士の誰かかぁ。いや本当に関
係者ならだけど」
「アイドル扱いに反感持ってるのが年齢問わず棋士の中に多くいるみたいだからね。手合に来るたび謂
れのない中傷浴びてたから案外進藤君、耐性ついてるかも知れないな、ハハ」
坂巻はなかば自棄のように無理矢理笑った。トラブル対応で、こちらも随分精神的に擦り切れている。
「笑いごっちゃないよ坂巻さん。見るに堪えないような内容の記事には全部、この『関係者が語った』
って枕詞がついてるから、深く考えない一般人が信じちゃうんだよ」
「ヤな手口だねえ」
「『本誌独自調査』より『関係者の証言』の方が信憑性高そうに見えるからね」
呑気に会話している背後では、電話がひっきりなしに鳴っている。
「すいませーん!暇なんだったら電話取って下さい!」
若い職員が坂巻達に怒りなかばの声で呼びかけた。普段なら『何だその口の利き方は』と説教のひとつ
も食らわしてやるのだが、今は非常時だ。
古参の二人はやむなく会話を中断して電話応対に加わった。
事務机の上に雪崩れ落ちそうな紙類の山の大半は、積み重ねられた雑誌や新聞、ネットニュースのプリ
ントアウトだった。
それらに記載された記事の大半は、相手にするまでもない与太話を除けばこのようなものだ。

739 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/18(木) 15:35:53.62 ID:???
「おしめが取れたのが先か、碁石を初めて持ったのが先か。
偉大な父親の薫陶を受け、年長者に囲まれた生活が『普通』だった少年は、同世代の親しい友人を作る
スキルを伸ばす機会に恵まれずにいた。年齢不相応に飛び抜けた棋力を持つがゆえ、学校だけでなく自
分のテリトリーであるはずの囲碁の世界においても同世代からは敬して遠ざけられるか、白地に敵意を
向けられるかだった。
相手に良かれと思ってしたことが逆にプライドを傷つけ、恨まれることすらあった。
いつしか、同じような年齢の子供と深く関わることをやめ、少年は孤高の存在であることを選んだ。
『その、塔矢アキラの作った垣根を軽々と飛び越えて来る。同じ小学六年生の子供じゃないか、って邪
気のない顔で。同い年の子にね、棋力が雲泥の差だろうが誰が親だろうが知ったこっちゃないから仲良
くしよう、という態度で心の距離を詰めてこられたらそりゃオチますよ』
そう語るのは、二人をよく知る囲碁界の関係者。
『それで健全な友人関係を構築できたなら、そうか友達ができたんだ良かったねで終わる話なんですが。
塔矢三冠は孤独な期間が長すぎて相手にどっぷり依存してしまった、縋りついてしまったわけです。彼
だけが僕にとってのたった一人だ、とね。さらに悪かったのは、その依存心が性的な執着心の温床にな
ったって事。自分が言うまでもないですが、外見が女の子みたいに可愛いですからね進藤二冠は』
可愛い事が罪、とは言い古されて手垢のついたフレーズだが、それだけに男が容易に嵌りやすい陥穽と
もいえる。北斗通信システムがメインスポンサーのバラエティ番組で進藤と共演したことのある芸能人
は、こう述べる。
『気さくで明るくていい子ですよ。囲碁の実力者だってことを鼻にかけたりしないし。徒弟制がまだ残
ってる世界にいるせいか、傍若無人に見えて舞台裏では礼儀がきっちりしてて。収録では地を出してい
いって言われてるからポロっと失言しちゃったりしますが(笑)まあそこが愛嬌というか、可愛いから
許されてるってとこはデカいですよね。お笑い芸人でもないキモブサが同じことやったら叩かれまくり
(笑)視聴者って残酷(笑)まあ、自分が可愛いのを知ってるとこが嫌いとか言う人もいますよ。万人
に好かれる人間なんていないわけだし』
前述の関係者の証言に話を戻す。
『碁を始めてから驚くようなスピードで塔矢三冠と肩を並べる実力となっただけに、少なくとも普通の
子供だった小学校の頃に同世代との交友スキルはちゃんと身につけてるわけです。ゆえに、院生時代か
らの友人も多い。プロデビュー同期の和谷(義高)五段とはお互い院生だった頃から仲が良くて、彼が
碁打ちという身分を伏せて、まあバレバレですけど(笑)おふざけで動画投稿サイトに上げている動画
にも進藤二冠は気軽に顔を出す。テレビとはまた違った一面を見られるということで、再生数、コメン
ト数は非常に多いです。
そういう交友関係の広さが塔矢三冠には常に不安で、不満。塔矢三冠にとって進藤二冠は唯一無二だけ
ど、その逆は疑問符なんですから。そういった不安が歪んだ独占欲に繋がっても不思議はない。
お前らよりもっと早く僕は進藤を知ってるんだ、馴れ馴れしくするなと』
二人が肉体関係を結んだのは、塔矢が持つ膨らむばかりの不安と独占欲が思春期独特の荒れ狂うような
性的衝動と重なった時期だと、その人物は見ている。
『父親が四冠棋士の地位を放り投げて──ああ、引退直前にタイトル一つ落として五冠じゃなくなった
んで──中国だの韓国だのへ行きっぱなしで両親がほとんど家にいることがなくなったから連れ込み放
題の環境ができたせいでもありますね。まあ、親の監督不行届です』
連れ込めたとしても、塔矢の目論見通りにコトが運ぶとは限らない。同い年の同性にアブノーマルな関
係を迫られれば、普通は拒否なり抵抗なりするはず。
『そこらへんの心理は本人じゃないから解りません。興味本位で抱かれたか、恋愛感情があったのか、
単なる代替行為でしかないのか。何れの理由にせよ、塔矢とのセックスにハマっちゃったんなら同じで
すがね』
ここで重大な問題になるのが、二人が肉体関係を結んだ時期と北斗通信システムが進藤をフィーチャー
し始めた時期の前後関係だ。
『まず間違いなく、二人の肉体関係が先でしょう』
この関係者は言い切る。
『早くて2001年の秋、遅くともその翌年の初夏……最初の北斗杯が終わったあたりです』
根拠を尋ねた。

