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!!海は時には残酷で
!!世界同時多発男性暴行事件
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[[海の悪魔|7_417-420]]の続き。鬼畜シーランド君もの。完全男性向けエロを目指しました。
イギリス×セーシェル前提、モブ男、シー君によるセーシェル陵辱。
イギリスはウクライナに犯されます。
はい。鬼畜以外の何物でもありません。イギセーファンは読むの辞めておいてください。
でも、決してイギセーが嫌いというわけではないので、そこんとこよろしくです。
''人名、ふたなり注意''
男が掘られます、女に
菊は江戸時代の女も『男も』いけなくてはならないと言う風潮で慣らして有りますが
相手が結局見つからず、処女(お尻的な意味で)童貞です
// 下はssをみやすくするためのdivの設定です消さないで下さい
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// 以下SSの中身
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「シー君を認知するですよ!」
「いいからとっとと帰るぞ!」
ぎゃーぎゃーと賑やかに兄弟げんかする二人。いつも光景、いつもの出来事。
だから誰ももう止める者はいない。
机にしがみつくシーランドを無理やりに引き離そうとし……服の裾をひっぱる感触に力を緩めた。
「何だ? 今俺は忙し……」
「いいじゃないですか。今日はその……二人きりでいたいですし」
頬を赤らめたセーシェルにつられ、少しだけ頬を赤らめ、すぐにそっぽを向き、手の力を抜いた。
「疲れた! いいか、今日は勘弁してやるが、次こそは俺んちに戻ってもらうからな!」
「イヤですよ!」
ぷいっと横を向き、ふくれっつらをするシーランド。その前に座り、セーシェルは頭を優しく撫でる。
「シー君ごめんね。イギリスさんはああ見えて意外と」
「とっとと来い。置いてくぞ」
急き立てるイギリスの声に、姿を探せばもうすでに部屋の中にはいなかった。
シーランドの頭に置かれている手に力が入る。
「……意外と性格悪いんです。全く、置いてくなです!!」
頬を膨らまし、慌てて追いかける。しかし、どこか嬉しそうな顔で。
9月8日20××年。
始まりは一つの疑問の声であった。
「女性ばかり、家で炊事洗濯掃除ばかりするのはおかしいのではないか?」
それに対して男性は異議を唱えた。
「女性は家で炊事洗濯掃除、確かに大変だとは思うが男だって外で上司の機嫌取ったり、サビ残大変なんだぞ」
女性は目を吊り上げ、イライラした口調で言った。
「ならば戦争だ」
「その理屈はおかしい」
発端となった都市は日本の首都、○京。
然し10年前ならいざ知らず、いまや女性にはパソコンと言われる、神秘の道具を所持するようになっていた。
パソコンを女性は立ち上げると、世界に言い放った、女性はもっと社会に出て貢献すべきである!
其処までは普通の女性にも十分有ったことだろうし、男性だってよくやるものだ。
だが然し其処が普通のコミュニティならば、である。
其処は通称8O1倶楽部、世界中の腐女子が集まるコミュニティであり、尚且つ皆腐っていた。
「ならば、女性の苦しみを男性に判らせてやれば良い」
何故このコミュニティにて、この女性が愚痴を零したのかは判らない、だがそれは確実に間違った方向へ進んでいた。
「例えば?」
「バイブで男性をレイプとか?」
このような化学反応は時として起きる事もあるものだし、大抵は女性の腹の中で靄になって笑った後消える筈である。
然しソレに食いつく者が居た。
「道具は何が必要だろうか」
「ローションと、荒縄、もしくは鉄の鎖とか、後バイブ、出来るならアナルビーズンとかも良いかも」
後に世界中の男性に驚愕を与える事件となる、事の発端である。
その後は早かった、始めにその質問をした女性は、飽きたのかいつの間にか居なくなっていたが。
それにも構わず会話は続いていた。
「エネマグラなんて本当に効果あるの?」
「さあ?あ、睡眠薬で眠らせて、その内に縛るのも良いかもしれないね」
「いっその事着ている服で目隠しすれば良いのでは?」
「女性って目隠しされると感度上がるって言うけど、本当なのかな」
「コレって振り向いてくれない男性を振り向かせるのに使えるかな?」
「気持ちを伝えるって言う意味では伝わるんじゃない(笑)」
何時の間にか東○の社会人の男性は家に帰って、嫁の飯に舌鼓を打ちつつ昨日はすまなかったと言い。
女性も私も悪かったわ、家事で疲れて少しイライラしてたみたい、と言い合っていた。
だがコミュニティでは夜通し会話が続けられていた。
そして3日ほど経った後、とある事件が勃発した、世界同時多発男性暴行事件である。
一人残されたシーランド。
「ふーん……じゃ、セーシェルおねーちゃんにするですよ」
その時、彼の瞳に黒い光が宿った事に気がつくものはいなかった。
此処はロシアの首都モスクワ、イヴァン・ブラギンスキの自宅である。
今日のモスクワは曇り気味、何だか嫌な事が起こる気がしそうである。
「今日は何か嫌な天気だなぁ…」
そう言いつつ、チョコをблины(ブリヌィ)で包み、カシスにつけて食べていた。
脇にはリンゴを絞ったジュースがある、口に含むと美味しいのだが。
他の国の初めての人にはビールに見えるらしい、眼科に行ったほうが良いんじゃない?
