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//  // ここからコピー! // {{anchor top}} !!アモーラ・セックス・アカデミー // // にょたりあや百合など注意事項がある場合、下の「//」を消して表示させて下さい //  ''注意'' 【メインCP】 ドイツ×リヒ 【傾向】 一応SMっぽいもの。 【その他】 超亀だが、前スレの>>132の ところでこの記事を見てくれ、こいつをどう思う? ttp://www.excite.co.jp/News/odd/E1247476426957.htmlのネタ ドイツならば、馬鹿真面目にエロく暴走してくれると受信した結果でした。 // 下はssをみやすくするためのdivの設定です消さないで下さい {{div_begin class="ss"}} // // 以下SSの中身 // 「と、言うことで、調査に協力してもらいたい」 机の上に大量の資料を並べた状態で、ドイツは深く頭を下げた。 その資料を手に、頬を赤らめた少女が一人。 仕方が無いことだろう。 目の前に広げられた資料は、男女の性の営みについて。つまり、赤裸々なセックスライフに関しての資料なのである。 「えっと、その……ここまで資料が揃っているならばもう必要ない気が……」 「いや。これらの資料は一般的に言われている資料であって、現時点の資料とはかなり相違点が見られるわけで。 特にこの資料をみてくれ。この資料は数年前に作られたものだが、 その数年前というのが、ある食材が作られるようになり、食文化の大幅な変化が起こった。 そして、それに伴い性生活もかわっていると思われる。 更に……」 淡々と資料の問題点を述べるドイツに、少女……リヒテンシュタインの顔は更に赤くなっていった。 本来ならばセクハラといえる行為だが、真面目なドイツの事だ。純粋な研究心によるものだろう。 手元の計画書を読み、小さな吐息を漏らす。 『セックステーマパーク』 今、ドイツが作ろうとしている施設だ。 さすがはドイツというべきか。このようなものを真剣に作ろうとしているのは。 長々と説明するドイツだったが、彼女の眉をしかめた表情に段々と声が小さくなっていき、 「……ダメか?」 叱られた子犬のような表情を見せた。 愛しい者の姿に、思わず首を縦に振りそうになったが、さすがにこの調査には協力しがたい。 「ダメか」 大きなため息。彼もこの調査を彼女に強いるのは無理だと思ったのだろう。 机上の資料をまとめ、立ち上がって一礼した。 「すまない。忘れてくれ」 「ごめんなさい。お役に立てなくて……」 彼女も立ち上がって、頭を下げる。優しい手が彼女の頭を軽く撫で、背を向けた。 ぶつぶつと何かを呟くのが聞こえる。 「……そうすると、ハンガリー辺りに協力を要請するしかないか。 ゲルマン系ではないから、少々誤差がでるが、仕方が無い」 彼の口から出た、違う女性の名。 胸の奥がもやもやする。今からハンガリーのところに行って、同じように頭を下げるのだろう。 そして、もしかしたら彼の願いを叶えて…… 部屋を出ようとした彼の服の裾を軽くつかむ。驚いた表情を見せる彼に、少し目線を逸らし、 「……他の方に頼まないでください。私がやりますから」 それは彼に対する小さな嫉妬心と可愛い独占欲。 そんな感情を初めて理解した彼女は、すこしだけ戸惑っていた。 「では、服を脱いでいってくれ」 鍵をかけた一室。撮影機器をセットし、動いている事を確認すると、自らもアナログな記録をとろうと、ペンを手にする。 彼の瞳はすでに研究者としての瞳になっていた。 調査の為だと事前に説明を受けた。性的目的ではなく、あくまでも学術的好奇心なのだ。 わかってはいる。わかってはいたが。 真面目な瞳でじっと見られていては、身体が硬直する。 何度か肌を重ねたこともある。お互いの身体の隅から隅まで理解している。 だから、今更恥ずかしがる事はないはずなのだが。 震える手で首元のリボンを外す。布ずれの音が部屋に響く。この音さえも、記録されてしまっているのだろう。 