740 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/18(木) 15:37:36.67 ID:???
『前者は二人がプロになって初めて直接対決をした時期です。この対局を境に二人は急接近してます。
しかし、この頃はまだ引退した塔矢行洋が在宅している期間の方が海外滞在期間より長いため、息子の
アキラはおいそれとヤリ部屋を確保できない。当時まだ中学生ですしね。塔矢行洋が本格的に海外を飛
び回っている時期である後者の確率が高いと思います』
この言を信じるなら、北斗通信システムは敗戦で涙にくれるイノセントなイメージを持つ少年棋士を広
告塔に起用したつもりが、そもそもの最初から8年の長きに亘って『傷モノ』を掴まされていたことに
なる。
この問題、なかなか根深そうである。」

741 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/18(木) 15:44:17.35 ID:???
行数おkだったのにバイト数で入りきらんかったorz
そして今更のように内容が追加されるプロットwww
さらに胸糞度をアップしてお届けでつ

某国でガラス瓶プレイ中に瓶が割れて直腸ズタズタという記事を見て
タマが縮み上がったお(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
フラスコを碁石で割るプレイはやりすぎですた
頑丈なヒカルたんに乾杯

ヒカル誕が目の前だ
どうやって祝ってあげよう(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

742 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/18(木) 15:46:55.60 ID:???
(ついムラムラきてこっちを書いてる途中でおっぱいヒカルたん書いた
しょうがないじゃないかヒカルたんの苺がいちごみるくなんだから!)

743 :名無しさん@ピンキー:2014/09/18(木) 22:13:41.28 ID:???
どんどん嵌まっていくヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ
える しってるか 二次元はファンタジー

744 :名無しさん@ピンキー:2014/09/19(金) 21:15:33.09 ID:???
あと三時間でヒカル誕か…(;´Д`)ハァハァ

745 :名無しさん@ピンキー:2014/09/20(土) 00:00:24.44 ID:???
おめでとう28歳!

746 :名無しさん@ピンキー:2014/09/20(土) 00:03:00.46 ID:???
ヒカルたん!28歳のお誕生日おめでとう!(;´Д`)ハァハァ

747 :名無しさん@ピンキー:2014/09/20(土) 00:05:35.93 ID:???
ヒカルたん28歳、誕生日おめでとう!ずっとずっと大好きだ!(;´Д`)ハァハァ

748 :祝ヒカル誕28th ◆FvK.L8.adE :2014/09/20(土) 01:04:07.92 ID:???
脚に重みを感じ、アキラは意識を浮上させる。
腕の中で眠っていたはずの恋人が何故か自分の上に跨り、顔を近づけてくる。
抱きしめようかと腕を伸ばそうとして、自分の腕がベッドヘッドに括り付けられていることに気づく。
「進藤…?」
微かにだが香るアルコールの匂いに、アキラは眉間に皺を寄せる。
今日はヒカルの28歳の誕生日のため、日付が変わる瞬間に二人で盛大にお祝いをした。
普段はぶっきらぼうなヒカルも嬉しそうにしてくれ、二人だけのパーティは成功に終わったはずだ。
アキラはやる気満々で、酒を飲ませたらすぐに寝てしまうヒカルのために酒は一切用意しなかった。
だが、とうのヒカルはもう三十路なのにセックスはしたくないと拒否してきたのだ。
普段なら問答無用で襲い掛かるところだが、ヒカルの誕生日だ、今日は我慢しようと二人でベッドに入ったはずだ。
だから、ここで縛られる理由がわからないのだ。
「進藤、一体なんのつもりだ」
「なんのつもりはこっちのセリフだバカ!」
年をとり、年々落ち着いてきたヒカルだったが、酒が入り気分が高揚してしまっているらしい。
検討以外で彼の大きな声を聞くのは久しぶりだった。
「オレを放ってさっさと寝やがって。嫌だなんて、照れ隠しに決まってんだろ!わかれバカ!」
「なッ、わかるわけないだろう!」
「いつもオレが嫌だっつっても襲い掛かってくるバカはどいつだ!」
どうやら、打つ手を誤ったらしい。
ヒカルはアキラの寝間着に手を伸ばすと、ズボンをベッドの外へぽいと投げ、上は釦を全て開ける。
これは、襲い受というものだろうかとアキラは興奮してくる。
ヒカルは淡白で、性的なことに興味はないと思っていた。
いつもアキラの熱烈な行為を受け入れてくれたが、一緒にいるだけで満足なのだと。
下着も放り投げたヒカルに、アキラは抵抗することなくごくりと息を飲む。
せっかくヒカルが積極的になってくれたのだ、邪魔をするだなんて野暮な話だろう。
「塔矢の、勃ってる…」
ちゅっと先端にキスをされ、アキラはゾクゾクとしたものが背筋を走るのがわかった。
まさか、と期待した目で見つめる。
舌を這わせ、口で包み込む。
フェラなど、今までお願いしても一度もやってくれることはなかった。
ヒカルが自分のを咥えているという事実だけでイってしまいそうだった。
いつもアキラがヒカルにするように、舌と唇と使い、アキラを絶頂へと追い詰めて行く。
もうダメだ、と「進藤」と切羽詰まった声で呼べば、ヒカルはアキラの亀頭をちゅっと吸い上げた。
アキラは耐え切れずにヒカルの口内に放つ。
ごくりと飲み込むヒカルに、アキラは押し倒して貫きたい衝動にかられる。
頭上に縛られていなければ、今にも押し倒していただろう。