(偶には別の国に御飯を食べに行こうかな…前に食べたイタリア料理…なんだっけ…まぁソレは美味しかったんだけど)
そんな事を思いつつ、皿を片付けると急に眠気が差し掛かってきた。
(あ…もういいや…コレ置いて寝よう…)
覚束ない足取りで皿をシンクに置くと、其の侭ベットへ行き俯きに倒れ込むイヴァン。
その後ろで凄く良い笑顔の妹がお休みなさい、お兄様と言い鋏でイヴァンのズボンの股の部分に穴を開け。
ぼろりと大きなソレを空中に露出させると、舌なめずりしつつ、慣れた手つきでイヴァンの両腕を鎖でベットに縛りつけた。
俯きで、ベットに両腕を鎖でベットの支柱に結びつけられたイヴァンの目はまだ覚めず、ナターリヤは足もベットの支柱に鎖で縛りつけた。
其の侭人差し指にローションをねっとりつけ、にやにやと実の兄の尻を見つめるナターリヤ。
「兄さんが結婚してくれないから…逆結婚…逆…結婚…!!」
例えば、よく悪魔のような、とか、そういう笑みがあるが、その実クトゥルフー超えたレベルの笑みを浮かべるナターリヤ。
男性が見たら別の意味で心臓がバクバクするんじゃなかろうか、KGB的な意味で。
ナターリヤは兄の尻を揉み解すと、はぁはぁ…と変質者特有の声を漏らす。
そして兄のお尻の穴目掛けて指をそっと突き出し、お尻の襞をなぞり涎をたらすナターリヤ。
性別が逆なら司法で刑期100年とか付きそうな笑顔だが、兄は小さく息を漏らすと、其の侭寝ているようだ。
ナターリヤは指をイヴァンのアナルに差し込むと、慣らす為にゆっくり、中を傷つけない様に動かした。
指越しに感じる兄の温かさに感極まり卒倒しそうになりつつも、指をゆっくり動かし続ける。
指を少し動かす毎に、兄の微妙な声の変化が心地よく聴こえ、思わず叫びたくなるが自制、此処で起きられると色々面倒なのである。
「兄さん…綺麗なお尻…兄さんに処女を捧げようとは思ってたけど…まさか先に処女を奪う事になるなんて…興奮しすぎてフフフ…」
そう言いつつ、垂れてくる涎を裾で拭い指を動かす。
8分ほどした頃であろうか、少し柔らかくなっている気がする、コレなら2本入るだろうか?
そう思いつつ、指をゆっくり抜き取りローションを今度は中指にもねっとりとつける。
ゆっくりいれるものの、意外と抵抗が強い気がする、少し心配になりつつもゆっくりと動かす。
少しイヴァンの声が大きくなった気がする、そしてまたナターリヤのボルテージも徐々に加速しつつあった。
段々お尻の穴が擦れてピンク色になってきた頃、ナターリヤは解れたお尻の穴から指を抜き微妙にローション以外の液が混ざった指を見ていた。
「これなら…舌…いれても大丈夫よね?…」
段々と舌をお尻の穴に近づけていき、ぴとりと、舌が付いた頃ナターリヤは遂に全てが千切れ飛んだ気がした。
愛おしい者の甘い声で目が覚める。
身体が重い。
確か、昨晩はいつものように愛し合ったまま、深い眠りについてしまい……
ぼんやりとした意識の中、手元で眠っているはずの彼女に手を伸ばし……手が動かないことに気がついた。
前にもこのような事はあった。
あの時はいつも意地悪していたから、怒って手足縛って逆に攻められて。
「セーシェル、怒ってるのか?」
「まだ寝てるですか。イギリスの野郎は」
機嫌のよいシーランドの声とともに冷たい水が浴びせられた。
滴る水を首を左右に動かし、振り払う。状況を確認しようと周りを見回し……
最初に目に入った光景に言葉を失った。
虚ろな瞳で、男二人に犯されているセーシェルの姿があったから。
可愛い唇には男根が押し込まれており、口の端から唾液とともにとろりとした白濁液が流れ落ち、地面に跡を残していた。
座り込んだ男は、彼女の髪をつかみ、上下に揺さぶる。
抵抗はせず、男の手の動きに合わせ、唇が上下した。
何度かの動きの跡、男が小さく呻き、身体を震わせる。
ごぷっと音を立て、彼女の口の中に精液が注ぎこまれた。
飲み込むこともしないので、口から溢れる精液が首を伝い、胸の上へと落ちる。
日に焼けた肌に白い精液が流れる姿は、ひどく淫靡で。
「もう動かなくなっちまったよ。なあ、いい加減代われよ」
「もう少し……くぅっ! 何度やっても締め付けが良くていいねぇ。きゅっと締め付けてくるのが最高」
男根を口に差し入れている男は不機嫌そうに、背後から挿入している男に声をかけた。
腰を押さえ、強く腰を打ちつける。その度に彼女の身体は揺さぶられるが、反応はない。
生理的な反応のみで、男根をしめつける。それだけで男は十分。