背中のファスナーを下ろし、ちらりと彼の方を見た。 まっすぐな瞳で彼女を見つめる。その瞳には邪な感情などない。 ゆっくりと服を脱ぐ。可愛らしい下着が露になる。それなのに、彼はぴくりとも反応を示さない。 恥ずかしがっている自分の方が邪なのか。そんな思いすら浮かんできた。 ハイソックスを脱ごうと手を伸ばし、 「ちょっと待て」 そこでやっと彼が反応してくれた。足早に彼女の元に近寄ってくる。手に測定機械を持って。 「長時間靴を履いていた場合の足の蒸れ具合と、臭いのデータを取らせてもらう。そこに座れ」 顔を赤らめる。羞恥以外の何物でもない。 しかし、彼は真剣なのだ。 泣きそうになるのをどうにか押さえ、椅子に腰掛ける。うつむいて彼に足を差し出し…… ふしくれだった手が彼女の足に触れた。優しい手つきでハイソックスを脱がし、すかさず測定機械を足先に当てた。 器械と彼女の足を交互に見入り、手元の紙に何やら書き記す。 やがて測定も終わったのか、器械を机の上に置いた。 ほっとため息をつく。が、すぐに彼の行動に息を飲み込んだ。 彼は鼻を近づけ、直接臭いを嗅いでいたのだ。目をつぶり、足の香りを嗅ぎ、舌を出し、指をぺろりと舐める。 「…やっ」 指先から刺激が脳へと叩き込まれる。ぴくりと反応する彼女だったが、彼は全く気にしない。 「微かな汗の臭いとしょっぱさか。少々甘い感じがするのは気のせいではないだろう」 再び手元の紙に記し、一歩後ろに下がる。 「次だ」 それだけの指示。機械的なのはしょうがないのか。 もう少し自分の事を考えて欲しいとも思ったが、この真面目な所を好きになったのは自分だ。 だから、精一杯彼の役に立ちたい。 背中に腕を回し、ホックを外す。ストラップを肩から外し、そっと前で胸を押さえる。 ここで手を離せば、幼い胸は露になってしまう。 「……手を離してくれないか?」 邪気の無い無機質な声。 研究の為、そう自分に言い聞かせて、ブラジャーを床に落とした。 視線にさらされる胸。 強い光が点滅した。まぶしさに目を閉じる。どうやらカメラのフラッシュの光のようだ。 数回の光の後、彼がペンを走らせる。前後左右から胸を凝視し、書き記す。 触れられてもいないのに、胸の先がじんじんと熱くなる。 「外見的記録は終了だ。次は測定に入る」 メジャーを手にし、歩み寄る。だきつくように彼女の背中に手を回し、胸のサイズを測定。 「……まあ、平均よりはアレだが……」 小さく呟いたつもりなのだろうが、残念ながら彼女の耳は良い。しっかりと耳に入ってしまった。 うつむく彼女の首筋に、彼の吐息がかかった。 肩をぴくりと震わせ、熱のこもった瞳で見上げてみたが、彼はそんな彼女の変化に気がつかない様子で、書類に目を通していた。 彼に触れたい。触れられたい。そんな欲求だけが大きくなっていく。 「次は……乳輪と乳首の計測だ」 彼の無骨な手が胸に触れる。指先で円をなぞられ、つんと立った先端を爪で優しく摘まれた。 測定器具の冷たさが胸に押し付けられ、唇をかみ締める。 「胸の大きさとの関係は……まあ、後で調べるとして。臭覚と味覚での測定を」 胸元に彼の顔が近づいてきた。息が肌にかかる。胸の先に走る刺激。 先端を口に含み、じっくりと味わい、時折吸い付いてみて変化を確認する。 「やぁ…うぅん…」 執拗な舌の動きに、頭の中が段々と白くなっていき、 「データは取れた。次は……っと」 淡白な彼の反応に、再び顔を赤らめた。 今はデータを取っているだけで、行為をしようとしているわけではない。 わかってはいたが、胸の先が熱い。身体全体が熱い。 いっそのこと、こんな測定なんてやめて、彼に抱きつきたい。 彼にしがみついて、彼の体の感触を楽しみたい。 押し倒して、そそり立つモノを口に頬張りたい。 厚い胸板にキスをたくさんして、彼の唇にもキスをして、彼のモノを中に入れたい。 自ら腰を振って、彼の精を中にたくさん注いで欲しい。 とろりとした精液の感触を味わいたい。 「……聞こえているか?」 声にはっと我に返った。訝しげに顔を覗き込んでいる彼の姿。 「はぁ…ん、すみません。えっと…その」 吐息交じりに返事する。恥ずかしくて目はあわせられない。 