749 :祝ヒカル誕28th ◆FvK.L8.adE :2014/09/20(土) 01:04:40.83 ID:???
「は…、塔矢の濃い。浮気してなかったんだ」
「ボクがキミ以外で勃つと思っているのか?」
「んーん。…大好き、塔矢」
アキラは血液がどっと流れるのがわかった。
ヒカルの口から好きだなどと聞いたのは何年ぶりだろう。
ギシギシと腕を拘束しているものを外そうと動かせば、それに気づいたヒカルがアキラに口付ける。
「だめ、今日はオレがしてやるから、塔矢は動くな」
よく見れば、ヒカルは下半身は何も身につけていなかった。
勃ちあがりつつあるアキラのそれにゴムを被せると、ヒカルの解されたそこにあてがう。
アキラが眠っている間に自分で解したのだろう。
ぐちゅ、と音をたてながら膝立ちだったヒカルは下がって行く。
根元まで入り込むと、ヒカルはアキラの腹筋に手を起き、淫靡な笑みを浮かべる。
アキラをもっと欲しがるように締め付けるそこと視界的な刺激に、アキラのそれはパンパンに膨らんでいた。
「し、んど…」
腰を動かそうとすれば、喘いだヒカルにぺしぺしと腹筋を叩かれる。
「動くなって、ん、言ってんだろ…」
ヒカルは腰を浮かし落とす行動を繰り返し喘ぐ。
たまに休憩を挟むことはあれど、殆ど絶え間無く続けられている。
「あ、あん、う、ん、ぁっあ」
「ッはぁ、進藤…ッ、ん、そろそろっ」
「お、オレ、も、んんっ、は、あうっあ、あん」
ヒカルの勃ちあがったそれはヒカルの白い寝間着を押し上げ、先走りで湿らせている。
びくびくっとヒカルの体が跳ね、中のそれが締め付けられる。
搾り取るような動きに、アキラは耐え切れずに達した。
ヒカルの吐き出した白濁は、アキラの腹に撒き散らされる。
「ん、んん…」
絶頂の余韻に浸っているのか、ヒカルは中にいれたままアキラの胸の上へと倒れる。
ひくひくと動く中に、アキラは快感をなんとかやり過ごす。
「と、や、もっかい、いい?」
「もちろん」
首をこてんと傾げるヒカルに、アキラは首を縦に何度も振る。いつも行為はヒカルの身体を考え、一度しかやらなかったので新鮮だ。
ヒカルは一度上半身を起こすと、中からアキラのそれを抜き、ゴムを取る。
そのまま縛って捨てるのかと思いきや、ひっくり返して舌に垂らす。
苦いと目を細め、ゴミ箱に投げ入れたが、アキラは頭が沸騰しそうなくらい顔を赤くする。
ーーあの天邪鬼な進藤が、拗ねてお酒を飲むだけでこんなに淫乱になるだなんて!
ぴんとそそり立つアキラのそれに、ヒカルは「興奮した?」と意地の悪い笑みを浮かべる。
人差し指でアキラのそれの周りをくるくるとなぞる。
あくまでアキラのそれには触れない触れ方に、アキラは思わず腰を動かしたが、ヒカルの手が離れてしまうだけだった。
今度はまた膝立ちになると、入口にアキラのをぴとっと押し当てる。そのまま挿入するかと思いきや、入口でアキラの先端をきゅっと挟み込み、アキラの反応を見て楽しんでいるようだ。
「進藤…ッ」
「塔矢いっつも意地悪するから、オレもお返し」
ケラケラと笑うヒカルに、次の行為では絶対にいじめ尽くして泣き叫ばせてやると決意する。

750 :祝ヒカル誕28th ◆FvK.L8.adE :2014/09/20(土) 01:05:15.18 ID:???
目を閉じ歯を食いしばり、快感になんとか耐え凌ぐ。
ヒカルはつまらなさそうな顔をすると、一気に奥まで貫いた。
「ぁっ、くぅ」
「ん、……はぁ、塔矢の、すげ。オレの中でびくびくして、熱い」
うっとりするように話すヒカルに、アキラは今すぐ動きたくて仕方がなかった。
だが、また動けばヒカルが怒ってしまうだろう。ヒカルが動き出すまで待っていると、やがて満足したヒカルが腰を動かし始める。
とめどない快感にヒカルは善がり声をあげ、全てをアキラに曝け出す。
「ぅっ、しんど、…はっ、ん、出るッ」
「オレの、ッなかに、いっぱい、出して?」
「……ッ!」
アキラは耐え切れずにヒカルの中に吐き出す。
そんな誘い方をされれば、堪えられるはずもなかった。
ヒカルも熱を吐き出したようで、アキラの熱を感じながら息を吐いている。
「とーや、もっかい」
「え、また?」
アキラの返事を待たずに、ヒカルは動き始める。
男の下半身というのは単純なもので、刺激を与えられればすぐに復活してしまう。
「あ、あ、あう、えへへ…とぉやのまたおっきくなった…」
子供をあやすように、いい子いい子と頭を撫でられる。
ぐちゅぐちゅと何度も刺激を与えられ、アキラは再び射精した。
ヒカルは物足りないと言わんばかりに「もっかい」と腰を動かす。
「進藤、さすがにもう、出ないよ…ッ」
「塔矢は体力ねえなあ」
普段は主導権はアキラにあり、玩具などでヒカルを虐めていたからか、ヒカルがここまで絶倫だとは思わなかった。
アキラが気絶した後もヒカルの行為は続き、アキラがふと目を覚ましたときにも腰を振っているヒカルと目があい、明日は動けないかもしれないと悟った。

翌朝、目を覚ますとヒカルはいなかった。
縛られていた腕も解放されていたが、シーツは精液塗れだった。
痛む下半身をなんとか動かし、シーツを剥がすと洗濯機のある脱衣所まで持って行く。
今日は休みでよかった。もし仕事があれば痛みに耐えながら働かなければならなかっただろう。
そういえば、ヒカルも休みだったはずだ。
そっとヒカルの部屋をノックすると、「入ってくんな」と声が聞こえ、アキラは問答無用で部屋に入った。
「入ってくんなっつっただろ!」
部屋ではシングルベッドにヒカルが毛布に包まった状態でいた。顔を真っ赤にしながらアキラを睨む。
「昨日のことは忘れろ」
「昨日?」
わざとらしくトボけてみれば、ヒカルはわなわなと唇を震わせ、毛布に顔を隠してしまった。
「知らなかったよ。キミがあんなに淫乱で絶倫だなんて」
「ッ淫乱なのはお前の所為だろ!」
絶倫というのは否定しないようだ。
毛布に包まるヒカルの横に腰掛けると、身体を撫でる。
「身体は辛くないかい?」
「……腰が痛いけど、他は別に」
唇を尖らせながら顔をひょこりと出すヒカルが可愛くて、ついくすくすと笑ってしまう。
怒り出そうとしたヒカルに「かわいい」と耳元で囁けば、「三十路の野郎に何言ってんだ!」とまた顔を隠してしまった。
「進藤」
「……なんだよ」
「誕生日おめでとう。ボクもここで寝てもいい?」
ヒカルは無言で毛布の端を持ち上げる。
狭いシングルベッドの中で、二人はくっつきながら眠りにつくのだった。