締め付けられた男根を動かすだけで、性的快楽は得られるから。
舌を思いっきりアヌスに差し込むと、ぐにゃぐにゃと穴の形が変形するまで舌を動かし。
ローションの付いた方の手でイヴァンのペニスを、荒々しく掴むと、ゴシゴシと動かし始めた。
急な刺激の変化にイヴァンは淡く声を漏らしたが、一向に目覚める気配は無い。
寧ろそれに興奮したナターリヤは、舌をより早く動かし、より早くペニスを扱いた。
「ぅぁっ…はぁ…っぅ…ぁ…っぁっ…」
「ハァハァ…兄さん本当に可愛いわ…他の誰だってこんな表情見せないのに…!!」
段々イヴァンの息が荒くなり、ナターリヤのテンションも最高潮に達しようとした時。
遂にイヴァンのペニスの先から、白い液体がどろどろと吐き出された。
ナターリヤはひとすくいソレを掬うと口に含むと、ぐちゃぐちゃと口で咀嚼しじっくりと口の中で回し。
完全に均一な液体となった頃ソレを飲み込んだ。
「溜まってるのかしら…ドロドロしてて濃いわ…使用済みパンツ何時も送ってるのに…」
「うっ…ぁ…?」
「あ、起きた」
イヴァンは目を覚ますと、異様な光景を目にした。
まだ夢の中の続きなのだろうか、ズボンの股の所がすーすーする気がする。
おまけに何かお尻が熱い、そしてイカ臭い。
「兄さん…」
「ナ、ナナナ、ナターシャ…!?」
「兄さんのお尻、コレから滅茶苦茶にするね?」
「ナナナ、ナタ、ナターシャ!ま、まだ、まだやり直せるよね僕ら?!」
「兄さん…婚姻届、後で宜しくね」
「嘘だぁあああああああああああああ!?」
次の瞬間、ナターリヤが縛られているイヴァンの前に姿を現した、股間に生えたピンクのソレと共に。
「これね、ディルドーって言ってね、腰にベルトで固定して女性が犯すための時の道具なんだって」
「へ、へ、へぇー…?」
「兄さんのお尻は開発しておいたから、大丈夫私を信じて」
「い、いやぁあああああああああああああああああ!!!!」
次の瞬間、ナターリヤはイヴァンの後ろに回りこむと、ディルドーをアナルに宛がうナターリヤ。
イヴァンは腰を動かして逃げようとするが、一向に距離は開かず。
遂にベラのディルドーが、イヴァンのアヌスに接触すると、ぬるりとイヴァンの体内へ侵入した。
「ひっ!?」
「あ…意外とすんなり入った…」
「ぬ、抜いて!本当!抜いてぇええええ!!」
「大丈夫、痛くない」
「イヤァアアアアアアアアアア!!!!」
まるで玩具のような扱いのセーシェルを助けようと、手を伸ばし……手首に絡みつく鎖によって阻まれた。
「セーシェル! セーシェル! セーシェル!!」
「うっさいですよ。セーシェルおねーちゃんの醜態をじっくり目に焼き付けるがいいですよ」
無垢な悪魔の声。手の届かない距離に、シーランドはちょこんと座り込んでいた。
笑顔ではあるが、目には闇が宿っている。
殺意のこもった瞳で睨みつけてみるが、シーランドは笑みを深くするだけ。
「知ってるですか? イギリスの野郎が気を失っている間、セーシェルおねーちゃんがどんなんだったか。
薬で意識飛ばしていたから、最初は僕んちの兵たちが遊んであげていたんですけれど、幸せそうな顔で兵のチンポをしゃぶってですね」
「……黙れ」
「兵のチンポをお口とマンコでくわえ込んで、自分から腰を振るんですよ。
どんな調教したんですか。イギリスの野郎は」
「黙れといってるだろ!!」
手が届けば、確実に殴っていた。いや、殴る程度で済むとは思っていない。
しかし、シーランドは気にせずに、犯され続けているセーシェルの元に歩み寄り、揺さぶられ揺れる胸をわしづかみにした。
「で、意識が戻った途端、眉毛の名前叫びまくりですよ。
でも、あっという間に声聞こえなくなったけれど。ね」
「そうっすね。ま、マンコはまだぎゅーぎゅー締め付けてくれてるし、遊ぶにはいいんだけど……っと」
男はぶるりと身体を震わせ、腰を深く押し付けた。結合部分からとろりと溢れ出す精液。
大きく息を吐くと、男根を引き抜く。中に入りきらなかった精液が地面に水溜りを作り上げる。
「ほら、見えるですか? 眉毛の大切な玩具は精液まみれです。
こんなにたくさん飲み込んだのに、まだひくひくと求めているんですよ」
男達から引き離し、仰向けに転がす。股を広げさせ、イギリスに秘所が見えるよう指で広げた。
指で触れられると、秘所は刺激を求め、ぱくぱくと呼吸するようにうごめく。
その度に精液が溢れ、シーランドの指を汚す。
然しそんな事露知らず、ずんっずんっ、と女性らしからぬ力で突き上げるナターリヤ。
イヴァンは一回突かれることに、段々と女性のように力が抜けていく。