「次は下半身のデータを採取する。下着をとってくれ」 相変わらず、表情を変化させず命令口調の彼に、少しだけじれったくなる。 もうこんなに身体は熱いのに。淫らな思いばかり浮かんでしまうのに。 ショーツに手をかける。可愛らしい白の下着。すでにじっとりと濡れており、割れ目が布の上からもはっきりとわかる。 腰、柔らかな尻を通り過ぎ、腿へと移動させる。吸いきれなかった愛液が太腿を伝い、足元へと流れ落ちる。 彼の顔が下半身に近づく。 「……研究の為なのに、こんなに濡れているだなんてな……」 小さな呟き。口元に浮かぶ笑み。明らかに恥らっている姿を楽しんでいる。 茂みが無いから、はっきりと割れ目が確認できる。鼻を近づけて匂いを確認。 「甘酸っぱい香り。で、味は……」 舌を尖らせ、ゆっくりと割れ目へと近づいていく。なだらかな丘をなぞり、割れ目を舌でこじ開ける。 とろりと溢れ出す溢れ出す愛液を音を立ててすする。 「ん…やぁ…そんな……くぅん」 「しっかりと立ってくれないと測定できないぞ」 冷淡な声。彼の顔が下半身から離れた。用紙に何かを書き記し。 震える膝をどうにか支え、息を大きく吐いた。 もう限界に近い。気を抜いたら、膝から崩れてしまいそうで。 潤んだ瞳で彼を見つめ、 「では、膣内の様子と女の尿道海綿体について測定する。こちらに股を開いて腰掛けてくれ」 淡々とした彼の言葉に、頭が真っ白になった。 こんなに求めているのに、まだ測定を続けるだなんて。 「……聞こえないのか? 俺は股を開けといったんだが」 「もう……もうやめてください…欲しいんです。ドイツさんのモノが…ぅん…熱いのが欲しいんです」 とうとう口から出た本音。 はしたないとは思ってはいる。思ってはいるが、もう我慢できそうにない。 膝から崩れ落ちながらも、腕は彼のズボンを強く握り締める。 熱いであろう股間のふくらみに舌をはわし、チャックを下ろそうと手を伸ばす。 ――しかし 「そこまで淫乱だったとはな。まあいい。それならばこちらも勝手にやらせてもらうまでだ」 手首をしっかりとつかまれた。後ろ手で縛られる。背後から抱きかかえられ、太腿を無理に開かされた。 足を閉じられぬよう、太腿と足首を椅子の足にくくりつけられる。 目の前にある姿見の鏡にその姿ははっきりと映りこんでいた。 股を広げ、蜜を滴らす淫唇を晒している自分の姿。 呼吸するたびに、ソレは生き物のようにぱくぱくと口を開き、今だ来ぬ陰茎を待ち構える。 「……滑稽な姿だな。誰にでもそうやって股を開いているんだろ」 耳元で呟かれた言葉に、大きく身体を震わせる。否定の言葉を口にしたいが、熱い吐息しかでてこない。 「まあどうでもいい。俺は測定するだけだからな」 冷たい測定器が淫唇に触れる。小陰唇を指でなぞりあげ、陰核を指の腹でこする。 「大きさは……こんなもんか。本来ならば型を取りたいところだが……こんなにぐちゃぐちゃでは固まるものも固まらんな」 濡れた指を彼女の目の前に差し出す。目を逸らす彼女の唇に淫液を塗りつけ、耳元に息を吹きかける。 「ふぁ…ん、ドイツさん、ドイツさぁん…もう、やぁ……」 「まだ測定中だ。黙ってろ」 甘い声を漏らす彼女などに目もくれず、再び淫唇に顔を近づけた。 溢れ出す蜜をかきわけ、膣内に進入する。彼女の表情を確認しながら、指を動かし。 「あぅっ!」 身体が大きく震えた。彼の顔に笑みが浮かぶ。まるで良い獲物を見つけたかのように。 「ここか」 先ほど反応した箇所を指先で引っかくように擦る。 指の動きにあわせ、彼女は髪の毛を振り乱し、声を上げた。 「いや! やぁ! そこ…んっ! おしっこ…でちゃ……ひゃぁん!」 激しくなる指の動きに、彼女の中で快楽が高められていき、いつもと違う何かが彼の指にふれている辺りに集まっている感覚に襲われる。 擦られるたぴ、徐々に頭を白い光が占領していき…… 「やっ! そんなはしたない事ごめんなさいごめんなさいごめんな……ふぇ!」 淫唇から水しぶきが放射線状にとんだ。淫液はドイツの顔を汚し、床を濡らす。 肩で息をしながら、瞳から涙をこぼす。 初めての感覚に、彼女は混乱していた。漏らしてしまったような感覚。 