おわり

751 : ◆FvK.L8.adE :2014/09/20(土) 01:06:07.51 ID:???
ということで襲い受けヒカルたんでつ
ヒカルたんお誕生日おめでとう!
28歳になりより色気の増したヒカルたんをはすはすするよ(;´Д`)ハァハァ

752 :名無しさん@ピンキー:2014/09/20(土) 01:49:58.57 ID:???
積極的な28歳酔いどれ淫乱天使ヒカルたんが降臨なされていた(;´Д`)ハァハァ
三十路越えてもきっとかわいいよ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

起きててよかった眼福だったお(;´Д`)ハァハァ

753 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/20(土) 05:42:41.70 ID:???
※※※

このような下劣な証言をする『関係者』は、まず間違いなくあの動画で顔と声を隠していた人物とみて
いいだろう。
アキラは肺の中で澱んでいた空気を勢い良く口から吐き出し、雑誌を畳の上に叩きつけるように放り投
げた。
謹慎中の身とはいえ、生身の人間なのだから日々をただ過ごすだけでも買い物に行く必要は出てくる。
しかし、おそらくゴシップ記者が自宅近辺に張り付いているだろうことは疑うまでもない。
門下の人間が時折様子伺いに来るついでに食料品や日用品を買ってきてくれるのが有難かった。
来るのは大抵、行洋の指導を長年仰いでいた古参や中堅の棋士で、アキラと同世代以下の若手は事が発
覚した時点から寄り付きもしなくなっていたが。機を見るに敏いのは悪いことではない。薄情だと責め
る筋のものではなかった。むしろ、来る方が奇特なのだ。
まだネットでの噂でしかなかった頃は、皆腫れ物に触るようにこの話題を避けた。だが完全に明るみに
出てしまった今、不自然に気を遣われることはなくなった。アキラ自身、その方が楽だった。
「関係者って言うけどさ、事務局がいくら犯人探しをしても出てこないんだってよ?」
雑誌を持ってきた芦原が、ペットボトルから麦茶をグラスに注いで目の前に置いてくれた。
勝手知ったる師匠の家、台所のどこに何があるかをばっちり把握している。
「痩せたなァ、ちゃんと食べてるか?」
子供の頃から兄のように接してくれ、生意気なことを言っても笑って流してくれた懐の深い芦原。
久しぶりに世話を焼かれるのが、こんな時だからこそなのか身に沁みて嬉しかった。
「ボクの事は大丈夫だよ。芦原さんこそ、ウチに来るたび取材陣の餌食になってるんじゃないの?」
「『ノーコメント』と『マネージャーか事務所通してんの?』は万能だねェ、ウン」
通すのは棋院でしょう、と思わず返そうとしたが、彼一流の冗談を真面目に返すのは可哀想だと思って
ただ笑うだけにしてやった。
「その関係者、棋院内部の人間とは限らないんじゃないかな」
先ほど振られた話にそう応えながらも、アキラは和谷の要約テキストにあった一文が気になっていた。
三年前に十四年会に参加、一年ほどで来なくなった人物。
これがプロ棋士や院生なら、内部の人間。
プロ入りを断念し、別の世界にいる院生崩れなら外部の人間。
「外部ねえ。うーん、プロになれなかった院生崩れしか思い浮かばないな」
芦原の言葉に、頭の中が読まれたかと一瞬ぎょっとする。
彼には、仮称『A』のサイトのことも動画のことも話していない。
家の中でひとり、来る日も来る日も嫌悪感と格闘しながら何か情報が隠れていないかと動画を延々と見
る生活が続くと、親身になってくれる数少ない人間に洗いざらいぶち撒けたくなる誘惑に駆られる。
だがそれは、ヒカルが受けた屈辱的な所業を他人に晒すことを意味する。
和谷だけでも嫌で仕方がないのに。
「院生はどうだか知らないけど、進藤君って他の棋士にウケ悪かったでしょ。チャラついてるって。だ
からそのセンだと個人的には思うんだけどねぇ」
「全部が全部ってわけじゃないよ。少なくとも森下門下の人は味方だし、他にも」
「でもまぁ、少数派だよな」
「そんなこと言うけど、いい歳してネットで趣味丸出しの動画上げてる人だっているじゃないか、それ
とどう違うの」
芦原はこりゃ意外、と呟いてアキラをまじまじと見た。
「それってアニメの人?それとも進藤君とかと一緒にグダグダやってる方?」
偶然見つけたんだよ、と言い訳して、アキラはアニメの方と答えた。
「芦原さんも和谷君の動画、知ってるんだ」
「生放送見るよ。もうホント、グッダグダで面白くてさ。門脇さんがいる回は腹筋が壊れるね」
「?門脇さんて芦原さんより上だっけ」
ヒカルよりも新入段が遅かった門脇に敬称をつけるのが訝しくて、訊いてみる。
「だいぶ上だよ。六つだったかな?おまえマジで興味ない人間には無関心なのな、元学生三冠なんだ
からプロフィールくらいは知ってるもんだと」
「学生三冠だったのは知ってるよ、でも歳までは……ああ、そっか、考えたらそんな歳だな」
門脇が大学卒業後に何年か会社勤めをしていたのは、その和谷の動画で知ったのだった。
一回りも歳が下の和谷やヒカルと話題を合わせて馬鹿騒ぎができるのは、気が若いせいなのか。

「……進藤君、ちょっとマズイことになってるらしい」
急に声をひそめて話題を変えた芦原に、アキラの神経が一気に張り詰めた。
「今これ以上のマズイことって、何があるの」
険しい目で睨みつけられ、芦原はそう怖い顔をするなと中途半端に両手を上げて降参のポーズをとった。