「ああ…兄さん可愛い…女装も似合いかもしれないわ…」
「はぁっはぁっ…そんな、やだぁ…っぁ…ひっ…」
再びテンションが上がりつつあるナターリヤ、イヴァンの意識は朦朧としており、非常に危うい。
イヴァンに無理矢理口付けすると、唾液を吸い尽くし、口の中で味わい楽しみ飲むこむ。
イヴァンは後ろから突かれたまま意識を保つのに必死であり、口の端から涎が垂れてベットに染み込んでいる。
ナターリヤは興奮して涎を指に絡め取ると、イヴァンの胸を服から潜り込ませもみ始めた。
「っぁ!やっ!ナタ、リヤっ!やめてっ!もう、おかしく!なっちゃう!」
「兄さんマジ可愛い…」
「いやぁ…っぁ、っひっ!んぅっ!」
ナターリヤは腰を打ちつけつつ、イヴァンの首筋を舐めまわし、キスマークをつけて周り。
再び大きくなってきたペニスを、今度はイヴァンの涎で湿らせるとゴシゴシと擦り始めた。
びくびくとペニスが脈打ち、涙声のイヴァンが嬌声を上げつつ叫んだ。
「っぁ!ナタ!駄目!其処駄目!」
「大丈夫よ兄さん、おかしくなっても私が引き取るわ」
「っぁ!っ!っあ!あっ、あっぁあああああああああ!?」
次の瞬間、ナターリヤが一番奥まで腰を突き出すと、イヴァンの全身が震えた後、びくびくっとペニスから白濁した液を吐いた。
ソレをナターリヤが口に含み、咀嚼すると、今度はイヴァンの口に口移しで含ませ、嫌がるイヴァンの顎を引くと無理矢理飲ませた。
「ぁっ…ぁっ…」
「兄さん…結婚…おめでとう…!」
「いやぁ…らぁ…」
そう言うとナターリヤは兄のペニスを素足で踏みつけ、ニヤニヤしながら言った。
「大丈夫、はいって心を込めて言うまで、お尻で判らせてあげるわ」
「ひっ…だ、誰か、助け」
次の瞬間、ドゴッと鈍い音がすると、イヴァンはナターリヤに腹を蹴られ悶絶していた。
「ああ兄さん…腹を押さえている姿も可愛らしいわ…」
「げほっ…げほっ…誰か…!」
ナターリヤはグリグリと足でペニスを踏みつけ固定し、尿道に綿棒を突き刺した。
「いっぁ"あ"あ"あ"!?」
「あんまり暴れると、奥に綿棒が入っちゃいますよ?」
「ひっ、ぅ…」
目に涙を湛え、必死に鎖を外そうとするが外れない、然しナターリヤは次にバイブをイヴァンに圧し掛かり。
頭の後ろから前に手を出して、見せびらかすように言った。
「兄さん、コレはねバイブって言ってね、女性のヴァギナに使う専用らしいんだけど…」
「御免なさい、許してください…」
「お尻好きでしょ?」
「い、嫌だ…止め、止めてぇ!」
「だぁめ…コレも婿修行の一つなのよ?」
「イヤ、イヤだ!うぁあああああああああああ!!!!」
出鱈目に動き、鎖を千切ろうとするがビクともせず、にやにや笑っているナターリヤはお尻にゆっくり、虐めるように差し込んでいく。
イヴァンも必死に動いて抜こうとするが、意味を成さない。
「ぅあ…ぁっ、あぅくぅぅ…」
「コレ凄いのよ、振動が」
「や、め」
次の瞬間、カチという音に反応し、イヴァンの体がビクンと大きく揺れ、腰を宙に突き出す格好になった。
だが然し、ナターリヤはバイブをベルトで固定すると、にこりと笑い言い放った。
「止まるまで見ててあげる」
「ぬ、抜いて…今なら許して…あげるから…ぁっ…」
「そんな情けない表情で言われても説得力無いわ…そうね…足を舐めたら考えてあげる」
「な、舐めたら、許して、くれる、よ、ね?」
「考えてあげる」
そう言って悪魔の笑みを浮かべるナターリア。
そして段々とイヴァンが目を瞑り、震える舌を目の前の靴へと近づけていき…
「んじゃ、イギリスの野郎も起きた事だし、セーシェルおねーちゃんにも起きてもらうですよ」
残酷な言葉に、イギリスは言葉を一瞬失い、彼女を求め、手を伸ばし……
正気を失っている彼女に、冷たい水が浴びせられた。
一度二度、まばたきをし、あたりを見回す。
愛おしい者の姿を見つけ、頬を赤らめ彼の名前を呼ぼうとし、自らが置かれている状況に気がついた。
「いや! なんで私こんな…夢のはずでしょ! あれは夢の……助けて! イギリスさ…んぐぅ」
「煩いですよ。これからシー君が遊んであげるのに、何でそんなに泣くんですか」
手足を動かし、必死に抵抗するセーシェルの手足を男が押さえつける。
その数日後、細々とした結婚式がロシアで上がったそうだが、婿がレイプ目なのが皆気になったそうな。
「も、もう、やだ…」
「ロシアさんいい気味ですね」
「ぁ…ラ、ラトヴィス…た、助けて…ねぇ…助けてぇ…」
「けどナターリヤさんの方が怖いですから」