でも、溢れた液には鼻につくような匂いはない。 「ごめんなさいごめんなさい…はしたない女でゴメンナサイ。ぐすっ……嫌わないで嫌わないでください」 涙をこぼし、許しを請う彼女の姿に、彼は少しだけ気まずそうな顔を見せた。 唇を優しく重ね……それでもあふれ出している涙に彼の背中にぞくりとつめたいものが走った。 それは――愛しているからこそ、いじめたい―― 「……潮噴くだなんて、ずいぶんと淫乱な奴だ。 ほら、そんなヘンタイは解放してやる。もう俺の前に顔を出すな」 手足を縛る縄を解き、彼女に背を向けた。 こういえばどんな反応が返ってくるか、よくわかる。何度も愛し合ったのだから。 予想通り、彼の服をきゅっと握り締め、涙目で見上げてきた。 「ごめんなさいごめんなさい。嫌いにならないでくださいまし」 「……で、何をして欲しいんだ? はっきりと言え」 突き放す言葉。それでも彼女は擦り寄ってくる。まるで捨てられた子猫のように。 震える足をどうにか支え、濡れた淫唇を自らの指で開く。 「ふぇ…お願いします。ここに、この濡れた所にドイツさんのモノを入れてください」 「濡れた場所とはどこの事だ? モノとは何のことだ?」 更なる攻めの言葉に、頬を赤らめ、視線を泳がす。 こつこつと彼が足のつま先を床に叩きつける音。それが出るという事は、待つ気は無いという事で。 捨てられる恐怖に無垢な唇を開く。 かすれた声で。消えそうな声で。 「私のお…おまんこに、ドイツさんのおち…おちんちんを入れてください。 ぐちょぐちょになってしまったんです。ドイツさんのおっきなおちんちんが欲しくて我慢できないんです……」 威圧感を与えるよう、ゆっくりと時間をかけ、彼女の正面へと移動し。 指で顎を持ち上げる。冷たい瞳に映るのは、怯えた彼女の顔。 「ドイツ……『様』だ。なぁ、メス犬が」 「ドイツ様……えっちなメス犬の私にたくさん躾してくださいまし」 そして唇を重ね。 四足になった少女に、男は腰を打ち付ける。 濡れた音が部屋の中に響く。 少女は、床にこぼれた自らの淫液に舌を這わす。後ろから突かれるたび、小さく身じろぎし、動きが止まる。 「おい、舌が止まってるぞ。お前が汚した床は、お前が始末するもんだろ」 「くぅ…ん、頑張ります。頑張りますから……んぁ…もっと奥まで突いてください」 必死に舌を動かす彼女を邪魔するかのように、強く腰を動かす。 身体が動くたびに、結合部が濡れた音を立てる。淫液はとめどなくあふれ出てくるので、床を更に汚す事となっていた。 「掃除をして、更に汚してどうする。掃除すらもできないスケベな奴なんだな。変態。淫乱女」 容赦ない言葉に、身体を大きく震わせる。 最初は辛かった冷たい言葉すらも、もうすでに快楽の一つとなっており。 「ああ、ドイツ様…嬉しいです嬉しいです……あぁ…ドイツ様のおちんちんが…んぅ…奥までたくさん…やぁ」 いつもは無垢な彼女の唇から淫語が出てくるたびに、彼の背中に快楽が走る。 あの清楚な少女を征服したという喜びで。 このまま、奥まで征服したい。心の奥まで平伏させたい。 身体の中に、自らの証を残したい。 攻め立てる快楽。彼女に突き立てる自身の先端まで熱を帯び、腰をできる限り深く押し付ける。 「出すぞ! ミルクたっぷり出してやるから全部飲み干せ!!」 「お願いします……ん、たくさんミルクください! ミルクでぐちゃぐちゃにして……ふぁっ!!」 中に勢いよく出される白濁液に大きく身体を震わし、意識が光に包まれ。 押し寄せる快楽に耐え切れず、彼女の身体は力を失くし、床に横たわった。 荒い息を整える事もせず、彼女の身体を抱き寄せる。 こんな小さな身体なのに、自分の欲求に答えてくれて。自らの歪んだ欲望に従ってくれて。 「……すまんな」 頬に口付けをし、抱きかかえベッドへと移動させた。 静かに横にし、自らもその隣に横になる。腕に彼女の頭を乗せ、両腕で優しく抱きかかえる。 「今度はもう少し優しくするから。嫌わないでくれ」 聞こえないだろうが、耳元で呟く。 声に反応したのか、苦しそうな彼女の顔がいくぶんか和らぎ、彼の手を抱き寄せた。 「……愛してます……ん……」 腕は頭の下。