754 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/20(土) 05:43:14.92 ID:???
「オレも小耳に挟んだだけで、本当なのかどうかまではわからんよ。緒方さんがね、事務局に寄った時
職員の人が話してたのを聞いたらしいんだけど」
そこまで言って、芦原は口を噤んだ。右手でぱしんと顔を叩き、天井を仰ぐ。
「っちゃー……緒方さんがアキラに言わないってことは、ダメなんじゃん。しくったなァ」
口止めされてなかったしなァ、とぐちぐち独りごちるのをアキラは遮る。
「もう聞いちゃったから遅いよ。全部話して」
それでも芦原は逡巡している。
「芦原さん」
詰め寄られ、芦原は観念した。
「進藤君、合切自分が悪いんだってことにして、二冠返上プラス謹慎と引き換えにおまえの謹慎期間を
短縮するよう事務局と調整中なんだとか」
「ッ!そんな!」
裏返ったアキラの声は悲鳴じみていた。
「去年獲った王座はともかく、体ボロボロにしてまで守り抜いた本因坊を手放すってのはよっぽどだよ
なあ」
「どうして!」
「どうしてじゃないだろ。おまえ名人戦、不戦敗含めてもう二敗じゃないか。遅くとも今月末には謹慎
が解けてなきゃ戦わずして来月アタマに名人陥落確定」
「まさ……か、馬鹿な……」
「間に合わそうとしたんだろうな。二十二日からの第三局を落としても、ギリギリ防衛の目が出てくる。
来月終わりに始まる天元の防衛戦も初戦からいける勘定だ」
アキラは首を横に振ることしかできない。
何てことを。
「だから、本当かどうかわからんって言っただろ?ちょっと落ち着けよ」
「確認を、確認しなきゃ」
机の上の携帯電話を取ろうと伸ばした腕が、指が震えている。体中ががたがたと音を立てるように震え
ている。歯の根が合わなくて、かちかちと音を鳴らしている。急に冷え込んだかのように寒気がする。
「アキラ、悪かった。悪かったよ」
芦原が謝りながら、背中をさすって落ち着かせようとしてくれている。
彼は二人の関係を知っていた。十五歳の時、アキラが相談したから。
よほど様子が変に見えたのだろう。どうした、悩みがあるなら吐き出せばすっきりするぞと言われて。

『誰にも言わないって約束してくれるなら』
『ハハ、恥ずかしいお悩みか?なんだよ』
親にはとても話せない。弟弟子相手に情容赦のない緒方は、プライベートではその牙を隠して接しては
くれるが、それでも最近は面と向かうと緊張する。
芦原はいつでも自然体で、覇気がないなどと評されたりするが、アキラが気を許せる数少ない人間だっ
た。
軽蔑されることを覚悟で、アキラはヒカルに無理強いした夜のことを芦原に打ち明けた。
あの夜以降、どことなくヒカルがよそよそしいと。
芦原はいつもの態度を崩すことなく、時々茶化しながら聞いた。
特に解決策を出してくれるわけでもなかったが、それでも心が少しだけ軽くなった。

あの時と同じように、芦原はただ傍にいてくれる。
けれど、決定的に違うのは。
圧し潰されるような胸の痛みが、少しも和らがぬことだった。
「キミに落ち度なんて何一つないのに……どうして……!」

携帯電話の規則的な電子音が、着信を知らせる。
和谷からのメールなら、すぐ読まなくてはならない。
なのに、芦原に背をさすられたままで動けない。
メールなら三回で着信音は止む。なのに鳴り続けている。電話だ。
ぐらつく頭と動かない体を叱咤して、アキラはのろのろと冷えきった指を机に伸ばした。
ディスプレイには、見知らぬ番号。切ってしまおうかと思った。
虫が報せたのだろうか。指が勝手に折りたたまれた本体を開き、通話ボタンを押す。
誰何する前に、相手が勝手に話し始めた。

『二十四時間耐久裏動画マラソン、お疲れ様です。今何周目です?』
呼吸が止まる。
『さぞかしご堪能頂いてることかと存じます。そりゃあもう舐めるようにご覧になってますよね?』

755 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/20(土) 05:44:00.57 ID:???
乾いてしまった唇が貼り付いてしまって開かない。
『可愛い恋人が新しい地平を拓いちゃったご感想を拝聴したいです、是非』
「……目的は何だ」
やっとのことで言葉を捻り出す。
『塔矢先生、酷いことしますよね。進藤先生からsaiと打つ機会を奪うなんて』
相手には、会話の意志はない。一方的に主張だけを押し付けてくる。
「saiの知り合いなのか」
『おや。てっきり、saiはキミかと訊いてくると思ったのに』
そんなはずがあるか。
saiがおまえであるはずがない。
仮説を立てたことがある。こう考えればどうにか整合性がとれると。穴だらけだったが。
電話の向こうにいるこいつは、その仮説を真っ向から否定する存在。
『もしかして、saiは進藤先生の別人格だと思ってらっしゃいました?』
そうだ。それ以外にどう説明がつくというのだ。
初めて会ったあの日のことを。
二度目に会ったあの日のことを。
なのにおまえが否定する。
『無理ないですよね、そう考えないと説明つきませんから』
「知っているなら話せ」
『うーわ、こっわー。そうやって進藤先生にも迫ったんですよね、何回も』
「話せ!」
『まあまあ。そんなことでお電話差し上げたわけじゃないんですよ』
「なら用は何だ!」
『今ご自宅ですよね。謹慎中なのに出歩けるはずないですもの』
「それが、どうした」
声音がひとりでに憎々しげな響きになる。
『PCのお近くにいらっしゃるんでしたら、立ち上げて下さい。いえね、素敵な贈り物を先生のアドレス
宛に送らせて頂きましたんで。すぐ見てもらいたいなと』
すぐ隣にいる芦原に目をやる。出て行って欲しいという微かな意思表示を汲み取ったのか、芦原は気遣
わしげにアキラを一瞥してから部屋を出てくれた。
それを見届け、デスクトップPCの電源を入れる。ファンの唸る音と、HDDのアクセス音。
『へえ。音からして結構、年代物っぽいですね。物持ちいいんだ』
電話が音を拾ったのか、揶揄するように『彼』は言った。
「うるさい」
一蹴し、OSが立ち上がるのを焦れながら待つ。遅い。
デスクトップが表示されるや、アンチウィルスソフトの起動も待たずにブラウザを開く。『彼』と接触
を図るために取得したアドレスとパスワードを入力し、受信フォルダを確認する。
あった。mailer daemonから一通。内容はどこかのページへのリンクと、十三桁のでたらめな英数字。
「また動画か」
『だらだらと長いのには辟易なさってる頃だと思いまして。僭越ながら、イイトコどりの総集編を』
「意味が無い」
『あ、もしかして、既にご覧になったヤツを編集したと勘違いしてらっしゃる?』
怒りで取り戻した血の巡りが、再び滞るのを感じる。指先がまた、氷のように冷たくなる。
『ご安心を。七月からの珠玉のシーンを厳選してお届けです。今すぐ見て頂きたいんですけど』
こいつの言い回しの癖はわかった。慇懃なお願い口調で、有無をいわさぬ命令と、従わねば後悔するぞ
という言外の脅し。あの動画を倦み疲れるほど観て、嫌でも学習させられた。
リンクをクリックし、パスワード欄に英数字を入れる。
再生が始まって、いきなり目に飛び込んできたのは運転免許証の大写しだった。誰のだと問うまでもな
い。
『馬鹿でもわかるようにね。テレビばりにテロップてんこ盛りにしてみました。さすがにSEはやりすぎ
かと思って入れてませんがご容赦下さい』
「……もう一度問う。目的は何だ」
『あなた、邪魔してくれたんですよね』
「何を……」
語尾がまた、震える。電話の向こうの相手は、くくっと喉で嗤った。
『進藤ヒカルの、凌遅刑』
聞き慣れない単語が脳内の辞書を引き、漢字を当てはめる。
凌遅刑。意味がとれたその時、全身がざっと粟立った。