「い、いや…!もう、いやだ…!痛いのは…嫌…!頼むから、たすけてぇ…」
「あ、ナターリヤさんだ、僕は此処らへんで逃げますねー」
そう言って笑顔を振りまきつつ逃げるラィヴィス、今更ながらもう少し優しくしてあげればよかったと思うイヴァンだった。
「イ、イヤァアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
「兄さん逃げちゃ駄目じゃない…また調教されたいの?されたいから逃げたのね?好きねぇ?変態さん」
「御免なさい御免なさいもうしません、許してください…」
「だぁめ、実はお尻が疼くんでしょ?良いのよあそこの木陰でお尻に入れたバイブで十分弄って」
「ひっ…い、だ、誰か…!」
「兄さん良い天気ね、誰も、私たちを邪魔しないわ」
「ひぃい…」
その後女装姿で北欧で客を取るイヴァンが見れたと、ティノ・ヴァイナマンネンは語っているが真相は今だ不明である。
「えへへ。それじゃ、イギリスにたっぷり見てもらうですよ。セーシェルおねーちゃんのえっちな姿を」
にっこりと微笑むと、自らのズボンを下ろす。すでに硬直した男根が顔を出す。
小さな身体に見合わぬ巨大な男根。
身体を捩じらし、逃げようとするが、男にがっしりと手足を押さえつけられているため、それは叶わない。
シーランドの男根はセーシェルの性器に狙いを定め、
「ひぃっ! やぁっ! イギリスさぁ!!」
イギリスは目を逸らす。濡れた音。中に残った精液が潤滑油の代わりをし、奥深くに挿入される音。
セーシェルの悲鳴。腰を打ち付ける音。
目を背けていてもはっきりとわかる悲惨な光景。
ロシアでイヴァンが襲われている頃、日本の某所で女性がドアを叩いて奥の少年のような老人に向かって、伺いを立てていた。
「その…菊さん?居ますか?」
ほんの数秒の間の後、畳を踏み此方へ向かい来る音がした後、菊と呼ばれた人が表れた。
「はい?何でしょうか?あ、湾さん」
「その…少し良いでしょうか?」
「あ、構いませんよ、立ち話もなんですし、中へどうぞ」
そう言って靴を脱ぎ、玄関に入ると菊に連れられて奥の部屋へ向かっていった。
奥の部屋に入ると茶の間に通され、お茶を出され二人、向かい合って座った。
「話って、何ですか?」
そう言って頭を傾ける菊、ではこれから二人の脳内を分析しながら話を進めよう。
(あぁぁぁ…菊さん可愛いなぁ…まるで所作が女性みたい…可愛らしい方やわぁ…)
「あの…私の顔に何か…」
「あ、いえ、話というのはですね…その…掘らせてください!」
「…え?何ですか?Caveの新作が欲しいと…」
(ど、如何したんでしょうか湾さん、それとも私の聞き違いでしょうか…)
「菊さん」
そう言って菊に素早く近寄り、肩を掴み上げ引き寄せる湾。
思いの他力が強いのか、少し苦痛に顔を歪める菊。
実は菊と湾では身長差は無いといっても良い、寧ろ中には湾の方が逞しいのではないか、という噂がある位である。
(ど、ど、どうしたんでしょうか…それともコレは…夢…そうだ夢です、夢なんですよ!)
「その、菊さん…こうすると男性は喜ぶって聞いて…」
(あぁぁ!菊さんなんか凄く良いにほひ!テンション上がってきた!)
「え?!へ…はぁ…」
(あ…肩痛い…夢じゃないのかな…)
「すぐ良くなりますから!ね!?」
そう言って菊を持ち上げる湾、力持ちである。
(菊さんの体くんかくんかしたいよー)
「え!?あ…はい…」
(悲しいかな…女性の威圧感に負けるとは…)
そう言って菊をお姫様抱っこして布団を足で敷いて其処へ菊を投げ込む湾。
(如何してこんな事に…)
「その…菊さん…」
「へ…あ…え…!?」
段々体から血の気が引き始める菊、そして盛り上がる湾のスカートの股間部。
「眉毛、こっち見ろですよ。ほら、セーシェルおねーちゃんのマンコにシー君のチンポが入ってるですよ。
ぐぢゅぐぢゅと音立てて、飲み込んでるです。
乳首もこんなに硬くなって、すっごく気持ち良いんですよねぇ〜」
「ほら、シーランド様が見ろといっているんだから、あっち見ろ」
にやにやと下卑た笑みを浮かべ、男がイギリスの顔をつかむ。
目を閉じてみるが、それも無理やりにこじ開けさせられ、目の前で繰り広げられる悪魔のような行為を目の当たりにさせらた。
昨夜は愛し合っていた少女が。何度も身体をあわせても、未だに照れの消えない少女が。
腰をつかまれ、激しく挿入されている。
涙をこぼし、身体を震わせ、必死に抵抗しているが、確実に快楽を感じており、シーランドの男根を強く締め付ける。