もう片方の手は彼女に抱きかかえられ、ある意味今度は彼が束縛されたまま、気持ちのよいまどろみの中に入っていき…… 「とうとうできあがった。一般公開する前に、思う存分見学していってくれ」 某月某日、ドイツに招待された各国は言葉を失っていた。 いつものよう、何かを馬鹿真面目に研究しているなと思ってはいたのだが。 「こういうバカな方向に真面目に全力というのもドイツらしいな」 馬鹿エロなニュースで有名なイギリスですら、呆れ顔になっているのだから、この施設の破壊力は相当のものだったのだろう。 彼らの周りには男女の裸体の人形がずらりと並び、目を背けたくなるような淫靡なポーズをとっているのだ。 「やっぱりドイツちゃんね。あ、あっちに鞭がある。これで打てばいいの?」 「……へぇ、リアル。内部なんて見る事ないから、中々興味深い」 楽しそうに鞭を振るうハンガリーに、女性器のリアルな模型をいじりまくるベラルーシ。 妙に生き生きとした女性陣とは逆に、顔を赤らめた男性陣。 少し前かがみなのはいうまでもない。 反応は様々だが、それなりに楽しんでいる一同にほっと胸をなで下ろし。 「あの、私のあの時の資料はどれに使われているんですか?」 さりげなく側に寄ってきたリヒテンシュタインの言葉に目を泳がせた。 「あーあれはその……」 「リヒテンちゃん、知ってるか?」 ガシッと肩に誰かの腕が回った。 横を見ると、によによとした笑みを浮かべたプロイセンだ。 頬を指でつつかれるが、兄であるプロイセンの行動に一々突っ込んでいては身が持たない。 兄の言葉を黙って待つ。 「何かこそこそしてんなーって思って、ヴェストの部屋にこっそり入ってみたらなんと…… リアルなリヒテンちゃんの等身大人形があったんだ。 大事なとこもリアルに作られててな。 で、そいつ相手に話しかけたり、肩を抱く練習してみたり、あまつさえ、押し倒す練習も……ぐはっ」 プロイセンの言葉が途切れた。ずるりと地面に倒れ込む。 顔を真っ赤にしたドイツは、手に持っていた分厚いマニュアルを慌てて後ろに隠した。 隠す寸前、マニュアルの角が潰れ、かすかに赤く染まっているように見えたのは、目の錯覚……にでもしておこう。 「あーとな、兄さんの言った事は気にしないでくれ」 「気になりますわ」 顔を赤くしたり、青くしたり、また赤くなったりと忙しそうなドイツに、彼女は間髪入れずに答えた。 無垢な瞳でまっすぐに見られては、隠す事は難しいだろう。 視線をそらし、赤らめた顔を指でかき、 「……俺はよく怖いと言われる。だから、お前を怖がらせない為に練習をだな」 声がどんどん小さくなっていき、しばしの沈黙。 そして、一瞬だけ彼女の顔を見つめた。 「それにだな……お前は俺の大切な人で…… たから、データだとしても、人前に出したくない……」 結局は可愛らしい独占欲。 どSだとか、変態的な性行為が好きだとか、むっつりとか色々言われてはいるが。 普段はこんなにも純情で。 皆に見えないよう、こっそりとドイツの手を取る。 肩を震わせ、戸惑った表情を見せるのが彼女には愛おしくて、 「ドイツ様、愛してますわ」 手をひっぱり、前のめりにさせると、耳元で小さく呟き、頬に軽くキス。 耳まで真っ赤にするドイツに、リヒテンシュタインは幸せそうに腕を絡めたのだった。 // 終わり {{div_end}} // // カテゴリー記入 // {{category キャラ}} のキャラのところにメインキャラクターを入れて下さい // 『:::{{category 女性キャラ}}』を追加すればカテゴリを増やすことがきます // ::カテゴリー :::{{category リヒテンシュタイン}} :::{{category ドイツ}} :::{{category ドイツ×リヒテンシュタイン}} //誰と誰の恋愛描写がメインか分かりやすいように、カップリングカテゴリの登録にご協力お願いします。 //ポチ君(主に男性キャラ)×花たまご(主に女性キャラ)、または○○総受け、××総攻め などのかたちが一般的のようですが、SSに合わせて自由にお願いします。 // [[このページの上へ|#top]] // // コピーここまで!