756 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/20(土) 05:45:09.44 ID:???
「きさ……ま……」
『途中で他人に水差されちゃって残念です。なのに“自分なんかいらない”って言う人の望みを叶えて
あげたんだから逆に親切ですよ。少なくとも進藤先生には恨まれる筋合い、ありません』

そこから先の会話を、アキラは覚えていない。
気がつけば通話は切れていて、へたりこんでいるのを芦原に抱きかかえられていた。
動画の再生も終了していた。
芦原がそれを見たのかどうか、訊くのがとても恐ろしかった。

※※※

「ぁンの畜生が!」
和谷は自分の声のボリュームを抑えるのに失敗した。

アキラが来た時に作ったフリーのアドレスは、和谷の方でもできる限りまめにチェックしていた。アド
レスもパスワードも自分が設定したから覚えている。アキラがパスワード変更をしていない限り、こち
らからもアクセス可能なのだ。
『A』からのメールは既読になっていた。本文のリンク先にある動画ファイルをアキラはもう観たか、
それとも今見ている途中か。メール送信時刻と現在時刻から計算してそう考える。
また動画。アキラにとって和谷に見せたくない代物だということは容易に想像がつく。
前回のあれは出合い頭の事故みたいなもので仕方なかった。
だが今回は予想できるだけに見るのが躊躇われた。
それでも、アキラが折れてしまった時のフォローに備え、見ておかなければならない。
開いた動画ファイルは、のっけから悪趣味極まりなかった。
堪えて堪えて、一時間半ほどの動画を最後まで見終わった時。
畜生と叫ぶのを止められなかったのだ。
嫌な予感がした。
ブックマークから目当てのサイトに飛ぶ。
「あ……あああ……」
仮称『A』が情報提供し、ヒカルの経歴調査を依頼したカテゴリに。
もう、その動画は紹介されていた。ほんの一部分ではあったが。
パスワードなど必要ない、誰でも見られる状態で。
おぞましいタイトルと紹介文による醜悪なデコレーションを施されて。

携帯電話が出ろ出ろとけたたましく鳴る。
子供の頃に好きだったゲーム音楽の着信音が疎ましいと思う日が来るとは思わなかった。
ディスプレイを見るまでもない。アキラだろう。
出る気分にはとてもなれなかったが、あっちも気力を振り絞って掛けてきているはずだ。
なら出なければ。
「……塔矢か?」
疲れきっているのがありありと滲む声で、力なくアキラはこう問いかけてきた。
『凌遅刑というものを……知っているか』

※※※
棋譜並べをしている碁盤の脇に生洋菓子の白い箱が置かれて、ヒカルは顔を上げた。
「誰か見舞いに来たの?」
頓珍漢な質問だったのか、美津子は呆れた表情と口調でこう返事をした。
「あんた自分の誕生日も忘れたの?仕事行かなくなって、日にちの感覚なくなっちゃった?」
ヒカルも同じくらい、呆れた顔をしていたかも知れない。
「いや、祝ってくれるのは有り難いけどさ。オレ、ケーキなんてまだ食えねーよ」
クリームといいスポンジといい。実に胃に優しくない。
口が食べ物を拒否することはなくなったが、それとこれとは別問題だ。まだ三分粥で慣らしているのに。
ふと。思い立ってヒカルはベッドを降り、コート掛けに吊られたリュックを開ける。
携帯電話の電源を入れると、メールが何通か受信される。
やっぱり来ていた。送信時刻は午前零時と少し。本文を打ち終わって日付が変わるのを今か今かと待っ
ている姿が鮮明に思い浮かび、ヒカルは小さく笑う。
『24歳おめでとう。僕には祝う資格なんてないと思うけど、許して欲しい』
(おめでとうから後が余計だっつーの)
電源を切り、リュックに入れ直してベッドに戻る。誰からだ、と母は訊かなかった。
箱の蓋が開いている。覗いてみると、小ぢんまりしたプリンがいくつか入っていた。

757 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/20(土) 05:45:49.08 ID:???
何の飾りもない、シンプルなもの。
「これなら食べられるでしょ」
「オレと母さんで、まだ余るよ」
「お父さんに持って帰るのよ。除け者じゃ可哀想だから」
「プリンならそこらのコンビニで買えるじゃん。何もこんな高そうなの」
「誕生日でなきゃ買わないわよ」
連日囂しく我が子のゴシップが騒ぎ立てられているだろうに、母はこれまで一度もアキラとの仲を問い
糾した事がない。近所の目も、さぞ突き刺さるように痛かろう。それでも、あんたのせいでとは言われ
ない。こうして、ささやかな祝いまでしてくれる。
本当は責めたいだろうに。
それとも、疲れ果ててしまったのだろうか。
「…………」
ゴメンな、と言おうとしたが、どうしてだか喉から出てこない。
「あーあ。ラーメン食いてー」
苦し紛れの誤魔化しに、我ながらみっともないと思った。
「あとひと月もすれば食べられるわよ」
箱からプリンの涼し気なガラス容器を出しながら、美津子が言う。
空調の入った建物内にずっといるので実感できないが、猛暑はいまだ続いているらしい。前に坂巻に聞
いた話によれば、雨を境に気温が下がるらしいのに。
季節を変える本格的な秋雨がなかなか来ない。
相変わらずどピーカンだな、と窓から外を見やる。
まったりした空気は、ノックもなしに開け放たれたドアと、荒々しく踏み込む複数の足音に掻き消され
た。
誰ですか、と警戒する美津子の眼前に、先頭を歩いていた男が黒い何かを突き出す。
それが警察手帳だと理解できるまで、暫くの時間が必要だった。
そんなものは自分に全く縁がないと思っていたから。
「進藤、ヒカルさん?」
「……はい」
「担当の先生に確認は取りました。退院してもいいのだとか」
「一体、何ですか」
美津子はパニックでも起こしているのか、落ち着きなくうろつくばかりで一言も発しない。
「心当たりがない、と」
「ええ、まったく」