「やだ! 見ないで! や、はぁぅ! あっあああぁ」
「せーしぇる……」
目の前で泣いているのに、助けられない無力さ。
「……!?」
「その、タッちゃいました…良いですよね?」
「い、嫌ですよ?そんな…私まだ童貞なのに…」
「え…童貞…何ですか?」
「わ、悪いですか…?」
「寧ろ得点追加です、ええ、大丈夫ですよ、私に身を任せてください☆」
「ちょっ、ちょっとまっ」
言い切る前に布団に倒れこんできた湾に、巻き込まれ組み敷かれる菊。
湾は菊の胸にむしゃぶりつき、その白く柔和な皮膚の感触を舌で転がしながら楽しむ。
「あっ…駄目ですよぉっ…」
「菊さん…大丈夫私を信じて…」
(はぁはぁ…菊さんの肌もちもち肌で気持ち良いよぉ…)
湾は菊の着物の帯をあっと言う間に剥ぎ取ると、菊の裸体をさらけ出した湾。
舌で腋や腕、うなじや、臍、乳首等敏感な所を通過する度に、びくっと菊の体が微妙に跳ねた気がする。
「あっ…やっ…そんなぁ…汚いですよぉ…」
「んっ…そんな事無いですよ…菊さんの肌すべすべで…気持ち良い位です」
(おぉぅ…腋まで花の香りが…菊さん花形にしたら売れそう…やらないけど)
そう言って右手を菊のペニスへ伸ばす湾、湾が菊のペニスに触れると菊がやぁ!と声を小さく上げたが、湾は口を口で塞いでしまった。
「んっ…んんっ!」
(湾っ…さん…!それ以上…駄目ですぅ!)
「ん…」
(菊さんの唾液ジューシー!)
湾は菊の歯茎や歯を一通り舌で舐り回し、涎を無理矢理相手の口に流し込み飲ませた後、自分も菊の涎を口いっぱいまで含むと。
ごくりと飲み込み、唇を離した。
「はぁ…はぁ…」
「菊さん…こっちがお留守ですよ…」
「あっ、やぁ!」
湾はあっと言う間に褌を解くと、ソレを床の間に投げ捨て菊の性器を露出させた。
菊は両手で隠そうとするが、湾は片手で腕を退けると見事に大きくなった菊のペニスをマジマジと見つめた。
「…意外と大きいんですね…」
(くぅっ…あどけない顔して巨チン!お姉さんコレだけでコミ○3回分は妄想が絶えませんよ!)
「やっ…そ、そんなに見ないで下さい…」
(恥じらい良い!頬を染めて此方を潤んだ目で見るのがとてもとても素敵!)
湾は自分の手に舌を這わせ涎で湿らせると、菊の陰のうに手を伸ばし、優しく揉み解し始めた。
菊は耳まで真っ赤にすると、口をぱくぱくさせた。
「んっ…ふぁっ…そんな…っぁ…所…」
「ふふ…菊さん、しっかり言わないと何を言いたいのか判りませんよ?」
(はぁはぁ…菊さんの金玉ふにゃふにゃすると、菊さんの表情が可愛らしくなる…)
と、次の瞬間キュッ、と思わず力を入れすぎてしまう湾、勿論わざとではない、多分。
「ふぁっ!あわわ…わ、湾さん!潰れたら責任取ってもらいますからね?!」
思わず顔を真っ赤にして叫ぶ菊、湾は待ってましたと言わんばかりの表情である。
「潰したら…結婚してくれれるんですよね?」
「ちが、違いますよぅ…そういう責任じゃないですよぅ…」
コレで菊がお爺さんじゃなかったら、湾さんは今頃ショタコン認定されていた所であろう。
普通にショタだと犯罪なのに、お爺さん設定だと犯罪臭さが薄れる不思議である。
そう言っている間にも湾は菊の性器を弄り、菊は段々限界へ達そうとしていた。
「はぁ…っ…もう…出っ…」
「どうぞーたっぷり出してくださいね」
そう言って菊のさおを擦るスピードを上げる湾、湾の涎と菊のカウパー液で布団にぽたぽたと染みを作っていた。
次の瞬間、菊の全身が少し震えると、びくっ、びくっとさおの先から白い液体を吐き出し、湾の白い手のひらを更に白く汚した。
「っぁ…あっ!あっ…あー…」
「結構どろどろしてますね…」
(菊さん凄いレイプ目…だけど大丈夫だよね)
湾は息を整える菊を仰向けにすると、お尻の穴に先ほどの唾液と精液の混じった液をこすり付けると、人差し指を差込始めた。
「ぅぁ…ぅー…あっー…」
(あ…凄い…結構ぬるぬるしてて暖かい…)
「湾…さ…ん…もう…ぁっ…やめ…っぅ…ましょう…ぅぁ!…」
(あ…少し涙目…お姉さんオッキしてきちゃった…)
湾は菊の目に溜まった涙を舐め取り、あっと言う間に2本目の中指を入れてしまった。
「ぁっ!ぅぁ!っん…はぁ…っぎっ…」
「菊さん慣れてます?」
「そ、そんな…筈っ…ぁっ、ぁっ…無い…んぅっ!でしょう…!ぁっ!」
次に3本目に薬指を入れたが何の問題も無く受け入れてしまう。
「菊さん淫乱なんですね…」
(昼は貞淑夜は淫乱…菊さんとの生活すれば10年は軽いですね!色んな意味で!)
「あっ…やっ…言わないで…下さい…んぐっ…」
「それじゃあ入れますよー」
次の瞬間、菊の肛門に何時の間にかパンツを脱いで、後背位で入れる準備をしている湾。
「い、今は駄目ですよ!」
「それっ!」
湾は一突きで菊の肛門を貫くと、深々と銜え込みつつも、血を出さない菊の肛門に感心した。
「やるじゃないですか…っぁ…結構コレ良いですね…」
「っ!っはー…はー…う、動かないで…下さい…はー…はー…」
「あ、そうだ。イギリスの野郎にも楽しんでもらうですよ。ほら、僕の玩具つれてこいですよ」
シーランドが男に命令をする。男は室内へと戻ると、ある人物を引き連れてきた。
その人物は、服は身に着けず、豊かな胸を露にしている。首には何故か首輪が一つ。
見覚えのある女性。
「シーランド様、お呼びで……あれ? イギリスちゃん」
「お前は……ウクライナ! 何でこんな所に!」
そう、目の前に現れたのはウクライナだ。
腰の動きを止め、シーランドが顔を向けた。
物足りなそうな声がセーシェルの口から上がる。
彼女の反応に、にやつきながら胸をもてあそぶ。
「いやです!」
次の瞬間、湾はぐちゃぐちゃと菊との接合部の音が聞こえるくらいに、腰を激しく動かし始めた。
「ぅあっ!あっ!あっ!あっ!湾、止め、ひっぅ!」
「中々食いつきが良いですね…私が初めてじゃ無いんじゃないんですか?」
「ちっ、ちがっ…違っ、うぐっ、あっ、ひぅ、ぅぁ!」
「そう言っても此処は食らいついて離しませんよ?」
そう言ってにやにや笑う湾、菊は顔を抑えて相手に表情を悟られないようにしているが。
隙間から見える顔で表情がわかってしまうので、大した効果を得られないどころか、逆に湾に興奮する材料を与えてしまっていた。
「ほらほら!お尻が気持ち良いんですよね?正直になって良いんですよっ!?」
「あっ!やっ、もう、やだ、やっ、やめ、ぁっ、ひっ、抜いてぇ!」
湾は段々近づいてくる絶頂にテンションも上がり、まだ微かに湿っている手で菊のさおを再び扱き始めた。
「ぁっぁぁ!!やめて!し、死んじゃう!やめてぇ!」
「気持ちいですよ菊さん、緩過ぎずきつ過ぎず、良い感じですっ、貴方本当に、男ですかっ!?」
「ぁっ!で、出ちゃう!やめてぇぇぇえええ!!」
「まだ駄目ですよ!」
次の瞬間、菊のさおの根元をぎゅっと締め上げると、菊は声にならない叫び声を上げた。
「ーーーっっ!?」
「まだ私が動いてるんだから、出しちゃ駄目ですよ」
「ひぅっ、あっ…あっ…でそうなのに…出せないよぅ…」
菊は布団に突っ伏し、お尻を掘られながら涙声で言った。
「まだっ、まだ駄目!」
「はっぁっ、はぁっ、湾、さんっ、もう、許して、アソコが、痛いんですっ!」
「まだ、私が、準備できてません!」
「そんなっ…!ぅぁっ、もう、嫌ぁ…っ!」
湾は菊の肩に手を乗っけると、よりスピードを上げて腰を動かした。
そしてその分菊は、頭の中で電撃が炸裂するのを感じた。
「湾、さんっぁ!もう、だしゃせてぇ!イかせてくだしゃいぃ!」
「じゃあっ、私に合わせて出してくださいねっ!イキますよっ!」
「あっ、あああああぁぁ…っ」
次の瞬間菊の中へ湾が出したと同時に、菊も精を布団の上に撒き散らせて果てた。
湾は菊からイチモツを取り出すと、穴から白い液が逆流して溢れて出てきていた。
「イギリスの野郎を見習って、ウクライナおねーちゃんをシー君の植民地……いや、シー君の玩具にしたですよ。
首輪つければ、玩具になるんだって、眉毛から教えてもらったですから。
ねぇ、ウクライナおねーちゃん、眉毛を楽しませてあげてよ」
『楽しませる』この状況で、その言葉が意味するもの。それに気がつき、イギリスは抵抗しようとするが。
「ゴメンね。シー君……シーランド様の命令は絶対なの。本当にゴメンナサイ」
ウクライナはイギリスの前に座り込んだ。しなやかな指が彼の股間をなぞり、布の上から舌を這わした。
ぞわりと背中を駆け巡った快楽。抵抗はしてみるが、彼女の動きに下半身は正直に反応を見せる。
「あはっ。おっきくなったね。じゃ、直接触るよ? いいよね」
唇でチャックを下ろし、下着の中で大きく反応している男根に口付けを落とす。
下着を少しずらした途端、ぴょこんと顔を出した男根に微かに頬を赤らめ、
「うっ…ぅぁ…ぁ…ぁ…」
「ふぅ…菊さん…中良かったです…」
「…こ、コレで、お尻おかしくなったら…せ、責任…取ってもらいますからね…」
「婚姻届用意してあるんで大丈夫ですよ」
「う…そ、そういう意味じゃ…」
「大丈夫ですよ、菊さんMじゃないですか」
「…昔から気にしてたのに…」