「あなたに、覚醒剤取締法違反の疑いがかかっています」

758 :盆回し ◆lRIlmLogGo :2014/09/20(土) 05:46:29.12 ID:???
ヒカルたん、俺からの熱いプレゼントを受け取って(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたん「プリン食えねーのかよ!」
うん。ゴメンね(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

今回のケツが急遽追加されたというアレなナニでつ
神経がカーボンナノチューブでできてるこのSSのヒカルたんが悪いんだよ(;´Д`)ハァハァ

759 :名無しさん@ピンキー:2014/09/20(土) 10:11:05.46 ID:???
続きもキテター!!
警察とは…ヒカルたんはどうなるのか(;´Д`)ハァハァ
もしかして:折檻プレイ

760 :名無しさん@ピンキー:2014/09/20(土) 14:24:00.05 ID:???
いやあそんな、折檻とか病人に対して殺生な真似しませんよ
ねえヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

761 :名無しさん@ピンキー:2014/09/20(土) 18:43:24.00 ID:???
その病人にリンカーンしてたのは…おや、誰か来たようだ

762 :名無しさん@ピンキー:2014/09/20(土) 20:50:22.69 ID:???
門脇の年齢を確認しようと単行本を開いたら
ヘソ出しヒカルたんにまんまとKOされてもうた(;´Д`)ハァハァ

しばらくフリーズしたまま口元だけがニヤついてたので
ヒカルたんに発見されたら通報される…てゆーか通報してほしい
「おまわりさん、あのおじさん変」って怯えた顔で(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

おじさんね、トレンチ1枚の下は全裸だよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

763 :名無しさん@ピンキー:2014/09/20(土) 20:57:34.21 ID:???
ヒカルたんは家でパンツでうろついてるえっちな子(;´Д`)ハァハァ
えっちな子にはお仕置きしないとなあヒカルたん…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
通報しちゃう悪い子は啼かせてあげないと(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

764 :名無しさん@ピンキー:2014/09/21(日) 02:04:39.75 ID:???
ヒカルたん「変なおじさんいる……。しかもなんかこっち見てハァハァしてて気持ち悪い。おまわりさーん!」

765 :名無しさん@ピンキー:2014/09/21(日) 02:38:31.38 ID:???
「いろんな男を魅惑して、悪い子だ(;´Д`)ハァハァ」
「ちがっ、あっあっだめ、やめ、あん、ああっ」
「ヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ」
「やあっ、おまわりさ、たすけ、ひっ!」
「ヒカルたんのなかにいっぱいだしてあげるね(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ」
「やだよぉ……ひっく、うっあああっ」
「(;´Д`)ハァハァ気持ちよかったよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ」
「うう……」

こんな展開しか思い浮かばなかった俺を許してくれヒカルたん

766 :名無しさん@ピンキー:2014/09/21(日) 12:41:56.91 ID:???
YESショタっ子NOタッチを守れない奴らが集うスレ
ヒカルたんに溺れたメイツの社交場(;´Д`)ハァハァ

767 :名無しさん@ピンキー:2014/09/21(日) 14:40:44.73 ID:???
YESヒカルたんYESタッチ
ごめんよヒカルたんへの愛が止まらないんだ…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

768 :名無しさん@ピンキー:2014/09/22(月) 13:05:08.47 ID:???
28歳になっても変なおじさんにストーキン!されてるんだろうか(;´Д`)ハァハァ
「ドラ○ンボールの主題歌みたいに言うな!」
ちゃー○ーへっ○ゃらー、お、おじさんね、胸がドキドキしちゃって股間の元気玉が
大変なことになっちゃってるんだよヒカルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

769 :名無しさん@ピンキー:2014/09/22(月) 15:24:19.82 ID:???
一部の熱烈なヒカルたんファンのおじさんたちと若゛にストーキンされてるんだろうな(;´Д`)ハァハァ
ヒカルたんはいつまでもエロ可愛いから(;´Д`)ハァハァ

770 :名無しさん@ピンキー:2014/09/22(月) 18:05:26.83 ID:???
えっヒカルたんってもう28歳なの?
永遠の16歳でいてくれよヒカルたん

771 :名無しさん@ピンキー:2014/09/22(月) 19:08:04.45 ID:???
原作から計算してみよう
ヒカルたんがプロ試験を受けたのは2000年
その時中学2年、誕生日をまたいでいるので13-14歳

いいじゃないか28歳えろいじゃないか(;´Д`)ハァハァ
でも原作にはかわゆいショタ時代から未亡人まで選り取りだぜ(;´Д`)ハァハァ
好きなヒカルたんに(;´Д`)ハァハァすればいいんだぜ(;´Д`)ハァハァ
2014年にこだわるこたァないんだぜ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

772 :名無しさん@ピンキー:2014/09/22(月) 19:36:25.48 ID:???
16歳の青少年真っ盛りなヒカルたんもかわいいよな(;´Д`)ハァハァ
キリッとした対局中とまんまるおめめの普段のギャップがたまらん(;´Д`)ハァハァ

773 :名無しさん@ピンキー:2014/09/25(木) 01:25:08.57 ID:7ioaKvPQ
長編物のネタだけ投下します。

ヒカルはごく普通の少年であったが、ある日家の蔵で見つけた古い箱を不注意で壊してしまう。
箱が壊れると中から大量の何かが飛び出し、方々に散っていった。
残ったのはヒカルと壊れた箱の中に入っていた玉石だけだった。
ヒカルはその夜、不思議な出来事を目の当たりにする。
玉石から佐為と名乗る幽霊が現れ、ヒカルに伝える。
ヒカルが壊した箱には悪霊が封じられていた。
佐為は遥か昔に数多の悪霊を封じ自らの魂を鍵として封印していたがヒカルはそれを開放してしまった。
解放された悪霊が現代に災いをもたらす前にとヒカルに封印の助力を求める佐為。
始めは断ったヒカルだが悪霊が過去に起こした出来事を見せられ、封印を解いてしまったという責任から佐為に協力する事を誓う。
すぐに最初の一体を見つけたヒカルだが、悪霊を封じる方法に耳を疑う。
それは悪霊が取り憑いた男との房中術―――セックスすることだった。

774 :名無しさん@ピンキー:2014/09/25(木) 01:44:32.89 ID:???
ゴーストキャプターヒカルたん!
GCヒカルたん(;´Д`)ハァハァ
これはいいネタだ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

775 :名無しさん@ピンキー:2014/09/25(木) 02:15:59.89 ID:???
大阪弁の佐為(CV:久川綾)で再生された

ヒカルたんに手作りコス着せてビデオ撮って(;´Д`)ハァハァするともよちゃんな若゛を
想像してハマリすぎて変な笑い出た…それってハメ(ry

本編を激しく待ちたい超待ちたい待ってもいいかな(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

776 :名無しさん@ピンキー:2014/09/25(木) 10:21:10.05 ID:???
若゛なら自分も繋がりたくて望んで悪霊に憑かれるに100ペソ

777 :名無しさん@ピンキー:2014/09/25(木) 12:21:58.94 ID:???
保存版ハメ撮りビデオを選ぶか
祓われるたびに次々新しい悪霊に憑かれてヒカルたんと毎度ハメハメするか
実に悩ましい事案である

ヒカルたん「またおまえかよ!たまには別のチン○食いてぇ!」
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

778 :名無しさん@ピンキー:2014/09/25(木) 19:52:46.25 ID:???
ヒカルたんがノリノリになっていらっしゃる…!(;´Д`)ハァハァ
いつか本編もきてくれるのを永遠に待機するぜ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

779 :名無しさん@ピンキー:2014/09/25(木) 20:07:19.89 ID:7ioaKvPQ
初仕事のお相手は若
出会いの時期が原作通り小学生だったら
互いにまだ性器が発達してないのでBまででお預けとなる。
その初めての体験で若は目覚める
というかヒカルの相手をした面々は例えどノーマルでもコッチに目覚める

780 :名無しさん@ピンキー:2014/09/25(木) 23:05:51.38 ID:???
皆もれなくメイツと化すのか…
ヒカルたん恐るべし(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

781 :泥中の蓮 ◆lRIlmLogGo :2014/09/26(金) 01:36:40.45 ID:???
※※※

かつて中国で行われていた残虐な刑罰のひとつだとは薄ぼんやり記憶していた。
確か、罪人に長く長く苦痛を与えて緩慢に死に至らしめるのだったか。詳しくは知らない。
かように物騒な固有名詞が、どうしてアキラの口から、今、出てくるのか。
疑問に思っている場合ではない。和谷はブラウザ画面をもう一つ立ち上げ、検索エンジンにその単語
を放り込む。話が長くなりそうだと直感し、電話はヘッドセットでの通話に切り替えていた。
『嫌な予感しかしない』という、ネットスラングが頭を過る。
案の定、胸糞の悪くなるような記述ばかりがヒットした。罪人の肉を『死なぬよう留意しながら』少
しずつ切り取り、決められた手数で絶命させる。この酸鼻極まる刑罰は、驚くべきことに二十世紀初
頭まで行われていたという。

ヒカルを殺したりはしない。
死んだほうがマシだと思うほどに苦しめる。
そして、決められた手数で息の根を止める。
────しかしアキラが『A』の予期せぬ行動に出て、綺麗に決まるはずの計画を台無しにした。
ゆえに『A』がアキラに報復しないわけがないという理屈だ。

「殺す、ってのは物理的にじゃない。精神的に、そして」
社会的に抹殺する。

「saiの名をエサに、自分から出向かせる。進藤が何度もヤツんとこ行ったってことは、現実にサシで
打ってるんだ。アイツもガキじゃねぇ。騙されたって気づけば二度と接触しねぇ」
かつてネット碁の世界を騒然とさせた幻の棋士。どうして、ネットではなく直接対局なのかという疑
問が残る。
アキラは電話の向こうで黙っている。パニック状態で意味を成す文節を作れないのだろうと胸中を慮
り、和谷は独り言のような虚しい通話を続ける。その一方で、どうか的中しないでくれと祈りながら
SNSや掲示板を検索する手を休めない。
当たって欲しくない予想ほど、悲しいくらいに当たる。それも最悪の形でだ。
【超速報】と冠されたSNSの呟きが、凄まじい勢いで拡散されている。
ヒカルが何らかの容疑で警察に連行されたという内容。
それに肉付けするように、同じ病院の入院患者と思しきアカウントが病棟内の様子を詳細に語る。そ
れによって出処不明なはずの情報はみるみる本物めいてゆく。
糸の切れそうなアキラに伝えるべきか否か。和谷は逡巡する。伝えないわけにはいかない。
なのに。封印されたかのように。伝えるべき内容が口に出る前に霧散する。
『…………誕生日なんだ……今日、彼の』
聞き取るのも困難なほど頼りない声に、胃のあたりが灼けつく。あの糞野郎がいかにも好きそうな演
出だ。
アキラは祝福のメールを送ったのだろう。送ってくるなとヒカルに言われても、これくらいの文面な
ら棋院に連携を疑われることもないと。きっと、日付が変わると同時に。
そんな心理を読み尽くしたかなような嫌らしいタイミングで、その半日後にアキラの心をも潰しにく
る手口には感嘆の吐息すら漏らしそうになる。
SNSの拡散情報が本当だと仮定する。
あの動画が、例の調査系サイト以外に警察にも送られていたら。
溢れんばかりの悪意に塗れた編集を施されたものを、捜査関係者が鵜呑みにしてしまったのだとした
ら。
それが意味するものを察し、和谷は右手を握りしめようとした。手の中のマウスが、バキ、と音を立
てた。どこか割れたか、それとも嵌め込み部分が折れたか外れたか。
「……塔矢。もしかしたら、もう…………進藤は」
この先が喉元につっかえて出てこない。
『もう、何だ……』
疲弊しきった掠れ声が、勿体ぶるなと促す。
多分、和谷自身も、同じように疲れ果てた声をしていたに違いない。

「進藤は……二度と、囲碁の世界に戻ってこれないかも、しれない」
最大限、控えめに表現してやったつもりだった。



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