「ちょっ…凹まないで下さいよ可愛いなぁ」
「……それも気にしてるのに…」
菊は全身に付いた汚れが気持ち悪いと思ったが、体が動かないので諦めて其の侭眠りに落ちる事にした。
「…それじゃあ寝ますけど…襲わないで下さいよ…出来れば布巾で寝てる間に汚れ…取って置いてくださいね…」
「それじゃあ婚姻届書いておきますね!」
「もう好きにしてください…」
菊は其の侭諦めて目を閉じた。
「ちょっと待て! お前はこのままでいいのか?! 今、俺に手を貸せばシーランドから解放してやる!」
男根に唇を落とすウクライナに交渉を試みる。
お互いに有利な交渉だと思う。これを飲まないわけないと彼は思っていたのだが。
唇を離し、少しだけ首をかしげ……寂しそうに微笑んだ。
「ごめんなさい。私、もうシーランド様がいないとダメなの。
ほら、見える? 私のおまんこはシーランド様が傍にいるだけでもうぐちょぐちょで」
立ち上がり、秘所を指で広げる。てらてらと光る愛液が腿を伝い、床に垂れていく。
「本当に……ごめんなさい」
指で広げたまま、彼の上に腰を落としていき……男根を飲み込んでいった。
顔に当たる柔らかで弾力のある胸。下半身を包み込む性器。
腰を動かせば、きゅっと詰めつけ、彼の男根を押さえつける。
「くっ! や、やめ!」
刺激から逃れようと動いてみたが、それは逆効果でしかない。
甘い声をあげ、自分の上で身体をゆするウクライナ。
後日、奇しくもイヴァン・ブラギンスキの結婚式と同日に日本でも式が上がり、長髪の旦那と、おかっぱの嫁が式を挙げていた。
「如何してこうなったんですか…」
「私が旦那だからです」
「…泣きますよ」
「布団の中で十分泣かせてあげます」
「泣きたい…」
嫁は何故かレイプ目気味だったそうな。
「あははっ、セーシェルおねーちゃん、見えるですか。
イギリスの野郎、ウクライナおねーちゃんと交尾してるですよ。あんなにチンポおったてて、腰振って気持ちよさそうです」
繋がったまま、セーシェルの顔を無理に二人の行為が見えるようにむかせる。
愛する者が違う女性とセックスしている姿。そして自らも違う男性と繋がっていて。
「やだやだやだやだ! イギリスさん!イギリスさんいぎりす……さぁん……」
「セーシェルセーシェルセーシェル!!」
お互いに手を伸ばす。もう少しで手を取れそうなのに。そのもう少しが遠すぎて。
「あーもう煩いですね。いい加減、諦めてしまえばいいのに。
ウクライナおねーちゃん、イギリスの野郎のチンポ、しっかり咥えてやるですよ」
「はい……んっあっあっ! シーランドさまぁ……」
シーランドとウクライナ、二人の動きが徐々に早まり
「イギリスさぁぁん!」
「セーシェルぅぅっ!!」
お互いの名を叫び、二人は果てた。
違う誰かに抱かれたままで。
愛おしい者の甘い声で目が覚める。
身体が重い。
確か、昨晩はいつものように愛し合ったまま、深い眠りについてしまい……
ぼんやりとした意識の中、手元で眠っているはずの彼女に手を伸ばし……
頭をよぎる既視感。
勢い良く身体を起こし、
「うぅ〜眉毛、せーえきなんて美味しくないです〜」
傍らに眉をひそめ、枕を抱きしめているセーシェルの姿。
身体には何も身につけていない。昨晩愛し合ったままの姿だ。
眠る彼女の髪を指で梳いてやると、力の入っていた眉が少しだけ和らぎ、手に擦り寄ってくる。
いつもは喧嘩ばかりしていたけれど、ベッドの上では素直に甘えてくれて。
愛しているのに……なんであんな夢を見てしまったのだろうか。
妙にはっきりと心身に残っている悪夢。頭を振り、考えを変えようとするが、不安な気持ちは拭いきれない。
幸せそうに眠る少女の頬を指でつつき、優しい笑みを浮かべる。
「俺が愛してるのはお前だけなんだぞ。わかってるのか。ばーか」
「ふにゅ〜私だって眉毛だーいすきです〜」
寝言でも愛の言葉を返してくれる彼女に、下半身が反応した。
時計を確認する。まだ起きるには早い時間。それならば……と。
「畜生! 可愛い過ぎるお前が悪いんだからな!」
彼女の上にのしかかり、唇を奪う。
……再び甘い声が部屋に響き渡ったのは言うまでもない。
――そして――
「……そう、あれは夢……にしておくがいいです。
これは最終手段として取っておくですよ。せいぜい、楽しむがいいですよ」
黒い笑みを浮かべた少年が、寝室のドアを静かに閉める。
手には何やら映像記憶媒体を手にし、にこやかに部屋を後にした。
// 終わり
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